JPH01117408A - 高周波可変減衰器 - Google Patents
高周波可変減衰器Info
- Publication number
- JPH01117408A JPH01117408A JP27319387A JP27319387A JPH01117408A JP H01117408 A JPH01117408 A JP H01117408A JP 27319387 A JP27319387 A JP 27319387A JP 27319387 A JP27319387 A JP 27319387A JP H01117408 A JPH01117408 A JP H01117408A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impedance
- pin diode
- circuit
- characteristic
- attenuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Attenuators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の属する分野
本発明は無線機回路で使用する高周波可変減衰器に関す
るものである。
るものである。
(2)従来技術とその問題点
従来のPINダイオードすなわち直流電流を流すことに
より高周波抵抗が変わるPINダイオードを利用した減
衰器は、第1図(a)、Φ)に示すような回路構成を有
するものが用いられている。両図中D+、Dzはそれぞ
れPINダイオードを、またR、、R,はそれぞれの抵
抗を、Pは特性インピーダンスZoで長さλ/4の伝送
線路を、またZ。
より高周波抵抗が変わるPINダイオードを利用した減
衰器は、第1図(a)、Φ)に示すような回路構成を有
するものが用いられている。両図中D+、Dzはそれぞ
れPINダイオードを、またR、、R,はそれぞれの抵
抗を、Pは特性インピーダンスZoで長さλ/4の伝送
線路を、またZ。
は線路の特性インピーダンスを、Cは高周波パスおよび
直流阻止用コンデンサを、Bはバイアス回路を示す。
直流阻止用コンデンサを、Bはバイアス回路を示す。
ところで第1図(a)の回路ではその減衰量に対するP
INダイオードの抵抗値R,,R,が第2図(a)から
明らかなように異なるので、所定の減衰量を得るために
は別々にバイアスを行う必要であり、バイアス回路が複
雑となる欠点がある。またバイアス回路を簡易にすると
、所定の減衰量を得るPINダイオードD+、Dzの抵
抗値が理想値よりずれて反射特性が悪(なる。ところで
この反射特性は信号人力がどれだけ回路側に吸収できる
かの特性で、これは通常VSWR(反射)で表される。
INダイオードの抵抗値R,,R,が第2図(a)から
明らかなように異なるので、所定の減衰量を得るために
は別々にバイアスを行う必要であり、バイアス回路が複
雑となる欠点がある。またバイアス回路を簡易にすると
、所定の減衰量を得るPINダイオードD+、Dzの抵
抗値が理想値よりずれて反射特性が悪(なる。ところで
この反射特性は信号人力がどれだけ回路側に吸収できる
かの特性で、これは通常VSWR(反射)で表される。
また第1図(b)の回路では第2図(b)のようにPI
NダイオードD、、Dtの減衰量に対する抵抗値R1が
同一でよく、図示のような共通のバイアス回路Bの電圧
を変化すればよいので、バイアス回路が簡単となる利点
がある。しかし次のような欠点がある。その理由を次に
説明する。
NダイオードD、、Dtの減衰量に対する抵抗値R1が
同一でよく、図示のような共通のバイアス回路Bの電圧
を変化すればよいので、バイアス回路が簡単となる利点
がある。しかし次のような欠点がある。その理由を次に
説明する。
第1図(b)においてその入力側と出力側のインピーダ
ンスL、Zzはそれぞれ次の(1)、 (2)式で表さ
れる。
ンスL、Zzはそれぞれ次の(1)、 (2)式で表さ
れる。
R1+Z6 Z。
なお第1図(b)における減衰量Lossは次の(3)
式で示される。
式で示される。
(1)式が示すように入力インピーダンスZlはライン
の特性インピーダンスZ、と等しくなるので入力波は反
射しない、しがし出力側インピーダンスZ2は(2)式
から明らかなように、PINダイオードの抵抗R1が大
となるに従って20との差が大となり反射特性が悪くな
る。
の特性インピーダンスZ、と等しくなるので入力波は反
射しない、しがし出力側インピーダンスZ2は(2)式
から明らかなように、PINダイオードの抵抗R1が大
となるに従って20との差が大となり反射特性が悪くな
る。
ところで反射特性の不良な減衰器を用いると次のような
欠点がある。例えば第3図(a)(図中■は濾波器、■
は減衰器、■は増幅器)に示すような回路において、入
出力とも特性インピーダンスで終端された場合には、濾
波器■の特性曲線は第3図ら)の実線のように伝送帯域
内では平坦となるが、減衰器■の入力反射特性がよくな
いときは点線で示すように波状となる。また出力反射特
性がよくないときは同様に減衰器■と増幅器■との間で
反射を繰返すと濾波器■の特性曲線は同様に波状となり
、これは伝送帯域内偏差が劣化することを示している。
欠点がある。例えば第3図(a)(図中■は濾波器、■
は減衰器、■は増幅器)に示すような回路において、入
出力とも特性インピーダンスで終端された場合には、濾
波器■の特性曲線は第3図ら)の実線のように伝送帯域
内では平坦となるが、減衰器■の入力反射特性がよくな
いときは点線で示すように波状となる。また出力反射特
性がよくないときは同様に減衰器■と増幅器■との間で
反射を繰返すと濾波器■の特性曲線は同様に波状となり
、これは伝送帯域内偏差が劣化することを示している。
(3)発明の目的
本発明は、上記のような従来の減衰器の欠点を除き、し
かも簡単な構成で入出力側とも反射特性のよい減衰器の
提供を目的とするものである。以下本発明について詳細
に説明する。
かも簡単な構成で入出力側とも反射特性のよい減衰器の
提供を目的とするものである。以下本発明について詳細
に説明する。
(4)発明の構成と作用
第4図は本発明の一実施例の回路図でlは特性インピー
ダンス2で長さλ/4の伝送線路、Zoは入力側及び出
力側の終端インピーダンス、Dl。
ダンス2で長さλ/4の伝送線路、Zoは入力側及び出
力側の終端インピーダンス、Dl。
Dt、DsはPINダイオードで、これらは直流的に直
列に接続されて同一電流が流れるため同一抵抗R1とな
る。なお回路に挿入されたコンデンサCは高周波用パス
コンおよび直流阻止用コンデンサ、Bはバイアス回路で
ある。
列に接続されて同一電流が流れるため同一抵抗R1とな
る。なお回路に挿入されたコンデンサCは高周波用パス
コンおよび直流阻止用コンデンサ、Bはバイアス回路で
ある。
図から明らかなようにバイアス回路BからPINダイオ
ードD3.Dt 、Dzに同一電流を流し、その大きさ
でPINダイオードの抵抗値を変えることにより可変減
衰器が得られることは説明するまでもない。そしてこの
回路でDlが導通したとき、■、■端子からそれぞれの
λ74線路(1)、(n)を見たインピーダンスはωで
あるから回路は第5図(a)となり、またDlが不導通
のときは第5図(b)に示すように2となる。そしてZ
が20に近い場合には入出力端から見たインピーダンス
は殆ど反射がない状態となる。このときのVSWRはz
/Z0(Z>Z(1CD場合)またはL/Z (z<z
、 の場合)で示されるが、R1の抵抗を42Ωから6
oΩに変化させた場合のVSWRを計算すると第6図の
ようになり、極めてsvwR(反射)の少ない良好な特
性を示す。
ードD3.Dt 、Dzに同一電流を流し、その大きさ
でPINダイオードの抵抗値を変えることにより可変減
衰器が得られることは説明するまでもない。そしてこの
回路でDlが導通したとき、■、■端子からそれぞれの
λ74線路(1)、(n)を見たインピーダンスはωで
あるから回路は第5図(a)となり、またDlが不導通
のときは第5図(b)に示すように2となる。そしてZ
が20に近い場合には入出力端から見たインピーダンス
は殆ど反射がない状態となる。このときのVSWRはz
/Z0(Z>Z(1CD場合)またはL/Z (z<z
、 の場合)で示されるが、R1の抵抗を42Ωから6
oΩに変化させた場合のVSWRを計算すると第6図の
ようになり、極めてsvwR(反射)の少ない良好な特
性を示す。
なおVSWRの一般式は次式で示される。
R1
またこの回路の減衰量は次の(5)式で示される。
(5)発明の効果
上述のように本発明の高周波可変減衰器は、特性インピ
ーダンスZ0に近いインピーダンスZで長さλ/4の伝
送線路の終端にインピーダンスZとPINダイオードと
の並列回路を接続してなる同一の2つの回路がそれぞれ
の始端がPINダイオードを介して接続されると共に、
それぞれのPINダイオードは直列に接続されて共通の
バイアス回路から同一の電流を流しうるように構成され
ており、その共通の電流を調整するだけで極めて反射特
性のよい可変減衰器が得られるのみでな(、その構成は
比較的簡単でバイアス回路も共通のものでよく、実用に
供し大きな効果を発揮するものである。
ーダンスZ0に近いインピーダンスZで長さλ/4の伝
送線路の終端にインピーダンスZとPINダイオードと
の並列回路を接続してなる同一の2つの回路がそれぞれ
の始端がPINダイオードを介して接続されると共に、
それぞれのPINダイオードは直列に接続されて共通の
バイアス回路から同一の電流を流しうるように構成され
ており、その共通の電流を調整するだけで極めて反射特
性のよい可変減衰器が得られるのみでな(、その構成は
比較的簡単でバイアス回路も共通のものでよく、実用に
供し大きな効果を発揮するものである。
第1図(a)、 (b)はそれぞれ従来の高周波可変減
衰器の回路図、第2図(a)、 (b)はそれぞれ第1
図(a)。 (ロ)の回路における減衰量対PINダイオード抵抗特
性図、第3図(a)、[有])は減衰器を使用した回路
側図と、この回路の濾波器の特性図、第4図は本発明の
一実施例回路図、第5図(a)、(ト))は第4図の回
路の動作説明図、第6図は本発明減衰器のVSWR(反
射波)と減衰量の計算値を示す特性図である。 D+、Dt、Dz・・・PINダイオード、B・・・バ
イアス回路、i・・・長さλ/4の伝送線路、■・・・
濾波器、■・・・減衰器、■・・・増幅器、R1* R
Z +R1・・・PINダイオードの抵抗、2・・・イ
ンピーダンス、Zo・・・特性インピーダンス。
衰器の回路図、第2図(a)、 (b)はそれぞれ第1
図(a)。 (ロ)の回路における減衰量対PINダイオード抵抗特
性図、第3図(a)、[有])は減衰器を使用した回路
側図と、この回路の濾波器の特性図、第4図は本発明の
一実施例回路図、第5図(a)、(ト))は第4図の回
路の動作説明図、第6図は本発明減衰器のVSWR(反
射波)と減衰量の計算値を示す特性図である。 D+、Dt、Dz・・・PINダイオード、B・・・バ
イアス回路、i・・・長さλ/4の伝送線路、■・・・
濾波器、■・・・減衰器、■・・・増幅器、R1* R
Z +R1・・・PINダイオードの抵抗、2・・・イ
ンピーダンス、Zo・・・特性インピーダンス。
Claims (1)
- 特性インピーダンスZ_0に近いインピーダンスZの
λ/4線路の終端にインピーダンスZとPINダイオー
ドを並列に接続した2つの回路のそれぞれのλ/4線路
の始端間をPINダイオードで接続すると共に、それぞ
れのダイオードが直流的に直列接続された状態になり共
通のバイアス回路から同一の電流を流しうるようにそれ
ぞれの極性が選定された回路で構成され、よい反射特性
が得られることを特徴とする高周波可変減衰器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27319387A JPH01117408A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 高周波可変減衰器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27319387A JPH01117408A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 高周波可変減衰器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01117408A true JPH01117408A (ja) | 1989-05-10 |
Family
ID=17524398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27319387A Pending JPH01117408A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 高周波可変減衰器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01117408A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5834988A (en) * | 1997-03-12 | 1998-11-10 | Zenith Electronics Corporation | Frequency compensated PIN diode attenuator |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744314A (en) * | 1980-08-29 | 1982-03-12 | Nec Corp | Variable attenuator |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP27319387A patent/JPH01117408A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744314A (en) * | 1980-08-29 | 1982-03-12 | Nec Corp | Variable attenuator |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5834988A (en) * | 1997-03-12 | 1998-11-10 | Zenith Electronics Corporation | Frequency compensated PIN diode attenuator |
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