JPH0110439Y2 - - Google Patents

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JPH0110439Y2
JPH0110439Y2 JP1984010125U JP1012584U JPH0110439Y2 JP H0110439 Y2 JPH0110439 Y2 JP H0110439Y2 JP 1984010125 U JP1984010125 U JP 1984010125U JP 1012584 U JP1012584 U JP 1012584U JP H0110439 Y2 JPH0110439 Y2 JP H0110439Y2
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runner
vane
water
gap
inlet nozzle
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JP1984010125U
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JPS60124588U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、水車入口ノズルの先端における水漏
れおよび水流飛散現象を解消し、水車の回転力を
高めることを企図した貫流水車に関する。
〈従来技術〉 第1図に貫流水車の従来構造を示す。
第1図において、10はケーシング、11はカ
バー、20はランナ、21はランナの固定軸、2
2はランナブレード、30は流水量調節用のガイ
ドベーン、31はガイドベーンの固定軸、40は
水車入口ノズル、50は導入管、60は放水管、
70は呼吸弁である。
上記構造の貫流水車では、導入管50からケー
シング10内に導入した水はガイドベーン30で
流入量を調節され、水車入口ノズル40で水流を
絞られてランナブレード22に衝突し、ランナ2
0に回転力を生ぜしめた後、ランナ20の下部外
周から放水管60を通つて外部へ排水される。
上記構造の貫流水車では、水車入口ノズル40
とランナ20の外周先端との間に、第2図に示す
ような長さg1の間隙が形成されているため水漏れ
がある。また、水車入口ノズル40の先端部では
水流が飛散し、水流の持つエネルギをランナブレ
ード22に十分伝達できないので、水車の回転力
が高くならない。
このような不具合を解消するため、第3図に示
すように、水車入口ノズル40の先端を更に下流
側の40′にまで延設すると、この水車入口ノズ
ル40の先端空間に負圧を生じ、キヤビテーシヨ
ンが非常に発生しやすくなり、騒音を発生した
り、水車入口ノズル40やランナブレード22に
損害を与える欠点がある。
〈考案の目的〉 本考案は、上述の従来構造の貫流水車の欠点に
鑑み、貫流水車の水車入口ノズルとランナの外周
円との間の間隙に基因する水漏れおよび水車入口
ノズル下流に生ずる水流飛散現象を解消し、水車
の回転力を向上した貫流水車を提供することを目
的とする。
〈考案の構成〉 本考案の貫流水車は、水車入口ノズルの構造は
前述した従来の貫流水車の水車入口ノズルの場合
と変つていないが、水車入口ノズルの下流側に、
この水車入口ノズルの先端から間隙を介して、上
流側の端部ではランナとの間に大きな間隙を有
し、下流側の端部では上流側の端部の間隙よりも
小さく且つ水車入口ノズルとランナとの間の間隙
以上の大きさの間隙を有する迎え傾斜をもつベー
ンを配設したことを特徴とする。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。以下の説明においては、従来の貫流
水車と同一部分については同一符号を使用する。
第4図は本考案にかかる実施例の概略構造を示
す縦断面図である。
第4図の貫流水車は、ケーシング10と、この
ケーシング10内に固定軸21を中心として回転
可能に取り付けられ且つ外周円上に多数のランナ
ブレード22を放射状に配設したランナ20と、
このランナ20の上流側においてランナ20に近
接した位置にランナ20への流路を開閉して水の
流入量を調節するガイドベーン30と、ケーシン
グ10の内周壁面からランナ20の一側外周に延
設され且つランナブレード22に向けて水流を噴
出させる水車入口ノズル40と、ランナ20の上
流側でケーシング10と接続する導入管50と、
ランナ20の下流側においてケーシング10と接
続する放水管60と、ケーシング10に設けた呼
吸弁70と、水車入口ノズル40の下流に当該水
車入口ノズル40先端から一定の間隙dを隔てて
ランナ20外周に沿つて設けたベーン80とから
構成されている。そして、ベーン80はランナブ
レード22側の面が水流を取り込みやすいように
ランナ20側に適度の迎え角度が形成されるよう
に、ベーン80とランナ20の外周円との間の間
隙g1をベーン80の上流側の端部では水車入口ノ
ズル40端部の間隙g0の2〜5倍に形成し、下流
側の端部の間隙g2を水車入口ノズル40とほぼ等
しいか、やや大きい程度となるように配置する。
ベーン80のケーシング10への取付けは、ベー
ン80の両端側の固定軸81によつて行われる。
なお、ベーン80のランナ20外周円との間隙g1
がノズル40の間隙g0の2倍以下のときは、ノズ
ル40の間隙が狭すぎてランナブレード22間を
塞ぐのと同じ不具合を生じ、ベーン80の先端部
分に負圧を生じてキヤビテーシヨンが発生しやす
くなる。逆に、5倍以上のときは水車入口ノズル
40先端の水流飛散現象を阻止できなくなる。ま
た、ベーン80の下流側の端部間隙g2を水車入口
ノズル40の先端間隙g0よりも小さくすると、上
述したベーンの上流側の間隙g1の場合と同じよう
に、ランナ20の隣接ランナブレード22を塞ぐ
のと同じ幣害を生じる。
なお、ベーン80の支持部には大きな応力が集
中するので、これらの応力に耐えるだけの強固な
構造にする必要がある。
〈実施例の効果〉 本実施例の貫流水車は、 ○イ 水車入口ノズル40の先端に、一定の間隔d
をおいて、水車入口ノズル40の下流に迎え傾
斜を有するようにベーン80を配置した構造に
なつているため、水車入口ノズル40とベーン
80との間の間隙から空気を吸入でき、ベーン
80とランナ20との間の間隙に負圧を発生し
にくくなるので、キヤビテーシヨンの発生を阻
止できる。
○ロ 水車入口ノズル40の先端から飛散する水流
をベーン80によつてランナ20側に迎え入れ
る効果があり、水車入口ノズル40を通過した
水流を有効にランナブレード22に衝突させる
ことができるので、水車の回転力を高めること
ができる。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、貫流水車の水車入口ノズル先端に、間隙を介
してランナ側に迎え傾斜を有するベーンを配設す
るだけで、キヤビテーシヨンの発生を阻止し、水
車の寿命を延ばすと共に、水車の回転力を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の貫流水車の概略構造を示す断面
図、第2図は従来の貫流水車における水車入口ノ
ズルの一改良案を説明するための要部断面図、第
3図は従来の貫流水車における水車入口ノズルの
他の改良案を説明するための要部断面図、第4図
は本考案による貫流水車の一実施例の概略構造を
示す断面図、第5図は第4図に示す貫流水車の水
車入口ノズルの構造を説明するための要部断面図
である。 図面中、10はケーシング、20はランナ、2
2はランナブレード、30はガイドベーン、40
は水車入口ノズル、50は導入管、60は放水
管、70は呼吸弁、80はベーンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水車入口ノズルの下流側に間隙を介してベーン
    を配置した貫流水車において、前記ベーンの下流
    側の端部とランナとの間にこのランナと前記水車
    入口ノズルの先端との間隙以上の間隙を形成し、
    更に前記ベーンの上流側の端部と前記ランナとの
    間に前記ベーンの下流側の端部と前記ランナとの
    間隙より大きな間隙を形成して前記ベーンに迎え
    傾斜を付与したことを特徴とする貫流水車。
JP1984010125U 1984-01-30 1984-01-30 貫流水車 Granted JPS60124588U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984010125U JPS60124588U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 貫流水車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984010125U JPS60124588U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 貫流水車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60124588U JPS60124588U (ja) 1985-08-22
JPH0110439Y2 true JPH0110439Y2 (ja) 1989-03-24

Family

ID=30491018

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984010125U Granted JPS60124588U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 貫流水車

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JPS60124588U (ja) 1985-08-22

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