JPH01107538A - マイクロ波プラズマ処理方法及び装置 - Google Patents

マイクロ波プラズマ処理方法及び装置

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JPH01107538A
JPH01107538A JP62263899A JP26389987A JPH01107538A JP H01107538 A JPH01107538 A JP H01107538A JP 62263899 A JP62263899 A JP 62263899A JP 26389987 A JP26389987 A JP 26389987A JP H01107538 A JPH01107538 A JP H01107538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
microwave
generation chamber
electric field
sample
Prior art date
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Pending
Application number
JP62263899A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Kawahara
川原 博宣
Ryoji Fukuyama
良次 福山
Katsuyoshi Kudo
勝義 工藤
Yoshinao Kawasaki
義直 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP62263899A priority Critical patent/JPH01107538A/ja
Publication of JPH01107538A publication Critical patent/JPH01107538A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイク80波プラズマ処理方法及び装置に係
り、特に有磁場ごイクロ波プラズマや無磁場マイクロ波
プラズマを利用して半導体素子基板等の試料をエツチン
グ処理やデポジション処理等するのに好適なマイクロ波
プラズマ処理方法及び装置に関するものである。
〔従来の技術〕
マイクロ波を利用して生成されたプラズマ(マイクロ波
プラズマ)を利用して試料を処理する技術としては、例
えば、特公昭56−5574号公報、特公昭56−37
311号公報、特公昭61−39730号公報等に記載
のようなものが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、マイクロ波プラズマ強弱による試料
の処理不均一の発生といった点について配慮がされてお
らず、マイクロ波プラズマを利用して試料を均一処理す
る上で限界を有している。
特に、近年のように試料の大口径化が進み、それに応じ
てプラズマ生成室を大きくする場合においては、高次の
マイクロ波電界モードが発生して試料の処理不均一性が
一段と顕著なものとなる。また、ガス種、ガス圧、マイ
クロ波出力等の処理条件を変えるとそれに応じてプラズ
マ生成室でのマイクロ波電界分布が変わるため、各々に
最適な電界分布を得るための面倒な調整が試料の処理均
一性を向上させる上で必要となるといった問題がある。
本発明の目的は、マイクロ波プラズマの強弱分布を緩和
することで、試料の処理均一性を向上させることができ
るマイクロ波プラズマ処理方法及び装薗ヲ提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は1マイクロ波プラズマ処理方法をマイクロ波
を利用してガスをプラズマ生成室でプラズマ化する工程
と、該プラズマを利用して試料を処理する工程と、該試
料の処理中に前記プラズマ生成室でのマイクロ波電界分
布を変化させる工程とを有する方法とし、マイクロ波プ
ラズマ処理装置を、マイクロ波を発振する手段と、前記
マイクロ波を伝播する手段と、伝播されてきた前記マイ
クロ波を利用してガスをプラズマ化するプラズマ生成室
と、該プラズマ生成室でのマイクロ波電界分布を変化さ
せる手段とを具備したことにより、達成される。
〔作   用〕
プラズマ生成室でのマイクロ波電界分布は、マイクロ波
電界分布可変手段により試料の処理中に変化させられる
。これにより、マイクロ波プラズマの強弱の分布は、試
料の処理中に変化させられるため、試料は均一性良く処
理される。
〔実 施 例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図で、2.45GHzのマイクロ波がマグネトロンlか
ら発振され、アイソレータ2、矩形円形変換導波管3を
経て処理室導波管4へ導かれる。処理室導波管4の内側
には、処理室(プラズマ生成室)を形成するための石英
放電管5が設けられると共に、この場合、導波管4の外
側には、ンレノイドコイル8が設けられている。この処
理室内に処理すべき半導体素子基板等の試料6を載置す
る載置台7が設けられている。処理室内は、図示されて
いない排気ポンプにより真空に保持される。木構晟にお
いてガスボンベ9よりガスを処理室に導入しマイクロ波
を印加すると、処理室内に発生するマイクロ波電界及び
この場合、ンレノイドコイル8による磁界の重畳作用に
よりガスが電離しプラズマが生成される。ガスとしてA
rガスを用いSt酸化膜をスパッタエツチングするとマ
イクロ波出力450Wガス圧力1.3Paにてエツチン
グ速度の均一性が±20%であった。またマイクロ波出
力を700Wに上げるとエツチング速度の均一性は±5
0%となった。そこで処理室導波管4内に長方形の導体
板10を設け、これをマイクロ波印加中に導波管4外部
に設けた電動機11により回転させると処理室内のプラ
ズマ強弱分布が、導体板10の回転とともに変化する。
これは、導体板lOの向きによりマイクロ波の電界分布
が変わることによると考えられる。この状態でのArガ
スによるSi酸化膜のエツチング速度分はマイクロ波出
力450Wにて±13%また出カフ00Wでも±14%
に向上した。さらに別のガスとしてCHF3ガスに−よ
るSi酸化膜のエツチングにおいて、ト波出カフ00W
ガス圧力1゜3Paにて導体板lOが無い場合の均一性
が±9゜7%であったものが導体板lOを回転させるこ
とにより±4.9%に向上した。
この場合、導体板として0.5mm厚、巾321111
長さ160mmのアルミニウム板を使用したがマイクロ
波を反射し易い材料であれば他の材質でも良い、又形状
も、円板状、ら線状、棒状等であってもその効果は認め
られた。また導体板の設置位置はプラズマ生成室である
放電管に近い方がより大きな変化が得られる。さらに導
体板を複数個設置しても同様の効果が得られる。
第2図は1本発明の他の実施例を説明するもので、矩形
円形変換導波管3′のマイクロ波進行方向に対して反射
面を有する導体板l°0′が矩形円形変換導波管3′の
上部側壁に揺動支点を有して矩形円形変換導波管3′内
に設けられている。矩形円形変換導波管3′の外側には
、駆動装置12が設置されている。駆動装置12には、
往復動軸13が設けられ、往復動軸13の矩形円形変換
導波管3′内端は反射面とは反対面で導体板10′に当
接可能となっている。また、矩形円形変換導波管3′の
上部側壁と導体板10′の反射面と反対面との間には、
この場合コイルバネ14が設けられている。尚、第2図
で、その他第1図と同一部品は同一符号で示し説明を省
略する。
第2図で、マイクロ波プラズマ利用の試料の処理中に駆
動装置12により往復動軸13を、第2図で左右方向に
一定周期で所定量往復動させることで、導体板lO′の
反射面は、往復動軸13の押す力とコイルバネ14の引
く力との交互作用により、揺動支点を支点として揺動さ
せられる。これにより試料の処理中に処理室でのマイク
ロ波電界分布は一定周期で変化させられ処理室内のプラ
ズマ強弱分布が一定周期で変化させられる。
本実施例では、上記一実施例での効果と同様の効果が得
られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プラズマ生成室でのマイクロ波電界分
布を試料処理中に変化させることで、マイクロ波プラズ
マの強弱分布を緩和できるので。
試料の処理均一性を向上させることができる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のマイクロ波プラズマ処理
装置の構成図、第2図は1本発明の他の実施例のマイク
ロ波プラズマ処理装置の部分構成図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マイクロ波を利用してガスをプラズマ生成室でプラ
    ズマ化する工程と、該プラズマを利用して試料を処理す
    る工程と、該試料の処理中に前記プラズマ生成室でのマ
    イクロ波電界分布を変化させる工程とを有することを特
    徴とするマイクロ波プラズマ処理方法。 2、前記試料の処理中に前記プラズマ生成室でのマイク
    ロ波電界分布を時間的に変化させる特許請求の範囲第1
    項記載のマイクロ波プラズマ処理方法。 3、マイクロ波を利用してガスをプラズマ生成室でプラ
    ズマ化し、該プラズマを利用して試料をエッチング処理
    し、該試料のエッチング処理中に前記プラズマ生成室で
    のマイクロ波電界分布を変化させることを特徴とするマ
    イクロ波プラズマ処理方法。 4、 前記試料のエッチング処理中に前記プラズマ生成
    室でのマイクロ波電界分布を時間的に変化させる特許請
    求の範囲第3項記載のマイクロ波プラズマ処理方法。 5、前記試料のエッチング処理中に前記プラズマ生成室
    でのマイクロ波電界分布を一定周期で変化させる特許請
    求の範囲第4項記載のマイクロ波プラズマ処理方法。 6、マイクロ波を発振する手段と、前記マイクロ波を伝
    播する手段と、伝播されてきた前記マイクロ波を利用し
    てガスをプラズマ化するプラズマ生成室と、該プラズマ
    生成室でのマイクロ波電界分布を変化させる手段とを具
    備することを特徴とするマイクロ波プラズマ処理装置。 7、前記マイクロ波伝播手段内で、かつ、前記プラズマ
    生成室外に前記マイクロ波電界分布可変手段を設けた特
    許請求の範囲第6項記載のマイクロ波プラズマ処理装置
    。 8、前記マイクロ波伝播手段内で、かつ、前記プラズマ
    生成室外に、該プラズマ生成室でのマイクロ波電界分布
    を時間的に変化させる手段を設けた特許請求の範囲第6
    項記載のマイクロ波プラズマ処理装置。 9、前記マイクロ波伝播手段内で、かつ、前記プラズマ
    生成室外に、該プラズマ生成室でのマイクロ波電界分布
    を一定周期で変化させる手段を設けた特許請求の範囲第
    6項記載のマイクロ波プラズマ処理装置。
JP62263899A 1987-10-21 1987-10-21 マイクロ波プラズマ処理方法及び装置 Pending JPH01107538A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4971651A (en) * 1990-02-05 1990-11-20 Hitachi, Ltd. Microwave plasma processing method and apparatus
JPH07201494A (ja) * 1994-12-24 1995-08-04 Sony Corp Ecrプラズマ発生装置
US5580420A (en) * 1993-09-17 1996-12-03 Hitachi, Ltd. Plasma generating method and apparatus and plasma processing method and apparatus

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JPS61150219A (ja) * 1984-12-24 1986-07-08 Hitachi Ltd マイクロ波プラズマ処理装置

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