JPH0110665Y2 - - Google Patents

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JPH0110665Y2
JPH0110665Y2 JP3184785U JP3184785U JPH0110665Y2 JP H0110665 Y2 JPH0110665 Y2 JP H0110665Y2 JP 3184785 U JP3184785 U JP 3184785U JP 3184785 U JP3184785 U JP 3184785U JP H0110665 Y2 JPH0110665 Y2 JP H0110665Y2
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zero
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trip
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JP3184785U
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  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主に自動車用走行距離積算計として用
いられ、2つのトリツプカウンタを並列的に配置
したツイントリツプカウンタ装置に関する。
〔従来の技術〕
特開昭57−136113号公報で示されたように、今
までの横並びのツイントリツプカウンタの帰零機
構について説明すると、同軸上で横並びに配置し
た2つのトリツプカウンタと、これらの各カウン
タを別々に帰零させるための第1、第2の帰零部
材と、これら各帰零部材のうち第1の帰零部材に
連結した第1の駆動レバーと、第2の帰零部材に
連結すると共に第1の駆動レバーに隣接して設け
た第2の駆動レバーと、操作ノブを有し、回動お
よび軸方向移動可能に設けられた1つの帰零軸
と、この帰零軸に連結され、この帰零軸の回動に
より第1、第2の駆動レバーのうち一方と選択的
に対向し、かつ帰零軸の軸方向移動により第1、
第2の駆動レバーのうち対向する側の一方を駆動
して第1、第2の帰零部材を選択的に帰零操作さ
せるための1つのターニング部材とを備えてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した従来のもののごとく、2つ
のトリツプカウンタを同軸上で横並びに直列的に
配置するものでは、2つの駆動レバーが軸方向に
隣接しているため、帰零軸の回動量が少なく、タ
ーニング部材の動きも小さいため、1つのターニ
ング部材を用いても小さなスペースにて2つのト
リツプカウンタを帰零することができる。
しかしながら、2つのトリツプカウンタを並列
的に配置する場合には、2つの駆動レバーを軸方
向に隣接して設けることは難しく、ある程度離れ
た位置に並列的に2つの駆動レバーが配置される
ことになるので、1つのターニング部材を回動さ
せて各カウンタを帰零させようとすると、ターニ
ング部材の回動角が多くなつて、その駆動スペー
スを広く必要とし、レイアウト上の制約を受ける
という問題がある。
そこで本考案は、2つのトリツプカウンタを並
列的に配置した場合においても、省スペースで、
あまり複雑な機能を用いずに、1つの帰零軸によ
つて2つのトリツプカウンタを選択して帰零する
ことができるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため本考案は並列的に配置した2つのトリ
ツプカウンタと、これらの各カウンタを別々に帰
零させるための第1、第2の帰零部材と、前記第
1の帰零部材に連結した第1の駆動レバーと、前
記第2の帰零部材に連結した第2の駆動レバー
と、回動および軸方向移動可能に設けられた1つ
の帰零軸と、この帰零軸に連結され、軸方向に移
動することにより前記第1の駆動レバーを介して
一方のトリツプカウンタを帰零するための第1の
ターニング部材と、前記帰零軸に対し軸方向に摺
動可能に設けられ、前記第1のターニング部材の
回動により、この第1のターニング部材と連結さ
れ、前記帰零軸の軸方向の移動により前記第2の
駆動レバーを介して他方のトリツプカウンタを帰
零するための第2のターニング部材とを備えるツ
イントリツプカウンタ装置を提供するものであ
る。
〔作用〕
これにより、帰零軸をそのまま、あるいは回動
させて軸方向に移動させると、第1のターニング
部材を介して第1の駆動レバーが駆動され、第1
の帰零部材により一方のトリツプカウンタが帰零
される。このときには第2のターニング部材は駆
動しない。また、帰零軸を回動させる、あるいは
そのままの状態で第1のターニング部材と第2の
ターニング部材とが連結され、この連結された状
態で帰零軸を軸方向に移動させると第2のターニ
ング部材を介して第2の駆動レバーが駆動され、
第2の帰零部材により他方のトリツプカウンタが
帰零される。このときには第1のターニング部材
は回動により第1の駆動レバーと対向しなくなつ
ているため、第1のターニング部材が軸方向に移
動しても第1の駆動レバーが駆動されることはな
い。
〔実施例〕
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第1図および第2図に示す第1実施例におい
て、1,2は自動車の任意の時点よりの走行距離
を積算するための2つのトリツプカウンタで、フ
レーム10に並列的に配置されている。3,4は
両カウンタ1,2をそれぞれ帰零するための第
2、第1の帰零部材で、両カウンタ1,2に隣接
してフレーム10に回動自在に保持されている。
5,6は各帰零部材2,3の第1図中左端に連結
した第2、第1の駆動レバーで、これら駆動レバ
ー5,6はある程度離れた位置に並列的に配置さ
れている。11はフレーム10の両レバー5,6
側の端面に固定したブラケツト、9は第1の駆動
レバー6に近接する位置においてブラケツト11
に回動自在および軸方向に移動可能に取付けられ
た帰零軸で、両帰零部材3,4の回動中心と直交
する方向に配置してあり、帰零軸9の先端は外部
に突出してあつて図示せぬ操作ノブが設けてあ
る。7はブラケツト11内において帰零軸9に軸
方向に摺動可能に設けられた第2のターニング部
材で、その先端は第2の駆動部材5を対向してい
る。また、第2のターニング部材7の中間部分に
は溝部7aが形成され、さらに根本部には突出段
部7bが形成されると共に、径方向突出部7cが
形成されていて、この突出部7cとブラケツト1
1とにより第2の回動部材7の回動が阻止されて
いる。8はブラケツト11内において第2ターニ
ング部材7と軸方向に隣接して帰零軸9に一体的
に固定した第1のターニング部材で、回転中心か
らの先端までの寸法が第2のターニング部材7よ
り短くしてあつて、通常は第1の駆動部材6と対
向している。また、第1のターニング部材8の先
端には第2のターニング部材7の溝部7aと嵌合
する先端係合部7aが形成され、さらに根本部に
は第2のターニング部材7の突出段部7bと係合
する係合部8bとが径方向に突出して形成されて
いる。12は帰零軸9を押圧して第2図のごとき
定常状態に保持すると共に、第1のターニング部
材8を第2ターニング部材7に押圧接触させるた
め、ブラケツト11と第1のターニング部材8と
の間に介在したコイルスプリング、13は第のタ
ーニング部材8を第2図の回動位置に保持するた
め、第1のターニング部材8とフレーム10との
間に介在したコイルスプリングである。また、ブ
ラケツト11には帰零軸9の軸方向移動時におけ
る第1のターニング部材7の係合部8bの案内を
する案内片11aが形成されていて帰零軸9が回
動方向に対して決められた2位置でのみ軸方向に
移動できるようにしてある。14はフレーム10
に固定した自動車用速度計であり、15はその指
針である。16は自動車の最初からの走行距離を
積算するためのトータルカウンタで、速度計14
を間に置いて両トリツプカウンタ1,2とある程
度離れた位置においてフレーム10に装着されて
いる。
次に上記構成においてその作動を説明する。第
2図の状態において、帰零軸9をそのままの状態
で軸方向に押すと、帰零軸9に連結された第1の
ターニング部材8によつて、それに対向する第1
駆動レバー6を駆動し、第1の帰零部材4を介し
て一方のトリツプカウンタ2を帰零する。ただ
し、このとき第2のターニング部材7は帰零軸9
に対し軸方向に摺動可能となつているため、第2
のターニング部材7は第2の駆動レバー5を駆動
しない。
次に帰零軸9を第2図の矢印方向に回動する
と、第1のターニング部材8の先端係合部8aが
第2ターニング部材7に形成した溝部7aにはま
り、これら2つのターニング部材7,8が連結さ
れる。この状態で帰零軸9を軸方向に押し込む
と、第2のターニング部材7が第2の駆動レバー
5を駆動し、第2の帰零部材3を介して他方のト
リツプカウンタ1を帰零する。このとき、第1の
ターニング部材8の根本部に径方向に突出して形
成した係合部8bも第2のターニング部材7の根
本部に形成した突出段部7bを押して第1のター
ニング部材8から第2のターニング部材7には軸
方向への力を伝達する作用をする。必要に応じこ
のような連絡構造部は複数個設けることができ
る。また、この状態においては、第1のターニン
グ部材8の回動により、この第1のターニング部
材8は第1の駆動レバー6と対向しなくなつてい
るため、第1のターニング部材8が軸方向に移動
しても第1の駆動レバー6が駆動されることはな
い。
第3図は、本考案の第2実施例を示すものであ
る。第2図の第1実施例とは逆に、初期状態で両
ターニング部材7,8が、第1実施例の構造で連
結され、帰零軸9を押し込むと、第2の駆動レバ
ー5を駆動し、上側のトリツプカウンタ1を帰零
する。帰零軸9を第3図中矢印方向に回転する
と、両ターニング部材7,8の連結が解除され、
その状態で帰零軸9を押し込むと、第1のターニ
ング部材8が第1の駆動レバー6を駆動し、下側
のトリツプカウンタ2を帰零する。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案においては、帰零軸の
回動によつて第1、第2のリーニング部材間が連
結されたり、非連結状態となり、非連結状態では
第1のターニング部材を介して第1の駆動レバー
が駆動されて一方のカウンタが帰零され、連結状
態では第2のターニング部材を介して第2の駆動
レバーが駆動されて他方のカウンタが帰零される
から、2つのトリツプカウンタを並列的に配置し
た場合においても、第1のターニング部材と第2
のターニング部材との連結状態を1つの帰零レバ
ーの回動によつて制御するのみで、省スペース
で、あまり複雑な機構を用いずに、2つのトリツ
プカウンタを選択して帰零することができるとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の第1実施例を示す正面
図、第2図は上記第1実施例の要部構成の斜視
図、第3図は本考案装置の第2実施例を示す要部
構成の斜視図である。 1,2……トリツプカウンタ、3,4……第
2、第1の帰零部材、5,6……第2、第1の駆
動レバー、7,8……第2、第1のターニング部
材、9……帰零軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並列的に配置した2つのトリツプカウンタと、
    これらの各カウンタを別々に帰零させるための第
    1、第2の帰零部材と、前記第1の帰零部材に連
    結した第1の駆動レバーと、前記第2の帰零部材
    に連結した第2の駆動レバーと、回動および軸方
    向移動可能に設けられた1つの帰零軸と、この帰
    零軸に連結され、軸方向に移動することにより前
    記第1の駆動レバーを介して一方のトリツプカウ
    ンタを帰零するための第1のターニング部材と、
    前記帰零軸に対し軸方向に摺動可能に設けられ、
    前記第1のターニング部材の回動により、この第
    1のターニング部材と連結され、前記帰零軸の軸
    方向の移動により前記第2の駆動レバーを介して
    他方のトリツプカウンタを帰零するための第2の
    ターニング部材とを備えるツイントリツプカウン
    タ装置。
JP3184785U 1985-03-05 1985-03-05 Expired JPH0110665Y2 (ja)

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JPS61147463U JPS61147463U (ja) 1986-09-11
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