JPH01113200A - 粉末圧縮成形機における成形品の重量制御方法 - Google Patents

粉末圧縮成形機における成形品の重量制御方法

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JPH01113200A
JPH01113200A JP27147087A JP27147087A JPH01113200A JP H01113200 A JPH01113200 A JP H01113200A JP 27147087 A JP27147087 A JP 27147087A JP 27147087 A JP27147087 A JP 27147087A JP H01113200 A JPH01113200 A JP H01113200A
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Hiroshi Kokuryo
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/005Control arrangements

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、錠剤等のように粉末を厚み一定の成形条件下
で圧縮固形化して得られる成形品の重量一定化を図るた
めの重ffi 1ill t11方法に関する。
〔従来の技術〕
厚み一定の成形条件下で成形品を圧縮成形する回転式等
の粉末圧縮成形機においては、フィードバック制御によ
り成形品の重量一定化を図るようになっている。そして
、既述のフィードバック制御は、圧縮成形時にロードセ
ルを介して自動的に取出される成形荷重を比較器に入力
させ、この比較器に設定された成形基準荷重の限界を超
える上゛ 2成形荷重の変化に対応して、下杵または臼
の高さを変化させて臼への粉末供給量を調蓼することを
、内容とするものである。
そして、この種の粉末圧縮成形機における上記比較器へ
の成形基準荷重の設定は、従来、特開昭59−4220
0号公報に示されるように、圧縮成形される成形品を所
定時間毎に自動的に所定数サンプリングして、その実重
量を自動秤量器により測定し、演算回路により、測定さ
れた実重量の平均と成形品の平均成形荷重との相関関係
を求め、この相関関係と予め設定された目標重量とから
成形基準荷重を演算して、この基準荷重を上記比較器に
自動的に設定するようになっていた。
〔発明が解決しようとする問題点) ところで、成形荷重と成形品重量との間には、第3図で
の点線とこれに連続する直線状の実線とからなる二次曲
線を描く相関関係があることは知られており、この曲線
における実質的に直線とみなし得る部分を、上記フィー
ドバック制御におけ、°る相関関係部分として使用する
ようになっている。
この使用部分は一次関数としてP=aW+bの相関式で
表わされる。この式において、Pは成形荷重または成形
基準荷重、Wは成形品の重量、aは定数、bは変数であ
る。
このような関数式を基礎にして上記従来方法は実施され
るが、実際の制御においては、定数aを固定し、サンプ
リングの度に得られる平均成形荷重と平均重量に応じて
変数すを逐次変更することによって、成形品重量が一定
化するように成形基準荷重Pを演算して、それを比較器
に自動設定するようになっている。
しかし、既述の関数式に平均成形荷重と平均重量とを与
えて演算するだけでは、粉末圧縮成形機の始動に伴って
定数aおよび変数すを自動的に求めることは不可能であ
る。したがって、実際上は、粉末の原料等によって異な
る定数aおよび変数すを求めるために、粉末圧縮成形機
を予備的に運転して、各種データを取出し、これらのデ
ータを人為的に計算処理して、それを上記関数式に入力
するという手間が必要であった。このような人為的な初
期入力は、第2図に示した成形荷重と成形品重量との間
に成立した二次面l1iA上における2点(第2図中B
、C)を求めて、この2点B、Cを1こ 通る直線りを引(という操作舎相当する。
さらに、以上の初期入力後の成形機の運転において、サ
ンプリングの度に平均成形荷重と平均重量とが上記関数
式に与えられて、その都度求められた成形基準荷重Pが
比較器に設定されるが、その際に変数すが例えばプラス
側に変化された場合における上記−次間数式は、同第2
図中直線Eで表わされ、これは上記直11Dに対して平
行である。
このような場合には、同第2図中Fが目標重量であると
すれば、これを得るのに必要な成形基準荷重がGの値だ
け下がって、より二次面I!Aから離れてしまう。つま
り、目標型IiFの場合における真正な成形基準荷重H
とのずれ量が大きくなって、その分、精度が損われる傾
向がある。
しかも、上記の初期入力おいて上記二次曲mA上の2点
B、Cを求める際に、例えば成形基準荷重Pが低圧側に
おいて実施される場合には、重量変化に対して成形荷重
変化が小さいから、点B1Cが非常に接近してしまい、
結果として上記直線りを求めることが困難化□するとい
う問題もあった。
したがって本発明の目的は、初期入力の手間を軽減でき
るとともに、いかなる成形基準荷重域においても高精度
の重量制御を行わせる得るようにした粉末圧縮成形機に
おける成形品の重量制御方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕ところで、
本発明者は、成形荷重と成形品重量との間の相関関係に
ついて、鋭意研究した結果、この関係は平均化された成
形荷重と成形品重量との間において成立し、一つ一つの
成形品については、同一重量であるにも拘らず、得られ
る成形筒り、このようにミクロ的には上記−機関数(P
=aW+b)で表わされる直線上に全て合致する程の相
関性を見出だし得ないことを発見した。なお、第3図中
−機関数(P=aW+t))で表わされる直線状部分の
両側に描いた2点鎖線間が、上記ばらつきの範囲を示し
ている。
上記の事実は次の実験により検証された。成形品の重量
を30019と定めて、粉末を計量して、20個の粉末
サンプルを用意して、これらの内半分の粉末サンプルを
同一の金型を用いて、厚み一定の条件下において次々に
圧縮成形を行って、その際の成形荷重を測定するととも
に、残る半数の粉末サンプルを一つ一つ異なる他の金型
を用いて、厚み一定の条件下において次々に圧縮成形を
行って、その際の成形荷重を測定した。
その結果、同一金型での成形においては成形荷重の平均
2290都に対して、約15Njの荷重のばらつきがあ
ったが、個別に金型を代えての成形においては上記平均
成形荷重に対して約45 Klのばらつきがあった。な
お、このような同一金型と異種金型とに見られる成形荷
重の差異は、粉末の物性や、金型のわずかな寸法差(臼
の孔径においては0.01−程度の寸法差があり、また
杵の長さにも0.02履程度の寸法差がある。)等に起
因しているものと推測される。
そして、本発明は上記従来の問題点を解決するために、
以上のように一つ一つの成形品については、同一重量で
あるにも拘らず、得られる成形筒って、−機関数(P=
aW+b)で表わされる直線上に全て合致する程の相関
性を見出だし得ないという事実を利用して、所定時間毎
の所定数のサンプリングの都度、上記−機関数の定数a
および変数すを夫々変更して二次曲線に可能な限り近似
する一次関数を求められるようにしたものである。
つまり、本発明は、粉末圧縮成形機を初めから正常な成
形状態にして動作させ、それによって圧縮成形される成
形品を所定時間毎に所定数自動的にサンプリングして、
これらサンプリングされた成形品についての個々の重量
を測定する。そして、これら重量をその大きさに応じて
上位孟鰻グループと下位tiffiグループとに分けて
、これら両グループの平均ff1filを夫々自助的に
算出し、また、サンプリングされた成形品全体について
の全体平均荷重を自動的に算出することの内、少なくと
も前者の演算を実行する。これとともに、上記サンプリ
ングされた成形品と対応する圧縮成形時の成形荷重を、
その大きさに応じて上位荷重グループと下位荷重グルー
プとに分けて、これら両グループの平均荷重を夫々自動
的に算出し、また、上記サンプリングされた成形品と対
応する圧縮成形時の成形荷重全体についての全体平均荷
重を自動的に算出することの内、少なくとも前者の演算
を実行する。
以上のような上位および下位のグループ分けは、既述の
ように平均化された成形荷重と成形品重量との間におい
ては成形荷重と成形品重量との相関関係が成立するもの
の、一つ一つの成形品については、同−重量であるにも
拘らず、得られる成形あるという事実に基づいて採用さ
れた手法である。
そして、各グループの平均値は、二次曲線に対して一次
関数式が描く交点に相当する。
この後に、上記上位重量グループの平均重量から下位重
量グループの平均重量を差引いた値で、上記上位荷重グ
ループの平均荷重から下位荷重グループの平均荷重を差
引いた値を割算して、成形荷重と成形品重層との間に成
立する相関関係を示す(P=aW+b)の相関式におけ
る定数aの値を自動的に算出する。次に、この定数aと
ともに上記上位または下位のグループ平均重量とグルー
プ平均荷重、あるいは上記全体平均mlと全体平均荷重
を上記相関式に与えて、この式における変数すを自動的
に算出する。
この演算処理により、所定時間毎に所定数のサンプリン
グをする都度、上記−次関数の定数aおよび変化数すを
夫々変更して二次曲線に可能な限り近似する一次関数が
求められる。
そして、このようにして算出した上記定数aおよび変数
すと上記相関式におけるWとしての目標重量とを上記相
関式に与えて、上記目標重量Wを得るための成形基準荷
重Pを自助的に算出し、この成形基準筒EIIPを圧縮
成形の都度成形荷重が入力される比、較器に自動的に設
定する。そうすると、この比較器に設定された成形基準
荷重の限界を超える成形荷重の変化に対して、それに応
じて比較器が下杵または臼の高さ位置を変化させる制御
出力を出力する。
〔実施例〕
第1図および第2図を参照して本発明の一実施例を以下
説明する。
第1図中1は回転式打錠機の回転盤で、その周縁部の同
一円周上には複数個の臼2が等間隔毎に取付けられてい
る。回転盤1の上面には粉末供給器3が配設され、この
内部には例えば回転攪拌部材4が必要により設けられて
いる。符号5および6は各日2に対応して上下動自在に
配設された上杵および下杵で、下杵6の先端部は臼2の
底をなして常に臼2内に挿入されている。
これら上下柱5,6は図示しない各種の案内軌道に案内
されて上下動されるとともに、特に粉末供給位置におい
ては上下動調節される重量レール7により案内されるよ
うになってい°る。さらに、上下柱5.6は圧縮成形位
置にて杵先部を互いに接近させるように軸線方向に移動
されて、臼2内の粉末の圧縮を行う。圧縮成形位置には
上ロール8、下ロール9が配設され、これらの間を上下
柱5.6が通過することにより、必要な圧縮力を得るよ
うになっている。
そして、上下ロール8.9のいずれか一方例えば下ロー
ル9の支持体9aに接して、下杵6に加わる圧縮成形時
の成形荷重を電気量に変換するロードセルなどの荷重−
電気変換器10が設けられている。この変換器1oの出
力端には増幅器11および積分回路12を順次介して比
較器13が接続されている。比較器13は、これに後述
のようにして自動的に設定される重量調節用の成形基準
荷重の上限および下限の範囲内に、積分回路12からの
出力の値があるか否かを判断して、成形基準荷重の限界
を超える場合にはそれに応じた制御信@aを出力するよ
うになっている。なお、この比較器13には不良品排出
用の基準荷重と、機械停止用の基準荷重も必要により設
定される。
この比較器13の出力端にはスイッチ14を介して昇降
装W115の昇降駆動源16が接続されている。スイッ
チ14は比較器13への初めの設定が完了するまでは開
放され、設定完了により自助的に閉じるように電気的に
制御されるものである。
そして昇降装0!15は、サーボモータなどからなる昇
降駆動源16と、重量レール7を支持してガイド17に
沿って昇降される昇降軸18と、この軸18に形成した
ねじ部に内周歯部を噛合させた歯車19と、この歯車1
9の外周歯部に噛合されて昇降駆動源16により回転さ
れる駆動歯車20とから形成されている。
増幅器11の出力は、ピーク値ホールド回路21を介し
て比較器13に供給されるようになっている。したがっ
て、ピーク値ホールド回路21からの出力の値が上記不
良品排出用の基準荷重の上限および下限を超えた場合に
、比較器13は不良品排出用の制御出力すを排出装置2
2に供給するようになっている。排出装置!22は、比
較器13からの出力すを所定数連続して受けた際に、回
転盤1上の一対のスクレーバ23.24のうち例えば前
側のスクレーバ23を、回転11の上方または外方へ移
動させ、それによって後側の固定スクレーバ24から不
良品を自動排出させるものである。ざらに、ピーク値ホ
ールド回路21からの出力の値が上記機械停止用の基準
荷重の上限および下限を超えた場合に、比較器13は機
械停止用の制御信号Cを出力するようになっている。
ピーク値ホールド回路21の出力はA/D変換器25、
およびインターバルタイマ回路26を順次介して荷重演
算部27に供給されるようになっている。荷重演算部2
7は、後述のようにしてサンプリングされる成形品Xに
対応する圧縮成形時の成形荷重を演算処理するために使
用される。つまり、演算部27は、インターバルタイマ
回路26から所定時間毎に所定数の成形荷重が入力され
る度に、その所定数の成形荷重をその大きさに応じて上
位荷重グループと下部荷重グループとに分けて、これら
両グループの夫々についてのグループ平均荷重を算出す
る演算処理と、成形荷重が入力される度に、入力された
成形荷重全体についての全体平均荷重を算出する演算処
理を自動的に行うものである。なお、本実施例において
上位グループは成形荷重の最大値のものから値が順に小
さくなる側にデータ総数の半分に当る数で構成され、同
様に下位グループは成形荷重の最小値のものから値が順
に大きくなる側にデータ総数の半分に当る数で構成され
る。
また、上記スクレーバ23から取出される成形品Xを導
くシュート28には、サンプリングシュート29が分岐
されているとともに、常時サンプリングシュート29の
入口を閉じて成形品Xをシュート出口28aに向わせる
シャッタ30が取付けられている。シャッタ30は上記
インターバルタイマ26に同期して所定時間毎に繰返し
て動作するレノイドなどの駆動装置31で動作される。
そして、シャッタ30はその開放時に第1図中2点鎖線
のように変位されて、成形品Xをサンプリングシュート
29に導くようになっている。
サンプリングシュート29の下方には供給器32および
自動秤I器33が配設されている。供給器32は成形品
Xを受取って、その中から予め定めた数量だけ取出す図
示しない機構を備えていて、この供給器32から自動秤
量器33に所定数の成形品Xがサンプルとして供給され
るようになっている。自動秤m器33は、例えば天秤機
構に変位−電気変換器等を組合わせて形成されていて、
サンプリングの度毎にサンプリングされた成形品Xにつ
いて1a!ずつ重量を測定するものである。
この自動秤量器33の出力端にはIll演篩部34が接
続されている。この演算部34は、サンプリングされた
成形品Xについて個々に測定された重量を、その大きさ
に応じて上位重量グループと下部重量グループとに分け
て、これら両グループの夫々についてのグループ平均重
量を算出する演算処理と、サンプリングされた成形品全
体についての全体平均重量を算出する演算処理を自動的
に行うものである。なお、本実施例において上位グルー
プは成形品重量の最大値のものから値が順に小さくなる
側にデータ総数の半分に当る数で構成され、同様に下位
グループは成形品重量の最小値のものから値が順に大き
くなる側にデータ総数の半分に当る数で構成される。
そして、この重量演算部34の出力端および上記荷重演
算部27の出力端は夫々相関式演算部35に接続されて
いる。この演算部35は、成形荷重Pと成形品重量wと
の間に成立する相関関係を示す相関式(P=aW+b)
を基礎として、上記上位重量グループの平均重量から下
位重量グループの平均重量を差引いた値で、上記上位荷
重グループの平均荷重から下位荷重グループの平均荷重
を差引いた値を割算して、上記相関式(P=aW+b)
における定数aの値を自動的に算出する演算処理と、こ
の定数aとともに上記全体平均重量と全体平均荷重とを
上記相関式(P=aW+b)に与えて、この式における
変数すを自動的に算出する演算処理をなすものである。
ざらに、この相関式演算部35の出力端には比較演算部
36が接続されている。この比較演算部36は、相関式
演算部35で算出された上記定数aおよび変数すと上記
相関式(P=aW+b)におけるWとしての目標重量と
を上記相関式に与えて、上記目標重量Wを得るための上
記成形基準筒ff1Pを自動的に算出する演算を行うも
のである。
なお、この演算部36は上記不良品排出用および機械停
止用の上下限の演算も予め設定された演算式にしたがっ
て同時に行うようになっている。そして、この演算部3
6の出力端には上記比較器13が接続されており、比較
演算部36の演算結果である成形基準荷重Pは比較器1
3に自動的に設定されるようになっている。
なお、以上の構成において第1図中点線で囲んだ部分は
本実施例の場合マイクロコンピュータによって形成され
ている。
上記構成の重量制御系を備えた回転式打錠機は、その制
御盤にてサンプリングの数の指定、サンプリングのイン
ターバル時間の指定、および比較演算部36に対して目
標重量を設定した後に、直ちに正常な運転を開始するこ
とによって使用できる。
つまり、正常運転の開始に伴って、スクレーバされるシ
ャッタ駆動装g!30により、シャッタ30を介して所
定時間ごとに所定数ずつ自動的にサンプリングされる。
そして、サンプリングされた成形品Xのうち所定数は供
給器32を介して自動秤量器33に供給されるから、こ
の秤量器33により所定数の成形品Xの夫々についての
1ullが個々に測定され、その結果は重量演算部34
に出力される。そうすると重量演算部34は、サンプリ
ングされた成形品Xについて個々に測定された重量を、
その大きさに応じて上位重量グループと下部[1グルー
プとに分けて、これら両グループの夫々についてのグル
ープ平均量1wh、 wletE[出するとともに、サ
ンプリングされた成形品全体についての全体平均重量W
を算出する。この重量演算部34での演算結果は相関式
演算部35に出力される。
一方、圧縮成形時に、下杵6に作用する成形荷重は、下
ロール9とその支持体9aを介して荷重−電気変換器1
0で取出され、その電気量は増幅して荷重変換部27に
供給さ′れる。この荷重演算1部27は、インターバル
タイマ回路26から所定時間毎に所定数の成形荷重が入
力される度に、その所定数の成形荷重を大きさに応じて
上位荷重グループと下部荷重グツ1−プとに分けて、こ
れら両グループの夫々についてのグループ平均量m p
h。
plを算出するとともに、成形荷重が入力される度に、
入力された成形荷重全体についての全体平均荷重pを算
出する。この荷重演算部27での演算結果は相関式演算
部35に出力される。
そうすると、相関式演算部35は、まず、上記上位fi
!グループの平均量1whから下位重量グループの平均
mmwlを差引いた値で、上記上位荷重グループの平均
荷重phから下位荷重グループの平均荷重p1を差引い
た値を割算して、成形筒fIPと成形品重量Wとの間に
成立する相関関係を示す上記相関式(P=aW+b)に
おける定数aの値を自動的に算出する。この演算に係る
演算式はa −(ph−pl) / (wh−wl)で
ある。つぎに、相関式演算部35は、この定数aととも
に上記全体平均重量Wと全体平均荷重pとを上記相関式
(P=aW+b)に与えて、この式における変数すを自
動的に算出する。この演算に係る演算式はb−(p−a
w)である。以上のようにして相関式演算部35は相関
式(P=aW+b)における定数aと変数すとを夫々求
めることができる。なお、本実施例では、変数すを求め
る際に、全体平均荷重pおよび全体平均m11wを与え
たから、変数すの誤差を最も少なくできるものである。
そして、この相関式演算部35の出力は比較演算部36
に取込まれるから、この演算部36は、目標重量が既に
与えられている相関式(p=aW+b)に上記定数aお
よび変数すを与えて、上記目js重ff1Wを得るため
の上記成形基準荷重Pを自動的に算出する。ざらに、こ
の演算部36の出力(成形基準荷重P)は比較器13に
自動的に設定される。
したがって、成形基準荷重Pと比較器13に積分回路1
2を通って入力されてくる成形荷重との比較にもとづい
て、フィードバックコントロールが実施される。
すなわち、以上のようにして初めのサンプリングに伴っ
て相関式の定数aおよび変数すが自動的に求められるの
で、これらを求める為の特別な手数と時間を初期設定の
際に要することがなくなり、既述のようにサンプリング
の数とインターバル時間と目標重量の設定をするだけで
初期設定が済む。
これとともに、上記相関式の指定も電気的ないしは電子
的なデータの取込みと演算処理で実行されるので、単時
間でかつ迅速に、しかも設定間違いを生じることな〈実
施できる。そして、これに伴って、成形品の損失も少な
くできる。
それだけでなく、相関式の指定のためのデータは回転式
打錠機を正常に運転させた条件化で得るものであるから
、データが正確であり、それに伴って相関式を正確に指
定できる。
そして、この後に繰返して実施されるサンプリングの度
に以上のようにして定数aと変数すとが自動的に設定し
直され、それをもとに得られる成形基準筒ff1Pが比
較器13に設定されるから、目標重量Wに対する真正な
成形基準荷重Pのずれ量を少なくして、その分、重量制
御の精度を高めることができる。
つまり、初めに比較器13設定された一次関数を表わす
直線が第2図中D(なお、これは従来で述べたものと同
じとする。)であるとすれば、この直線りと二次曲線A
との二つの交点(第2図中B、C)は、夫々グループ平
均量ti bphとグループ平均量it bwhの交点
(つまり第2図中8)、および夫々グループ平均荷重b
pl とグループ平均量lbwlとの交点(つまり第2
図中C)に相当する。
そして、次のサンプリングにもとすいて比較器13に設
定された、−次間数を表わす直線は、定数aおよび変数
すが共に変わることにより、第2図中の直線Iとなる。
この場合、直線Iと二次曲線Aとの二つの交点(第2図
中J、K)は、夫々グループ平均量ff1jphとグル
ープ平均量ljwhとの交点(つまり第2図中J)、お
よび夫々グループ平均量i kphとグループ平均ii
1kwlとの交点(つまり第2図中K)に相当する。こ
のような場合に従来と同じく同第2図中Fが目標重量で
あるとすれば、これを得るのに必要な成形!!準荷重は
Lの値だけ上がって、より二次曲線Aから近くなる。つ
まり、真正な成形基準荷重Hとのずれ量を少なくできる
ものである。
しかも、上記二次曲線A上の2つの交点を求める手法と
して、所定数のサンプルについての成形荷重および成形
品重量を、上位と下位のグループに仕分けして、夫々の
グループについて平均値を演算するようにしたから、例
えば成形基準荷重Pが低圧側において実施する場合、つ
まり、重量変化に対して設定荷重変化が小さい条件下で
あっても、既述のグループ分けにより、上記二次面IQ
A上の2つの交点を必ず求めることができ、それによっ
て以上の重量制御を確実に実施させることができる。
なお、上記−実施例は以上のように構成したが、本発明
の実施において上下各グループの分は方は、サンプル数
の半分ずつに限るものではなく、例えば、上位側および
下位側とも、その最大値および最少値から2/3または
1/3の数をグループとして抽出してもよいし、あるい
は最大値および最少値側の数個はグループの抽出に当っ
て含ませないようにしてもよい。また、荷重演算部およ
び重量演算部においては全体荷重平均および全体重量平
均は、必ずしも算出する必要はない。その場合、相関式
演算部で変数すを算出する際には上位または下位のグル
ープ平均荷重とグループ平均111の値を夫々使用する
。さらに、重量演算部34の演算機能は自動秤量器31
が備えるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、初期入力において
相関式を定めるための手間を省略できるとともに無駄に
捨てられる成形品を少なくでき、そして、相関式の変数
だけでなく定数もサンプリングの度に設定し直すように
したから、いかなる設定荷重域においても高精度の重f
11制御を行わせる得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する重量制御装置の一例を示
す構成説明図、第2図は本発明と従来例との重量制御特
性の比較図、第3図は成形荷重と成形品重量との関係を
示す特性図である。 4・・・臼、6・・・下杵、13・・・比較器、26・
・・インターバルタイマ回路、27・・・荷重演算部、
29・・・サンプリングシュート、30・・・シャッタ
、31・・・シャッタ駆動装置、33・・・自動秤量器
、34・・・重連演算部、35・・・相関式演算部、3
6・・・比較演算部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図 −W感形品重量(m9) 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 厚み一定の成形条件下で成形品を成形するとともに、圧
    縮成形時に自動的に取出される成形荷重を比較器に入力
    させ、この比較器に設定された成形基準荷重の限界を超
    える上記成形荷重の変化に対応して、下杵または臼の高
    さを変化させて臼への粉末供給量を調節するようにした
    粉末圧縮成形機において、 圧縮成形される成形品を所定時間毎に所定数自動的にサ
    ンプリングして、これらサンプリングされた成形品につ
    いての個々の重量を測定してから、これら重量をその大
    きさに応じて上位重量グループと下位重量グループとに
    分けて、これら両グループの平均重量を夫々自動的に算
    出し、また、サンプリングされた成形品全体についての
    全体平均重量を自動的に算出することの内、少なくとも
    前者の演算を実行するとともに、 上記サンプリングされた成形品と対応する圧縮成形時の
    成形荷重を、その大きさに応じて上位荷重グループと下
    位荷重グループとに分けて、これら両グループの平均荷
    重を夫々自動的に算出し、また、上記サンプリングされ
    た成形品と対応する圧縮成形時の成形荷重全体について
    の全体平均荷重を自動的に算出することの内、少なくと
    も前者の演算を実行した後、 上記上位重量グループの平均重量から下位重量グループ
    の平均重量を差引いた値で、上記上位荷重グループの平
    均荷重から下位荷重グループの平均荷重を差引いた値を
    割算して、成形荷重と成形品重量との間に成立する相関
    関係を示す(P=aW+b)の相関式における定数aの
    値を自動的に算出し、次に、この定数aとともに上記上
    位または下位のグループ平均重量とグループ平均荷重、
    あるいは上記全体平均重量と全体平均荷重を上記相関式
    に与えて、この式における変数bを自動的に算出した後
    に、 このようにして算出された上記定数aおよび変数bと上
    記相関式におけるWとしての目標重量とを上記相関式に
    与えて、上記目標重量Wを得るための上記成形基準荷重
    Pを自動的に算出し、この成形基準荷重Pを上記比較器
    に自動的に設定することを特徴とする成形品の重量制御
    方法。
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