JPH01121863A - 静電像現像剤 - Google Patents

静電像現像剤

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JPH01121863A
JPH01121863A JP62279277A JP27927787A JPH01121863A JP H01121863 A JPH01121863 A JP H01121863A JP 62279277 A JP62279277 A JP 62279277A JP 27927787 A JP27927787 A JP 27927787A JP H01121863 A JPH01121863 A JP H01121863A
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JP
Japan
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particles
fine particles
acid
developer
toner
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JP62279277A
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English (en)
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Akitoshi Matsubara
昭年 松原
Jiro Takahashi
高橋 次朗
Kenji Tsujita
辻田 賢治
Takeki Okuyama
雄毅 奥山
Hiroyuki Yamada
裕之 山田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば電子写真法、静電記録法、静電印刷法
等において潜像担持体の表面に形成された静電潜像を現
像するために用いられる静電像現像剤に関するものであ
る。
〔技術の背景〕
一般に、電子写真法においては、光導電性材料よりなる
感光層を有してなる潜像担持体に−様な静電荷が付与さ
れた後、原稿露光により当該潜像担持体の表面に原稿に
対応した静電潜像が形成され、この静電潜像が現像剤に
より現像されてトナー像が形成される。このトナー像は
紙等の転写材に転写された後、加熱あるいは加圧等によ
り定着されて複写画像が形成される。一方、転写工程後
の潜像担持体は、除電され9次いで転写後の残留現像剤
がクリーニングされたうえ次の複写画像の形成に供され
る。
しかして、良好な複写画像を多数回にわたり安定に形成
するためには、転写されずに潜像担持体上に残留した残
留トナーを良好にクリーニングすることが必要とされる
。クリーニング工程を遂行するためのクリーニング装置
としては、潜像担持体に接触配置されたクリーニングブ
レードを有してなるものが構造が簡単でしかもクリーニ
ング効率が高い点で好ましい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、クリーニングブレードによるクリーニングにお
いては、潜像担持体上の残留トナーの掻き取り効果は高
いものの、掻き取った残留トナーがクリーニングブレー
ドの先端部分に付着して蓄積しやすく、しかもこの先端
部分には残留トナーの他に転写紙から発生する紙粉等の
異物も付着して蓄積するようになり、当該紙粉中にはタ
ルク等の吸湿性の高い物質が存在するため、クリーニン
グブレードの先端部分に蓄積したトナーもしくは紙粉等
の異物により潜像担持体の表面がフィルミングされる現
象(フィルミング現象)が発生する。
特に長時間の休止後に画像の形成を再開する場合には、
クリーニングブレードの先端部分に蓄積したトナーもし
くは紙粉等の異物が相当に吸湿した状態となっているた
め、フィルミング現象が著しぐ発生しやすい。
斯かるフィルミング現象が発生すると、クリーニングブ
レードによって潜像担持体の表面からフィルミング物質
を除去することは相当に困難となり、そのためトナーも
しくは紙粉等の異物により潜像担持体の電気抵抗が低下
し、画像が不鮮明となる現象(画像ボケ)が発生する問
題点がある。
一方、クリーニング性の向上を図る技術として、吸湿性
の小さい有機微粒子を用いる技術が提案されている(特
開昭60−186851号公報参照)が、本発明者等が
鋭意検討したところ、この技術では画像ボケを十分に解
消することは困難であることが判明した。
また、酸化セリウムやチタン酸ストロンチウムを添加す
ることによりクリーニング性の向上を図る技術が提案さ
れている(特開昭60−32060号公報参照)が、現
像剤に要求されるその他の性能を十分満足するには至っ
ていない。
すなわち、摩擦帯電効率が低いために、−旦画像の形成
を休止しある程度の時間が経過した後に再び画像の形成
を再開する場合、初期画像に著しくカプリ (初期カブ
リ)が発生する。これは、画像形成の再開時においてト
ナーの摩擦帯電の立ち上がりがきわめて悪いからである
。また、多数回にわたり画像の形成を繰り返すと現像剤
搬送担体の表面にトナー粒子や添加粒子が埋め込まれた
り、あるいは表面が摩耗して滑りやす(なり、そのため
現像剤の搬送性が悪化して現像不良による画像カスレが
発生したり、現像領域への現像剤の供給量が不安定とな
り、また摩擦帯電性が低下し、その結果画像に濃淡のム
ラが生ずる画像ムラが発生する。
本発明は以上の如き事情に基いてなされたものであって
、摩擦帯電性、クリーニング性の向上を図ることができ
、画像カスレ、画像ムラ、画像ボケのない良好な画像を
形成することができる静電像現像剤を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の静電像現像剤は、トナー粒子と、有機微粒子と
、無機微粒子とを有してなることを特徴とする。
〔発明の作用効果〕
本発明によれば、有機微粒子の存在によりトナー粒子同
士の凝集が防止されるためトナー粒子が動きやすくなっ
て摩擦帯電効率が向上すると共に現像剤の流動性が向上
し、そのため現像剤搬送担体上に均一な現像剤層を形成
することができて現像剤の搬送性が安定したものとなり
、その結果画像カスレおよび画像ムラを伴わずに画像を
形成することが可能となる。また、トナー粒子の表面に
有機微粒子が存在することにより、有機微粒子を介して
潜像担持体の表面とトナー粒子とが接触することとなる
ため、残留トナーのクリーニングが著しく容易となり、
従ってクリーニングブレードの先端部分への残留トナー
および紙粉等の異物の蓄積を十分に防止することができ
る。
そして、有機微粒子のみならず無機微粒子が存在するの
で、研磨性能の高い無機微粒子の作用が有機微粒子によ
り適度に抑制され、そのためフィルミング現象の原因と
なる残留トナーおよび紙粉等の異物をクリーニングブレ
ードおよび潜像担持体の表面を損傷することなく良好に
研磨して除去することが可能となり、その結果画像ボケ
を伴わずに画像を形成することができる。
〔発明の具体的構成〕
本発明にふいては、トナー粒子と、有機微粒子と、無機
微粒子とを必須成分として用いて静電像現像剤を構成す
る。本発明の現像剤は、キャリア粒子を含まない一成分
現像剤、またはキャリア粒子を含む二成分現像剤のいず
れのタイプであってもよい。
有機微粒子は、耐久性を高めるために球形であることが
好ましい。有機微粒子の一次粒子の平均径は、0.01
〜5u肩が好ましく、特に0.03〜3μmが好ましい
。この平均径が過小のときには当該有機微粒子によるス
ペーサー効果が小さくてクリーニング不良が発生しやす
い。一方過大のときにはトナーの摩擦帯電性が阻害され
やすい。
有機微粒子の割合は、トナー粒子の100重量部に対し
て0.01〜3重量部が好ましく、特に0.1〜2重量
部が好ましい。有機微粒子の割合が過小のときにはスペ
ーサー効果が小さくてクリーニング不良が発生しやすい
。一方過大のときには結着樹脂粒子の摩擦帯電性が阻害
されやすい。
有機微粒子を構成するための有機物質としては特に眼定
されないが、耐湿性、摩擦帯電性の安定化に優れている
点でビニル系重合体が好ましい。
斯かるビニル系重合体は、例えば乳化重合法、懸濁重合
法等の各種の重合法により製造されるが、小径でしかも
球形の有機微粒子が効率的に得られる点で乳化重合法が
好ましい。特に、ビニル系重合体を得るための単量体自
体が乳化作用を有するような系において乳化剤を用いな
いで乳化重合法によりビニル系重合体を得ることが好ま
しい。これに対して乳化剤を用いる場合には当該乳化剤
によりトナーの摩擦帯電性が阻害されたり、あるいは摩
擦帯電性の湿度依存性が大きくなることがある。
ビニル系重合体としては、特にアクリル系重合体が好ま
しい。このアクリル系重合体は、アクリル酸もしくはア
クリル酸エステル、メタクリル酸もしくはメタクリル酸
エステルから選ばれる単量体を重合して得られる単独重
合体あるいは共重合体である。斯かるアクリル系重合体
を得るために用いられるアクリル系単量体としては、ア
クリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチノペアク
リル酸n−プチノヘアクリル酸イソブチル、アクリル酸
プロピル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシ
ル、アクリル酸うウリノベアクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチ
ル、アクリル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メチル
、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チノペメタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル
、メタクリル酸イソブチノ吠メタクリル酸n−オクチル
、メタクリル酸ドデシノペメタクリル酸ラウリル、メタ
クリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル
、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミノ
エチノペメタクリル酸ジエチルアミノエチル等を挙げる
ことができる。
アクリル系重合体の中でも、特にポリメチルメタクリレ
ートが最も好ましい。ポリメチルメタクリレートによれ
ば、均一で小径の有機微粒子を容易に得ることができ、
潜像担持体、現像器の器壁、現像剤搬送担体等の汚染が
生じにくく、また、トナーの摩擦帯電性を阻害するおそ
れがないので、安定した現像性能が得られる。
アクリル系重合体としては、必要に応じてその他の単量
体が共重合されたものであってもよい。
この場合には単量体組成物においてアクリル系単量体を
50重量%以上の割合で用いることが好ましい。斯かる
その他の単量体としては、スチレン、0−メチルスチレ
ン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メ
チルスチレン、p−エチルスチレン、2.4−ジメチル
スチレン、p n−ブチルスチレン、p−tert−ブ
チルスチレン、p−n−へキシルスチレン、p−n−オ
クチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デ
シルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、p−メトキ
シスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレ
ン、3.4−ジクロルスチレン等のスチレン系単量体、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミ
ド等のアクリル酸もしくはメタクリル酸誘導体;酢酸ビ
ニル、酪酸ビニル、安息香酸ビニル等のビニルエステル
類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル等の
ビニルエーテル類:ビニルメチルケトン等のビニルケト
ン類;ブタジェン、イソプレン等のジエン類;マレイン
酸、フマール酸等の不飽和カルボンwI類;その他を挙
げることができる。
無機微粒子は、−次位子(個々の単位粒子に分離した状
態の粒子)の平均径が、0.05〜5μ私特に0.1〜
2JImであることが好ましい。またBET法による比
表面積は0.2〜50m’/ g 、特に0.5〜30
m”/ gであることが好ましい。またモース硬度が5
.0以上であることが好ましい。そして無機微粒子の割
合は、トナー粒子100重量部に対して、0.001〜
5重量部、特に0.O1〜2.0重量部が好ましい。
無機微粒子の平均径が過小もしくは比表面積が過大また
はモース硬度が過小のときには、トナーの摩擦帯電性が
阻害され、また適度な研暦性能が得られない。一方無機
微粒子の平均径が過大もしくは比表面積が過小のときに
は、潜像担持体の表面に損傷が発生してクリーニング不
良が発生しやすい。
無機微粒子の構成材料としては特に限定されないが、例
えば酸化アルミニウム、酸化チタン、チタン酸バリウム
、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン
酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化クロム、酸化セリウ
ム、三酸化アンチモン、酸化ジルコニウム、硫酸バリウ
ム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化
ケイ素等を挙げることができる。
トナー粒子は、結着樹脂中に、例えば着色剤、荷電制御
剤、定着性向上剤、磁性体粒子等が含有されてなる粒子
である。
結着樹脂としては、特に限定されず種々の樹脂を用いる
ことができる。具体的には、スチレン系樹脂、スチレン
・アクリル系共重合体樹脂、ポリエステル樹脂等を挙げ
ることができる。
結着樹脂を構成するスチレン系単量体としては、スチレ
ン、0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メ
チルスチレン、α−メチルスチレン、p−エチルスチレ
ン、2.4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレ
ン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシル
スチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−7ニル
スチレン、p−n−デシルスチレン、p T1−ドデシ
ルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチ
レン、p−クロルスチレン、3.4−ジクロルスチレン
等を挙げることができる。これらの単量体は単独で用い
てもよいし、あるいは複数のものを組合わせて用いても
よい。
結着樹脂を構成するその他のビニル系単量体としては、
アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデ
シル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエ
チル、アクリル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メチ
ル、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸プロピノペメタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸インブチノペメタクリル酸n−オクチ
ル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ラウリル、メ
タクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリ
ル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミ
ノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル等のアク
リル系単量体;アクリロニトリル、メタクリロニトリル
、アクリルアミド等のアクリル酸もしくはメタクリル酸
誘導体;酢酸ビニル、醋酸ビニル、安息香酸ビニル等の
ビニルエステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチ
ルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン
等のビニルケトン類;ブタジェン、イソプレン等のジエ
ン類;マレイン酸、フマール酸等の不飽和カルボン酸類
;その他を挙げることができる。
結着樹脂として用いられるポリエステル樹脂は、アルコ
ール単量体とカルボン酸単量体との縮重合によって得ら
れる樹脂である。アルコール単量体としては、例えばエ
チレングリコール、ジエチレングリコーノペトリエチレ
ングリコール、1.2−プロピレングリコール、1.3
−プロピレングリコール、l、4−ブタンジオーノペネ
オペンチルグリコール、1.4−ブチンジオール等のジ
オール類、1.4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘ
キサン、およびビスフェノールA1水素添加ビスフエノ
ールA1ポリオキシエチレン化ビスフエノールA1ポリ
オキシプロピレン化ビスフエノールA等のエーテル化ビ
スフェノール類、その他の二価のアルコール単量体を挙
げることができる。また、カルボン酸単量体としては、
例えばマレイン酸、フマール酸、メサコン酸、シトラコ
ン酸、イタコン酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフタ
ル酸、テレフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コ
ハク酸、アジピン酸、セパチン酸、マロン酸、およびこ
れらを炭素数3〜22の飽和もしくは不飽和の炭化水素
基で置換した二価の有機酸単量体、これらの酸の無水物
、低級アルキルエステルとリルイン酸の二量体、その他
の二価の有機酸単量体等を挙げることができる。以上の
ような二価の単量体のほか、さらに必要に応じて、三価
以上の多価単量体を用いてもよい。三価以上の多価アル
コール単量体としては、例えばソルビトール、1,2.
3.6−ヘキサンチトローノペ1.4−ソルビタン、ペ
ンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペ
ンタエリスリトーノペショ糖、1.2.4−ブタントリ
オール、1.2.5−ペンタントリオーノベグリセロー
ル、2−メチルプロパントリオール、2−メチル−1,
2,4−ブタントリオール、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、  1,3.5−トリヒドロキ
シメチルベンゼン、その他を挙げることができる。また
、三価以上の多価カルボン酸単量体としては、例えば1
.2.4−ベンゼントリカルボン酸、1.3.5−ベン
ゼントリカルボン酸、1.2゜4−シクロヘキサントリ
カルボン酸、2.5.7−ナフタレントリカルボン酸、
1.2.4−ナフタレントリカルボン酸、1.2.4−
ブタントリカルボン酸、1.2.5−ヘキサントリカル
ボン酸、1.3−ジカルボキシル−2−メチル−2−メ
チレンカルボキシプロパン、テトラ(メチレンカルボキ
シ)メタン、1.2.7.8−オクタンテトラカルボン
酸、エンポール三量体酸、右よびこれらの酸の無水物、
その他を挙げることができる。
磁性トナーとする場合には、結着樹脂中に磁性体が含有
される。斯かる磁性体としては、磁場によってその方向
に強く磁化する物質、例えば鉄、フェライト、マグネタ
イトをはじめとする鉄、ニッケル、コバルト等の強磁性
を示す金属もしくは合金またはこれらの元素を含む化合
物、強磁性元素を含まないが適当な熱処理を施すことに
よって強磁性を示すようになる合金、例えばマンガン−
銅−アルミニウム、マンガン−銅−i、等のマンガンと
銅とを含むホイスラー合金と呼ばれる種類の合金、二酸
化クロム、その他を挙げることができる。磁性体は、平
均粒径が0.1〜inの微粉末の形態で均一に分散され
て含有されることが好ましい。磁性体の含有割合は、ト
ナーの100重量部に対して、10〜70重量部である
ことが好ましく、特に20〜50重量部であることが好
ましい。
着色剤としては、例えばカーボンブラック、ニグロシン
染料、アニリンブルー、カルコオイルブルー、クロムイ
エロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレッド
、キノリンイエロー、メチレンブルークロライド、フタ
ロシアニンブルー、マラカイトグリーンオフサレート、
ランプブラック、ローズベンガル、これらの混合物、そ
の他を挙げることができる。
荷電制御剤としては、例えばニグロシン系染料、金属錯
体系染料、アンモニウム塩系化合物、アミノトリフェニ
ルメタン系染料、窒素原子含有ポリマー等を挙げること
ができる。
定着性向上剤としては、例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン、脂肪酸金属塩、脂肪酸エス
テルおよび脂肪酸エステル系ワックス、高級脂肪酸、高
級アルコール、流動または固形のパラフィンワックス、
アミド系ワックス、多価アルコールエステル、シリコー
ンフェス、脂肪族フロロカーボン等を挙げることができ
る。これらの中で、特に、ポリオレフィンが好ましく、
熱ローラ定着にふいて優れた定着性が発揮される。
またこのようなトナーにおいては本発明の効果が著しく
良好に発揮される。
有機微粒子および無機微粒子は、トナー粒子に外部から
添加混合されて使用されることが好ましい。具体的には
、例えばV型ブレンダー等の混合装置を用いてトナー粒
子と有機微粒子と無機微粒子とを混合することにより、
トナー粒子の表面に有機微粒子ふよび無機微粒子を存在
させることが好ましい。
二成分現像剤とする場合にふいては、上記の如きトナー
粒子、有機微粒子および無機微粒子と共にキャリアが混
合されて現像剤が構成される。斯かるキャリアとしては
、特に限定されず従来公知のキャリアを用いることがで
きる。具体的には、磁性体粒子のみにより構成されたキ
ャリア、磁性体粒子の表面が樹脂により被覆されてなる
樹脂被覆キャリア等を用いることができる。
キャリアを構成する磁性体粒子としては、磁場によって
その方向に強く磁化する物質、例えば鉄、フェライト、
マグネタイトをはじめとする鉄、ニッケル、コバルト等
の強磁性を示す金属もしくは合金またはこれらの元素を
含む化合物、強磁性元素を含まないが適当に熱処理する
ことによって強磁性を示すようになる合金、例えばマン
ガン−銅−アルミニウムもしくはマンガン−銅−錫等の
ホイスラー合金とよばれる種類の合金または二酸化クロ
ム等よりなる粒子を用いることができる。
キャリアの被覆用樹脂としては、フッ素樹脂、スチレン
系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン・アクリル系共重合
体樹脂等を用いることができる。
キャリアの平均粒径は、20〜120μ膚であることが
好ましく、特に30〜110pであることが好ましい。
ここで、キャリアの平均粒径(重量)は、「マイクロト
ラック」 (日機装社製)を用いて測定された値である
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を具体的に説明するが、本発明が
これらの実施例に限定されるものではない。
くトナー粒子の製造〉 スチレン65重量部、α−メチルスチレン5重量部、メ
チルメタクリレート10重量部、n−ブチルアクリレー
ト18重量部、ジビニルベンゼン2重量部、ベンゾイル
パーオキサイド5重量部よりなる単量体組成物を還流温
度のトルエン200重量部に徐々に滴下して溶液重合を
行い、スチレン・アクリル系共重合体樹脂を得た。
上記スチレン・アクリル系共重合体樹脂88重量部と、
カーボンブラック「モーガルLJ  (キャポット社製
) 7重量部と、荷電制御剤(サリチル酸系金属錯体)
 2重量部と、低分子量ポリプロピレン「ビスコール6
60PJ  (三洋化成工業社製)3重量部とをV型ブ
レンダーにより混合した後ミニ本ロールで熔融混練し、
冷却し、ハンマーミルにより粗砕し、さらにジェットミ
ルにより微粉砕した後、風力分級機により分級して、平
均粒径11nのトナー粒子を得た。
く有機微粒子の製造〉 (1)有機微粒子A1 過硫酸カリウムとチオ硫酸ナトリウムを開始剤として用
い、メチルメタクリレートを乳化剤を用いずに乳化重合
させて、−数粒子の平均径0.4μ層の有機微粒子A1
を得た。
(2)有機微粒子A2 有機微粒子A1において、メチルメタクリレートに変え
て、メチルメタクリレート95重量部と、n−ブチルア
クリレート5重量部とを用いたほかは同様にして一次粒
子の平均径0.8μ層の有機微粒子A2を得た。
(3)有機微粒子A3 有機微粒子A1において、メチルメタクリレートに変え
て、メチルメタクリレート92重量部と、エチルアクリ
レート8重量部とを用いたほかは同様にして一次粒子の
平均径0.6nの有機微粒千人3を得た。
く無機微粒子の製造〉 (1)無機微粒子B1 酸化セリウム粒子を微粉砕することにより、−数粒子の
平均径が0.hm、BET法による比表面積が4m”7
g、モース硬度が6の無機微粒子B1を製造した。
(2)無機微粒子B2 チタン酸ストロンチウム粒子を微粉砕することにより、
−数粒子の平均径が1.2μ層、BET法による比表面
積が2.6m2/g、モース硬度が7の無機微粒子B2
を製造した。
(3)無機微粒子B3 炭化ケイ素粒子を微粉砕することにより、−数粒子の平
均径が0.6μm、BET法による比表面積が15ff
l”7g、モース硬度が9.3の無機微粒子B3を製造
した。
〈キャリアの製造〉 ンリコーンワニス「S R−210b  ()−レ・シ
リコーン社製)8重量部を、流動化ベツド装置を用いて
、球形の銅−亜鉛系フェライト粒子(日本鉄粉社製)1
00重量部にスプレー塗布し、さらに200℃で5時間
にわたり熱処理して焼結し、次いで・凝集物を分別し、
シリコーン樹脂よりなる被覆層を有するキャリア粒子を
製造した。このキャリア粒子の平均粒径は82amであ
った。
く現像剤の調製〉 後記第1表に示す組合せおよび割合で、トナー粒子、有
機微粒子および無機微粒子をV型ブレンダーにより混合
し、さらにこれをキャリア粒子と混合して各現像剤を調
製した。
く実写テスト〉 二成分現像剤用の現像器、ウレタンゴム製クリーニング
ブレードを有するクリーニング装置およびアモルファス
シリコンよりなる潜像担持体を備えた電子写真複写機r
U−Bix2812MRJ  (小西六写真工業社製)
改造機により、上記各現像剤を用いて、to、 ooo
回ごとに5時間の休止時間を設けながら200.000
回にわたる実写テストを行ない下記項目について評価し
た。結果は後記第2表に示す通りである。
(1)カブリ 「サクラデンシトメーター」 (小西六写真工業社製)
を用いて、原稿濃度が0.0の白地部分の現像画像に対
する相対濃度を測定して判定した。なお白地反射濃度を
0.0とした。評価は、相対濃度が0.03以上の場合
を、カブリが発生したものとみなした。
(2)画質 腹写画像における画像カスレ、画像ムラ、画像ボケを調
べた。
(3)クリーニング性 io、 ooo回ごとに、クリーニングブレードにより
クリーニングされた後の潜像担持体の表面を目視により
観察し、付着物の有無により判定した。
第2表の結果からも理解されるように、本発明の現像剤
1〜3によれば、クリーニング性、IIII帯電性が優
れ、初期カブリ、画像カスレ、画像ムラ、画像ボケのな
い良好な画像を多数回にわたり安定に形成することがで
きる。
これに対して、比較用の現像剤4は無機微粒子を含有し
ないため、特に画像ボケが発生しやすく、またクリーニ
ング性が悪い。
また、比較用の現像剤5は、有機微粒子を含有しないた
め、摩擦帯電性、流動性が悪く、そのため初期カブリ、
画像カスレ、画像ムラ、画像ボケが発生しやすく、また
クリーニング性も劣る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)トナー粒子と、有機微粒子と、無機微粒子とを有し
    てなることを特徴とする静電像現像剤。 2)無機微粒子の平均径が0.05〜5μmであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の静電像現像
    剤。 3)無機微粒子のモース硬度が5.0以上であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    静電像現像剤。 4)有機微粒子の平均径が0.01〜5μmであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項までのい
    ずれか一に記載の静電像現像剤。 5)有機微粒子がビニル系重合体よりなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか一
    に記載の静電像現像剤。 6)ビニル系重合体がアクリル系重合体であることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項に記載の静電像現像剤。 7)アクリル系重合体がポリメタクリル酸メチルである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の静電像
    現像剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5139914A (en) * 1989-07-28 1992-08-18 Canon Kabushiki Kaisha Developer for developing electrostatic images and image forming apparatus
JPH04360151A (ja) * 1991-06-07 1992-12-14 Mitsubishi Kasei Corp 静電荷像現像用現像剤
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WO2006051890A1 (en) * 2004-11-11 2006-05-18 Ticona Gmbh Non-magnetic one-component developer

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