JPH01110149A - 印刷プレートを版胴上に張設する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は請求項１の上位概念に基く、可撓性の印刷プレ
ートを輪転印刷機の版胴上に張設するための装置に関す
る。

従来の技術 可撓性の印刷プレートを輪転印刷機の版胴上に張設する
だめの装置は、西ドイツ国特許出願公開公報第２８　０
８　１６８号に開示されている。このために版胴溝部に
は、角を曲げられた可撓性の印刷プレートのだめの、２
個の運動可能な掛止条片が設けられている。片方は先行
する印刷プレートの先端部のだめの収容部を有し、他力
は後走する印刷プレートの終端部のだめの、捩シばねに
よってバイアスの掛けられた突起部を有している。両掛
止条片の間に板ばねが配置されておシ、その作用力は掛
止条片を押し雅そうとしている。印刷プレートの周方向
の見当合せのための掛止条片の調整は、都度円錐頭ねじ
を用いて行われ、該ねじが版胴内にねじ込まれる際に、
掛止条片を板ばねの力に抗して移動する。併しこのため
に印刷プレートは、工具が円錐頭ねじに近づくことがで
きるように、附加的な切欠き部を持つ必要がある。希望
する位置にロックするために附加的に固定ねじが設けら
れておシ、該ねじによシ担止条片が版胴基盤に解離可能
に固定されている。

公知の西ドイツ国特許出願公開公報 第２８　０８　１６８号の欠点は、印刷プレートの速か
な張設及至は印刷プレートの速かな周方向の見当合せが
不可能なことである。このためには非常に多くの緊張ね
じ及び固定ねじを操作しなければならないからである。

それぞれ１つの掛止条片の緊張ねじを同期して調節でき
る装置が全くないために、具合の悪い印刷プレートの傾
きが版胴上で発生する。更に上述の装置は可逆的な版胴
の回転に対しては適合できない。

発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、可撓性の印刷プレートを輪転印刷機の
回転方向可逆の版胴上に張設するだめの装置を改良して
、個々の印刷プレートの張設と周方向見当合せとが速か
に行えるような装置を提供することにある。

課題を解決するための手段 本発明は上記課題を請求項１記載の特徴によって解決す
ることができた。

発明の効果 本発明の主要な利点は、周方向見当合せの際、印刷プレ
ート終端部が印刷プレート先端部に自動的に追従すると
いう点である。更に本発明の装置を収容する版胴溝は、
極めて狭い構成にすることができるので、版胴周面の殆
んど大部分を利用することができる。

実施例 本発明の実施例を図面に示し、以下に詳しく説明する。

版胴１は公知の形式で輪転印刷機の側部フレ−ムに支承
されている。版胴１は保持体３を収容するための軸平行
な溝部２を有している。保持体３は溝部２に固定されて
おシ、上方を向いた軸平行な版胴溝５を有している。版
胴溝５には、版胴１の回転力向か又は反回転方向に移動
可能な１個の掛止条片４と、後走する印刷プレート終端
部８の折れ曲がった部分を保持するための、弾性的にバ
イアスのかけられた２個の突起部６，７とが配置されて
いる。又版胴溝５には、軸方向に互いに並んだ２つの印
刷プレート張設装置４．６．７を配設することも可能で
ある。

掛止条片４の脚部９には、下方に向いた条片長の溝１１
が設けられている。溝１１は、旋回可能なカム軸１２の
収容に用いられておシ、該カム軸１２は、軸受ブロック
１３．１４に支承されている。カム軸１２は、カム軸１
２の全長に亘って軸方向に延びるカム３４を有している
。

勿論、調節のために設けられた軸を偏心させて支承する
ことも可能であシ、この場合には偏心量が調節ストロー
クの尺度を決定する。

複数の張設装置４，６．７が霊んで配置される場合には
、都度、２本の隣シ合った軸端１５が１つの軸受ブロッ
ク１４に支承され、該軸受ブロック１４は版胴溝５の基
盤に螺着される。

軸受ブロック１３は版胴１の一力の端部において、掛止
条片４と版胴１の胴枕４８との間の狭い隙間４７内に配
置されておシ、これも同様に版胴１に螺着されている。

軸受ブロック１３は水平な皿孔４９内に調節及びロック
装置５１全有している。この装置５１は丸い円板５２か
ら成シ、該円板５２は皿孔４９内に回転しにくい上うに
支承されている。円板５２は、六角頭５３として形成さ
れたカム軸１２の右端に、−不動に固定され、ストップ
リング５４によってそこに保持されている。六角頭５３
は軸受ブロック１３を越えて隙間４７に突出しているの
で、上方から工具でこれを容易に操作することができる
。ロックピン５６はカム軸１２の都度の位置を、ロック
する。掛止条片４の頭部１８は、反対に向けられた２個
の掛止角部１９，２１−ｅ有している。突起部６，７は
旋回可能な管軸２２．２３に夫々固定されている。管軸
２２゜２３は、掛止角部１９．２１の高さで左方人工は
右方の溝部側壁２７．２８に設けられた、溝部２の力を
向いている半筒状軸受２４．２６の内部に、夫々支承さ
れている。管軸２２．２３の落下を防止するために、夫
々保持レール１６゜１１が溝部の側壁２７．２８に螺着
されている。

保持レール１６．１７は管軸２２．２３の管径に応じた
切欠き３０．３８を有しておシ、半筒状軸受２４．２６
と一緒に、管軸２２．２３の周面の３／４を耶シ囲んで
いる。管軸２２．２３は夫々内部に、同軸の捩シばね２
９．３１を有しておシ、該ばね２９，３１は、西ドイツ
国特許出願公開公報第２８　０８　１６８号に公開の公
知の形式で、管軸２２．２３及び版胴１に固定されてい
る。

掛止条片４はその端部３９．４１に夫々、２つの段部４
２．４３を有しておシ、該段部４２゜４３は軸受ブロッ
ク１３．１４の突出部４４゜４Ｇ下へ押込まれて、円周
方向でみて水平案内部を形成しており、それによって掛
止条片４が版胴溝５から垂直方向に滑り落ちるのを防止
している。

印刷プレート３２を版胴１上で張設するためには、先行
する印刷プレートの先端部３３が、回転方向に応じて掛
止角部１９．２１に壮［止される。管軸２２．２３は、
工具によって、印刷プレートの終端部８が突起部６，７
を介して掛止することができるようになるまで、捩シば
ね２９．３１の力に抗して版胴の回転力向に、旋回させ
られる。旋回によってバイアスが掛けられた捩シばね２
９．３１は、工具から解除された際に、印刷プレート３
２を版胴１上に張設する。

周方向見当合せの調整は、工具を用いて管軸１２を版胴
の回転方向又は人口転方向に旋回させ、ピン５６で希望
する位置にロックすることで行ガわれる。この時カム軸
１２のカム３４が、１鉾１１の側壁３６．３７を押圧し
、それによって掛止条片４に迂１止されて先行する印刷
プレート先端部３３を、印刷プレート終端部８に作用す
る、捩シばね２９．３１の張力に抗して又は該張力で回
転力向か又は反回転同方向に移動させる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は第２図の
線１−１に沿った掛止条片の側面図、第２図は張設され
た印刷プレートを備えた装置の断面図、第６図は張設さ
れた印刷プレートを備えだ軸受ブロックを第１図の線Ｉ
−Ｈに沿って切断した時の張設装置の断面図である。 １・・・版胴、２・・・溝部、３・・・保持体、４−・
・掛止条片、５・・・版胴溝、６，７・・・突起部、８
・・・印刷プレー　ト終端部、９・・・脚部、１１・・
・溝、１２・・・カム軸、１３．１４・・・軸受ブロッ
ク、１５・・・軸端部、１６．１７・・・保持レール、
１８・・・頭部、１９．２１・・・掛止角部、２２．２
３・・・管軸、２４．２６・・・半筒状軸受、２７．２
８・・・版胴溝部側壁、２９．３１・・・捩シばね、３
０・・・切欠き、３２・・・印刷プレート、”３３・・
・印刷プレート先端部、３４・・・カム、３６・・・左
方側壁、３７・・・右方側壁、３８・・・切欠き、３９
．４１・・・端部、４２゜４３・・・段部、４４．４６
・・・突出部、４７・・隙間、４８・・・側枕、４９・
・・皿孔、５１・・・調節及びロック装置、５２・・・
円板、５３・・・六角頭、５４・・・ストップリング、
５６・・・ロックピン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、可撓性の印刷プレート（３２）を輪転印刷機の版胴
   （１）上に張設するための装置であつて、版胴（１）の
   回転方向に応じてそれぞれ１つずつ配置された、印刷プ
   レート終端部（８）を受容する突起部（６、７）と、印
   刷プレート先端部（３３）を受容するための、版胴（１
   ）の回転方向又は反回転方向に移動可能な掛止条片（４
   ）とを有する形式のものにおいて、掛止条片（４）の移
   動のために旋回可能なカム軸（１２）が設けられている
   ことを特徴とする、印刷プレートを版胴上に張設する装
   置。 ２、カム軸（１２）が、掛止条片（４）の溝（１１）の
   両側壁（３６、３７）に作用するカム（３４）を有する
   ことを特徴とする請求項１記載の張設装置。 ３、掛止条片（４）が２つの掛止角部（１９、２１）を
   有することを特徴とする請求項１又は２記載の張設装置
   。