JPH0112840Y2 - - Google Patents

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JPH0112840Y2
JPH0112840Y2 JP1985001445U JP144585U JPH0112840Y2 JP H0112840 Y2 JPH0112840 Y2 JP H0112840Y2 JP 1985001445 U JP1985001445 U JP 1985001445U JP 144585 U JP144585 U JP 144585U JP H0112840 Y2 JPH0112840 Y2 JP H0112840Y2
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JP
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club
synthetic resin
sheath
cylindrical body
mesh
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JP1985001445U
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JPS61118358U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ゴルフクラブを配列格納するために
ゴルフバツク内に配置されるゴルフクラブ用シー
スに関する。
(従来の技術) ゴルフは通常、フルセツト14本のクラブをバツ
グ内に収容して持運び、シヨツトの度毎に必要に
応じ適宜なクラブが選定され使用される。
従つて、クラブは常に容易に見分けられ、かつ
スムーズに出入れできるように整然と配列してお
く必要がある。このため、筒状をしたクラブ用シ
ースをクラブの数だけバツグ内に備え、この中に
クラブのグリツプ側を下にして挿入しているとこ
ろである。
ところで、従来のクラブ用シースは、クラブの
出し入れ等の衝撃に耐え得る強度と、長い距離を
持ち運ぶことからクラブ以外はできるだけ軽いこ
とを要することから、円筒状の周面に多孔を有し
てなる網目状のものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のクラブ用シー
スだと、クラブを出し入れする際にそのグリツプ
エンドの周縁がシースの網目部分に引掛かつてグ
リツプエンドを疲弊させ、若しくは損傷させる要
因となつていた。
本考案は斯る従来の問題点に鑑みてさなれたも
ので、軽量でクラブの収容保持に充分な強度を有
するとともに、クラブのグリツプエンドを疲弊、
損傷させることなくスムーズに出し入れできるク
ラブ用シースを提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段および作用) そのため、本考案はフイルム状の合成樹脂から
なる筒体の外周面にその長手方向に延伸した合成
樹脂線状材を網目状配置に一体に被着させること
によつてクラブ用シースを構成し、この長手方向
に延伸することによつて引張力を増した合成樹脂
線状材を網目状配置に筒体外周面に被着させるこ
とによつて、シースの円周方向および長手方向の
応力を増強し、かつフイルム状の合成樹脂からな
る筒体によつてクラブを挿通すべき筒体の全内壁
面が円滑面を呈するものとしたのである。
(実施例) 次に本考案の実施の一例を図面を参照して説明
する。
図中1はゴルフクラブ用シースであり、フイル
ム状の樹脂からなる筒体2の外周面に合成樹脂線
状材3が網目状配置に一体に被着されている。
筒体2の内周は円滑面を形成し、上下両端は開
口している。合成樹脂線状材3は、一旦延伸して
長手方向の引張力を増強した上で、筒体2の外周
面に被着せしめたものである。これら、筒体2お
よび合成樹脂線状材3は適宜カラーを付し美的処
理をしているものであつて、本実施例では合成樹
脂材として筒体2にはポリエチレンを線状材3に
はポリプロピレンを用いている。これによつて筒
体2の内壁面は滑らかにするとともに、その外周
面に形成した網目状の線状材3をもつて補強して
いるので、筒体2の厚さを薄いものとしてもゴル
フクラブ用シースとして充分な強度を有するもの
となつている。
次に以上のように構成されてなるゴルフクラブ
用シース1の製造工程の一例を説明する。
第2図はその製造装置の一例を示す概略断面図
であつて、筒体2がインフレーシヨン成形法によ
つて成形される過程で、ダイ4より押出される筒
状の溶融ポリエチレン5の外周に複数のノズル
6,6…を備えて互いに逆方向に回転する1対の
ノズル取付リング7,7aを設け、それら各ノズ
ル6より溶融ポリプロピレン8を線状に押出し、
これを前記ダイ4より押出される筒状の溶融ポリ
エチレン5の外周面に被着せしめる。次で、この
筒状の溶融ポリエチレン5をその外周面に被着せ
しめた線状の溶融ポリプロピレン8とともに延伸
固化させ、これによつて外周面に網目状配置の線
状材を一体に被着させてなる筒体9が形成され
る。この筒体9を所定の長さに切断することによ
り、第1図に示すゴルフクラブ用シース1が出来
上る。
以上、図示の実施例に従つて説明したが本考案
はこれにのみ限定されるものでないことは勿論で
ある。即ち、筒体2の上下開口縁を外方に折り返
し、あるいは補強リングを取付ける等して開口部
を補強することは、本考案の範囲に属するもので
ある。また、材料についても筒体2は比較的柔軟
で滑面を形成できるものであればよく、線状材3
は比較的強度のあるものであればよく、ポリスチ
ロール等他の合成樹脂材料を用いてもよい。
(考案の効果) 本考案は、上述の如く構成され、長手方向に延
伸した合成樹脂線状材をフイルム状の合成樹脂か
らなる筒体の外周面に網目状配置に一体に被着さ
せたことにより、軽量で充分な強度を有するとと
もにクラブのグリツプエンドを疲弊、損傷させる
ことなくスムーズに出し入れ可能なゴルフクラブ
用シースとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部省略斜視
図、第2図はその製造装置の一例を示す概略断面
図である。 1……ゴルフクラブ用シース、2……筒体、3
……線状材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイルム状の合成樹脂からなる筒体の外周面に
    長手方向に延伸した合成樹脂線状材を網目状配置
    に一体に被着させてなるゴルフクラブ用シース。
JP1985001445U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0112840Y2 (ja)

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JP1985001445U JPH0112840Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JP1985001445U JPH0112840Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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Publication Number Publication Date
JPS61118358U JPS61118358U (ja) 1986-07-25
JPH0112840Y2 true JPH0112840Y2 (ja) 1989-04-14

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JPS61118358U (ja) 1986-07-25

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