JPH0111782Y2 - - Google Patents

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JPH0111782Y2
JPH0111782Y2 JP1983025912U JP2591283U JPH0111782Y2 JP H0111782 Y2 JPH0111782 Y2 JP H0111782Y2 JP 1983025912 U JP1983025912 U JP 1983025912U JP 2591283 U JP2591283 U JP 2591283U JP H0111782 Y2 JPH0111782 Y2 JP H0111782Y2
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hopper
paint
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support rod
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案は舗装路面に横断歩道、安全地帯等の
表示を塗装する際に使用する路面塗装機に於い
て、塗料を溜めておくホツパを台車に支持する支
持部の改良に関する。
(背景技術) 路面に横断歩道等の表示を塗装するには、粘度
の高い塗料を路面に1〜2m/m程度の厚さで塗
り付けるようにして行なう。このような塗装作業
は、従来から塗料を溜めておくホツパの下端に塗
料の流出口を設けた路面塗装機により行なつてい
る。
第1図はこのような従来からの路面塗装機の1
例を示している。両側に設けた車輪1,1により
移動自在な台車2の端部に幅方向に亘つて水平に
設けた支軸3に一端を枢着した連結腕4の他端部
にホツパ5を固定している。このホツパ5の後面
(第1図の右側面)の上部には係止板6が固定さ
れており、この係止板6と台車後部の軸8に下端
部を枢着した係止鉤7の上端部とが係脱自在とな
つている。即ち、この係止鉤7が係止板6に係合
している場合は、ホツパ5の下面が路面から離
れ、車輪1,1の転動により路面塗装機を軽い力
で移動させることができ、係止鉤7を図面で時計
方向に回動させることにより上記係合を解くと、
ホツパ5を支承している連結腕4が支軸3を中心
として下方に少し回動し、ホツパ5の下面が路面
に当接する。ホツパ5の下面には、第2図に示す
ように幅方向の両端部に、塗装すべき塗料の膜厚
分だけの高さ(前述のように1〜2m/m程度)
を有する突壁9,9が、塗料の流出口(図示省
略)を挟んで設けられているため、この状態でホ
ツパ5内と上記流出口との連通を制御するシヤツ
タを開け、この流出口から塗料を流出させつつホ
ツパ5の前部に固定したハンドル10を左方に引
きながら路面塗装機を移動させれば、路面には所
定厚さで所定幅の線が描かれる。塗装作業を終了
したならば、流出口に通じるシヤツタを閉じ、ホ
ツパ5の前部に固定した別のハンドル11を上方
に引き上げれば、ホツパ5が持ち上げられてホツ
パ後面の係止板6と台車側の係止鉤7とが係合
し、ホツパ5の下面が路面から浮上つた状態に保
持される。なお、図中12は塗装直後の塗料表面
にガラス玉状のビーズを散布するビーズ散布器、
13はホツパ5内に溜められた塗料を保温するた
めのバーナ(ホツパ5の下部に内蔵されている。)
にガスを供給するボンベを載置する置台である。
ところで、以上に述べた通り構成され、作用す
る従来の路面塗装機に於いては、次に述べるよう
に不都合を生じる。即ち、ホツパ5を台車2に支
持するための連結腕4がこのホツパ5の塗料流出
口から反対側の端に片寄つているため、ホツパ5
およびホツパ5内に投入された塗料の重量が殆ど
ホツパ5の下面に集中してしまう。この重量はホ
ツパ下面両側端に形成した突壁9,9の下面の極
く狭い面積部分に集中するため、この下面と路面
との摩擦力が大きくなつて塗装作業時に塗装機を
引張るのに要する力が増大するだけでなく、夏期
にアスフアルト路面に塗装を行なう場合は、軟化
したアスフアルトに上記突壁9,9が沈入して、
所定厚さの塗装が行なえなくなつたり、或は突壁
9,9によつて凹んだ部分に塗料が流入して汚な
くなつてしまう。更に、塗装作業の能率化を図る
ため、ホツパ5内に新たな塗料を投入することな
く1度に描ける線の長さを長く(例えば50m)で
きるように、との要求があるが、例えば横断歩道
(幅45cmの線と幅30cmの線とで描かれる。)を描く
場合、1m当り0.8〜1.6Kgの塗料が必要となり、前
述した従来の構造ではその分ホツパ5の下面にか
かる重量が大きくなるため、1人の作業者では塗
装機を引張ることが困難になつてしまう。又、路
面の状況によつてホツパを進行方向左右に傾ける
ことも必要になる。
(本考案の目的) 本考案は以上に述べたような不都合を解消する
ため、ホツパを進行方向に関して前後左右に揺動
自在にしてホツパ及びホツパ内に投入された塗料
の重量に拘らず、塗装作業時にホツパの下面に加
わる圧力は小さいもので済み、ホツパ内に多量の
塗料を投入しても塗装作業を軽い力でしかも綺麗
に行なえる路面塗装車のホツパ支持部を提供する
ことを目的としている。
(本考案の構成) 本考案の路面塗装機のホツパ支持部は、ホツパ
の重心を通る垂線から塗料流出口と反対側に少し
だけずれた位置で、このホツパを進行方向前後左
右に揺動自在に台車に支持している。
(本考案の作用) 本考案の路面塗装機のホツパ支持部は上述のよ
うに構成されるため、ホツパ及びホツパ内に投入
された塗料の重量のうち多くの部分は支持部を介
して台車によつて支承され、ホツパの下面に加わ
る重量は、支持部がホツパの重心を通る垂線から
ずれたことにより生じるモーメントに見合う小さ
なものとなる。又、路面の状況に応じて左右にも
揺動自在である。
(本考案の実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
第3図は本考案の支持部により台車に支承され
るホツパ5の略側面図である。このホツパ5の底
面14は、塗料の流出口15に向けて低くなるよ
うに傾斜しており、ホツパ5の重心Gを通る垂線
aよりも、少しだけ流出口15と反対側に寄つた
位置を通る別の垂線bの両側方でホツパ5が台車
2に支持されるようにしている。この支持装置に
ついて説明すると、まずホツパ5の幅方向の中央
部位置には、第4図に詳示するようなブラケツト
16が固定されている。このブラケツト16の取
付位置は上記垂線bが通過する位置である必要は
ないがこの位置近くであることが望ましい。この
ブラケツト16は、厚鋼板製でねじ孔17が形成
されており、このねじ孔17には保持筒18の内
側に回転自在に支承された支持杆19の端部に形
成した雄ねじ部20を螺合させ、ナツト21を緊
締している。更に、保持筒18はホツパ5の幅よ
りも長い支柱22の中央部にこの支柱22と直交
する状態で固定されており、この支柱22の両端
部に上記保持筒18と平行となるように固定した
揺動腕23,23の上面には、それぞれジヨイン
ト24,24が設けられている。このジヨイント
24は、支柱部25の上端外側面にボルト26を
回転自在に支承したもので支柱部25の下面に固
定したボルト(図示せず)を揺動腕23,23の
上下方向に穿設した孔に上方から挿通し、揺動腕
23,23の下面に突出したボルト下端部にナツ
ト28(第7図)を螺合し緊締することにより各
揺動腕23,23の上面に固定している。各ジヨ
イント24,24のボルト26,26は、前記垂
線b(第3図)を通り台車2の進行方向と直角な
垂直面上に位置しており、ホツパ5を台車2(第
1図)に支持するには、このボルト26,26
を、台車2のフレームを構成する左右のフレーム
材27,27に穿設した通孔にフレームの内側か
ら挿通し、各フレーム材27,27の外側面に突
出した各ボルト26,26の端部にナツト29,
29を螺合し緊締する。このようにしてホツパ5
を台車2に支持すると、ホツパ5は重心Gを通る
垂線aよりも少しだけ塗料の流出口15から反対
方向にずれた位置の垂線bの側方に位置するボル
ト26,26を中心とする揺動が自在となる。こ
のため路面を塗装するために係止板6と係止鉤7
との係合(第1図参照)を解き、ホツパ下面両側
端の突壁9,9(第2図)の下面を路面に当接さ
せた場合に於いても、ホツパ5とこのホツパ5内
に投入された塗料との重量のうち多くの部分は台
車2によつて支持され、突壁9,9の下面に加わ
る重量は小さなものとなる。
なお、突壁9,9の下面に加わる重量を軽くす
るためには、ホツパ5を支持する点(ジヨイント
のボルト26の位置)を重心を通る垂線aを通り
台車2の進行方向と直角な垂直面に近付ければ良
いが、あまり近付け過ぎると突壁9,9の下面が
路面に当接する面圧が小さくなり過ぎてホツパ5
の動きが不安定となり、かえつて作業を行ない難
くなる。また、作業者によつて作業時に要する力
の程度に好みがあるため、ジヨイント24を固定
するための揺動腕23,23に複数の通孔30,
30を穿設しておけば、ジヨイント24の揺動腕
23,23への取付位置を変えて第3図に於ける
両垂線a,bの間隔を変化させることにより、上
記面圧を調節することができる。
また、支持杆19を保持筒18に回転自在に支
持することにより、ホツパ5が台車2に対して左
右方向にも揺動できるようにしたため、塗装作業
時に車輪1が石を踏む等により台車2が路面に対
して傾斜した場合でも、ホツパ5の下面は路面に
当接した状態のままとなり、安定して綺麗な路面
塗装を行なうことができる。
(本考案の効果) 本考案の路面塗装機のホツパ支持部は以上に述
べた通り構成されるため、ホツパの下面に加わり
路面を押圧する重量を大幅に軽減することがで
き、路面塗装作業に要する力が軽くて済み、夏期
アスフアルト路面が軟弱な場合でもハンドル操作
によりホツパの左右方向の傾斜を変えて突壁9に
より路面を凹ませることなく綺麗な塗装をするこ
とができ、操作を軽くできるのでホツパの容量を
増して1回の塗料投入で描ける線の長さを長くす
ることができる等、実用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のホツパ支持部を有する路面塗装
機の全体構成を示す斜視図、第2図はホツパ下部
の略正面図、第3図は本考案の支持部の理論を示
すためのホツパの略側面図、第4〜7図は本考案
の実施例を示しており、第4図は第3図のA部に
相当する拡大断面図、第5図はホツパを台車に支
持するための懸架装置の斜視図、第6図はこれを
台車に取付けた状態の平面図、第7図は第6図の
左方から見た状態を拡大して示す側面図である。 1:車輪、2:台車、3:支軸、4:連結腕、
5:ホツパ、6:係止板、7:係止鉤、8:軸、
9:突壁、10,11:ハンドル、12:ビーズ
散布器、13:置台、14:底面、15:流出
口、16:ブラケツト、17:ねじ孔、18:保
持筒、19:支持杆、20:雄ねじ部、21:ナ
ツト、22:支柱、23:揺動腕、24:ジヨイ
ント、25:支柱部、26:ボルト、27:フレ
ーム材、28,29:ナツト、30:通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪の軸1に平行な支柱22を回動自在に台車
    2に取付け、支柱22の中央部にこれに直角に回
    動自在な支持杆19を固定し、下端部に塗料の流
    出口15を有するホツパ5を、その重心を通る垂
    線が支柱22の回動軸から少しだけ流出口15と
    反対側に寄つた状態において上記支持杆19に取
    付けたことを特徴とする路面塗装機のホツパ支持
    部。
JP2591283U 1983-02-25 1983-02-25 路面塗装機のホツパ支持部 Granted JPS59135911U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2591283U JPS59135911U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 路面塗装機のホツパ支持部

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2591283U JPS59135911U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 路面塗装機のホツパ支持部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59135911U JPS59135911U (ja) 1984-09-11
JPH0111782Y2 true JPH0111782Y2 (ja) 1989-04-06

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ID=30156884

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2591283U Granted JPS59135911U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 路面塗装機のホツパ支持部

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532885U (ja) * 1978-08-25 1980-03-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532885U (ja) * 1978-08-25 1980-03-03

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JPS59135911U (ja) 1984-09-11

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