JPH01119123A - 車両用ラジオ受信機 - Google Patents

車両用ラジオ受信機

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JPH01119123A
JPH01119123A JP62276552A JP27655287A JPH01119123A JP H01119123 A JPH01119123 A JP H01119123A JP 62276552 A JP62276552 A JP 62276552A JP 27655287 A JP27655287 A JP 27655287A JP H01119123 A JPH01119123 A JP H01119123A
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JP
Japan
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antenna
atc
circuit
switching
vehicle
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JP62276552A
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Tatsuaki Taniguchi
龍昭 谷口
Yasushi Hamada
康 浜田
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ダイパーシティ受信システムを備えた車両
用ラジオ受信機に関する。
[従来の技術] 周知のように、車両用ラジオ受信機の受信状態は、車両
の移動による影響を大きく受け、特に、車両が出出地帯
や市街地のビルの谷間などを走行する場合には、電波の
強さの急激な変化などによってノイズか発生する。
特に、FM放送を受信する場合には、その電波の直進性
か高いため、例えば第4図に示すように、送信アンテナ
54からの送信電波が、例えばビル55などに反射し、
車両53の受信アンテナ51゜52には、上記送信アン
テナ54からの直接波だけでなく上記反射波も受信され
る。これら反射波どうし、或いは直接波と反射波とでは
上記受信アンテナ51.52への到達時間に微小な差が
あるために、これらが互いに干渉して受信電波の位相に
ずれが生じ、このため、受信音声に、所謂マルチバス歪
が発生し、放送が聞きづらくなるという問題がある。
上記したような電波の強さの急激な変化によるノイズの
発生及びマルチバス歪の発生の問題に対するa効な対策
の一つとして、車両のラジオ受信機に複数のアンテナを
設け、常に、受信状態が良灯な方のアンテナで受信し得
るように受信回路を切り換える、所謂、ダイパーシティ
受信システムか一般に良く知られている(例えば、実開
昭58−6.1llO号公報参照)。
このダイパーシティ受信システムによれば、−方のアン
テナで受信中にマルチバス歪が発生した場合には、直ち
に、他方のアンテナで受信するように受信回路が切り換
えられるので、常に受信状態が良い方のアンテナで受信
することができる。
ところが、車両に複数のアンテナを設ける場合、車両の
デザイン及びレイアウト上の制約により、同一の感度特
性を有するアンテナを受信条件が同一となる箇所に設け
ることが困難である関係上、不可避的に、各アンテナの
受信感度に差異が生じる。
すなわち、例えば、車体後部にボールアンテナを設ける
一方フロントウインドガラスにガラスアンテナを埋設す
る、或いは、フロント及びリヤのウィンドガラスにガラ
スアンテナをそれぞれ埋設するなどの方法により複数の
アンテナを設けることか一般に行なイつれているが、い
ずれの場合において乙、アンテナの感度特性や取付箇所
による受信条件が異なるため、各アンテナの受信感度に
は差異が生じろ。
ところで、一般に、ラジオ受信機などでは、受信音声の
音質を向上させることを目的として、所定の周波数領域
(中音域)よりも周波数が低い領域(低音域)及び周波
数が高い領域(高音域)について、音声増幅器の周波数
特性を調整することにより、安定した低音及び高音を得
るようにするトーンコントロールを行なうことができる
ようになっており、このトーンコントロールを自動的に
行わせるようにしたオートトーンコントロール(以下、
これをATCと略称する。)は一般に良く知られている
[発明が解決しようとする問題点] ところが、ダイパーシティ受信システムを備えた車両用
ラジオ受信機において、マルチバス歪の発生に伴って放
送受信中にアンテナの切り換えが行われた場合には、上
記ATCを行わせるためのATC回路が作動することに
より音の周波数特性か変化し、音質が変動して聞きづら
くなるという問題があった。
すなわち、第5図に示すように、切り換えて使用される
2つのアンテナの感度の差がD’ [dB]だけあると
して、図に示したようなATC特性を有するATC回路
がラジオ受信機に設けられている場合、アンテナを切り
換えることにより上記ATC回路が作動すると、出力レ
ベルにd′ [dB]の変動が生じる。このため、音質
が変動するのである。
[発明の目的〕 この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、感度
が異なる複数のアンテナを切り換えて受信する際に、A
TCレベルを一定に保つことにより、安定した周波数特
性(音質)を維持することができる車両用ラジオ受信機
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] このため、この発明は、感度が異なる複数のアンテナを
備え、マルチバス歪の発生に対して該複数のアンテナを
切り換えて受信するようにした車両用ラジオ受信機にお
いて、上記複数のアンテナそれぞれの感度に対応して制
御特性がそれぞれ異なる複数のオートトーンコントロー
ル回路を設け、アンテナの切り換えに対応して」二足オ
ートトーンコントロール回路が切り換えられるようにし
たしのである。
[発明の効果] この発明によれば、複数のアンテナそれぞれの感度に対
応して制御特性がそれぞれ異なる複数のATC回路を設
け、アンテナの切り換えに対応して上記ΔTC回路が切
り換えられるようにしたので、マルチバス歪の発生に伴
ってアンテナが切り換えられた際にもATCレベルを一
定に保つことができる。この結果、アンテナ切り換え時
にも安定した音質を維持ずろことかできる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を、添付図面を参照しなから1
悦明する。
第3図に示すように、本実施例に係る車両用ラジオ受信
機(不図示)を搭載した車両3は、車体後部に設けられ
て上下方向に伸縮駆動することができる比較的感度が高
いボールアンテナ1と、フロントウィンドガラス4に埋
設された比較的感度が低いガラスアンテナ2とを備えて
いる。上記ボールアンテナ1とガラスアンテナ2との感
度差はD[dB]になるように設定されている。
尚、本実施例に係る車両用ラジオ受信機は、具体的には
図示しなかったが、良く知られているように、車両3の
車室前部に設けられたダツシュボード(不図示)に取付
けられている。
また、上記2つのアンテナ1.2は、ダイパーシティ受
信システムにより、一方のアンテナ1又は2で放送受信
時にマルチバス歪が発生した場合には、直ちに、他方の
アンテナ2又はlで受信するように、ラジオ受信機の受
信回路が切り換えられることにより、切り換えて使用さ
れるようになっている。
すなわち、第1図に示すように、本実施例に係る車両用
ラジオ受信機IOは、アンテナ切換スイッチ11を備え
、上記ボールアンテナl及びガラスアンテナ2は上記ア
ンテナ切換スイッチIIの端子11a、Ilbにそれぞ
れ接続されている。
上記アンテナ切換スイッチ11の端子11cに   ゛
は、同調をとった希望放送局の高周波信号を直接増幅す
る高周波増幅器12が接続されており、該高周波増幅器
12には中間周波増幅器13、マルチプレックス回路1
4が順次接続され、該マルチプレックス回路14からオ
ーディオアンプ15を介してスピーカ16に接続されて
いる。
ボールアンテナ!またはガラスアンテナ2で受信された
電波は、その高周波信号の中から希望放送局の高周波信
号を選択され、同調された後、上記高周波増幅器12に
より適当に増幅され、その後、周波数変換回路(不図示
)により一定周波数の中間周波数に変換される。この中
間周波信号は上記中間周波増幅器13により適当に増幅
された後、検波器(不図示)により音声信号に変換され
、その後、ステレオ放送の場合には、上記マルチプレッ
クス回路14により左右に振り分けられてオーディオア
ンプI5に送られる。そして、このオーディオアンプ1
5で増幅された後、スピーカ16で音声として取り出さ
れるようになっている。
また、上記中間周波増幅器I3には、受信信号にマルチ
バス歪が発生している場合にこれを検出するマルチバス
検出回路17が接続され、該マルチバス検出回路17と
アンテナ切換スイッチ+1との間にはスイッチ制御回路
18が設けられている。
そして、例えば、図において実線で示すように、ボール
アンテナ1で受信しているときに、マルチバスが発生し
た場合には、上記マルチバス検出回路17がこれを検出
してスイッチ制御回路18に検出信号を送り、該スイッ
チ制御回路18により、図において破線で示すように、
アンテナ切換スイッチ11のアンテナ側端子11a、l
lbが端子11aから端子11bに切り換えられること
により、使用アンテナがボールアンテナlからガラスア
ンテナ2に切り換えられるようになっている。
ところで、本実施例に係る車両用ラジオ受信機IOは、
受信音声の音質を向上させることを目的として、自動的
に、安定した低音及び高音を得るようにしたATC機能
を備えるとともに、アンテナ1.2の切り換え時に、両
アンテナ1,2それぞれの感度に応じて上記ATC特性
を変更することができるようになっている。
すなわち、上記ラジオ受信機IOには、オーディオアン
プ15に接続された2つのATC回路(第1ATC回路
21及び第2ATC回路22)が設けられ、これらAT
C回路21.22は、ATC切換スイッチ23の端子2
3a及び端子23bにそれぞれ接続されている。上記A
TC切換スイッチ23は、スイッチ制御回路18に接続
されるとともに、その端子23cは中間周波増幅器13
に接続されている。
上記第2ATC回路22のATC特性は、第2図におい
て破線で示すように、第1.ATC回路21のATC特
性曲線(第2図の実線参照)を、ボールアンテナlとガ
ラスアンテナ2の感度の差(D[dB])だけ、入力レ
ベルの低い側(第2図における左方)に平行移動した曲
線で示される特性を有するように設定されている。
そして、上記スイッチ制御回路I8は、アンテナ切換ス
イッチ11を端子11a側に切り換えたときにはATC
切換スイッチ23を端子23a側に切り換え、アンテナ
切換スイッチItを端子lIb側に切り換えたときには
ATC切換スイッチ23を端子23b側に切り換えるよ
うに、アンテナ切換スイッチ11及びATC切換スイッ
チ23を切換・制御するようになっている。
すなわち、ボールアンテナIで受信するときには第1A
TC回路21が用いられ、ガラスアンテナ2で受信する
ときには第2ATC回路22が用いられるようになって
いる。
従って、例えば、受信アンテナかボールアンテナlから
ガラスアンテナ2に切り換えられた際には、使用ATC
回路か第1ATC回路21から第2ATC回路22に切
り換えられることになるので、アンテナ切り換え時に、
両アンテナ1.2の感度差により人力レベルがD[dB
]だけ低下しても、出力レベルは一定に保たれる。
以上、説明したように、本実施例によれば、ボールアン
テナ1及びガラスアンテナ2それぞれの感度に対応して
制御特性がそれぞれ異なる第1ATC回路21及び第2
ATC回路22を設け、ボールアンテナlで受信すると
きには第1ATc回路21が用いられ、ガラスアンテナ
で受信するときには第2ATC回路22か用いられるよ
うにしたので、マルチバス歪の発生に伴ってアンテナ!
2が切り換えられた際に6ATCレベルを一定に保つこ
とができる。この結果、アンテナ切り換え時にも安定し
た音質を得ることができるのである。
尚、上記実施例はlヂューナ方式の車両用ラジオ受信機
10に適用したものであったが、本発明は、上、21チ
ユ一ナ方式に限らず、2ヂユ一ナ方式の車両用ラジオ受
信機において乙、それぞれのATC回路の制御特性をそ
れぞれのアンテナの感度に対応して適当に設定すること
により適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る車両用ラジオ受信機の回
路構成を示すブロック図、第2図は本発明の実施例に係
る第1ATc回路及び第2ATC回路のATC特性を示
すグラフ、第3図は本発明の実施例に係るボールアンテ
ナ及びガラスアンテナを備えた車両の全体斜視図、第4
図はマルチバス歪を説明するために放送受信中の状態を
示した車両の全体斜視図、第5図は従来例に係る車両用
ラジオ受信機のATC回路のATC特性を示すグラフで
ある。 1・・・ボールアンテナ、2・・・ガラスアンテナ、1
0・・・車両用ラジオ受信機、11・・・アンテナ切換
スイッチ、18・・・スイッチ制御回路、21・・・第
1ATC回路、22・・・第2ATC回路、23・・・
ATC切換スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感度が異なる複数のアンテナを備え、マルチバス
    歪の発生に対して該複数のアンテナを切り換えて受信す
    るようにした車両用ラジオ受信機において、 上記複数のアンテナそれぞれの感度に対応して制御特性
    がそれぞれ異なる複数のオートトーンコントロール回路
    を設け、アンテナの切り換えに対応して上記オートトー
    ンコントロール回路が切り換えられるようにしたことを
    特徴とする車両用ラジオ受信機。
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