JP3234777B2 - マイクロ波用可変減衰器 - Google Patents

マイクロ波用可変減衰器

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JP3234777B2 JP25184196A JP25184196A JP3234777B2 JP 3234777 B2 JP3234777 B2 JP 3234777B2 JP 25184196 A JP25184196 A JP 25184196A JP 25184196 A JP25184196 A JP 25184196A JP 3234777 B2 JP3234777 B2 JP 3234777B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波回路
等の通信装置に使用されるマイクロ波用可変減衰器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は特開平6−104676号公報の
図7に開示されている従来のマイクロ波用可変減衰器を
示す回路図であり、図7において1は入力端子、2は出
力端子、3a、3b、3c、3dは入力端子1と出力端
子2の間に直列に接続された直列抵抗で、4は抵抗3
a、3bの間に挿入されたインピーダンスZ0で電気長
が使用中心周波数においてλ/4のλ/4線路である。
また、減衰量に応じて、所定の抵抗を選択的に金属線6
で短絡する。ここでは、抵抗3cおよび3dを短絡して
いる。
【0003】次に動作について説明する。図7におい
て、入力信号は抵抗3aで減衰し、λ/4線路4を通過
し、抵抗3bで減衰し、所定の減衰量を得て出力され
る。λ/4線路4は抵抗3a、3bの反射を低減させる
ために挿入している。また、抵抗3a、3bの抵抗値を
R11とし、入力側の反射S11をR11、Z0で表すと
【0004】 S11=R112/(R112+2R11・Z0+2Z0 2) (1)
【0005】となり、減衰量をK1とすると、K1とR11とZ
0の関係式は
【0006】 K1・R112+2K1・R11・Z0+2Z0 2・(K1-1)=0 (2)
【0007】である。また、金属線6を外し変えて抵抗
3c、3dを挿入し、抵抗3a、3bを短絡した時の減
衰量をK2とし、抵抗3c、3dの抵抗値をR12とする。
上記(1)、(2)式のR11をR12に変換することによって、
このときの反射特性とK2、R12、Z0の関係式が得られ
る。
【0008】さらに金属線6を外して全ての抵抗を挿入
した時の減衰量はK1・K2となる。従って、抵抗を短絡お
よび開放することにより、減衰量K1、K2、K1・K2までの
3段階可変が可能な可変減衰器を得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来のマイクロ波用可変減衰器では、抵抗3a、3
b、3c、3dでの反射をλ/4線路4で打ち消すこと
により反射を低減させることができるが、反射量は零に
はならない。また、減衰量を増加させていくと反射量が
大きくなるという問題点があった。これは(1)式より明
らかである。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、減衰量を大きくしても反射量を
零にしておくことが可能なマイクロ波用可変減衰器を得
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明の第1の発明は、電気長が使用周波数において1/
4波長のλ/4線路と、上記λ/4線路の入力側と入力
端子との間へ順次直列に接続された複数個の直列抵抗か
らなる入力側直列抵抗群と、上記λ/4線路の出力側と
出力端子との間へ順次直列に接続された複数個の直列抵
抗からなる出力側直列抵抗群と、上記λ/4線路の入力
側に並列に接続された、少なくとも並列抵抗を含む複数
個の並列回路を含む並列回路手段と、上記入力側および
出力側の直列抵抗群の各直列抵抗および上記並列回路手
段の各並列回路の所定のものを短絡、開放する接続切り
換え手段と、を備え、減衰量を変えかつ反射量が零にな
るように上記接続切り換え手段により接続切り換えを行
うことを特徴とするマイクロ波用可変減衰器にある。
【0012】この発明の第2の発明は、上記並列回路手
段が、上記入力端子と入力側直列抵抗群との間に接続さ
れていることを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波
用可変減衰器にある。
【0013】この発明の第3の発明は、上記並列回路手
段が、上記入力側直列抵抗群とλ/4線路との間に接続
されていることを特徴とする請求項1に記載のマイクロ
波用可変減衰器にある。
【0014】この発明の第4の発明は、上記並列回路手
段の各並列回路が並列抵抗からなり、上記接続切り換え
手段が、上記直列抵抗を選択的に短絡する金属線、上記
各並列回路の並列抵抗の直列抵抗側に設けられた接続端
子およびこの接続端子間を選択的に短絡、開放する金属
線からなる請求項1ないし3のいずれかに記載のマイク
ロ波用可変減衰器にある。
【0015】この発明の第5の発明は、上記並列回路手
段の各並列回路が並列抵抗とこの並列抵抗の上記直列抵
抗と反対側に並列抵抗と直列に接続されたλ/4線路か
らなり、上記接続切り換え手段が、上記直列抵抗を選択
的に短絡する金属線、上記各並列回路のλ/4線路の並
列抵抗と反対側と接地の間に設けられた接続端子および
この接続端子間を選択的に短絡、開放する金属線からな
る請求項1ないし3のいずれかに記載のマイクロ波用可
変減衰器にある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を各実施の形態に
従って説明する。 実施の形態1.この発明の一実施の形態によるマイクロ
波用可変減衰器を図1に基づいて説明する。図1の(a)
はこの実施の形態の減衰器の等価回路図であり、(b)は
その減衰器の外観図である。図7の従来のものと同一も
しくは相当部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0017】この実施の形態によれば、並列抵抗5aと
5bが入力端子1と抵抗3cとの間に並列に装荷されて
いる。また、並列抵抗5aと5bの直列抵抗側にはそれ
ぞれこれと直列に金属線6で短絡される接続端子7、8
が設けられている。ここでは、直列抵抗3c、3dが金
属線6で短絡され、また並列抵抗5bの接続端子8が開
放されている。
【0018】なお、並列抵抗5a、5bがそれぞれ並列
回路を構成すると共にこれら全てで並列回路手段を構成
し、金属線6および接続端子7、8が接続切り換え手段
を構成する。
【0019】次に動作について説明する。このように構
成されたマイクロ波用可変減衰器の動作については先に
述べた従来の減衰器と同様であるが、この実施の形態1
によれば、入力端子1と抵抗3cとの間に並列に抵抗5
aを装荷することにより、この部分でも幾分減衰しなが
ら抵抗3aと3bの反射のズレを補正する。今、直列抵
抗3a、3bの抵抗値をR11とし、並列抵抗5aの抵抗
値をR21とし、λ/4線路4のインピーダンスをZ0とし
て、入力側の反射S11をR11、R21、Z0で表すと
【0020】 S11=(Z0 2・R11+R21・R112-Z0 3)/(2Z0・R11・R21+2Z0 2・R21+Z0 2・R11+R112・R21+Z0 3) ・・・(3)
【0021】となり、反射量が零になる条件より、R21
をR11とZ0で表すと、
【0022】 R21=(Z0 3-Z0 2・R11)/R112 (4)
【0023】となり、減衰量をK1とすると、K1、R1、Z0
の関係式は
【0024】 R11=(1-K1)・Z0 (5)
【0025】となる。ここで、Z0=50Ωとした場合の減
衰量K1とR11、R21との関係は図2、図3のようになる。
【0026】次に、金属線6を外し変えて直列抵抗3
c、3dおよび並列抵抗5bを挿入し、直列抵抗3a、
3bを短絡し、並列抵抗5aの接続端子7を開放した時
の減衰量をK2とし、抵抗3c、3dの抵抗値をR12、抵
抗5bの抵抗値をR22とする。(3)(4)(5)式のR11、R2
1をR12、R22にそれぞれ変換することによって、このと
きの反射特性とK2、R12、Z0の関係式が得られる。ま
た、減衰量K2とR12、R22との関係も図2、図3のように
なる。
【0027】さらに全ての直列抵抗3a〜3dを挿入
し、接続端子7、8を金属線6で短絡した時の減衰量は
K1・K2となる。従って、(4)式が成り立つように抵抗の
値を決め、抵抗および接続端子を短絡および開放するこ
とにより、反射が零で減衰量K1、K2、K1・K2の3段階に
可変可能な可変減衰器を得ることができる。
【0028】実施の形態2.図4は実施の形態2のマイ
クロ波用可変減衰器の回路図である。この実施の形態の
減衰器は実施の形態1の並列回路手段を構成する並列抵
抗5a、5bを直列抵抗3aとλ/4線路4の間に設け
たもので、並列抵抗9a、9bとした。図4では、直列
抵抗3c、3dを短絡し、並列抵抗9bの接続端子8を
開放している。
【0029】動作については先の実施の形態1と同様で
ある。今、並列抵抗9aの抵抗値をR31とし、この場合
の反射特性は、
【0030】 S11 = (R31・R112-Z0 2・R11-Z0 3-Z0・R112)/ (2Z0・R11・R31+2Z0 2・R31+Z0 2・R11+R112・R31+Z0 3+Z0・R112) (6)
【0031】となり、反射量が零になる条件より、R31
をR11とZ0で表すと
【0032】 R31=(Z0 3+Z0 2・R11+Z0・R112)/R112 (7)
【0033】となり、減衰量をK1とすると、K1、R11、Z
0の関係式は
【0034】 K1・R112+K1・Z0・R11+(K1-1)・Z0 2=0 (8)
【0035】となる。次に、金属線6を外し変えて直列
抵抗3c、3dおよび並列抵抗9bを挿入し、直列抵抗
3a、3bを短絡し、並列抵抗9aの接続端子7を開放
した時の減衰量をK2とし、直列抵抗3c、3dの抵抗値
をR12、並列抵抗9bをR32とする。(6)(7)(8)式のR1
1、R31をR12、R32にそれぞれ変換することによって、こ
のときの反射特性とK2、R12、Z0の関係式が得られる。
また、減衰量K2とR12、R22との関係も図2、図3のよう
になる。
【0036】さらに全ての直列抵抗3a〜3dを挿入
し、接続端子7、8を金属線6で短絡した時の減衰量は
K1・K2となる。従って、(7)式が成り立つように抵抗の
値を決め、抵抗および接続端子を短絡および開放するこ
とにより、反射が零で減衰量K1、K2、K1・K2の3段階に
可変可能な可変減衰器を得ることができる。
【0037】実施の形態3.図5の(a)は実施の形態3
のマイクロ波用可変減衰器の等価回路図であり、(b)は
その減衰器の外観図である。この実施の形態の減衰器は
実施の形態1の並列抵抗5a、5bと接地の間にλ/4
線路12a、12bを設けて、λ/4線路12aと接地
の間に接続端子10を設け、λ/4線路12bと接地の
間に接続端子11を設けている。図5では直列抵抗3
c、3dおよび接続端子11を金属線6で短絡してい
る。
【0038】なお、並列抵抗5aとλ/4線路12a、
並列抵抗5bとλ/4線路12bがそれぞれ並列回路を
構成すると共にこれら全てで並列回路手段を構成し、金
属線6および接続端子10、11が接続切り換え手段を
構成する。
【0039】次に動作について説明する。ここでλ/4
線路12a、12bを設けているのは、マイクロ波の場
合、中心周波数においてλ/4線路の一端がオープンで
あると他端がショートになり、λ/4線路の一端がショ
ートであると他端がオープンになる特性を用いるためで
あり、つまり接続端子11を金属線6で短絡させるとB
点がショートになり、A点からλ/4線路12b側を見
込んだインピーダンスが中心周波数に対してマイクロ波
ではオープンになり、直列抵抗3a〜3dが接続されて
いるメインラインに対して抵抗5bが装荷されていない
状態になる。
【0040】また、それとは逆に接続端子10を開放さ
せるとB点がオープンになり、A点からλ/4線路12
a側を見込んだインピーダンスが中心周波数に対してマ
イクロ波ではショートになり、メインラインに対して抵
抗5aが装荷された状態になる。すなわち、上記実施の
形態とは反対に、接続端子10あるいは11を金属線6
で短絡した場合には並列抵抗は装荷されていない状態に
ない、開放状態では並列抵抗が装荷された状態となる。
【0041】これによって、例えば減衰量を増すために
抵抗3c、3d、5bを装荷する時には、抵抗3c、3
dを短絡している金属線6を切断し、接続端子11に接
続している金属線6を切断する。従って、一種類の作
業、すなわち金属線の切断のみで減衰量を増減させるこ
とができる。上記実施の形態1のように抵抗5a、5b
と接地の間にλ/4線路12a、12bを設けない場合
は、減衰量を増すために抵抗3c、3d、5bを装荷す
る時、抵抗抵抗3c、3dを短絡している金属線を切断
し、接続端子8には金属線6を加えて接続するので、二
種類の作業が必要となる。
【0042】ここで図5のように抵抗3c、3dおよび
接続端子11を短絡した時、減衰量はK1となり、抵抗3
c、3dを挿入し、接続端子11を開放し、抵抗3a,
3bおよび接続端子10を短絡した時、減衰量はK2とな
り、全ての抵抗を挿入し、両方の接続端子を短絡した
時、減衰量はK1・ K2となる。この場合の反射特性も、実
施の形態1と同様である。
【0043】実施の形態4.図6は実施の形態3のマイ
クロ波用可変減衰器の回路図である。この実施の形態の
減衰器は実施の形態2の並列抵抗9a、9bと接地の間
にλ/4線路12a、12bを設けて、λ/4線路12
aと接地の間に接続端子10を設けて、λ/4線路12
bと接地の間に接続端子11を設けている。ここでは、
接続端子10を開放し、接続端子11を短絡している。
【0044】動作については実施の形態3と同様であ
る。この場合の反射特性は、実施の形態2と同様であ
る。
【0045】ここで図6のように抵抗3c、3dおよび
接続端子11を短絡した時、減衰量はK1となり、抵抗3
c、3dを挿入し、接続端子11を開放し、抵抗3a、
3bおよび接続端子10を短絡した時、減衰量はK2とな
り、全ての抵抗を短絡せず、接続端子を開放しない時、
減衰量はK1・ K2となる。
【0046】
【発明の効果】以上のようにこの発明の第1の発明で
は、電気長が使用周波数において1/4波長のλ/4線
路と、上記λ/4線路の入力側と入力端子との間へ順次
直列に接続された複数個の直列抵抗からなる入力側直列
抵抗群と、上記λ/4線路の出力側と出力端子との間へ
順次直列に接続された複数個の直列抵抗からなる出力側
直列抵抗群と、上記λ/4線路の入力側に並列に接続さ
れた、少なくとも並列抵抗を含む複数個の並列回路を含
む並列回路手段と、上記入力側および出力側の直列抵抗
群の各直列抵抗および上記並列回路手段の各並列回路の
所定のものを短絡、開放する接続切り換え手段と、を備
えたので、並列回路の並列抵抗により、直列抵抗の反射
量を打ち消して減衰器の反射量を零にすることができ、
減衰量を変化させても全体の反射量を打ち消し、反射を
零にすることのできるマイクロ波用可変減衰器を提供で
きる等の効果が得られる。
【0047】この発明の第2の発明では、並列回路手段
を、入力端子と入力側直列抵抗群との間に接続した、減
衰量を変化させても、反射を零にすることのできるマイ
クロ波用可変減衰器を提供できる等の効果が得られる。
【0048】この発明の第3の発明では、並列回路手段
を、入力側直列抵抗群とλ/4線路との間に接続した、
減衰量を変化させても、反射を零にすることのできるマ
イクロ波用可変減衰器を提供できる等の効果が得られ
る。
【0049】この発明の第4の発明では、並列回路手段
の各並列回路を並列抵抗のみから構成し、接続切り換え
手段を、直列抵抗を選択的に短絡する金属線、各並列回
路の並列抵抗の直列抵抗側に設けられた接続端子および
この接続端子間を選択的に短絡、開放する金属線から構
造したので、構造が簡単でしかも切り換えが容易であり
ながら、減衰量を変化させても反射を零にすることので
きるマイクロ波用可変減衰器を提供できる等の効果が得
られる。
【0050】この発明の第5の発明では、並列回路手段
の各並列回路を並列抵抗とこの並列抵抗の直列抵抗と反
対側に並列抵抗と直列に接続されたλ/4線路で構造
し、接続切り換え手段を、直列抵抗を選択的に短絡する
金属線、各並列回路のλ/4線路の並列抵抗と反対側と
接地の間に設けられた接続端子およびこの接続端子間を
選択的に短絡、開放する金属線で構造したので、並列回
路では抵抗を装荷する際に金属線を切断するようになる
ので、金属線の切断だけで減衰量を変化させかつ反射を
零にすることのできるマイクロ波用可変減衰器を提供で
きる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は実施の形態1の発明のマイクロ波用可
変減衰器の等価回路図、(b)は減衰器の外観図である。
【図2】 実施の形態1の発明に基づく抵抗R1と所定
の減衰量K1の関係を表した図である。
【図3】 実施の形態1の発明に基づく抵抗R2と所定
の減衰量K1の関係を表した図である。
【図4】 実施の形態2の発明のマイクロ波用可変減衰
器の等価回路図である。
【図5】 (a)は実施の形態3の発明のマイクロ波用可
変減衰器の等価回路図、(b)は減衰器の外観図である。
【図6】 実施の形態4の発明のマイクロ波用可変減衰
器の等価回路図である。
【図7】 従来のマイクロ波用可変減衰器の等価回路図
である。
【符号の説明】
1 入力端子、2 出力端子、3a,3b,3c,3d
直列抵抗、4,12a,12b λ/4線路、5a,
5b,9a,9b 並列抵抗、6 金属線、7,8,1
0,11 接続端子。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気長が使用周波数において1/4波長
    のλ/4線路と、 上記λ/4線路の入力側と入力端子との間へ順次直列に
    接続された複数個の直列抵抗からなる入力側直列抵抗群
    と、 上記λ/4線路の出力側と出力端子との間へ順次直列に
    接続された複数個の直列抵抗からなる出力側直列抵抗群
    と、 上記λ/4線路の入力側に並列に接続された、少なくと
    も並列抵抗を含む複数個の並列回路を含む並列回路手段
    と、 上記入力側および出力側の直列抵抗群の各直列抵抗およ
    び上記並列回路手段の各並列回路の所定のものを短絡、
    開放する接続切り換え手段と、 を備え、減衰量を変えかつ反射量が零になるように上記
    接続切り換え手段により接続切り換えを行うことを特徴
    とするマイクロ波用可変減衰器。
  2. 【請求項2】 上記並列回路手段が、上記入力端子と入
    力側直列抵抗群との間に接続されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のマイクロ波用可変減衰器。
  3. 【請求項3】 上記並列回路手段が、上記入力側直列抵
    抗群とλ/4線路との間に接続されていることを特徴と
    する請求項1に記載のマイクロ波用可変減衰器。
  4. 【請求項4】 上記並列回路手段の各並列回路が並列抵
    抗からなり、上記接続切り換え手段が、上記直列抵抗を
    選択的に短絡する金属線、上記各並列回路の並列抵抗の
    直列抵抗側に設けられた接続端子およびこの接続端子間
    を選択的に短絡、開放する金属線からなる請求項1ない
    し3のいずれかに記載のマイクロ波用可変減衰器。
  5. 【請求項5】 上記並列回路手段の各並列回路が並列抵
    抗とこの並列抵抗の上記直列抵抗と反対側に並列抵抗と
    直列に接続されたλ/4線路からなり、上記接続切り換
    え手段が、上記直列抵抗を選択的に短絡する金属線、上
    記各並列回路のλ/4線路の並列抵抗と反対側と接地の
    間に設けられた接続端子およびこの接続端子間を選択的
    に短絡、開放する金属線からなる請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のマイクロ波用可変減衰器。
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