JPH01123373A - ルックアップテーブルによる階調変換回路 - Google Patents

ルックアップテーブルによる階調変換回路

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JPH01123373A
JPH01123373A JP62281800A JP28180087A JPH01123373A JP H01123373 A JPH01123373 A JP H01123373A JP 62281800 A JP62281800 A JP 62281800A JP 28180087 A JP28180087 A JP 28180087A JP H01123373 A JPH01123373 A JP H01123373A
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Makoto Hirozawa
広沢 誠
Masami Aragaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、画像信号処理における階調変換回路の、特に
デジタル変換方式によるトーンジャンプ。
偽輪郭等を軽減する技術に関する。
〈従来の技術〉 スキャナや一般の画像入力装置あるいは画像処理装置に
おいて、何らかの階調変換回路(グラデーション回路、
ガンマ補正回路ともいう)は必要不可欠なものである。
階調変換回路は一般的に、入力データXに対して所要の
変換特性をもつ関数rにより、出力データy=f (x
)を得るものであり、アナログ回路でもデジタル回路で
も実現されている。このとき、入力デジタル入力データ
yは、いずれも濃度(または反射率、透過率、明度など
)に関するデ−タである。
アナログ方式では、任意の関数特性が得られない、ある
いは回路の安定性等の面で問題があるが、デジタル方式
では、いわゆるルックアップテーブル(LUT)を用い
ることにより、入力データをメモリのアドレスとして、
任意の関数のメモリの出力データを得ることができる。
また、処理速度はメモリのアクセス時間により決まり、
高速化できるとともに安定性も高い等、アナログ回路で
の問題をほとんど解決している。
また、メモリはRAM (ランダムアクセスメモリ)で
もROM(リードオンリメモリ)でもよ(、RAMによ
る場合は、関数特性を変更することも容易になる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、ルックアップテーブルを使用するデジタ
ル方式の階調変換回路においては、本質的にアナログ方
式では問題にはならない量子化誤差の問題がある。すな
わち、前記の階調変換回路等では非直線特性の階調カー
ブをルックアップテーブルて作成するため、出力データ
の量子化誤差が発生する。
このことを簡単に説明するために、入出力データx、 
 yが4ビツトの簡単な例を第3図に挙げる。
なお、写真製版などの高精度を要求される分野では、通
常は8ビツトであり、ビット数が多くなるほど滑らかな
カーブを描く。
第3図において、入力Xに対する出力の目標値について
の入出力変換特性が滑らかなカーブAであるとする。し
かし、現実にはデジタルであるため、階段状のカーブB
の特性をもつ。
例えば、x=6のとき、カーブAでは目標値が9.75
となっているが、デジタルであるため四捨五入してy−
10としたのがカーブBである。このような階段状のカ
ーブBは調子再現上必ずしも好ましくないのは明らかで
ある。
より細か(見ると、入力データXがOから1に変化する
と、出力データyはOから急に3に変化している。Xが
1から2に変化するところでもyは3から5に変化して
いる。このため、表現される画像においては、階調が急
に変化するいわゆるトーンジャンプあるいは偽輪郭とい
われる不都合な現象が発生する。
逆に、x=8および9のところでは、yは12のままで
変化していない、x=11および12でも同様である。
このようなところでは、微妙な階調の変化が再現されな
いことになる。
解決策として、データx、yのビット数を増やすことで
誤差を小さくすることが考えられるが、ビット数の増加
は回路の複雑化とコストアップを招くため、このビット
数を増やすことには現実的には限度がある。
そこで、この量子化誤差を軽減するため、従来、第4図
(A)あるいは(B)のように、データに乱数(ノイズ
)を混入させて量子化誤差の影響を目立たなくする方法
が考えられている。
図の(A)は、乱数発生回路21からランダムに出力さ
れる乱数データと入力データXとを加算器22によって
加算し、その加算データでルックアップテーブルLtJ
Tのアドレスを指定し、指定されたアドレスに対応して
出力データyを出力させるように構成したものである。
また、図の(B)は、入力データXによってルックアッ
プテーブルLUTのアドレスを指定した結果、ルックア
ップテーブルLUTから出力されたデータに対して、乱
数発生回路21からランダムに出力された乱数データを
加算器22によって加算し、その加算結果を出力データ
yとするものである。
しかし、これらの方法では、信号にノイズが直接的に混
入しているため、トーンジャンプや偽輪郭を軽減する効
果が大きいほどノイズが目立って、やはり好ましくない
本発明の目的は、画素信号のビット数を増やすことなく
、また、ノイズの直接的な混入による悪影響を出さない
ようにして、上記の問題点を解決することである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明のルックアップテーブルによる階調変換回路は、 画像のデジタル入力データを入力して前記入力データよ
りも多いビット数のデータを出力するルックアップテー
ブルと、 ルックアップテーブルから出力されるデータのうち整数
部に対応する上位ビットデータを除いた小数部に対応す
る下位ビットデータと同一のビット数をもち、確率分布
が一様な状態で時系列的に変化する可変データを発生す
る可変データ発生手段と、 前記可変データと前記下位ビットデータとを比較し下位
ビットデータが可変データよりも大きいときに“1”の
1ビット信号を出力し下位ビットデータが可変データ以
下のときに“0″の1ピント信号を出力する比較手段と
、 前記ルックアップテーブルからの上位ビットデータと前
記比較手段による1ビット信号とを加算しその加算結果
を出力データとして出力する加算手段 とを備えていることを特徴とするものである。
く作用〉 本発明の構成による作用は、次のとおりである。
ルックアップテーブルに対する入力データをχ、ルック
アップテーブルから出力されるデータをY1可変データ
発生手段から出力される可変データをRとする。ルック
アップテーブルから出力されるデータYのビット数は入
力データXのビット数よりも多い。
入力データXのビット数をm、ルックアップテーブルの
出力データYのピント数をn (n>m)とする、デー
タYは、整数部に対応する上位mビットデータYuと小
数部に対応する下位(n−m)ビットデータYLとに分
けられる。可変データRのビット数は下位ビットデータ
YLのビット数七同じ(n−m)である。
したがって、ルックアップテーブルから出力されるデー
タYは、 YL Y=YII+□ ・旧・・・旧・・・・・・・・・・・
・・・・・・■2′1−11 で表すことができる。
比較手段は、下位ビットデータYLと可変データRとを
比較し、YL>Hのときには“1″の1ビット信号を加
算手段に出力し、YL≦Rのときには“0”の1ビット
信号を出力する。
加算手段は、ルックアップテーブルから出力されるデー
タYのうちの上位ビットデータY、と、比較手段による
“1”または“O″の1ビット信号とを加算する。
すなわち、Y L > Rのときには上位ビットデータ
Y、の最下位桁(LSB)に“1”を加算したものが最
終の出力データyとなり、YL≦Rのときにはそのよう
な加算は行わず上位ビットデータYuがそのまま最終の
出力データyとなる。
下位ビットデータYLおよび可変データRのビット数は
(n−m)であるから、YL>Rとなる確率P、ば、 P、−YL /2”−”  ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・■であり、YL≦Rと
なる確率P、は、 Pg = (I  YL / 2’−” )  ・・・
・・・・・・・・・・・・■である。したがって、加算
結果である出力データyの平均値(−期待値)yは、 2M−1 となる、■、■式から、?=Yとなり、出力データyの
平均値(期待値)yは目標値と一致する。
このことは、本発明の階調変換回路の統計的関数特性が
、ビット数を増やし精度を上げたルックアップテーブル
の関数特性と一致することを示している。
すなわち、入出力x、  yのビット数を増やさなくて
も、ルックアップテーブル、可変データ発生手段、比較
手段のビット数を増やすことにより、統計的特性の精度
を改善することができるのである。
より具体的に説明すると、次のようになる。
比較の都合上、まず、従来例の第4図(B)の場合を説
明する。
入力データXのビット数をmとした場合、従来例では出
力データyのビット数もmとなる。出力データyに対応
する目標値y05.は、各桁の係数am−+  l  
 a−−R+  ”+   a l  +   a O
+   a−1+   a−1+・・a−i・・・・を
“O”または“1”として、目標値y02.を、 Vobt −(as−I  + 2”−’ + a@−
1・2”−”+・・+a1 ・2’ +a、・2°)+
 (a−、・2−’+a−t・2−”+・・+a−r・
2−1+・・・・) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・■で表す。
例えば、mビットの出力データyとして、a−+が1”
のとき、 y w B m−、・21′−3+・・・・+a、−2
’ +ao  ・2°+1 ・・・・・・■とし、a−
+が“0″のとき、 yxa、−、・2 +m−1+・・・・+a+  ・2
’ +ao ・2° ・・・・・・・・・・・・■とす
るものとする(これは四捨五入に相当する)。
a−+が“INのときの目標値y、hJに対する出力デ
ータyの誤差をΔ1とすると、Δ、は0.5(これのオ
ーダーは2−1である)以下であり、−般的には2−’
のオーダーの誤差をもつ。
次に、本発明の詳細な説明する。
目標値)’ objをルックアップテーブルの出力ビツ
ト数であるnビットで表現したものをY o b jで
表すと、0式から、 Y obJ ” )’ obJ X 2 ”−””(a
ll−1・2″−家+・・・・十a −(M−11−1
1・21十a−(a−s)・2°) +(aへ+II−@1ull・2−’+・・・・+’ 
a −TM−@+i)・2−′+・・・・)・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・■となる。
目標値Yobjに対応するルックアップテーブルの出力
データYは、 Y x3II−、+ 2’−’ −1・・・+a−(s
−a−11・2 ’ + a−(*−al ’ 2゜・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・■または、これに1″を加えたものとす
る。これは四捨五入に相当し、プラス1(+1)するの
は、a−(lI−so−1が“1″のときである。
出力データYの上位mビットデータYuは、YLl =
 (am−1’ 211−’ +”+ 81  ’ 2
”−”’+a、−2’″−11)+2+a−m =3.−、   ・ 2働−1+・・・・+a、  ・
 21+aa  ・20 ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[相]であ
り、mビットの場合の出力データy(四捨五入されてい
ない値)と同じになる。
出力データYの下位(n−m)ビットデータYLは、 YL −a−+ ・2”−”−’ +” + a−1+
a−s−11・2’+ a −+11−111・2° 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0である
可変データRのビット数は(n−m)であるから、YL
 >Rとなる確率P、は、0式を用いて、P、−YL 
/2’−” −a−,・2−’+・・・・+a−(a−#) ・2−
””・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・@となる。
平均値(−期待値)yは、 V −(YLl +1)  XPI  +”v’、JX
 (1−PI  )−YI、+P+ であるから、[相]、@式から、 V−(am−+   ・ 2”−鴬 +−−−−+a、
   ・ 2’+a・ ・2°) + (a−1・2−’ + ”・・+ a−+n−ea
+ ’ 2−”−勇))・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■となる。
目標値3’ objに対する平均値(−期待値)yの誤
差Δ2は、■、■式から、 Δt=Y  Vohi =  (a −(s−+s+11.2− ”−””+a
−+11−114り・2−(真−°2)+ a−(s−
*+31 + 2−”−”’+・・”)・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[相]とな
る。
(n−m)が1”であっても誤差Δ2のオーダーは2−
”以下となり、一般的にはダーは2−3以下となる。
すなわち、本発明によれば、目標値に対する平均値(−
期待値)yの誤差のオーダーは、(n−m)を2”以上
に設定すれば一般的に24以下であるのに対し、従来例
の場合は誤差のオーダーが一般的に2−1であるから、
本発明の方が最低でも誤差が1オーダー分小さくなり(
n−m=1の場合)、平均値(−期待値)yを従来例に
比べてより目標値yobjに近づけることが可能となる
ルックアップテーブルの出力データYのビット数nを大
きくすれば、誤差のオーダーがさらに小さくなり(例え
ば、n−m−4のときは、誤差のオーダーは2−sとな
る)、出力データyの平均値(=期待値)yは実質的に
目標値と一致することになる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は実施例に係るルックアップテーブルによる階調
変換回路のブロック図、第2図はその階調変換回路が使
用されるカラースキャナの概略のブロック図である。
第2図において、1は原画の濃度を画素単位で光学的に
読み取って電流量に変換する光電変換素子、2は電流を
電圧に変換するI/V変換回路、3は電圧増幅器であり
、このような回路がR,G。
B(赤、緑、青)の光の3原色に合わせて3組設けられ
ている。なお、各光電変換素子1の直前には、R,G、
Bのフィルタが配置されている。
4は3つの電圧増幅器3から入力したR信号。
G信号、B信号を印刷色であるY、 M、 C,K(イ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の各信号に変換
する色演算回路(アナログ式)、5はA/D変換回路、
6は倍率変換回路、7は本発明の実施例に係る階調変換
回路、8は網点を作成するドツトジェネレータ、9は露
光ヘッドである。
なお、A/D変換回路5および倍率変換回路6を色演算
回路4の前に配置して、色演算回路4をデジタル式にし
てもよい。
階調変換回路7は、第1図に示すように構成されている
。第1図において、LUTはmビットの画像のデジタル
データXを入力してこの入力データXよりも多いピント
数nビット(n>m)のデータYを出力するルックアッ
プテーブルである。
このルックアップテーブルLUTには、予め所要の人出
力変換特性に従ったデータが格納されている。出力デー
タYのビット数nが従来例のmよりも大きいため、ルッ
クアップテーブルLUTの量子化誤差は小さくなる。
しかし、ドツトジェネレータ8に出力すべき最終の出力
データyのビット数は予め定められている。この最終の
出力データyのビット数を、例えば、従来例と同様に、
入力データXのビット数と同一のmビットとする。
ルックアップテーブルLUTの出力データYのビット数
nは最終の出力データyよりも大きいため、そのまま出
力することはできない、そこで、nビットの出力データ
Yを、整数部に対応する上位mビットデータY0と、小
数部に対応する下位(n−m)ビットデータYLとに分
ける。
10は確率分布が一様な状態で時系列的に変化する可変
データRを発生する可変データ発生手段であり、その可
変データRのビット数は下位(n−m)ビットデータY
Lと同じ(n−m)ビットである。
可変データ発生手段10は、■画素分に相当する画素信
号に対応するクロックの入力ごとに、出力する可変デー
タRを更新する。
可変データ発生手段10としては、いわゆる乱数発生回
路を用いてもよいし、擬似的乱数の発生回路でもよいし
、特定のパターンを記憶しそれをサイクリックに読み出
すパターン発生回路でもよい。
11は下位(n−m)ビットデータYLと可変データR
とを比較して、下位ビットデータYLが可変データRよ
りも大きいときに(YL>R)、“l”の1ビット信号
Sを出力し、下位ビットデータYLが可変データRと同
じか小さいときに(YL≦R)、“0″の1ピット信号
Sを出力する比較手段である。
12は上位mビットデータY、JのLSB(i下位桁)
に1ビット信号Sを加算し、その加算結果を最終の出力
データyとしてドツトジェネレータ8に出力する加算手
段である。
加算手段12からの出力データyのビット数は、上位ビ
ットデータYuと同じmビットであり、加算の結果、オ
ーバーフローして(m+ 1 )ビットとなる場合には
桁上げを禁止してmビットのフルスケールで出力するも
のである。
以下、数値変換の具体例を表に示す。
この表は、本発明の入出力特性を従来例の入出力特性と
比較するために、第3図の変換特性に適用した場合につ
いてまとめたものである。
入力データXのビット数を4ビツト、最終の出力データ
yのビット数を4ビツト、ルックアップテーブルLUT
の出力データYのビット数を6ビツトとする。また、入
出力変換特性において、出力データの値は目標値を四捨
五入したものとする。
(以下余白) 第3図の従来例の場合の入出力変換特性は、表の■、■
、■欄に示すようになる。
例えば、x=6のとき、目標値は9.75であるから、
四捨五入によりy=10となる。出力データyと目標値
との誤差Δ1は、Δ、 =0.25である。各Xについ
て誤差Δ1を求めた結果を表の■欄に示す。
さて、4ビツトでの目標値を6ビツトに換算すると■欄
のようになる。6ビツト換算の目標値は、4ビツトでの
目標値に、2” +2’ −4を掛は算すればよい。
例えば、x=6の場合、9.75X 4 =39.0と
なる。
■欄はルックアップテーブルLUTからの出力データY
の値であり、■欄の値を四捨五入したものである。■欄
は■欄の値を6ビツトの2進数で表現したものである。
■欄は■欄の6ビツトデータのうち上位の4ビツトデー
タYuを示し、■欄は■欄の6ビツトデータのうち下位
の2ビツトデータYLを示す。■。
■欄では括弧内に対応する10進表示を示す。
例えば、x−6のとき、出力データYは(100111
) −(39)であり、Yt+ −(1001) = 
(9)、yL−(nl −(3)となる。
■欄は下位ビットデータYLが可変データRよりも大き
くなる(YL>R)場合の確率P1を示す、可変データ
Rは2ビツトであり、(00) 。
(01)、  (10)、  (11)を互いに同一の
確率で出力する。
■欄の(a)〜(d)は■欄の確率P、に基づいて最終
の出力データyの分布を求めたものである。
例えば、x−6の場合、確率P、=3/4であるから、
加算手段12において上位とットデータYET=9に1
ビット信号S−1が加算される確率は4回に3回の割合
であり、分布は、r9.10.10゜10Jとなる。
■欄は[相]欄の(a)〜(d)の平均値(−期待値)
y−((a)十ら) + (C) + (d) ) /
 4を求めたものである。X−6の場合は、9.75と
なる。
■欄は■欄の平均値(−期待値)yと■欄の目標値との
誤差Δ、を求めたものである。X−6の場合、誤差Δt
は0.00であり、最終の出力データyの平均値(−期
待値)yは、目標値と正確に一致する。
入力データXがいずれの値をとっても、誤差Δ2は0.
10以下であり、従来例の場合よりも小さく、より目標
値に近いことが判る。この最大の誤差Δ怠=0.10は
10進表示であるから、2進表示では、2−4のオーダ
ーである。これは、 2−’=0.0625<0.10<0.125−2−”
から明白である。
なお、製版工程でのスキャナ等を用いた画像処理におい
て本発明を適用する場合は、現実的にみて、入力8ビツ
トに対し、Yを12ビツトとし、Yuおよびyを8ビツ
ト、Yしを4ビツトとするのが妥当である。
以上で明らかなように、本発明の実施例におけるルック
アップテーブルLUTの統計的特性は、第3図における
カーブAのような滑らかな目標特性となる。これに対し
て、第4図の(B)のような従来の方法では、ルックア
ップテーブルの統計的特性はカーブBのままである。な
お、統計的特性とは、ある入力データXに注目したとき
、ランダムな値をとる出力データyの平均値yを求めた
ものである。
以上のように、ルックアップテーブルLUTの出力デー
タYのビット数を増やし、それを整数部に対応する上位
ビットデータYuと小数部に対応する下位ビットデータ
Yuとに分け、下位ビットデータYuを同一ビット数の
可変データRと比較して上位ビットデータYuのLSB
に“1″を加算するかどうかを決定することにより、デ
ジタル方式の階y!変換回路に、従来のように本来不要
なノイズを混入することなくランダム性を導入すること
ができるのである。
なお、上記実施例においては、入力データXのビット数
と最終の出力データyのビット数とを等しくしたが、本
発明はこれに限定する必要はなく、最終の出力データy
のビット数を入力データXのビット数より少なくしても
よい、これば、出力データyのビット数を少なくせざる
を得ない場合に有効である。
また、本実施例では、2進数によるものとして記述した
が、本発明の技術思想によれば2進数に限ることはなく
、3進数以上によることもできる。
この場合は、上位ビット、下位ビットをそれぞれ上位桁
、下位桁として設定すればよい。
また、ルックアップテーブルLUTは、ROMに形成し
てもよいし、RAMに形成してもよいし、あるいは場合
によっては可変データ発生手段10゜比較手段11.加
算手段12も含めてLSIによって構成してもよい。
〈発明の効果〉 本発明によれば、以上のように作用するので、出力デー
タの平均値(−期待値)を目標値と実質的に一致させる
ことができ、所要の変換特性に沿ったデータを出力して
、隣接する画素群との間のトーンジャンプや偽輪郭の問
題を解消できるとともに、微妙な階調変化も良好に再現
することができる。
また、ビット数を必要以上に増やす必要がないし、ノイ
ズの混入もない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例に係り、第1図は
ルックアップテーブルによる階調変換回路のブロック図
、第2図はその階調変換回路が使用されるカラースキャ
ナの概略のブロック図である。 第3図は一般的なルックアップテーブルの人出力変換特
性図、第4図の(A)、(B)は従来方式を示すブロッ
ク図である。 7・・・階調変換回路 10・・・可変データ発生手段 11・・・比較手段 12・・・加算手段 LUT・・・ルックアップテーブル X・・・入力データ Y−・・ルックアップテーブルの出力データYu・・・
上位ビットデータ YL・・・下位ビットデータ y・・・最終の出力データ R・・・可変データ S・・・1ビット信号 出願人 大日本スクリーン製造株式会社代理人 弁理士
  杉  谷   勉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像のデジタル入力データを入力して前記入力デ
    ータよりも多いビット数のデータを出力するルックアッ
    プテーブルと、 ルックアップテーブルから出力されるデータのうち整数
    部に対応する上位ビットデータを除いた小数部に対応す
    る下位ビットデータと同一のビット数をもち、確率分布
    が一様な状態で時系列的に変化する可変データを発生す
    る可変データ発生手段と、 前記可変データと前記下位ビットデータとを比較し下位
    ビットデータが可変データよりも大きいときに“1”の
    1ビット信号を出力し下位ビットデータが可変データ以
    下のときに“0”の1ビット信号を出力する比較手段と
    、 前記ルックアップテーブルからの上位ビットデータと前
    記比較手段による1ビット信号とを加算しその加算結果
    を出力データとして出力する加算手段 とを備えていることを特徴とするルックアップテーブル
    による階調変換回路。
JP62281800A 1987-09-28 1987-11-07 ルックアップテーブルによる階調変換回路 Expired - Lifetime JPH0743763B2 (ja)

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JP62281800A JPH0743763B2 (ja) 1987-11-07 1987-11-07 ルックアップテーブルによる階調変換回路
US07/249,984 US5123059A (en) 1987-09-28 1988-09-27 Gradation converting circuit employing lookup table
DE3853117T DE3853117T2 (de) 1987-09-28 1988-09-28 Gradationsumsetzungsschaltung unter Benutzung einer Nachschlagetabelle.
EP88115978A EP0310021B1 (en) 1987-09-28 1988-09-28 Gradation converting circuit employing lookup table

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JP62281800A JPH0743763B2 (ja) 1987-11-07 1987-11-07 ルックアップテーブルによる階調変換回路

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JPH01123373A true JPH01123373A (ja) 1989-05-16
JPH0743763B2 JPH0743763B2 (ja) 1995-05-15

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JP62281800A Expired - Lifetime JPH0743763B2 (ja) 1987-09-28 1987-11-07 ルックアップテーブルによる階調変換回路

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JPH0743763B2 (ja) 1995-05-15

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