JPH01113225A - 芯材の係止構造 - Google Patents

芯材の係止構造

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JPH01113225A
JPH01113225A JP62272378A JP27237887A JPH01113225A JP H01113225 A JPH01113225 A JP H01113225A JP 62272378 A JP62272378 A JP 62272378A JP 27237887 A JP27237887 A JP 27237887A JP H01113225 A JPH01113225 A JP H01113225A
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Shigeyuki Matsunaga
茂之 松永
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹脂製(例えば、発泡ウレタン、塩化ビニー
ル等)のシート状被包材が被装される芯を才において、
当該被包材の縁端を係止する芯材の係止構造に間する。
(従来技術) 一般に、自動車や車椅子等には、取手や肘掛等が設けら
れている。これらの取手や肘掛は、使い心地が良いよう
柔軟性を持たせるために、通常、発泡ウレタン等の発泡
樹脂によって所定の形状に一体成型されている。
ところが、これら従来の取手や肘掛は、発泡樹脂によフ
て形成されているため製造に時間が掛かるばかりでなく
、一体成型であるため製造コストが上昇するという問題
点があった。
これらの問題点を解決するために、従来から種々の方法
が案出されてきており、例えば、第4図に示すように、
取手や肘掛等の所定の形状に形成された芯材(70)の
上面にウレタン等から形成されたスポンジ状の弾性体(
80)を接着し、これらに発泡ウレタンや塩化ビニール
等の樹脂製のシート状被包材(90)を被装することに
より、製造時間の短縮と製造コストの低減を図っている
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この方法は、被包材(90)の縁端(9
1a)(91b)を芯材(70)の内方に折り曲げると
共にその折り曲げ部分をビス(81)によフて取付体(
82)に圧着して、芯材(70)を取付体(82)に固
定すると共に被包材(90)が外れたりずれたりしない
ようにしたり、または、金属片(82)等を被包材(9
0)の折り曲げ部分に架設して、これをビス(81)に
よって押圧することにより、被包材(90)が外れたり
ずれたりしないようにしている。
このため、第5、図に示すような取付体(82)の縁端
に芯材(70)を固定する場合には、一方の折り曲げ部
分(91b)は取付体(82)に押圧されて固定される
が、他方の折り曲げ部分(91a)は押圧されないため
固定されないといったように、従来の方法では、使用箇
所に制限あるといった問題点かあった。
また、被包材(90)が破れたり傷が付いたりして、被
包材(90)を交換する必要性が生じた場合に、従来の
係止構造では、ビス(81)を緩めて芯材(70)を−
塵取付体(82)から外した後、当該被包材(90)を
交換する必要があるため、交換作業が煩雑となって作業
効率上問題となっていた。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、発泡樹脂製の一体成型物の代
わりとして、その製造コストの低減を図ることができ、
かつ、使用箇所に制限がないようにすると共に被包材の
交換作業が簡易迅速にできるようにした、芯材に被包材
を被装する際の芯材の係止構造を提供するところにある
(問題点を解決するための手段) 以上のような問題点を解決するために本発明が採った手
段は、 「樹脂製のシート状被包材(lO)を芯材(2
0)に被装して、当該被包材(10)の縁端(11)を
係止する芯材(20)の係止構造であって、前記芯材(
20)の側面内方に沿って形成された前記被包材(lO
)の縁端(11)が挿入される係とti(30)と、該
係止溝(30)の内壁長手方向に沿って梯子状に設けら
れた前記被包材(lO)を押圧する突出体(25)とを
備えたことを特徴とする芯材(20)の係止構造」をそ
の要旨とするものである。
(発明の作用) 従って、本発明に係る芯材(20)の係止構造は、所定
形状に形成された芯材(20)に樹脂製のシート状被包
材(10)を被装し、当該被包材(10)の縁端(11
)を芯材(20)に係止する際に、芯材(20)の内方
に設けられた係止溝(30)の一方の内壁と、他方の内
壁に梯子状に設けられた突出体(25)とによって、被
包材(10)を挟持固定するよう作用するものである。
(実施例) 以下に、本発明に係る芯材(20)の係止構造を車椅子
用肘掛(50)の芯材(20)に適用した一実施例につ
いて、第1図〜第3図に従って説明する。
第1図は本実施例に係る肘掛(50)の構造を示す一部
断面の分解斜視図であって、肘掛(50)の底部から見
た図である。この図に示すように、本実施例に係る肘掛
(50)は、被包材(1の、弾性体(40)及び芯材(
20)から構成されおり、第2図及び第3図に示すよう
に、車椅子(60)のフレーム(61)上にビス(62
)によって固定される。
被包材(10)は、弾性体(40)及び芯材(20)を
被装するように塩化ビニールのシート材によって形成さ
れており、その一方の縁端(lla) (第1図中の左
側、以下、左縁端(lla)という)は折り曲げられて
U字状に形成され、他方のit′4(llb) (以下
、右縁端(llb)という)も5字状に形成されている
弾性体(40)は、ウレタン等から形成されたスポンジ
状体であって、芯材(20)の上面に接着されて、この
肘掛(50)の上面に弾力性を待たせ、あたかも発泡樹
脂で一体形成されているようになっている。
芯材(20)は、ABS樹脂により゛その断面が略台形
状になるように一体に形成されており、また、この芯材
(20)の内方にはその側面に沿って2つの仕切り壁(
21a)(21b)が形成され、これらの仕切り壁(2
1a)(21b)はそれに交叉する方向に設けられた複
数の補強壁(23)によって補強されている。従って、
2つの仕切り壁(21a)(21b)の内、第1図中の
左側の仕切り壁(2+a) (以下、左仕切壁(21a
)といい、他方の仕切り壁を右仕切壁(21b)という
)と芯材(20)の左側面(22a) (第1図中の左
側の側面)とにより、被包材(10)の左縁端(lla
)が挿入される係止溝(30)が構成される。なお、補
強壁(23)の縁端(23a)は、この肘掛(50)を
車椅子(60)のフレーム(61)に確実に固定できる
ようフレーム(62)に合わせて弧状に切削されている
この係止溝(30)の内壁(本実施例においては左仕切
壁(21a)の左側面)には、片状の突出体(25)が
その長手方向に沿って梯子状に形成されており、第3図
に示すように、この突出体(25)が係止溝(30)に
挿入された被包材(10)の左縁端(lla)を押圧し
て、芯(オ(20)の左側面(22a)の内壁とこの突
出体(25)とによって被包材(10)の左縁端(Il
a)を挟持固定するようになっている。
その他、この芯材(20)には、右仕切壁(21b)と
補強壁(23)の交叉点の適当箇所に取付穴(24)が
形成されており、この芯材(20)を車椅子(60)に
固定する際に使用されるビス(62)が挿通できるよう
になっている。
次に、本実施例に係る肘掛(50)の使用方法及び作用
について説明する。
第3図は本実施例に係る肘掛(50)の装着状態を示す
横断面図である。この図に示すように、弾性体(40)
及び芯材(20)に被包材(10)を被装して、当該被
包材(10)の左縁端(lla)を係止溝(30)に挿
入し、かつ、右縁端(llb)を芯材(20)の右側面
(22b)の縁端に掛装する。被包材(10)の被装さ
れた肘掛(50)は、その底部から挿通されたビス(6
2)によ7て車椅子(60)のフレーム(61)に取り
付けられる。
この際、被包材(lO)の左縁端(lla)は、芯材(
20)の左側面(22a)と左仕切壁(21a)に梯子
状に設けられた突出体(25)とによって挟持固定され
、一方、被包材(lO)の右縁端(Ilb)は、芯材(
20)の右側面(22b)の縁端と車椅子(60)のフ
レーム(61)とによって挟持固定される。
この様に、本実施例に係る肘掛(50)の芯材(20)
は、左仕切壁(21a)に設けられた突出体(25)が
係止溝(30)に挿入された被包材(10)の左縁端(
lla)を押圧して、芯材(20)の左側面(22a)
の内壁とこの突出体(25)とによって被包材(10)
の左縁端(lla)を挟持固定するよう作用するもので
ある。
従って、従来のように、取付体や金属片等の押圧部材(
82)によって被包材(10)の左縁端(lla)を押
圧固定しなくとも当該左縁端(lla)は確実に挟持固
定され、被包材(10)が芯材(20)から外れたりず
れたりすることがなくなるため、使用箇所に制限がなく
なるばかりでなく、被包材(10)が破れたり、傷が付
いたりした場合であっても、被包材(10)を簡易迅速
に交換することができる。
なお、本実施例においては、芯材(20)の左側面(2
2a)側に係上溝(30)を構成しているが、右側面(
22b)側にも係上溝(30)を設けて、これにより被
包材(!0)の右縁端(Ilb)を挟持固定することに
より、この肘掛(50)を芯材(20)の中央のみによ
って車椅子(60)のフレーム(61)に固定すること
もできる。
また、本実施例においては、突出体(25)を左仕切壁
(21a)に設けているが、芯材(20)の左側面(2
2a )内壁に設けても同様の効果が得られる。
さらに、被包材(10)、弾性体(40)及び芯材(2
0)の材質は本実施例に限定されるものではなく、被包
材(lO)の材質を発泡ウレタン等の樹脂材とし、弾性
体(40)としてゴム材を用い、芯材(20)はアルミ
等の金属によって形成されたものであってもよさらには
、本実施例においては、被包材(10)の縁端(11a
XItb)が0字状又は3字状になるように形成されて
いるが、このような形状せずに第5図に示したような広
げた状態であっても、本発明に係る芯材(20)の係止
構造によれば、被包材(lO)の縁端(11a)(11
b)を確実に挟持固定することができる。
以上は、本発明を車椅子用肘掛(50)の芯材(20)
に適用した例について説明したが、本発明は上記実施例
に限定され・るものではなく、自動車用ドアの取手等、
従来から発泡樹脂によって一体形成されていた大部分の
物に適用できることは言うまでもない。
(発明の効果) 以上のように、本発明に係る芯材の係止構造は、所定形
状に形成された芯材に樹脂製のシート状被包材を被装し
、当該被包材の縁端を芯材に係止する際に、芯材の内方
に設けられた係上溝の一方の内壁と、他方の内壁に梯子
状に設けられた突出体とによって、被包材を挟持固定す
るよう構成されている。
従って、この様な構造の芯材に被包材を被装し、当該被
包材の縁端を係止することにより、従来のような発泡樹
脂製の一体成型物を製造する場合に比較して、製造時間
の短縮を図ることができると共に製造コストの低減をも
図ることができる。
また、本発明は、芯材の内方に設けられた係上溝の一方
の内壁と、他方の内壁に梯子状に設けられた突出体とに
よって、被包材の縁端を確実に挟持固定するようになっ
ているため、従来のように被包材の折り曲げ部分を取付
体に圧着したり、または、金属片を被包材の折り曲げ部
分に架設し、これをビスによって押圧する必要がなくな
って、どの様な場所であっても、被包材が外れたりずれ
たりしないようにすることができる。即ち、使用箇所に
制限がなくなるという効果を有する。
さらに、本発明に係る芯材の係止構造は、被包材の縁端
を係上溝に挿入するのみによって、被包材を挟持固定す
るようになっているため、被包材が破れたり、傷が付い
たりした場合であっても、被包材を簡易迅速に交換する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る芯材の係止構造の一実施例を下方
より見た一部断面の分解斜視図、第2図は一実施例にお
ける肘掛の装着状態を示す斜視図、第3図は一実施例に
おける肘掛の装着状態を示す横断面図、第4図は従来の
芯材の係止構造を示す横断面図、第5図は他の従来の芯
材の係止構造を示す横断面図である。 符号の説明 10・・・被包材   11・・・被包材の縁端20・
・・芯材    25・・・突出体30・・・係上溝 
           以上第2図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 樹脂製のシート状被包材を芯材に被装して、当該被包材
    の縁端を係止する芯材の係止構造であって、 前記芯材の側面内方に沿って形成された前記被包材の縁
    端が挿入される係止溝と、該係止溝の内壁長手方向に沿
    って梯子状に設けられた前記被包材を押圧する突出体と
    を備えたことを特徴とする芯材の係止構造。
JP62272378A 1987-10-27 1987-10-27 芯材の係止構造 Granted JPH01113225A (ja)

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JP62272378A JPH01113225A (ja) 1987-10-27 1987-10-27 芯材の係止構造

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JPH0436545B2 JPH0436545B2 (ja) 1992-06-16

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415463U (ja) * 1990-05-29 1992-02-07
JP2001129884A (ja) * 1999-09-16 2001-05-15 Basf Ag 複合構造材

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EP1084816A3 (de) * 1999-09-16 2003-01-22 Basf Aktiengesellschaft Verbundbauteil

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