JPH01122806A

JPH01122806A - 自動倉庫

Info

Publication number: JPH01122806A
Application number: JP27781887A
Authority: JP
Inventors: Yasuji Kobayashi; 泰爾小林; Koji Kaneko; 幸次金子; Toshikazu Shimura; 志村　俊和
Original assignee: IHI Corp
Current assignee: IHI Corp
Priority date: 1987-11-02
Filing date: 1987-11-02
Publication date: 1989-05-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は、物品を自動的に貯蔵、保管、仕分け、出荷す
る自動倉庫に関するものである。

［従来の技術］物流システムは、所定の物（容器を含む）を所定のタイ
ミングに従って特定の位置に保管したり、特定の位置か
ら特定の位置まで移動させることを目的とする。そして
、この物流システムの一環として設けられる自動倉庫は
、上記物品を自動的に貯蔵、保管、仕分け、出荷する機
能、即ち、入庫自動準備（入荷品のユニットへのまとめ
、搬送車と倉庫床面とのギャップ調整など）、自動入庫
（入庫口から棚への搬送、棚への格納など）、自動格納
（保管など）、自動出庫（棚からの取り出し、棚から出
庫口までの搬送など）、自動出庫準備、出荷（仕分け、
出荷機器の選定など）の諸機能を有する。

第４図は、従来、通常用いられている自動倉庫の一部の
正面図を示す。物品を保管・格納するための多数段の物
品収納部を有した棚１が設けられ、棚１と棚ｌとの間の
通路２の間で床３の上をスタッカクレーン４が走行して
棚１への入出庫作業を行うようになっている。

［発明が解決しようとする問題点］自動倉庫システムは、物品の自動的貯蔵、保管、仕分け
などを行うために、コンピュータオンライン運転や遠隔
運転モードにより通常は自動的に入出庫作業が行われる
。しかしながら、自動倉庫システムの中でクレーン（ス
タッカクレーン）の所要能力以上に入出庫能力を必要と
したり、停電時に、システムを司る制御装置の停止、あ
るいはシステムを構成する各種機器の停止が発生したり
する場合には、手作業で入出庫作業をしなければならな
い。

しかし、上述の従来、通常用いられている自動倉庫はス
タッカクレーン方式であるために、クレーン本体が棚と
棚との間の空間を移動しこの空間をすべて使用すること
になる。従って、いかに作業員を増員してもこの空間に
人間の歩廊を形成することはできないので、入出庫作業
の能率が極端に低下する。また、入出庫作業をするため
には、脚立やはしごを使用することも必要となり、作業
が危険となり安全防止上好ましくない。

本発明は、スタッカクレーン方式を廃止し、棚と棚との
間の空間に人間が通行できるような歩廊を形成するシャ
トルクレーン方式を採用することにより、通常の自動入
出庫と手作業による入出庫の両方を可能にすることを目
的としている。

［問題点を解決するための手段］本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、物品を
保管・格納する複数段の物品収納部を有した棚と、該棚
と棚との間における所要の高さ位置を走行して入出庫作
業する自動シャトルクレーンと、前記シャトルクレーン
と自動倉庫周辺設備との間で物品を搬送するサーバと、
前記棚と棚との間における前記シャトルクレーンの直下
部に、人が通行できる歩廊とを設けたことを特徴とする
ものである。

［作　　　用コシャトルクレーンの所要能力以上に入出庫能力を必要と
したり、停電により自動倉庫システムの自動化制御を司
る制御装置の停止、あるいはシステムを構成する機器類
の停止が発生したりする場合等に、手作業で入出庫作業
をする必要がある。このとき、前記シャトルクレーンの
通路内に前記棚と棚との間に人が通行できる歩廊が設け
られているために、作業員がこの歩廊を歩行して前記手
作業を自由に行うことができる。また、脚立やはしごを
使用しないために安全に作業することができる。

［実　施　例］以下本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する。

第１図〜第３図は本発明の一実施例を示し、第４図中で
示したものと同一のものには同符号を付しである。

物品を保管・格納するための多段の物品収納部を有した
複数（図では４つ）の棚１を設ける。

棚１と棚ｌとの間に人間が自由に通行できる程度の間隔
をあけて通路２を作る。この通路２は、棚ｌの長手方向
（第２図の側面図における横方向）全長にわたって延び
、この通路２の中に床３から高さ方向に順次約２，００
０ＩＩｌａ程度の間隔をおいて複数（図では３つ）の階
層の歩廊５を設ける。該歩廊５は棚ｌの長手方向全長に
わたって延びると共に、更に延びて床３から立ち上る階
段Ｂに接続している。前記複数の階層の各歩廊５の上部
に、レール１１に沿って棚１の長手方向に往復動じ物品
を棚１へ入出庫作業をする自動式シャトルクレーン７を
設置する。前記棚１の長手方向の前記階段６と反対側の
雌端部付近に、前記シャトルクレーン７と自動倉庫周辺
設備（図示せず）との間で物品の搬送をするサーバ８及
びバッチコンベヤ９を設ける。また、棚ｌの長手方向の
一端部付近に設けた階段６の他に、前記棚ｌの長手方向
の一端部と反対側の雌端部付近の他の階段１０を設ける
。自動倉庫の自動化制御を司る制御装置（図示せず）を
設ける。

上述の構成において、自動倉庫の自動運転の際に、前記
シャトルクレーン７、サーバ８、バッチコンベヤ９が制
御装置（図示せず）により自動運転し、コンピュータオ
ンライン運転や遠隔運転モードによって物品の自動的な
入出庫作業が行われる。

しかしながら、シャトルクレーン７の所要能力以上の入
出庫能力を必要としたり、停電時に制御装置（図示せず
）、シャトルクレーン７、サーバ８、バッチコンベヤ９
が停止したような場合には、手作業での入出庫作業が必
要となる。

この手作業による入出庫作業を行うときに、作業員は、
前記階段６．１０を使用して前記通路２に入る。この通
路２には複数階層の歩廊５が設けられ、シャトルクレー
ン７が歩廊５上部のレール１１上に設置されているため
に、作業員は、この歩廊５上を自由に歩行することがで
き、それにより入出庫指示書に従って作業が行われる。

もし自動的に入出庫作業が行われるときには、作業員は
退去し、各歩廊５は設置されたままの状態で次の手作業
に入るまでそのまま機能しなくてもよい。

［発明の効果］本発明によれば、（Ｄ　コンピュータオンライン運転、遠隔自動運転時で
も、歩廊を設置したままでよい。

（ＩＤ　　機械系の能力以上の入出庫を必要とするとき
に、作業員を多くし歩廊上で作業をすることができる。

■　停電時、制御装置や機器が停止しても、作業員が歩
廊上で容易に、しかも安全に入出庫作業をすることがで
きる。

■　通常の方式では棚卸時に非常に時間がかかるが、人
数をかけることにより歩廊上で短時間で作業を終えるこ
とができる。

■　特に、小物物品や小物商品を取扱う自動倉庫では、
手作業入出庫の際に顕著な効果を発揮する。

■　棚と棚との間に歩廊を設けるために、構造体として
も堅牢なものとなる。

など種々の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の平面説明図、第２図は第１
図のＡ−Ａ矢視側面説明図、第３図は第２図のＢ−Ｂ矢
視正面説明図、第４図は従来技術の正面説明図である。図中１は棚、２は通路、５は歩廊、７はシャトルクレー
ン、８はサーバを示す。

Claims

【特許請求の範囲】

１）物品を保管・格納する複数段の物品収納部を有した
棚と、該棚と棚との間における所要の高さ位置を走行し
て入出庫作業する自動シャトルクレーンと、前記シャト
ルクレーンと自動倉庫周辺設備との間で物品を搬送する
サーバと、前記棚と棚との間における前記シャトルクレ
ーンの直下部に、人が通行できる歩廊とを設けたことを
特徴とする自動倉庫。