JPS63254429A - 露光制御装置 - Google Patents

露光制御装置

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JPS63254429A
JPS63254429A JP9050187A JP9050187A JPS63254429A JP S63254429 A JPS63254429 A JP S63254429A JP 9050187 A JP9050187 A JP 9050187A JP 9050187 A JP9050187 A JP 9050187A JP S63254429 A JPS63254429 A JP S63254429A
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JP
Japan
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filter
color
plate
film
filter plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP9050187A
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English (en)
Inventor
Masashi Horiguchi
堀口 昌史
Minoru Yakubo
実 八久保
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、銀塩写真式カラー複写機やカラー写真焼付機
等に用いられ、透過光の光質と光量とを調節するための
露光制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の露光制御装置としては、例えば特公昭44−2
542号公報に記載されているように、レンズの前群と
後群との間に、光路と直交する方向にスライド自在な2
枚の色フィルタ板と、可変絞りとを配置し、透過光の光
質と光量とを制御することにより、写真焼付時にカラー
バランスと濃度とを調節するようにしたものが知られて
いる。
この色フィルタ板は、中央部が透明で両側部に3原色あ
るいは特定な基本色A、B、Cのいずれか2色に着色さ
れ、そのうちのA色は2枚の色フィルタ板の両方に用い
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
カラー複写機では、印刷原稿と写真原稿が主として用い
られているが、普通の画像を記録した印刷原稿は、使用
するインクの特性により、緑色の分光分布のピークがほ
ぼ570nmにある。これに対して、写真原稿では色素
の特性から、はぼ535nmにピークがある。また、使
用する感光材料は、緑色の分光感度のピークが560n
mにある。そこで、使用感材の分光感度を短波長にずら
せば、印刷原稿と写真原稿のいずれに対しても、コビイ
仕上がりを同一にすることが可能となる。
これは、グリーン成分の長波長側をカットするグリーン
反射形バンドパス干渉フィルタを使用すればよい。また
、色温度変換フィルタを用いて、ランプの色温度と感光
材料の色温度とを揃えることも必要である。
このようにグリーン反射形バンドパスフィルタや色温度
変換フィルタを用いる場合には、フィルタ板が2枚増え
るため、これらをレンズの間に配置することがスペース
的に困難となる。そこで、このグリーン反射形バンドパ
スフィルタは、レンズの前後に配置されることになるが
、このようにした場合には、グリーン反射形バンドパス
フィルタとレンズとの間で繰返し反射が発生し、これが
ゴーストの原因となる。
〔発明の目的〕
本発明は、グリーン反射形バンドパスフィルタによるゴ
ーストの問題と設置スペースの問題の両方を解決するこ
とができるようにした露光制御装置を提供することを目
的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、後群の背後に可
変絞りとフィルタ板とを順次配置し、この可変絞りは色
フィルタ板のスライド方向と直交する方向で、互いに反
対方向に移動する2枚の絞り板から構成され、前記フィ
ルタ板は1枚の透明板の片側にグリーン反射形バンドパ
スフィルタと色温度変換フィルタとを重ねて形成し、透
明部が光路に入った位置とフィルタが光路に完全に入っ
た位置との間をスライドするように構成したものである
〔作用] 測光時には、フィルタ板の透明部が光路に入っており、
また絞り板が解放位置にセットされている。この測光結
果に応じて、レンズの間に配置した複数の色フィルタ板
がスライドして光路への挿入量が調節され、またレンズ
の背後に配置した可変絞りも調節される。これとともに
、レンズの背後に配置したフィルタ板がスライドして、
フィ゛ルタを光路に完全に挿入する。
フィルタ及び可変絞りの調節後に、レンズに入射した光
は、その一部が色フィルタを通過することにより光質が
調節される。レンズを透過した光は、絞り板によって有
効な光だけが取り出され、この光がグリーン反射形バン
ドパスフィルタに入射し、干渉作用によってグリーン成
分の長波長側が反射され、残りの波長域の光が通過する
前記グリーン反射形バンドパスフィルタには、絞り板を
通過した有効な光だけしか入射しないため、不必要な光
の反射に起因したゴーストの発生を抑えることができる
以下、図面を参照して本発明の一実施例について詳細に
説明する。
〔実施例〕
銀塩写真式カラー複写機の概略を示す第2図において、
カラー原稿10は複写時に矢線方向に一定速度で移動し
、ランプユニッ)11からのスリット光で照明される。
このランプユニットllは、ランプ12とリフレクタ1
3とから構成されている。
前記カラー原稿10とカラー感光材料15との間には、
レンズユニット16が配置されており、カラー原稿10
の画像をカラー感光材料15に結像させるとともに、透
過光の色成分と光量とを調節して、カラーコピイの色補
正と濃度補正とを行う、このレンズユニット16は、前
群17と後群18とを備え、その間に第1フィルタ板1
9.固定絞り板20.第2フィルタ板21が順番に配置
され、また後群1Bの背後には、一対の絞り板22.2
3と、第3フイルタ板24とが配置されている。この絞
り板22.23は可変絞りを構成しており、互いに反対
方向に移動するようになっている。
前記第1フイルタ仮19は、第3図に示すように、透明
ガラス板26の中央を残してその両側に、マゼンタフィ
ルタ膜27とイエローフィルタ膜28とが例えば蒸着で
形成されている。また、第2フイルタ板21も、透明ガ
ラス板29の中央を残してその両側に、マゼンタフィル
タ膜30とシアンフィルタ膜31とが形成されている。
これらのマゼンタフィルタ膜27.30と、イエローフ
ィルタ膜28と、シアンフィルタ膜29の分光透過率は
第4図ないし第6図に示されている。これらの第1フィ
ルタ仮19.第2フイルタ板21は、レンズの瞳位置近
接した位置に配力されているため、スリット光が部分的
に色づくことはない。
前記固定絞り板20は、その中央に開口20aが形成さ
れている。第3フイルタ板24は、透明ガラス板320
片側にフィルタH々33が形成されている。このフィル
タ膜33は、色温度変換フィルタ膜例えばLBフィルタ
膜と、グリーン成分の長波長側をカットするグリーン反
射形バンドパスフィルタ膜とからなり、これは蒸着を2
回行うことにより、2種類のフィルタ膜を重ねて設けた
ものである。LBフィルタ膜は、ランプ12の色温度を
所定の温度に調節するためのものであり、グリーン反射
形バンドパスフィルタ膜は、グリーンの感度ピークが5
60 nmにあるカラー感光材料15を使用した時に、
印刷原稿と写真原稿のコビイ仕上がりが同じになるよう
にするためのものである。これらのフィルタ膜の特性曲
線は第7図に示されている。
前記グリーン反射形バンドパスフィルタ膜は干渉フィル
タであり、グリーン波長域の長波長側の光を干渉作用で
反射させるため、ここで反射した光の一部が後群18で
反射されて再びグリーン反射形バンドパスフィルタ膜に
入射し、この反射の繰り返しによって、ゴーストが発生
しやすい。そこで、グリーン反射形バンドパスフィルタ
膜の前に可変絞りを配置し、これを通った有効な光だけ
をグリーン反射形バンドパスフィルタ膜に入射している
ため、このゴーストを抑えることができる。
前記レンズユニット16の背後には、ミラーシャッタ3
6が設けられており、測光時には実線で示す位置にセッ
トされ、カラー原稿1oからの反射光を測定部37に向
けて反射させ、またカラー複写時に点線で示すように光
軸りから退避する。
露光位置には、カラー感光材料15を平坦に保持するた
めの圧板38と、スリットマスク39とが配置されてお
り、これらの両側には2Miの送りローラ対40.41
が配置されている。マガジン42内には、ロール形態を
したカラー感光材料15が収納されており、2組の送り
ローラ対40.4−1で軽くニップされて引き出される
。スリット露光されたカラー感光材料15は、カッター
43で切断されてから、写真現像部44に送られて現像
処理される。
第1図はフィルタ板の駆動機構を示すものである。第1
フイルタ板19は、光軸りと直交する方向に移動するフ
ィルタ枠50に取り付けられている。このフィルタ枠5
0には、ラック50aと直線溝50bとが形成されてい
る。このラック50aには、ステッピングモータ51に
連結したギヤ52が噛合しており、また直線溝50bに
は固定ピン53が遊嵌している。第2フイルタ仮21も
これと同じ構造であるため、符号のみを付してその説明
を省略する。
前記第3フイルタ板24はフィルタ枠60に保持されて
おり、このフィルタ枠60にはうツク60aと直線溝6
0bとが形成されている。このラック60aには、ステ
ッピングモータ61に連結したギヤ62が噛合しており
、ステッピングモータ61が回転した時に、直線溝60
bと固定ビン63との組合せにより、フィルタ枠60が
光軸りと直交する方向にスライドする。
前記フィルタ枠60の移動を利用して可変絞りを駆動す
るために、フィルタ枠60の上部と下部とにカム溝64
.65がそれぞれ形成されている。
このカム溝64には絞り板229ピン66が遊嵌し、ま
たカム溝65には絞り板23のピン67が遊嵌している
。前記カム溝64には、絞り板22゜23を解放位置に
保つための水平部64aと、互いに近接する方向に移動
させるための傾斜部64bとが形成されており、同様に
カム溝65にも水平部65aと傾斜部65bとが形成さ
れている。
なお、符号22aは、絞り板22の移動方向に延びた長
孔であり、これに固定ピン68が遊嵌している。図面で
は省略されているが、絞り板23にも固定ピンに案内さ
れる長孔が形成されている。
第8図は第3フイルタ板と可変絞りの関係を示すもので
ある。ステッピングモータ61は、原点値;ξから最大
回転1m4まで回転可能であり、測光時には原点位置に
セットされており、カラー複写時には測光値に応じて回
転ff1m2からm4の範囲内の値が選択される。
ステッピングモータ61が原点位置にセットされた状態
では、第3フイルタ仮24の透明部分が光路に挿入され
ており、また絞り板22.23のピン66.67がカム
溝64.65の水平部64a、65aにそれぞれ入って
いる。ステッピングモータ61が回転し、その回転量が
mlに達すると、フィルタ膜33が光路に挿入され始め
、そして回転量がm2に達するとフィルタ膜33が光路
に完全に挿入される。これと同時に、絞り板22゜23
のピン66’、67が傾斜溝64b、65bにそれぞれ
入るため、光量の調節が開始されろ。ステッピングモー
タ61の回転量が、m2からm4の範囲内では、フィル
タ膜33が光路に完全に入っているため、絞り板22.
23による光量調節だけが行われる。
第9図は露光制御回路を示すものである。測光部37は
、青色用センサー37a、緑色用センサー37 b、赤
色用センサー37cとからなり、カラー原稿10のプレ
スキャン時に、反射光の三色成分をそれぞれ測定する。
各センサー37a〜37cから出力された信号は、増幅
器70で増幅されてから、A/D変換器71でデジタル
信号に変換される。このデジタル信号は、対数変換器7
2で対数変換されてから、コントローラ73に送うれ、
メモリ74に書き込まれる。
コントローラ73は、プレスキャン後にメモリ74から
測光データを読み出し、露光量演算式を用いて、色補正
量と濃度補正量とを算出する。得られた色補正量に応じ
て、コントローラ73は、ドライバ75.−76を介し
てステッピングモータ51、’55をそれぞれ駆動する
。また、コントローラ73は、濃度補正量に応じて、ド
ライバ77を介してステッピングモータ61を駆動して
、グリーン反射形バンドパスフィルタ膜とLBフィルタ
膜とを光路に完全に挿入するとともに、絞り板22.2
3からなる可変絞りを制御する。
次に、上記実施例の作用について説明する。カラー複写
に先立ってプレスキャンが開始される。
このプレスキャン時には、精度良い測光を行うために、
第1ないし第3フィルタ板19,21.24は、第3図
に示すように、透明部分が光路に挿入された標準位置に
セットされ、またミラーシャッタ36が実線で示す位置
にセットされている。
前記第3フイルタ仮24が標準位置にセットされた状態
では、フィルタ膜33が光路から退避しており、また絞
り板22.23も光路から退避して、開放絞りの状態と
なっている。
カラー原稿10がランプユニット11でスリット照明さ
れながら、矢線方向に一定速度で移動すると、カラー原
稿IOの反射光がレンズユニット16を通り、ミラーシ
ャッタ36で反射されて測定部37に入射する。この測
定部37は、カラー原稿IOの反射光の三色成分をセン
サー37a〜37cでそれぞれ測定する。各センサー3
7a〜37cの出力信号は、増幅、デジタル変換、対数
変換されてからメモリ74に書き込まれる。
カラー原稿10が所定距離だけ移送されてプレスキャン
が終了すると、カラー原稿lOが最初の位置まで戻され
る。また、コントローラ73は、各スリットエリヤ毎の
測光データをメモリ74から読み出し、露光補正量を色
毎に算出する。この各色の露光補正量のうち共通してい
る補正量を濃度補正量として抽出し、残りを色補正量と
する。
コントローラ73は、算出した色補正量に応じてステッ
ピングモータ51.55を駆動して、光軸りと直交する
方向にフィルタ枠50.54をスライドさせ、透過光の
光質を調節し、また濃度補正量に応じて、ステッピング
モータ61を駆動して、光軸りと直交する方向にフィル
タ枠60をスライドさせて光量を調節する。
前記ステッピングモータ51が正転すると、その回転量
に応じてイエローフィルタ膜28が光路に挿入される。
また、ステッピングモータ51が逆転すると、その回転
量に応じてマゼンタフィルり膜27が光路に挿入される
。他方、ステ・ンピングモータ55が正転すると、その
回転量に応じてシアンフィルタ膜31が光路に挿入され
、逆転するとマゼンタフィルタ膜27が光路に挿入され
る。
前記ステッピングモータ51.55による光質の調節に
は、一種類のフィルタ膜だけを光路に挿入した状態と、
二種類のフィルタ膜を光路に挿入した状態とがある。す
なわち、前者には、マゼンタフィルタ膜27.イエロー
フィルタ膜28.シアンフィルタ膜31のいずれか1つ
が光路に適当量挿入された状態とがある。後者には、イ
エローフィルタ膜28とマゼンタフィルタ膜30の両方
2マゼンタフイルタ膜27とシアンフィルタ膜31の両
方、イエローフィルタ膜27とシアンフィルタ膜31の
両方が光路に適当量挿入された状態とがある。これらの
フィルタ膜の調節状態は、メモリ74に予め記憶されて
おり、コントローラ73は色補正量に応じてステッピン
グモータ51,55の回転方向と回転量とを決定する。
なお、三種類のフィルタ膜を同時に光路に挿入すること
はできないが、これは可変絞りを調節することにより同
じ効果を得ることができる。
前記ステッピングモータ61は、濃度補正量に応じて回
転し、フィルタ枠60を第1図において左方向にスライ
ドさせる。この濃度補正量が「O」の場合でも回転量が
第2であるため、グリーン反射形バンドパスフィルタ膜
とL Bフィルタ膜とを積層したフィルタ膜33が光路
に完全に挿入される。また、濃度補正′1迂が「0」以
外の場合には、回転量がm2〜m4の範囲内の値が選択
される。この範囲内では、絞り板22.23のピン66
.67がカム溝64.65の傾斜部64b、65bに入
り込むため、絞り板22.23が近接する方向にスライ
ドして光量調節が行なわれる。
前記第1ないし第3フィルタ板19,21.24の調節
後に、カラー原稿10を再び矢線方向に一定速度で移動
させるとともに、搬送ローラ対40.41を回転させて
、マガジン42内に収納した未露光のカラー感光材料1
5を引き出して一定速度で搬送する。そして、カラー原
稿10の移動開始から、一定時間が経過した時に、ミラ
ーシャッタ36を点線で示す位置に変位させてカラー感
光材料15のスリット露光を開始する。
前記カラー感光材料15のスリット露光時には、カラー
原稿10の反射光が第1及び第2フィルタ板19.21
で色補正され、そして絞り板22゜23からなる可変絞
りで光量が調節される。また、第3フイルタ24は、L
Bフィルタ膜によって色温度調節を行うとともに、グリ
ーン反射形バンドパスフィルタでグリーン成分の長波長
側をカットし、印刷原稿と写真原稿のコピイ仕上がりが
同じになるようにする。この色及び光量等が調節された
スリット光は、レンズの結像面に沿って移動するカラー
感光材料15に入射するため、カラー原稿lOに記録さ
れた画像がカラー感光材料15に記録される。
前記カラー原稿10が所定位置まで移動すると、ミラニ
シャッタ36が実線で示す位置に変位して光路を閉じる
。その後カッター43が作動して露光済みのカラー感光
材料15を切断し、これを写真現像部44に送る。この
写真現像部44は、周知のように露光済みカラー感光材
料15を写真現像処理してから排出する。
上記実施例は、直接ポジ感光材料を用いたカラー複写機
であるが、その他の銀塩式感光材料を用いたカラー複写
機やカラー写真焼付機等にも本発明を利用することがで
きるものである。例えば、ネガ部材とポジ部材とからな
る拡散転写式感光材料を用い、ネガ部材にカラー原稿の
画像を潜像として記録し、これにポジ部材を重ねるとと
もに、その間に現像液を展開して現像処理し、その後ポ
ジ部材を剥離するように構成したカラー複写機にも本発
明を利用することができる。
また、前記実施例はカラー原稿が移動する構造であるが
、カラー原稿を静止しておき、ランプユニットとミラー
ユニットを移動してカラー原稿をスリット走査してもよ
い。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、レンズの
後群の背後に、可変絞りと、グリーン反射形バンドパス
フィルタと色温度変換フィルタとを重ねて形成したフィ
ルタ板とを順次配置したから、これらを配置するスペー
スをレンズの間に確保する必要がない。また、フィルタ
板の前に可変絞りを配置し、この可変絞りを通った有効
な光だけがグリーン反射形バンドパスフィルタに入射す
るようにしたから、このフィルタの反射によるゴースト
の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図である。 第2図は本発明を実施した銀塩写真式カラー複写機の構
成を示す概略図である。 第3図は各フィルタ板の構成を示す拡大図である。 第4図ないし第6図はマゼンタフィルタ膜、シアンフィ
ルタ膜、イエローフィルタ膜の分光透過率をそれぞれ示
す特性曲線図である。 第7図はグリーン反射形バント′パスフ・イルタII!
J 。 LBフィルタ膜の分光透過率をそれぞれ示す特性曲線図
である。 第8図はグリーン反射形バンドパスフィルタ膜とLBフ
ィルタ膜の挿入状態と、可変絞りとの関係を示す説明図
である。 第9図は露光制御回路のブロック図である。 10・・・カラー原稿 11・・・ランプユニット 15・・・カラー感光材料 16・・・レンズユニット 17・・・前群 18・・・後群 19・・・第1フイルタ板 21・・・第2フイルタ板 22.23・・・絞り板 24・・・第3フイルタ板 27.30・・・マゼンタフィルタ膜 28・・・イエローフィルタ膜 31・・・シアンフィルタ膜 33・・・グリーン反射形バンドパスフィルタ膜とLB
フィルタ膜 36・・・ミラーシャッタ 37・・・測光部 50.54.60・・・フィルタ枠 51.55.61・・・ステッピングモータ64.65
・・・カム溝。 液長(nm) 第7図 第8図 (A) 慈      七−タ 回fIP良量 (B)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レンズの前群と後群との間に、複数の色フィルタ
    板が光路と直交する方向にスライド自在に配置されてお
    り、各色フィルタ板は透明な中央部の両側に異なった色
    フィルタがそれぞれ形成され、これらの色フィルタの光
    路の挿入量を変えて透過光の光質を調節する露光制御装
    置において、 前記後群の背後に可変絞りとフィルタ板とを順次配置し
    、この可変絞りは色フィルタ板のスライド方向と直交す
    る方向で反対方向に移動する2枚の絞り板から構成され
    、前記フィルタ板は1枚の透明板の片側にグリーン反射
    形バンドパスフィルタと色温度変換フィルタとが重ねて
    形成されており、透明部が光路に入った位置とフィルタ
    が光路に完全に入った位置との間をスライドすることを
    特徴とする露光制御装置。
  2. (2)前記フィルタ板は、透明なガラス板に2種類のフ
    ィルタ膜を蒸着したものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の露光制御装置。
  3. (3)前記色温度変換フィルタは、LBフィルタである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の露光制御装置。
JP9050187A 1987-04-13 1987-04-13 露光制御装置 Pending JPS63254429A (ja)

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