JPH01106508A - 波形歪補償回路 - Google Patents

波形歪補償回路

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JPH01106508A
JPH01106508A JP26280887A JP26280887A JPH01106508A JP H01106508 A JPH01106508 A JP H01106508A JP 26280887 A JP26280887 A JP 26280887A JP 26280887 A JP26280887 A JP 26280887A JP H01106508 A JPH01106508 A JP H01106508A
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timing
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Shuji Tateno
立野 修二
Makoto Ishii
真 石井
Masayuki Kadowaki
門脇 正之
Isao Ono
功 小野
Yoshiyuki Murayama
村山 好行
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Japan Broadcasting Corp
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は音声信号など低周波信号のパルス幅変調増幅
器に係り、特にその増幅器の出力に生ずる波形歪を防止
する補償回路に関するものである。
(発明の概要) この発明は、音声信号など低周波信号のパルス幅変調増
幅器における波形歪の改善に関する補償回路であり、従
来変調増幅器におけるスイッチング増幅器の出力パルス
のオフ期間に生じる不要振動による変調特性の劣化を、
同増幅器における低域通過フィルタの入力側にこれと並
列にスイッチング手段を設け、別に設けたタイミング手
段でこのスイッチング手段のタイミングを制御し、前記
不要振動を防止することにより変調特性を改善するもの
である。
(従来の技術) 従来、パルス幅変調方式を利用した放送機の変調器にお
いて、変調の谷の部分において生じる波形歪については
、スイッチング増幅回路の励振段に振幅変調(前段変調
)をかけることにより変調特性の改善を図ってきた。し
かし、前段変調の補正では波形歪の原因である変調の谷
の部分において生じる不要振動の解消にならないため、
歪率・直線性の劣化を改善しきれず、調整も難しいとい
う欠点があった。
また、前述の不要振動を防止する回路としては、抵抗、
コンデンサの直列回路から成るスナバ回路があるが、従
来のパルス幅変調回路においてスイッチング増幅回路の
出力側に使用しているスナバ回路は、スイッチングのオ
ン、オフ時の立ち上がりおよび立ち下がり時のリンギン
グ防止用であり、変調の谷の部分で生じる不要振動を防
止する為に使用するとすればスナバ回路のコンデンサの
定数が大きくなり、抵抗に生じる損失が大きくなるため
効率が低下して実用的ではなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 前項でも述べたごと(従来のパルス幅変調方式を利用し
た放送機の変調増幅器においては、スイッチング増幅回
路がオフの期間1に低域通過フィルタ(LPF)の入力
電圧は第5図のような不要振動3をともなう。
この不要振動3発生のメカニズムを第6図を用いて説明
する。
第6図において、スイッチング増幅回路8の出力パルス
のオフの期間にフライホイールダイオード12の電流が
徐々に減少してフライホイールダイオードがオンからオ
フに変化した時、LPF 4の残留エネルギーは、コン
デンサ7とLPF 4の初段コンデンサ6との直列接続
の容量とLPF 4の初段インダクタンス5との間で共
振現象を生じる。ここで、コンデンサ7はLPF 4の
入力側からスイッチング増幅回路8側を見た時の全静電
容量で、スイッチング増幅用素子のドレーン−ソース間
の出力容量や、フライホイールダイオードの容量、スイ
ッチング増幅用素子のソース−アース間の容量などが含
まれる。
このように発生した不要振動3のために、変調の谷にお
いて、音声信号の振幅に比例した出力が得られなくなり
、変調増幅器の波形歪として現ゎれる。
従って本発明の目的は、パルス幅変調方式を利用した変
調増幅器において、変調の谷の部分で発生する不要振動
を防止する波形歪補償回路を提供することにより、歪率
、直線性の改善、調整の簡易化を行なおうとすものであ
る。
この目的を達成するため、本発明の波形歪補償回路は、
パルス幅変調回路、スイッチング増幅回路および低域通
過フィルタを順次に備えて音声信号を増幅する変調増幅
器の不要振動を防止する波形歪補償回路において、スイ
ッチング手段とそれのタイミングをはかるタイミング手
段とを備え、前記スイッチング手段は、前記低域通過フ
ィルタの入力側に前記低域通過フィルタに対し並列に付
加されてダンピング負荷回路とスイッチング回路とで直
列に“構成され、前記タイミング手段で、前記スイッチ
ング増幅回路の出力パルスのオフ期間に前記スイッチン
グ回路がオンとなるようにタイミングをとるようにした
ことを特徴とするものである。
(実施例) 以下添付図面を参照し、パルス幅変調方式中波放送機へ
の実施例により本発明の詳細な説明する。
波形歪補償回路を使用した変調増幅器のブロック線図を
示す第2図において、音声入力20はパルス幅変調回路
10でパルス幅変調波となり、スイッチング増幅回路8
でD級増幅される。D級増幅されたパルス幅変調波は、
しゃ断固波数が音声周波数より高く副搬送波より低い低
域通過フィルタ(LPF)4を介することにより大振幅
の音声信号に戻り負荷13に供給される。
本発明に係わる波形歪補償回路9は、LPF4の入力部
101に並列接続されている。
フライホイールダイオード12は、スイッチング増幅回
路8のFE714がオン、オフすることによりLPF4
に磁気エネルギーが生じるが、スイッチング増幅回路8
がオフ時に磁気エネルギーを負荷13側に導通させる役
割をもっている。
第1図は、波形歪補償回路9の構成ブロック線図である
。パルス幅変調回路10からの2つの1/2周期のパル
ス幅変調出力102.103は、第1図の構成において
、パルス合成・ 180°位相反転回路15の入力10
2.103となり、その出力104は、遅延・パルス幅
可変回路16の入力となる。パルス幅可変回路16では
、低域通過フィルタの入力端101における位相が、ス
イッチング増幅回路8のオフ期間にスイッチング回路1
8がオンとなるように位相調整を行なう。従って第1図
に示すパルス合成・180°位相反転回路15から励振
回路17までを本発明ではタイミング手段と呼ぶ。
またダンピング負荷回路19は、抵抗、インダクタンス
とコンデンサの並直列回路であり、スイッチング回路1
8がオンの期間のみLPF 4の入力に並列接続される
。これにより、スイッチング増幅回路8のオフ期間でフ
ライホイールダイオード12がオフとなったあとのLP
F 4の残留エネルギーは、ダンピング負荷回路19で
吸収されて不要振動は発生しない。
第3図は、波形歪補償回路の具体例接続図である。この
例では、FETIは電界効果形トランジスタ2SK21
6、FET2は電界効果形トランジスタ25に351、
ICI、IC2は集積回路4011 B、IC3、IC
4は集積回路74123 、IC5は集積回路4013
11 、IC6は集積回路400111が用いられてい
る。
第4図は、変調増幅器出力における波形歪補償回路によ
り改善される前後(a) 、 (b)の波形図である。
なおダンピング負荷回路19は、ここに例示した回路構
成のみならず抵抗、インダクタンス、コンデンサ及びダ
イオードを用い種々の組合わせが考えられ、パルス合成
・ 180°位相反転回路15、遅延・パルス幅可変回
路16、励振回路17、スイッチング回路1日も、周知
の回路技術を適用することにより構成が可能である。
また本発明に係る他の実施例として、ここに例示した中
波放送機の変調器のみならず、パルス幅変調された信号
を直流又は交流に変換する回路、例えば出力電圧を広範
囲に可変が必要で特に低電圧制御を円滑に行なう必要が
あるスイッチングレギュレータの応用実施例が可能であ
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明のパルス幅変調増幅器に適用
可能な波形歪補償回路は、次の効果を有する。
(1)変調の谷の部分の波形歪を改善し、歪率、直線性
の改善と調整の簡易化が図れる。
(2)負荷変動による変調特性の劣化を改善できる。
(3)従来のパルス幅変調器に回路変更をせずに付加回
路として追加が可能である。
(4)回路構成が単純かつ部品数が少なく、低廉な特性
改善が可能である。
(5)不要振動のエネルギーが低いため、回路を挿入す
ることによる損失はきわめて小さい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明波形歪補償回路の構成ブロック線図を
示し、 第2図は、本発明波形歪補償回路を適用した変調増幅器
の構成ブロック線図を示し、 第3図は、波形歪補償回路の具体例接続図を示し、 第4図(a)は、変調増幅器出力における波形歪補償回
路により改善される前の波形図を示し、第4図(b)は
、変調増幅器出力における波形歪補償回路により改善さ
れた後の波形図を示し、第5図は、不要振動を生じた時
のLPFの入力電圧波形図を示し、 第6図は、不要振動発生を説明するための図である。 1・・・スイッチング増幅回路出力パルスのオフ期間2
・・・スイッチング増幅回路出力パルスのオン期間3・
・・不要振動 4・・・低域通過フィルタ(LPF) 5・・・LPFの初段インダクタンス 6・・・LPFの初段コンデンサ 7・・・LPFの入力側からスイッチング増幅回路側を
見た時の全静電容量 8・・・スイッチング増幅回路 9・・・波形歪補償回路 10・・・パルス幅変調回路 12・・・フライホイールダイオード 13・・・負荷抵抗 14・・・スイッチング増幅用FET 15・・・パルス合成・ 180°位相反転回路16・
・・遅延・パルス幅可変回路 17・・・励振回路 18・・・スイッチング回路 19・・・ダンピング負荷回路 20・・・音声入力 101・・・LPFの入力線 102・・・パルス幅変調回路出力線 103・・・パルス幅変調回路出力線 104・・・パルス合成・ 180°位相反転回路出力
線105・・・遅延・パルス幅可変回路出力線第1図 本発明波形歪桶゛償[]Xh 第4図 (a)改善前 −B寺昂門 (b)改善後 −時間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パルス幅変調回路、スイッチング増幅回路および低
    域通過フィルタを順次に備えて音声信号を増幅する変調
    増幅器の不要振動を防止する波形歪補償回路において、 スイッチング手段とそれのタイミングをは かるタイミング手段とを備え、 前記スイッチング手段は、前記低域通過フ ィルタの入力側に前記低域通過フィルタに対し並列に付
    加されてダンピング負荷回路とスイッチング回路とで直
    列に構成され、 前記タイミング手段で、前記スイッチング 増幅回路の出力パルスのオフ期間に前記スイッチング回
    路がオンとなるようにタイミングをとるようにしたこと
    を特徴とする波形歪補償回路。
JP26280887A 1987-10-20 1987-10-20 波形歪補償回路 Expired - Lifetime JPH0834389B2 (ja)

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JP26280887A JPH0834389B2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 波形歪補償回路

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JPH01106508A true JPH01106508A (ja) 1989-04-24
JPH0834389B2 JPH0834389B2 (ja) 1996-03-29

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ID=17380894

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500877A (ja) * 1999-05-19 2003-01-07 ジャム テクノロジーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー リアクティブ・インピーダンス変換増幅器出力段の負荷補償技術

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500877A (ja) * 1999-05-19 2003-01-07 ジャム テクノロジーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー リアクティブ・インピーダンス変換増幅器出力段の負荷補償技術

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