JPH01128129A - 浮動小数点加減算装置 - Google Patents

浮動小数点加減算装置

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JPH01128129A
JPH01128129A JP28677487A JP28677487A JPH01128129A JP H01128129 A JPH01128129 A JP H01128129A JP 28677487 A JP28677487 A JP 28677487A JP 28677487 A JP28677487 A JP 28677487A JP H01128129 A JPH01128129 A JP H01128129A
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JP
Japan
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carry
subtraction
addition
circuit
data
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Application number
JP28677487A
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English (en)
Inventor
Makoto Takiguchi
瀧口 誠
Koichi Hiyama
肥山 高一
Takeshi Watanabe
毅 渡辺
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浮動小数点加減算装置に関し、特に、拡張精
度加減算命令の実質減算を高速に実行する浮動小数点加
減算装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、最大Nバイト幅の加減算を実行できる桁上伝播加
減算器を用いて、M×Nバイトの浮動小数点データの加
減算を実行する場合、次のような順序により行っている
。以下、このMを2として、2Nバイトの浮動小数点デ
ータの加減算を実行する場合を説明する。まず、2Nバ
イトの桁合せを行う。その後、下位Nバイトより桁上伝
播加算器へデータを入力し、下位Nバイトから上位Nバ
イトへの桁上りと下位Nバイトの加減算結果を求める。
次に上位Nバイトのデータを桁上伝播加算器に入力し、
下位Nバイトからの桁上げがあれば最下位ビットに11
1 IIを加算し、上位Nバイトの加算結果を求める。
実質減算の場合には、上述のような加算による第1回目
加算により最上位からの桁上げを求め、求めた桁上げを
2回目下位加算の時の初期桁上げとし、その後に上位加
算を行い、実質減算を行う。このような演算処理を各マ
シンサイクル毎の処理で示すと、実質加算の場合には、
第4a図に示すように、■上位データセット、■下位デ
ータセット、■下位データ加減算処理、■上位データ加
減算処理、■上位データ結果出力。
■下位データ結果出力の各処理を行い、6マシンサイク
ルで演算処理を行う。また、実質減算の場合には、第4
b図に示すように、■上位データセット、■下位データ
セット、■1回目下位データ加減算処理、■1回目上位
データ加減算処理、■22回目下データ加減算処理、■
2回目上位データ加減算処理、■上位データ結果出力、
■下位データ結果出力の各処理を行い、゛8マシンサイ
クルで演算処理を行う。
なお、この種の加減算装置に関連する公知文献としては
、例えば、特開昭59−43441号公報、特開昭60
−186932号公報等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、上述のような従来技術では、実質減算の場合
(第4b図)には、2Nパイ1〜の演算を2回行ってい
る。これは、最上位からの桁上げが不明であるためであ
り、実質減算でのNバイ1〜の演算回数は4回となって
いる。このように、実質減算では演算回数が、実質加算
でのNバイトの演算回数2回と比べて多くなり、M倍の
拡張精度で実質減算を行う場合には、それに比例して更
に演算回数が多くなる。このため、実質減算の場合には
、処理速度が遅いという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
ある。
本発明の目的は、拡張精度加減算命令における実質減算
の高速化を可能にする浮動小数点加減算装置を提供する
ことにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面によって明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明においては、最大Nバ
イト幅の加減算を実行する桁上伝播加算器を用いてM×
Nバイトの浮動小数点加減算を行う浮動小数点加減算装
置b+おいて、Nバイトの桁上発生条件および桁上伝播
条件を作成する条件作成回路と、前記条件作成回路の桁
上発生条件および桁上伝播条件を保持する(M−1)個
の第1記憶回路と、前記条件作成回路の出力および前記
第1記憶回路出力によりM個のNバイトの初期桁上げを
求める桁上先見回路と、前記桁上先見回路の初期桁上げ
を保持する(M−1)個の第2記憶回路と、前記桁上先
見回路の初期桁上げ出力と第2記憶回路の出力を選択す
るセレクタとを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
前記手段によれば、最下位Nバイトの加減算を行う以前
に、条件作成回路により、上位(M−1)個のNバイト
の桁上発生条件9桁上伝播条件を求めて、これらの条件
を第1記憶回路に保持する。
最下位Nバイトの加減算の実行時に、桁上先見回路によ
り、すべてのNバイトの初期桁上げを求め、この初期桁
上げを第2記憶回路に保持し、セレン夕により初期桁上
げを選択して、順次上位Nバイトの演算データを入力し
て加減算演算を行い、M個の加減算の演算結果を得る。
すなわち、下位Nバイトの演算以前に」1位Nバイトの
桁上発生条件と桁上伝播条件を求めることにより、下位
Nバイトの実質減算を行う時の初期桁上げを求めること
ができる。上位Nバイ1〜の桁上発生条件がある場合、
もしくは、上位Nバイ1〜の桁上伝播条件があり、かつ
下位Nバイトの桁上発生条件がある場合、下位Nバイト
の初期桁」:げはLL I I+となり、そのどちらも
がない場合、下位Nバイトの初期桁上げは“O”となる
。この初期桁上げを全てのNバイ1〜に対して求めて保
持しておき、順次に選択して、順次に上位Nバイ1−の
演算データを入力して加算を実行することにより、拡張
精度加減算命令での実質減算時の演算回数を、実質加算
時の演算回数と同じ回数に減らすことができ、演算の実
行時間を短縮することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例にかかる浮動小数点加減算
装置のブロック図である。便宜上、以下の説明では、M
=2、N=8とし、8バイトについての桁上発生条件2
桁上伝播条件として説明する。第2a図は、拡張精度加
減算命令を実行する場合のデータフォーマット(M=2
.N=8)の−例を示す図であり、第2b図は、そのデ
ータフォーマットのデータを加減算する場合の加減算の
順序を説明する図である。
まず、第1図により本発明の一実施例にかかる浮動小数
点加減算装置の構成を説明する。第1図において、10
と11はそれぞれ7バイト長さの仮数部の入力レジスタ
、12と13はそれぞれ1バイトの長さの指数部の入力
レジスタ、14は命令コードが設定されるレジスタであ
る。23は1バイトの減算器であり、レジスタ12およ
びレジスタ13の内容を入力して指数部の大小判定を行
い、桁合せ量を求める。20.21.および22はセレ
クタである。各セレクタ20〜22においては、前記減
算器23における指数部の大小判定により、セレクタ2
0ではレジスタ10またはレジスタ11から指数部の小
さい方に対応する仮数部を選択し、セレクタ21では指
数部の大きい方に対応する仮数部を選択し、また、セレ
クタ22ではレジスタ12またはレジスタ13から大き
い方の指数部を選択する。30と31は、それぞれセレ
クタ20およびセレクタ21により選択された仮数部の
上位データを退避する退避レジスタである。
32はレジスタ30または110”データのどちらかを
選択するセレクタ、33はセレクタ20の出力またはレ
ジスタ30の出力のどちらか一方を選択するセレクタ、
また、34はセレクタ21の出力またはレジスタ31の
出力のどちらか一方を選択するセレクタである。
40は14バイト入力で7バイト出力のプリシフタあり
、減算器23で求めた桁合せ量に従い、セレクタ32と
セレクタ33の出力を入力して、それを右方向にシフト
する。42は命令コードおよび加減算を行うデータの符
号により実質加算か実質減算かを決定する実質加減算決
定回路である。41は補数回路である。実質加減算決定
回路42の出力に従い、実質加算の場合は、セレクタ3
4の出力データをそのまま出力し、実質減算の場合は、
セレクタ34の出力データを1の補数に変換して出力す
る。
50と51は、プリシフタ40と補数回路41の出力を
ラッチする7バイトのレジスタである。52は、セレク
タ22の出力をラッチする1バイトのレジスタである。
53は実質加減算決定回路42の出力をラッチするレジ
スタである。60と61は7バイトの桁上伝播加算器で
ある。桁上伝播加算器60はレジスタ50と51の出力
を入力し、初期桁上げを“0′″と仮定して加算を行い
、桁上伝播加算器61は、初期桁上げを“1”と仮定し
て加算を行う。62は桁上発生条件/桁上伝播条件を作
成する条件作成回路である。この条件作成回路62は、
レジスタ50.51の出力を入力し、7バイトについて
の最上位ビットから桁上げが出力される桁上発生条件、
最下位ビットへの桁上げがあった時に最上位ビットから
桁上げが出力される桁上伝播条件を作成する。70と7
1は、条件作成回路62の出力の上位データをラツチす
るレジスタである。レジスタ70には桁上発生条件を、
レジスタ71には桁上伝播条件をそれぞれラッチする。
80は桁上先見回路である。レジスタ70の出力である
上位データの桁上発生条件、レジスタ71の出力である
上位データの桁上伝播条件、および条件作成回路62の
直接の出力である下位データの桁上発生条件および桁上
伝播条件を入力して、次のように上位7バイトおよび下
位7バイトへの初期桁上げを求めて出力する。ここでは
、桁上先見回路80へ入力される上位データ桁上発生条
件をGH1上位データ桁上伝播条件をPH1下位データ
桁上発生条件をGL、下位データ桁上伝播条件をPLと
して説明する。
実質加算の場合、上位7バイトへの初期桁上げは、下位
データ桁上発生条件GL=1ならば、初期桁上げを「1
」とし、下位データ桁上発生条件GL=Oならば、初期
桁上げをrOJとする。また、下位7バイトへの初期桁
上げは「0」とする。
実質減算の場合、上位7バイトへの初期桁上げは、下位
データ桁上伝播条件PLおよび上位データ桁上発生条件
GHによって、GL+GH−PL=1ならば、初期桁上
げは「1」とし、GL+GH−PL=Oならば、初期桁
上げは「0」とする。
また、下位7バイトへの初期桁上げは、上位データ桁上
伝播条件PHによって、GH十〇L−PH=1ならば、
初期桁上げは「1」とし、GH+GL −PH=Oなら
ば、初期桁上げは「0」とする。
81は桁上先見回路80の出力である上位7バイトへの
初期桁上げをラッチするレジスタである。82は桁上先
見回路80の出力の上位7バイトまたは下位7バイトへ
の初期桁上げのどちらか一方を選択するセレクタである
。また、83はセレクタ82の出力により、初期桁上げ
rOJを仮定した桁上伝播加算器60の出力または初期
桁上げ「1」を仮定した桁上伝播加算器61の出力のど
ちらか一方を選択するセレクタである。90はセレクタ
83の出力をラッチするレジスタである。
100はレジスタ90の出力の各桁毎に110”である
ことを検出するゼロ検出回路である。
110はレジスタ90の下位データを出力する退避レジ
スタである。111はゼロ検出回路100の下位データ
を退避する退避レジスタである。120はレジスタ90
またはレジスタ110のどちらか一方を選択するセレク
タ、121はレジスタ110またはパ0″″データのど
ちらか一方を選択するセレクタである。
122はレジスタ111の出力の下位ゼロデータとゼロ
検出回路100の出力である上位ゼロデータにより、ボ
ストノーマライズ処理ためのシフトカラン1〜数を作成
するシフトカウント作成回路である。123は14バイ
ト入力で7バイト出力のシックであり、シフトカウント
作成回路122の出力のシフトカウント数に従い、セレ
クタ120およびセレクタ121からの出力データをシ
フトし、正規化して出力する。
また、124はシフトカウント作成回路122の出力の
シフトカウント数に従い、指数部の補正演算を行う指数
補正加減算器である。
次に、このように構成されている浮動小数点加減算装置
により、′拡張精度加減算命令を実行した時の動作を説
明する。
この拡張精度加減算命令は、第3図に示すような各マシ
ンサイクル毎の処理で実行される。ここでは、実質加算
、実質減算の各処理は共に、■上位データセット、■下
位データセット、■下位データ加減算処理、■上位デー
タ加減算処理、■上位データ結果出力、■下位データ結
果出力の順に各処理が行われ、演算処理が実行される。
まず、拡張精度加減算命令の実行開始時点で、第2a図
に示すようなデータフォーマットの演算データが与えら
れると、レジスタ10には第1オペランドの仮数部が、
レジスタ11には第2オペランドの仮数部が設定され、
レジスタ12には第1オペランドの指数部、レジスタ1
3には第2オペランドの指数部が設定され、さらにレジ
スタ14には命令コードが設定される。
[■上位データセット] レジスタ12およびレジスタ13の指数部データは、減
算器23に入力され、指数部の大小判定と桁合せ量が求
められる。この指数部の大小判定に従い、セレクタ20
およびセレクタ21により、レジスタ10とレジスタ1
1とにラッチされた上位仮数部データを選択して、指数
小側のデータをレジスタ30に、指数大側のデータをレ
ジスタ31に、それぞれ退避する。その動作と並行して
、実質加減算決定回路42ではレジスタ14の命令コー
ド、レジスタ12およびレジスタ13の符号により実質
加算であるか実質減算であるかを決定し、その値により
セレクタ21の出力の指数大側に対応する上位仮数部デ
ータは、セレクタ34を介して、補数回路41に入力さ
れ、実質加算であればそのまま、実質減算であれば1の
補数に変換して出力し、レジスタ51にラッチする。
またセレクタ20の出力の指数小側の」1位仮数データ
はセレクタ33を介しくこのときセレクタ32は“0”
データを選択する)プリシフタ40に入力され、減算器
23で求めた桁合せ量に従いシフトを行い、その結果を
レジスタ50にセットする。
[■下位データセラ1−] 続いて、レジスタ50およびレジスタ51セツトされた
上位データは、桁上発生条件/桁上伝播条件を作成する
条件作成回路62に入力され、桁上発生条件と桁上伝播
条件が求められて、レジスタ70およびレジスタ71に
ラッチされる。この桁上発生条件と桁上伝播条件を求め
る動作と並行して、レジスタ10とレジスタ11にはそ
れぞれ第1オペランドと第2オペランドの下位仮数部デ
ータB、 D (第2b図)が設定され、上述の上位仮
数部データをセットする処理と同様に、セレクタ20お
よびセレクタ21により、それぞれに指数小側および指
数大側を選択し、その後、セレクタ33およびセレクタ
34を介しくセレクタ32はレジスタ30の出力を選択
し、プリシフタ40に入力する)、プリシフタ40゜補
数回路41により、それぞれシフト等の処理を行い、レ
ジスタ50およびレジスタ51に下位仮数部データが、
桁合せした状態でラッチされる。
[■下位データ加減算処理コ レジスタ50およびレジスタ51にラッチされた下位仮
数部データが、桁上伝播加算器60および桁上伝播加算
器61に入力され、1回目加減算(第2b図)が行われ
る。この動作と並行して、レジスタ50およびレジスタ
51にラッチされた下位仮数部データは、条件作成回路
62により、下位仮数部データの桁上発生条件および桁
上伝播条件を作成し、レジスタ70およびレジスタ71
にラッチしである上位仮数部データの桁上発生条件9桁
上伝播条件と共に桁上先見回路80に入力し、上位デー
タおよび下位データの初期桁上げを求める。求まった上
位の初期桁上げはレジスタ81にラッチされ、下位の初
期桁上げはセレクタ82を介して、セレクタ83に入力
され、初期桁上げをII OIIとして加算する桁上伝
播加算器60の出力または初期桁上げを′1″として加
算してする桁上伝播加算器61の出力を選択して、レジ
スタ90にラッチする。 この1回目加減算の下位デー
タの加減算と平行して、レジスタ30およびレジスタ3
1に退避されていた第1オペランドおよび第2オペラン
ドの上位仮数部データは、それぞれセレクタ33および
セレクタ34を介して(セレクタ32は“0”データを
選択する)、プリシフタ40.補数回路41により桁合
せされ、レジスタ50およびレジスタ51に上位仮数部
データが、桁合せした状態でラッチされる。
=15− [■上位データ加減算処理] 続いて、レジスタ90にラッチされた下位の加減算結果
は、レジスタ110に退避されると共にゼロ検出回路1
00に入力され、ゼロ検出回路100によって各桁毎の
“0”が検出され、レジスタ111にラッチされる。
レジスタ50およびレジスタ51にラッチされた上位デ
ータは、桁上伝播加算器60および桁上伝播加算器61
に入力され、2回目加減算(第2b図)が行われる。こ
のとき、レジスタ81にセットされた上位の初期桁上げ
がセレクタ82を介してセレクタ83に入力され、初期
桁上げを′O″として加算する桁上伝播加算器60の出
力、または初期桁上げをLL I Trとして加算する
桁上伝播加算器61の出力を選択し、レジスタ90にラ
ッチする。
[■上位データ結果出力] レジスタ90にラッチされた上位仮数部データの加減算
結果は、ゼロ検出回路100に入力され、各桁毎のII
 OIIを検出し、レジスタ111にラッチされている
下位加減算結果の各桁毎の(l OIIの検出結果と共
に、ボストノーマライズのシフト量を作成するため、シ
フトカウント作成回路122に入力されて、シフトカウ
ント数のデータが作成される。
加減算結果の上位仮数部データを出力するために。
セレクタ120がレジスタ90の出力を選択し、セレク
タ121がレジスタ110の出力を選択する。そして、
シフトカラン1〜作成回路122からのシフ1〜カウン
ト数によりシフタ123は、セレクタ120およびセレ
クタ121で選択された加減算結果について、上位桁に
“0”がなくなるまで左にシフトして、上位仮数部デー
タを出力する。
[■下位データ結果出力] 次に、加減算結果の下位仮数部データを出力するために
、セレクタ120により下位仮数部データがラッチされ
ているレジスタ110の出力を選択し、セレクタ121
が“O”データを選択する。そして、シフトカラン1〜
作成回路122からのシフ1−カウント数によりシフタ
123は、セレクタ120およびセレクタ121で選択
された加減算結果について、上位桁に110”がなくな
るまで左にシフトして、下位仮数部データを出力する。
また、指数補正加減算器124では、レジスタ52の出
力である指数部について、シフトカラン1へ数を差し引
き、指数部データを出力する。
以上により、拡張精度加減算命令の演算結果として、上
位8バイト、下位8バイトが求められる。
なお、実質減算時で、14バイトの最上位ビットからの
桁上げが“O”の場合、すなわち、G H+GL −P
H=Oの場合には、1の補数を出力すればよい。
以上、説明したように、本実施例によれば、拡張精度加
減算命令の演算処理の動作時間は、第3図に示すように
、実質加算の演算処理および実質減算の演算処理は共に
、6マシンサイクルで演算処理が行える。従来では、実
質加算が6マシンサイクル(第4a図)、実質減算が8
マシンサイクル(第4a図)必要としたのに対し、本実
施例の浮動小数点加減算装置では、拡張精度加減算命令
の演算処理の動作時間が、実質加算および実質減算共に
6マシンサイクルとなり、演算処理の高速化が図かられ
ている。
また、本実施例の浮動小数点加減算装置の説明では、7
バイト単位の桁上発生条件、桁上伝播条件としたが、7
バイ1〜を複数のグループに分け、各クループでの桁上
発生条件、桁上伝播条件を求め、各グループ単位に加算
結果の選択を行ってもよい。また、拡張精度加減命令の
動作についてのみ説明したが、命令コードにより倍精度
、r林精度加算命令が動作するようにもできる。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、拡張精度加減
算命令における実質減算の高速化が可能となり、この浮
動小数点加減算装置では、実質加算と実質減算の出現頻
度が同程度だとすると、平均して、数マシンサイクルの
短縮が可能となり、性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例にかかる浮動小数点加減算
装置のブロック図、 第2a図は、拡張精度加減算命令を実行する場合のデー
タフォーマットの一例を示す図、第2b図は、第2a図
のデータフォーマットのデータを加減算する場合の加減
算の順序を説明する図、 第3図は、本発明の一実施例による浮動小数点加減算装
置により実質加算または実質減算を実行する場合の各マ
シンサイクルでの処理を説明する図、 第4a図は、従
来における浮動小数点加減算装置により実質加算を実行
する場合の各マシンサイクルでの処理を説明する図、 第4b図は、従来における浮動小数点加減算装置により
実質減算を実行する場合の各マシンサイクルでの処理を
説明する図である。 図中、10.11・・・仮数部レジスタ、12.13・
・・指数部レジスタ、14・・・命令コードレジスタ、
23・・・減算器、40・・・プリシフタ、41・・・
補数回路、42・・・実質加減算決定回路、60.61
・・・桁」二伝播加算器、62・・・条件作成回路、7
0.71・・レジスタ(第1記憶回路)、80・・・桁
上先見回路、81・・・レジスタ(第2記憶回路)、8
2・・・セレクタである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、最大Nバイト幅の加減算を実行する桁上伝播加算器
    を用いてM×Nバイトの浮動小数点加減算を行う浮動小
    数点加減算装置において、Nバイトの桁上発生条件およ
    び桁上伝播条件を作成する条件作成回路と、前記条件作
    成回路の桁上発生条件および桁上伝播条件を保持する(
    M−1)個の第1記憶回路と、前記条件作成回路の出力
    および前記第1記憶回路出力によりM個のNバイトの初
    期桁上げを求める桁上先見回路と、前記桁上先見回路の
    初期桁上げを保持する(M−1)個の第2記憶回路と、
    前記桁上先見回路の初期桁上げ出力と第2記憶回路の出
    力を選択するセレクタとを備えたことを特徴とする浮動
    小数点加減算装置。
JP28677487A 1987-11-13 1987-11-13 浮動小数点加減算装置 Pending JPH01128129A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014041563A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Fujitsu Ltd 演算回路、演算処理装置、及び演算処理装置の制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014041563A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Fujitsu Ltd 演算回路、演算処理装置、及び演算処理装置の制御方法

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