JPH01114029A - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ

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JPH01114029A
JPH01114029A JP62272472A JP27247287A JPH01114029A JP H01114029 A JPH01114029 A JP H01114029A JP 62272472 A JP62272472 A JP 62272472A JP 27247287 A JP27247287 A JP 27247287A JP H01114029 A JPH01114029 A JP H01114029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrolytic capacitor
peroxide
butyl rubber
rubber polymer
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62272472A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Shimamoto
秀樹 島本
Masaji Ueda
正次 上田
Hisao Nagara
久雄 長柄
Keiji Mori
啓治 森
Noriki Ushio
潮 憲樹
Shingo Yoshida
吉田 眞吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP62272472A priority Critical patent/JPH01114029A/ja
Publication of JPH01114029A publication Critical patent/JPH01114029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電解コンデンサに関するものであり、さらに
詳しくいえば、広い温度範囲で使用できる電解液を耐熱
性にすぐれた封口体を採用すること′嫁)よ、す5ミ損
′失特性、耐熱性ともにすぐれた電解コ一般に、この種
の電解コンデンサは、弁作用金属箔を粗面化したのち陽
極酸化したものを陽極箔とし、これに対極する陰極箔と
をセパレータを介して巻回してコンデンサ素子を作シ、
そのコンデンサ素子に駆動用電解液を含浸させてケース
内に収納し、このケース開口部にコンデンサ素子から引
出されるリード線を貫通させる封口体を封着して内部の
駆動用電解液が蒸発乾固しないようにすることにより構
成されている。
とのような電解コンデンサにおいて、低温での特性は電
解液で決定される。従来一般に用いられているエチレン
グリコールを主体とする溶媒を用いた場合、低温での特
性変化が大きく、低温で低インピーダンスが要求される
コンデンサには、N。
N−ジメチμフォルムアミドを主体とする溶媒を用いた
電解液が用いられている。しかし、N、 N−ジメチル
フォルムアミドは封口体であるゴムを透過しやすくドラ
イアップにより寿命が短い欠点があり、最近ではこれを
改善するため、比較的ゴムを透過しにくいr−ブチロラ
クトンを主体とする溶媒の電解液が用いられている(例
えば、特開昭61−70711号公報、特開昭62−9
618号公報)。
一方、電解コンデンサの寿命を決めるのは、上記電解液
の溶媒系の他に封口体がある。r−ブチロラクトン系の
電解液には、一般に、透過性の小さいイソブチレンとイ
ソブレンからなるブチルゴムを用いている。通常、この
ゴムの加硫方法としては、イオウ加硫が用いられている
が、耐熱性が低い欠点がある。これを改善するために特
開昭55−158821号公報にみられるように、過酸
化物で加硫したブチルゴムを用いる例が知られている。
発明が解決しようとする問題点 従来のr−ブチロラクトン溶接に、フタル酸のシクロア
ミジン塩を用いた電解液は耐熱性は十分高いものの、封
口体であるゴムの耐熱性が低いために高耐熱のコンデン
サを得るのはむずかしかった。
この種の電解液には、一般に透過性の低いイオウ加硫し
たブチルゴムを封口体として用いている。
しかし、耐熱性が低い欠点があり、耐熱性向上のために
、過酸化物加硫したブチルゴムを用いる提案がされてい
るが、従来の加硫剤、加硫助剤(N。
N’−m−フェニレンジマレイミド)の組合せ、配合量
では、ポリマー直鎖の炭素結合が切れたシ、耐熱性が十
分でない等、今だ実用化ができておらず、透過性が低く
、低温特性の良い電解液がなかったことと合わせて、低
温において低インピーダンスでしかも126℃以上で使
用できる長寿命コンデンサを得ることがむずかしかった
本発明は、従来の欠点を解決するもので、低温特性が良
くしかも125℃以上の使用に耐える電解コンデンサを
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明においては、陽極
電極と陰極電極との間にセパレータを介して対向させる
ことによって構成した素子をケース内に収納し、そのケ
ースの開口部を封口体により封口し、その素子に、駆動
用電解液として、γ−ブナロラクトンを主体とする溶媒
にフタル酸の1.8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウ
ンデセン−7および/または1,6−ジアザビシクロ(
4,、3、0)ノネン−6の塩を溶質としだものを含浸
し、封口体として、過酸化物で加硫したブチルゴムポリ
マーを主成分としたエラストマーをケースの開口部に封
着したものである。
封口体のブチルゴムポリマーとしては、イソブチレンと
イソブレンとジビニルベンゼンの共重合体であシ、加硫
剤としてジクミルパーオキサイド、加硫助剤としてエチ
レンジメタクリレートを用い、その配合量として、ブチ
ルゴム、ポリマー100部に対して、ジクミルパ−オキ
サイドが4〜10部、エチレンジメタクリレートが0.
2〜4.o部の時、良好な耐熱性を得ることができる。
作  用 γ−ブチロラクトン主体の溶媒に、フタル酸の1.8−
ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデセン−7および/
または1,6−ジアザビシクロ(4,3.0〕ノネン−
5の塩を溶質に用いた場合、アミジン構造により、プロ
トンが安定化されるため高い電導性を得ることができる
封口体のポリマーとしてジビニルベンゼンを添加するの
は、ビニ/L’基が二重結合を有しておシ、反応しやす
く過酸化物加硫においても、主鎖のポリイソブチンの切
断反応より優先的に起こシ、過酸化物加硫が可能となる
。この過酸化物加硫は、炭素−炭素結合により架橋され
ているので耐熱性にすぐれる。また、加硫助剤としてエ
チレンジメタクリレートを使用することにより、加硫密
度が上がり、さらに耐熱性向上が図れると考えられる。
実施例 以下、本発明の実施例を示す。第1図に本発明による電
解コンデンサの実施例を示す。第1図において、弁作用
金属箔を粗面化したものを陽極箔と、この陽極箔と対向
する陰極箔とをセパレータを介して巻回したコンデンサ
素子1に駆動用電解液を含浸させてアルミニウムなどの
金属からなるケース2内に収納し、このケース2の開口
部にコンデンサ素子1から引出されるリード線4を貫通
させる封口体3を組込み、ケース2の開口部に絞り加工
を施して封口して構成されている。
上記封口体3について、イソブチレンとイソブチンとジ
ビニルベンゼンとの共重合体からなるブチルゴムポリマ
ー100部に対して、加硫剤ジクミルパーオキサイドの
量を2部から12部、加硫助剤のエチレンジメタクリレ
ートを0部から6部添加したものの圧縮永久歪率との関
係を従来の加硫助剤N、 N’−m−フェニレンジマレ
イミトト比較して第2図に示した。その結果、加硫剤の
ジクミルパーオキサイドの量が4部から10部、加硫助
剤のエチレンジメタクリレートの量が0.2から4.0
部の時、従来の加硫助剤N、N’−m−フェニレンジマ
レイミドと比較しても高耐熱性を得ることができる。
表1に、第1図に示した電解コンデンサに駆動用電解液
と封口体を適用した例を、本発明と従来のものを比較し
て示した。また、駆動用電解液の比電導度についても示
した。なお、適用したコンデンサは6.3V asμF
のアルミ電解コンデンサである。
第3図に、表1で示したコンデンサを126℃中で寿命
試験した時の損失角の正接(tanδに経時変化を示し
た。従来例1,3と比較し、本発明実施例は長寿命化が
可能であシ、従来例2と比較し、本発明実施例はtan
δを低くすることができ、本発明によれば低損失、長寿
命の両立が可能である。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、低損失でしかも126
℃以上の高温度で、特性的に安定した電解コンデンサを
提供することができ工業的価値が極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電解コンデンサの実施例を示す断面図
、第2図は同電解コンデンサに用いる封口体の加硫剤、
加硫助剤の添加量による圧縮永久歪の特性図、第3図は
本発明および従来の電解コンデンサを126℃中で寿命
試験した時の損失角の正接変化を示した特性図である。 1・・・…コンデンサ素子、2・・・・・・ケーク、3
・・・・・・封口体、4・・・・・・リード線。 第3図 8% r:I <hra> −へ 帳           派 [30−

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)陽極電極と陰極電極との間にセパレータを介して
    対向させることによって構成した素子をケース内に収納
    し、そのケースの開口部を封口体により封口し、かつ素
    子に駆動用電解液としてγ−ブチロラクトンを主体とす
    る溶媒に、フタル酸の1,8−ジアザビシクロ〔5.4
    .0〕ウンデセン−7および/または1,5−ジアザビ
    シクロ〔4.3.0〕ノネン−5の塩を溶質としたもの
    を含浸し、封口体として、過酸化物で加硫したブチルゴ
    ムポリマーを主成分としたエラストマーをケースの開口
    部に封着したことを特徴とする電解コンデンサ。
  2. (2)ブチルゴムポリマーがイソブチレンとイソブレン
    とジビニルベンゼンとの共重合体とからなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の電解コンデンサ。
  3. (3)過酸化物加硫を加硫剤と加硫助剤で行なうこ と
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電解コンデン
    サ。
  4. (4)過酸化物加硫剤がジクミルパーオキサイドである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の電解コン
    デンサ。
  5. (5)加硫助剤として、エチレンジメタクリレートを含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の電解コ
    ンデンサ。
  6. (6)ジクミルパーオキサイドの配合量がブチルゴムポ
    リマー100部に対して4〜10部であることを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載の電解 コンデンサ。
  7. (7)エチレンジメタクリレートの配合量がブチルゴム
    ポリマー100部に対して0.2〜4.0部であること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項記載の電解コンデン
    サ。
JP62272472A 1987-10-28 1987-10-28 電解コンデンサ Pending JPH01114029A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0938108A3 (en) * 1998-01-28 2004-01-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electrolytic capacitor and its manufacturing method
US8462484B2 (en) * 2007-10-30 2013-06-11 Sanyo Electric Co., Ltd. Method for manufacturing electrolytic capacitor with electrically conductive solid layer and electrolytic capacitor with electrically conductive solid layer

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0938108A3 (en) * 1998-01-28 2004-01-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electrolytic capacitor and its manufacturing method
US6962612B1 (en) 1998-01-28 2005-11-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electrolytic capacitor and its manufacturing method
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