JPH01107254A - ケイ素含有レジスト - Google Patents

ケイ素含有レジスト

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JPH01107254A
JPH01107254A JP62263965A JP26396587A JPH01107254A JP H01107254 A JPH01107254 A JP H01107254A JP 62263965 A JP62263965 A JP 62263965A JP 26396587 A JP26396587 A JP 26396587A JP H01107254 A JPH01107254 A JP H01107254A
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JP62263965A
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Shuji Hayase
修二 早瀬
Rumiko Horiguchi
堀口 留美子
Yasunobu Onishi
康伸 大西
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • C09D161/00Coating compositions based on condensation polymers of aldehydes or ketones; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D161/04Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G8/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • C08G8/04Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G8/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • C08G8/28Chemically modified polycondensates
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/075Silicon-containing compounds
    • G03F7/0757Macromolecular compounds containing Si-O, Si-C or Si-N bonds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ケイ素含有レジストに関し、特に半導体装置
、フォトマスク等を製造に用いるケイ素含有レジストに
係わる。
(従来の技術) 高密度集積回路、磁気バブル素子、光部品製造の際の微
細加工技術として、光りソグラフィ技術と平行して電子
線、X線、イオンビーム等の電離放射線又は短波長の紫
外線等によるリソグラフィが実用化されつつある。特に
、0.5μm程度又はそれ以下の微細加工におては、後
者のりソグラフィ技術は必要不可欠となる。
近年、半導体装置の三次元化に伴い、相当に段差のある
半導体基板上にレジストパターンを形成し、微細加工を
行なう傾向がある。かかる場合には、レジスト膜厚をあ
る程度厚くしなければならないが、レジスト膜厚を厚く
すると逆に解像度の低下を招く問題が生じる。
このようなことから、半導体基板上に厚い平坦化層を形
成し、この上に薄いレジスト膜を含む数層の薄膜を形成
し、上層のレジストパターンをドラエツチングによって
順次下層に転写し、形状比の高いレジストパターンを形
成するという多層プロセスが用いられつつある。通常の
多層レジストとしては、平坦化層上に耐酸素プラズマ性
を有する中間層を形成し、この上に薄いレジスト膜を形
成するという三層系が最も多用されている。しかしなが
ら、かかる方法ではレジストパターンの転写にドラエツ
チング処理を数回繰返さなければならず、工程処−理が
極めて繁雑となるという問題があった。
そこで、それ自5体が酸素プラズマ耐性を有するレジス
ト膜を平坦化層上に形成する二層レジストプロセスが開
発されつつある。かかる酸素プラズマ耐性を有するレジ
ストとしては、従来よりクロロメチル化されたポリジフ
ェニルシロキサン等が知られている。しかしながら、こ
れらのレジストはベンゼン核にケイ素を多く導入した構
造のモノマーの重合体からなるため、露光後の現像工程
において通常の有機溶媒を現像液として使用しなければ
ならない。その結果、現像後に形成されるパターンへの
溶媒の浸透が生じ、パターン膨潤を招き、高精度で微細
なパターンの形成が難しいという問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、耐酸素RIE性が高く、応1つ高感度で更にア
ルカリ現像が可能なケイ素含有レジストを提供しようと
するものである。
[発明の構成] (問題点を解決するめたの手段) 本発明は、(A)下記一般式(1)にて表わされる構造
単位を有する重合体、及び (B)下記一般式(Il)にて表わされる構造単位を有
する重合体、 を必須成分として含有することを特徴とするケイ素含有
レジストである。
但し、上記一般式(I)中のR1−R4の少なくとも1
つはケイ素を含む炭素原子が1〜10のアルキル基、残
りは水素、′アルキル基、アルコキシ基、置換もしくは
非置換のアリル基のいずれがを示し、かつR5−R7の
少なく1つはケイ素を含む炭素原子が1−10のアルキ
ル基、残りは水素、アルキル基、アルコキシ基、置換も
しくは非置換のアリル基のいずれかを示し、aは1.2
又は3の整数、bは1.2又は3の整数、Cは0又は1
12の整数(なお、a+b+cは4を越えない)、dは
1,2又は3の整数、kは任意の整数、lは0又は任意
の整数を示す。
但し、上記一般式(II)中のR8は炭素数1〜10の
アルキル基又は置換もしくは非置換のアリール基、R9
−R13は少なくとも1つがヒドロキシル基で置換され
たアリール基又はカルボキシル基及ヒドロキシメ基で置
換されたアリール基で残りは水素原子、ハロゲン原子、
アルキル基、アリル基、ハロゲノアルキル基、シアノア
ルキル基、カルボキシル基、アルキルカルボキシ基、ア
ルコキシカルボニル基、アルコキシ基、アシルオキシ基
、アリール基、アルキル置換アリール基を示し、R14
又はR15はビニル基、アリル基、γ−メタクリロキシ
プロピル基、炭素数1〜IOのアルキル基、置換もしく
は非置換のアリール基、置換もしくは非置換のシロキシ
基を示し、mは任意の整数゛、nは0を含む任意の整数
を示す。
上記一般式(I)、一般式(II)に導入される基中で
炭素数1〜10のアルキル基としては、例えばメチル基
、エチル基、n−プロピル基、1so−プロピル基、n
−ブチル基、5ee−ブチル基、ter−ブチル基、n
−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、n−
ノニル基、n−ノニル基、n−デカニル基等が挙げられ
、置換アリール基としては、例えばフェニル基、0−ヒ
ドロキシフェニル基、p−ヒドロキシフェニル基、0−
メチルフェニル基、p−メチルフェニル基、β−ナフチ
ル基、p−クロロフェニル基等が挙げられる。
上記一般式(1)にて表わされる構造単位は、フェノー
ル含有化合物とアルデヒド含有化合物又はケトン含有化
合物との縮合によって得られる。
フェノール含有化合物としては、例えばフェノール、ク
レゾール、キシレゾール、ジヒドロキシベンゼン、トリ
ヒドロキシベンゼン、又は後掲する第1表に記載したも
の等を挙げることができる。
また、アルデヒド含有化合物、ケトン含有化合物として
は例えばCH2O、アセトアルデヒド、アセト  ン 
、    Cll0Ct12 81   (CH3) 
  3   、    C110CH2CII 2  
 S 1(C1h ) 3、Cll0CI2 C1(2
Si (CH3) 2−0−8i(C113) 3、C
ll0CH2CH2Sl (CH3) 2Si (CI
+3 ) 3、CHOCII2 St (CH3) 2
−0−(C113) 3等を挙げることができる。
上記一般式(II)中の組成比°mで示される構造単位
を後掲する第2表に、組成比nで示さ−れる構造単位を
後掲する第3表に、夫々具体的に列挙する。
上記一般式(1)で表わされる構造単位の重合体(A)
と一般式(II)で表わされる構造単位の重合体(B)
との配合比率は、任意であるが、対酸素RIE性及び耐
熱性を向上させる観点から、A/ (A+B)が20〜
80%となるように配合することが望ましい。
本発明に係わるケイ素含有レジストは、上記−般式(1
)で表わされる構造単位を有する重゛合体と一般式(I
I)で表わされる構造単位を有する重合体の他に、第2
成分として感光剤を配合してもよい。かかる感光剤とし
ては、従来のケイ素含有レジストに用いられるジアゾ化
合物が挙げられ、具体的には4.4 ″−ジアジドカル
コン、2,6−ビス(アジドベンザル)シクロヘキサノ
ン、2,6−ビス(4−一アシトベンザル)−4−メチ
レンシクロヘキサノン、1.3−ビス(4′−アジドベ
ンザル)−2−プロパノン、1.3−ビス(4゛−アジ
ドシンナミリデン)−2−プロパノン、4.4′−ジア
ジドスチルベン、4.4゛−ジアジドビフェニル、4.
4”−ジアジドジフェニルスルファイド、3.3−−ジ
アジドジフェニルスルファイド、4.4−−ジアジドジ
フェニルスルホン、3.3−−ジアジドジフエニルスル
ホン、4.4−−ジアジドスチルベン等を挙げることが
できる。また、感光剤としては、ナフトキノンジアジド
基やベンゾキノンジアジド基を含む化合物の使用できる
。この化合物としては、例えばナフトキノンジアジドス
ルホン酸クロリドやベンゾキノンスルホン酸ジアジドス
ルホン酸クロリドとヒドロシキ基を有する低分子化合物
又は高分子化合物を弱アルカリの存在下で縮合すること
によって得られる。ここで低分子化合物の例としては、
ハイドロキノン、レゾルシン、フロログルシン、2.4
−ジヒドロキシベンツフェノン−2,3゜4−トリヒド
ロキシベンゾフェノン、没食子酸アルキルエステル、カ
テキン、ケルセチン、キナリザリン、プルプリン等を挙
げることができる。高分子化合物の例としては、フェノ
ールホルムアルデヒドノボラック樹脂、クレゾールホル
ムアルデヒドノボラック樹脂、ポリヒドロキシスチレン
等を挙げることができる。これらの中では、特にナフト
キノンジアジドスルホン酸エステル又はアリールアジド
化合物が好ましい。これらの感光剤は単独でも、混合物
状態で使用される。更に、その他の感光剤としては後掲
する第4表に具体的に例示するβケトンから合成される
ジアゾ化合物が有効である。
上記感光剤の上記一般式(1)の構造単位を有する重合
体及び一般式(II)の構造単位を有する重合体に対す
る配合割合は、それら重合体に対して5〜50重量%の
範囲にすることが望ましい。
この理由は、感光剤の配合量を5重量%未満にすると露
光部と未露光部との間での溶解性の差が小さくなり、良
好なパターン形成が困難となり、かといってその配合量
が50重量%を越えると塗膜性能が悪化する恐れがある
本発明に係わるケイ素含有し、シストは、上記−般式(
I)で表わされる構造単位を有する重合体と一般式(I
I)で表わされる構造単位を有する重合体の他に、更に
第3成分としてアルカリ可溶性樹脂を配合してもよい。
かかるアルカリ可溶性樹脂としては、アルカリ溶液に可
溶な樹脂であればいかなるものでもよいが、例えばポリ
−p−ビニルフェノール、ポリ−ロービニルフェノール
、ポリ1−イソブロペニルフエノール、ポリ−ローイソ
プロペニルフェノール、■−タレゾールノボラック樹脂
、p−クレゾールノボラック樹脂、p−ビニルフェノー
ルとメタクリル酸メチルとの共重合体、p−イソベニル
フェノールと無水マレイン酸との共重合体、ポリ−p−
ビニルフェノールの部分ベンゾイル化物、ポリメタクリ
ル酸、ポリアクリル酸等を挙げることができ、特にフェ
ノール性水酸基を有する樹脂が好ましい。こうしたアル
カリ可溶性樹脂は上記一般式(1)の構造単位を有する
重合体及び一般式(II)の構造単位を有する重合体の
混合物100iIn部に対して5〜100重量部配合す
ることが望ましい。
本発明に係わるケイ素含有レジストは、更に必要に応じ
て紫外線吸収剤、界面活性剤、増感剤、貯蔵安定性を図
るために熱重合防止剤、基板からのハレーションを防止
するためのハレーション防止剤、基板との密着性を向上
させるための密着性向上剤、塗膜の表面を平滑化するた
めの界面活性剤、或いは塗膜の改質のための他のポリマ
ー、例えばエポキシ樹脂、ポリメチルメタクリレート樹
脂、プロピレンオキシド−エチレンオキシド共重合体、
ポリスチレン、シリコーンラバーポリマー等を配合する
ことも可能である。
本発明に係わるケイ素含有レジストは、溶剤に溶解した
状態で所定の基板上に直接もしくは平坦化層を介して塗
布される。かかる溶剤としては、例えばトルエン、キシ
レン、O−ジクロロベンゼン、クロロホルム、エタノー
ル、イソプロピルアルコール、シクロペンタンノン、シ
クロヘキサノン、酢酸セロソルブ、メチルエチルケトン
等を挙げることができる。
次に、本発明のケイ素含有レジストによるパターン形成
方法を説明する。
まず、基板上に高分子材料層(平坦化層)を形成する。
ここに用いる基板としては、例えば不純物をドープした
シリコン基板単独、このシリコン基板上に酸化シリコン
層を介して多結晶シリコン膜等の導電膜を設けた半導体
基板、ブランクマスり等を挙げることができる。前記平
坦化層を構成する樹脂としては、例えば薄膜形成の可能
なあらゆる高分子材料が使用でき、通常はノボラック系
紫外線用レジストとしてのOF P R−5000(東
京応化社製商品・名) 、HPR−204(ハント社製
商品名)又は感光性シリコーン樹脂等が使用される。
こうした平坦化層は、前記樹脂を溶剤で溶解した溶液を
基板上に例えばスピンナー塗布し、乾燥することにより
形成できる。ここに用いる溶剤としては、例えばトルエ
ン、キシレン、エチルセロソルブアセテート、シクロヘ
キサノンが好適である。
また、前記溶液には更にジアジド化合物等の熱硬化性の
ような性質を高めるための添加剤を適宜配合してもよい
。前記溶液の粘度は、スピンナー等で塗布することを考
慮して20〜100 cps 、より好ましくは80−
100 cpsに調整することが望ましい。
更に、平坦化層の厚さは1〜2μm1より好ましくは1
.5〜2.0μmの範囲にすることが望ましい。
この理由は、平坦化層の厚さが前記範囲を逸脱すると、
解像度が低下したり、段差のある基板上での平坦化がな
されなくなる恐れがある。なお、基板上に前記溶液を塗
布し、乾燥した後、ベーキング処理してもよい。このベ
ーキング処理条件は、溶媒を蒸発させるに充分な温度で
かつ使用する平坦化層の構成樹脂のガラス転移点を越え
る温度であるが、通常、50〜250℃で0.5〜12
0分間、好ましくは80〜220℃で1〜90分間行な
ない、感光性シリコーン樹脂の場合は通常50〜200
℃で0.5〜120分間、好ましくは80〜120℃で
1〜60分間行なえばよい。
次いで、前記平坦化層上に上記一般式(1)の構造単位
を有する重合体及び一般式(II)の構造単位を有する
重合体を必須成分とし、前記溶剤で溶解したケイ素含有
レジストを例えばスピンナーで塗布し、乾燥することに
よりレジスト層を形成する。前記ケイ素含有レジストの
粘度は、スピンナー等で塗布することを考慮してlO〜
too cps sより好ましくはlO〜80cpsに
調整することが望ましい。更に、レジスト層の厚さは0
.1〜0.6μm1より好ましくは0,1〜0.5μm
の範囲にすることが望ましい。この理由は、該レジスト
層の厚さが前記範囲を逸脱すると、酸素プラズマ耐性が
低下するか、解像度が低下する恐れがある。なお、平坦
化層上にケイ素含有レジストを塗布し、乾燥した後、ベ
ーキング処理してもよい。この時、溶剤がレジスト層中
に残 存した場合には露光光線の散乱が増大し、解像性の低下
を招く。
次いで、前記レジスト層に放射線(例えば可視光、赤外
線、紫外線、電子線等)を選択的に照射してパターン露
光を行なう。このパターン露光においては、密着、投影
のいずれの露光方式が採用し得る。つづいて、露光後の
レジスト層をアルカリ水溶液で現像して露光部分又は未
露光部分を溶解除去して上層パターンを形成する。ここ
に用いるアルカリ水溶液としては、例えばテトロメチル
アンモニウムハイドロオキシド水溶液などの有機系アル
カリ水溶液、又はア゛ンモニウム水溶液、水酸化ナトリ
ウム水溶液、水酸化カリウム水溶液などの無機系水溶液
等を挙げることができる。また、現像手段としては、例
えば浸漬法、スプレー法等が採用し得る。
次いで、上記上層パターンをマスクとして下層の平坦化
層を酸素プラズマを用いたドライエツチング(酸素RI
E)を行なう。この時、上層パターンは酸素に曝される
ことによってその表面に二酸化ケイ素(S102)に使
い組成の膜が形成され、該パターンから露出する平坦化
層の10−100黴の耐酸素RIE性を有するようにな
る。上層パターンから露出する平坦化層を全て酸素RI
Eによりエツチングすることによって最適なプロファイ
ルが得られる。なお、酸素RIEによるエツチングは、
通常、1 x 10’ 〜I X 10−” torr
s [1,01〜lOW/cIIの条件で1−120分
間を行なえばよい。
次いで、上記方法により形成されたパターンをマスクと
して基板のエツチングを行なう。エツチングは、ウェッ
トエツチング、ドライエツチングなどがか採用され、3
μm以下の微細なパターンを形成する場合にはドライエ
ツチング法が好ましい。こうしたエツチングにおいて、
残存するレジストパターンはJ −100(ナガセ化成
社製商品名)等の剥離剤や酸素ガスプラズマによって除
去する。
(作用) 本発明のケイ素含有レジストは、主鎖中にケイ素及び酸
素原子が導入された一般式(II)の構造単位を含有す
る重合体を一方の成分として含むため、側鎖中にケイ素
原子が導入された重合体のレジストに比べて耐酸素RI
E性を著しく向上でき、酸素プラズマによる下層の平坦
化層のドライエツチングに対して良好なマスク効果を発
揮できる。いかも、該一般式(■)の構造単位を含有す
る重合体中にはアルカリを含む水溶液に対して溶解度の
高いフェノール基やカルボキシル基が導入されているた
め、アルカリ現像性のも良好となる。
また、本発明のケイ素含有レジストは、アルカリを含む
水溶液に対して溶解度の高いフェノール基が導入された
一般式(I)の構造単位を含有する重合体を他方の成分
として含むため、アルカリ現像が可能となる。更に、感
光剤を配合することによって、紫外線、X線、γ線、電
子線に対して高感度化を図ることができる。従って、耐
酸素RIE性に優れ、かつ現像プロセスにおいて膨潤し
難く、高解像性を達成でき、ひいては二層リソ5グラフ
イプロセス適用することによって高アスペクト比で微細
な二層パターンの形成が可能となる。
(発明の実施例) 実施例1〜10 まず、シリコン基板上にノボラック系レジスト(東京応
化社拗商品名、 0FPR−800)の溶液を塗布し、
乾燥した後、200℃で1時間熱処理して厚さ260μ
mの平坦化層を形成した。つづいて、後掲する第5表〜
第7表に示すケイ素含有レジスト組成物を夫々エチルセ
ロソルブアセテートに溶解した20%濃度のケイ素含有
レジストを用意し、これらを前記シリコン基板の平坦化
層上に夫々塗布、乾燥して厚さ0,5μmのレジスト層
を形成した。
ひきつづき、同第5表〜第7表に示す条件で露光、現像
を行なって上層パターンを形成した。
次いで、上層パターンが形成された各シリコン基板をド
ライエツチング装置(徳田製作所社製商品名、 HIR
RIE)に設置し、2 x 1O−210rrs出力0
.08W/dの条件で酸素プラズマによるリアクティブ
イオンエツチング(RI E)を行なって上層パターン
を下層の平坦化層に転写した。
しかして、上層パターンをマスクとした平坦化層の酸素
プラズマによるリアクティブイオンエツチング後におけ
る二層パターンの解像度を調べた。
それらの結果を同第5表〜第7表に併記した。
後掲する第5表〜第7表から明らかな如く、本発明のケ
イ素含有レジストからなる上層パターンは優れた耐酸素
RIE性を有し、かつアルカリ現像により微細な上層パ
ターンを形成できることがわかる。また、かかる上層パ
ターンをマスクとして酸素プラズマのRIEを行なうこ
とによって、該パターンを平坦化層に忠実に転写でき、
微細かつ高精度の二層パターンを形成できることがわか
る。
なお、上記実施例では二層パターンの形成方法に連用し
た例について説明したが、単層パターンの形成にも同様
に適用できる。
[発明の効果] 以上詳述した如く、本発明によれば優れた耐酸素RIE
性を有し、かつ放射線に対して高い感度を有し、更にア
ルカリ現像が可能で現像による膨潤の少ない高精度のパ
ターン形成が可能なケイ素含有レジストを得ることがで
き、ひいては二層リソグラフィープロセスに適用するこ
とによって高アスペクト比を有する微細な二層パターン
を簡単に形成でき、微細で高集積度の半導体装置の製造
等に有効に利用できる等顕著な効果を有する。
第  1  表 OH OH OH OH OH OH OH OH OH H3 第  2  表 OHOH H 第  3  表 CH3CH=CH2 ノ 第  4  表 CH3CH2QC−C−C−OCH2CH。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、(A)下記一般式( I )にて表わされる構造
    単位を有する重合体、及び (B)下記一般式(II)にて表わされる構造単位を有す
    る重合体、 を必須成分として含有することを特徴とするケイ素含有
    レジスト。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、上記一般式( I )中のR_1〜R_4の少なく
    とも1つはケイ素を含む炭素原子が1〜10のアルキル
    基、残りは水素、アルキル基、アルコキシ基、置換もし
    くは非置換のアリル基のいずれかを示し、かつR_5〜
    R_7の少なく1つはケイ素を含む炭素原子が1〜10
    のアルキル基、残りは水素、アルキル基、アルコキシ基
    、置換もしくは非置換のアリル基のいずれかを示し、a
    は1、2又は3の整数、bは1、2又は3の整数、cは
    0又は1、2の整数(なお、a+b+cは4を越えない
    )、dは1、2又は3の整数、kは任意の整数、lは0
    又は任意の整数を示す。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、上記一般式(II)中のR_8は炭素数1〜10の
    アルキル基又は置換もしくは非置換のアリール基、R_
    9〜R_1_3は少なくとも1つがヒドロキシル基で置
    換されたアリール基又はカルボキシル基及ヒドロキシメ
    基で置換されたアリール基で残りは水素原子、ハロゲン
    原子、アルキル基、アリル基、ハロゲノアルキル基、シ
    アノアルキル基、カルボキシル基、アルキルカルボキシ
    基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、アシルオ
    キシ基、アリール基、アルキル置換アリール基を示しR
    _1_4又はR_1_5はビニル基、アリル基、γ−メ
    タクリロキシプロピル基、炭素数1〜10のアルキル基
    、置換もしくは非置換のアリール基、置換もしくは非置
    換のシロキシ基を示し、mは任意の整数、nは0を含む
    任意の整数を示す。
  2. (2)、感光剤を含有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のケイ素含有レジスト。
  3. (3)、感光剤がアジド化合物であることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載のケイ素含有レジスト。
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