JPH01110594A - 炭化水素類の選択的水素化方法 - Google Patents

炭化水素類の選択的水素化方法

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JPH01110594A
JPH01110594A JP26663487A JP26663487A JPH01110594A JP H01110594 A JPH01110594 A JP H01110594A JP 26663487 A JP26663487 A JP 26663487A JP 26663487 A JP26663487 A JP 26663487A JP H01110594 A JPH01110594 A JP H01110594A
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hydrogen
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勝彦 石川
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中野 多美男
Masaru Ushio
賢 牛尾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は2個以上の二重結合および/または1個以上の
三重結合を有する不飽和炭化水素を含有する炭素数4個
以」二の炭化水素留分(原料炭化水素留分という)中の
該不飽和炭化水素を選択的に水素化する方法に関するも
のである。
従来技術およびその問題点 石油留分のスチームクラッキングによ′】て生成された
C1炭化水素留分け、ブテン−1、ブテン−2およびイ
ソブチンからなる混合物で、この中1こブタノエン、ア
セチレン類等が含有されており、このうちブタジェンが
大きな側合で含まれている。
そのブタノエンは、例えば、ジメチルホルム7ミド又は
N−メチルピロリドンのような極性溶媒による抽出また
は蒸留などの既知の方法によって分離される。
しかしながら上記のような方法でブタノエンを分離除去
した残りのC1炭化水索留分、いわゆる混合ブチレン中
には数百〜数千mol  ppmのブタジェンが残存し
ているのが一般的である。
該混合ブチレンはポリブテンの原料に使用され、また混
合ブチレン中に含まれるブテン−1は最近ポリマーの変
成材として急激にその用途が重視され、需要も大きなも
のとなりつつある。
該混合ブチレンをポリブテン原料として使用したり、混
合ブチレンの中からブテン−1を回収するためには可能
な限り、混合ブチレン中のブタンエンを水素添加などの
方法により、除去することが望ましい。
しかしながら公知の一般的な水素添加方法では、容易に
ブテン類の水素化によりブタン類が生成し、またブテン
−1の異性化によりブテン−2が生成するため、ブタノ
エンの水素添加萌に比ベブテン類およびブテン−1の収
率が低下してしまう。
これらを改良する方法(いわゆる選択性の改良)として
種々の方法が提案され一〇いる。
例えば水素〃ス中に一酸化炭素を存在させてブタジェン
の水素添加を行う方法(特公昭46−30808号公報
)、あるいはJtrt料C1留分中に一酸化炭素を添加
して、ブタノエンの水素添加を1tうH法(vf開昭5
8−85824号公?1)なトカ()を案されている。
また原料C,留分中に低級アルフールを添加する方法(
特開昭58−96683号公報)や反応系内にH2Oお
よびアンモニアを存在させる方法(vf開昭58−96
f384号公報)などが提案されている。
一力パラジウム触媒に銀を担持させて選択性改良を図る
ノj法特開昭57−18785号公報)も提案されてい
る。
しかしながらこれら公知の選択的水素化方法においても
工業的に有用なブテン−1の収率の面からは十分満足で
きるものではなく、選択性の改良が強く望まれていた。
本発明の目的は、原料炭化水素留分中のブテン−1から
ブテン−2への異性化を伴わずに、該留分中のジオレフ
ィン類およびアセチレン類を選択的に水素化するJj法
を提供することにある。
問題を解決するための手段 本発明名らは、このようなオレフィン類の異性化ならび
に過剰の水素化を伴わないジオレフィン類やアセチレン
類のイζ飽和炭化水素の選択的水素北方法について鋭:
0:研究を行い本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は、2個以上の二重結合および/また
は1個以上の三重結合を有する不飽和炭化水素を含有す
る炭素数4個以上の炭化水素留分中の該不飽和炭化水素
を多孔性8m酸化物にパラジウムを担持した触媒の存在
下で一酸化炭素を共存させて選択的に水素比重るJj法
において、電子供与体を存在させることを特徴とする炭
化水素類の選択的水素化方法を提供する。
本発明でいう炭素数4個以−1−の炭化水素留分(原料
炭化水素留分)とはナフサ等のスチームクラッキング等
によって得られるC、、C,炭化水素を主成分とする留
分で、ブテン−1、ブテン−2、イソブチン等のモノオ
レフィン系炭化水素、1.2−ブタジェン、1,3−ブ
タノエン、1t3−ペンタジェン、イソプレン等のジオ
レフィン系炭化水素、メチルアセチレン、エチルアセチ
レン、ビニルアセチレン等のアセチレン系炭化水素、ブ
タン、イソブタン等の飽和炭化水素を含有するものであ
る。 前記原料炭化水素留分中に含まれる2個以−Iz
の三重結合および/または1個以りの三重結合を有する
不飽和炭化水素としては、1,2−ブタノエン、1.3
−ブタジェン、1,3−ペンタノエン、メチルアセチレ
ン、エチルアセチレン、ビニルアセチレン等が挙1デら
れる6 萌記原料炭化水素留分中のアセチレン系炭化水素の含有
量は、通常i 、o o o〜J(J、00(lppm
、ジオレフィン系炭化水素の含有量は50 f) −1
0。
000 ppmの範囲にある。
本発明の選択的水素化は温度0−2 (10℃、好まし
くは()〜55℃の範囲で行うことがでさる。
圧力は1−100 kgf/ cm2、好ましくは5〜
30kl’?f/am2の範囲で行うことができる。
#X u /X 化水N fl19 (n 供給、jl
l(W II S V )fi 1−100b−’、好
ましくは5〜40h−’の範囲である。水素化の操作は
下降流又は上昇流で行うことがでトる。また気相又は液
相で操作してもよい。触媒としては多孔性無代酸化物担
体にパラジウムを担持したものを用いる。該担体として
はアルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ等の多孔性無機
酸化物を用いることができる。前記パラジウムの担持拭
は0.05−1.0LIlt%が好ましい、水素の供給
量は水素/ジオレフィンのモル比で1/1〜5/1、好
ましくは1/1・〜2/1がら選ばれる。水素ガスは純
粋な水素でもよいし、また窒素等の不活性ガスで希釈し
て用いることもできる。反応系内に添加する一酸化炭素
の添加量は10〜B、000mol  pp+sが好ま
しい。−酸化炭素は原料炭化水素留分中あるいは水素ガ
ス中のいずれに添加してもよい。
本発明でいう電子供−り体とぽ電子を相手にり−えやす
い物質である。例えば、アルコール類、エーテル類、窒
素化合物類、芳香族炭化水素等が挙げC)れる。
アルコール類としては炭素数1個以」−1好ましくは炭
素e!L1・−4個のアルコールが挙げられ、特にメタ
ノールが好ましい。エーテル類としては脂肪族、芳香族
、環式エーテルを挙げることがでさ、特にメチルターシ
ャリ−ブチルエーテルが好ましい。窒素化合物類として
はアン(ニア、アミン化合物等の窒素の水素化合物が挙
げられ、特にアンモニアが好ましい、アンモニアはアン
モニアガスまたは7ン毫ニア水のいずれの形でも用いる
ことができる。アミン化合物はアミンまたはポリアミン
である。芳香族炭化水素としてはベンゼン、トルエン、
エチルベンゼン、ナフタリン等が挙げられる。
また本発明で使用することかでbる電子供!7体として
、例えばナトリウム、カリウム、銀、銅、〃リウム、イ
ンジウム、クロム、モリブデン、ランタン等の金属が挙
げられる。特に銀が好ましく用いられる。これらの金属
は金属のまま又は金属化合物で用いることができる。
1ifj記の電子供与体は1種又は2種以上を混合して
用いることができる。
11J記のアルコール類、エーテル類、窒素化合物類、
芳香族炭化水素等の電子供与体は原料炭化水素留分に添
加することができるが、ガス状で用いられるものは、水
素が人中に添加してもよい。金属の電子供与体は触媒担
体に担持して用いる。担持)j法は、通常の方法でよい
、電子供与体の添加量はアルコール類、エーテル類及び
芳香族炭化水素では、0.001〜0 、1 wL%(
対原料炭化水素留分)が好ましい。窒素化合物類は0,
0001−0.01+uL%(対原料炭化水素留分)が
好ましい。
ガス状の窒素化合物類は0.0001・−〇、01vo
1%(対水素ガス)が好ましい。金属は0.01〜1.
0w1%、好ましくは0.05〜0 、5 wt%(対
触媒)である。
電1′・供与体の添加量が少ない場合水素選択性が向と
しない。また多い場合パラジツム触媒の水素化活性を大
中に抑$11する。
発明の効果 本発明の選択的水素化方法を採用することにより、ブテ
ン類の水素化ならびにブテン−1の異性化を起こすこと
なく、ジオンフィン類、アセチレン類等の不飽和炭化水
素のみを選択的に水素“化することができる。これによ
り、工業的に有用なブテン−1の回収率を高めることが
できるだけではなく、さらに、混合ブチレンから製′i
Lされるポリブテンの品質を大きく向上させることかで
bる。
実施例 以下に実施例を用いて本発明の方法につき、さらに詳し
く説明を行うが、本発明の範囲はこれらによって制限を
受けるものではない。
Kム且上 アルミナ担体に0 、3 wL%のパラノ9ムを含有し
ている市販触媒を、ステンレス製反応管に充填後、40
℃で3時間、水素を通過させて還元後、選択的水素化反
応に使用した。
選択的水素化反応の条件は以下に示す通りである。
反応温度     :40℃ 反応圧力     : 21 kgE/ am2空間速
度     : 301+−’ (WH8V) 水JA/ジエン   :2.0モル/モル水索中の一酸
化炭素:3000 mol ppIa以上の操作条件で
、電子供47.体としてメタノール220 wt pp
aI(対原料炭化水素留分)を添加した原料炭化水素留
分の処理を行った。
原料組成と生成物組成を第1表に示す。
原料炭化水素留分中のブタノエン5800uolを40
mol ppmまで低減した場合、ブテン−1は原料炭
化水素留分中27.9u+o1%にHし、生成物中で2
7.6mo1%である。従つ′C1ブテンー1の損失は
1.1%であった。
後述の比較例1および比較例5よりも、明らかに一酸化
炭素とメタ/−ルの共存の方が、ブテン−1の損失が少
なくなり、選択性の向上が認められる。
K1ヱヒニし 電子供与体としてアンモニア水25 wt ppJ対原
料炭化水索水素)を添加した原料炭化水素留分を使用し
た以外は実施例−1と同様の捏作条Fトでイrった。
生成物の組成を第1表に示す。
1」;(料炭化水素留分中のブタノエンを4(L+++
o1吋1まで低減した場合のブテン−1はh;口斗炭化
水素留分中27.9[1101%に対し、生成物中て−
27゜7mo1%である。従ってブテン−1損失は0 
、 ”7%であった。
後述の比較例2および比較例5よりら明C)かに一酸化
炭素とアンモニア水の共存のガがブテン−1のJft失
が少なくなり水素化選択性の向上が認められる。
K施遺二弓し 電子・供り体としてメチルターシャリ−ブチルエーテル
100 wL ppm(対原料炭化水素留分)を添加し
た原料炭化水素留分を使用した以外は実施例−1と同様
の操作条件で行った。生成物の組成を第1′&にボす。
原料炭化水素留分中のブタノエンを40molpH16
まで低減した場合のブテン−1は原料炭化水素留分中2
7.9IIIo1%に対し、生成物中で27゜(lim
o1%て°ある。従ってブテン−1損失は1.1%であ
った。
後述の比較例−3および比較例5より、明らかに一酸化
炭素とメチルターシャリ−ブチルエーテルの共存の方が
、ブテン−1の損失が少なくなり水素化選択性の向上が
認められる。
尺1j(二V 電r−供!j体としてベンゼン100 wL ppm(
′A41Q料炭化水索留分)を添加した原料炭化水素留
分を便月1した以外は実施例−1と同様の操作条件で行
った。
生成物の組成を第1&に示す。
原料炭化水素留分中のブタジェンを40molpp顛ま
で低減した場合のブテン−1は原料炭化水素留分中27
.9mo1%に対し、生成物中で27゜511101%
である。従ってブテン−1損失は1.4%であった。
後述の比較例−4および比較例−5より、明らかに一酸
化炭素とベンゼンの共存の方がブテン−1の損失が少な
くなり水素化選択性の向上が認められる。
塩鵞j辻 メタ7−ル存在下で一酸化炭素の効果を明らかにrるた
め、−酸化炭素を含まない純水素を用い、選択的水素化
反応をイfった。操作条件は一酸化jk索を含む水素の
替わりに純水素を使用した以外は実施例1と同様である
生成物の組成を第1表に示[。
原料炭化水素留分中のブクシ゛エンを4 fl too
lllllllまで低減した場合のブテン−1はIs:
じ叫炭化水素留分中27.9mo1%に対し、生成物中
で25゜9mo1%である。従って、ブテン−1損大は
7.2%であった。
ル致J没 アンモニア水存在下で一酸化炭素の効果を明らかにする
ため、−酸化炭素を含まない純水素を用い、選択的水素
化を行った。操作条f’l:は一酸化炭素を含む水素の
替わりに純水素を使用した以外は実施例2と同様である
生成物の組成を第1表に示す。
原料炭化水素留分中のブタノエンを40o+olN1m
まで低減した場合のブテン−1は原料炭化水素留分中2
7.9ω01%に対し、生成物中で26゜1+++o1
%である。従−ノでブテン−1損失は6.5%であった
側吠旧し二と メチルターシャリ−ブチルエーテル存在下で一酸化炭素
の効果を明らかにするため、−・酸化炭素を含まない純
水素を用い、選択的水素化反応を行った。
i作条性は一酸化炭素を含む水素の替わりに純水素を使
用した以外は実施例−3と同様である。
生成物の組成を第1表にン」(す。
原料炭化水素留分中のブタノエンを40+ol旧1+1
1まで低減した場合のブテン−1はIIλ料炭化水索水
素中27,9a+o1%に肘し、生成物中で25゜9u
o1%である。従ってブテン−1損失は7.2%であっ
た。
塩双ヱし二( ベンゼン存在下で一酸化炭素の効果を明らかにケ°るた
め、−酸化炭素を含まない純水素を用い、選択的水素化
反応を行った。
操作条件は一酸化炭素を含む水素の替わりに純水素を使
用した以外は実施例−4と同様である。
生成物の組成を第1表に示゛ケ。
原料炭化水素留分中のブタノエンを4011101pp
mまで低減した場合のブテン−1は原料炭化水素留分中
27,9n+o1%に対し、生成物中で25゜7mo1
%である。従ってブテン−1損失は′1.9%であ−ノ
た。
塩■−例一二」− −・−酸化炭素存在下でメタノール、アンモニア水、メ
チルターシャリ−ブチルエーテルおよびベンゼンの効果
を明らかにするためメタノール、アンモニア水、メチル
ターシャリ−ブチルエーテルおよびベンゼン等の電子供
与体を含まない原料炭化水素留分を使用したこと以外は
実施例−1と同様である。
生成物のAILJ&をpISi*に示す。
原料炭化水素留分中のブタノエンを40molpp11
1まで低減した場合のブテン−1は原料炭化水素留分中
27 、9 mo1%に対し、生成物中で25゜2mo
1%である。従ってブテン−1損失は9.7%であった
gl」[’ Ji子供′j体を触媒に担持した例を示す、電子供与体
としては銀を用いた。
アルミナ担体に0.3iut%のパラジウムと0.3u
+L%の銀を含有している触媒を用いて選択的水素化反
応を行った。水素遠)C処El!は実施例1と同様であ
る。
選択的水素化反応の条件は以下に示す通りである。
反応温度     =40℃ 反応J上方     :21 kgr/ am2空間速
度     :5b−’ (WIISV) 水素/ジエン   :1.5モル1モル水素中の一酸化
炭素:300011101 ppm以上の操作条件で原
料炭化水素留分の処理を行った。
原料炭化水素留分中成と生成物組成を第27;t、に示
す。
J≦(化炭化水素留分中のブタジェン5700 輸ol
11pHlを40 +aol  ppm*で低減した場
合、ブテン−1は原料炭化水素留分中25.Omo1%
に対し、生成物中で24.4a+o1%である。
従ってブテン−1の損失は2.4%であった。
後述の比較例6より、明らかに一酸化炭素と触媒中に加
えた銀を共存させることにより、ブテン−1の損失が少
なくなり、選択性の向LIJt認められる。
n週二二( 電子供う体としてナトリウムを触媒に担持した例を示す
、アルミナ担体に0 、3 u+L%のパラジウムとO
,:(wt%のす) 17ウムを含有している触媒を使
用した以外は実施例−5と同様の繰作条件で行った。
生成物の組成を第2表に示す。
原料炭化水素留分中のブタジェンを40solpl+n
まで低減した場合のブテン−1は1に(化炭化水素留分
中25.0mo1%に灯し生成物中で24.3a101
%r:″ある。従ってブテン−1の11失は2.8%で
あった。
後述の比較例°lより、明r7かに一酸化炭素と触媒中
にナトリウムを共存させることにより、ブテン−1の損
失が少なくなり、選択性の向上が認められる。
;にシーンν(鼻−1)1す2ユ 電子供+j体としてガリウムを触媒に担持した例をノj
ζ嶋゛。アルミナ担体に0.:(+ut%のパラジウム
と0.:(wL%のガリウムを含有している触媒を使用
した以外は実施例−5と同様の操作条件でイj゛った。
生成物の組成を第2表に示す。
原料炭化水素留分中のブタノエンを41)+aolpp
+aまで低減した場合のブテン−1は原料炭化水素留分
中25.0mo1%に対し生成物中”C24,2mo1
%である。従ってブテン−1の損失は3.2%であった
後述の比較例七(より、明らかに一酸化炭素と触媒中に
ナトリウムを共存させることにより、ブテン−1の損失
が少なくなり、選択性の向−にが認められる。
犬美−i?しニエ 電子供lす体としてクロムを触媒に担持した例を示す。
アルミナ担体に0 、3 wt%のパラジウムと0.3
wt%のクロムを含有している触媒を使用した以外は実
施例−5と同様の操作条件で行った。
生成物の組成を第2表に示r。
原料炭化水素留分中のブタノエンを4On+o1%11
plDまで低減した場合のブテン−1はj≦(化炭化水
素留分中25.0+*o1%にに=I L生成物中で2
4 、 :3 t。
01%である。従ってブテン−1の損失は2.+3%で
あった。
後述の比較例9より、明らかに一酸化jに木と触媒中に
ナトリウムを共存させることにより、ブテン−1の損失
が少なくなり、j′A択外の向」−が認められる。
電子供与体触媒中に添加しrこ銀(0,3wt%)と、
原料炭化水素留分中に添加したメタノールおよびメチル
ターシャリ−ブチルエーテル(各々100・gL  1
1m)を用いて選択的水素化反応を行った。
水素還元処理は実施例1と同様である。触媒および操作
条件は実施例5と同様である。
生成物組成を第2表に示す。
原料炭化水素留分中のブタノエンを40m01ppmま
で低減しrこ場合のブテン−1は原料炭化水素留分中2
5.0mo1%に対し、生成物中でも25゜0mo1%
である。従ってブテン−1損失は0%であった。
後述の比較例6よりも、明らかに一酸化炭素と8!li
媒に添加した銀並びにlbL料炭化炭索水素中に添加し
たメタノールおよびメチルターシャリーブチルエーテル
の共存により、ブテン−1の損失が少なくなり、選択性
が向上rることが認められる。
Δ1燵1 パラジウム−銀系触媒において、−酸化炭素存在の効果
を明らかにVるため、−酸化炭素を3°む水素の替わり
に純水素を用い、選択的水素化反応を行った。水素還元
処理は実施例1と同様である。
触媒および操作条件は実施例5と同様て゛ある。
生成物組成を第2表に示1゜ l≦(化炭化水素留分中のブタンエンを40亀011)
plnまで低減した場合のブテン−1は原料Jk化水素
留分中25 、0 mt+I%にメ′・Jし、生成物中
で21゜5「1101%である。従ってブテン−1損失
は14.0%であった。
埼必子すニエ パラジウム−ナトリウム系触媒1こJ3い′(、・酸化
炭素存在の効果を明らかIこするため、−・酸化炭素を
含む水素の替わりに純水素を用い迅択的水素化反応を行
った。触媒およびjt作条件は′火施例−6と同様であ
る。
生成物組成を第2表に示1゜ 11;1化炭化水索留分中のブタノエンを4 (l m
o 1pun+まで低減した場合のブテン−1は#:C
料炭化炭索水素中25.Omo1%にスfL、生成物中
で21゜2mo1%である。従りてブテン−1#11失
は15.2%であった。
ルm二」− パラジウム−ガリウム系触媒において、−酸化炭素存在
の効果を明らかにするため、−酸化炭素を含む水素の替
わりに純水素を用い選択的水素化反応を行った。触媒お
よび毘作条件は実施例−7と同様である。
生成物組成を第2表に示す。
原料炭化水素留分中のブタノエンを40輪o1114+
 16まで低減した場合のブテン−1はb;を化炭化水
素留分中25.0uo1%に対し、生成物中で21゜0
LIio1%である。従ってブテン−1損失は16.0
%であった。
ルJ目生二」− バラノウムークロム系触媒において、−酸化炭素存在の
効果を明らかにするため、−酸化炭素を含む水素の替わ
りに純水素を用い選択的水素化反応を行った。触媒およ
び操作条件は実施例−8と同様である。
生成物組成を第2表に示す。
原料炭化水素留分中のブタジェンを40uo111pH
まで低減した場合の1テン−1は原料炭化水素留分中2
5.Omo1%に対し、生成物中で21゜1mo1%で
ある。従ってブテン−1損失は15.6%であった。
以上、実施例1〜9に示したように、1ζ飽和炭化水素
を含む炭素数4個以上の炭化水素をパラジウム触媒と一
酸化炭素を含む水素の存在下において、さらに、触媒あ
るいは原料炭化水素留分中のどちらか一方または両者己
電子供5一体を少なくとも1種以上存在させることによ
り、工業的に有用なオレフィン−1の損失を最小限にす
ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2個以上の二重結合および/または1個以上の三重
    結合を有する不飽和炭化水素を含有する炭素数4個以上
    の炭化水素留分中の該不飽和炭化水素を多孔性無機酸化
    物にパラジウムを担持した触媒の存在下で一酸化炭素を
    共存させて選択的に水素化する方法において、電子供与
    体を存在させることを特徴とする炭化水素類の選択的水
    素化方法。 2、前記の電子供与体がアルコール類、エーテル類、窒
    素化合物類および芳香族炭化水素よりなる群から選ばれ
    る少なくとも1種類の化合物である特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 3、前記の電子供与体がナトリウム、カリウム、銀、銅
    、ガリウム、インジウム、クロム、モリブデンおよびラ
    ンタンよりなる群から選ばれる少なくとも1種類の金属
    である特許請求の範囲第1項に記載の方法。
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