JPH01118828A - 感光材料露光装置 - Google Patents
感光材料露光装置Info
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- JPH01118828A JPH01118828A JP27809287A JP27809287A JPH01118828A JP H01118828 A JPH01118828 A JP H01118828A JP 27809287 A JP27809287 A JP 27809287A JP 27809287 A JP27809287 A JP 27809287A JP H01118828 A JPH01118828 A JP H01118828A
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Landscapes
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔星業上の利用分野〕
本発明はカラー原画を透過又は反射させた光線を調光フ
ィルタにより分光してハロゲン化銀複写感光材料へ露光
する感光材料露光装置に係り、特に調光フィルタにおけ
る光線の透過時に色補正する感光材料露光装置に関する
。
ィルタにより分光してハロゲン化銀複写感光材料へ露光
する感光材料露光装置に係り、特に調光フィルタにおけ
る光線の透過時に色補正する感光材料露光装置に関する
。
一般に、感光材料露光装置において、無色エリアとC(
シアン)色フイルタエリアとを中央部で2分割したもの
、無色エリアとM(マゼンタ)色フィルタを中央部で2
分割したもの、及び無色工IJ 7とY(イエロー)色
フィルタとを中央部で2分割した各のの3枚の調光フィ
ルタを光学系虹彩絞り位置に光軸に対して直角に配設し
、無色エリアと有色エリアとの光路上への配置比率を変
更し、R,GSB先の量を制御することが可能なレンズ
システムが知られている。また、これの変形として無色
エリアを中央に配置し、両側にそれぞれCとYl及びM
とYのように、2色を1枚のフィルタとして、2枚の調
光フィルタで制御することも可能である。
シアン)色フイルタエリアとを中央部で2分割したもの
、無色エリアとM(マゼンタ)色フィルタを中央部で2
分割したもの、及び無色工IJ 7とY(イエロー)色
フィルタとを中央部で2分割した各のの3枚の調光フィ
ルタを光学系虹彩絞り位置に光軸に対して直角に配設し
、無色エリアと有色エリアとの光路上への配置比率を変
更し、R,GSB先の量を制御することが可能なレンズ
システムが知られている。また、これの変形として無色
エリアを中央に配置し、両側にそれぞれCとYl及びM
とYのように、2色を1枚のフィルタとして、2枚の調
光フィルタで制御することも可能である。
このような、調光フィルタが光学系に組み込まれるもの
として、大きなカラー原画から感光材料へ露光をする場
合に最適な銀塩写真式複写装置が挙げられる。
として、大きなカラー原画から感光材料へ露光をする場
合に最適な銀塩写真式複写装置が挙げられる。
また、通常の写真焼付装置、すなわちカラーフィルム(
ネガフィルム、ポジフィルムを含む)を透過した光線に
より、感光材料を露光してカラープリントを得る装置に
おいては、光源とカラーフィルムとの間の光路中へのC
SM、Yの3枚の調光フィルタ又は2枚の調光フィルタ
の挿入量によって、R,G、B先の比率を変更し、光拡
散手段等によって光を拡散してカラーフィルムに照射す
るようになっている。
ネガフィルム、ポジフィルムを含む)を透過した光線に
より、感光材料を露光してカラープリントを得る装置に
おいては、光源とカラーフィルムとの間の光路中へのC
SM、Yの3枚の調光フィルタ又は2枚の調光フィルタ
の挿入量によって、R,G、B先の比率を変更し、光拡
散手段等によって光を拡散してカラーフィルムに照射す
るようになっている。
ところで、調光フィルタの透過波長端の特性が製造バラ
ツキや環境温度によって変化することがあり、これを防
止するために特開昭51−113627号公報に開示さ
れているようなフィルタ(バンドストップフィルタ)を
別途設けた装置が知られている。このフィルタにより、
複写感材の各感光層間の重なり領域とほぼ一致する波長
領域を完全にカットするか、あるいは大きく弱めること
ができ、透過波長端の特性変化やばらつきを防止するこ
とができる。
ツキや環境温度によって変化することがあり、これを防
止するために特開昭51−113627号公報に開示さ
れているようなフィルタ(バンドストップフィルタ)を
別途設けた装置が知られている。このフィルタにより、
複写感材の各感光層間の重なり領域とほぼ一致する波長
領域を完全にカットするか、あるいは大きく弱めること
ができ、透過波長端の特性変化やばらつきを防止するこ
とができる。
また、特開昭53−64037号公報には、感光材料の
分光感度の高感度波長域を透過させ、低感度波長域の光
をカットするフィルタを露光コントロール用フィルタと
は別の場所に挿入し、感光材料と測光系の感度分布を一
致させることが開示されている。
分光感度の高感度波長域を透過させ、低感度波長域の光
をカットするフィルタを露光コントロール用フィルタと
は別の場所に挿入し、感光材料と測光系の感度分布を一
致させることが開示されている。
しかしながら、CSM、Yの各調光フィルタと上記バン
ドストップフィルタとが異なる位置に配設されると、両
フィルタの温度、先入射角依存性が異なり、確実に各調
光フィルタの透過波長端を含む波長域をカットすること
ができなくなるという問題点がある。また、銀塩写真式
複写装置においては、両フィルタを光学系の2枚のレン
ズ間に配設する場合、その配設スペースを大きく取らな
ければならない。さらに、バンドストップフィルタをレ
ンズ系の外側に配設する場合にはフィルタサイズが大き
くなり、またゴーストや色ムラが発生しやすくなる。
ドストップフィルタとが異なる位置に配設されると、両
フィルタの温度、先入射角依存性が異なり、確実に各調
光フィルタの透過波長端を含む波長域をカットすること
ができなくなるという問題点がある。また、銀塩写真式
複写装置においては、両フィルタを光学系の2枚のレン
ズ間に配設する場合、その配設スペースを大きく取らな
ければならない。さらに、バンドストップフィルタをレ
ンズ系の外側に配設する場合にはフィルタサイズが大き
くなり、またゴーストや色ムラが発生しやすくなる。
一方、通常の写真焼付装置においては、バンドストップ
フィルタが光拡散ボックスの前後近傍に −配置される
ため、該フィルタの面積が大きくなり、フィルタの色む
らが出やすくなる。
フィルタが光拡散ボックスの前後近傍に −配置される
ため、該フィルタの面積が大きくなり、フィルタの色む
らが出やすくなる。
本発明は上記事実を考慮し、所定の波長帯をカットする
誘電体多層膜と調光フィルタとを一体とすることにより
、前記カットフィルタの面積を小さくでき、両フィルタ
の特性の変化を同じくし、無色エリアにおいても不要感
光域をカットして色再現性を向上させることができる感
光材料露光装置を得ることが目的である。
誘電体多層膜と調光フィルタとを一体とすることにより
、前記カットフィルタの面積を小さくでき、両フィルタ
の特性の変化を同じくし、無色エリアにおいても不要感
光域をカットして色再現性を向上させることができる感
光材料露光装置を得ることが目的である。
本発明に係る感光材料露光装置は、透明基板に薄膜層が
施され、無色エリア及びシアン、マゼンタ、イエローの
何れかのフィルタで構成された有色エリアが形成された
調光フィルタを光路中へ挿大して、カラー原画を透過又
は反射した光線による露光量を制御し、複写感光材料を
露光する感光材料露光装置において、前記調光フィルタ
における前記薄膜層と透明基板の全面に形成され所定の
波長帯の光をカットする誘電体多層膜とを一体に構成し
たことを特徴としている。
施され、無色エリア及びシアン、マゼンタ、イエローの
何れかのフィルタで構成された有色エリアが形成された
調光フィルタを光路中へ挿大して、カラー原画を透過又
は反射した光線による露光量を制御し、複写感光材料を
露光する感光材料露光装置において、前記調光フィルタ
における前記薄膜層と透明基板の全面に形成され所定の
波長帯の光をカットする誘電体多層膜とを一体に構成し
たことを特徴としている。
本発明によれば、誘電体多層膜により有害な特定の波長
帯をカットしているので、カラー原画に対する感光材料
での色再現性が向上する。また、無色エリアにも上記誘
電体多層膜を形成したので、無色エリアが光路中にある
面積にかかわらず色再現性への影響はかわらず、また無
色エリアの面積や複数の重なりによる、透過率差を軽減
することができる。
帯をカットしているので、カラー原画に対する感光材料
での色再現性が向上する。また、無色エリアにも上記誘
電体多層膜を形成したので、無色エリアが光路中にある
面積にかかわらず色再現性への影響はかわらず、また無
色エリアの面積や複数の重なりによる、透過率差を軽減
することができる。
また、調光フィルタと誘電体多層膜とを近接させている
ので、両者の温度による波長シフトや入射角依存性が同
一の特性となり、確実に所定の波長帯をカットすること
ができる。
ので、両者の温度による波長シフトや入射角依存性が同
一の特性となり、確実に所定の波長帯をカットすること
ができる。
第1図は本発明が適用される銀塩写真式カラー複写機が
示されており、装置本体10はその右側に給紙部12が
、上方に露光部14及び処理部16が、左側に乾燥部1
8がそれぞれ設けられている。またこの銀塩写真式カラ
ー複写機には上下に一対のマガジン20.22が装填で
きるようになっており、これらの内部には感光材料24
.26がそれぞれロール状に収容され、先端部から給紙
部12へ取り出されるようになっている。−例として2
4はカラー写真原稿の複写に最適な感光材料であり、2
6はカラー印刷原稿の複写に最適な感光材料となってい
る。
示されており、装置本体10はその右側に給紙部12が
、上方に露光部14及び処理部16が、左側に乾燥部1
8がそれぞれ設けられている。またこの銀塩写真式カラ
ー複写機には上下に一対のマガジン20.22が装填で
きるようになっており、これらの内部には感光材料24
.26がそれぞれロール状に収容され、先端部から給紙
部12へ取り出されるようになっている。−例として2
4はカラー写真原稿の複写に最適な感光材料であり、2
6はカラー印刷原稿の複写に最適な感光材料となってい
る。
マガジン20.22から引出される感光材料24又は感
光材料26は給紙部12を通って露光窓28へ送られ、
露光部14の上方に設けられる透明な原稿台30上のカ
ラー原稿32の画像が露光されるようになっている。こ
のカラー原稿32は原稿押さえ34で原稿台30へ圧着
され、光源ユニット36内の光源38で照明され、複数
枚のミラー40で反射されたカラー原稿32の画像は光
学手段42を通し、シャッタ44の開放によって露光窓
28にある感光材料24(26)へ露光されるようにな
っている。
光材料26は給紙部12を通って露光窓28へ送られ、
露光部14の上方に設けられる透明な原稿台30上のカ
ラー原稿32の画像が露光されるようになっている。こ
のカラー原稿32は原稿押さえ34で原稿台30へ圧着
され、光源ユニット36内の光源38で照明され、複数
枚のミラー40で反射されたカラー原稿32の画像は光
学手段42を通し、シャッタ44の開放によって露光窓
28にある感光材料24(26)へ露光されるようにな
っている。
感光材料24.26の搬送軌跡中間部(露光窓28より
も第1図下方)には切換ガイド50が設けられ、垂直下
方に送られる感光材料24.26を必要時に処理部16
へ案内するように方向変換できるようになっている。な
お、シャッタ44の閉止状態では原稿画像がシャッタ4
4で反射され、イメージセンサ45へ人力されて露光修
正条件が決定されるようになっている。
も第1図下方)には切換ガイド50が設けられ、垂直下
方に送られる感光材料24.26を必要時に処理部16
へ案内するように方向変換できるようになっている。な
お、シャッタ44の閉止状態では原稿画像がシャッタ4
4で反射され、イメージセンサ45へ人力されて露光修
正条件が決定されるようになっている。
処理部16では現像槽46、漂白・定着槽47.48、
水洗槽49が連続して設けられ、これらの内部へ充填さ
れる処理液によって現像、漂白、定着、水洗が行われた
感光材料24(26)が乾燥部18へと送られるように
なっている。
水洗槽49が連続して設けられ、これらの内部へ充填さ
れる処理液によって現像、漂白、定着、水洗が行われた
感光材料24(26)が乾燥部18へと送られるように
なっている。
乾燥部18では水洗後の感光材料24(26)を乾燥し
て取出トレイ54上へ送り出すようになっている。
て取出トレイ54上へ送り出すようになっている。
次に第2図に従い、光学手段42について詳細に説明す
る。
る。
第2図に示される如く、光学手段42は2枚のレンズ(
第ルンズ56及び第2レンズ58)と2枚の調光フィル
タ60.62とを備えている。
第ルンズ56及び第2レンズ58)と2枚の調光フィル
タ60.62とを備えている。
カラー原稿32によって反射された光線(光束)は第、
ルンズ56と第2レンズ58との間の虹彩絞り・位置(
第2図Bib参照)で絞られ、第2レンズ58から出射
される光線が露光窓28にある感光材料24又は26の
感光面で焦点が合うようになっている。なお、本実施例
に適用されるカラー原稿32の濃度特性は第4図(A)
に示されるようになっており、これに対し感光材料24
又は26の分光感度特性は第4図(B)に示されるよう
になっている。
ルンズ56と第2レンズ58との間の虹彩絞り・位置(
第2図Bib参照)で絞られ、第2レンズ58から出射
される光線が露光窓28にある感光材料24又は26の
感光面で焦点が合うようになっている。なお、本実施例
に適用されるカラー原稿32の濃度特性は第4図(A)
に示されるようになっており、これに対し感光材料24
又は26の分光感度特性は第4図(B)に示されるよう
になっている。
調光フィルタ60.62は第ルンズ56と第2レンズ5
8との間の虹彩絞り位置へ配置されている。調光フィル
タ60.62はそれぞれフィルタ枠64.66に嵌め込
まれており、このフィルタ枠64.66は光軸と直角方
向へスライド可能となっている。すなわち、フィルタ枠
64.66には舌片64A、66Aが一体形成され、こ
の舌片64A、66Aと図示しないモータの駆動力で回
転するモータビニオン68とが噛み合っている。
8との間の虹彩絞り位置へ配置されている。調光フィル
タ60.62はそれぞれフィルタ枠64.66に嵌め込
まれており、このフィルタ枠64.66は光軸と直角方
向へスライド可能となっている。すなわち、フィルタ枠
64.66には舌片64A、66Aが一体形成され、こ
の舌片64A、66Aと図示しないモータの駆動力で回
転するモータビニオン68とが噛み合っている。
このモータピニオン68が回転することにより、フィル
タ枠64.66は駆動力を受け、光軸と直角方向へ移動
されることになる。
タ枠64.66は駆動力を受け、光軸と直角方向へ移動
されることになる。
フィルタ枠64.66における調光フィルタ60.62
が嵌め込まれている部分は矩形状となっており、1枚の
調光フィルタ60.62の中にそれぞれ2種の有色フィ
ルタエリアと無色のエリアとが形成されている。−例と
して、本実施例では第3図に示される如く、一方の調光
フィルタ60がC(シアン)とY(イエロー)との組み
合わせで構成され、他方の調光フィルタ62はM(マゼ
ンタ)とY(イエロー)との組み合わせで構成されてい
る。各色の透過率特性を第4図(C)に示す。なお、そ
れぞれの調光フィルタ60.62の中央部が無色エリア
となっている。各色はガラス基板70の一方の面へ誘電
体多層膜72を蒸着することにより、CSM、Yのそれ
ぞれの調光フィルタとして形成され、前記無色エリアに
は無反射コーテイング膜74が塗膜されている。
が嵌め込まれている部分は矩形状となっており、1枚の
調光フィルタ60.62の中にそれぞれ2種の有色フィ
ルタエリアと無色のエリアとが形成されている。−例と
して、本実施例では第3図に示される如く、一方の調光
フィルタ60がC(シアン)とY(イエロー)との組み
合わせで構成され、他方の調光フィルタ62はM(マゼ
ンタ)とY(イエロー)との組み合わせで構成されてい
る。各色の透過率特性を第4図(C)に示す。なお、そ
れぞれの調光フィルタ60.62の中央部が無色エリア
となっている。各色はガラス基板70の一方の面へ誘電
体多層膜72を蒸着することにより、CSM、Yのそれ
ぞれの調光フィルタとして形成され、前記無色エリアに
は無反射コーテイング膜74が塗膜されている。
このように構成された調光フィルタ60.62の光路中
への挿入量を調整することにより、露光窓での光質を制
御し、仕上がり画像の色バランスを補正するようになっ
ている。
への挿入量を調整することにより、露光窓での光質を制
御し、仕上がり画像の色バランスを補正するようになっ
ている。
ここで、本実施例に係る各調光フィルタ60.62は、
前記ガラス基板700反対側の面にそれぞれ同質の特性
を持つ誘電体多層膜76が蒸着されている。この誘電体
多層膜76の波長−透過率特性は第4図(D)に示され
る如く、所定の波長帯の光をカットするようになってお
り(以後カットフィルタと称する)、この所定の波長帯
はカラー原稿32の分光的に互いに隣り合う色素同士の
最大重なり波長を含んでいる。なお1つの多層膜で2つ
の吸収帯を同時“に形成することはかなりむつかしく2
つの吸収帯を別々に形成して合成するのが望ましい。こ
の最大重なり波長はカラー原稿32がカラー印刷の場合
は、第5図(A)に示される如く、YとMとの最大重な
り波長が485nmでMとCとの最大重なり波長が58
5nmとなっている。また、カラー原稿32がカラー写
真の場合は、第5図(B)に示される如く、YとMとの
最大重なり波長が490nmでMとCとの最大重なり波
長が580nmとなっている。
前記ガラス基板700反対側の面にそれぞれ同質の特性
を持つ誘電体多層膜76が蒸着されている。この誘電体
多層膜76の波長−透過率特性は第4図(D)に示され
る如く、所定の波長帯の光をカットするようになってお
り(以後カットフィルタと称する)、この所定の波長帯
はカラー原稿32の分光的に互いに隣り合う色素同士の
最大重なり波長を含んでいる。なお1つの多層膜で2つ
の吸収帯を同時“に形成することはかなりむつかしく2
つの吸収帯を別々に形成して合成するのが望ましい。こ
の最大重なり波長はカラー原稿32がカラー印刷の場合
は、第5図(A)に示される如く、YとMとの最大重な
り波長が485nmでMとCとの最大重なり波長が58
5nmとなっている。また、カラー原稿32がカラー写
真の場合は、第5図(B)に示される如く、YとMとの
最大重なり波長が490nmでMとCとの最大重なり波
長が580nmとなっている。
さらに、この波長帯は感光材料24又26の緑色感度と
カラー原稿32のイエロー色素の濃度分布との最大重な
り波長(480nm〜500 nm付近)及び感光材料
24又は26の赤色感度とカラー原稿32のマゼンタ色
素の濃度分布との最大重なり波長(580nm〜5QQ
nm付近)を含んでいる。このような特性を持った誘電
体多層膜76をガラス基板70に蒸着することにより、
感光材料24又は26における色再現性を向上させ、
ている。この場合、無色エリアにも上記誘電体多層膜
76が蒸着されている。逆にカラー原稿32のマゼンタ
色素の濃度分布と感光材料24又は26の青色感度分布
との最大重なり波長や、カラー原稿32のシアン色素の
濃度分布と感光材料24又は26の赤色感度分布との最
大重なり波長を含む波長帯の光をカットするようにして
もよい。
カラー原稿32のイエロー色素の濃度分布との最大重な
り波長(480nm〜500 nm付近)及び感光材料
24又は26の赤色感度とカラー原稿32のマゼンタ色
素の濃度分布との最大重なり波長(580nm〜5QQ
nm付近)を含んでいる。このような特性を持った誘電
体多層膜76をガラス基板70に蒸着することにより、
感光材料24又は26における色再現性を向上させ、
ている。この場合、無色エリアにも上記誘電体多層膜
76が蒸着されている。逆にカラー原稿32のマゼンタ
色素の濃度分布と感光材料24又は26の青色感度分布
との最大重なり波長や、カラー原稿32のシアン色素の
濃度分布と感光材料24又は26の赤色感度分布との最
大重なり波長を含む波長帯の光をカットするようにして
もよい。
なお、本実施例では1枚のガラス基板70の表裏それぞ
れの面に誘電体多層膜72.76を蒸着したが、2枚の
ガラス基板78.80を用いて一方は主として調光フィ
ルタ形成用、他方はカットフィルタ形成用として構成し
、両者を接着剤等で接着して一体にしてもよい(第6図
参照)。
れの面に誘電体多層膜72.76を蒸着したが、2枚の
ガラス基板78.80を用いて一方は主として調光フィ
ルタ形成用、他方はカットフィルタ形成用として構成し
、両者を接着剤等で接着して一体にしてもよい(第6図
参照)。
両フィルタを一体に構成する種々の例を第6図に(A)
〜(E)に示す。なお、76a、76bはカットフィ
ルタの分光特性を2つの透電体多層膜で形成するように
した例である。即ち76aはsQQnm付近の波長帯を
カットし、76bは60Qnm付近の波長帯をカットす
るような分光特性をもつ。また、無色エリアと有色エリ
アの2種のエリアを有する調光フィルタ82.84.8
6を各色(CSMSY)毎に3枚設けてもよい(第7図
参照)。さらに無色エリアは透過率を各有色エリアの透
過帯の透過率に近似するよう、透過率を低下さす薄膜層
を設けてもよい。
〜(E)に示す。なお、76a、76bはカットフィ
ルタの分光特性を2つの透電体多層膜で形成するように
した例である。即ち76aはsQQnm付近の波長帯を
カットし、76bは60Qnm付近の波長帯をカットす
るような分光特性をもつ。また、無色エリアと有色エリ
アの2種のエリアを有する調光フィルタ82.84.8
6を各色(CSMSY)毎に3枚設けてもよい(第7図
参照)。さらに無色エリアは透過率を各有色エリアの透
過帯の透過率に近似するよう、透過率を低下さす薄膜層
を設けてもよい。
以下に本実施例の作用を説明する。
互いに別種類の感光材料24.26が層状に巻き取られ
たマガジン20.22を給紙部12へ装填する。マガジ
ン20.22を装填した後に開閉蓋を閉止すると、感光
材料24.26の先端部が挟持される。ここで図示しな
い複写ボタンが押圧されると、カラー原稿32の原稿種
類によって感光材料24又は26が選択され、その一方
が必要長さだけ送り出され、感光材料24又は26は必
要長さに切断される。その後再び駆動されて感光材料2
4は露光窓28へと送られ、露光開始まで待機する。露
光が開始されると、この露光窓28を通過する感光材料
24へは原稿台30上のカラー原稿32からの画像がミ
ラー40、光学手段42を介して露光される。露光時に
は調光フィルタが所定の量だけ光路中に挿入され、各色
の露光量を制御しているので、感光材料における再現色
が適正に調整される。
たマガジン20.22を給紙部12へ装填する。マガジ
ン20.22を装填した後に開閉蓋を閉止すると、感光
材料24.26の先端部が挟持される。ここで図示しな
い複写ボタンが押圧されると、カラー原稿32の原稿種
類によって感光材料24又は26が選択され、その一方
が必要長さだけ送り出され、感光材料24又は26は必
要長さに切断される。その後再び駆動されて感光材料2
4は露光窓28へと送られ、露光開始まで待機する。露
光が開始されると、この露光窓28を通過する感光材料
24へは原稿台30上のカラー原稿32からの画像がミ
ラー40、光学手段42を介して露光される。露光時に
は調光フィルタが所定の量だけ光路中に挿入され、各色
の露光量を制御しているので、感光材料における再現色
が適正に調整される。
この露光の進行に従い、感光材料24は、第1図下方へ
と送られる。この場合切換ガイド50は第1図実線状態
となっており、露光窓28から送られる感光材料24は
垂直下方へと移動する。このため露光後の感光材料24
が処理部16へ送り込まれることによる、給紙部12と
処理部16との速度差に基づく感光材料24の中間部の
弛みがない。
と送られる。この場合切換ガイド50は第1図実線状態
となっており、露光窓28から送られる感光材料24は
垂直下方へと移動する。このため露光後の感光材料24
が処理部16へ送り込まれることによる、給紙部12と
処理部16との速度差に基づく感光材料24の中間部の
弛みがない。
露光が全て終了すると感光材料24又は26は一時的に
逆方向に移動する。この逆方向の移動は感光材料24の
先端部が切換ガイド50よりも上流側へ至った状態で停
止される。その後再び最初の搬送方向と同方向に移動さ
れる。この場合、切換ガイド50は第1図想像線状態と
なり、感光材料24の先端部は処理部16へと送られる
。
逆方向に移動する。この逆方向の移動は感光材料24の
先端部が切換ガイド50よりも上流側へ至った状態で停
止される。その後再び最初の搬送方向と同方向に移動さ
れる。この場合、切換ガイド50は第1図想像線状態と
なり、感光材料24の先端部は処理部16へと送られる
。
処理8’[S16内で感光材料24は現像、漂白、定着
、水洗が行われた後に乾[B18へと送られ、乾燥後に
取出トレイ54上へと取り出される。
、水洗が行われた後に乾[B18へと送られ、乾燥後に
取出トレイ54上へと取り出される。
このような複写装置において、調光フィルタ60.62
には蒸着された誘電体多層膜76により、露光制御にと
って不要な波長帯をカットしている。
には蒸着された誘電体多層膜76により、露光制御にと
って不要な波長帯をカットしている。
すなわち、上記装置はカラー原稿32へ光を照射してそ
の反射光を用いているため、以下のような特性を持つ。
の反射光を用いているため、以下のような特性を持つ。
ポジタイプカラー原稿の3つの原色色素は分光的に近接
して、各色素の分光吸収は互いに大きな重なりを持つ。
して、各色素の分光吸収は互いに大きな重なりを持つ。
このため、複写感光材料の各感光層の分光感度分布も互
いに重なりが大きく、複写画像の色再現性を低下させる
原因になっている。
いに重なりが大きく、複写画像の色再現性を低下させる
原因になっている。
そこでカラー原稿の3つの原色の分光吸収の重なり波長
帯又は前記原色の分光吸収と複写感光材料の分光感度分
布との不適当な重なり波長帯又は複写感光材料の3つの
感光層間の分光感度分布の重なり波長帯の光をカットす
ることによって色再現性は向上する。カラー原稿のマゼ
ンタ色素の吸収は複写感光材料の赤色感光層の感度にか
かり、600nm付近と重なり波長帯が拡がっている。
帯又は前記原色の分光吸収と複写感光材料の分光感度分
布との不適当な重なり波長帯又は複写感光材料の3つの
感光層間の分光感度分布の重なり波長帯の光をカットす
ることによって色再現性は向上する。カラー原稿のマゼ
ンタ色素の吸収は複写感光材料の赤色感光層の感度にか
かり、600nm付近と重なり波長帯が拡がっている。
そこで、本実施例のように600nm付近の光をカット
することは、色再現の向上につながることになる。
することは、色再現の向上につながることになる。
ここで、感光材料24又は26の赤色感度を例えば62
0nm程度に近づけるに従い、カラー印刷とカラー写真
との複写条件がより一致されることになる。これは、第
5図(A>、(B)のように両原画のシアン色素の分光
反射率分布の違いによるものであり、上記620nm付
近は同じ視覚濃度を持つ分光反射率分布において両色素
の反射率の一致する波長である(第4図(A))。この
場合、カラー原稿のマゼンタ色素と複写感光材料の赤色
感光層の感度分布の重なりは従来以上に大きくなり、色
再現、特に赤色再現の低下は大きい。
0nm程度に近づけるに従い、カラー印刷とカラー写真
との複写条件がより一致されることになる。これは、第
5図(A>、(B)のように両原画のシアン色素の分光
反射率分布の違いによるものであり、上記620nm付
近は同じ視覚濃度を持つ分光反射率分布において両色素
の反射率の一致する波長である(第4図(A))。この
場合、カラー原稿のマゼンタ色素と複写感光材料の赤色
感光層の感度分布の重なりは従来以上に大きくなり、色
再現、特に赤色再現の低下は大きい。
しかし、本実施例のようなカットフィルタ特性を有する
フィルタにより、この色再現性の低下を防止することが
可能となる。
フィルタにより、この色再現性の低下を防止することが
可能となる。
さらに、イエロー色素に対する緑色感度も同様の悪影響
を及ぼすため、本実施例の誘電体多層膜76による50
0nm付近の光のカットも有効である。なお500nm
付近又は600nm付近の波長帯のどちらか一方の光の
カットでも特定の色の色再現向上のためには有効である
。
を及ぼすため、本実施例の誘電体多層膜76による50
0nm付近の光のカットも有効である。なお500nm
付近又は600nm付近の波長帯のどちらか一方の光の
カットでも特定の色の色再現向上のためには有効である
。
また、光学手段42に調光フィルタ60.62を組み込
むことにより、色ムラやゴーストの発生を軽減すること
ができ、調光フィルタ60.62を光の虹彩絞り位置に
配置したので、フィルタ面積を小さくすることができる
。
むことにより、色ムラやゴーストの発生を軽減すること
ができ、調光フィルタ60.62を光の虹彩絞り位置に
配置したので、フィルタ面積を小さくすることができる
。
さらに、調光フィルタ60.62は一枚のガラス基板7
0又は二枚のガラス基板78.80を接着して形成した
ので、両フィルタの温度によるシフト及び光の入射依存
性が一致し、C,M、Yフィルタの透過波長端を含む波
長域を確実にカットすることができる。なお、本実施例
では光源と両フィルタとの間に相当の間隔があるので、
温度によるシフトは極めて少ない。
0又は二枚のガラス基板78.80を接着して形成した
ので、両フィルタの温度によるシフト及び光の入射依存
性が一致し、C,M、Yフィルタの透過波長端を含む波
長域を確実にカットすることができる。なお、本実施例
では光源と両フィルタとの間に相当の間隔があるので、
温度によるシフトは極めて少ない。
また、無色エリアはニュートラルグレーの薄膜で構成す
ることもでき、有色エリアの透過帯と近似した透過率と
して無色エリア面積によって再現濃度が変化しないよう
にすることができる。
ることもでき、有色エリアの透過帯と近似した透過率と
して無色エリア面積によって再現濃度が変化しないよう
にすることができる。
なお、本実施例では銀塩複写式カラー複写機を適用して
、本発明に係る調光フィルタ60.62を説明したが、
第8図に示される如く、本発明の調光フィルタ60,6
2はカラー原稿32として透過タイプ(カラーネガフィ
ルム、カラーポジフィルム等)が用いられる一般の焼付
袋ff185にも適用できる。なお、この焼付装置85
には光源87とカラー原稿32との間に光源87からの
光線を拡散する光拡散ボックス88が備えられており、
上記調光フィルタ60.62がこの光拡散ボックス88
と光源87との間に配設され、光路中へ挿入離脱可能と
なっている。透過光線はビームスプリッタ90により分
岐され、一方はシャッタ94の解放時にレンズ92を介
して感光材料96へと至るようになっており、他方は露
光制御データを得るためのセンサへと至るようになって
いる。
、本発明に係る調光フィルタ60.62を説明したが、
第8図に示される如く、本発明の調光フィルタ60,6
2はカラー原稿32として透過タイプ(カラーネガフィ
ルム、カラーポジフィルム等)が用いられる一般の焼付
袋ff185にも適用できる。なお、この焼付装置85
には光源87とカラー原稿32との間に光源87からの
光線を拡散する光拡散ボックス88が備えられており、
上記調光フィルタ60.62がこの光拡散ボックス88
と光源87との間に配設され、光路中へ挿入離脱可能と
なっている。透過光線はビームスプリッタ90により分
岐され、一方はシャッタ94の解放時にレンズ92を介
して感光材料96へと至るようになっており、他方は露
光制御データを得るためのセンサへと至るようになって
いる。
本実施例の場合、複写感光材料の緑色感光域と赤色感光
域とは十分能れており、600nm付近の波長帯の光を
カットするカットフィルタの特性は効果が少なく、必ず
しも必要でない。
域とは十分能れており、600nm付近の波長帯の光を
カットするカットフィルタの特性は効果が少なく、必ず
しも必要でない。
ここで、複数枚の調光フィルタ60.62を重ねた場合
、従来は無色エリアの面積率が変化することにより、1
枚につき約10%の透過率差が生じていたが(最高3枚
で30%の透過率差)、本実施例では無色エリアにもカ
ットフィルタとニュートラルグレーフィルタを介在させ
るようにしたので、他の色への影響(例えばシアンフィ
ルタ量の変化でマゼンタ、イエローに及ぼす影響)が極
めて少なくなる。また色再現性の向上、露光コントロー
ルの安定性、測光系と露光系の分光感度分布の正確′な
一致が得られる。
、従来は無色エリアの面積率が変化することにより、1
枚につき約10%の透過率差が生じていたが(最高3枚
で30%の透過率差)、本実施例では無色エリアにもカ
ットフィルタとニュートラルグレーフィルタを介在させ
るようにしたので、他の色への影響(例えばシアンフィ
ルタ量の変化でマゼンタ、イエローに及ぼす影響)が極
めて少なくなる。また色再現性の向上、露光コントロー
ルの安定性、測光系と露光系の分光感度分布の正確′な
一致が得られる。
以上説明した如く本発明に係る感光材料露光装置は、所
定の波長帯の光をカットする誘電体多層膜と調光フィル
タとを一体に構成することにより、カットフィルタの面
積を小さくでき、かつフィルタ枚数の増加もなく、不要
感光域をカットして色再現性を向上させることができる
とともにカラー原画の種類による依存性を大巾に減少で
きるという優れた効果を有する。
定の波長帯の光をカットする誘電体多層膜と調光フィル
タとを一体に構成することにより、カットフィルタの面
積を小さくでき、かつフィルタ枚数の増加もなく、不要
感光域をカットして色再現性を向上させることができる
とともにカラー原画の種類による依存性を大巾に減少で
きるという優れた効果を有する。
第1図は本発明が適用される銀塩写真式カラー複写機を
示す縦断面図、第2図は光学手段の拡大斜視図、第3図
(A)及び(B)は調光フィルタの構成を2枚とした場
合の各色素の配置状態を示す正面図及び断面図、第4図
(A>はカラー原稿の濃度分布特性図、第4図(B)は
感光材料の分光感度分布特性図、第4図(C)は調光フ
ィルタの透過率特性図、第4図(D)は誘電体多層膜カ
ットフィルタの透過率特性図、第5図(A)はカラー印
刷の分光濃度分布特性図、第5図(B)はカラー写真の
分光濃度特性図、第6図(A)乃至<a>は誘電体多層
膜(カットフィルタ)を調光フィルタと一体に構成した
変形例を示す断面図、第7図は調光フィルタの構成を3
枚とした場合の各色の配置状態を示す正面図、第8図は
焼付装置の概略図である。 12・・・給紙部、 24.26・・・感光材料、 28・・・露光窓、 60.62・・・調光フィルタ、 70・・・ガラス基板、 72・・・誘電体多層膜、 74・・・無反射コーテイング膜、 又はニュートラルグレー膜、 7.6・・・誘電体多層膜(カットフィルタ)。 第2図 L2 第3図 60 (A) \ (B) 第5図 (A) 400 500 600 700
800nm第6図 71:1 C無 き Y 無 色 第8図
示す縦断面図、第2図は光学手段の拡大斜視図、第3図
(A)及び(B)は調光フィルタの構成を2枚とした場
合の各色素の配置状態を示す正面図及び断面図、第4図
(A>はカラー原稿の濃度分布特性図、第4図(B)は
感光材料の分光感度分布特性図、第4図(C)は調光フ
ィルタの透過率特性図、第4図(D)は誘電体多層膜カ
ットフィルタの透過率特性図、第5図(A)はカラー印
刷の分光濃度分布特性図、第5図(B)はカラー写真の
分光濃度特性図、第6図(A)乃至<a>は誘電体多層
膜(カットフィルタ)を調光フィルタと一体に構成した
変形例を示す断面図、第7図は調光フィルタの構成を3
枚とした場合の各色の配置状態を示す正面図、第8図は
焼付装置の概略図である。 12・・・給紙部、 24.26・・・感光材料、 28・・・露光窓、 60.62・・・調光フィルタ、 70・・・ガラス基板、 72・・・誘電体多層膜、 74・・・無反射コーテイング膜、 又はニュートラルグレー膜、 7.6・・・誘電体多層膜(カットフィルタ)。 第2図 L2 第3図 60 (A) \ (B) 第5図 (A) 400 500 600 700
800nm第6図 71:1 C無 き Y 無 色 第8図
Claims (6)
- (1)透明基板に薄膜層が施され、無色エリア及びシア
ン、マゼンタ、イエローの何れかのフィルタで構成され
た有色エリアが形成された調光フィルタを光路中へ挿入
して、カラー原画を透過又は反射した光線による露光量
を制御し、複写感光材料を露光する感光材料露光装置に
おいて、前記調光フィルタにおける前記薄膜層と透明基
板の全面に形成され所定の波長帯の光をカットする誘電
体多層膜とを一体に構成したことを特徴とする感光材料
露光装置。 - (2)前記所定の波長帯は、少なくともカラー原画を形
成する3原色の分光的に隣り合う2つの色素の分光分布
の最大重なり波長を含むことを特徴とする特許請求の範
囲第(1)項記載の感光材料露光装置。 - (3)前記所定の波長帯は、少なくとも複写感光材料の
3つの感光層の分光的に隣り合う2つの分光感度分布の
最大重なり波長を含むことを特徴とする特許請求の範囲
第(1)項記載の感光材料露光装置。 - (4)前記所定の波長帯は、少なくとも前記複写感光材
料の緑色感度とカラー原画のイエロー色素の濃度分布の
最大重なり波長又は前記複写感光材料の赤色感度とカラ
ー原画のマゼンタ色素の濃度分布の最大重なり波長を含
むことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の感
光材料露光装置。 - (5)前記感光材料露光装置に光学系による虹彩絞り位
置が存在している場合において、前記調光フィルタは該
光学系虹彩絞り位置の近傍へ配置されることを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項乃至(4)項のいづれか一
項に記載の感光材料露光装置。 - (6)前記感光材料露光装置に光拡散手段が設けられて
いる場合において、前記調光フィルタは該光拡散手段と
光源との間に配置されることを特徴とする特許請求の範
囲第(1)項乃至(4)項のいづれか一項に記載の感光
材料露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27809287A JPH01118828A (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 | 感光材料露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27809287A JPH01118828A (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 | 感光材料露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01118828A true JPH01118828A (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=17592524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27809287A Pending JPH01118828A (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 | 感光材料露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01118828A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0271245A (ja) * | 1988-01-12 | 1990-03-09 | Asahi Optical Co Ltd | 色分解光学装置 |
-
1987
- 1987-11-02 JP JP27809287A patent/JPH01118828A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0271245A (ja) * | 1988-01-12 | 1990-03-09 | Asahi Optical Co Ltd | 色分解光学装置 |
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