JPH0112687Y2 - - Google Patents

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JPH0112687Y2
JPH0112687Y2 JP15427185U JP15427185U JPH0112687Y2 JP H0112687 Y2 JPH0112687 Y2 JP H0112687Y2 JP 15427185 U JP15427185 U JP 15427185U JP 15427185 U JP15427185 U JP 15427185U JP H0112687 Y2 JPH0112687 Y2 JP H0112687Y2
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JP
Japan
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blade
shaft
coffee beans
motor
rotating
Prior art date
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JP15427185U
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JPS6261650U (ja
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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコーヒー豆を所定の粒度(荒さ)に連
続的に切断するコーヒーミルに関する。
(従来の技術) 従来のコーヒーミルは、ケーシング内に支持し
たモーターの軸、または該軸に連動連結した回転
軸に回転刃を取付けると共に、該回転刃に対向す
る固定刃をケーシング側に支持させ、この回転刃
と固定刃との間にコーヒー豆を供給して切断すべ
く構成していた。
(考案が解決しようとする問題点) 処で上記の如き構造のコーヒーミルにあつて
は、回転刃が回転軸に直接的に固定されるもの
で、この回転刃と固定刃との間に異物を咬み込ん
だとき、回転刃を駆動するモーターに過電流が流
れ、これをブレーカで感知し、モーターの稼働を
停止させているが、瞬間的な負荷についてはブレ
ーカの作動が遅れ、その咬み込み衝撃により回転
刃もしくは固定刃の刃部あるいは軸部や軸接手、
減速用ギヤーなどが破損するごとき恐れがある。
またコーヒー豆を回転刃と固定刃との間に供給
するとき、その供給口付近にブリツジ現象が生
じ、コーヒー豆が滞溜するごとき恐れがある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の如き問題点を解決すべく考案し
たもので、モーターに連動され、かつ回転刃が遊
挿される回転軸にコイルスプリングを嵌挿して、
該スプリングの一端部を回転軸の上端部に係止
し、スプリングの他端部を回転刃に係止したこ
と、及び前記回転軸の上部をホツパー下部の豆供
給口内に突入させたことを特徴とするものであ
る。
(作用) 上記の如き手段によれば、コーヒー豆の切断時
において、回転刃と固定刃との間に異物を咬み込
んだとき、モーターからの回転力はスプリングを
その弾性に抗して縮径または拡径させる力として
作用し、所謂スプリングが異物咬み込み時の衝撃
力を吸収緩和するのであり、またホツパー内のコ
ーヒー豆は豆供給口から自然流下により回転刃と
固定刃との間に供給されるのであつて、このとき
コーヒー豆がホツパー下部の豆供給口内に滞溜し
ようとするが、この豆供給口内には、回転する回
転軸の上部が突入しており、かつこの回転軸には
コイルスプリングが巻装されているので、このス
プリングの螺旋により豆供給口内のコーヒー豆に
対し撹拌作用と送り作用とが与えられ、豆供給口
内でのブリツジ現象を破壊すると共に、コーヒー
豆を強制的に送り出すのである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
図において1は前傾状に立設する筒部2を備え
たケーシングで、該ケーシング1の筒部2内にモ
ーター3を内装支持させると共に、この筒部2内
でモーター3の上部に有底筒状の受部材5を支持
させ、該受部材5の開口部内周に螺子溝6を形成
すると共に、この受部材5の底壁中心部に貫通孔
を形成して、該貫通孔に筒部2と同方向に延びる
回転軸7を嵌挿軸架し、この回転軸7を前記モー
ター3の軸4に遊星歯車機構8を介して連動連結
し、かつ前記受部材5内で回転軸7に、外周に複
数枚の跳ね出用翼板10をもつ回転刃9を相対回
転可能に遊挿する一方、前記受部材5の螺子溝6
と螺合可能な螺子溝12を外周に備え、かつ漏斗
状とした豆供給口13を内側に備えた可動部材1
1を形成して、該可動部材11を前記受部材5に
螺子溝6,12の螺合をして保持させ、この可動
部材11の下部に固定刃14を取付けて、該固定
刃14を前記回転刃9に対向させる。また前記可
動部材11からアーム15を突設して、該アーム
15にレバー杆16を枢着すると共に、係止杆1
7を支持させ、この係止杆17の一端部をレバー
杆16に枢着連結し、係止杆17の他端部を、前
記受部材5の外周に形成した複数本の切溝18…
内に突入させるのであり、これにより前記可動部
材11の受部材5に対する回動が係止され、また
前記レバー杆16の握り操作による揺動をして係
止杆17を引出し、該係止杆17を切溝18…か
ら離脱させることにより、前記可動部材11の係
止が解除させるのであつて、斯かる状態で前記ア
ーム15を持つて可動部材11を回動させること
により、前記固定刃14が回転刃9に対し離間も
しくは近接し、即ち回転刃9と固定刃14との間
隔が変更調整され、コーヒー豆の切断粒度、所謂
引き荒さが調整されるのである。
一方前記ケーシング1の筒部2上に、開閉蓋2
0をもつホツパー19を脱着可能に嵌合させて、
該ホツパー19の下端開口部を前記可動部材11
の豆供給口13に連通接続し、このホツパー19
内のコーヒー豆を豆供給口13を介して回転刃9
と固定刃14との間に供給すべく構成し、かつこ
の回転刃9と固定刃14との対向部外周で前記受
部材5に形成した流出口21から排出筒22を下
向きに延設して、切断されたコーヒー豆の粉粒体
を排出すべく構成する。
また前記回転刃9が遊挿された回転軸7は、可
動部材11の豆供給口13内を通り、ホツパー1
9内に突入する程度の長さを有し、該回転軸7に
コイルスプリング23を挿嵌し、該スプリング2
3の一端部を回転軸7の上部に係止し、スプリン
グ23の他端部を前記回転刃9に係止して、前記
モーター3の回転力をスプリング23を介して回
転刃9に伝達すべく構成したものである。
本考案のコーヒーミルは以上の如く構成するも
ので、ホツパー19内に所定量のコーヒー豆を投
入すると共に、モーター3を駆動することによ
り、コーヒー豆は豆供給口13から回転する回転
刃9と固定刃14との間に供給されて、所定の粒
度に切断され、かつ翼板10により外方に跳ね出
され、流出口21から排出筒22を介して機外に
取出されるのである。
しかして前記の如くコーヒー豆を豆供給口13
から回転刃9と固定刃14との間に供給すると
き、この豆供給口13内においてブリツジ現象が
生じ、コーヒー豆が豆供給口13付近に滞溜しよ
うとするのであるが、この豆供給口13内には回
転軸7が突入し、かつこの回転軸7にはコイルス
プリング23が巻装されているので、コーヒー豆
に対しこのスプリング23の回転による撹拌作用
と螺旋による送り作用とが与えられ、前記ブリツ
ジ現象を破壊すると共に、コーヒー豆を強制的に
送り出すのである。
また前記の如く切断されるコーヒー豆に小石等
の異物が混入している場合、該異物を回転刃9と
固定刃14との間に咬み込むことになるのである
が、斯かる場合、モーター3の回転力はコイルス
プリング23をその弾性に抗して縮径させるごと
く働き、換言すれば異物咬み込み時の瞬間的な衝
撃力はコイルスプリング23により吸収緩和され
て、回転刃9に直接的に作用するようなことがな
く、またこれによつてモーター3に過負荷電流が
作用することになるので、該モーター3の電源へ
の接続回路に介装したブレーカーをしてモーター
3の電源への接続回路を開成し、該モーター3の
稼働を中止させるのである。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によるコーヒーミル
は、モーターの回転力を、回転軸に嵌挿したコイ
ルスプリングを介して回転刃に伝達するもので、
この回転刃と固定刃との間に異物を咬み込むも、
その咬み込み時の衝撃を前記コイルスプリングを
して吸収緩和させることができ、従つて回転刃と
固定刃との刃部が破損するような恐れがないので
ある。
また前記回転軸の上部はホツパー下部の豆供給
口内にまで突入しており、かつこの回転軸にはコ
イルスプリングが巻装されるもので、豆供給口内
で滞溜しようとするコーヒー豆に対し前記スプリ
ングの螺旋をして撹拌作用と送り作用とを与え、
豆供給口内に生じるブリツジ現象を破壊すると共
に、コーヒー豆を強制的に送り出し、所謂コーヒ
ー豆の供給を確実に行わせ得るに至つたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
その縦断面図、第2図は回転刃の平面図、第3図
はその縦断面図である。 1……ケーシング、3……モーター、4……モ
ーター軸、7……回転軸、9……回転刃、13…
…豆供給口、14……固定刃、19……ホツパ
ー、23……コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング内に設けたモーターの軸、または該
    軸に連動連結した回転軸に回転刃を遊挿すると共
    に、この回転刃に対向するよう固定刃をケーシン
    グに支持させ、かつこの回転刃と固定刃との上部
    にホツパーを設けて、該ホツパー内のコーヒー豆
    を回転刃と固定刃との間に供給すべく構成する一
    方、前記回転軸をホツパー下部の豆供給口内にま
    で延出させると共に、該回転軸にコイルスプリン
    グを挿嵌し、このスプリングの一端部を回転軸の
    上部に係止し、スプリングの他端部を前記回転刃
    に係止して、モーターの回転力をスプリングを介
    して回転刃に伝達すべく構成したことを特徴とす
    るコーヒーミル。
JP15427185U 1985-10-08 1985-10-08 Expired JPH0112687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15427185U JPH0112687Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15427185U JPH0112687Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6261650U JPS6261650U (ja) 1987-04-16
JPH0112687Y2 true JPH0112687Y2 (ja) 1989-04-13

Family

ID=31073912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15427185U Expired JPH0112687Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

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EP1994866A1 (en) * 2007-05-23 2008-11-26 Rhea Vendors S.p.A. Device for grinding coffee or other alimentary substances

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6261650U (ja) 1987-04-16

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