JPH01111458A - 竪型ミル - Google Patents

竪型ミル

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JPH01111458A
JPH01111458A JP26900787A JP26900787A JPH01111458A JP H01111458 A JPH01111458 A JP H01111458A JP 26900787 A JP26900787 A JP 26900787A JP 26900787 A JP26900787 A JP 26900787A JP H01111458 A JPH01111458 A JP H01111458A
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moisture
mill
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進 内山
Kanzaburo Sudo
須藤 勘三郎
Haruo Takahashi
高橋 晴雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、たとえば5%程度の付着水分なもっているセ
メント原料などの粉粒体を粉砕する竪型ミルに関し、も
つと詳しくは、ケーシング内で鉛直輪線まわりに回転自
在に設けらるテーブルの上面にローラが圧接されてテー
ブルとローラとの間で粉粒体を粉砕する竪型ミル手段を
備えた竪型ミルに関する。
背景技術 輿望的な先行技術は、第6図に示されている。
竪型ミルのケーシング1内には、鉛直軸線を有するテー
ブル2が備えられ、このテーブル2には複数のローラ3
が圧接される。シュート4の上部である投入口5から投
入される原料は、テーブル2とローラ3との間で粉砕さ
れる。テーブル2の外周面と、ケーシングlの内周面と
の間隙あるいはノズル6には、ガス取入れロアから熱ガ
スが供給される。テーブル2とローラ3との間で粉砕さ
れた粉本は、遠心力によって半径方向外方に走り、この
粉体は間隙あるいはノズル6からの熱ガスによって上方
に持上げられ、同時に乾燥が行われる。
ケーシング1内には、分級機8が収納されており、この
分級R8は、コーン9の上部に設けられた固定案内羽根
10と、回転分級羽根11とを含む。
間隙あるいはノズル6から持上げられた粉体は、分級機
8に気流搬送され、この分級機8で細粉と1■粉とに分
級され、粗粉は戻り粉として矢符12のように落下して
再びテーブル2上に戻されて、再び粉砕される6分級機
8による細粉は、原料籾としてミル排ガスとともに出口
13から竪型ミルの外に搬送される。出口13からの原
料粉は、原料の乾燥粉砕としては完了したものである。
投入口5から投入される原料゛は一般に、5%程度の付
着水分を持っており、出口13からの原料粉中の付着水
分は0.1〜0.3%以下とされ、このためにミル排ガ
ス温度は70〜100℃の範囲に渫たれる。
このような第6図に示される先行技術では、ケーシング
1内に分級v1−8が設けられており、回転分級羽根1
1を駆動するために、ジューI〜4と同心外側に駆動筒
14が設けられ、この駆動筒14はベルト15を介して
モータ16によって回転駆動される。したがって竪型ミ
ル全体の構成が大形化するとともに、構成が複雑になる
という問題がある。
またこの第6図の先行技術では、シュート4の上部であ
る投入口5が高いので、投入すべき原料をそのような高
所まで運搬する必要があり、プラントとしてのレイアウ
ト上、不利である。
このような問題を解決する他の先行技術は、第7図に示
されている。竪型ミル18は、ケーシング19内にテー
ブル20が設けられ、このテーブル20にローラ21が
圧接される。ケーシング1つの上部に形成された投入口
22から投入された原料は、竪型ミル18で粉砕され、
テーブル20の外周面と、ケーシング19の内周面との
間の間隙あるいはノズル23およびシュート24に落下
する。こうして竪型ミル18で一次粉砕が行われた粉体
は、シュート24から二次粉砕のためのチューブミル2
5に導かれる。チューブミル25で多数の粉砕媒体によ
って粉砕された粉体は、バゲットエレベータ26によっ
て上昇され、分級機27で分級される0分級機27によ
って分級された粗粉は、戻り粉としてチューブミル25
に再び戻され、 t([1粉は原料粉として製品となる
。集塵器28によって捕集された粉体もまた原料粉とな
る。
集塵器28には、誘引ファン2つが連結される。
こうして−次粉砕として粗粉砕効率が高い竪型ミル18
を用い、二次粉砕のために微粉砕効率が高いチューブミ
ル25を用いることによって、トータル的な省エネルギ
を達成することができる。
またチューブミル25だけの粉砕時と同等な品質、すな
わち粒度分布などが得られて安心である。もしも竪型ミ
ル18だけを用いて粉砕を行うときには、微粉が少なく
粒度構成領域が侠<、シなか−)で製品によっては問題
となることがあるれけども、第7図に示されるようにチ
ューブミル25をも用いることによって、このような問
題を解決することができる。またチューブミル25が既
設の微粉砕機として用いられているとき、そのチューブ
ミル25を二次粉砕のために流用でき、これによって改
造コストが低くて大幅な粉砕能力の向上を果たし、しか
も粉砕効率の向上を果たすことができる。
発明が解決すべき問題点 このような第7図に示された先行技術では、−次粉砕を
行う竪型ミル18に熱ガスを導入しないときには、原料
中の付着水分によって粉体がテーブル20およびローラ
21に付着してしまい、粉砕効率が低下するとともに、
運転が不可能となってしまう。
竪型ミル18に前述の第6図に示されるようにして熱ガ
スを導入し、これによって被粉砕物をほぼ全乾状態(付
着水分が0.5%以下)にすると、二次粉砕を行う微粉
砕のためのチューブミル25では、粉体は過乾燥状態と
なり、そのため静電気などによって凝集およびチューブ
ミル25のミルライナおよび粉砕媒体であるボールへの
付着が激増し、粉砕効率が悪化する。またチューブミル
25では発熱により粉体が全乾状態となると同時に、チ
ューブミル25から排出される粉体の温度が異常に高く
なり、そのため後段にクーラーなどの付属設備を必要と
する他に、粉体の種類によっては温度の上昇によって品
質の劣化が問題となる。
チューブミル25内での粉体が乾燥し過ぎるのを防ぐた
めに、チューブミル25内に散水を行うことが考えられ
るけれども、そのようにしても上述の問題を完全に解決
するには至らず、散水を行う手段を設けることによって
コストが上昇し、また保守が面倒となり、さらにまたト
ータル熱エネルギ的にも、竪型ミルで乾燥し、次に散水
し、その後チユーブミル25で乾燥するというステップ
が行われて熱損失が大きい。
さらにまた竪型ミル18に多量の熱ガスを導入すると、
テーブル20の外周面とケーシング19の内周面との間
の間隙あるいはノズル23におけるガス流量が増大し、
粉体が気流搬送される。したがって竪型ミル18内に前
述の第5図に示されるような分級機8を設ける必要が生
じ、そのようにすれば構成が複雑になり、コストの増大
をきたす。しかもこのようなケーシング19内に分級機
8を設けると、圧力損失が増大する。さらにまた竪型ミ
ル18とチューブミル25とからの誘引ファン29によ
る吸引ガス流量が増大し、また散水を行うときには散水
蒸気をも吸引することになり、これによってファン29
などのプラント設備を大形化する必要が生じ、プラント
の動力原単位を悪化させることになる。
本発明の目的は、構成が簡略化され、効率が向上される
ようにした竪型ミルを提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明は、ケーシング内で鉛直軸線まわりに回転自在に
設けられたテーブルの上面にローラが圧接され、粉砕さ
れた粉体がテーブルの外周面とケーシングの内周面との
間の間隙あるいはノズルから排出される竪型ミル手段と
、 ケーシング内に熱ガスを供給する手段と、竪型ミル手段
から排出される粉体の付着水分が0.5〜5%の範囲に
あるように制御する付着水分制御手段とを含むことを特
徴とする竪型ミルである。
好ましい実施態様では、前記付着水分制御手段は、 竪型ミル手段から排出される粉体の付着水分を検出する
手段と、 検出手段からの出力に応答して、熱ガス供給手段から竪
型ミルに供給される熱ガスの流量および温度の少なくと
もいずれか一方を制御する手段とを含むことを特徴とす
る。
また好ましい実施態様では、前記は着水分制御手段は、 竪型ミル手段から排出される排ガスの温度を検出する手
段と、 検出手段からの出力に応答して、熱ガス供給手段から竪
型ミルに供給される熱ガスの流量および温度の少なくと
もいずれか一方を制御する手段とを含むことを特徴とす
る。
さらにまた好ましい実施態様では、前記付着水分制御手
段は、 竪型ミル手段に投入される粉体に、乾燥した粉体を混合
して竪型ミル手段から排出される粉体の含水率を低下す
ることを特徴とする。
fj用 本発明に従えば、テーブルの上面にローラを圧接して粉
砕する竪型ミル手段のケーシング内に熱ガスを供給し、
竪型ミル手段におけるテーブル外周面とケーシングの内
周面との間の間隙あるいはノズルから排出される粉本の
f付着水分が0.5〜5%の範囲、好ましくは1〜3%
の範囲にあるようにしたので、竪型ミルは高い粉砕効率
で、しかも、むやみに熱ガスの流量、温度を増大させる
必要なしに、安定な運転を持続することが可能になる。
また熱ガスの流■を少なくすることができるので、粉体
が竪型ミル手段において、気流搬送される割きが少なく
なり、しかも気流搬送される粉体は微粉のみであり、そ
のなめ竪型ミル手段内に分級機などを必要とせず、たと
え分級機を必要としても上述のように熱ガスの流量が少
なく、気流搬送される粉本が少量であり、しかも微粉だ
けであるので、そのような分級機の構成を小形化するこ
とができ、これによって竪型ミル手段を小形化すること
ができる。
竪型ミル手段から排出される粉体の付着水分が1%未満
、特に0.5%未満になると、後段のチューブミルで過
02燥状態となり、静電気で凝集しやすくなり、粉砕効
率が低下し、その粉砕時に粉f本の温度が異常に上昇し
1品質の劣化が問題となる恐れもあり、さらに後続のサ
イロやエアスライドなどの設備で閉塞を生じるトラブル
の原因となる恐れがある。
付着水分5%を超えたときには、竪型ミルのテーブルお
よびローラなどに粉体が付着し、粉砕効率が低下し、運
転が不可能になり、また後続のサイロおよびエアスライ
ドなどの設備が閉塞する恐れがある。
また竪型ミルの付着水分1%未満、特に0.5%未満で
は、竪型ミルの発塵が激しくなり、シュートなどに集塵
装置が必要となるなどハンドリングが複雑となる。
これに対し竪型ミル手段から排出される粉体の付着水分
が0.5〜5%、好ましくは1〜3%の範囲にあるよう
に制御する付着水分制御手段を含めば、帖燥熱源として
の熱ガスが最小限で済み、この点での省エネルギ効果が
大きい。また構成の小形fヒを図ることができ、これに
よってコストを低減し、電力原単位の低減が可能になる
実施例 第1図は、本発明の一実施例の全体の系統図である。竪
型ミル手段31は、ケーシング32とそのケージング3
2内に鉛直回転軸線まわりに回転自在に設(すられたテ
ーブル33と、このテープlし33上に圧接されて被粉
砕物を粉砕するためのローラ34と、テーブル33を回
転駆動する手段35とと含む。ケーシング32の上部に
は、シュート36が設けられ、たとえば約5%程度の付
着水分を含むセメント原料などの被粉砕物などが矢符3
7のように投入される。シュート36から原料が投入さ
れることによって、テーブル33とそれに圧接されるロ
ーラ34とによって粉砕が行われる。この粉砕された粉
体は、テーブル33の外周面とケーシング32の内周面
との間隙あるいはノズル38から出口39を経て排出さ
れ、シュート40によって導かれる。ローラ34は周方
向に間隔をあけて複数個設けられる1間隙あるいはノズ
ル38にはその下方で熱風人口41から熱風が供給され
、間隙あるいはノズル38から吹き上げられる。この熱
風によってシュート36から投入される原料が乾燥され
、これによって出口39から排出される粉本の付着水分
が低減され、含水率が低減される。ここでいう含水率と
いうのは、付着水分を持っている粉体の総重凰に対する
付着水分の比をいう。さらにまたローラ34の下部でテ
ーブル33け近には、ノズル42が設けられ、ここから
もまた熱風が吹き1寸けられる。さらにまたローラ34
の上部には、ノズル43が設けられ、熱風が吹き付けら
れる。
熱風発生炉44は管路45から供給される液体燃料を燃
焼して熱風を発生する。管路45には流量制御弁46お
よび流量計47が設けられる。熱風発生炉44からの熱
風は、管路48を経て熱風入口41に吸引される。この
熱風入口41に吸引される熱風の流量はダンパーなどに
よって実現さ−れる流量制御弁49によって制御される
。ノズル42.43には、管路50.51を介して熱風
か供給され、各熱風の流量は流量制御弁52.53によ
って制御される。管路48には、流量制御弁54が介在
される。管路48にはまた流量制御弁55を介して管路
56から常温空気などの冷風が供給され、熱風の温度が
M御される。
竪型ミル手段31によって粉砕されて管路40に排出さ
れる粉本の一部は、計測手段57に与えられ、ここでf
t着水分量または含水率が計測される。計測手段57の
出力は、比較回路58に手えられ、予め定めた設定値と
比較し、その付着水分と設定値との差に基づいて制御回
路5つは、流量rrIJIl弁49 、52 、53f
)開度を制御する。ft着水分量が設定値よりも大きけ
れば、流量制御弁49.52.53の開度は大きくされ
、付着水分量が小さければその開度は小さくされる。1
寸着水分旦の制御に最も効果的なのは、流量制御弁52
の開度の制御であり、次に流量制御弁53の制御であり
、流量制御弁4つの開度の制御は他の2つの流量制御弁
52.53の開度の制御に比べて効果が小さい。
本発明の池の実施例として、比較回路58の出力を制御
回路60に与え、これによって流量制御311弁511
,55の開度を制御するようにしてもよい。
付着水分量が設定値よりも大きいときには、流量1i制
御弁54の開度を大きくし、かつ流量制御弁55の開度
を小さくする。この方法によれば、竪型ミルを通過する
トータルガス景を一定とすることができ、竪型ミルの運
転が容易で安定化する。
本発明のさらに他の実施例として、比転回i¥358の
出力を制御回路61に与え、これによって管路45から
熱風発生炉44に供給する燃料流量を流量制御弁46に
よって制御するようにしてもよい、f+着水分量が設定
値よりも大きいときには、流EkrrIItn弁46に
よる燃料流量を大きくする。
流量制御弁55の開度を制御して管路56から導入され
る冷風の流量を制御することによって、竪型ミル手段3
1から排出される粉本が乾燥し過ぎないようにされる。
第2図は、本発明のさらに池の実施例の系統図である。
この実施例における竪型ミル手段31は、第1図に示さ
れた実施例と同様な構成を有し、対応する部分には同一
の参照符を付す。注目すべきは、この実施例ではケーシ
ング32の上部に設けられた排ガス管路63から排出さ
れる排ガスの温度を温度検出手段64によって検出し、
この温度を比較回路65において比軸する。比較回路6
5の出力は、制御回路66に与えられる。制御回路66
は流量制御弁49,52.53の開度を制御する。比較
回路65において設定される排ガスの設定値は、たとえ
ば70℃以下の値に定められ、好ましくは60℃以下に
定められ、これによって竪型ミル手段31から排出され
るわ)体が乾燥し過ぎるのを防ぐ。
第3図は、管路63の排ガス温度と竪型ミル手段31か
ら管路40に排出される扮木の付着水分量との関係を示
すグラフである。排ガス温度と籾体の付着水分量とが対
応していることがわかる。
したがって制f11回路66において、排ガス温度が設
定値よりも高いときには、流量制御弁49,52.53
の開度を大きくし、あるいはこれらの流量制御弁49.
52.53の開度の比率を変fヒ調整してたとえば流量
制御弁52.53の開度を大きくし、その分だけ流量制
御弁4つの開度を小さくする。このような実施例によれ
ば、排ガスの温度は温度検出手段64によって簡単に、
しかも高精度で連続検出が可能であるという利点がある
本発明の他の実施例として第2図の比較回路65からの
出力を制御回路67に与え、これによって流量制御弁5
4.55の開度を制御するようにしてもよい。排ガス温
度が高くなったとき、流1制御弁54が絞られ、流ff
i 1TrlJ御弁55の開度が大きくされる。
本発明のさらに池の実施例として比較回路65の出力を
制御回路68に与え、これによって排ガス温度が高くな
ったとき、流量制御弁46の開度を小さく制御してもよ
い。
第4図は、本発明の他の実施例の系統図である。
前述の実施例と対応する部分には、同一の参照符を付f
。竪型ミル手段31には、熱風発生炉44から熱風が供
給される。竪型ミル手段31において粉砕された粉体は
、出口39から二次粉砕のためのチューブミル70に投
入される。チューブミル70において粉砕された粉体は
、バゲットエレベータ71によって気流式分級機72に
導がれ、ここで細粉は、管路73がら製品とゝしての原
料粉として排出される0分級機72において、分級され
たiIl粉は管路74がら竪型ミル手段31のシュート
36に戻される。
本発明の他の実施例として分級機72の粗粉をチューブ
ミル70に、管路75を介して戻すようにしてもよい。
竪型ミル手段31、チューブミル70および分級機72
は集塵器76を介して誘引ファン77に接続される。竪
型ミル手段31によって一次粉砕として粗粉砕を行い、
次にチューブミル70において二次粉砕として微粉砕を
行うことによって粉砕効率を向上することができる。分
級機72から管路74に排出される粗粉は乾燥されてお
り、この乾燥されている粗粉をシュート36に矢符37
で示されるように投入されるたとえば5%程度の1寸着
水分を含む原料と混合することによって、竪型ミル手段
31で粉砕される被粉砕物の全体としての付着水分量、
したがって含水率を低減することができる。
チューブミル70に代えて、第511fflに示される
ようにエアスエブトミル90であってもよい。このエア
スエプトミル90は粉体をボールなどの粉砕媒体に衝突
させて粉砕を行い、粉砕後の粉体は気流搬送されて排出
される構成を有する。したがって気流に含まれる微粉体
を分級機72に容易に搬送することができる。エアスエ
プトミル90がらの実線で示す粉体と破線で示す気体と
は、管路91を介して分級機72に導かれる。竪型ミル
31の上方からの微粉と気体とは、管路92を経て分級
機72に導かれる。分級機72において分級された粗粉
は、管路93を経て竪型ミル31に投入され、あるいは
また管路94を経てエアスエブトミル90に戻される0
分級fi72がらのj[75)は、管路73から製品と
して取出される。
効  果 以上のように本発明によれば、竪型ミル手段によって粉
砕された粉体の付着水分を制御することが可能になるの
で、高い粉砕効率で、しかもむやみに熱ガスの流量を増
大する必要なしに安定した運転を持続することが可能に
なる。また熱ガスの流量を少なくすることができるので
、省エネルギな実現することができる。また粉体が竪型
ミル手段において気流搬送される割合が少なくなり、し
かも気流搬送される粉体は微粉のみであり、そのため竪
型ミル手段内に分級機などを必要とせず、たとえ1分級
機を必要としても構成を小形化することができる。これ
によって装置全体を小形化することができ、したがって
コストの低減を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体の系統図、第2図は本
発明の池の実施例の全体の系統図、第3図は第2図の実
施例における竪型ミル手段31の排ガス温度とその竪型
ミル手段31から排出される粉体の付着水分量との関係
を示すグラフ、第4図は本発明の他の実施例の全体の系
統図、第5図は本発明の他の実施例の全体の系統図、第
6図は先行技術の断面図、第7図は他の先行技術の系統
図である。 31・・・竪型ミル手段、32・・・ケーシング、33
・・・テーブル、34・・・ローラ、38,42.43
.−。 ノズル、41・・・熱ガス入口、44・・熱風発生炉、
46.49,52,53,54.55・・・流量制御弁
、57・・・付着水分量の計測手段、58・・比軸回路
、59,60.61・・・制御回路、64・・・温度計
測手段、65・・・比較手段、66.67.68・・・
制御手段、70・・・チューブミル、72・・・分級機
代理人  弁理士 西教 圭一部 第3図 イ↑効りi</911(°ん)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシング内で鉛直軸線まわりに回転自在に設け
    られたテーブルの上面にローラが圧接され、粉砕された
    粉体がテーブルの外周面とケーシングの内周面との間の
    間隙から排出される竪型ミル手段と、ケーシング内に熱
    ガスを供給する手段と、竪型ミル手段から排出される粉
    体の付着水分が0.5〜5%の範囲にあるように制御す
    る付着水分制御手段とを含むことを特徴とする竪型ミル
  2. (2)前記付着水分制御手段は、 竪型ミル手段から排出される粉体の付着水分を検出する
    手段と、検出手段からの出力に応答して、熱ガス供給手
    段から竪型ミルに供給される熱ガスの流量および温度の
    少なくともいずれか一方を制御する手段とを含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の竪型ミル。
  3. (3)前記付着水分制御手段は、竪型ミル手段から排出
    される排ガスの温度を検出する手段と、検出手段からの
    出力に応答して、熱ガス供給手段から竪型ミルに供給さ
    れる熱ガスの流量および温度の少なくともいずれか一方
    を制御する手段とを含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の竪型ミル。
  4. (4)前記付着水分制御手段は、 竪型ミル手段に投入される粉体に、乾燥した粉体を混合
    して竪型ミル手段から排出される粉体の含水率を低下す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の竪型ミ
    ル。
JP26900787A 1987-10-24 1987-10-24 竪型ミル Expired - Lifetime JPH06102160B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008080285A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd バイオマス粉砕装置及びその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008080285A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd バイオマス粉砕装置及びその制御方法

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