JP6769627B2 - バタフライバルブおよび粉体排出方法 - Google Patents
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Description
前記剥離手段は、前記ケーシングの内周面に形成された凹所に付設され前記円筒部の外周面の一部に接触する1個以上の中空のバックアップチューブと、前記バックアップチューブに接続された圧空源とを含み、かつ前記圧空源で前記バックアップチューブ内を加圧して前記バックアップチューブを膨張させることにより前記円筒部を前記初期状態から前記内側突出状態に弾性変形させるのが好適である。
前記ケーシングには前記円筒部の外周面の少なくとも一部に接触する壁に貫通開口が形成された空気圧調整室が設けられており、前記剥離手段は前記空気圧調整室に接続された圧空源を含み、かつ前記圧空源で前記空気圧調整室内を加圧することにより前記貫通開口を介して前記円筒部を前記初期状態から前記内側突出状態に弾性変形させるのが好都合である。
前記剥離手段は前記円筒部の径方向外側に配置されたシリンダ手段を含み、かつ前記シリンダ手段で前記円筒部を径方向内側に押し込むことにより前記初期状態から前記内側突出状態に弾性変形させるのが好ましい。
前記ケーシングの内周面に装着された弾性変形可能な円筒状のシート部材と、前記ケーシングの内周面に沿って延びる初期状態から前記シート部材の少なくとも一部が前記初期状態よりも径方向外側に突出した外側突出状態に前記シート部材を弾性変形させることにより前記弁体が回転する際のトルクを低減するトルク低減手段とを備えるのが好適である。
前記トルク低減手段は、前記ケーシングの内周面に形成された凹所に付設され前記シート部材の外周面の少なくとも一部に接続された1個以上の中空のバックアップチューブと、前記バックアップチューブに接続された吸引源とを含み、かつ前記吸引源で前記バックアップチューブ内を減圧して前記バックアップチューブを収縮させることにより前記シート部材を前記初期状態から前記外側突出状態に弾性変形させるのが好都合である。
前記ケーシングには前記シート部材の外周面の少なくとも一部に接触する壁に貫通開口が形成された空気圧調整室が設けられており、前記トルク低減手段は前記空気圧調整室に接続された吸引源を含み、かつ前記吸引源で前記空気圧調整室内を減圧することにより前記貫通開口を介して前記シート部材を前記初期状態から前記外側突出状態に弾性変形させるのが好ましい。
前記トルク低減手段は前記シート部材の径方向外側に配置されたシリンダ手段を含み、かつ前記シリンダ手段で前記シート部材を径方向外側に引き込むことにより前記初期状態から前記外側突出状態に弾性変形させるのが好適である。
前記弁体は前記アクチュエータによって往復揺動された際に弾性変形する材質から形成されているのが好都合である。前記弁体を振動させるバイブレータを備えるのが好適である。
粒度分布(目開きが異なる複数のふるいを用いて測定した。)
粒度(μm) 割合(重量%)
>2000 : 1.02
≦2000 >1000 : 32.39
≦1000 >600 : 44.39
≦600 >500 : 4.00
≦500 >300 : 8.76
≦300 >250 : 4.67
≦250 >150 : 3.91
≦150 >106 : 0.34
≦106 : 0.52
平均粒径 : 850.5μm
安息角 : 48.1度
かさ密度
ゆるめ : 0.336g/cc
固め : 0.403g/cc
圧縮度 : 16.6%
スパチュラ角
衝撃前 : 66.2度
衝撃後 : 46.3度
平均値 : 56.3度
凝集度 : 98.9%
崩潰角 : 28.6度
差角 : 19.5度
分散度 : 36.3%
弁体の揺動範囲(度) 粉体の排出能力(kg/h)
A:3〜7 0.43
B:4〜8 1.5
C:5〜9 6.3
D:8〜12 22.7
E:10〜14 52.5
F:15〜19 110
G:20〜24 278
H:23〜27 381
I:25〜29 460
J:27〜31 577
弁体の開度(度) 粉体の当初排出能力(kg/h)
α:10 4
β:12 17.5
γ:14 24.9
4:ケーシング
6:弁体
8:アクチュエータ
10:弧状凹所
12:シート部材
20:粉体通路
30:剥離手段
32:バックアップチューブ
36:圧空源
38:トルク低減手段
40:吸引源
44:粉体収容容器
52a、52b、52c、54:排出促進片
56:バイブレータ
60:バタフライバルブ(第2の実施形態)
62:ケーシング
64:空気圧調整室
68:貫通開口
70:剥離手段
72:トルク低減手段
80:バタフライバルブ(第3の実施形態)
82:シリンダ手段
P:粉体
Claims (13)
- 粉体収容容器から粉体を排出するためのバタフライバルブであって、
円筒状のケーシングと、
前記ケーシングに回転自在に装着され前記ケーシングの径方向内側に規定される粉体通路を開閉するための円板状の弁体と、
前記粉体通路を閉塞する閉塞位置から第1の開度だけ前記弁体を回転させて前記粉体通路を開放すると共に、前記第1の開度よりも小さい第2の開度または前記第1の開度よりも大きい第3の開度と前記第1の開度との間で前記弁体を往復揺動させるアクチュエータとを備え、
前記弁体の上面には上方に延びる1個以上の排出促進片が付設されているバタフライバルブ。 - 粉体収容容器から粉体を排出するためのバタフライバルブであって、
円筒状のケーシングと、
前記ケーシングに回転自在に装着され前記ケーシングの径方向内側に規定される粉体通路を開閉するための円板状の弁体と、
前記粉体通路を閉塞する閉塞位置から第1の開度だけ前記弁体を回転させて前記粉体通路を開放すると共に、前記第1の開度よりも小さい第2の開度または前記第1の開度よりも大きい第3の開度と前記第1の開度との間で前記弁体を往復揺動させるアクチュエータと、
前記ケーシングの内周面に沿って上下方向に延びる円筒部を有し、前記ケーシングの内周面に装着された弾性変形可能な円筒状のシート部材と、
前記粉体通路が開放されている状態において、前記ケーシングの内周面に沿って上下方向に延びる初期状態から前記円筒部の一部が前記初期状態よりも径方向内側に突出した内側突出状態に前記円筒部を弾性変形させることにより前記円筒部の内周面に付着した粉体を剥離させる剥離手段とを備えるバタフライバルブ。 - 前記剥離手段は、前記ケーシングの内周面に形成された凹所に付設され前記円筒部の外周面の一部に接触する1個以上の中空のバックアップチューブと、前記バックアップチューブに接続された圧空源とを含み、かつ前記圧空源で前記バックアップチューブ内を加圧して前記バックアップチューブを膨張させることにより前記円筒部を前記初期状態から前記内側突出状態に弾性変形させる、請求項2に記載のバタフライバルブ。
- 前記ケーシングには前記円筒部の外周面の少なくとも一部に接触する壁に貫通開口が形成された空気圧調整室が設けられており、
前記剥離手段は前記空気圧調整室に接続された圧空源を含み、かつ前記圧空源で前記空気圧調整室内を加圧することにより前記貫通開口を介して前記円筒部を前記初期状態から前記内側突出状態に弾性変形させる、請求項2に記載のバタフライバルブ。 - 前記剥離手段は前記円筒部の径方向外側に配置されたシリンダ手段を含み、かつ前記シリンダ手段で前記円筒部を径方向内側に押し込むことにより前記初期状態から前記内側突出状態に弾性変形させる、請求項2に記載のバタフライバルブ。
- 前記ケーシングの内周面に装着された弾性変形可能な円筒状のシート部材と、
前記ケーシングの内周面に沿って延びる初期状態から前記シート部材の少なくとも一部が前記初期状態よりも径方向外側に突出した外側突出状態に前記シート部材を弾性変形させることにより前記弁体が回転する際のトルクを低減するトルク低減手段とを備える、請求項1に記載のバタフライバルブ。 - 前記トルク低減手段は、前記ケーシングの内周面に形成された凹所に付設され前記シート部材の外周面の少なくとも一部に接続された1個以上の中空のバックアップチューブと、前記バックアップチューブに接続された吸引源とを含み、かつ前記吸引源で前記バックアップチューブ内を減圧して前記バックアップチューブを収縮させることにより前記シート部材を前記初期状態から前記外側突出状態に弾性変形させる、請求項6に記載のバタフライバルブ。
- 前記ケーシングには前記シート部材の外周面の少なくとも一部に接触する壁に貫通開口が形成された空気圧調整室が設けられており、
前記トルク低減手段は前記空気圧調整室に接続された吸引源を含み、かつ前記吸引源で前記空気圧調整室内を減圧することにより前記貫通開口を介して前記シート部材を前記初期状態から前記外側突出状態に弾性変形させる、請求項6に記載のバタフライバルブ。 - 前記トルク低減手段は前記シート部材の径方向外側に配置されたシリンダ手段を含み、かつ前記シリンダ手段で前記シート部材を径方向外側に引き込むことにより前記初期状態から前記外側突出状態に弾性変形させる、請求項6に記載のバタフライバルブ。
- 前記弁体は前記アクチュエータによって往復揺動された際に弾性変形する材質から形成されている、請求項1から9までのいずれかに記載のバタフライバルブ。
- 前記弁体を振動させるバイブレータを備える、請求項1から10までのいずれかに記載のバタフライバルブ。
- 円筒状のケーシングと、前記ケーシングに回転自在に装着され粉体収容容器の排出口を開閉するための弁体と、前記ケーシングの内周面に沿って上下方向に延びる円筒部を有し前記ケーシングの内周面に装着された弾性変形可能な円筒状のシート部材とを備えるバタフライバルブが排出口に装着された粉体収容容器から粉体を排出する粉体排出方法であって、
粉体収容容器の排出口を閉塞する閉塞位置から第1の開度だけ前記弁体を回転させて排出口を開放する排出口開放工程と、
前記第1の開度よりも小さい第2の開度または前記第1の開度よりも大きい第3の開度と前記第1の開度との間で前記弁体を往復揺動させる弁体揺動工程と、
排出口が開放されている状態において、前記ケーシングの内周面に沿って上下方向に延びる初期状態から前記円筒部の一部が前記初期状態よりも径方向内側に突出した内側突出状態に前記円筒部を弾性変形させることにより前記円筒部の内周面に付着した粉体を剥離させる剥離工程とを含む粉体排出方法。 - 前記弁体揺動工程を実施する際は、前記ケーシングの内周面に沿って延びる初期状態から前記シート部材の少なくとも一部が前記初期状態よりも径方向外側に突出しした外側突出状態に前記シート部材を弾性変形させることにより前記弁体が回転する際のトルクを低減する、請求項12に記載の粉体排出方法。
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JP2019009864A JP6769627B2 (ja) | 2019-01-24 | 2019-01-24 | バタフライバルブおよび粉体排出方法 |
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---|---|---|---|
JP2019009864A JP6769627B2 (ja) | 2019-01-24 | 2019-01-24 | バタフライバルブおよび粉体排出方法 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019009864A Active JP6769627B2 (ja) | 2019-01-24 | 2019-01-24 | バタフライバルブおよび粉体排出方法 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (3)
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-
2019
- 2019-01-24 JP JP2019009864A patent/JP6769627B2/ja active Active
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