JPH01111394A - 半導体レーザ - Google Patents

半導体レーザ

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JPH01111394A
JPH01111394A JP26909787A JP26909787A JPH01111394A JP H01111394 A JPH01111394 A JP H01111394A JP 26909787 A JP26909787 A JP 26909787A JP 26909787 A JP26909787 A JP 26909787A JP H01111394 A JPH01111394 A JP H01111394A
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JP
Japan
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layer
inp
semiconductor
substrate
semiconductor laser
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Pending
Application number
JP26909787A
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English (en)
Inventor
Masayuki Yamaguchi
山口 昌幸
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光フアイバ通信システムの光源として用いて
好適な信頼性の高い半導体レーザに関する。
(従来の技術) 光フアイバ通信システムは、光源である半導体レーザの
高信頼、高性能化に伴って、急速に実用化が進んだ、現
在ではNTTの日本縦貫400M b/S光ファイバ通
信システムが実用化されたのを初め、太平洋、太西洋横
断の光フアイバ通信システムも実用化されつつある。光
フアイバ通信に用いられる半導体レーザは、一般に波長
が111w以上のI nGaAsP/I nP系の半導
体から成り、発振特性の優れた埋め込みへテロ構造のも
のがほとんどである。その代表的なものに二重チャンネ
ル埋め込みへテロ構造半導体レーザ(以下、DC−PB
Hレーザと略記する)がある。
第3図にDC−PBHレーザの断面構造を示す。
n−1nP基板1のよにn−1nPバッファ層2、ノン
ドープInGaAsP活性層3、p−InPクラッド層
4からなるダブルへテロ構造(D H$3造)半導体に
2本の平行な溝11によって挾まれたメサストライプ1
2を有しており、このメサストライプ12の上部を除い
てp−1nPブロック層5及びn−InPブロック層6
が形成され、全面にp−InP埋め込み層7及びp”−
InGaAsPコンタクト層8が形成されている。電極
9及び10はそれぞれコンタクト層8及び基板1の表面
に形成されている。DC−PBHレーザではメサストラ
イプ12の両側のp−n−p−n電流ブロック構造によ
り、電流が効果的にメサストライプ12内の活性NJ3
に注入されるから、効率が高く、閾値電流が低い、また
、雰囲気温度50℃、70℃といった条件の厳しい信頼
性試験においても劣化は小さく、寿命時間は数10万時
間と推測されている(M、5EKI他、 1983年の
テクニカルダイジェスト、コンファレンス、オン、レー
ザーズ。
アンド、エレクトロオブティクス(CLEO’ 83)
 。
WO2)。
(発明が解決しようとする問題点) ところで光海底中継システムなどでは、その施設工事等
に莫大な費用を要するから、−世施設した装置等は故障
することなく半永久的に動作することが望ましい。その
ためには、数10万時間という半導体レーザの寿命は必
ずも十分とは言えない。
光中継装置の中には、半導体レーザの他にも、受光器や
周辺電子部品が納められているが、その中でも半導体レ
ーザの寿命は未だ一番厘いものとなっている。半導体レ
ーザの寿命を一層長くすることは重要な問題である。
本発明の目的は、信頼性が高く寿命の長い半導体レーザ
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前述の問題点を解決するなめに本発明が提供する手段は
、第1導伝型半導体基板上に活性層と第2導伝型クラッ
ド層とが積層されてなる多層半導体を有し、前記活性層
よりも深い2本の溝とこれら湧によって挾まれたメサス
トライプとが前記多層半導体に設けてあり、前記溝部に
電流ブロック。
用の第2導伝型または半絶縁性のブロック層が形成され
ている半導体レーザであって、前記溝部の前記ブロック
層と前記半導体基板との間に第1導伝型のバッファ層が
設けてあることを特徴とする。
(作用) 発明者らの実験によれば、第3図の構造のPC−PBH
レーザの劣化の主要因は溝部11のp −rnP埋め込
み15とn−InP基板1との界面を流れるリーク電流
!、の増加であることが判った。この様なリーク電流の
増加は、素子製作の過程に原因がある。即ち、DC−P
BHレーザはn−1nP基板1.n−InPバッファ層
2、活性層3、p−1nPクラッド層4からなるDH結
晶を第1回目の結晶成長で形成した後、溝部11をエツ
チングにより形成する。この時、溝部11の表面は一担
空気にさらされ汚れ等が付着する可能性がある。更に溝
11を形成したDH結晶上に第2回目の結晶成長により
上部の半導体層を形成する際、溝部11の表面は熱的ダ
メージを受ける。この様に溝部11では汚れが付着し、
又は熱的ダメージを受けた界面において、p”−n接合
が形成されることになる。この様なp−n接合面では界
面単位等ができ易く、長時間の通電により電流が漏れ易
くなる。
これを解決するためには、p−n接合面を熱ダメージを
受けた面からずらすことが有効である。
即ち、第2回目の結晶成長において、溝部11の表面上
に基板1と同じ導伝型の半導体層、即ちn型の半導体層
をまず最初に形成し、引き続きP−InPブロック層5
を形成するようにすればよい。
そうすることによりp−n接合面は熱ダメージを受けた
面よりもn型半導体層の厚さの分だけ上方にシフトする
ことになる。
(実施例1) 以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図は本発明の第1の実施例を示す半導体レーザの断
面図である。前述の従来例と同様の波長1.3冑帯のD
C−PBHレーザである。第1回目の結晶に成長により
、n−InP基板1の上に厚さ31Jwのn−InPn
ソバ1フフ I nGaAsP (波長組成1 、 3 uw )活
性層3、厚さluwのp−1nPクラッド層4を順次形
成した後、活性層3よりも深い2本の平行な消11とそ
れによって挾まれるメサストライプ12を形成する。
メサストライプ12め幅は1.5&11v、溝11の幅
は101Jv/である。第2回目の結晶成長では、溝部
11に露出したn−InP基板1及びn−1nPバッフ
ァ層2の側面を覆い、しかもp−InPクラッド層4の
側面になるべくかからないようにn−InP第2バッフ
ァ層21を形成し、更に、p−InPブロック層5及び
n−InPブロック層6をメサストライプ12の上部を
除く部分に形成し、p−1nP埋め込み層7及びp+−
1nGaAsPコンタクト層8を全面に、いずれもLP
E成長により形成する。n−InP第2バッファ層21
を形成する際、結晶成長用メルトの可飽和度を少く認定
することで、n−InP第2バッファ層21の結晶はメ
サストライプ部12及び溝11の端部のp−1nPクラ
ッド層4の側面にかかることなく成長される。最後に電
極9及び10をp”−I nGaAsPコンタクト層8
の上及びn−InP基板1の下に形成する。
こうして得られた半導体レーザは第2回目の結晶成長の
際、熱的ダメージを受けた溝部11の表面と、p−n接
合面が一致していないから良好な発振特性、高信頼性が
得られている0発振閾値電流は15n^、微分効率は0
.27W/八と良好であり、また第4図の駆動電流の時
間変化特性図に示したように、70℃−101の定出力
動作での長期寿命試験においても、本発明の素子は従来
構造のDC−PBHレーザより低い駆動電流で長時間に
わたって安定に発振を続けることが確められた。駆動電
流の劣化率は従来素子がγ−1x 10−’H、−’で
あったのに対し、本発明による半導体レーザではγ= 
5 x 10’−’H、−’であった。従って、推定寿
命時間は従来素子の約2倍に改善された。
(実施例2) 本発明はp−n−p−n電流ブロック構造を有する半導
体レーザだけならず、高抵抗層による電流ブロック構造
を有する半導体レーザにおいても有効である。第2図に
本発明の第2の実施例である半導体レーザの断面図を示
す、n−1nP基板1の上に厚さ3四のn −I nP
バッファ層2、厚さ0.1umのノンドープI nGa
AsP (波長組成1.31J+n)活性M3.厚さ2
 μmのp−InPクラッド層4及び厚さIIJIIの
p”−I nGaAsPコンタクト層8の各結晶を順に
成長した後、2本の平行な溝11とそれによって挾まれ
るメサストライプ12を形成する。消11の幅は20−
、メサストライプ12の形状は逆メサ形状とし、メサス
トライプ12の幅はトップで5μmである。その後、溝
部11のn −InP基板1及びn−1nPバッファ層
2の露出した面を覆うようにn−InP第2バッファ層
21を形成し、溝部11全体を埋めるFeドープ高抵抗
InP層31をいずれも気相成長法によって形成する。
p側半導体表面には、メサストライプ12の上部に窓を
有するSiO□絶縁膜32を形成した後に電@9を形成
し、n−1nP基板1の下に電極10を形成する。こう
して得られた高抵抗層埋め込み型半導体レーザでは、第
2回目の気相成長は、熱的ダメージを受けた溝部11の
表面と、n型半導体と高抵抗半導体との界面とが一致し
ていないように行っているから、長期通電によっても、
n型半導体−高抵抗半導体界面を通じて流れる漏れ電流
が非常に少く、高信頼性が得られている。50℃10n
Hの定出力動作での寿命試験では、動作電流の劣化率と
してγ= B x 10−’Hr−”が得られた。また
、第2のバッファ層21を設けなかった従来の高抵抗埋
め込み型半導体レーザよりも漏れが少い分、発振閾値電
流が低((20n^)、また微分効率は高かった(0.
2514/A) 。
尚、本実施例では波長1,3−帯のI nGaAsP/
InP系の半導体レーザの例を示したが、本発明は他の
波長帯、または他の半導体材料からなる半導体レーザに
おいても有効である。
(発明の効果) 本発明による半導体レーザは、信頼性に優れ長寿命であ
り、しかも従来素子に比べ漏れ電流が少いから、発振特
性にも優れており、光フアイバ通信用の光源としてIf
L1!iである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1及び第2の実雄側をそ
れぞれ示す断面図、第3図は従来の半導体レーザの一例
を示す断面図、第4図は本発明の半導体レーザと従来の
半導体レーザとを比較して示す駆動電流時間変化特性図
である。 図において、1はn−1nP基板、2はn−InPバッ
ファ層、3はInGaAsP活性層、4はp−InPク
ラッド層、5はp−InPブロック層、6はn−InP
ブロック層、7はp−1nP埋め込み層、8はp”−1
nGaAsPコンタクト層、9.10は電極、11は清
、12はメサストライプ、21はn−1nP第2のバッ
ファ層、31は高抵抗層、32は5to211Aである

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1導伝型半導体基板上に活性層と第2導伝型クラッド
    層とが積層されてなる多層半導体を有し、前記活性層よ
    りも深い2本の溝とこれら溝によって挾まれたメサスト
    ライプとが前記多層半導体に設けてあり、前記溝部に電
    流ブロック用の第2導伝型または半絶縁性のブロック層
    が形成されている半導体レーザにおいて、前記溝部の前
    記ブッロク層と前記半導体基板との間に第1導伝型のバ
    ッファ層が設けてあることを特徴とする半導体レーザ。
JP26909787A 1987-10-23 1987-10-23 半導体レーザ Pending JPH01111394A (ja)

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JP26909787A JPH01111394A (ja) 1987-10-23 1987-10-23 半導体レーザ

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JPH01111394A true JPH01111394A (ja) 1989-04-28

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JP26909787A Pending JPH01111394A (ja) 1987-10-23 1987-10-23 半導体レーザ

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