JPS59227829A - 選択的水素添加方法 - Google Patents

選択的水素添加方法

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JPS59227829A
JPS59227829A JP58101727A JP10172783A JPS59227829A JP S59227829 A JPS59227829 A JP S59227829A JP 58101727 A JP58101727 A JP 58101727A JP 10172783 A JP10172783 A JP 10172783A JP S59227829 A JPS59227829 A JP S59227829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
butene
catalyst
butadiene
metal
compounds
Prior art date
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Pending
Application number
JP58101727A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kuno
久野 耕一
Hideji Hirayama
平山 秀二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は石油類のクランキング等により得られるブタジ
ェンを含む炭素数4の炭化水素留分より抽出等によりブ
タジェンを除去したオレフィン類を主体とする炭化水素
(以下SBB留分と称す)中のジエン化合物又は及びア
セチレン化合物を加圧液相条件下にオレフィン類を異性
化させずに選択的に水素添加する方法に関し、詳しくは
、その際に触媒としてアルミナに担持されたパラジウム
と周期律表の第VIb族金属又はその塩類を含む触媒を
用いることを特徴とする方法に関する。
従来ジエン類、アセチレン化合物等の水素添加方法は公
知であり、触媒としてパラジウム触媒を用いることも公
知である。しかし従来技術ではモノオレフィンで水素添
加がとまらず飽和の炭化水素になったり、二重結合の異
性化反応を伴なったりしてα−オレフィンを得ようとす
る場合工業的に非常に不利であった。
異性化反応を伴わない選択的水素添加法も提案、  さ
れており、例えば異性化を防止するために一酸化炭素を
共存させる方法もあるが、生成物中に一酸化炭素が混入
し、後工程に不利となる。すなわち、チーグラー系重合
触媒に対しては一酸化炭素は触媒毒となることが知られ
ており、生成したα−オレフィンより一酸化炭素を除去
しないと重合触媒系には適用できないという欠点を有す
る。
又、SBB留分中のα−オレフィンであるブテン−1は
ポリオレフィン製造用モノマーとして重要であり、SB
B留分中のブテン−1の有効利用をはかる上からも二重
結合の異性化を伴わないで、残留するジエン、アセチレ
ン化合物類のごとき高度に不飽和な炭化水素のみを選択
的に水素添加できる方法の出現が望まれている。
本発明者らはかかる現状に鑑み、オレフィン類を主体と
するSBB留分中のジエン又は及びアセチレン化合物を
選択的に水素添加する方法に於いて効果的な触媒を開発
すべく種々検討を重ねた結果、パラジウムと周期律表第
■vb族の金属又はその塩類をアルミナに担持した触媒
が優れた性能を有することを見出し、本発明の方法を完
成するに至った。
即ち、本発明はオレフィン類を主体とする炭素数4の炭
化水素留分中のジエン又は及びアセチレン化合物を加圧
液相条件下に二重結合を異性化させずに選択的に水素添
加する方法に於いて、触媒としてアルミナに担持された
パラジウムと周期律表の第rvbsの金属又はその塩類
を含む触媒を用いることを特徴とする方法を提供ゼんと
するものである。
SBB留分中には微量のジエン類(例えばプロパジエン
、1.3−ブタジェン、1.2−ブタジェン等)、アセ
チレン類(例えば、メチルアセチレン、エチルアセチレ
ン、どニルアレチレン、ジメチルアセチレン等)が普通
含まれており、このためにSBB留分の石油化学面での
利用を著しく困難又は不可能にしていた。例えばSBB
留分中のブテン−1を触媒により、重合又は共重合さゼ
る場合、ジエン、アセチレン類が存在すると重合は不可
能である。又、少量のジエン、アセチレン類を含むブテ
ン−1は殆んど商品価値がなく精製を必要とする。
これらのジエン、アセチレン類を除去するのに水素添加
反応を利用することは公知であるが、通常の方法ではブ
テン−1の水添反応、ブテン−2への異性化反応等が併
発し、ブテン−1を使用する場合工業的には極めて不利
である。本発明の方法はこのような場合にも極めて有効
な解決策を与えるものである。
以下、本発明の方法について更に詳細にμ2明Jる。
本発明の方法に於いて用いられる触媒は式で表示すれば
、Pd−X−AfL203  (Xは周期律表第1Vb
族の金属又はその塩類である)であり、Xの具体例を示
せば、例えば、錫、鉛及びこれらを陽イオンとする硝M
塩、酢酸等である。
触媒の担体としては各種金属酸化物等を用いることがで
きるが、特にアルミナが好ましく、就中γ−AI203
、η−AI203、 θ−AI203などが好適である。触媒組成として担体
に対するパラジウムの比は0.05〜5重量%、好まし
くは0.1〜2重間%であり、パラジウムに対するXの
比は原子比(X/Pd )として0.1〜10、好まし
くは0.5〜8の範囲である。触媒の調製法としては特
に制限はなく、この種触媒について通常用いられる方法
を適宜利用すれば良い。−例を示せば次のような方法に
て調製できる。
アルミナ担体に塩化パラジウム、硝酸パラジウム、h1
酸パラジウム、塩化パラジウムナトリウムなどの酸又は
水に可溶な塩類の溶液を所定量含浸させた後、このパラ
ジウム塩を、水素、ヒドラジン、ホルムアルデヒド、ギ
酸ソーダなどの適当な還元剤を用いて乾式又は湿式法に
て金属状パラジウムに還元する。次いでこの金属状パラ
ジウムを担持したアルミナを良く水洗して真空乾燥する
次にこれを錫、鉛などの可溶性塩類を所定の濃度に溶解
した溶液に浸漬して錫、鉛の塩類を担持せしめて、必要
に応じて還元処理を施し真空乾燥して所望の触媒を得る
本発明の方法を実施する際の反応条件としては必ずしも
厳密な制限はないが、一般に次のような条件下にて行わ
れる。
反応温度が0〜80℃、好ましくは5〜60℃の範囲、
反応圧力が2〜40kg/ am2G、好ましくは、3
〜25kg/Cm2Gの範囲、H2とジエン、アセチレ
ン類のモル比は0.1〜15、好ましくは2〜1oの範
囲LH3Vが2〜80hr−1好ましくは4〜501+
r−’の範囲にあって、反応系が実質的に液相を保ち得
る反応温度および反応圧力に設定される。
本発明で用いる1」2は純品であっても良く、又は不活
性ガス例えばメタンで稀釈したものでも良い。
本発明方法を実施する際の反応型式は固定床反応であり
、液相で固定床を行なうには流下式または渦流式のいず
れも採用できる。また、反応器として、等温型または断
熱型いずれのものも使用できる。
本発明方法ににると、選択水素化が促進され、ジエン、
アセチレン類の除去率は非常に高く、かつブテン−1の
二重結合移動による異性化が著しく低減されるので、ブ
テン−1の損失を最小にできるというずぐれた利点があ
る。
以下、本発明の方法について代表的な例を示し、更に具
体的に説明する。ただし、これらは単なる例示であり、
本発明はこれらに限定されないことは言うまでもない。
実施例1 (1)SBB留分原料組成 次の組成を有するSBB留分を原料として用いた。
成   分        組成 [wt%]イソ−ブ
タン     5,44 0−ブタン      9.58 ブテン−126,3 イソブチン      48.7 t−ブテン−26,05 0−ブテン−22,51 1,3−ブタジェン   0.80 プロパジエン     0.50 メチルアセチレン   0.01 1.2−ブタジェン    0.01 エチルアセヂレン   0.01 ビニルアセチレン    0.09 (2)  水素化条件 触媒; Pd −Pb  (C113Coo)2−Af
)−203、 Pb /Pd原子比−3、 pd含有率(対A文203) 一〇、35wt% 温度;21℃ 圧力; 10kg/cm2 G ジエン、アセチレン類に対するH2モル比:  3L 
l−I S V (空塔LftP= ) ; 151+
r−1このSBB留分及び上記の水素化条件下、即ち、
粒径2〜4nmmφの触媒20−を内径12 Ill 
mの断熱反応管に充填し、断熱反応条件下でジエン及び
アセチレン類の水添除去反応を行った。その結果、1.
3−ブタジェン以外のジエン、アセチレン類はすべて水
素添加されて検出できず1.3−ブタジェンの残存率は
0.1%であり、ブテン−1残存率は96%であった。
実施例2 ジエン、アセチレン類に対する1−12モル比を5とす
る以外、実施例1と全く同様にして、ジエン及びアセチ
レン類の水添除去反応を行った。その結果、ジエン、ア
セチレン類はすべて水素添加されて検出されずブテン−
1残存率は94%であった。
実施例3 触媒として、 0.35%Pd −3n  (CH3Coo)2−Al
O2,3n /Pd原子比= 3を使用する以外、実施
例1と全く同様にして、ジエン及びアセチレン類の水添
除去反応を行った。
その結果、1.3−ブタジェン以外のジエン、アセチレ
ン類はすべて水素添加されて検出できず1.3−ブタジ
ェンの残存率は0.5%であり、ブテン−1残存率は9
4%であった。
比較例1 触媒として0.35%Pd−A文203を使用する以外
、実施例1と全く同様に反応させた結果、1.3−ブタ
ジェン残存率0.5%、プロパジエン残存率0.2%で
ブテン−1残存率85%であった。
特 許 出願人  昭和電工株式会社 代理人  弁理士 菊 地 精 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炭素数4の炭化水素を主体とする留分中のジエン又は及
    びアセチレン化合物を加圧液相条件下にオレフィン類を
    異性化させずに選択的に水素添加する方法に於いて、触
    媒としてアルミナに担持されたパラジウムと周期律表の
    第1Vb族金腐又はその塩類を含む触媒を用いることを
    特徴とする方法。
JP58101727A 1983-06-09 1983-06-09 選択的水素添加方法 Pending JPS59227829A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1935488A1 (fr) 2006-12-11 2008-06-25 Ifp Catalyseur préparé par imprégnation d'une solution aqueuse contenant des particules oxy(hydroxy)de d'un cation en interaction avec une espèce moléculaire d'un métal du groupe VIII
EP2287274A1 (fr) 2009-08-17 2011-02-23 IFP Energies nouvelles Procédé de préparation d'un catalyseur supporte Ni/Sn pour l'hydrogénation sélective d'hydrocarbures polyinsaturés
EP2287275A1 (fr) 2009-08-17 2011-02-23 IFP Energies nouvelles Procédé de péparation d'un catalyseur supporte à base de Ni et d'un metal du groupe IB pour l'hydrogénation sélective d'hydrocarbures polyinsaturés
CN105732255A (zh) * 2014-12-11 2016-07-06 中国石油天然气股份有限公司 一种炔烃选择性加氢的方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57185229A (en) * 1981-05-12 1982-11-15 Showa Denko Kk Selective hydrogenating method of acetylenic compound

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