JPH01119314A - 液分離法と装置 - Google Patents

液分離法と装置

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JPH01119314A
JPH01119314A JP27489787A JP27489787A JPH01119314A JP H01119314 A JPH01119314 A JP H01119314A JP 27489787 A JP27489787 A JP 27489787A JP 27489787 A JP27489787 A JP 27489787A JP H01119314 A JPH01119314 A JP H01119314A
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filtration
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野)         6本発明は例
えば懸濁液、泥状液、泥状塊あ浸い出、移送に適するも
ので、簡易化、高能率化に関する。
(従来の技術) ろ材を使用するろ過機では従来ケーキを形成さキは接触
しない様にしていた、ケーキの含水率を下げるために脈
動を与えてケーキを破砕しつつ脱水を完結するろ過法も
ある。この例は特公昭32−6695VC示されている
。ブフナー漏斗型もある、(発明が解決しようとする問
題点) これらのろ過法はろ週間に流動性の含水物が充分に供給
されることが条件になっており、しかもケーキの取出し
のために設備は複雑で高価なものであった、流動性の乏
しいもののろ過脱水の自動化は難かしかった。また設備
が比較的高価なので大量の廃液や廃泥の処理には適しな
いことが多く含水量が多い物を輸送せざるを得す、再処
理や廃棄に支障を来していた。
また少量の泥水は処理しないで放置し、作業や環境浄化
の見地から問題があった、 従来のろ過法を技術的に見た場合、特にスラリー濃度の
高いものでは、ケーキ取出に要する手数が増え、能率が
低下するだけでなく、ろ材の目づまシがはやく、ろ過速
度は小さくなる欠点があった。さらに粒度の小な例えば
ベントナイトや粘土質の泥水では目づまりがはげしいた
めに脱水コストは高いものであった。沈降処理は低能率
であった。
本発明はこれらの欠点を除き、しかも流動性の乏しい泥
状物の脱水あるいは脱液をも簡単に行うことを目的とす
る、 (問題を解決するための手段) 本発明は液の吸引と形成ケーキのブローによる剥離 を
比較的短周期で繰返し行いつつろ過、脱水(また越脱液
、以下同じ)シ、シかもこの操作を未処理物と接触した
状態あるいは位置で行うことによって能率を上げたもの
である、稀薄な懸濁液が濃い泥液の上に薄1#で存在す
る場合、従来その回収は簡単ではなかったが、本発明に
よれば濃厚泥水と共に吸引し容易に分離できる。その場
合ケーキ層の形成は遅いので、吸引の期間は長くとるこ
とができる。懸濁物が微細な場合には少量はこのろ液は
別のろ過装置(本発明による装置であってもよい)でろ
過すれば、固型分をほとんど含まないので高速ろ過が可
能になっている。
あるいは別の沈降装置にかけてもよく、濃度が低く干渉
沈降ではなくなっているので沈降は速く、発明が形成さ
れるケーキ層あるいけ薄いろ層であっても、これを剥離
させつつろ過するにかかわらず少い微粒子漏れで操作で
きること、循環しても微粒子を高い比率で捕集できるこ
とを見出したこと、によって可能になったものである。
また従来技術では泥状物や泥塊の様に流動性が無いか乏
しいものの脱水は難かしかった、これはろ材面にそれら
を均一に分布させるのが難がしかったこと、速やかに閉
塞性ケーキを形成するためである、 本発明では被処理物上部に下向きにろ週間を置いて上方
へ吸引することまたは(および)被処理物に振動を与え
ることにより流動性を与えることで閉塞を防止しつつ脱
水することができる、本発明において、1周期は吸引期
間2秒以上、ブロー期間はケーキ剥離に夢する時間(1
’にとんど瞬間、O,n1秒程度)以上の組合せで構成
され、吸引期間は固型分、固型分の粒度分布、粒子の性
状゛、液の性状等によって10秒ないし60分の程度が
適−期間の比率は前者の割合が大な桿、周期が短かい8
能力が大になる、しかし周期が短か過ぎて吸引開始から
充分な真空度に達するまでの無駄時間の割合が大になる
と逆に能力は減少する、逆プロ使ってもよい、従来逆ブ
ローの流体として液自身を使うとケーキの含液率を増す
ので使用されなかったが、本発明ではろ過能力が大であ
ること、および本来原液あるいは被処理物中でブローを
行うこと、およびブロー時間が短時間でもよいこと、等
の複合効果によって、使用可能になったものである。
泥水が沈降槽内にある場合、あるいは一般に滞水としで
ある場合、上部程固型分は少い、本発明を利用しろ週休
を水面付近に浮かせ、ろ週間を下にして水分離を行う場
合、ケーキ形成による流動抵抗が小な状態で多量の水を
分離し、固型分濃妾が高くなシ、流動抵抗が大になって
くると、処理すべき水量は少くなるので、相乗効果によ
り水分離能力は大になる。従来のプフナー漏斗型のろ過
では、この逆になるので、この簡易装置同士の能力比は
1対1.5ないし1対10になる。条件によってはその
差はもつと大きくなり得る。即ち従来経済的に成立しな
かった処理が経済性を有する様になり副生物の有効利用
ないし有利な廃棄が可能になる、 上方、斜上方、あるいは側方への吸引は剥離したケーキ
のろ週間からの分離に有利である。これは固型分の比重
が液より重い、例えば土砂などの泥水の場合で、ケーキ
は沈下分離しろ週間には新しい懸濁液が供給されること
になる。ろ週休が定位置にある時、分離操作を続けると
その下部にケーキが堆積して、自然循環は停止するので
、強制キをかきとり機、ベルトコンベヤー、スクリュー
コンベヤー、振動機その他の移動手段を使用して移動し
、あるいはとり出すJまた、自動あるいは手動でろ週休
の位置移動を行ってもよい。
この様にして固型物が濃縮脱水され流動団に乏しくなる
と、空気を吸入するので、ろ週休上面にカバーをかぶせ
るのが適当である、流動性が乏しくなったものKは撮動
によって流動性を与えることができ、ろ週間を充すのに
有効である、振動を与えるには、槽が小型軽量ならば槽
に振動機をとり付けることができる、振動体(板や棒で
あってもよい)を撮動させこれを被処理物に接触させて
もよい、、また、ろ週休自体に振動機を付けることによ
り、被処理物の供給、ケーキの脱離分散、排出に役立つ
、 底部にろ週休を設け、ろ週間を上向にして下方に液を吸
引する場合、本発明では、ブローをガスで行い、しかも
かくはん効果を上げることによってケーキを分断し、被
処理物をろ週間に供給する通蕗をあけることができ、高
能率の脱液を続けることができる、脱液固結の進行に従
ってろ週休を上方へと引上げていくこともできる。
本発明ではケーキは分断された方が効率がよい、これは
ケーキが大きい板状に々ると、短い周期で吸引する時に
再びケーキがろ週間に吸着され、操作を妨害するためで
ある、 本発明は従来のろ過法では脱水効率が低かった粘土やベ
ントナイト泥液の場合でも能率がよいゆこれらは脱水固
結するとその団塊は吸水し雌いため、ケーキ剥離する度
に水から引上げる必要がないためである、従来のろ過法
ではこの様な点を利用することがなかった。
また従来、ろ液に微粒子が漏・入しないことをろ過要件
としていたが、本発明では少量の微粒子の漏入は不都合
ならば再ろ過または再沈降処理するか、再利用する工程
とすることによって高能率化できたものである。
ろ週休に比し槽が大な沈降池では底部に振動トラフを設
けることによ“りて、泥分をろ週休の位置に集めること
ができる、比較的小型の装置では槽底に輸送スクリュー
を設置し、泥状物の移動または脱水ケーキ、濃縮泥の移
動、かくはん、排出を行うことができる。スクリューや
振動機器の代りにかくはん(あるいはかきとり)翼、回
転台、移動台、かき上げ翼を有するコンベヤーその他の
移動(−!たけ排出)手段を使用することができる、排
出後の泥状物あるいは泥塊にさらに本発明を適用して処
理すればいっそう効果的である、他の脱水器の前処理に
本発明を使用すれば、利用効率を上げることがで、きる
、この様に本発明は単独または組合せを構成するのが容
易である利点を有する。
また本発明はろ過能力を持つポンプとして構成すること
ができ、これはろ退部を小型にできる利点を利用したも
のである。ケーキあるいは流動性であってもよい濃縮泥
の排出ラインを設けて、分離水をもとに戻す構成にすれ
ば、槽、容器、池等の沈降物、浮遊物、あるいは沈積物
を高能率でとシ出すことができ、容易に浄化できる、こ
の場合水流路に活性炭その他の水処理剤を充てんしても
よい。
次に本発明を図によって説明する、 図は本発明を実施するに適した装置の例を示し組合せも
容易である、 第1図はろ過装置のろ週休断面とこれを操作する管系お
よび制御系を示す、ろ週間は第2図に示した様に円筒(
あるいは、だ円筒)の1部であるかtはこ型あるいは他
の曲面であってもよいし、球面、その他の回転曲面であ
ってもよいJまた平面、平面の集合体、曲面の集合体で
あってもよい。
これは小型高能力であること、新しい操作法と構たはプ
ロワ−13は公知のものが使用できるが、これらを兼用
できるプロワ−あるいはポンプを使用すると便利である
、性能のよい°自吸式ポンプまたは液封式真空ポンプ(
あるいは液を吸引してもよいプロワ−1真空ポンプ)が
例示される。
弁、オリアイス、その他のしぼり機構、切換機構逆止弁
を使用し簡易化することができる、以上に例示した部品
はろ週休に取付け、または内蔵すれば、運搬、使用が簡
便になる、この様なろ過装置も例がない、 ろ材はろ布、不織布、多孔フィルム、多孔板、フィラメ
ント、線のコイル、スリット格子の薄いものが適し、つ
まり難いものがよい。これは試験により容易に選ぶこと
ができる。材質は合成高分子、ガラス、金属、セラミッ
クから使用条件によって選ぶことができる。
タイマーはいわゆるツインタイマーが最も便利回路、流
量測定系を付は手動または自動胸御とすれば最適計算制
御が容易になる、これは操作周期が短かく、シかも容易
に変更できる本発明の特徴を利用するものである、一定
時間内の分離液量が最大になる様に1周期の長さと時間
の比率を定めるもので、例えばシーケンス制御による時
には、2つ以上のツインタイマーを自動的に切替えて、
流量が最大になる組合せを選ぶプログラムを組めばよい
。これは分離条件の変化に対応することもでき、一定時
間毎に選択を繰返すプログラムとすることによって実施
できる。
第1図において、懸濁粒子を含む水を吸引すると粒子は
ろ布表面で捕えられ、水はろ材の目を通シ抜けて、ろ材
3とろ板2(浮体、または液溜留部、ろ週休あるいは槽
壁、ふたの壁を兼ねていてもよい)の間に形成された流
路(スペーサーで形成された空間、ブロー流体の吹出管
あるいは吸引管、ろ板凸凹部等で形成された空間、ろ布
加工あるいは付加物をスペーサーとする空間等)を通シ
集液口6、吸引管7を経て液留め9に入り、気液分離し
、気相は吸引ポンプ11により弁10 、20を経て吸
引され大気に放出される。ろ板は有孔板であってもよく
、それは孔数の少いものでもよい、吸引期間を終ると弁
10と20は閉じ、13からの圧気弁12が開き液留め
9、吸引管7、集液口6、流路5を経て圧気が流れ、ろ
通函19に吸着しているケーキ23をブローによって剥
離する。これはほとんど瞬間的に行うことができる。圧
気とろ布押え、必要により別に設けてもよいケーキ分割
器によって剥離ケーキがそのまま再吸着することを防止
しつつ、最短時間のプロー〇後再び吸引期間に入るのが
能率上好ましい、ケーキ剥離の状態によっては、ブロー
時間はほとんど瞬間に終ることも可能なので、実質的に
は連続して吸引しているのと同じで、ケーキ抵抗が少い
だけ在来型の液分離機に比し有利になる。ブロー時に液
留め9の放出弁14が開き液を放出する。液留めの水位
検出器1日を使用すれば、弁24.25とバイパス26
を設けることによって液留め9内の空気を無だに排気す
ることが不要になり、ろ過能力はさらに増加させること
ができる、 弁20は手動弁21あるいはしぼりにより吸引初期の吸
引強度を調節するもので、流量を調節できる導管あるい
はろ週休の容積を利用することができる。ろ板で囲まれ
た空間は全部または部分を液留め、浮力体あるいは機器
の収容、積載に使用することができ、運搬、使用に便利
なコンパクトなものにすることができる。
振動器8は弁間様電磁、電動、空圧駆動どれでもよい。
流動性の乏しい泥水、泥塊の流動化に有用で被処理物の
供給、ろ通函への密接化、ろ塊、ケーキの移動、排出に
有効である。振動機は振動数、出力調節可能なものが好
ましく、泥の性状によシ変更するのがよい、また断続的
使用が便利である。ろ通函を曲面にすることは振動機の
動力節減と軽量化に役立つ。これはる板の軽量化を可能
にするだけでなく、凸面ならげろ材押えを張力使用によ
ることができ、凹面では突張り力を利用できいずれにせ
よ軽量高強度化になるからである。
そして耐ブロー圧強度を上げ、ブローを均一かっ強く、
短時間で終るのに有利である。ろ週休を下に置いて上に
重い泥状物あるいはる禍ケーキ、泥塊を置く場合には、
水平面に平面のろ通函を置くのが簡便である。槽あるい
はピットの大型のものは側壁も平面である場合が多く、
側壁にろ通函をとり付ける接合も平面のろ通函が好都合
である、本発明の簡便性を利用するには両型を用意して
必要により組合せるのが最も効果を発揮することになる
、第2図は板を曲面に張りろ週休を構成する場合の立体
図である。軸方向を水平にする場合には曲シ方向の傾斜
がないか小ならば下面だけがろ通函になるのが、ケーキ
剥落の点から好ましい。
傾斜穴な場合および振動機をろ週休あるいはろ通函に付
けた場合には両面をろ通函とすることができる。第3図
は曲板のろ葉を立てて並べたろ週休を示す、ろ週休天井
カバー、側面カバーによって個並べたものの断面と同じ
である、27は補強を兼ねた集液管である。
第5図の様なろ週休は流動性がよくない濃泥水、泥塊に
上からのせてろ週間を内部にさし込むのに適する。カバ
ー16を有するものは吸引によって沈下する。カバーが
浅いものやないものには振動機8を付けるならば、さし
込み、ひきぬきとも容易になる、円筒型ろ週休の高さは
低くてもよい、もし高さが高い場合には、脱水によって
水位が低下すると空気を吸込む恐れがあるので高さ毎の
区画2作って、区画毎に吸引し、空気を吸入した区画は
吸入を停止する構造にするのが好ましい。第3図、第6
図、第7図に示す例でも同様である。
第6図は1本の円筒からなるろ週休であり、吸引、液排
出、ブローとも31個のロータリーポンプで行うものを
示す、ブローは加圧水を使用することになるが、自身の
吐出圧を利用できる。この時の水はろ週休外部からの供
給水を使用するのが適当である。第6図の装置は少数本
の場合小型の槽ピット、堆積泥の処理に適している。
第7図は板を曲率のゆるやかな曲面にして両面をろ週間
として傾斜を付は棚状に組んだものを示丸振動機と空気
ブローの併用によって、ろ週間両面の剥離ケーキをはら
い落すことができる。
側壁32を開きブローしつつ振動を与え排出する。
小型槽31の内部に大面積のろ週間を収容できる。
第8図はつり環32によってつシ上げることのできる槽
31内にろ週間を設ける例を示す、横にちょう番33を
支点として開ける側壁32を有する。
ポンプで槽31内に懸濁液を供給しつつろ過脱水してケ
ーキを貯留し、槽が充満したら液供給を止めて脱水度を
上げる。脱水終れば振動機8を駆動しつつ側壁32を開
き、ケーキを排出する、内部の多管型ろ週休が排出を妨
げる場合には振動機8を駆動しつつ環其を利用してろ週
休をつシ上げの後、排出作業をする、第9図は第8図の
平面図である。J坑10図はポンプ作用を持つろ週休の
例である。第11図は円錐または角錐面を持つろ週休で
ある。すでに述べた様に装置は上下を逆にしても使用で
きる。ただし液の排出位置、ブローの位置変更は必要で
ある、切替を容易にするために両方の排出口を予め切替
えられる機構にしでおく、のが便利である、しかし本発
明による装置は従来のろ過機と異り使用姿勢の変更が容
易なので対応も簡単である。円錐または角錐のろ週単位
は小型のものを複数個差べてもよい。
第12図は比較的大型の沈降槽40ろ週休19液または
泥の送シ装置43(振動トップ、スクリュー、パドル等
)を有する沈降または液分離装置を示す。
ろ週休19は21(浮体)と深度調節可能の支持具35
によって支持支持されている、吸引−ブローによって生
じた沈降物の凝結塊あるいはケーキ片は沈降して下方に
ある取出機44のホッパー45に落下し出口48から受
器53に入る。取出機にスクリューを使用する時にはホ
ッパー、スクリューの筒状ケース内面にろ面19を設け
る便利がある、ろ週間19にろ過助剤(循環粗粒子であ
ってもよい)、凝集剤の供給管36、かくはんまたは送
り装置43(43の先端でもよい)を有するJ34はろ
週休あるいはる面の吸引およびブロー系の駆動。
制御装置で52は連結管を示している。
第13図は取出のための可動壁32を有する液分離槽で
移動手段43は翼60によって凝結塊あるいはケーキ5
7を側方に移動して上部の流動性で含水率の多いもの5
8をろ週間に導入する。振動機8は底板6′4Il板3
1.槽内にさし込まれている振動体43 K取付けられ
、槽内の流動、槽外への泥塊、ケーキの排出に役立つ、
61は弾性材料を示す。
(実施例) 実施例 l  厚さ9 mm 、直径80 mmのプラ
スチック平板の片面に線径1mm、5mmのステンレス
金網を固定し、0.25 mm厚みの薄い合成せんい製
ろ布を端部気密にはり、表面に線径1 mm 、 1−
5mm目の金網をろ布押えとケーキ分割器を兼ねてとシ
つけ、ろ週休とした、これを填1図に示したろ週間の代
りに使用し小型のろ過装置を組立てた。
円板中央に6 mm直径の貫通口をあけ、外径6 mm
の吸引管をさし込み、接着した。吸引はアスピレータ−
を使用した。タイマーはON時間、OFF時間とも工な
いし3600秒設定できるツインタイマーであった。
流動性を持っている水分66−の土木工事で排出された
粘土買戻泥液(シルト質とベントナイト安液を含むもの
) 200  mLをとりブロー時間最底(瞬時、約0
.01秒)、吸引時間60秒に設定し、30分脱水操作
を行った。水50 mLが分離され、ケーキ水分は41
%であった。操作時間10分では水分46%であった、 実施例 2  実施例1の装置をプフナー漏斗型にして
使用し、はソ実施例1と同じ結果が得られた。
実施例 3  実施例1において、泥水の上に水100
mLの層を作り、当初は水面付近から操作を始め、水面
が下るに従いろ通函を峯シi採面にろ過量が浮いている
と同じ操作にした。
10分目の水分は48%、30分後のケーキ水分は実施
例1と同じであった。水の代りに濁水を使用しても結果
は同じであった。
実施例 4  実施例2において、゛実施例3と同じ操
作をした。10分操作の後、泥水はなお流動性であり、
30分後の水分は46%であった。
実施例 5  実施例4において、かくはん棒でろ通函
をかくはんした所上層の濁水が吸込まれろ過速度の上昇
がろ液量から認められたJ3030分後の水分は44%
であった。かくはんしない時にろ過速度を上げるために
プロー時間を2秒に増した、有効であるが泥の吹上げを
生じた。
実施例 6  各側で得られた流動性のない泥塊に振動
をかけた断流動性になり、水分が多いもの程、同条件で
も流れ易く、シたも上層への水分分離が認められた。実
施例1の上からの操作はこの水分を容易に分離できる、 対照例 実施例2でブローしない従来型ろ過では、同じ泥液を使
用した試験の結果、刈の30秒程度までのろ過速度は比
較的大きく、後ろ過量は急減し同程度の水分含量の泥塊
を得るのに本発明の4培ないし10培の吸引時間を要す
ることが明らかになった。これはかくはんによって改善
されなかった。
横型のろ通函についても本発明では上記実施例と同様な
結果が得られ、従来型の様にとり出してブロー後にケー
キをかきとる必要はない。
(作 用) この様に分離 ケーキあるいは凝結物の層が厚みを増し
て透水抵抗が著しく大になる前に被処理物中でブーして
剥落させ、新しいろ過サイクルを高能率で始め、これを
繰返す。剥離したものは沈下または浮上して堆積し、連
続的にまたは回分式に排除される(あるいは回収される
)。かくはんまたは振動力を堆積物に与えて脱水して難
流動性になったもののろ通函に対する交替、接触を促進
すると、液と接触しつつ剥離するにもかかわらず高い脱
水率に速に達する。これは従来型のろ過量に似た条件で
操作した場合でもケーキを別の場所に剥離操作の度に運
搬する時間を節約できるためである、 一方懸濁液から沈降性粒子を除く場合には強制沈降、凝
結、固塊化を同時に行っていることになる。さらに分離
した液をもとに戻し、沈降性物を外にとり出す場合は水
または液浄化装置として作用し、しかも高能力である。
この様な時には沈降物は少いので、吸引時間を長くとり
清澄ろ過装置として使える。したがって、本発明による
装置を2回使用するか、2基直列に設置すれば、高速の
清澄ろ過が可能になる。
小型の装置は沈降物を多量に含む液のポンプとして使え
る。
複数個のろ通函を持ち重力または機械力でケーキを移動
するものは多段の脱液操作を行っていることに相当する
、 をろ材を通して吸引し、被処理物中に凝結物あるいは形
成ケーキを剥離し、被処理物との接触面を速やかに更新
することによって、ろ過抵抗を下げつつろ過し能力を大
幅に上げたものである。これはタイマーによる吸引弁、
ブロー弁の比較的短周期の切替操作により、簡単かつ確
実に熟練を要せずに行うことができるが、真空またはろ
過差圧検出計あるいは検出端も使用できる。これらを併
用すれば最適制御は簡単になる。この様にして従来使用
されていた高価な脱水装置(例えば自動フィルタープレ
ス)、対象物により適しないベルトフィルター等の代シ
に手軽に使用できる、投込み型の簡易フィルターも構成
することができ、これは従来手数がかかった沈降物を含
む液やスラリー輸送、土建工事における安定化泥水、廃
泥の処理、下水や水たまり、台所ディスポーザー排水の
処理等従来の脱水機では高コストのため実施困難で放置
されていたものの処理を可能にする。
せた沈降処理、自然乾燥処理の様に設備の土地面積が広
く効率の悪化してきた処理法に代り、あるいはその補助
手段として効率化に使用できる、
【図面の簡単な説明】
第1X4.6.7.8.10.11.12.13図は装
置の縦断面図、第2.3図はる葉または装置の立体図、
第5.9図は平面図である。 l ろ週休、2 ろ板、3 ろ材、7 吸引管またはブ
ロー管、11真空ポンプまたはエエゼクター、排出ポン
プ 65  フランジまたはねじ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ろ材を使用してろ過または脱液を行う場合に液の吸
    引とブローによるケーキ剥離を被処理物と接触しつつ交
    互に繰返し、形成されるケーキ層を破壊しつつ、ろ過ま
    たは脱液を行う液分離法。 2 貯留または滞留している液、泥液あるいは泥塊に接
    触または挿入して上方、斜上方ないし側方へ吸引し形成
    されたケーキを液または空気のブローによつて下方へと
    脱落させる特許請求の範囲第1項記載の液分離法。 3 ろ過体の上方にカバーをかぶせ上方ないし側方へと
    吸引する特許請求の範囲第2項記載の液分離法。 4 ろ過体を被処理物表面付近に浮かせ、または保持し
    て吸引する特許請求の範囲第2項記載の液分離法。 5 ろ過体が被処理物底部にあり下方へと吸引する特許
    請求の範囲第1項記載の液分離法。 6 被処理物中においてろ過体を移動する特許請求の範
    囲第2項ないし第5項記載の液分離法。 7 ろ過体を振動させて、難流動性の(もしくは)難流
    動性となつた)被処理物中にろ過体の少くとも一部を没
    入させまたは引上げ、もしくは移動する特許請求の範囲
    第2項ないし第6項記載の液分離法。 8 ろ過体を振動させてろ過面またはその付近から脱落
    ケーキを除去する特許請求の範囲第1項記載の液分離法
    。 9 ベルトフィルターまたは移動容器型のフィルターの
    吸引工程の一部である特許請求の範囲第1項記載の液分
    離法。 10 逆ブロー流体がガスまたは(および)液である特
    許請求の範囲第1項記載の液分離法。 11 ろ過体の下方またはその付近の低位にある容器ま
    たは移送手段を有する特許請求の範囲第2項ないし第1
    0項記載の液分離法。 12 ろ液の沈降装置または再ろ過装置を使用し、また
    は(および)ろ液を再使用する特許請求の範囲第1項記
    載の液分離法。 13 ろ材を使用して異物を含む液または含液物から液
    を分離しあるいは液移送を行う装置においてろ材表面に
    ケーキ分割作用を有していてもよいろ材押えを有し、ろ
    材裏面に有孔板を有しあるいはスペーサー(または溝)
    によつて形成された流路を有するろ過体と弁切替タイマ
    ーと液滞留部を有する液分離または移送装置。 14 ろ過面が平面または曲面あるいはそれらの複合面
    である特許請求の範囲第13項記載の液分離または移送
    装置。 15 ろ過面がほゞ直立したまたは倒立した1個以上の
    棒型、円筒型、円錐型、角錐型、台型から選ばれた特許
    請求の範囲第13項記載の液分離または移送装置。 16 ろ過面が水平または傾斜している平行管群または
    放射状管群あるいはその他の平面もしくは立体図形配置
    の管群である特許請求の範囲第13項記載の液分離また
    は移送装置。 17 浮力体、液留のレベル検出器または振動機を有し
    ていてもよい特許請求の範囲第13項記載の液分離また
    は移送装置。 18 被処理液または生成ケーキ等の貯留部(または滞
    留部)に設けた振動コンベヤーまたは振動体、駆動スク
    リュー、駆動翼、ケーブル等の移動手段を有する特許請
    求の範囲第13項記載の液分離または移送装置。 19 タンク側壁または(および)底部にろ過面を有す
    る特許請求の範囲第14項ないし18項記載の液分離ま
    たは移送装置。 20 曲面であつてもよいタンク側壁または底部を開く
    ことができる特許請求の範囲第19項記載の液分離また
    は移送装置。
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