JPH01126476A - 蝶型バルブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蝶型バルブ用の膨張式シールに関し、さらに詳
細には蝶型パルプ用の自己清掃式の膨張式シールの改良
に関する。

従来の技術及び発明が解決しようとする問題点バルブ用
の膨張式シール、より具体的に言えばバルブが閉じられ
た後にバルブをシールするために使用される膨張式シー
ルの概念は当技術分野において知られている。従来の膨
張式シールについての幾つかの困難な点は、摩耗性のあ
る環境での使用については耐久性に欠け、シーリング部
材の凹所は搬送される粒子によって汚染され易く、定期
的に洗い流すことが必要であるということである。汚染
の問題は、もし搬送されるのが食料品の原料である場合
には、集積された食料の粒子は食料品を汚染し、健康上
の危険を生ずるので特に面倒である。他の困難な点は、
蝶型ディスクの周辺部の周りに適切なシールをし、それ
でも作動するバルブを提供することが困難であるという
ことでアル。膨張式シールがパルプシールからオフセッ
トされたパルプの回転軸と共に用いられている間に、そ
のようなオフセットバルブはシステム内の汚染を生ずる
バルブの縁部に沿っての材料の堆積を生じ易いことがわ
かった。さらにシールからオフセットされた回転軸を備
えたバルブは、バルブ表面に作用している材料の力がバ
ルブをしばしば開閉することを困難にする力の不釣合を
生ずるので、開閉の困難さを、生じている。さらにその
ようなオフセットパルプは、それらがしばしばバルブ内
を通る材料の流れと干渉するような高い輪郭を呈するの
で、均一な流れを提供しない。さらにそのようなパルプ
はしばしばかさばって、高圧大直径の材料搬送システム
に使用するのには適さない。

したがって本発明の目的の１つは、清潔に効率よくシー
ルし、収縮された時には搬送される材料がパルプ及びシ
ールする領域に粒子を堆積させる機会を最小にする低い
きれいな輪郭を有する、改良された蝶型バルブを提供す
ることである。本発明は新しい改良型のシールを提供す
ることによる膨張式シール蝶型バルブの改良にある。

従来技術としては、次のものによって明示される、膨ら
んで回転式ディスクの縁部周囲にシールを形成する環状
シールの多数のタイプのものである。

リボーシの米国特許第４，３７２，５３０号は、パルプ
の縁部がシートリングの内側の傾斜したシール面と係合
する傾斜した端部な有する蝶型パルプ用のシールを開示
している。そのシートリングは、シートリングの外側の
周囲に気密シールを提供するように圧縮されるＯ−リン
グを外側に有している。

ヨーラム・ぺ／ウルの米国特許第４，３７８，１０４号
は蝶型バルブの周囲をシーリングする圧縮可能な中実の
シールを開示している。その中実シールは蝶型バルブが
閉位置にされると変形する。そのシーリングリングはシ
ーリングリングを保持する凹所な越えた二方向のシーリ
ングを提供する一対の脚部を有する。

シューアマ／の米国特許４，２５４，９３６は、パルプ
が閉位置に回されるとバルブの面に配設された環状シー
リング面に接触してバルブなシーリング部材に対してシ
ールする膨張式シールを開示している。その膨張式シー
ル部材を保持しているチャンバ内に落下する粒子を取り
除くために定期的な洗浄が必要である。

シュムナーの米国特許第４，０２６，５１４号は、環状
の開口を通って延びて蝶型ディスクの周囲シーリング部
分の縁部な接触する環状のシーリング部分を有する環状
の膨張式シーリング部材を備えた蝶型バルブを開示して
いる。膨張していない状態では、そのシーリング部材は
蝶型ディスクと軽い機械的シールを形成する。圧力を増
すことによりシールを強める。

ダンクスの米国再発行特許第２３，６１３号は蝶型ディ
スクの縁部上の可撓性ディスクとハウジング内に配設さ
れた弾性を有する封水剤リングとを有する蝶型バルブを
開示し、そのシーリングリングは十分に膨らんで蝶型デ
ィスクが開閉される時にリングとディスクの間のシール
接触を維持する。

ラバリーの米国特許第４，５４０，４５７号は、蝶型パ
ルプの縁部と係合するために溝の外周の周りに配置され
た膨張式シール部材を備えた蝶型バルブを開示している
。

サールの米国特許第２，７０５．０１６号はきびしい温
度で作動する蝶型バルブを開示している。液体が循環さ
れてそのシールと蝶型バルブを適切な温度に維持する。

パルプは膨張して蝶型バルブの縁部と接触する膨張式シ
ールを備えている。

クラウスの米国特許第４，２８９，２９６は、環状の凹
所から半径方向内方へ延びて蝶型ディスク部材と係合す
る中実のシーリング部材を有する蝶型パルプを開示して
いる。

ヘンリオンの米国特許第３，４１４，２３４号は、膨ら
んでスロットトルパルプの縁部とシールを形成する変形
可能な環状のチャンバーを有するスロットルバルブ用の
システムを開示している。

フォースト他の米国特許第３，６３８，６７４号は、膨
らんでガスダクト内のダンパの縁部とシールを形成する
シーリング部材を有する膨張式シールを開示している。

デ・ウィンの米国特許第１，８４４，６４１号は、膨張
して回転式ディスク部材の周囲をシールする伸縮性のあ
る環状バッキングを有するバルブシールな開示している
。その伸縮性ある部材は大変薄く、膨れて回転式ディス
ク部材とシールを形成する。そのデＯウイ／の装置はそ
の伸縮性部材とハウジングとの間に材料が堆積するため
の割れ目を有している。

アブラハムの米国特許第３．５４０，５２０号は、膨ら
んで回転式バルブ部材の外周の周りにシールを形成する
伸縮性の環状膨張部材を備えたバルブシールな開示して
いる。その伸縮性部材は大変薄く、膨らんでバルブ部材
とシールを形成する。そのアブラ・・ムの装置も膨張部
材とハウジングｙの間に材料が堆積できる割れ目を有し
ている。

ポジオの米国特許第４，３２５，５５８号は、−組の同
心のバンドあるいはリブを使うことによってバルブステ
ムに沿ってのオイルシールな供する内燃機関用のシーリ
ングガスケットを開示している。

ボルシエルツの米国特許第３，０７４，４２１号は、ダ
イアフラムを用いて回転式ディスクバルブとノ・クラン
プ間のシールを形成する回転式ディスクバルブを開示し
ている。。

マンキの米国特許第４，０２５，０５０号は、バルブ本
体上の多層部材の高い位置に係合する回転式バルブ部材
を備え念蝶型バルブを開示している。

アンダーツ／の米国特許第２，９３９，６７４号は、潅
概システムに使用する潅概パイプパルプを開示している
。そのバルブはバルブの縁部をシールするための膨張式
環状シールを備えている。収縮した状態でアンダーソン
のバルブは膨張式シールとハウジングの間に割れ目を有
する。

リバーマンの米国特許第４，１７６，６７５号は、周囲
で機械的にクランプされて、ディスクの縁部の周りにシ
ールを形成する環状シールを備えた護摩パルプを開示し
ている。

課題を解決するための手段 簡潔に言えば、本発明は自由に閉じる蝶型ディスクを提
供することによるシーリング部材の改良からなり、環状
シーリング部材が膨張していない状態にあり、蝶型ディ
スクが閉位置にある時には蝶型ディスクの外周の周りに
隙間を有し、環状シーリング部材が加圧流体の外部の源
から膨張させられた時にはシーリング部材は膨らまず一
体のユニットとして動いて蝶型ディスクと係合し、局部
的に変形して蝶型ディスクの縁部と共に気密シールを形
成し、それにより物理的な障壁を構成してディスクをロ
ックし、さらに蝶型ディスクの回転を防止する。環状の
膨張しているシーリング部材が収縮させられると、環状
シーリング部材上に配設された一対の環状の弾性を有す
る脚部が共働して環状シーリング部材を蝶型ディスクと
のシーリング・固定接触状態から同心怠に半径方向に引
き、それにより作業者が自由に蝶型ディスクを回せるよ
うにする。

実施例 第１図を参照するーと、参照数字１０が本発明のｍＷバ
ルブを示している。その蝶型バルブは導管と組合うため
の一体の円形のハウジング１３を含んでなっている。環
状の膨張式のシーリング部材１２内に３６０°回転可能
な関係で回転可能な蝶型ディスク１１が位置させられて
いる。蝶型ディスク１１は剛性のある材料で作られ、ボ
ルト１５によってシャフト１６に固定されている。シャ
フト１６は環状のシーリング部材１２を完全に貫通して
延びており、回動可能にノ・クランプ１３に支持されて
いる。へ／ドル（図示せず）がシャフト１６に取付けら
れていて、作業者が蝶型ディスクを開あるいは閉位置へ
と回せるようになっている。

第１図は閉じられてはいるがシールされていない状態で
の蝶型ディスク１゛１を示している。蝶型ディスク１１
とシーリング部材１２は両者の間に隙間を備えて示され
ている。より具体的に言えば、蝶型ディスク１１の周囲
に隙間１８と１８αがあリ、一端において蝶型ディスク
１１は領域１９でシール１２に接触し、反対側端におい
て領域ｒ９αでシール１２に接触している。膨張してい
ない状態でのシーリング部材１２とディスク部材との間
に側方の隙間を設けておく目的は、蝶型デイらり１１を
開いたり閉じたりするのを比較的に容易にするためであ
る。すなわち、抵触すなわち蝶型ディスク１１０縁部の
シーリング部材１２との抵触による、克服されねばなら
ない機械的摩擦がない。シーリング部材１２と蝶型ディ
スク１１との間の摩耗がないので、ディスク１１の開閉
中にシーリング部材から削り取られる粒子によりもたら
される汚染問題を事実上除去できるという利点もある。

本発明の作動及び種々のモードを示すために第２図乃至
６図を参照する。第２図は完全に開いた状態での蝶型デ
ィスク１１を示す断面図である。

第３図は同様の図であるが、閉じられてはいるがシール
されていない状態を示す。第５図は、環状の膨張式シー
リング部材１２を貫通して延びている回転式シャツ）１
６の構成要素と配置を示す゛断面図である。シャフト１
６の一端に１セツト、のベアリング３０．３１が配置さ
れ、−同様に他−にベアリング２９が配置されてシャフ
ト１６が回転できるようになっている。シャフト１６は
環状のシール部材を貫通して延びているので、ノ・ウジ
フグ１３＠通って延びているシャフト１６の端部の回り
に気密のシールを備える必要がある。シャフト１６０回
りの気密シールは楕円形Ｕ字型のシール用リング部材３
２．３３によりもたらされる。第９図はシーリング部材
３３と直列に置かれたＵ字型シーリング部材３２の拡大
断面図を示している。

ジ−リングリング３２は可撓性の縁部３２αと３２ｈを
有し、それら縁部は外側へ拡がって、環状シーリング部
材の内側からシャフト１６に沿って外側への空気の通過
を防止することができる。

さらに環状シーリング部材１２からの空気がシャツ）１
６の内部に沿ってバルブの内部へ逃げるのを防止するた
めに、環状のシーリング部材１２は第８図によく示され
るようなシール領域を含んでいる。そのシール領域は環
状シーリング部材の内部から空気が逃げるのを防止する
。そのシール領域は環状の溝６３と環状のシール用隆起
６２の組合せからなり、その隆起は突出してシャフト１
６に摩擦係化する。またシール領域の内側には環状の可
撓性のテーパの付された縁６５があって、それはシャフ
ト１６に回転接触して空気がシャフト１６に沿って半径
方向内方へ流れるのを防止する。

シーリング部材は第８図に示される如く、環状シーリン
グ部材１２の周囲を回って延びて蝶型ディスク１１の縁
部に係合する平らなシール領域６１をも含んでいる。第
１１図（裏シーリング部材１２の拡大図であり、隆起部
６２は突出縁部を形成し、部材６３は凹所を形成し、シ
ャン）１６に係合するための一組の同心の環状隆起を作
り出している。

第１２図は第１１図に示された位置に仮想線で示された
隆起と凹所と、シャフト１６と同心状の圧縮した接触を
形成し、シャフト１６に沿って効果的な気密シールを提
供するそれらのシャフトに対する関係とを示している。

隆起６２の圧縮が七のシール部材がしっかりとシャフト
１６を把持する区域を作り出すことが明らかであろう。

複数の隆起を備えることにより、シャフト１６に沿って
の漏れを最小にできる。

環状シール部材１２は自己清浄型の半球状の外観を有す
る。シーリング部材１２０対向側部は導管の隣接部分に
対してシールするための環状のシール用隆起１７を含ん
でいる。環状シーリング部材１２は開閉作業中にシーリ
ング部材を引込み位置に保持するために環状の凹所と係
合する環状縁部５５．５６をも有している。

本発明のシール作用を説明するために第４図乃至第７図
を参照する。第５図及び第１図は空気が抜かれた状態で
の膨張式環状シーリング部材１２を示し、蝶型ディスク
１１と環状シーリング部材１２との間に隙間がある。第
６図は閉位置ではあるがシールはされていない状態で、
ディスク１１のシーリング周縁部１１αとシーリング面
６１との間に隙間のある状態でのシーリング部材１２を
示している。通路６８がら空気かクチャンバ７０内へ導
入され、環状シーリング部材１２を膨らませる。第６図
には環状シーリング部材１２０半球状の頂部が明瞭に示
されている。シーリング用縁部１１ａは、環状シーリン
グ部材１２の周囲を延びているシーリング面６１と組と
なる。環状シーリング部材１２はエラストマーあるいは
ゴム部材からなり、ハウシング１３の環状凹所と係合す
る環状縁部５５，５６・を備えた一対の環状脚部５０゜
５２を有する断面Ｕ字状をしている。

第６図は膨らんでいない状態の環状シーリング部材１２
を示し、環状シーリング部材上の環状脚部５０．５２を
膨らんでいないすなわち引込まれた状態で示している。

膨張していない状態では環状脚部５０．５２の自然の抵
抗によってシーリング部材１２をハウジング１３上に保
持し、それによって十分な隙間が与えられて比較的容易
に蝶型ディスク１１を開閉することができる。第４図及
び７図に示されているがシールされた状態では、空気を
外部吸入孔６８を介してノ・ウジング１３とシーリング
部材との間に配置されたチャンバー７０内へ導入されて
いる。膨張した状態では、典型的には１０　ｐａｔであ
るが、空気圧は脚部５０．５２を半径方向に引張るのに
十分である。脚部５０．５２が長くなることによって環
状シーリング部材１２のより大きい半球状の部分５１が
上方へと変位し、蝶型ディスクの縁部の周りで部分的に
変形し、環状シーリング部材１２の中央部分で蝶型ディ
スク１１の縁部をロックし、それにより蝶型ディスクが
偶発的に開くのを防止する。第４図及び７図に見られる
ように、環状脚部５０．５２が長くなることと、より大
きい半球状の部分５１が縁部１１ｉの周りで部分的に変
形することにより、ディスクの縁部は環状シーリング部
材１２とほぼＵ字状をしたロックされた係合をなし、蝶
型ディスク１１の縁部を環状シーリング部材１２に対し
て密封すると共にロックし、一方墳状縁部５５．５６は
環状シーリング部材１２の一部分を所定の位置にしっか
りと保持し、空気圧がチャンバ７０から解放されると環
状シーリング部材１２が自動的に縮むようになっている
。第６図と７図はシーリング部材の大きい部分が単一体
として移動することを示しており、そのように動くので
それは、バルブが閉じられ密封される際に常に物質をバ
ルブ内へと追いやることにより自己清掃機能を提供する
。すなわち膨張式シールの加圧の間シーリング部材のそ
のより大きな部分は中実の単一体として移動し、けれど
もその大きな部分がバルブに接触するとそれは部分的に
変形してディスク１１の周囲にロックするシールを提供
する。

第６図は、あらかじめ定められた厚みの半球状部分とそ
の半球状部分より薄い厚みの環状脚部５０．５２を有す
る環状のエラストマー材料からなるシーリング部材１２
を示している。すなわち環状のニジストマーシーリング
部材１２は環状脚部５０．５２に比して十分に厚いので
、通常の作業圧力下では環状シーリング部材部分５１全
体が空気圧に応じて蝶型バルブ１１の縁部１１αに向っ
て動く総体部材として上方へ変位する。すなわち全体の
環状シーリング部材１２は十分な剛性を有し、それが膨
らむ時には変形せず、縁部１１ｃがシーリング部材１２
に接触す、るまでは単一体として上方へ動く。圧力を増
すと部材１２はシーリング部材の部分５１において僅か
な局部的な凹みを形成し、それにより蝶型パルプの縁部
１１（！の周りに気密なシールを形成する、すなわち圧
力が加えられて環状シーリング部材１２を膨らませるに
つれて隙間１８．１８ｅＬが無くなる。第７図は、蝶型
パルプ１１の縁部はロックされ、すなわち変形可能な環
状シーリング部材１２内に僅かに埋め込まれるが、環状
部材１２の全体的な形状には実際上はとんど変化がない
ことを示している。内、外へと動いてバルブをシールす
る環状部材１２の形状の完全さによって微粒子がシーリ
ング部材上に蓄積する機会は著しく減少するが、それで
も環状脚部の弾性によって環状シーリング部材をきつぐ
縁部１１ｃに接触させて効果的なシールを形成すること
ができる。

環状シーリング部材１２の側部に配置された隆起１７は
通常隣接した導管によって圧縮された状態となっており
、環状の縁部５５．５６をハウジ／グ１３の対応する凹
所内で所定位置に保持している。

第１Ｏ図は割り型ハウジング１３αと１４ａを備えた本
発明の別の面を示している。第１０図は環状の平らなシ
ール面４０（第５図）と組み合わされる第１の環状の平
らなシール８０と、平らなシール面４１（第５図）と組
み合わされる第２の環状の平らなシール８２を示してい
る。ノ・ウジング１３αと１４αの間には平らなシーリ
ング部材７２が配置されて、同様に−・ウジングの部分
１３αをハウジングの部分１４αに対してシールして空
気がチャンバ７０からノ＼ウジング１３ａと１４６の外
側へ漏れるのを防止する。それらの平らなシール部材は
ゴム等のような可撓性のあるシーリング用材料で一般的
には作られる。

第１３図は液体を搬送するのに適した本発明の他の実施
例１０６を示している。シャフト１６は軸受３０と３１
及び環状のシール部材３２と３３を備えて示されており
、これらは第５図に消されたものと同じである。環状の
シーリング部材１０１が環状の膨張室１０９を備えて示
されている。実施例１０６はシール３２の前部に対する
障壁として作用する口縁部１０７も備えている。

搬送される液体を環状チャンバ１０９からシールするた
めに、一対のシール１０４と１０５が設けられ、これら
はシール１０４が左に向きシール１０５が右を向いてい
る点を除いてシール３２と３３とに同じである。シール
１０４と１０５の外側に環状の帯１０３が配置され、そ
れ自身と環状の部材１０１との間で漏れのないシールを
形成する。シール１０４と１０５０口縁部は反対方向を
向き、環状チャンバ１０９に対して二方向のシーリング
を与えている。環状の帯１０８は半径方向でシール１０
４と１０，５を制限し、システム内の液体がシール１０
４と１０５の周りを回ってチャンバ１０９内に偶発的に
入り込むのを防止する。

第１４図は第１３図の二重のシーリング部材３２と３３
と同じ二重のシーリング部材３２と３３を使用したシー
リングの実施例１２０を示している。環状のシーリング
部材３２と環状に整合しかつ一体的な関係で環状のシー
ル保持部材１２１が配置されている。同様にシーリング
部材３３と環状に整合しかつ一体的な関係で環状のシー
ル保持部材１２４が配置されている。シャフト１６とシ
ャフトハウジング１３６との間に配設された第１のナイ
ロン製軸受と第２のナイロン製軸受とが、シャン）１６
がハウジング１３６内で容易に回転できるようにすると
共に、シーリング部材３２と３３がシャン）１６に沿っ
ての流体の漏れを防止する。環状の保持口縁部１３５が
シーリング組立体の一端を保持するストップを形成し、
取外し可能な保持リング１４０がシーリング組立体の反
対側端部を保持するストップを構成する。保持リング１
４０を使うことにより軸受１２２．１２３あるいはシー
ル３２．３３の取外し、交換が容易となっている。

第１５図は、第１４図に示されたシーリング組立体の一
部を拡大したものである、独特のシール組立体１３７を
示している。環状シール３３と環状シール保持部材１２
４は舌状部１３０と一体的な関係で示され、その舌状部
は肩部１３１から伸び、可撓性の縁部３３ｃＬと３３６
により形成された開口内へと突出している。環状シール
保持部材１２４はナイロン軸受１２２と１２３によって
環状シール３３と接触して一体的な位置に保持されてい
る。舌状部１３０を縁部３３ａと３３ｂによ　　　　゛
り形成される凹所内に配置することにより、シール３３
の縁部が半径方向内方へ動けるようにすると共に、加圧
中あるいはシャン）１６０回転中に縁部３３ａと３３６
が不整合状態となるのを防止する。環状シール保持部材
１２４は環状シール保持部材１２１と同一であり、環状
シール３２と同様の一体的関係を形成する。ナイロンシ
ール保持部材１２４の挿入をし易くするために、符号α
で示される僅かな環状の隙間が設けられている。ナイロ
ンが保持部材と軸受用の好適材料として説明されたが、
他の材料も使用できる。二つの同じシール部材を直列に
使用することにより事実上シャフト１６に沿う漏れは無
くなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は閉位置での本発明の蝶型バルブの正面図、 第２図は開位置での蝶型バルブの側断面図、第３図は閉
位置ではあるがロックされずシールされていない状態の
蝶型バルブの側断面図、第４図は閉位置で、ロックされ
シールされた蝶型パルプを示す側断面図、 第５図は蝶型バルブと回転式ノ・ウジングを示す他の側
断面図、 第６図は収縮した状態でのシーリング部材を示す拡大断
面図、 第７図はロック状態のシーリング部材を示す拡大断面図
、 第８図は環状シーリング部材の断面図、第９図は空気漏
れを防止するためのシールの断面図、 第１０図はノ・ウジフグを隣接する導管に対してシール
するシーリング部材を示す部分斜視図、第１１図は環状
シールのシーリング用隆起を示す断面図、 第１２図は使用時の環状シールの隆起の圧縮の仕方を示
す断面図、 第１３図は液体に使用するための他のシーリングの実施
例を示す断面図、 第１４図は回転シャフトのためのシーリングの実施例を
示す断面図、 第１５図は第１４図の詳細を示す部分拡大断面図である
。 １０・・・蝶型バルブ　１１・・・蝶型ディスク　１２
・・・シーリング部材　１３・・・ハウジング　１６・
・・シャフト　１８．１８８・・・隙間　３０．３１・
・・ベアリング　３２．３３・・・シーリングリング　
５０．５２・・・環状脚部　５５．５６・・・環状縁部
　６１・・・シーリング面　６２・・・隆起　６３・・
・溝　６８・・・通路７０・・・チャンバ （外４名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、導管の開口を開閉する蝶型バルブにおいて、ハウジ
   ングと、 前記ハウジング内に配置された環状の膨張式シーリング
   部材であつて、該環状シーリング部材は弾力のある材料
   で作られており、圧力を加えることに応答して伸縮する
   弾力を有する脚部と、該膨張式シーリング部材の加圧に
   応答して一体として半径方向内方及び外方へ動く十分な
   厚みを有する自己清掃型の弾力を有するシーリング部分
   とを有し、前記弾力のあるシーリング部分は局部的に変
   形可能で回転式蝶型ディスクの周囲にシールを形成し、
   前記環状の膨張式シーリング部材は該シーリング部材を
   前記ハウジング上の所定位置に保持して前記ハウジング
   とシーリング部材との間に空気室を形成する環状手段を
   有している、シーリング部材と、 前記環状シーリング部材を通つて延びているシャフト上
   に装置された回転式蝶型ディスクであつて、閉鎖位置に
   ある時に、そして前記環状シーリング部材が膨張してい
   ない状態の時に前記シーリング部材との間に隙間を有す
   る外側縁部を有している、蝶型ディスクと、前記シャフ
   トの周囲から流体が逃げ出すのを防止する前記蝶型バル
   ブ内の手段とからなり、流体が前記空気室内へ導入され
   て環状シーリング部材を膨張させると、膨張式シーリン
   グ部材を拡げて前記蝶型ディスクと密封かつ固定した係
   合をするようになる、蝶型バルブ。 ２、請求項１に記載の蝶型バルブにおいて、前記環状部
   材は前記シーリング部材の半径方向内方への拡がりを許
   容する環状の弾力を有する脚部を有する、蝶型バルブ。 ３、請求項２に記載の蝶型バルブにおいて、前記環状手
   段は前記ハウジングの対応する環状凹所に係合するため
   の環状口縁部を有してなる、蝶型バルブ。 ４、請求項３に記載の蝶型バルブにおいて、前記環状シ
   ーリング部材は該シーリング部材上に配置された一対の
   シーリング部材を備えたＵ字状部を含んでなる、蝶型バ
   ルブ。 ５、請求項４に記載の蝶型バルブにおいて、前記シャフ
   トの周囲から流体が逃げるのを防止する手段は複数の隆
   起部と溝とを含んでなる、蝶型バルブ。 ６、請求項５に記載の蝶型バルブにおいて、前記環状シ
   ーリング部材は、前記蝶型ディスクを前記シールに密封
   するために、前記シーリング部材上に配置された環状の
   平らなシーリング面を有している、蝶型バルブ。 ７、請求項６に記載の蝶型バルブにおいて、前記蝶型バ
   ルブは前記環状シーリング部材のシーリング領域にほぼ
   平行な面を有する縁部を有し、それによりシーリング領
   域と蝶型シーリング縁部との間に気密のシールを形成す
   る、蝶型バルブ。 ８、請求項１に記載の蝶型バルブにおいて、前記シャフ
   トの周囲から流体が逃げるのを防止する手段は一対のシ
   ーリングリングからなる、蝶型バルブ。 ９、請求項８に記載の蝶型バルブにおいて、前記シャフ
   トの周囲の流体が逃げるのを防止する手段は前記膨張式
   シーリング部材内に配設された環状の帯を含み、シーリ
   ング部材はシステムから流体が逃げるのを防ぐために反
   対方向に向いた口縁部を有している、蝶型バルブ。 １０、導管の開口を開閉する蝶型バルブにおいて、ハウ
   ジングと、 前記ハウジング内に配置された、半球状の表面を有する
   弾力を有する材料で作られた環状の膨張式シーリング部
   材であつて、該膨張式シーリング部材を前記ハウジング
   上の所定位置に保持して、前記ハウジングと前記環状の
   膨張式シーリング部材との間に流体室を形成する環状手
   段を含んでいる、環状の膨張式シーリング部材と、 前記環状シーリング部材を通つて延びているシャフト上
   に装着された回転式蝶型ディスクであつて、閉鎖状態で
   あつてかつ環状シーリング部材が膨張していない状態の
   時にシーリング部材との間に隙間を有する外側縁部を有
   している、回転式蝶型ディスクと、 前記ハウジングと前記シヤフトとの間に配設されたシー
   リングアセンブリであつて、環状のシールと、該環状の
   シールと一体的関係を形成する環状シール保持手段とを
   含んでおり、それにより前記シヤフトとハウジングとの
   間から流体が逃げるのを防止するシーリングアセンブリ
   とを含んでなる、蝶型バルブ。 １１、請求項１０に記載の蝶型バルブにおいて、前記シ
   ーリングアセンブリは少くとも二つのシール保持手段と
   二つの環状シールとを含んでいる、蝶型バルブ。 １２、請求項１１に記載の蝶型バルブにおいて、前記シ
   ール保持手段の各々は隣接する環状シール内に形成され
   た開口内へ突出する舌状部を有している、蝶型バルブ。 １３、請求項１２に記載の蝶型バルブにおいて、前記シ
   ール保持手段と前記環状シールは前記ハウジングとシャ
   フトにより形成された環状の室内に保持されている、蝶
   型バルブ。１４、請求項１３に記載の蝶型バルブにおい
   て、前記環状の室は二つの端部を有し、一端にはストッ
   プを備え、反対側端部には保持リングストップを備えて
   いる、蝶型バルブ。