JPH01104155A - 酒類の品質改良法 - Google Patents

酒類の品質改良法

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JPH01104155A
JPH01104155A JP62258855A JP25885587A JPH01104155A JP H01104155 A JPH01104155 A JP H01104155A JP 62258855 A JP62258855 A JP 62258855A JP 25885587 A JP25885587 A JP 25885587A JP H01104155 A JPH01104155 A JP H01104155A
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urease
sake
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acid
acid urease
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茂八 柿本
Yasuhiro Sumino
隅野 靖弘
Hideaki Yamada
秀明 山田
Satoshi Imayasu
今安 聰
Eiji Ichikawa
英治 市川
Tetsuyoshi Minazu
水津 哲義
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GETSUKEIKAN KK
Gekkeikan Sake Co Ltd
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GETSUKEIKAN KK
Gekkeikan Sake Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 仮象直へ捗叩列」 本発明は酒類の品質改良法に関する。
従来の技術 清酒、ビール、ぶどう酒、老酒などのすべての醸造酒中
及びウィスキー、ブランデー、焼酎等の蒸留萌の醪中に
はカルバミドが含まれており、このために酒類に異味を
与え、また加熱殺菌、長期間貯蔵により酒類の香味の劣
化を引き起こすなど品質劣化の大きな原因となっている
。このカルバミドを除去する方法として、ウレアーゼ酵
素剤を酒類または酒類発酵もろみに添加して、10〜2
0℃の低温で反応させる方法(特公昭56−20830
)が知られている。
ウレアーゼ(1?:、C,3,5,I、5.)はカルバ
ミドをアンモニアと炭酸ガスとに分解する酵素であり、
植物、動物、微生物等広く天然界に分布、存在している
が、従来よりナタマメのウレアーゼやバチルス・バスト
ウリのウレアーゼが、工業的に製造され、実用に供され
ている。
3明が解決しようとする問題点 」−記のウレアーゼは、反応の至NpHが中性ないしア
ルカリ性に存在し、酸性側では反応がきわめて進行しに
くいばかりでなく、一般的に酵素が失活しやすく、とく
に反応温度が室温以上の場合や、アルコールなどの有機
溶媒を含む反応液中で失活が著しい。そのため、例えば
特公昭56−20830の方法では、pH約4.3、ア
ルコール濃度的20%の清酒に含まれるカルバミドを除
去するのに、きわめて多量のナタマメや細菌由来のウレ
アーゼ(至適叶I6〜8)の添加を必要とし、しかも長
時間、10〜20℃という低温のみでしか反応を実施で
きないなどの欠点を有しており、酒類製造の工業的見地
からは、必ずしも満足な方法とはいえない。
問題点を解決するための手段 本発明者らは、品質のよい酒類を製造する上で、酸性で
かつアルコールを含有する酒類中においても、安定に作
用するウレアーゼが、必須であることを痛感し、鋭意、
研究を進めた結果、至適p I−Iが2〜5の酸性域に
ある乳酸菌由来のウレアーゼで酒類を処理することによ
り、少量のウレアーゼの添加で、高温でもきわめて短時
間に、酒類中のカルバミドを分解除去しうるとの知見を
得、さらに研究を重ねた結果、本発明を完成するに至っ
た。
すなわち本発明は、酒類を酸性ウレアーゼで処理するこ
とを特徴とする酒類の品質改良法である。
本発明に用いられる酸性ウレアーゼは、カルバミド1モ
ルと水1モルから、アンモニア2モルと炭酸ガス1モル
を生成し、その活性の至適pl−[域がpt12乃至5
にあるものをいい、とりわけI)I−12乃至4.5に
あるものが望ましく、酵素のその他の一般的性質をあら
れすpH安定性、至適温度、温度安定性、基質特異性、
阻害剤の種類、Kra値、分子!1を等によっては、と
くに制限をうけない。
酸性ウレアーゼは、通常、酸性ウレアーゼを産生ずる能
力を有する微生物菌株を培養して生産される。微生物菌
株としては、いわゆる「乳酸菌」と呼ばれる種類の細菌
がよく、例えば、ストレプトコッカス居、ペディオコブ
カス属、ロイコノストック属、ラクトバチルス属、ビフ
ィドバクテリウム属の細菌があげられる。その代表例と
して、ストレプトコッカス・フェシウム(S Lrcp
tococcusraccium)、ストレプトコッカ
ス・ミチス(Streptococcus  m1ti
s)、ラクトバチルス・カゼイ・パル・カゼイ(Lac
tobacillus  casci  war。
casci)、ストレプトコッカス・ミティオール(S
treptococcus  m1Lior)、ストレ
プトコッカス惨ボビス(Streptococcus 
 bovis)、ラクトバチルス−ファーメンタム(L
 actobacillus  f’armcntum
)、ビフィドバクテリウム・ケリナム (IIHidobacLerium  choerin
um)などが好んで用いられるが、菌株はとくに限定さ
、れるものではなく、新たに、乳製品、土壌、酸敗食品
、動物の臓器や排泄物等から分離した株でありでも、酸
性ウレアーゼを産生ずる能力を有するものであれば差し
つかえない。またそれらの菌株に紫外線照射や変異剤処
理を施して、人為的に変異を誘起させた株や、当該酸性
ウレアーゼ活性の発現に必要な遺伝子断片を人為的にと
り出し、それを組み入れた他の微生物菌体であっても、
本発明の方法に使用できる。
酸性ウレアーゼを産生ずる菌株の具体例としては、ラク
トバチルス・ファーメンタムJCM5867(IFo 
 14511.PE1’1M  P−8990)、ラク
トバチルス・ファーメンタムJCM  586B(IF
O14512,FErtMP−8991)、ラクトバチ
ルス・ファーメンタムJCM 5869(IPO145
13,FERM  P−8992)、ストレプトコッカ
ス・ミティオールPC−154(IPO14633,F
ERM  r’−9460)、ストレプトコッカス・ボ
ビスI’G−186(IFO14634,FERMP−
9461)あるいはビフィドバクテリウム・ケリナムP
C−396(IF’0 14635.FERM  r’
−9462)などが挙げられる。
上記のIFO番号は、財団法人発酵研究所における受託
番号を、またFErtM  P番号は通商産業省工業技
術院微生物工業技術研究所(Frtl)における受託番
号をそれぞれ示す。上記のラクトバチルス・ファーメン
タム JCM  5867、ラクトバチルス・ファーメ
ンタム JCM58GBおよびラクトバチルス・ファー
メンタム JCM5869は財団法人発酵研究所発行の
[リザーチ・コミュニイケーション(RESERCll
COMMUNICATION)No、 l 3 、第9
4頁、1987J1.:掲載されている。
上記菌株のFillへの寄託はブタペスト条約に基づく
寄託に切換えられて下記のIjEIIM  Llr’番
号で同研究所に保管されている。
ラクトバチルス−ファーメンタム JAM5867(1
?EnM  r3P−1454)ラクトバチルス・ファ
ーメンタム JCM58(i8(r;’Er1M  B
P−1445)ラクトバチルス・ファーメンタム JC
M58G9(F’ErtM  BP−1446)ストレ
プトコッカス・ミティオー!し PC−154(FER
M  l3P−1448)ストレプトコッカス・ボビス
 PG−186(FERM  nP−1449) ビフィドバクテリウム・ケリナム PC−196(FE
I’tM  [3P−1450)上記のラクトバチルス
・ファーメンタムJCM  5867([FO1451
1,FERMI3F−1454)、ラクトバチルス・フ
ァーメンタムJCM  586B(IFO14512゜
1?’ErtM  l3P−1445)およびラクトバ
チルス・ファーメンタ1.JcM  5869  (I
f;’014513、FERM  IMP−1446)
は以下の菌学的性質を有する。
(次頁へ続く) (次頁へ続く) また、ビフィドバクテリウム・ケリナムPG−196、
ストレプトコッカス・ミテイオールPC−154および
ストレプトコッカス・ボビスPG−186はそれぞれ以
下の菌学的性質を示す。
上表中、NDは実験を実施していないことを示し、Ly
s、 AspSAlaSGlu、 0rnSSar、 
m −DAPはそれぞれリジン、アスパラギン酸、アラ
ニン、グルタミン酸、オルニチン、セリン、メソジアミ
ノピメリン酸を表わす。上記の菌学的諸性質をもとに、
パージエイズ・マニュアル・オブ・システマティック・
バクテリオロジイ・ボリューム2(1986)によって
、その分類学的位置を調べるとPC−196株はアラビ
ノース、セロビオース、リボース、ザイロースからの酸
の生成が陽性である点が異なるもののBiridoba
ctcriumchocrinumとするのが適切であ
り、PC−154株はα−へモリシスが陰性である・点
が異なるものの5LorcpLococcus  mH
iorとするのが適切であり、I)に−186株はエス
クリンの加水分解が陰性である点が異なるものの、5L
orcptococcusbov i sとするのが適
切で、ある。
これらの微生物菌株を培養して酸性ウレアーゼを生成さ
けるには、通常の静置培養、振盪培養、通気暁拌培養あ
るいは固体培養などにより、連続的あるいは間歇的に行
なうことができる。用いる培地は、使用される微生物の
生育しうる通常の組成のものでよく、炭素源としては、
炭水化物、油脂、脂肪酸、あるいはアルコール類などの
中から資化しうるちのを適宜選択し、単独または混合し
て使用される。また窒素源としては、例えば、ペプトン
、大豆粉、綿実粉、コーンスヂーブリカー、酵母エキス
、肉エキス、麦芽エキス、ホエー等の有機窒素源のほか
、硫安、塩安、硝安、燐安等の無機窒素源が、必要に応
じて、適宜混合して、または単独で用いられる。培地に
は炭素源、窒素源のほか、生育に必要なミネラル、アミ
ノ酸あるいはビタミンなどの生育必須因子や生育促進物
質を添加するのがよい。さらに酸性ウレアーゼの生成を
誘導するためにカルバミド、ヂオ尿索等を添加すること
もある。培養中のp trおよび泡の管理の目的で苛性
アルカリ液、炭酸ナトリウム液、カルシウム塩類を適宜
補添したり、消泡剤の添加も有効である。
培養の温度は、用いる微生物の生育に適した温度を選択
すればよ(、通常15℃乃至50℃、好ましくは25℃
乃至40℃で培養するのが有利である。また培養の時間
は、該閑の生育および酸性ウレアーゼの生成に十分な時
間続行されるが、通常5乃至50時間を要する。
このようにして培養後、酸性ウレアーゼは、通常、微生
物菌体に含有されている。そこで、培養液から遠心分離
、沈降分離、凝集分離、多孔性膜やセラミックによるろ
過などの方法によって集菌された生菌体を、そのまま、
もしくは凍結乾燥、噴霧乾燥、アセトン乾燥などの手段
を用いて乾燥菌体にして、酸性ウレアーゼ粗酵素として
本発明の方法に用いることができる。さらには菌体を凍
結融解処理、磨砕処理、超音波処理、浸透圧処理、リゾ
チーム処理、界面活性剤処理などの方法を単独らしくは
組合わせて行なうことによって、該酵素を可溶化し、プ
ロタミン処理、塩析、有機溶媒処理、等電点沈澱、電気
泳動、イオン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過、アフ
ィニティークロマトグラフィー、品出などの通常の酵素
の精製手段を適宜組合わせることによって、生菌体より
も比活性の向上しル粗酵索乃至精製酵素を得て、本発明
の方法に用いることも可能である。
次に、酒類を酸性ウレアーゼで処理する方法について説
明する。
当該酵素で酒類を処理する場合の酵素の形態としては、
該酵素を含有する微生物菌体のまま、あるいは通常の方
法で酸性ウレアーゼを抽出精製した粗酵素乃至精製酵素
でよく、さらにはそれらを寒天やカラギーナンなどの天
然高分子、ポリアクリルアミドやウレタン樹脂などの合
成高分子に包括固定化したもの、あるいは活性炭、7セ
ラミツク、デキストラン、アガロース系物質、多孔性ガ
ラス等の担体に結合固定化したものを用いてもよい。
本発明の対象とする酒類としては、清酒、ビール、ぶど
う酒、フルーツワイン、老酒等の醸造酒をはじめ、ウィ
スキー酸、焼耐醪、ブランデー酸などカルバミドを含有
するものであればよく、それらを製造する中間工程品で
もさしつがえない。
例えば清酒の場合、発酵醪、醪を圧濾圧搾した後の上槽
酒、生酒、火入れ後の貯蔵酒、ビン詰め前の清酒等であ
っても該酵素の処理の対象とすることができるが、火入
れ前に該酵素を添加して処理しておくのが、最も好まし
い。
これらの酒類を酸性ウレアーゼで処理する場合、添加す
る酸性ウレアーゼの量は、0.00001ユニット/−
乃至!ユニット/−1とりわけ0.0001ユニット乃
至0.1ユニツト/鑓が実用的で、有利に用いられる。
ただし、!ユニットは単位時間(分)当りに、カルバミ
ドを分解して1マイクロモルのアンモニアを放出する酵
素mをいう。以下、!ユニットは!Uと表示する。
酒類を処理する温度は、通常0℃乃至80℃、とりわけ
10℃乃至60℃が好んで用いられる。
pHは2乃至7、とりわけ1)H3乃至5がよい。処理
の時間は、酒類中のカルバミドが消失するのに十分な時
間あればよいが、通常20分乃至200日間、とりわけ
5時間乃至120日間実施される。
酸性ウレアーゼで酒類を処理する別法として酒類を製造
するに際し、アルコール発酵工程中、酸性ウレアーゼを
産生する能力ををする微生物の生菌体を共存させること
によってもまた実施できる。
この場合、酸性ウレアーゼ生産、閑はアルコール発酵終
了前の任意の時期において共存せしめることができる。
たとえば、龜和立時あるいは糖化液製造時に酸性ウレア
ーゼ生産菌を植菌して増殖せしめ、これを用いて常法に
より本発酵(アルコール発酵)を行なわしめる方法が好
ましく適用できる。
また本発酵中の適宜の時期、好ましくは全発酵期間の中
期までに酸性ウレアーゼ生産菌を植菌し培養してもよい
酒類の紙に酸性ウレアーゼ生産菌を生育させる場合、酸
性ウレアーゼの植菌時期は特に限定されないが、好まし
くは酵母添加前の状態のものに植菌し、酸性ウレアーゼ
生産菌が充分に増殖したのちに酵母を植菌して、以後は
通常の操作で を製造し、仕込に使用する。また、原料
又は原料糖化液に酸性ウレアーゼ生産菌を生育させる場
合は、原料(例、蒸米、麹米、麦芽、麦汁、ぶどう果汁
、でんぷん)又は原料糖化液に酸性ウレアーゼ生産菌を
植菌し、充分増殖さU・たのちに仕込に使用する。
酸性ウレアーゼ生産菌の培養温度は特に限定しないが、
好ましくは28〜40℃である。また酸性ウレアーゼ生
産菌の増殖数は特に限定されないが、好ましくは108
/−以上である。酸性ウレアーゼ生産菌の増殖したd声
るいは原料又は原料糖化液の使用時期は、酒類の仕込時
及びアルコール発酵終了するまでの醪のいずれの時期に
使用してら良い。例えば清酒の場合、籾温、仲添、留添
の仕込時又は発酵中の醪の全期間いずれの時期に使用し
ても良い。更に酸性ウレアーゼ生産菌を生育inめた献
、あるいは原料または糖化液の使用量は特に限定されな
いが、好ましくは3〜15%である。
又梳に用いる場合、酸性ウレアーゼ生産菌が乳酸などの
酸産生菌であれば、酵母添加時ζこ酸を添加する必要は
ないが、酸を生産しない菌の場合には、酵母添加前に乳
酸などの酸を通常の駁に使用するのと同m程度を添加す
ればよい。
本発明において、アルコール発酵の温度、時間等の培養
条件は常法に準じて実施すればよく、またその後の製造
条件たとえばろ過、滓引、火入れ、貯蔵、熟成なども特
に変更する必要はない。
実施例 以下に実施例をもって、本発明の内容をより具体的に示
す。これらはいずれも本発明の内容を例示するものにす
ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
なお、培養物の酸性ウレアーゼ活性は、適宜希釈した培
養液から遠心分離によって集菌し、無菌脱イオン水に懸
濁したのち、尿素を含む0,2Mクエン酸バッファー(
pl(4、0)と等m混合し、37℃で30分間反応さ
U゛で生成したアンモニアを、ニトロプルジッド法で比
色定量する方法で測定し、単位時間(分)当りに1マイ
クロモルのアンモニアを生成する酵素mを!ユニット(
I U)として表示した。
実施例1 グルコース0.5%、ポリペプトン1.0%、酵母エキ
ス1.0%、肉エキス0.5%1食塩0.5%、炭酸カ
ルシウム1゜、0%、寒天1.5%からなる培地中に穿
刺、生育したL actobacillus  rcr
mcntumJCM 5867(IFO14511,F
ERMBP−1454’)を、グルコース2.0%、無
水酢酸ナトリウム2.0%、ポリペプトン1.0%、肉
エキス1.0%、酵母エキス0.2%、食塩0.5%、
硫酸マンガン(約4水塩)0.005%、pl−I7゜
0(30%苛性ソーダにて中和)からなる滅菌培地50
 rnlを含む200 +J容三角フラスコ2本に接種
して、37℃で24時間、静置培養した。このシード培
養物をそれぞれ、同じ組成からなる滅菌培地IQを含む
212容三角フラスコ2本に移植し、37℃で24時間
、静置培養した。この培養物のウレアーゼ活性を測定し
たところ、O,lU/b4であった。
この培養液を遠心分離して菌体を集め、0.05M燐酸
緩衝液(pI−17、2)で2回洗滌後、301dの0
.05M燐酸緩衝液(pI−17,2)、0.02Mの
ED i’Δおよび0.01Mのジチオスレイトールを
含む液に懸濁して、超音波処理を行ない、その上清液を
硫安分画して、40%から70%飽和の両分の沈澱物を
集め、10滅の0.05M燐酸緩衝液に溶解したのち、
−晩透析し、凍結乾燥することによって、260.4m
gの酸性ウレアーゼ粗酵素粉末を得た。ウレアーゼ活性
は0.5[J/mgであり、精製収率は76.7%であ
った。
木組酵素粉末の一般的性質は以下のようであった。
至適pl−1pl−12〜4.5 至適温度  60℃〜70℃ pH安定性  37℃、2時間処理で1)[12〜lO
で安定 温度安定性  pi−[4,2時間処理で60℃迄、安
定 次に、この粗酵素粉末を0.02U/rJおよび0、I
U/dになるように清酒(アルコール20%。
カルバミド301)Pn+、ptI 4 、3.)に溶
解し、30℃に保持して、清酒中のカルバミドの分解反
応を行なわせたところ、表1に示す結果が得られた。
なお対照として、市販のナタマメのウレアーゼを10U
/I)11!の濃度で使用して比較した。すなわちナタ
マメのウレアーゼではt o u/yの濃度で5日間処
理して6、清酒中のカルバミドは約半分に迄しか減少し
ないのに対し、酸性ウレアーゼは、0、IU/に1の微
mで、わずか1日で完全にカルバミドを分解していた。
0、l0LI/蔵  30    0    0   
0ナタマメウレア ーゼIO,OU   30   18   14  1
3/ rtl なお、酸性ウレアーゼ活性はpi(4,0で、またナタ
マメウレアーゼ活性はpI−17,0で、生成したアン
モニアをニトロプルジッド法で比色定量して測定し、清
酒中のカルバミドは、ウレアーゼで分解後、生成したア
ンモニアをNADP+依存グルタミン酸デヒドロゲナー
ゼを用いる酵素法で測定した。
以下の実施例でも同様に測定した。
実施例2 生酒(アルコール20%、カルバミド30ppm。
ptI4.3)に、実施例1で取得した酸性ウレアーゼ
机酵素粉末を0.01U/l−または0,0030/d
になるように添加し、10℃と15℃に保存してカルバ
ミドの分解を行った。その結果、表2に示すように生酒
中のカルバミドは、酸性ウレアーゼ0.003tJ/ノ
iJ、10℃で8日間処理すると完全に分解した。なお
、これらの清酒を対照(酸性ウレアーゼ粗酵素粉末の無
添加品)の清酒と比較して、官能検査を行ったところ、
異味が少なく品質的により好ましい乙のであった。
実施例3゜ 実施例1と同様に培養して得られた LacLoba−
cillus I’crmcnlun+  J 0M5
8 G 7 (I PO14511、FERM  Bl
”−1454)の培養液4(lを遠心分離機で集菌し、
凍結乾燥して2.0gの乾燥菌体を得た。この乾燥菌体
の酸性ウレアーゼ活性は、0.35U/+++gであっ
た。
一方、生酒(アルコール20%、カルバミド30ppm
、 pH4、3)を75℃で1分間加熱段閑した後、急
速に30℃まで冷却し、これに上記乾燥菌体を酸性ウレ
アーゼ活性として0.01U/Mlまたは0゜QO3U
/rdになるように添加し、そのまま30℃に保持した
。その結果、清酒中に含まれるカルバミド濃度の経過変
化は、表3のようであった。
表3 実施例4゜ 清酒(アルコール20%、カルバミド30ppm。
ptr4.3)を62℃、15分間加熱殺菌したのち、
55℃まで急冷した時点で、実施例!で取得した酸性ウ
レアーゼ粗酵素粉末を、0,003U/蔵になるように
無菌的に添加溶解し、室温まで急冷した後、通常の清酒
の貯蔵を行った。その結果、貯蔵中のカルバミド濃度の
経過変化は表4のようになった。
表4゜ 実施例5゜ 醗酵の完了した清酒醪(アルコール18%、カルバミド
301)pm、 plI4.2)に実施例1で取得した
酸性ウレアーゼ粗酵素粉末を、0.01U/1.1.に
なるように添加し、以後13℃に保持し3日後に」;槽
した。その結果、表5に示すように醪中のカルバミドは
、3日間で完全に分解された。また、この酪を圧濾圧搾
した後の上槽酒中にも、カルバミドは検出されなかった
表5゜ 実施例6 ビール(アルコール ppmSpH 4 、 2 )に、実施例!で取得した
酸性ウレアーゼ机酵素粉末を、0.003U/dの濃度
に溶解した。このビールを10℃で3日間保持したとこ
ろ、ビール中のカルバミド濃度の経口変化は表6のよう
であった。すなわち、3日間でカルバミドを完全に分解
できた。このビールを、酸性ウレアーゼを加えないもの
と比較して官能検査を行なったところ、異味が少なくよ
り好ましいものであった。
表6 実施例7 実施例1と同様に培養して得られた Lactobacillus  rermantumJ
cM  58G7(IFO  14511,FErtM
  I’3P−1454)の培養液4Qを遠心分離機で
集菌し、凍結乾燥して2.0gの乾燥菌体を得た。この
乾燥菌体の酸性ウレアーゼ活性は、0.35U/mgで
あった。この乾燥菌体を清酒(アルコール20%、カル
バミド3 0ppm, pH4.3)に0 、 5 1
!gg/−の濃度で懸濁し、50℃で6時間保持したと
ころ、カルバミドは完全に消失した。
実施例8 ぶどう酒(アルコール12.1%、カルバミド13、2
ppm, pl−I3.7)に、実施例7で取得した酸
性ウレアーゼを含有する乾燥菌体を、0.03U/ r
rrflとなるように添加し、15℃で5日間保持しノ
こところ、ぶどう酒中のカルバミドは完全に消失した。
また、このぶどう酒をろ過して菌体を除き、菌体を加え
ないぶどう酒と官能的に比較したところ、異味が少なく
より好ましいものであった。。
実施例9 ウィスキー醪(アルコール5.3%、カルバミド5 、
0 ppm、叶14.3)に、実施例!で取得した酸性
ウレアーゼ粗酵索粉末を0.0’lU/h4の濃度で添
加し、22℃で24時間保持したところ、醪中のカルバ
ミドは完全に分解された。
この酸性ウレアーゼを添加した醪と、無添加の醪をガラ
ス製蒸溜装置でそれぞれ2回蒸溜して、アルコール分5
0%のウィスキーを得た。この両者を官能検査で比較し
たところ、本処理品の方が5°4味が少なくより好まし
いものであった。
実施例【O 米焼耐醪(アルコール!7.5%、カルバミド30 p
pm5pt−i 3.8 )に、実施例7で取得した酸
性ウレアーゼを含をする乾燥菌体を、0.03U/−に
なるように添加して、15℃で2日間保持したところ、
醪中のカルバミドは完全に分解されていた。
この菌体添加醪と、無添加醪を減圧蒸溜して、アルコー
ル分40%の焼酎を得た。これらを官能検査で比較した
ところ、本処理の方が異味が少なくより好ましい乙ので
あった。
実施例II グルコース0.5%、ポリペプトン1.0%、酵母エキ
ス1.0%、肉エキス0.5%3食塩0.5%、炭酸カ
ルシウム1.0%、寒天1.5%からなる培地中に穿刺
、生育したL actobacHlus  rarma
nLumJCM 5867(IFO14511,FEf
lM[(P−1454)を、グルコース2.0%、無水
酢酸ナトリウム2.0%、ポリペプトン1.0%、肉エ
キス1.0%、酵母エキス0.2%、食塩0.5%、硫
酸マンガン(約4水塩)0.005%、p I−f7.
0(30%苛性ソーダにて中和)からなる滅菌培地50
0−を含むIQ容三角フラスコ2本に接種して、37℃
で24時間、静置培養し、生菌数を2.4 X I O
”/+dlとした。このシード培養物を110000r
pで10分間遠心分離し、得られた菌体を500−の滅
菌水で洗浄し、再度遠心分離した。得られた洗浄菌体を
滅菌水10蔵に懸濁した。
白米30kgと麹米30kgに相当する蒸米と麹に水1
20Q加え、55℃で5時間糖化し、得られた糖化液を
70℃に昇温させ5分間保持して加熱殺菌後、35℃に
冷却した。これに、上記のLacLobacillus
  fermenLum J CM  5867の生菌
体懸濁液lO−を添加し植菌した。次いで、35℃で2
日間培養した。培養後の上記乳酸菌数を2X10’/−
とした。次に品温を28℃まで下げ、酒酵母協会−7を
2XIO’/−となるように植菌し、4日間培養後籾温
を行ない、1日踊りとし、仲添、留添を行なったのち通
常の温度経過で発酵を行なわせ・、19日0に四段及び
アルコールを添加したのち上槽した。本実施例の仕込配
合表を表7に、又6v)経過を表8に、更に上槽時の清
酒の分析結果を表9に示した。この結果から明らかなよ
うに、対照に比べ酸性ウレアーゼ生産乳酸菌を使用した
和切仕込んだ醪では、生成したカルバミドは酸性ウレア
ーゼによって分解されて、上槽酒中にはカルバミドはほ
とんど検出されなかった。又酒質についても対照に比べ
濃醇な酒質であり、良好であった。
表7    仕込配合         (kg)酒母
 籾温 仲添 留添 四段  計 総米  60 130 255 475  80 10
00蒸米  30  95 200 395  80 
  g(10麹米  30  35  55  80 
    200汲水  120  too  320 
620 150 131G(以 下 余 白) 表81んの経過 酵寸添加後口数       12345ボーメ([3
0’)    対 照 11.3 10.1 8.9 
7,7 6.1本発明 13.5 10,5 7.8 
6.6 6.0アルコール(Alc)  対 照   
 1.5 3.6 5.8 7.0(%)  本発明 
   1.5 5.0 6.3 6.7酸度(i’、Δ
)   対 照 4.10 5.10 5,75 6,
32 7.10本発明 5.58 8.2810.18
 9.85 9.90アミノ酸度    対 照 2.
0 1.72 1.85 1.80 1.90(A、A
)    本発明 5.30 4.57 3,77 3
.60 3.45乳酸(pprrl)     対 照
 510 615 700 810 92020本発明
094 1157 1230 1270 1260表9
 上検層の分析結果 r3e’  Alc  T、A  A、A カルバミド
(ppm)対照−2,319,91,801,7515
,:(本発明 −2,019,91,851,820,
0実施例+2 白米60kgと麹米40kgに相当する蕉米と麹を混合
し、これに水を18012加えて、55℃で5時間糖化
した。得られた糖化液を直しに70℃まで昇温させ5分
間保持し、加熱殺菌後35℃に冷却した。冷却した糖化
液に実施例IIと同様にして得たL actobaci
llus  rermentum  J CM5867
の生菌体懸濁液40〃lを植菌し、35℃で2日間培養
後、本微生物の菌数を2X10”/威とした。この糖化
液(四段A)の全mを12日目醪に添加し、180目に
四段Bとアルコールを添加して上槽した。本実施例の仕
込配合表を表10に、又醪中のカルバミドの経時変化を
表11に示した。この表より、酸性ウレアーゼ生産乳酸
菌を使用した四段(四段A)を添加した醪のカルバミド
は添加後減少し、上槽時では0になり酸性ウレアーゼに
より、カルバミドが分解されていることか明らかである
。父上検層にもカルバミドは検出されなかった。更に、
上検層の酒質については官能検査の結果、濃醇でかつさ
れやかな良い酒であった。
表10   仕込配合表             (
kg)酒母 籾温 仲添 留添 四段(^)四段(B)
  計総米  50 125 235 430  10
0   60  1000麹米  25  35  4
5  60  40       205恭米  25
  90 190 370  60   60  79
5汲水 100 100 290 550  180 
  120  1340表!■  醪中のカルバミドの
変化    (ppm)醪[1数(口’)  12  
13  14  16  18  上検層対照 21 
24 26 28 30 24本発明   21  1
1  3  1.2  0   0実施例13 市販CAM半流動培地(日本製薬)に生育した、5tr
eptococcus  ll1itior P G 
−154([F’ Ol 4633、FEnM  BP
−1448)をグルコース3%、ポリペプトン1.5%
、肉エキス1%、酵母エキス0.8%、食塩0.5%、
無水酢酸ナトリウム0.2%、硫酸マンガン(約4水塩
)  0.005%、硫酸コバルト(7水塩)0.00
1%、pI−t7.0(30%苛性アルカリにて中和)
からなる滅菌シード培地50−を含む200−容三角フ
ラスコに接種して、34℃で24時間、静置培養した。
このシード培養物5tdを同じ組成からなる滅菌培地1
0(LJを含む200tIrl容三角フラスコに移植し
32℃で2日間静置培養した。この培養物の酸性ウレア
ーゼ活性を定量したところ、酵素力価は0.6U/dで
あった。
上記の方法で得られた培養液3rdを、3000 rp
ml 10分間遠心分離して菌体を集め、水洗・遠心分
離後、1−の滅菌水に懸濁したのち、イソブタノールを
50μQ添加し、50℃で15分間処理したものを酵素
液とし、0.2Mクエン酸バッファーを用いて至適pH
を調べた。その結果を表12に示す。
この表より明らかなように、本発明の菌株はいずれも、
゛酸性域で強い尿素分解活性を示した。
表12 次に、上記の培養液80−を遠心分離して菌体を集め、
50%エタノール溶液に4時間浸漬して殺菌し、遠心分
離後凍結乾燥した。得られた乾燥菌体量は16.9mg
であり、酸性ウレアーゼ活性はl 、44 U/mgで
あった。
この乾燥菌体を清酒(アルコール20%、カルバミド3
0ppms pT■4.3)に、酸性ウレアーゼ活性と
して、0 、 OI U/nilになるように添加し、
30℃に保持して、清酒中のカルバミドの分解反応を行
なわせたところ、表13に示す結果が得られた。
表13 実施例14 市販CAM半流動培地(日水製薬)に生育した、表14
に掲げる各菌株を、滅菌した市販CAMブイヨン培地(
日水製薬)50rJを含む2001.1.容三角フラス
コに接種して、34℃で24時間、静置培養した。この
シード培養物511dlを同じ市販GAMブイヨン培地
に硫酸マンガン(約4水塩)0.005%を添加して滅
菌した培地100蔵を含む20〇−容三角フラスコに移
植し、32℃で3日間静置培養した。この培養物の酸性
ウレアーゼ活性を定mしたところ、表14に示すような
酵素力価であった。
表14 培養液当りの酸性 菌  株          ウレアーゼ力l+1Ii
(U / rJ ) Streptococcus  bovis  PG−
186(IFO14634,FERM BP−1449
)      0.4BIr[dobactorium
  choerlnumPG−196(IFO1463
5,FERM BP−1450)   1.2上記の方
法で得られた各菌株の培養液5−を、3000 rpm
、10分間遠心分離して菌体を集め、水洗・遠心分離後
、l−の滅菌水に懸濁したのち、イソブタノールを50
μQ添加し、50℃で15分間処理したものを酵素液と
し、0.2Mクエン酸バッファーを用いて至適pitを
調べた。その結果を表15に示す。表より明らかなよう
に、本発明の菌株はいずれも、酸性域で強い尿素分解活
性を示した。
表15 pH相対活性(%) PC−186PC−196 G        70     358      
 17     3B 次に、上記の方法で得られたPG−186株およびPC
−196株の培養波谷80−を遠心分離して菌体を集め
、50%エタノール溶液に4時間浸漬して殺菌し、遠心
分離後凍結乾燥した。各菌株の乾燥菌体量はそれぞれ3
0.2mg、64.Omgであり、酸性ウレアーゼ活性
はそれぞれ0.38U/mg、  0 、6 U/mg
であった。
次に、これらの乾燥菌体を清酒(アルコール20%、カ
ルバミド30ppm、 pt14.3)に、酸性ウレア
ーゼ活性として、0.01U/+aeになるように添加
し、30℃に保持して、清酒中のカルバミドの分解反応
を行なわせたところ、表16に示す結果かられた。
表16 経過口数 ウレアーゼの種類   0日 2日 4日 BEIIO
口PC−186株山来  30  10  0  0 
 0PG−196株山来  30  18  8  1
  0発明の効果 本発明により酒類を酸性ウレアーゼで処理する方法は、
従来知られているナタマメ等の中性乃至アルカリ性ウレ
アーゼを用いて処理する方法に比べて、ウレアーゼの使
用量がきわめて少量ですみ経済的である。たとえば、本
発明方法によると、ウレアーゼの使用量は従来法にくら
べて酵素単位mで約1/100〜I/10000.添加
重量テ約1/I O−1/100あるいはそれ以下でカ
ルバミドを完全に分解除去することが可能である。
このために、処理後、酒類中の残存ウレアーゼに起因す
る品質の低下は、実質上、殆ど無視でき、従来法にくら
べると極めて有利である。
また、本発明によると、酒類が有する通常のp r−i
、すなわち、3〜5という酸性下であっても高温で短時
間にカルバミドを分解することが可能であり、作業性が
よく、工業的に有利にカルバミドを分解除去できる。ま
た、酸性ウレアーゼ生産菌を酒類の発酵終了前の適宜の
工程で共存せしめる方法を採用することらでき、簡易に
カルバミドを除去できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酒類を酸性ウレアーゼで処理することを特徴とする酒類
    の品質改良法
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JP14751287 1987-06-12
JP17973887 1987-07-17
JP62-179738 1987-07-17
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