JPH011172A

JPH011172A - ピックアップ素子の変位修正サ−ボ装置

Info

Publication number: JPH011172A
Application number: JP62-154950A
Authority: JP
Inventors: 恭司水野; 田渕　陽一; 景山　修二
Original assignee: シャープ株式会社
Filing date: 1987-06-22
Publication date: 1989-01-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、たとえば光学式コンパクトディスプレーヤ等
の記録装置において、ピックアップ素子の変位を修正す
るサーボ装置に関するものである。

［従来の技術１コンパクトディスクプレーヤ装置のような光学式ディス
ク再生装置においては、スピーカからの振動、車の振動
筒のため、ピックアップ装置が移動しその変位によって
、ディスクから反射してきたディジタル化データを読取
るためのピックアップ素子の対物レンズに対し、フォー
カスがずれたり、対物レンズを通る光学系がディスク上
のディジタル化データのビット列からずれたり、正規の
焦点位置からずれたりすることがある。そのため１−ラ
ッキングのためのサーボやフォーカスを’Ｆ！ｊ　ｋる
ためのサーボを施す必殻がある。

第３図は従来のトラッキングサーボ手段およびフォーカ
スサーボ手段を示すものである。図にＪ３いて１は３ビ
一ム方式ピックアップの主ビームが受光される４分割式
の主受光部であり、２．３は副ビームが受光される１対
の副受光部である。これらの受光部は、たとえばフォト
ダイオード等で構成される。

前記の主受光部１の各受光領域からの出力信号Ａないし
Ｄのうち、信号ＡとＣおよび信号ＢとＤとがだれぞれ電
流加算され、電流電圧変換回路４でそれぞれ電圧変換さ
れた後、１７いに減算され、対物レンズのｉＥ規の焦点
位置からのずれに対応したフォーカスエラー信号ＦＥが
生成される。

また館記副受光部２．３からの出力信号Ｅ、Ｆは、電流
電圧変換回路８で、それぞれ電圧変換された後ａいに減
算され、対物レンズの光学系のピッｆ−ＪＩＪからのず
れに対応したトラッキングエラー信号ＴＥが生成される
。

イして上記フォーカスエラー信号およびトラッキングエ
ラー信号はそれぞれサーボゲイン制御回路５．９を介し
た後、ドライバ６．１０を介して、明記の対物レンズ光
学系をフォーカスを補正する方向およびトラッキングを
補正する方向に駆動させるためのフォーカスアクチュエ
ータ７およびトラッキングアクヂ１エータ１１に供給さ
れ、このようにしてフォーカスサーボループおよびトラ
ッキングサーボループが構成される。

［発明が解決しようとする問題点］周知のようにディスク再生装置におけるこれらのｔサー
ボは、ゲインが１′５いほど１五勅に対して１よ強くな
り誤動作しなくなるが、反対にディスクの傷、汚れ等に
対しては弱り４【り誤動作を生じる。ゆえに従来のサー
ボ１段においてはゲインが固定されていたため、振動と
傷等の両者への対応を考慮する必要があり、適切なす〜
ボゲインの設定は非常に困難であるという欠点があった
。

［問題点を解決するための手段］本発明は、フォーカスまたはトラッキングエラー信号の
大小に応じてフォーカスサーボ制御回路またはトラッキ
ングサーボ制御回路のゲインを変化させて前記の欠点を
解決するものひある。

［作用］エラー信号が大きいときはサーボ回路のゲインを大きく
しエラー信号が小さいときはサーボ回路のゲインを小さ
くし、その場合に応じた適切’、Ｅ　ｅ作を行なわせる
ことができる。

［実施例］第１図は本発明の一実施例のトラッキングサーボ手段お
よびフォーカスサーボ手段であ゛る。図においてトラッ
キングエラー信号ＴＥおよびフォーカスエラー（ｒ、号
ＦＥを生成するまでの回路は、第３図に示したものと同
様である。

本発明によるサーボ手段では、電流電圧変換回路４によ
り生成されたフォーカスエラー信号ＦＥは、）Ａ−ノＪ
スサーボゲイン制御回路１２に入力されるとともに、コ
ンパレータ１４に入力される。

］ンバレータ１４．１５は第２図＜ａ　）のタイミング
チャートに示すように、フォーカスまたはトラッキング
エラー信号ＦＥ（ＴＦ）が入力されたとき、この信号が
スレッショルドレベル７８以上のときのみ第２図（ｂ　
）に示されるようにレベルの高くなるスイッチングパル
スを生ずる。

一方トラッキングサーボ手段においても、前記のフォー
カスサーボ手段と同様な処理を行ないコンパレータ１５
によって、第２図＜ｂ　＞に示されるようなスイッチン
グパルスを生ずる。

これらの双方のコンパレータ１４．１５で生成されたス
イッチングパルスは、ＡＮＤ回路１Ｇに入力され、最適
な動作条件を冑ることができる。

これは、各々のエラー信号が振動の原因以外で、たとえ
ばディスクの傷、汚れ等の状態によっても過大信号とな
ることがあり、それが１辰！ＩＪ時と同じスイッチング
パルスを発生させ、ゲイン制御回路の誤動作により、傷
通過性能を悪化させるおそれがあるため、双方のエラー
信号のＡＮＤをとることによりこれを防止するものであ
る。

フォーカスおよびトラッキングサーボゲイン制御回路１
２および１３は、それぞれゲインのスイッチングが可能
であり通常は標準のゲイン（ｎｏｒｍａｌ）に設定され
ているがＡＮＤ回路１６からのスイッチングパルスによ
り高いゲイン（Ｈ）に切換えることができる。これらの
フォーカスおよびトラッキングサーボゲイン制御回路１
２Ｉ６よび１３から出力された信号は、ドライバ６、を
１０を経て、各アクチュエータ７および１１に供給され
、サーボループを構成する。ゲインの段階はさらに増加
させることもぐきる。

また、本実施例ではＡＮＤ回路１６で各々のスイッチン
グパルスの八ＮＯをとったが、ＯＲ回路あるいは、フォ
ーカスおよびトラッキングの単独制御を用いることも可
能であり、ディスク再生装置の各々の特性や振動発生条
件等を考慮し、最適なサーボシステムを得ることができ
る。

１−発呼の効果］以上のように本発明によれば最適動作条件を判断し、定
常時のディスクの傷通過特性を悪化させることり【り、
振動等による誤動作を減少させることができ、サーボゲ
インの設定等が容易となる。

たとえば、ＣＤラジオカセット等においては、内蔵スピ
ーカからの＠動、車載用ＣＤにおいては車の１１ｉｉ！
１１１に対して、ディスクの傷通過特性に与える影響を
最小限に止めながら、フォーカスの１ラー、１〜ラツキ
ングのエラーなどの誤動作を防止することがぐきるため
、他の振動に対する対策を軽減することができるため製
品のコストを安くすることがｅきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図は本発
明の詳細な説明するだめのタイミングチｐ−ト、第３図
は従来の回路を示す図面である。１・・・主受光部、２．３・・・′副受光部、４．８・
・・電流電圧変換回路、５・・・フォーカスサーボ制御
回路。６・・・ドライバ、７・・・フォーカスアクヂュエータ
、９・・・トラッキングサーボ制御回路、１０・・・ド
ライバ、１１・・・トラッキングアクチュエータ、１２
・・・フォーカスリーーボゲイン制御回路、１３・・・
トラッキングサーボゲイン制御回路、１４．１５・・・
コンパレータ、１６・・・ＡＮＤ回路。

Claims

【特許請求の範囲】

情報信号の記録された媒体から情報信号を読取るピック
アップ素子と、該情報信号を最良に読取れる状態からの
該ピックアップ素子の位置の変位に対応したエラー信号
を生成するエラー信号生成手段と、該エラー信号生成手
段から出力されるエラー信号に基づいて前記ピックアッ
プ素子の位置を制御する駆動手段と、該エラー信号のレ
ベルの大小に応じて前記駆動手段のサーボゲインを変更
する制御手段とを備えたピックアップ素子の変位修正サ
ーボ装置。