JPH0743763B2 - ルックアップテーブルによる階調変換回路 - Google Patents
ルックアップテーブルによる階調変換回路Info
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- JPH0743763B2 JPH0743763B2 JP62281800A JP28180087A JPH0743763B2 JP H0743763 B2 JPH0743763 B2 JP H0743763B2 JP 62281800 A JP62281800 A JP 62281800A JP 28180087 A JP28180087 A JP 28180087A JP H0743763 B2 JPH0743763 B2 JP H0743763B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、画像信号処理における階調変換回路の、特に
デジタル変換方式によるトーンジャンプ,偽輪郭等を軽
減する技術に関する。
デジタル変換方式によるトーンジャンプ,偽輪郭等を軽
減する技術に関する。
<従来の技術> スキャナや一般の画像入力装置あるいは画像処理装置に
おいて、何らかの階調変換回路(グラデーション回路,
ガンマ補正回路ともいう)は必要不可欠なものである。
おいて、何らかの階調変換回路(グラデーション回路,
ガンマ補正回路ともいう)は必要不可欠なものである。
階調変換回路は一般的に、入力データxに対して所要の
変換特性をもつ関係fにより、出力データy=f(x)
を得るものであり、アナログ回路でもデジタル回路でも
実現されている。このとき、入力データx,出力データy
は、いずれも濃度(または反射率,透過率,明度など)
に関するデータである。
変換特性をもつ関係fにより、出力データy=f(x)
を得るものであり、アナログ回路でもデジタル回路でも
実現されている。このとき、入力データx,出力データy
は、いずれも濃度(または反射率,透過率,明度など)
に関するデータである。
アナログ方式では、任意の関数特性が得られない、ある
いは回路の安定性等の面で問題があるが、デジタル方式
では、いわゆるルックアップテーブル(LUT)を用いる
ことにより、入力データをメモリのアドレスとして、任
意の関数のメモリの出力データを得ることができる。
いは回路の安定性等の面で問題があるが、デジタル方式
では、いわゆるルックアップテーブル(LUT)を用いる
ことにより、入力データをメモリのアドレスとして、任
意の関数のメモリの出力データを得ることができる。
また、処理速度はメモリのアクセス時間により決まり、
高速化できるとともに安定性も高い等、アナログ回路で
の問題をほとんど解決している。また、メモリはRAM
(ランダムアクセスメモリ)でもROM(リードオンメモ
リ)でもよく、RAMによる場合は、関数特性を変更する
ことも容易になる。
高速化できるとともに安定性も高い等、アナログ回路で
の問題をほとんど解決している。また、メモリはRAM
(ランダムアクセスメモリ)でもROM(リードオンメモ
リ)でもよく、RAMによる場合は、関数特性を変更する
ことも容易になる。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、ルックアップテーブルを使用するデジタ
ル方式の階調変換回路においては、本質的にアナログ方
式では問題にはならない量子化誤差の問題がある。すな
わち、前記の階調変換回路等では非直線特性の階調カー
ブをルックアップテーブルで作成するため、出力データ
の量子化誤差が発生する。
ル方式の階調変換回路においては、本質的にアナログ方
式では問題にはならない量子化誤差の問題がある。すな
わち、前記の階調変換回路等では非直線特性の階調カー
ブをルックアップテーブルで作成するため、出力データ
の量子化誤差が発生する。
ことことを簡単に説明するために、入出力データx,yが
4ビットの簡単な例を第3図に挙げる。なお、写真製版
などの高精度を要求される分野では、通常は8ビットで
あり、ビット数が多くなるほど滑らかなカーブを描く。
4ビットの簡単な例を第3図に挙げる。なお、写真製版
などの高精度を要求される分野では、通常は8ビットで
あり、ビット数が多くなるほど滑らかなカーブを描く。
第3図において、入力xに対する出力の目標値について
の入出力変換特性が滑らかなカーブAであるとする。し
かし、現実にはデジタルであるため、階段状のカーブB
の特性をもつ。
の入出力変換特性が滑らかなカーブAであるとする。し
かし、現実にはデジタルであるため、階段状のカーブB
の特性をもつ。
例えば、x=6のとき、カーブAでは目標値が9.75とな
っているが、デジタルであるため四捨五入してy=10と
したのがカーブBである。このような階段状のカーブB
は調子再現上必ずしも好ましくないのは明らかである。
っているが、デジタルであるため四捨五入してy=10と
したのがカーブBである。このような階段状のカーブB
は調子再現上必ずしも好ましくないのは明らかである。
より細かく見ると、入力データxが0から1に変化する
と、出力データyは0から急に3に変化している。xが
1から2に変化するところでもyは3から5に変化して
いる。このため、表現される画像においては、階調が急
に変化するいわゆるトーンジャンプあるいは偽輪郭とい
われる不都合な現象が発生する。
と、出力データyは0から急に3に変化している。xが
1から2に変化するところでもyは3から5に変化して
いる。このため、表現される画像においては、階調が急
に変化するいわゆるトーンジャンプあるいは偽輪郭とい
われる不都合な現象が発生する。
逆に、x=8および9のところでは、yは12のままで変
化していない。x=11および12でも同様である。このよ
うなところでは、微妙な階調の変化が再現されないこと
になる。
化していない。x=11および12でも同様である。このよ
うなところでは、微妙な階調の変化が再現されないこと
になる。
解決策として、データx,yのビット数を増やすことで誤
差を小さくすることが考えられるが、ビット数の増加は
回路の複数化とコストアップを招くため、このビット数
を増やすことには現実的には限度がある。
差を小さくすることが考えられるが、ビット数の増加は
回路の複数化とコストアップを招くため、このビット数
を増やすことには現実的には限度がある。
そこで、この量子化誤差を軽減するため、従来、第4図
(A)あるいは(B)のように、データに乱数(ノイ
ズ)を混入させて量子化誤差の影響を目立たなくする方
法が考えられている。
(A)あるいは(B)のように、データに乱数(ノイ
ズ)を混入させて量子化誤差の影響を目立たなくする方
法が考えられている。
図の(A)は、乱数発生回路21からランダムに出力され
る乱数データと入力データxとを加算器22によって加算
し、この加算データでルックアップテーブルLUTのアド
レスを指定し、指定されたアドレスに対応して出力デー
タyを出力させるように構成したものである。
る乱数データと入力データxとを加算器22によって加算
し、この加算データでルックアップテーブルLUTのアド
レスを指定し、指定されたアドレスに対応して出力デー
タyを出力させるように構成したものである。
また、図の(B)は、入力データxによってルックアッ
プテーブルLUTのアドレスを指定した結果、ルックアッ
プテーブルLUTから出力されたデータに対して、乱数発
生回路21からランダムに出力された乱数データを加算器
22によって加算し、その加算結果を出力データyとする
ものである。
プテーブルLUTのアドレスを指定した結果、ルックアッ
プテーブルLUTから出力されたデータに対して、乱数発
生回路21からランダムに出力された乱数データを加算器
22によって加算し、その加算結果を出力データyとする
ものである。
しかし、これらの方法では、信号にノイズが直接的に混
入しているため、トーンジャンプや偽輪郭を軽減する効
果が大きいほどノイズが目立って、やはり好ましくな
い。
入しているため、トーンジャンプや偽輪郭を軽減する効
果が大きいほどノイズが目立って、やはり好ましくな
い。
本発明の目的は、画素信号のビット数を増やすことな
く、また、ノイズの直接的な混入による悪影響を出さな
いようにして、上記の問題点を解決することである。
く、また、ノイズの直接的な混入による悪影響を出さな
いようにして、上記の問題点を解決することである。
<問題点を解決するための手段> 本発明のルックアップテーブルによる階調変換回路は、
画像読取手段によって得られた画像のデジタル入力デー
タを、ルックアップテーブルによって階調変換し、予め
定められたmビットの出力データとする、ルックアップ
テーブルによる階調変換回路であって、 前記デジタル入力データのビット数を前記出力データと
同じmビットとし、 このデジタル入力データを入力して、前記mよりも多い
nビットのデータを出力するルックアップテーブルと、 ルックアップテーブルから出力されるnビットデータの
うち整数部に対応する上位mビットデータを除いた小数
部に対応する下位(n−m)ビットデータと同一のビッ
ト数をもち、確率分布が一様な状態で時系列的に変化す
る可変データを発生する可変データ発生手段と、 前記可変データと前記下位(n−m)ビットデータとを
比較し、下位(n−m)ビットデータが可変データより
も大きいときに“1"の1ビット信号を出力し、下位(n
−m)ビットデータが可変データ以下のときに“0"の1
ビット信号を出力する比較手段と、 前記ルックアップテーブルからの上位mビットデータの
最下位桁に、前記比較手段による1ビット信号を加算
し、その加算結果をmビットの出力データとして出力す
る加算手段 とを備えていることを特徴とするものである。
画像読取手段によって得られた画像のデジタル入力デー
タを、ルックアップテーブルによって階調変換し、予め
定められたmビットの出力データとする、ルックアップ
テーブルによる階調変換回路であって、 前記デジタル入力データのビット数を前記出力データと
同じmビットとし、 このデジタル入力データを入力して、前記mよりも多い
nビットのデータを出力するルックアップテーブルと、 ルックアップテーブルから出力されるnビットデータの
うち整数部に対応する上位mビットデータを除いた小数
部に対応する下位(n−m)ビットデータと同一のビッ
ト数をもち、確率分布が一様な状態で時系列的に変化す
る可変データを発生する可変データ発生手段と、 前記可変データと前記下位(n−m)ビットデータとを
比較し、下位(n−m)ビットデータが可変データより
も大きいときに“1"の1ビット信号を出力し、下位(n
−m)ビットデータが可変データ以下のときに“0"の1
ビット信号を出力する比較手段と、 前記ルックアップテーブルからの上位mビットデータの
最下位桁に、前記比較手段による1ビット信号を加算
し、その加算結果をmビットの出力データとして出力す
る加算手段 とを備えていることを特徴とするものである。
<作用> 本発明の構成による作用は、次のとおりである。
ルックアップテーブルに対する入力データをx、ルック
アップテーブルから出力されるデータをY、可変データ
発生手段から出力される可変データをRとする。ルック
アップテーブルから出力されるデータYのビット数は入
力データxのビット数よりも多い。
アップテーブルから出力されるデータをY、可変データ
発生手段から出力される可変データをRとする。ルック
アップテーブルから出力されるデータYのビット数は入
力データxのビット数よりも多い。
入力データxのビット数をm、ルックアップテーブルの
出力データYのビット数をn(n>m)とする。データ
Yは、整数部に対応する上位mビットデータYUと小数部
に対応する下位(n−m)ビットデータYLとに分けられ
る。可変データRのビット数は以下ビットデータYLのビ
ット数と同じ(n−m)である。
出力データYのビット数をn(n>m)とする。データ
Yは、整数部に対応する上位mビットデータYUと小数部
に対応する下位(n−m)ビットデータYLとに分けられ
る。可変データRのビット数は以下ビットデータYLのビ
ット数と同じ(n−m)である。
したがって、ルックアップテーブルから出力されるデー
タYは、 で表すことができる。
タYは、 で表すことができる。
比較手段は、下位ビットデータYLと可変データRとを比
較し、YL>Rのときには“1"の1ビット信号を加算手段
に出力し、YL≦Rのときには“0"の1ビット信号を出力
する。
較し、YL>Rのときには“1"の1ビット信号を加算手段
に出力し、YL≦Rのときには“0"の1ビット信号を出力
する。
加算手段は、ルックアップテーブルから出力されるデー
タYのうちの上位ビットデータYUと、比較手段による
“1"または“0"の1ビット信号とを加算する。
タYのうちの上位ビットデータYUと、比較手段による
“1"または“0"の1ビット信号とを加算する。
すなわち、YL>Rのときには上位ビットデータYUの最下
位桁(LSB)に“1"を加算したものが最終の出力データ
yとなり、YL≦Rのときにはそのような加算は行わず上
位ビットデータYUがそのまま最終の出力データyとな
る。
位桁(LSB)に“1"を加算したものが最終の出力データ
yとなり、YL≦Rのときにはそのような加算は行わず上
位ビットデータYUがそのまま最終の出力データyとな
る。
下位ビットデータYLおよび可変データRのビット数は
(n−m)であるから、YL>Rとなる確率P1は、 P1=YL/2n-m …… であり、YL≦Rとなる確率P2は、 P2=(1−YL/2n-m …… である。したがって、加算結果である出力データyの平
均値(=期待値)は、 となる。,式から、=Yとなり、出力データyの
平均値(期待値)は目標値と一致する。
(n−m)であるから、YL>Rとなる確率P1は、 P1=YL/2n-m …… であり、YL≦Rとなる確率P2は、 P2=(1−YL/2n-m …… である。したがって、加算結果である出力データyの平
均値(=期待値)は、 となる。,式から、=Yとなり、出力データyの
平均値(期待値)は目標値と一致する。
このことは、本発明の階調変換回路の統計的関数特性
が、ビット数を増やし精度を上げたルックアップテーブ
ルの関数特性と一致することを示している。
が、ビット数を増やし精度を上げたルックアップテーブ
ルの関数特性と一致することを示している。
すなわち、入出力x,yのビット数を増やさなくても、ル
ックアップテーブル,可変データ発生手段,比較手段の
ビット数を増やすことにより、統計的特性の精度を改善
することができるのである。
ックアップテーブル,可変データ発生手段,比較手段の
ビット数を増やすことにより、統計的特性の精度を改善
することができるのである。
より具体的に説明すると、次のようになる。
比較の都合上、まず、従来例の第4図(B)の場合を説
明する。
明する。
入力データxのビット数をmとした場合、従来例では出
力データyのビット数もmとなる。出力データyに対応
する目標値yobjは、各桁の係数am-1,am-2,‥,a1,a0,
a-1,a-2,‥a-i‥‥を“0"または“1"として、目標値y
objを、 yobj=(am-1・2m-1+am-2・2m-2 +‥+a1・21+a0・20) +(a-1・2-1+a-2・2-2+‥+a-i・2-i+‥‥)…… で表す。
力データyのビット数もmとなる。出力データyに対応
する目標値yobjは、各桁の係数am-1,am-2,‥,a1,a0,
a-1,a-2,‥a-i‥‥を“0"または“1"として、目標値y
objを、 yobj=(am-1・2m-1+am-2・2m-2 +‥+a1・21+a0・20) +(a-1・2-1+a-2・2-2+‥+a-i・2-i+‥‥)…… で表す。
例えば、mビットの出力データyとして、a-1が“1"の
とき、 y=am-1・2m-1+‥‥+a1・21+a0・20+1 …… とし、a-1が“0"のとき、 y=am-1・2m-1+‥‥+a1・21+a0・20 …… とするものとする(これは四捨五入に相当する)。
とき、 y=am-1・2m-1+‥‥+a1・21+a0・20+1 …… とし、a-1が“0"のとき、 y=am-1・2m-1+‥‥+a1・21+a0・20 …… とするものとする(これは四捨五入に相当する)。
a-1が“1"のときの目標値yobjに対する出力データyの
誤差をΔ1とすると、Δ1は0.5(これのオーダーは2-1
である)以下であり、一般的には2-1のオーダーの誤差
をもつ。
誤差をΔ1とすると、Δ1は0.5(これのオーダーは2-1
である)以下であり、一般的には2-1のオーダーの誤差
をもつ。
次に、本発明の場合を説明する。
目標値yobjをルックアップテーブルの出力ビット数であ
るnビットで表現したものをYobjで表すと、式から、 Yobj=yobj×2n-m =(am-1・2n-1+‥‥a-(n-m-1)・21 +a-(n-m)・20) +(a-(n-m+1)・2-1+‥‥ +a-(n-m+i)・2-i+‥‥) …… となる。
るnビットで表現したものをYobjで表すと、式から、 Yobj=yobj×2n-m =(am-1・2n-1+‥‥a-(n-m-1)・21 +a-(n-m)・20) +(a-(n-m+1)・2-1+‥‥ +a-(n-m+i)・2-i+‥‥) …… となる。
目標値Yobiに対応するルックアップテーブルの出力デー
タYは、 Y=am-1・2n-1+‥‥ +a−(n-m-1)・21+a−(n-m)・20 …… または、これに“1"を加えたものとする。これは四捨五
入に相当し、プラス1(+1)するのは、a-(n-m+1)が
“1"のときである。
タYは、 Y=am-1・2n-1+‥‥ +a−(n-m-1)・21+a−(n-m)・20 …… または、これに“1"を加えたものとする。これは四捨五
入に相当し、プラス1(+1)するのは、a-(n-m+1)が
“1"のときである。
出力データYの上位mビットデータYUは、 YU=(am-1・2n-1+‥‥+a1・2n-m+1 +a0・2n-m)÷2n-m =am-1・2m-1+‥‥+a1・21+a0・20 …… であり、mビットの場合の出力データy(四捨五入され
ていない値)と同じになる。
ていない値)と同じになる。
出力データYの下位(n−m)ビットデータYLは、 YL=a-1・2n-m-1+‥‥+a-(n-m-1)・21 +a-(n-m)・20 …… である。
可変データRのビット数は(n−m)であるから、YL>
Rとなる確率P1は、式を用いて、 P1=YL/2n-m =a-1・2-1+‥‥+a-(n-m)・2-(n-m) …… となる。
Rとなる確率P1は、式を用いて、 P1=YL/2n-m =a-1・2-1+‥‥+a-(n-m)・2-(n-m) …… となる。
平均値(=期待値)は、 =(YU+1)×P1+YU×(1−P1)=YU+P1 であるから、,式から、 =(am-1・2m-1+‥‥+a1・21+a0・20) +(a-1・2-1+‥‥+a-(n-m)・2-(n-m)) …… となる。
目標値yobjに対する平均値(=期待値)の誤差Δ
2は、,式から、 Δ2=−yobj=−(a-(n-m+1)・2-(n-m+1) +a-(n-m+2)・2-(n-m+2) +a-(n-m+3)・2-(n-m+3)+‥‥) …… となる。
2は、,式から、 Δ2=−yobj=−(a-(n-m+1)・2-(n-m+1) +a-(n-m+2)・2-(n-m+2) +a-(n-m+3)・2-(n-m+3)+‥‥) …… となる。
(n−m)が“1"であっても誤差Δ2のオーダーは2-2
以下となり、一般的にはオーダーは2-3以下となる。
以下となり、一般的にはオーダーは2-3以下となる。
すなわち、本発明によれば、目標値に対する平均値(=
期待値)の誤差のオーダーは、(n−m)を“2"以上
に設定すれば一般的に2-3以下であるのに対し、従来例
の場合は誤差のオーダーが一般的に2-1であるから、本
発明の方が最低でも誤差が1オーダー分小さくなり(n
−m=1の場合)、平均値(=期待値)を従来例に比
べてより目標値yobjに近づけることが可能となる。
期待値)の誤差のオーダーは、(n−m)を“2"以上
に設定すれば一般的に2-3以下であるのに対し、従来例
の場合は誤差のオーダーが一般的に2-1であるから、本
発明の方が最低でも誤差が1オーダー分小さくなり(n
−m=1の場合)、平均値(=期待値)を従来例に比
べてより目標値yobjに近づけることが可能となる。
ルックアップテーブルの出力データYのビット数nを大
きくすれば、誤差のオーダーがさらに小さくなり(例え
ば、n−m=4のときは、誤差のオーダーは2-5とな
る)、出力データyの平均値(=期待値)は実質的に
目標値と一致することになる。
きくすれば、誤差のオーダーがさらに小さくなり(例え
ば、n−m=4のときは、誤差のオーダーは2-5とな
る)、出力データyの平均値(=期待値)は実質的に
目標値と一致することになる。
<実施例> 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は実施例に係るルックアップテーブルによる階調
変換回路のブロック図、第2図はその階調変換回路が使
用されるカラースキャナの概略のブロック図である。
変換回路のブロック図、第2図はその階調変換回路が使
用されるカラースキャナの概略のブロック図である。
第2図において、1は原画の濃度を画素単位で光学的に
読み取って電流量に変換する光電変換素子、2は電流を
電圧に変換するI/V変換回路、3は電圧増幅器であり、
このような回路がR,G,B(赤,緑,青)の光の3原色に
合わせて3組設けられている。なお、各光電変換素子41
の直前には、R,G,Bのフィルタが配置されている。
読み取って電流量に変換する光電変換素子、2は電流を
電圧に変換するI/V変換回路、3は電圧増幅器であり、
このような回路がR,G,B(赤,緑,青)の光の3原色に
合わせて3組設けられている。なお、各光電変換素子41
の直前には、R,G,Bのフィルタが配置されている。
4は3つの電圧増幅器3から入力したR信号,G信号,B信
号を印刷色であるY,M,C,K(イエロー,マゼンタ,シア
ン,ブラック)の各信号に変換する色演算回路(アナロ
グ式)、5はA/D変換回路、6は倍率変換回路、7は本
発明の実施例に係る階調変換回路、8は網点を作成する
ドットジェネレータ、9は露光ヘッドである。
号を印刷色であるY,M,C,K(イエロー,マゼンタ,シア
ン,ブラック)の各信号に変換する色演算回路(アナロ
グ式)、5はA/D変換回路、6は倍率変換回路、7は本
発明の実施例に係る階調変換回路、8は網点を作成する
ドットジェネレータ、9は露光ヘッドである。
なお、A/D変換回路5および倍率変換回路6を色演算回
路4の前に配置して、色演算回路4をデジタル式にして
もよい。
路4の前に配置して、色演算回路4をデジタル式にして
もよい。
階調変換回路7は、第1図に示すように構成されてい
る。第1図において、LUTはmビットの画像のデジタル
データxを入力してこの入力データxよりも多いビット
数nビット(n>m)のデータYを出力するルックアッ
プテーブルである。
る。第1図において、LUTはmビットの画像のデジタル
データxを入力してこの入力データxよりも多いビット
数nビット(n>m)のデータYを出力するルックアッ
プテーブルである。
このルックアップテーブルLUTには、予め所要の入出力
変換特性に従ったデータが格納されている。出力データ
Yのビット数nが従来例のmよりも大きいため、ルック
アップテーブルLUTの量子化誤差は小さくなる。
変換特性に従ったデータが格納されている。出力データ
Yのビット数nが従来例のmよりも大きいため、ルック
アップテーブルLUTの量子化誤差は小さくなる。
なお、ドットジュネレータ8に出力すべき最終の出力デ
ータyのビット数は、予めmビットに定められている。
ータyのビット数は、予めmビットに定められている。
ルックアップテーブルLUTの出力データYのビット数n
は最終の出力データyよりも大きいため、そのまま出力
することはできない。そこで、nビットの出力データY
を、整数部に対応する上位mビットデータYUと、小数部
に対応する下位(n−m)ビットデータYLとに分ける。
は最終の出力データyよりも大きいため、そのまま出力
することはできない。そこで、nビットの出力データY
を、整数部に対応する上位mビットデータYUと、小数部
に対応する下位(n−m)ビットデータYLとに分ける。
10は確率分布が一様な状態で時系列的に変化する可変デ
ータRを発生する可変データ発生手段であり、その可変
データRのビット数は下位(n−m)ビットデータYLと
同じ(n−m)ビットである。
ータRを発生する可変データ発生手段であり、その可変
データRのビット数は下位(n−m)ビットデータYLと
同じ(n−m)ビットである。
可変データ発生手段10は、1画素分に相当する画素信号
に対応するクロックの入力ごとに、出力する可変データ
Rを更新する。
に対応するクロックの入力ごとに、出力する可変データ
Rを更新する。
可変データ発生手段10としては、いわゆる乱数発生回路
を用いてもよいし、擬似的乱数の発生回路でもよいし、
特定のパターンを記憶しそれをサイクリックに読み出す
パターン発生回路でもよい。
を用いてもよいし、擬似的乱数の発生回路でもよいし、
特定のパターンを記憶しそれをサイクリックに読み出す
パターン発生回路でもよい。
11は下位(n−m)ビットデータYLと可変データRとを
比較して、下位ビットデータYLが可変データRよりも大
きいときに(YL>R)、“1"の1ビット信号Sを出力
し、下位ビットデータYLが可変データRと同じか小さい
ときに(YL≦R)、“0"の1ビット信号Sを出力する比
較手段である。
比較して、下位ビットデータYLが可変データRよりも大
きいときに(YL>R)、“1"の1ビット信号Sを出力
し、下位ビットデータYLが可変データRと同じか小さい
ときに(YL≦R)、“0"の1ビット信号Sを出力する比
較手段である。
12は上位mビットデータYUのLSB(最下位桁)に1ビッ
ト信号Sを加算し、その加算結果を最終の出力データy
としてドットジェネレータ8に出力する加算手段であ
る。
ト信号Sを加算し、その加算結果を最終の出力データy
としてドットジェネレータ8に出力する加算手段であ
る。
加算手段12からの出力データyのビット数は、上位ビッ
トデータYUと同じmビットであり、加算の結果、オーバ
ーフローして(m+1)ビットとなる場合には桁上げを
禁止してmビットのフルスケールで出力するものであ
る。
トデータYUと同じmビットであり、加算の結果、オーバ
ーフローして(m+1)ビットとなる場合には桁上げを
禁止してmビットのフルスケールで出力するものであ
る。
以下、数値変換の具体例を表に示す。
この表は、本発明の入出力特性を従来例の入出力特性と
比較するために、第3図の変換特性に適用した場合につ
いてまとめたものである。
比較するために、第3図の変換特性に適用した場合につ
いてまとめたものである。
入力データxのビット数を4ビット、最終の出力データ
yのビット数を4ビット、ルックアップテーブルLUTの
出力データYのビット数を6ビットとする。また、入出
力変換特性において、出力データの値は目標値を四捨五
入したものとする。
yのビット数を4ビット、ルックアップテーブルLUTの
出力データYのビット数を6ビットとする。また、入出
力変換特性において、出力データの値は目標値を四捨五
入したものとする。
第3図の従来例の場合の入出力変換特性は、表の,
,欄に示すようになる。
,欄に示すようになる。
例えば、x=6のとき、目標値は9.75であるから、四捨
五入によりy=10となる。出力データyと目標値との誤
差Δ1は、Δ1=0.25である。各xについて誤差Δ1を
求めた結果を表の欄に示す。
五入によりy=10となる。出力データyと目標値との誤
差Δ1は、Δ1=0.25である。各xについて誤差Δ1を
求めた結果を表の欄に示す。
さて、4ビットでの目標値を6ビットに換算すると欄
のようになる。6ビット換算の目標値は、4ビットでの
目標値に、26÷24=4を掛け算すればよい。
のようになる。6ビット換算の目標値は、4ビットでの
目標値に、26÷24=4を掛け算すればよい。
例えば、x=6の場合、9.75×4=39.0となる。
欄はルックアップテーブルLUTからの出力データYの
値であり、欄の値を四捨五入したものである。欄は
欄の値を6ビットの2進数で表現したものである。
値であり、欄の値を四捨五入したものである。欄は
欄の値を6ビットの2進数で表現したものである。
欄は欄の6ビットデータのうち上位の4ビットデー
タYUを示し、欄は欄の6ビットデータのうち下位の
2ビットデータYLを示す。,欄では括弧内に対応す
る10進表示を示す。
タYUを示し、欄は欄の6ビットデータのうち下位の
2ビットデータYLを示す。,欄では括弧内に対応す
る10進表示を示す。
例えば、x=6のとき、出力データYは〔100111〕=
(39)であり、YU=〔1001〕=(9)、YL=〔11〕=
(3)となる。
(39)であり、YU=〔1001〕=(9)、YL=〔11〕=
(3)となる。
欄は下位ビットデータYLが可変データRよりも大きく
なる(YL>R)場合の確率P1を示す。可変データRは2
ビットであり、〔00〕,〔01〕,〔10〕,〔11〕を互い
に同一の確率で出力する。
なる(YL>R)場合の確率P1を示す。可変データRは2
ビットであり、〔00〕,〔01〕,〔10〕,〔11〕を互い
に同一の確率で出力する。
欄の(a)〜(d)は欄の確率P1に基づいて最終の
出力データyの分布を求めたものである。
出力データyの分布を求めたものである。
例えば、x=6の場合、確率P1=3/4であるから、加算
手段12において上位ビットデータYU=9に1ビット信号
S=1が加算される確率は4回に3回の割合であり、分
布は、「9,10,10,10」となる。
手段12において上位ビットデータYU=9に1ビット信号
S=1が加算される確率は4回に3回の割合であり、分
布は、「9,10,10,10」となる。
欄は欄の(a)〜(d)の平均値(=期待値)=
((a)+(b)+(c)+(d))/4を求めたもので
ある。x=6の場合は、9.75となる。
((a)+(b)+(c)+(d))/4を求めたもので
ある。x=6の場合は、9.75となる。
欄は欄の平均値(=期待値)と欄の目標値との
誤差Δ2を求めたものである。x=6の場合、誤差Δ2
は0.00であり、最終の出力データyの平均値(=期待
値)は、目標値と正確に一致する。
誤差Δ2を求めたものである。x=6の場合、誤差Δ2
は0.00であり、最終の出力データyの平均値(=期待
値)は、目標値と正確に一致する。
入力データxがいずれの値をとっても、誤差Δ2は0.10
以下であり、従来例の場合よりも小さく、より目標値に
近いことが判る。この最大の誤差Δ2=0.10は10進表示
であるから、2進表示では、2-4のオーダーである。こ
れは、 2-4=0.0625<0.10<0.125=2-3 から明白である。
以下であり、従来例の場合よりも小さく、より目標値に
近いことが判る。この最大の誤差Δ2=0.10は10進表示
であるから、2進表示では、2-4のオーダーである。こ
れは、 2-4=0.0625<0.10<0.125=2-3 から明白である。
なお、製版工程でのスキャナ等を用いた画像処理におい
て本発明を適用する場合は、現実的にみて、入力8ビッ
トに対し、Yを12ビットとし、YUおよびyを8ビット、
YLを4ビットとするのが妥当である。
て本発明を適用する場合は、現実的にみて、入力8ビッ
トに対し、Yを12ビットとし、YUおよびyを8ビット、
YLを4ビットとするのが妥当である。
以上で明らかなように、本発明の実施例におけるルック
アップテーブルLUTの統計的特性は、第3図におけるカ
ーブAのような滑らかな目標特性となる。これに対し
て、第4図の(B)のような従来の方法では、ルックア
ップテーブルの統計的特性はカーブBのままである。な
お、統計的特性とは、ある入力データxに注目したと
き、ランダムな値をとる出力データyの平均値を求め
たものである。
アップテーブルLUTの統計的特性は、第3図におけるカ
ーブAのような滑らかな目標特性となる。これに対し
て、第4図の(B)のような従来の方法では、ルックア
ップテーブルの統計的特性はカーブBのままである。な
お、統計的特性とは、ある入力データxに注目したと
き、ランダムな値をとる出力データyの平均値を求め
たものである。
以上のように、ルックアップテーブルLUTの出力データ
Yのビット数を増やし、それを整数部に対応する上位ビ
ットデータYUと小数部に対応する下位ビットデータYUと
に分け、下位ビットデータYUを同一ビット数の可変デー
タRと比較して上位ビットデータYUのLSBに“1"を加算
するかどうかを決定することにより、デジタル方式の階
調変換回路に、従来のように本来不用なノイズを混入す
ることなくランダム性を導入することができるのであ
る。
Yのビット数を増やし、それを整数部に対応する上位ビ
ットデータYUと小数部に対応する下位ビットデータYUと
に分け、下位ビットデータYUを同一ビット数の可変デー
タRと比較して上位ビットデータYUのLSBに“1"を加算
するかどうかを決定することにより、デジタル方式の階
調変換回路に、従来のように本来不用なノイズを混入す
ることなくランダム性を導入することができるのであ
る。
また、本実施例では、2進数によるものとして記述した
が、本発明の技術思想によれば2進数に限ることはな
く、3進数以上によることもできる。この場合は、上位
ビット,下位ビットをそれぞれ上位桁,下位桁として設
定すればよい。
が、本発明の技術思想によれば2進数に限ることはな
く、3進数以上によることもできる。この場合は、上位
ビット,下位ビットをそれぞれ上位桁,下位桁として設
定すればよい。
また、ルックアップテーブルLUTは、ROMに形成してもよ
いし、RAMに形成してもよいし、あるいは場合によって
は可変データ発生手段10,比較手段11,加算手段12も含め
てLSIによって構成してもよい。
いし、RAMに形成してもよいし、あるいは場合によって
は可変データ発生手段10,比較手段11,加算手段12も含め
てLSIによって構成してもよい。
<発明の効果> 本発明によれば、以上のように作用するので、出力デー
タの平均値(=期待値)を目標値と実質的に一致させる
ことができ、所要の変換特性に沿ったデータを出力し
て、隣接する画素群との間のトーンジャンプや偽輪郭の
問題を解消できるとともに、微妙な階調変化も良好に再
現することができる。
タの平均値(=期待値)を目標値と実質的に一致させる
ことができ、所要の変換特性に沿ったデータを出力し
て、隣接する画素群との間のトーンジャンプや偽輪郭の
問題を解消できるとともに、微妙な階調変化も良好に再
現することができる。
しかも、本発明によれば、予め定められた最終出力とし
て必要なmビットデータに対して、読み取って得られる
画像のデジタル入力データもmビットとして、mよりも
多いnビットデータを出力するルックアップテーブル、
下位(n−m)ビットで処理する可変データ発生手段お
よび比較手段、上位mビットで処理する加算手段の相互
の有機的結合でもって、上記トーンジャンプや偽輪郭を
解消できるため、回路の複雑化とコストアップを招く原
因となる読み取り時のビット数を必要以上に増やす必要
がない。
て必要なmビットデータに対して、読み取って得られる
画像のデジタル入力データもmビットとして、mよりも
多いnビットデータを出力するルックアップテーブル、
下位(n−m)ビットで処理する可変データ発生手段お
よび比較手段、上位mビットで処理する加算手段の相互
の有機的結合でもって、上記トーンジャンプや偽輪郭を
解消できるため、回路の複雑化とコストアップを招く原
因となる読み取り時のビット数を必要以上に増やす必要
がない。
さらに、本発明によれば、ルックアップテーブルではm
ビット入力に対してn(n>m)ビットデータを出力す
るので、量子化誤差が抑制されており、下位(n−m)
ビットデータと可変データとの比較結果による1ビット
データを上位mビットデータの最下位桁に加算するの
で、ノイズ(可変データ)による悪影響も出ない。
ビット入力に対してn(n>m)ビットデータを出力す
るので、量子化誤差が抑制されており、下位(n−m)
ビットデータと可変データとの比較結果による1ビット
データを上位mビットデータの最下位桁に加算するの
で、ノイズ(可変データ)による悪影響も出ない。
第1図および第2図は本発明の実施例に係り、第1図は
ルックアップテーブルによる階調変換回路のブロック
図、第2図はその階調変換回路が使用されるカラースキ
ャナの概略のブロック図である。 第3図は一般的なルックアップテーブルの入出力変換特
性図、第4図の(A),(B)は従来方式を示すブロッ
ク図である。 7……階調変換回路 10……可変データ発生手段 11……比較手段 12……加算手段 LUT……ルックアップテーブル x……入力データ Y……ルックアップテーブルの出力データ YU……上位ビットデータ YL……下位ビットデータ y……最終の出力データ R……可変データ S……1ビット信号
ルックアップテーブルによる階調変換回路のブロック
図、第2図はその階調変換回路が使用されるカラースキ
ャナの概略のブロック図である。 第3図は一般的なルックアップテーブルの入出力変換特
性図、第4図の(A),(B)は従来方式を示すブロッ
ク図である。 7……階調変換回路 10……可変データ発生手段 11……比較手段 12……加算手段 LUT……ルックアップテーブル x……入力データ Y……ルックアップテーブルの出力データ YU……上位ビットデータ YL……下位ビットデータ y……最終の出力データ R……可変データ S……1ビット信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−283272(JP,A) 特開 平1−86280(JP,A) 米国特許4196452(US,A)
Claims (1)
- 【請求項1】画像読取手段によって得られた画像のデジ
タル入力データを、ルックアップテーブルによって階調
変換し、予め定められたmビットの出力データとする、
ルックアップテーブルによる階調変換回路であって、 前記デジタル入力データのビット数を前記出力データと
同じmビットとし、 このデジタル入力データを入力して、前記mよりも多い
nビットのデータを出力するルックアップテーブルと、 ルックアップテーブルから出力されるnビットデータの
うち整数部に対応する上位mビットデータを除いた小数
部に対応する下位(n−m)ビットデータと同一のビッ
ト数をもち、確率分布が一様な状態で時系列的に変化す
る可変データを発生する可変データ発生手段と、 前記可変データと前記下位(n−m)ビットデータとを
比較し、下位(n−m)ビットデータが可変データより
も大きいときに“1"の1ビット信号を出力し、下位(n
−m)ビットデータが可変データ以下のときに“0"の1
ビット信号を出力する比較手段と、 前記ルックアップテーブルからの上位mビットデータの
最下位桁に、前記比較手段による1ビット信号を加算
し、その加算結果をmビットの出力データとして出力す
る加算手段 とを備えていることを特徴とするルックアップテーブル
による階調変換回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62281800A JPH0743763B2 (ja) | 1987-11-07 | 1987-11-07 | ルックアップテーブルによる階調変換回路 |
US07/249,984 US5123059A (en) | 1987-09-28 | 1988-09-27 | Gradation converting circuit employing lookup table |
EP88115978A EP0310021B1 (en) | 1987-09-28 | 1988-09-28 | Gradation converting circuit employing lookup table |
DE3853117T DE3853117T2 (de) | 1987-09-28 | 1988-09-28 | Gradationsumsetzungsschaltung unter Benutzung einer Nachschlagetabelle. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62281800A JPH0743763B2 (ja) | 1987-11-07 | 1987-11-07 | ルックアップテーブルによる階調変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01123373A JPH01123373A (ja) | 1989-05-16 |
JPH0743763B2 true JPH0743763B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=17644157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62281800A Expired - Lifetime JPH0743763B2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-11-07 | ルックアップテーブルによる階調変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743763B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3428063B2 (ja) * | 1993-04-16 | 2003-07-22 | 富士写真フイルム株式会社 | 画像データの階調変換方法および装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4196452A (en) | 1978-12-01 | 1980-04-01 | Xerox Corporation | Tone error control for image contour removal |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1772367C3 (de) * | 1968-05-04 | 1974-10-31 | Dr.-Ing. Rudolf Hell Gmbh, 2300 Kiel | Verfahren zur gerasterten Reproduktion von Halbtonbildern |
JPS57160264A (en) * | 1981-03-30 | 1982-10-02 | Canon Inc | Recorder of half tone picture |
JPS61283272A (ja) * | 1985-06-08 | 1986-12-13 | Canon Inc | 画像記録装置 |
-
1987
- 1987-11-07 JP JP62281800A patent/JPH0743763B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4196452A (en) | 1978-12-01 | 1980-04-01 | Xerox Corporation | Tone error control for image contour removal |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01123373A (ja) | 1989-05-16 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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