JPH01128240A - 光学ピックアップ - Google Patents

光学ピックアップ

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JPH01128240A
JPH01128240A JP28714287A JP28714287A JPH01128240A JP H01128240 A JPH01128240 A JP H01128240A JP 28714287 A JP28714287 A JP 28714287A JP 28714287 A JP28714287 A JP 28714287A JP H01128240 A JPH01128240 A JP H01128240A
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JP
Japan
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track
eccentric
disk
objective lens
linear velocity
Prior art date
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Pending
Application number
JP28714287A
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English (en)
Inventor
Minoru Otsuka
実 大塚
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光学ピックアップ、特に光学的に情報信号
の再生を行う光学式ディスクの再生装置に好適な光学ピ
ックアップに関する。
〔発明の概要〕
この発明では、トラックがディスク外周方向にずれる場
合は、先行する位置に対物レンズが位置し、トラックが
ディスク内周方向にずれる場合は、後退する位置に対物
レンズが位置するように、対物レンズに対する回動中心
がオフセットを以て取付けられているので、新たな部品
の追加、或いは構成の大巾な変更なくしてトラックの偏
心による時間軸変動、ジッタを解消でき、このため時間
軸変動、即ち、ディスクの回転速度ムラから生ずるワウ
・フラッタ特性の劣化を防止できる。そしてオーディオ
用のTBCを不要にでき、コストダウンが可能となる。
〔従来の技術〕
光学的に情報信号の再生を行う光学式ディスクの再生装
置に用いられる光学ピックアップの従来例としては、例
えば第3図及び第4図に示されるようなものがある。(
特公昭60−30017号公報参照) 第3図に示す光学ピックアップは、対物レンズ15と、
軸16を備える2軸デバイス17と、コリメータレンズ
18と、ビームスプリンタ19と、レーザダイオード2
0とから主に構成される。し−ザダイオード20は、レ
ーザ光LLの光源である。レーザダイオード20より出
射されたレーザ光LLは、回折格子21を経てビームス
プリッタ19内を直進した後、コリメータレンズ18に
至り、コリメータレンズ18にて平行光に変えられた後
、2波長板22を経て対物レンズ15に至る。
そしてレーザ光LLは、この対物レンズ15にてディス
ク、例えば光学式のビデオディスク(以下、LVディス
クと称する)23のピット24に集光されるものである
尚、25はシリンドリカルレンズで、ビームスプリッタ
19にて屈折せしめられたL Vディスク23からの反
射光を集光して図示せぬディテクタに導き、制御信号を
得るためのものである。この制御信号は図示せぬサーボ
回路に供給され、このサーボ回路により対物レンズ15
のトラック26〔ピント列〕に対するフォーカスサーボ
、トラッキングサーボ等が行われる。27はコイル、2
日は磁石である。
LVディスク23の再生時、前述の光学ピックアップは
、軸16を中心として、2軸デバイス17を左右方向〔
第4図矢示Tr方向、以下、トラッキング方向と称す〕
に動かしてトラッキングサーボを行い、また上下方向〔
第4図中、紙面に対して垂直方向〕に動かしてフォーカ
スサーボを行うものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、LVディスク23では、フォーマット上、ト
ラック26の振れ〔トラック26の偏心〕が許容されて
おり〔最大値で160μm〕、場合によっては、再生時
、チャッキングにより更に数10μm程度、偏心する場
合もある。
このように、偏心したトラック26では、中心23Gが
偏心することによって、トラック26の半径に変化が生
じ、結果的に、トラック26を1周する間に線速度の変
化〔L■ディスク23の回転速度ムラ〕が生ずるもので
あった。即ち、大なる半径では、線速度が早くなり、小
なる半径では線速度が遅くなるものである。
このLVディスク23の回転速度ムラは、再生された情
報信号の時間軸変動、ジッタとなるため、再生された情
報信号、特にアナログオーディオ信号のワウ・フラッタ
特性が劣化してしまうものであった。
これを改善するためには、オーディオ用の時間軸補正回
路(Time Ba5e Corrector、以下T
BC)を用いたり、メカニカルスピンドルの精度を向上
させなければならず、コストアップをもたらすもので、
この点の改善が望まれていた。
従って、この発明の目的は、新たな部品を追加したり、
構成を大きく変更したりすることなく、トラックの偏心
による再生信号の時間軸変動をメカニカルに解消できる
光学ピックアップを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明では、トラックがディスク外周方向にずれる場
合は、先行する位置に対物レンズが位置し、トラックが
ディスク内周方向にずれる場合は、後退する位置に対物
レンズが位置するように、対物レンズに対する回動中心
がオフセットを以て取付けられた構成とされている。
〔作用〕
この発明に係る光学ピックアップは、2軸デバイスの対
物レンズと軸を結ぶ線と直交する線が、ディスク、例え
ばLVディスクの回転中心と対物レンズを結ぶ線〔以下
、半径方向の線と称す〕に対し、時計方向に一定のオフ
セットをなして取付けられている。
トラックの偏心しているLVディスクが回転すると、ト
ラックにはLVディスクの外周側に偏心する部分と、内
周側に偏心する部分の2つの部分が生ずる。
トラックがLVディスクの外周側に偏心する場合の線速
度は、偏心していない場合のトラック位置〔基準トラッ
ク位置〕の線速度〔基準線速度〕よりも早くなり、内周
側に偏心する場合の線速度は、基準線速度よりも遅くな
る。
基準トラック位置にある対物レンズ〔ビームスポット〕
が偏心しているトラックに追従して移動しようとする場
合、対物レンズのトラッキングを、上述の半径方向の線
に対し一定のオフセット〔角度〕を有する線に沿って行
うことにより、対物レンズは、トラックが外周側に偏心
している時にはトラック上の先行する位置へ移動し、内
周側に偏心している時にはトラック上の後退する位置へ
移動するようにされている。これにより、外周側に偏心
したトラックの線速度の早さ、或いは内周側に偏心した
トラックの線速度の遅さが吸収されて、時間軸変動が機
械的に補正される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この実施例は、第1図及び第2図に示すように光
学的に情報信号の再生が行われるディスク、例えばLV
ディスクの再生装置に用いられる光学ピックアップに対
し、この発明を適用したものである。
第1図は、LVディスク1のトラック2に対する、2軸
デバイス3の対物レンズ4及び軸5の位置関係を示すも
のである。上述の2軸デバイス3は、対物レンズ4と中
!・5を結ぶ線L45に直交する線L45Vが、LVデ
ィスク10回転中心としてのスピンドルセンタ6と対物
レンズ4を結ぶ線L64〔半径方向の線〕に対して時計
方向〔士方向〕に一定の角度θ度〔オフセット〕をなす
ように取付けられている。
尚、このオフセットの角度θは、CAV、CLVの両モ
ードに於いて、またLVディスクlの内周から外周まで
の全ての位置で同一の角度とされている。
以下、この光学ピックアップによって時間軸変動の解消
される過程について説明する。
前述のように、トラック2の偏心しているLVディスク
1が回転すると、トラック2には、LVディスク1の外
周〔第2図中矢示Ou方向〕側に偏心する部分と、内周
〔図中矢示In方向〕側に偏心する部分の2つの部分が
生ずる。
第2図に示すように、LVディスク1の外周側に偏心し
ているトラック2゜工の場合、2軸デバイス3の対物レ
ンズ4は、トラック2゜。に追従すべく外周側へ移動す
る。そしてこの場合、対物レンズ4は、線L 45Vに
沿ってトラッキングし、トラック2゜。上の先行する位
置P0.へ移動する。
前述の如く、外周側に偏心しているトラック2゜5の線
速度V′は、第2図に示す偏心していない場合のトラッ
ク位置2st〔基準トラック位置〕の基準線速度Vより
早くなる。そして上述の如く、対物レンズ4は、線L 
4SVに沿って外周側へ移動するため、線L45Vの外
周側に向けて第1図に示す移動ベクトル■、。が形成さ
れる。この移動ベクトル■。。は、半径方向成分V L
 64と時間軸方向成分■1,1とに分解される。
この結果、前述の移動ベクトル■イ。の時間軸方向成分
Vt、イと、トラック2゜。の線速度V′とが相俟って
、時間軸変動が機械的に補正される。
また時間軸変動の補正に伴い、再生されるビデオ信号の
フレーム周波数である3 0Hz (CAV)。
同じ< 30〜11Hz (CLV)にて生ずるエラー
のパワーも低下する。
オフセットとしての角度θ(deg)の最適値は、以下
のようになる。
まず、基準トラック位置2 stに対する外周側へ偏心
したトラック2゜Uの線速度の比をとると、r 尚、nは回転数rpmである。
ところで、第2図に示すように r’=r+Δr・・・(2) v′=v+ΔV・・・(3) であることから(1)式は、 v          v             
   vとなる。左辺−右辺であるから、 v               r v          r 尚、rはスピンドルセンタ6から基準トラック位置2 
st迄の半径、r′はスピンドルセンタ6から偏心した
トラック2゜。迄の半径であり、八rは、r′からrを
差し引いた値、偏心量である。
また、■は基準トラック位置2stにおける基準線速度
、V′は偏心したトランク2゜Uにおける線速度、ΔV
はV′とVとの線速度差、即ち、線速度偏差である。
一方、対物レンズ40時間軸方向成分V、□。の偏移は
、 である。
偏心量Δrによる線速度偏差ΔVを全て対物レンズ4の
移動ベクトルV moの時間軸方向成分■い1の偏移で
カバーしようとすると、(6)式と(7)式は等しくな
ければならないから、 となる。
従って、角度θの最適値は、第2図より(8)弐よりX
−2πΔrであるから、(9)式は、 tanθ−2π
となる。
よってθ−tan−’2πζ81度となる。
但し、θがマイナス側(−θ)9反時計方向にとられた
場合は、時間軸変動は解消されない。
一方、第2図に示すように、LVディスク1の内周側に
偏心しているトラック2、。〔半径r″〕の場合、2軸
デバイス3の対物レンズ4は、トラック21nに追従す
べく内周側へ移動する。そしてこの場合、対物レンズ4
は、線L 45Vに沿ってトラッキングするため、トラ
ック21.、上の後退する位置Plnへ移動する。
前述の如く、内周側に偏心しているトラック21nの線
速度V″は、第2図に示す基準トラック位置2 stの
基準線速度Vより遅くなる。そして上述の如く、対物レ
ンズ4は、線L 45Vに沿って内周側へ移動するため
、線L 45Vの内周側に向けて移動ベクトル(−Vイ
。)が形成され、この移動ベクトル(−V、、)は、半
径方向成分(VL64)と時間軸方向成分(−Vti、
)とに分解される。
この結果、前述の移動ベクトル(−■1゜)の時間軸方
向成分(Vti□)と、トラック2.、、の線速度v”
とが相俟って、時間軸変動が機械的に補正される。
また、時間軸変動の補正に伴い、再生されるビデオ信号
のフレーム周波数である30H2(CAv)、同じく3
0〜11H2(CLv)にて生ずるエラーのパワーも低
下する。
尚、この実施例は、LVディスク1の再生装置に用いら
れる光学ピックアップを例に説明しているが、これに限
定されるものではなく、光学ピックアップにより情報信
号が再生されるディスクの再生装置であれば良いことは
勿論である。また、CAV、CLVいずれのモードのデ
ィスクに対しても適用できるものである。
〔発明の効果〕
この発明によれば、新たな部品を特別に追加したり、機
器の構成を大きく変更したりすることなく、トラックが
偏心しているために生じる時間軸変動、ジッタを機械的
に解消でき、これによりワウ・フラッタ特性を大巾に改
善できるという効果がある。そして、上述の効果により
、従来用いられて来たオーディオ用のTBCを不要とで
き、またメカニカルスピンドルの精度向上も不要にでき
、機器の構成をより簡易化できるため、コストダウンを
なし得るという効果もある。
また、実施例によれば、ビデオ信号の30Hz(CAV
)、30〜11Hz (CLV)にて発生するエラーの
パワーを低下させることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は時間
軸変動の解消についての説明図、第3図は従来の光学ピ
ックアップの一例を示す斜視説明図、第4図は従来のト
ラッキングの状態を示す説明図である。 図面における主要な符号の説明 2.2゜(1+  21.、 2st、  26 : 
)−ラック、3.17:2軸デバイス、 4,15:対
物レンズ、 5,16:軸、 θ:オフセット(角度)
、Ou :外周、  1つ :内周、 P、ド先行する
位置、 Pl。:後退する位置。 代理人   弁理士 杉 浦 正 知 模e月図 第1図 説明図 第2図 第4図 斜視またB月図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  トラックがディスク外周方向にずれる場合は、先行す
    る位置に対物レンズが位置し、 トラックがディスク内周方向にずれる場合は、後退する
    位置に対物レンズが位置するように、対物レンズに対す
    る回動中心がオフセットを以て取付けられた光学ピック
    アップ。
JP28714287A 1987-11-13 1987-11-13 光学ピックアップ Pending JPH01128240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28714287A JPH01128240A (ja) 1987-11-13 1987-11-13 光学ピックアップ

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JP28714287A JPH01128240A (ja) 1987-11-13 1987-11-13 光学ピックアップ

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JPH01128240A true JPH01128240A (ja) 1989-05-19

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ID=17713613

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JP28714287A Pending JPH01128240A (ja) 1987-11-13 1987-11-13 光学ピックアップ

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JP (1) JPH01128240A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5239324A (en) * 1991-02-04 1993-08-24 Fuji Photo Film Co., Ltd. Underwater housing and an underwater taking camera
US6118739A (en) * 1997-08-05 2000-09-12 Fujitsu Limited Optical storage apparatus

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