JPH01113203A - 木質板の表面加工方法 - Google Patents

木質板の表面加工方法

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Publication number
JPH01113203A
JPH01113203A JP27107487A JP27107487A JPH01113203A JP H01113203 A JPH01113203 A JP H01113203A JP 27107487 A JP27107487 A JP 27107487A JP 27107487 A JP27107487 A JP 27107487A JP H01113203 A JPH01113203 A JP H01113203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wooden board
wooden
board
harder
grind grains
Prior art date
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Pending
Application number
JP27107487A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Sugio
和己 杉生
Toshio Mitarai
御手洗 寿雄
Makoto Sato
誠 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to JP27107487A priority Critical patent/JPH01113203A/ja
Publication of JPH01113203A publication Critical patent/JPH01113203A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、木質板の表面にエンボスを施す加工方法に関
するものである。
[背景技術] 木質板の表面にエンボス加工を施す方法として、従来か
ら木質板の表面を金属ブラシで研削する加工法が用いら
れている。木質板の木目は硬さの異なる春材部と夏材部
で形成されており、金属ブラシによって木質板の表面を
こすることによって、柔らかい春材部が深く研削される
ためにエンボス加工を施すことができるのである。しか
し金属ブラシはロール状に形成されており、このロール
状の金属ブラシを回転させることによって金属ブラシで
木質板の表面の研削がおこなわれるものであり、金属ブ
ラシの回転方向に応じた研削の方向性があって、金属ブ
ラシの回転方向と木質板の木目の方向とが合わないと研
削を良好におこなうことができない6従ってこの金属ブ
ラシを用いる方法は、基板の表面に木質単板をモザイク
柄状に貼って木目の方向が四方を向くように形成した木
質板などに対しては用いることが困難である。また金属
ブラシで木質板の表面を研削するにあたって木質板の表
面は毛羽だった状態になり、塗装仕上げが良好におこな
えないという問題もある。
一方、サンドブラスト法で木質板の表面をエンボス加工
することもなされている。この方法は砂粒を木質板の表
面に吹き付けて砂粒で研削をおこなわせるようにした方
法であり、金属ブラシの場合のように研削の方向性がな
いために木質単板をモザイク柄状に貼ったものでも支障
なく研削してエンボス加工を施すことができる。しかし
このすンドプラスト法によっても、研削した木質板の表
面は毛羽だっていて仕上がり感が悪(外観上問題を有す
るものである。
[発明の目的] 本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、毛羽
だちなく良好な仕上がりでエンボス加工を施すことがで
き、しかも木質単板をモザイク柄状に貼ったものなどで
も加工することができる木質板の表面加工方法を提供す
ることを目的とするものである。
【発明の開示1 しかして本発明に係る木質板の表面加工方法は、木質板
の表面に、木質板より硬い微小な球で形成される研削粒
を吹き付けることを特徴とするものであり、以下本発明
の詳細な説明する。
本発明においてmいる研削粒としては、鉄やステンレス
、硬質のプラスチックなど木質板よりも硬い材質のもの
を微小な球形に加工したものであり、大きさは直径が0
.1〜0 、5 mm程度が望ましい。そしてこの研削
粒をプラスト装置を用いて木質板の表面に吹き付ける(
プラスト)ことによって、木質板の表面を加工すること
ができる。木質板としてはムク材を用いる他に、集成材
や合板等を基板としてその表面に厚み0.5〜10.0
+m程度の厚単板を貼ったもの、その他任意のものを用
いることができる。
このように木質板の表面に研削粒を吹き付けることによ
って、木質板の表面の柔らかい春材部を深く研削させて
木質板の表面にエンボス加工をおこなうことができる。
ここで、サンドブラスト法による砂粒は角張った部分を
有するために研削の際に角張り部分で木質板の表面に毛
羽だちが生じるのであるが本発明では角張りのない球形
に形成した粒子を研削粒として用いているために、毛羽
だちなく研削することができ、塗装などで仕上げるにあ
たって仕上がり感が向上するものである。
また研削粒が球形であるためにエンボス加工面も丸みを
帯びることになり、柔らかい外観のエンボス加工をする
ことができる。エンボスの深さ調整は研削粒の吹き付は
速度(吹き付けの際の空気圧)や研削粒の吹き付は密度
(吹き付は量)や研削粒の大きさなどによって任意に調
整することができる。
そして研削粒を吹き付ける本発明の方法は、サンドブラ
スト法と同様に研削の方向性がなく、基板の表面に木質
単板をモザイク柄状に貼って形成した木質板などでも支
障なくエンボス加工を施すことができる。
次ぎに本発明を実施例によって具体的に説明する。
犬10I 研削粒として直径0.2〜0.4IIIIIlの範囲の
鉄球を用い、これを株式会社ニッチュー製のプラストマ
シン1でli図のようにブナ板で形成される木質板2の
表面に吹き付け、エンボス加工を施した。
木質板の研削表面は艶があって毛羽だちはなかった。次
ぎにこの木質板の表面にフルキッド樹W1着色塗料を塗
布して乾燥したのちに、さらにこの上にポリウレタン樹
脂透明塗料を塗布して乾燥することによって塗装仕上げ
した。塗装膜の仕上がりは良好であった。
ルJ日朝 研削粒として直径が0.2〜0.4111aIの範囲の
珪砂粒を用い、ブナ板の木質板にサンドブラストしてエ
ンボス加工を施した。木質板の研削表面は毛羽だった状
態であった。次ぎにこの木質板の表面に実施例と同様に
して塗装仕上げしたところ、塗装膜に微細な凹凸があっ
て仕上がりは不良であった。
[発明の効果] 上述のように本発明にあっては、木質板の表面に木質板
より硬い微小な球で形成される研削粒を吹き付けるよう
にしたので、角張りのない球形に形成した粒子を研削粒
によって毛羽だちなく木質板を研削することができ、塗
装などで仕上げるにあたって仕上がり感を高めることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略図であって、1は
プラストマシン、2は木質板である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木質板の表面に、木質板より硬い微小な球で形成
    される研削粒を吹き付けることを特徴とする木質板の表
    面加工方法。
JP27107487A 1987-10-27 1987-10-27 木質板の表面加工方法 Pending JPH01113203A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04345801A (ja) * 1991-05-22 1992-12-01 Kakoo Craft Kogyo Kk 表面に凹凸面を有する家具及びその製造方法
JP2008221567A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Daiken Trade & Ind Co Ltd 化粧板の製造方法
US8176726B2 (en) 2004-05-05 2012-05-15 Robert Bosch Gmbh Method for introducing a reagent medium into an exhaust gas conduit of an internal combustion engine, and apparatus for carrying out the method

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