JPH01114198A - ワイヤレス・リモコン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、赤外線等を利用したワイヤレス・リモコン装
置に関するものである。

従来の技術 従来のこの種のワイヤレス・リモコン装置は、第３図に
示すように、リモコン信号を送信する送信装置１１と、
リモコン信号の受信を行なう受信を置１２と、受信装置
１２からの信号を解読して所定の信号であるかどうかを
判定し、所定の信号であれば制御データとして保持する
とともに、この制御データに基づいてＴｉｋ　’Ｊ７ｉ
　１４の制御を行なうマイクロ・コンピュータ（以下、
マイフンと略す）１３とから構成されており、マイコン
１３は、常に受信装置１２からの信号を受付は可能な状
態となっており、機器１４の制御を行なうと同時に信号
の解読も行なっている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、受信装置１２は単
にリモコン信号を受信して、マイコン１３が解読できる
信号に変換しているだけであるので、送信装置１１から
送信されたリモコン信号は直ちに受信装置１２を介して
マイコン１３に出力される。一方、送信装置１１は、通
常、人が操作するものであるので、送信装置１１からの
リモコン信号は任意の時間に出力される。従って、マイ
コン１３は、常に受信装置１２からの信号を受付は可能
な状態となっている必要がある。

すなわち、マイコン１３は、機器１４の制御を行なって
いる途中であっても受信装置１２からの信号を受付けと
る必要があり、その場合、機器１４の制御を中断して信
号の解読処理を行なうこととなる。したがって、制御の
中断によって、機器１４の制御部が正常に行なえないと
いう問題点を有していた。特に、機３１４が、モーター
等で位相制御を行なう必要のあるものでは、製品自体の
性能、品質にかかわる重大な問題であった。

本発明はかかる従来の問題点を解消するもので機器の制
御部に影響をあたえることのないワイヤレスリモコン装
置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のワイヤレス・リモ
コン装置は、所定のビット数で構成されるリモコン信号
を送信する送信装置と、前記リモコン信号を受信する受
信装置と、前記受信装置からの信号が所定の信号である
かどうかを判定し、所定の信号であれば有効データとし
て保持する第１のマイクロコンピュータ−（以下、第１
のマイコンと略す）と、前記第１のマイ°コンに有効デ
ータの要求信号を出力して所定の信号伝送方法により、
有効データの受信を行なうとともにこの有効データが制
御を行なうための所定のデータである場合、制御データ
として保持し、この制御データにより、機器の制御を行
なう第２のマイクロコンピュータ−（以下、第２のマイ
コンと略す）とからなるものである。

作　　　用 上記構成において、受信装置からの信号を第１のマイコ
ンが有効データとして一時的に保持して、第２のマイコ
ンから有効データの要求信号が出力された場合、所定の
信号伝送方法により、第１のマイコンが第２のマイコン
へ有効データの信号伝送を行なう。また第２のマイコン
からの有効データの要求信号は、機器の制御を行なって
いない時に出力することで、機器の制御を中断すること
なしに信号伝送を行なうことができ、機器の制御に影響
を与えることのないリモート−コントロール装置の実現
が可能となる。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図において、１はリモコン信号を送信する送信装置
、２はリモコン信号の受信を行なう受信装置、３は第１
のマイコン、４は第２のマイコンである。第１のマイコ
ン３は、受信装置２からの信号が所定の信号であるかど
うかを判定し所定の信号であれば有効データとして保持
するとともに、第２のマイコン４からの有効データの要
求信号を検出したら、所定の信号伝送方法により、有効
データの送信を行なう。第２のマイコン４は、機器５の
制御を行なうとともに第１のマイコン３に対して有効デ
ータの要求信号を出力して有効データを受信して、この
有効データが、制御を行なうための所定のデータである
場合、制御データとして保持し、この制御データにより
、機器５の制御を行なう。

上記構成において、第２のマイコン４は、機器５の制御
を行なっていないときに、有効データの要求信号を第２
のマイコン３に出力することで、機器５の制御を中断す
ることなしに有効データの受信を行なうことができ、機
２（５の制御に影響を与えることのないリモート１コン
トロール装置の実現が可能となるのである。特に、モー
ターの回転数を位相制御によって行なっているような機
器では本発明による効果が大きい。

また、リモコン信号は、通常、第２図に示すように信号
の始まりを示すヘッダ一部、装置の識別の為のカスタム
コード部、機器の制御内容を示す制御コード部とからな
るデータ部と、データ部とデータ部の間の区切を示す休
止期間であるトレーラ部とからなっているので、この休
止期間の間に第１のマイコン３と第２のマイコン４との
信号伝送を行なうようにすれば、第１のマイコン３は、
受信装置２からの信号の受信時には受信専用として第２
のマイコン４との信号伝送時には信号伝送専用として機
能すればよいので、プログラム自体が簡単となり、プロ
グラムミスも少なく、かつデバッグに要する時間も短か
くなり開発工数の大幅な削減ができるという効果がある
。

また、第１のマイコン３は、入出力端子のみの低機能の
安価なマイコンで十分であるので、若干のコストアップ
で実現することができる。

発明の効果 以にのように本発明のリモート・コントロール装置によ
れば、任意の時刻に送信されるリモコン信号をいつでも
受信することが可能となるとともに機器の制御を中断す
ることなしに信号伝送を行なうことで、機器の制御に影
響を与えることのないリモート・コントロール装置の実
現が可能となるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるリモート・コントロー
ル装置のブロック図、第２図はリモコン信号の構成図、
第３図は従来のリモート・コントロール装置のブロック
図である。 １・・・・・・送信装置、２・・・・・・受信装置、３
・・・・・・第１のマイクロコンピュータ−１４・・・
・・・第２のマイクロコンピュータ−０

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定のビット数で構成されるリモコン信号を送信
   する送信装置と、前記リモコン信号を受信する受信装置
   と、前記受信装置からの信号が所定の信号であるかどう
   かを判定し、所定の信号であれば有効データとして保持
   する第１のマイクロコンピュータ（以下、第１のマイコ
   ンと略す）と、前記第１のマイコンに有効データの要求
   信号を出力して所定の信号伝送方法により、有効データ
   の受信を行なうとともに、この有効データが制御を行な
   うための所定のデータである場合、制御データとして保
   持し、この制御データにより、機器の制御を行なう第２
   のマイクロコンピューター（以下、第２のマイコンと略
   す）とからなるワイヤレス・リモコン装置。
2. （２）送信装置より送信されるリモコン信号は、データ
   の間に一定の休止期間を有し、第１のマイコンは、この
   休止期間に第２のマイコンから有効データの要求信号を
   検出したときのみ信号伝送を行なう特許請求の範囲第１
   項記載のワイヤレス・リモコン装置。
3. （３）第２のマイコンによる機器の制御は、位相制御を
   含むとともに、有効データの要求信号は、電源周波数に
   同期した一定周期で出力される特許請求の範囲第１項ま
   たは第２項記載のワイヤレス・リモコン装置。