JPH01119095A - フレキシブル配線板固定治具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はフレキシブル配線板のはんだ付は等の部品実装
工程において、その搬送および位置決めに使用されるフ
レキシブル配線板固定治具に関するものである。

「従来の技術」 従来より、フレキシブル配線板の部品実装の際にフレキ
シブル配線板を保持する方法として、連続方式、ジグプ
レート方式等が知られている。

上記連続方式は、ロール状に巻かれたフレキシブル配線
板をくり出しつつ、その表面にスクリーン印刷により所
定のパターンでクリームはんだを塗布し、このクリーム
はんだをリフローと呼ばれる加熱処理により溶融させて
はんだｆすけを行い、次いで、一部分ずつ打ち抜くよう
にしたものであり、ジグプレート方式は、−枚ずつのフ
レキシブル配線板を板状の固定治具（ジグプレー１・）
に収り付けることにより、フレキシブルでない通常の硬
質プリント基板と同様に取り扱い得る状態としておき、
このジグプレートに支持させたまま、クリームはんだの
スクリーン印刷、部品装着、はんだリフローを行うもの
である。

そして、製造設置１ｉｉの汎用性の面から、フレキシブ
ル配線板を通常のプリント基板と同様の工程にて処理し
得るジグプレート方式が広く採用されている。

第８図および第９図は上記フレキシブル配線板固定治具
の−ｂ℃来例を示すものである。符号１は金属等により
形成された治具本体くジグプレート）であって、この治
具本体く以下、本体と略す）１は、単なる平板状をなし
、その上面にフレキシブル配線板２の周縁に沿う配置で
固定ピン４分設けている。フレキシブル配線板２は、そ
の周縁を１１り記固定ピン４の頭部で拘束されて本体１
に保持される。固定ピン４は、本体１に圧入固定したも
の、あるいは、ボルトを用いてねじ込み固定したもの等
いずれでもよい。

「発明が解決しようとする問題点」 上記ジググレート１に保持されたフレキシブル配線板２
に所定パターンでクリームはんだをスクリーン印刷しよ
うとする場訃、フレキシブル配線板２上にメタルマスク
を披ぜ、その上でスキージを移動させるが、上記ｂ℃来
のジグプレート１では、固定ピン４の頭部がフレキシブ
ル配線板２の上面より突出するなめ、この突出部分を避
けるｌ＼く前記メタルマスクおよびスキージに逃げ″を
設けることが必要となる。そして、このよ゛うな“逃げ
分設けることが必要であると、印刷すべきパターン、フ
レキシブル配線板の形状などに応じて特殊な逃げを持っ
たメタルマスク、スキージをＢＡ（ＩＮすることが必要
となり、これらの用具の汎用性に欠けるという問題があ
る。また、上記逃げ″を設ける必要性から、クリームは
んだの印刷パターン選択の自由度が狭められるという問
題がある。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、表面からの
突起を設けることなくフレキシブル配線微分固定するこ
とを可゛能にして、容易にクリームはんだ印刷を行うこ
とのできるフレキシブル配線板固定治具を得ることを目
的とするものである。

［問題点を解決するための手段Ｊ 上記目的を達成する本発明は、保持すべきフレキシブル
配線板の周縁部を除く部分に対応させて治具本体の上面
に突出部を形成し、この突出部の周縁部に、フレキシブ
ル配線板の上面より突出することなくフレキシブル配線
板の周縁部を治具本体に固定する固定手段を設けたこと
を特徴とする。

「ｆヤ用」 上記構成において、フレキシブル配線板を治具本体上に
乗せ周縁部を固定手段によって治具本体に取り付けると
、フレキシブル配線板は、治具本体上の突出部によって
フレキシブル配線板の部品取り１［け範囲が盛り」二が
った状態で治具本体に取り１・ｔけられ、固定部材はフ
レキシブル配線板の上面から突出しない。したがって、
クリ−１＼はんだ印刷におけるスキージ移動等の障害と
ならない。

「実施例」 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。な
Ｊ５、図中従来例と共通の部分には同一符号を付し、説
明を簡略化する。

第１図および第２図は本発明の第１実施例を示すもので
ある。

この固定治具は、フレキシブル配線板２が載置される本
体１人のほぼ中央に、載置すべきフレキシブル配線板２
の輪郭よりも僅かに小さな平面形状をなす突出部５を設
け、この突出部５の上面をフレキシブル配線板載置面６
としたものである。

上記突出部５の周囲には、従来例と同様に固定ピン４が
挿入されており、この固定ピン４によって前記フレキシ
ブル配線板２の周縁部を本体１の支持面３との間に挾持
するようになっている。また、固定ピン４とフレキシブ
ル配線板２の側面との間には、第２図に示すように間隙
Ｓが設けられていて、フレキシブル配線板２の熱膨張を
許容するよう配慮されている。また固定ピン４の上面は
、突出部５上のフレキシブル配線板２の上面より下方位
置に設定されている。つまり、第２図でＡζＢ　＋　Ｃ
である。

以上のように構成された固定治具においては、フレキシ
ブル配線板２は、その周縁部を除く部分（周縁部より僅
かに内側の部品搭載範囲に相当する部分）が治具本体Ｉ
Ａの突出部５上に乗り、周縁が固定ピン４の頭部で拘束
されて、本体ＩＡに保持される。そして、このようにし
て本体ＩＡに取り付けられたフレキシブル配線板２は、
クリームはんだを塗布すべき部分が最も突出しているか
ら、この部分にメタルマスクを重ねてスキージを移動さ
せることにより、メタルマスクおよびスキージに特殊な
加工を施すことなく、容易にクリームはんだを所定パタ
ーンで容易に塗布することができる。

次いで、第３図は本発明の第２実施例を示すものである
。

この第２実施例は、前記第１実施例の固定ピン４に代え
て、本Ｉｔ　Ｉ　Ａに取りｆ［けられた埋め込み部４　
＝ｔに対して頭部４ｂが傾斜した固定ピン４Ａ使用した
もので、このような形状の固定ピン４Ａにより、フレキ
シブル配線板２の周縁部ｆ：無理のない傾斜状態にした
ままフレキシブル配線板２を保持することができ、フレ
キシブル配線板２の無用な変形を少なくすることができ
る。

さらに、第４図および第５図は本発明の第３実施例を示
すものである。

この実施例は、治具本体ＩＢに形成された突出部５の外
周の一部に、フレキシブル配線板２の端部が挿入される
切り７ｔ４７を形成したものである。

この切り溝７は、フレキシブル配線板２の側端部との間
に僅かな間隙Ｓを持つ深さとしている。

この第３実施例の固定治具は、フレキシブル配線板２を
切り清７によりある長さ部分について保持することがで
きるため、前記第１、第２実施例の固定ピンによるもの
よりもさらに安定してフレキシブル配線板２を支持する
ことがでいるとともに、フレキシブル配線板２の周縁部
への応力の集中を緩和することができる。

さらにまた、第６図および第７図は本発明の第４実施例
を示すものである。

この？Ｊ４実施例は、前記第１実施例の治具本体１Δと
同様な突出部５を持つ治具本体ＩＣと、これに重ねられ
る押さえ板８とを軸９を介して回動可能に連結し、前記
押さえ板８には、支持すべきフレキシブル配線板２の輪
郭とほぼ一致する切り欠き部１０を形成し、この切り欠
き部１０の内周の一部（前記第３実施例における切り溝
とほぼ一致する位置）に段部１１を設けた構成である。

この段部１１は、前記突出部５の輪郭より僅かに大きく
、前記切り欠き部１０の輪郭より僅かに小さな線に沿っ
て形成されていて、前記本体ＩＣと押さえ板８とを重ね
た状態で前記突出部５との間にフレキシブル配線板２の
周縁部を挾持することができるようになっている。なお
、突出部５、押さえ板８の厚さＡおよびＣは、第７図に
示すように、フレキシブル配線板２の厚さＢに対して、
Ａ　＜　Ｄ＋Ｃが成立するように設定されている。

なお、符り・１２は本体ＩＣと押さえ板８とを重ねた状
止で固定するために、これらの角部を挾持する止め金で
ある。

上記第４実施例の固定治具は次のような手順で使用され
る。

まず、第６図に示すように、本体ＩＣから押さえ板８を
離した状態で切り欠き部１０内にフレキシブル配線板を
はめ込み、フレキシブル配線板２の周縁部の一部を前記
段部１１上に支持させる。

次いで２本体ＩＣを上方から下降させて押さえ板８に重
ねると、突出部５によってフレキシブル配線板２の中央
部が押圧され、さらにフレキシブル配線板２の周縁の一
部が第７図に示すように本体ＩＣの上面と段部１１との
間に挟持される。

この第４実施例は、前述の第１〜第３実施例と比べ、フ
レキシブル配線板を一層強固に保持できる。したがって
、実装工程での取り扱いがさらに安定であるとともに、
例えば、フレキシブル配線板金下向きにして行うはんだ
デイツプも可能となる。また、フレキシブル配線板を押
さえ板８の段部１１で位置決めするので、フレキシブル
配線板の固定精度を格段に向上させることができる。ま
た、第３実施例の切り清と比べて、固定精度分身るため
の加工は比較的容易である。

なお、上記第３実施例における切り講の形成箇所、ある
いは、第・１実施例における段部の形成箇所は、図示の
例に限定されるものではなく、また、フレキンプル配線
板の形状に応じて変更してもよいのはもちろんである。

「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、筺持すべきフレキ
シブル配線板の周縁部を除く部分に対応させて治具本体
の上面に突出部を形成し、この突出部の周縁部に、フレ
キシブル配線板の上面より突出することなくフレキシブ
ル配線板の周縁部と治具本体に固定する固定手段を設け
なので、フレキシブル配線板上のクリームはんだを印刷
すべき範囲、言い換えれば、印刷用のメタルマスクを載
せ、あるいは、スキージを移動させるべき範囲上でフレ
キシブル配線板が最も上位に存在することとなり、通常
の硬でＴグリント基板と同様の設備を利用して、クリー
ムはんだの印刷および、はんだリフロー処理を行うこと
ができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の第１実施例を示すもので
、第１図は正面図、第２０はフレキシブル配線板固定部
分の断面図、第３図は本発明の第２実施例についての前
記第２図と同様の部分の断面図、第４図および第５図は
本発明の第３実施例を示すもので、第４図は平面図、第
５［２Ｉは断面図、第６図および第７図は本発明の第４
実施例を示すもので、第６図は外観を示す斜視図、第７
図は断面図、第８図および第９図はフレキシブル配線板
固定治具の−ｆａｔ来例を示すもので、第８図は斜視図
、第９図は断面図である。 ＬＡ、ＩＢ、　　ＩＣ・・・治具本体、２・・・フレキ
シブル配線板、４．４Ａ・・・固定ピン（固定手段）、
５・・・突出部、７・・・切り湧く固定手段）、８・・
・押さえ板（固定手段）、１０・・・切り欠き部、１１
・・段部。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）保持すべきフレキシブル配線板の周縁部を除く部
   分に対応させて治具本体の上面に突出部を形成し、この
   突出部の周縁部に、フレキシブル配線板の上面より突出
   することなくフレキシブル配線板の周縁部を治具本体に
   固定する固定手段を設けたことを特徴とするフレキシブ
   ル配線板固定治具。
2. （２）前記固定手段は、頭部を持ち治具本体上に固定さ
   れた固定ピンであることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載のフレキシブル配線板固定治具。
3. （３）前記固定ピンは、治具本体の突出部の周縁の傾斜
   に沿って傾斜した頭部を持つことを特徴とする特許請求
   の範囲第２項記載のフレキシブル配線板固定治具。
4. （４）前記固定手段は、治具本体に形成されてフレキシ
   ブル配線板の周縁部が挿入される切り溝であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のフレキシブル配線
   板固定治具。
5. （５）前記固定手段は、前記治具本体に重ねられるとと
   もに前記突出部に対応しかつ僅かに大きな輪郭の切り欠
   きを持った押さえ板であることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載のフレキシブル配線板固定治具。