JPH01128583A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

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JPH01128583A
JPH01128583A JP28783587A JP28783587A JPH01128583A JP H01128583 A JPH01128583 A JP H01128583A JP 28783587 A JP28783587 A JP 28783587A JP 28783587 A JP28783587 A JP 28783587A JP H01128583 A JPH01128583 A JP H01128583A
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semiconductor layer
semiconductor
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end surface
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JP28783587A
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Hiroki Naito
浩樹 内藤
Masahiro Kume
雅博 粂
Yuichi Shimizu
裕一 清水
Kunio Ito
国雄 伊藤
Akio Yoshikawa
昭男 吉川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光情報処理装置などに用いられる半導体レーザ
装置に関するものである。
従来の技術 半導体レーザ装置は、小型軽量、高効率、低価格などの
特長をもっているため、光デイスクメモリのピックアッ
プ用光源に使用されている。光ディスクは、大容量のデ
ィジタルメモリとして、コンピュータの記憶装置などに
用いられているが、光ディスクへの記録速度を高めるた
めに、高出力の半導体レーザ装置が要望されている。現
在のところ、単一の半導体レーザ装置としては、最高先
出力50mW程度のものが実用化されている。
発明が解決しようとする問題点 半導体レーザ装置の高出力化を阻む要因のひとつに、共
振器端面の局所的発熱により端面が破壊し、半導体レー
ザ装置が劣化することである。すなわち、端面で表面準
位を介しての非発光再結合が生じ、そのために端面近傍
部が局所的に加熱されて、エネルギーギャップが縮小さ
れ、ついには半導体結晶が溶融して、レーザ光出力が急
速に劣化してしまう。
本発明は、このような問題点を解決した半導体レーザ装
置を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本発明の半導体レーザ装置は、端面に達しないストライ
プ状の突起部を少なくとも一方の主面に有する一導電型
の半導体基板と、この半導体基板の一方の主面上に形成
されている、一導電型とは反対の導電型の第1の半導体
層と、この第1の半導体層に形成されている、突起部直
上ではこの突起部に達し、その存在しない部分では基板
に達しない深さのストライプ状の溝部と、第1の半導体
層上に少なくとも溝部を埋める厚さに形成されている、
一導電型の第2の半導体層と、この第2の半導体層の・
上に形成されていて、かつそれよりエネルギーギャップ
の小さい一導電型の第3の半導体層と、端面近傍の部分
を除いて第3の半導体層上に形成されていて、かつそれ
よりエネルギーギャップの小さい第4の半導体層と、第
3の半導体層における第4の半導体層の存在しない部分
上および第2の半導体層の上に形成されていて、かつ第
4の半導体層よりもエネルギーギャップが大きい、反対
導電型の第5の半導体層とを有するものである。
作   用 この構成によって、活性層としての第2の半導体層は端
面に露出せず、光吸収のない第5の半導体層で埋め込ま
れているので、端面での光吸収が防止され、光吸収によ
る局所的発熱が防がれる。
さらに、電流は端面近傍部に注入されないので、ここで
のジュール熱の発生が抑制されて、高出力が得られる。
実施例 第1図(a)は本発明の一実施例の半導体レーザ装置に
おける共振器の中央部分を端面に垂直な方向に切断して
示す斜視図、同図(b)はその端面を示す図、同図(C
)はその端面に平行に切断した共振器内部の断面図であ
る。
図において、1はn型GaAsからなる基板で、その一
方の主面側には端面近傍の部分を除いてストライプ状の
突起部2が形成されている。3は電流ブロッキング層で
、n型GaAsからなり、基板1の一方の主面上に形成
されている。4は溝部で、電流ブロッキング層3に、突
起部2に達し、基板1には達しない深さで形成されてい
る。これにより、突起部2のない端面近傍部には電流が
注入されない領域が形成される。5は第1のクラブo、
5.   。、4□Asからなり、ミド層で、n型Ga
   Al 流ブロッキング層3上に、少な(とも溝部4を埋める厚
さに形成されている。6は光ガイド層で、n型Ga  
 AI   Asからなり、第1のクラ0.69   
  0.31 ッドM5上に形成されている。7は活性層で、Ga  
 At   Asからなり、光ガイド層6上0.92 
    0.08 の端面近傍を除いた他の部分上、すなわち突起部2の存
在する共振器長さに相当する部分上に形成されていて、
さらにその上には層8,9が順次形成されている。層8
は光を活性層7に閉じ込めるためのもので、n型G a
o、5゜A 4 o、4.A sからなり、また、層9
はn型G ao、asAl o、5A sからなり、そ
の上に次の層をMOCVD法で成長させ得るよう、AI
の混晶比を低くめでいるものである。10は第2のクラ
ッド層で、n型Ga   At   Asからなり、基
板1の端面近0.59     0.41 傍部分を埋め込むように光ガイド層6上および層8上に
形成されている。11はコンタクト層で、n型GaAs
からなり、第2のクラッド層10上に形成されている。
そして、基板lの他方の主面側にはAuZnからなる電
極(図示せず)が、また第2のクラッド層10上にはA
uGeN iからなる電極(図示せず)がそれぞれ形成
されている。
この実施例の製造方法の一例について、第2図を用いて
説明する。
まず、第2図(a)に示すように、n型GaAsからな
る基板1の一方の主面を選択的に除去し、その中央部分
にストライプ状の突起部2を形成する。
そして、第2図(b)および同図(C)に示すように、
その上に前記突起部2が埋まる厚さにn型GaAsから
なる電流ブロッキング層3を形成し、さらにこの電流ブ
ロッキング層3に溝部4を突起部2に達し、基板1には
達しない深さに形成する。なお、第2図(C)は同図(
b)のx−x’線に沿った断面図である。
それから、第2図ω)に示すように、電流ブロッキング
層3上にn型Ga   AI   Asからな0.59
     0.4す る第1のクラッド層5を形成する。その厚さは溝部4の
深さよりも大とする。第1のクラッド層5の形成後、さ
らにその上にn型Ga    AI    AsO,[
i9    0.3+ からなる光ガイド層6、Ga   AI   Asか0
.92     0.08 らなる活性層7、n型Ga   AI    As層8
.0.59    0.41 およびn型Ga   AI   As層9を順次積層0
.85    0.15 形成する。そして、同図(e)に示すように前記層7〜
8の両端面側の部分を選択的に除去してから、同図(f
)および(g)に示すように、n型Ga    AI 
   AsO,590,41 からなる第2のクラッドWj10を形成して前記除去部
分を埋め、さらにその上にn型GaAsからなるコンタ
クト層11を形成する。なお、第2図(g)は同図(f
)のY−Y’線に沿った断面図である。
そして、コンタクト層11の形成後、基板1の他方の主
面側にAuZnからなる電極(図示せず)を、また第2
のクラッド層10上にはAuGeN iからなる電極(
図示せず)を周知の方法でそれぞれ付与する。
このように、本実施例は、端面近傍部において、第1の
クラッド層5の下に電流ブロッキング層3が形成されて
いるので、この部分には電流が注入されることがない。
さらに、この端面近傍には活性層7が存在せず、それよ
りもエネルギーギャップが太き(、そのために光吸収の
起こらない第2のクラッド層10が埋め込まれている。
第3図は上記実施例の電流−光出力特性の一例を示す図
である。図において、曲線Aがこの実施例の特性であり
、比較のために、従来の半導体レーザ装置の特性Bをあ
わせて示している。
これからその破壊レベルが従来の半導体レーザ装置の約
2倍に向上していることがわかる。
この実施例において、電流が注入されるのは突起部2の
直上の溝部4からだけであるから、この突起部2が存在
しない端面近傍ではジュール熱の発生が減少する。そし
て、端面近傍部には活性層7が存在せず、光吸収のない
第2のクラッド層で埋め込まれているので、溝部4の直
上の活性層7の部分でレーザ発振した光は、吸収を受け
ることなく、活性層7直上の光ガイド層6を伝播して、
光ガイドN6の端面から出射される。端面では光吸収が
起こらないので、端面での発熱が抑制される。その結果
、端面の酸化・溶融の発生がな(、高出力で長寿命のレ
ーザ動作が可能となる。
発明の効果 本発明の半導体レーザ装置は、基板の一方の主面上に設
けられている電流ブロッキング層としての第1の半導体
層によって、端面近傍の部分での電流注入が阻止され、
さらに光ガイド層としての第3の半導体層上の、端面近
傍部分を除いた部分に活性層としての第2の半導体層が
設けられ、さらにこの半導体層のない端面近傍部分が光
吸収のない第5の半導体層で埋め込まれている構°造で
あるので、より一層の高出力化が可能となるものである
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の半導体レーザ装置の一実施例に
おける要部の破断斜視図、同図(b)はその端面を示す
図、同図(C)はその断面図である。第2図は前記実施
例の製造工程を示し、同図(a)、 (b)、 (d)
〜げ)は斜視図、同図(C)は同図(b)のx−x’線
に沿った断面図、同図(g)は同図(f)のY−Y’線
に沿った断面図である。第3図は前記実施例の電流−光
出力特性を従来例の特性と対比して示す図である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・突起部、3・・・
・・・電流ブロッキング層、4・・・・・・溝部、5・
・・・・・第1のクラッド層、6・・・・・・光ガイド
層、7・・・・・・活性層、8・・・・・・光を活性層
7に閉じ込めるための層、9・・・・・・層、10・・
・・・・第2のクラッド層、11・・・・・・コンタク
ト層。 第1図 (b) 手−膚 部 (C) 第2図 第 2rI!J ン 第2図 I

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 端面に達しないストライプ状の突起部を少なくとも一方
    の主面に有する一導電型の半導体基板と、前記半導体基
    板の一方の主面上に形成されている、前記一導電型と反
    対の導電型の第1の半導体層と、前記第1の半導体層に
    形成されている、前記突起部の直上では前記突起部に達
    し、前記突起部の存在しない部分では前記基板に達しな
    い深さのストライプ状の溝部と、前記第1の半導体層上
    に少なくとも前記溝部を埋める厚さに形成されている、
    前記一導電型の第2の半導体層と、前記第2の半導体層
    の上に形成されている、前記第2の半導体層よりエネル
    ギーギャップが小さい前記一導電型の第3の半導体層と
    、端面近傍の部分を除く前記第3の半導体層上に形成さ
    れている、前記第3の半導体層よりエネルギーギャップ
    が小さい第4の半導体層と、前記第3の半導体層におけ
    る前記第4の半導体層の存在しない部分上および前記第
    2の半導体層上に形成されている、前記第4の半導体層
    よりもエネルギーギャップが大きい、前記反対導電型の
    第5の半導体層とを有することを特徴とする半導体レー
    ザ装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568889A (en) * 1979-06-12 1981-01-29 Nec Corp Manufacture of semiconductor laser
JPS62142383A (ja) * 1985-12-17 1987-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体レ−ザ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568889A (en) * 1979-06-12 1981-01-29 Nec Corp Manufacture of semiconductor laser
JPS62142383A (ja) * 1985-12-17 1987-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体レ−ザ装置

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