JPH0111663Y2 - - Google Patents

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JPH0111663Y2
JPH0111663Y2 JP7274981U JP7274981U JPH0111663Y2 JP H0111663 Y2 JPH0111663 Y2 JP H0111663Y2 JP 7274981 U JP7274981 U JP 7274981U JP 7274981 U JP7274981 U JP 7274981U JP H0111663 Y2 JPH0111663 Y2 JP H0111663Y2
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JP
Japan
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door
holder
insertion part
longitudinal groove
buffer body
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JP7274981U
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JPS57185876U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、戸の戸当り部に設けられるエレベ
ータ用戸当りゴムに関するものである。
まず、第1図、第2図によつて従来のエレベー
タ用戸当りゴムを説明する。図中、1はエレベー
タホール、2はエレベータホール1を開閉する乗
場の戸で、その縁部には表板の端部が直角に2回
折り曲げられて端面2a及び裏面側端部2bが構
成されている。裏面側端部2bには止めねじ3に
より緩衝体4が押え板5を介して固定されてい
る。緩衝体4の先端部4aは硬度が低い弾性物質
からなり、乗場の戸2が全閉した時、衝突音を防
止するようになつており、また取付部4bは硬度
を高くし固定できるようになつている。すなわ
ち、緩衝体4はふつう塩化ビニール等の弾性物質
で2重同時押出し成形によつて作られる。
しかし、このような緩衝体4は長い間には、熱
による収縮及び湿気による吸湿−乾燥を繰り返す
ことによつて、止めねじ3の固定が緩んだり、緩
衝体4が長手方向に蛇行したりして乗場の戸2の
全閉時に緩衝の役割を果さず、乗場の戸2の端面
2aが衝突する金属音を発生したり、見栄えが悪
くなつたりする問題点があつた。さらに、緩衝体
4の押出成形時の曲がり癖や熱による反りのある
ものを乗場の戸2の端面2aから、全長にわたつ
て一定寸法、すなわち第2図に示すA寸法に突出
させることは非常に難しいという問題点があつ
た。
また、実公昭49−10605号公報に示すように、
戸の裏面側端部に締結された横断面ほぼコ字状の
扉カバーの開口と反対側面に形成した溝を戸の端
面寄りに配置し、上記溝に弾性物質からなる緩衝
体を嵌挿係止したエレベータ用戸当りゴムが知ら
れている。しかし、この戸当りゴムは、緩衝体が
扉カバーの戸厚方向の一部しか覆つていないので
見栄えが悪く、また緩衝体が扉カバーの溝に戸幅
方向の余裕なしに嵌挿されているので、緩衝体の
取付時の作業性が悪く、更に緩衝体の戸の端面か
ら突出量を所定値に設定しにくいという問題点が
あつた。
この考案は、上述した問題点を解決するために
なされたもので、横断面がほぼ長方形状の棒体か
らなる金属製の保持具を戸の裏面側端部に締結
し、上記保持具の縦通溝に緩衝体の挿通部を挿通
係止し、この挿通部に連なる緩衝体の当り面側部
によつて保持具の先端側面全体を覆い、上記当り
面側部の戸表板側に連なるリツプによつて戸の側
端部の稜線を覆い、更に縦通溝の底面と挿通部の
末端側面との間に空所を形成することにより、直
線性がよく温度変化による変形が少なく、所要の
緩衝作用が得られ、組立性がよく、更に見栄えの
よいエレベータ用戸当りゴムを提供することを目
的とする。
以下、第3図によつてこの考案の一実施例を説
明する。
第3図中、第1図、第2図と同一符号は相当部
分を示し、6はアルミニウム押出成形材からなる
横断面がほぼ長方形状の保持具で、長辺の末端寄
りに縦に通して配置された凹部6aが設けられ、
この側面が裏面側端部2bに接して配置され、止
めねじ3によつて戸2に締結されている。6bは
保持具6の先端側の肉厚がやや厚い短辺部に設け
られて戸2の戸閉移動方向すなわち先端側面に開
口した縦通溝、7はゴム等の粘弾性物質の条体か
らなり、末端側の挿通部7bが縦通溝6bに挿通
されて係止された緩衝体で、挿通部7bの先端側
に連なる当り面側部7cが戸2の端面2aから張
り出して配置され、当り面側部7cの戸2表面側
に端面2aに接するリツプ7aが連設してある。
また8は縦通溝6bの底面と緩衝体6の挿通部7
bの末端面との間に形成された空所である。そし
て、緩衝体7の当り面側部7cによつて保持具6
の先端側面全体を覆い、リツプ7aによつて戸2
の端面2aに連なる側端部2bの稜線を覆つてい
る。
以上説明したとおり、この考案によれば、横断
面がほぼ長方形状の金属からなり、直線性のよい
保持具6に緩衝体7が嵌着されているので、容易
に直線性のよいものが得られ、また当り面側部7
cに上記のようなリツプ7aを設けたので、第3
図に示す寸法Aを容易に管理することができる。
そして、この考案によれば保持具6と緩衝体7が
一体化されて戸2に取付けられるので、戸2への
取付作業性を向上させることができ、さらに、縦
通溝6bの底面と挿通部7bの末端側面との間に
空所8を設けたので緩衝体7の挿通部7bを保持
具6の縦通溝6bに挿入するときに摩擦が減少
し、緩衝体7の保持具6への取付作業も容易にで
きて、組立性がよく、温度変化による緩衝体7の
伸縮も縦通溝6b内で容易に吸収できて、緩衝体
7の変形を防ぐことができ、また、緩衝体7の当
り面側部7cによつて保持具6の側面全体を覆
い、リツプ7aによつて戸2の側端部2bの稜線
を覆つたので、見栄えがよいエレベータ用戸当り
ゴムを提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエレベータ用戸当りゴムを示す
エレベータホールの正面図、第2図は第1図の
−断面図、第3図はこの考案によるエレベータ
用戸当りゴムの一実施例を示す第2図相当図であ
る。 2……戸、2a……端面、2b……裏面側端
部、6……保持具、6b……縦通溝、7……緩衝
体、7a……リツプ、7b……挿通部、7c……
当り面側部。なお、図中同一符号は同一又は相当
部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表板の縁部が直角に2回折曲げられて端面およ
    び上記表板の表面と平行に配置された裏面側端部
    が形成された戸と、横断面がほぼ長方形状の棒体
    からなり先端側面に開口する縦通溝が先端側の短
    辺部に設けられ長辺が戸の上記側端部に重ね合わ
    されて締結され上記縦通溝側が戸の端面寄りに配
    置された金属製の保持具と、弾性物質の条体から
    なり末端側の挿通部が保持具の縦通溝に挿通係止
    され上記挿通部の先端側に連なる当り面側部が保
    持具の先端側面全体を覆いさらに上記当り面側部
    の戸表板側に連なるリツプが戸の側端部の稜線を
    覆う緩衝体とを備え、上記縦通溝の底面と挿通部
    の末端側面との間に空所を形成したことを特徴と
    するエレベータ用戸当りゴム。
JP7274981U 1981-05-20 1981-05-20 Expired JPH0111663Y2 (ja)

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JP7274981U JPH0111663Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

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JP7274981U JPH0111663Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57185876U JPS57185876U (ja) 1982-11-25
JPH0111663Y2 true JPH0111663Y2 (ja) 1989-04-05

Family

ID=29868534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7274981U Expired JPH0111663Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

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JP (1) JPH0111663Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012512115A (ja) * 2008-12-16 2012-05-31 シク ユン、イル エレベータードアのガラス板固定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012512115A (ja) * 2008-12-16 2012-05-31 シク ユン、イル エレベータードアのガラス板固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57185876U (ja) 1982-11-25

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