JPH0454239Y2 - - Google Patents

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JPH0454239Y2
JPH0454239Y2 JP11188387U JP11188387U JPH0454239Y2 JP H0454239 Y2 JPH0454239 Y2 JP H0454239Y2 JP 11188387 U JP11188387 U JP 11188387U JP 11188387 U JP11188387 U JP 11188387U JP H0454239 Y2 JPH0454239 Y2 JP H0454239Y2
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screen
liquid
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drum
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、古紙処理など製紙用設備として原料
中の除塵をするためにスクリーンにかけたのちの
スクリーンかす中の良質有用繊維を回収する製紙
用繊維回収装置、詳しくは製紙用ロータリースク
リーンに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、古紙処理など製紙用設備においては原
料となる繊維懸濁液中の異物その他のごみ排除の
ためにスクリーンが用いられこのスクリーンでは
パルパーからの原料を除塵してフイルタに送るた
めに振動スクリーンなどオープンタイプのものや
ロータリースクリーンを内装したクローズタイプ
のものを用いられていることが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来のスクリーンではスリツトの限
界で原料調整ラインで処理しても最終処理でのス
クリーンかす中に5〜50%程度の良質繊維(テー
ル量)が混ざつていて、回収不能で有用繊維が排
棄されてしまうために無駄があつて不経済となる
と共に、スクリーンの目詰り現象による処理力低
下で作業性も高められないし、目詰り防止機構を
付設しても連続的処理が難しく処理能力も低い
し、分離された異物はストレーナにかけても脱水
率が悪く事後処理も煩雑で取扱上問題があつた。
本考案は、これら従来の問題点を排除しようと
するもので、最終処理段階でのスクリーンかす中
の良質繊維の有用繊維を著しく効率よく回収し、
かつ、排除する異物処理を含む事後処理も簡便で
分離機能をも大幅に向上させ能率的な精選処理が
容易にできる製紙用ロータリースクリーンを提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、製紙用の繊維懸濁液が内部に供給さ
れ、かつ通液用のスリツトのあるスクリーン1で
囲成されたスクリーンドラム2を貯液タンク3内
に回転可能に設け、該タンク3に形成した区画室
4内に前記スクリーンドラム2の一部を液中に浸
漬状態下に封入装備すると共に、液中にスクリー
ンドラム2の外周に対向して振動部材5を揺動可
能に配備したことを特徴とする製紙用ロータリー
スクリーンである。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1〜3図例で説明すると、
パルパーからの原料調整ラインでの繊維懸濁液を
供給して貯留され懸濁液中の有用繊維を分離する
貯液タンク3と、該タンク3内に回転自在に設け
られ、繊維懸濁液から繊維と異物とを分離するス
クリーン1で囲成されたドラム状のスクリーンド
ラム2とを備え、このスクリーンドラム2内に残
留される異物を移送するための螺旋状に突設した
送り羽根で構成したスクリユーコンベヤ7とこの
スクリユーコンベヤ7で移送される異物を受入れ
掻き上げるバケツト8とを設けると共に、前記貯
液タンク3に形成した区画室4内に前記スクリー
ンドラム2の一部を液中に浸漬状態下に封入装備
すると共に、液中のスクリーン1のスリツトを通
して内外に強制的に液を出入させる板状の振動部
材5を液中に浸漬するスクリーンドラム2の外周
に近接対向して揺動可能に配備して製紙用繊維回
収用のロータリースクリーンとしてある。
前記スクリーンドラム2としては懸濁液供給管
を兼ねた回転軸6に保持された円筒体であつて、
該円筒体内部に残留される異物を移送し、排出口
から導出する構成にしてあるが、一端部に脱水用
の水切筒部9を備え、該水切筒部9に異物圧搾用
のスクリユー羽根10と排出口17の開口を調整
しうる圧搾板となる可動シヤツタ18とからなる
スクリユープレス脱水機構を有して含水率を低下
した状態で異物を排出するようにしてある。
また、前記貯液タンク3は仕切壁13で前記ス
クリーンドラム2の一部を液中に封入するように
区画室4を形成し、スクリーン1を通過した良質
繊維を液と共に迂流オーバーフローする隔壁1
4,14のある選別室15に連通口16を介して
配備され、前記水切筒部9側には周囲に排液室1
9を形成してある。
なお、前記振動部材5は、可変容積機構となる
ゴム材などの伸縮自在の可撓性蛇腹部11を備え
た可動板を用い可動板に振動を与える起振部1
2、例えば駆動装置を伝動機構21を介して連結
装備して前記スクリーンドラム2に液を圧入、或
いは吸出するようにしてあるが、振動部材5とし
ては液中に浸漬するスクリーン1部分に添つて近
接対向、例えば平板又は円弧状曲板とするのがよ
く、タンク底部に起振機械室20を設けて振動部
材5の揺動作用がスクリーンドラム2に効果的に
及ぶようにすることが考慮される。また振動部材
5はポンプで作用される空気バネその他、可容積
部材を用いた起振部を用いたり、他の液の出入を
強制的にできる機構を代用させてもよい。さらに
異物脱水部はスクリユープレスに代えて他の圧搾
機構を用いることも選んでできる。
図中22は給液口、23は給液流路で回転軸6
を活用してある。24は選別原料出口、25は排
水口、26は軸受部、27は撹拌羽根、28は伝
動部材、29は減速機、30はモータ、31はア
ーム、32は押圧機構、例えばバネ機構、シリン
ダ機構である。
第4〜5図例では前記スクリーンドラム2の他
の実施例で、スクリユーコンベヤ7を省略し、ス
クリーン1を円錐筒状体のドラムとし、内部の異
物を一端に移動させ、放射状に突設した掻き上げ
羽根33或いは必要に応じては多孔板又はスクリ
ーン羽根で液面上に搬送し、誘導用シユート34
を介して脱水用の水切筒部9に異物が導出できる
タイプとしたものである。
〔作用〕
しかして、繊維懸濁液がスクリーンその他の離
解除塵工程を経て原料調整される製紙ラインにお
いて最終段階処理の繊維懸濁液を給液口22より
タンク3中のスクリーンドラム2中に供給してス
クリーン1を通過した液分とスクリーンドラム2
内に残留した異物分とに分離して、それぞれ選別
原料出口24と排出口17とから原料と異物とを
タンク3外に排出されるものであるが、前記スク
リーンドラム2はその一部が区画室4で液中に浸
漬されて回転されると共に、スクリーンドラム2
の外周に対向配備された振動部材5が起振部12
で液中に揺動され、スクリーン1のスリツトを通
してドラム内外に強制的に液を出入させて繊維の
流れを一時乱し、スリツト方向に繊維の向きを変
えて通過しやすくし、良質繊維を異物から分離し
てドラム外に吸出すること、液の押し戻し作用で
吸引力も大きくしてスクリーンドラム2の細かな
スリツトのスクリーンでも目詰り防止することを
交互に行つて有用繊維を効果的に分離回収して選
別室15を経由して選別原料出口24から導出し
て再利用され、一方スクリーンドラム2内の異物
は水切筒部9に移送してスクリユー羽根10で脱
水して排出口17から含水率の低下した濃縮異物
として導出することが能率よく連続的に行うこと
ができるものである。
〔考案の効果〕
本考案は、スクリーン1で囲成されたスクリー
ンドラム2を貯液タンク3内に回転可能に設け、
該タンク3に形成した区画室4内に前記スクリー
ンドラム2の一部を液中に浸漬状態下に封入装備
すると共に、液中にスクリーンドラム2の外周に
対向して振動部材5を揺動可能に配備したことに
より、最終処理段階でのスクリーンかす中の良質
繊維の有用繊維を著しく効率よく回収し、かつ、
排除する異物処理を含む事後処理も簡便で分離機
能をも大幅に向上させ能率的な処理が容易にでき
ると共に、細かなスリツトのスクリーンの使用が
可能で、有用繊維の回収率を大幅に高められ精選
能力を向上できるし、連続処理が可能でスクリー
ンの作業性も著しく良好で異物による弊害も少な
く希釈水の必要もなく経済的で安定した処理がで
きるロータリースクリーンを構成簡単で安価な形
態で提供できる実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断面
図、第2図は第1図線における切断正面図、
第3図はスクリーンドラムの側面図、第4図はス
クリーンドラムの他の実施例の縦断面図、第5図
は第4図線における切断正面図である。 1……スクリーン、2……スクリーンドラム、
3……タンク、4……区画室、5……振動部材、
6……回転軸、7……スクリユーコンベヤ、8…
…バケツト、9……水切筒部、10……スクリユ
ー羽根、11……蛇腹部、12……起振部、13
……仕切壁、14……隔壁、15……選別室、1
6……連通口、17……排出口、18……可動シ
ヤツタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 製紙用の繊維懸濁液が内部に供給され、かつ
    通液用のスリツトのあるスクリーン1で囲成さ
    れたスクリーンドラム2を貯液タンク3内に回
    転可能に設け、該タンク3に形成した区画室4
    内に前記スクリーンドラム2の一部を液中に浸
    漬状態下に封入装備すると共に、液中にスクリ
    ーンドラム2の外周に対向して振動部材5を揺
    動可能に配備したことを特徴とする製紙用ロー
    タリースクリーン。 (2) 前記スクリーンドラム2が、回転軸6に保持
    された円筒体であつて、該円筒体内部に残留さ
    れる異物を移送するためのスクリユーコンベヤ
    7と、このスクリユーコンベヤ7で移送される
    異物を受入れ掻き上げるバケツト8とを備えた
    ものである実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のスクリーン。 (3) 前記スクリーンドラム2が、脱水用の水切筒
    部9を備え、該水切筒部9に異物圧搾用のスク
    リユー羽根10と排出口17の開口を調整しう
    る可動シヤツタ18とからなるスクリユープレ
    ス脱水機構を有しているものである実用新案登
    録請求の範囲第1項又は第2項記載のスクリー
    ン。 (4) 前記振動部材5が、可変容積機構となる伸縮
    自在の可撓性蛇腹部11を備えた可動板であつ
    て、該可動板に振動を与える起振部12を連結
    装備して、前記スクリーンドラム2に液を圧
    入、並びに吸出するものである実用新案登録請
    求の範囲第1〜3項のいずれか一つの項記載の
    スクリーン。 (5) 前記貯液タンク3が、前記スクリーン1を通
    過した良質繊維を液と共に、迂流オーバーフロ
    ーする隔壁14のある選別室15を連通状態下
    に備えているものである実用新案登録請求の範
    囲第1〜4項のいずれか一つの項記載のスクリ
    ーン。
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JPS6418196U JPS6418196U (ja) 1989-01-30
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JPH0647563Y2 (ja) * 1989-06-16 1994-12-07 三菱重工業株式会社 電気集じん装置
JP3720816B2 (ja) * 2003-04-01 2005-11-30 栄工機株式会社 ドラム形紙料精選スクリーン

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