JPH01103583A - 走行車の旋回構造 - Google Patents
走行車の旋回構造Info
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- JPH01103583A JPH01103583A JP26236287A JP26236287A JPH01103583A JP H01103583 A JPH01103583 A JP H01103583A JP 26236287 A JP26236287 A JP 26236287A JP 26236287 A JP26236287 A JP 26236287A JP H01103583 A JPH01103583 A JP H01103583A
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title abstract 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 31
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 25
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 1
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- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、左右の後輪の差動を、ハンドルに連動した
二組の無段変速機構を用いて行なわせる(口)従来技術 従来の走行車9例えば、トラクタにおいては。
二組の無段変速機構を用いて行なわせる(口)従来技術 従来の走行車9例えば、トラクタにおいては。
前輪の切れ角はハンドル操作によって変更され。
また、左右の後輪の差動は、傘歯車群からなる差動装置
によって行なわれ、特に、急激な小旋回を行なうために
必要なブレーキ機構がこれに付加されていた。なお、差
動装置自体は、走行中に方向を変更する場合、内側の後
輪を外側の後輪より遅く回転させ、後輪がすべることな
しにスムーズに旋回が行なわれるための装置で、差動傘
歯車笛内の四重歯車(このうち、所定の対向傘歯車が左
右後車軸に連結される)を噛み合ったまま一体化して、
大傘歯車とともに小傘歯車によって回転する通常構造の
ものである。
によって行なわれ、特に、急激な小旋回を行なうために
必要なブレーキ機構がこれに付加されていた。なお、差
動装置自体は、走行中に方向を変更する場合、内側の後
輪を外側の後輪より遅く回転させ、後輪がすべることな
しにスムーズに旋回が行なわれるための装置で、差動傘
歯車笛内の四重歯車(このうち、所定の対向傘歯車が左
右後車軸に連結される)を噛み合ったまま一体化して、
大傘歯車とともに小傘歯車によって回転する通常構造の
ものである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
したがうそ、この種差動装置を用いた方式によると、特
に、rm場での作業時において急激な小旋回が必要とな
った場合、ブレーキ操作によってブレーキ機構を作動し
て左右の後軸の片側をブレーキさせて行なわねばならず
、そのため、このブレ−キによって伝動系に大きな負担
がかかり、耐久性が悪くなり、また、後輪のタイヤが大
きな抵抗を受け、圃場の土の移動(引掻き、堀返し)が
多くなる等の問題があった。
に、rm場での作業時において急激な小旋回が必要とな
った場合、ブレーキ操作によってブレーキ機構を作動し
て左右の後軸の片側をブレーキさせて行なわねばならず
、そのため、このブレ−キによって伝動系に大きな負担
がかかり、耐久性が悪くなり、また、後輪のタイヤが大
きな抵抗を受け、圃場の土の移動(引掻き、堀返し)が
多くなる等の問題があった。
(ニ)問題を解決するための手段
そこで、この発明は、車台の前部に前輪、この後方の左
右に後輪をそれぞれ配設し、前記前輪の切れ角はハンド
ルによって変更させ、左右の前記後輪の差動は、二組の
無段変速機構それぞれの変速位置を変更させることによ
って行なわせる走行車であって、前記ハンドルの操作に
連動して、前記無段変速機構それぞれの変速位置を変更
可能に構成し、旋回時、前記前輪の切れ角に対応して左
右の前記後輪の回転速度差が調整されるようにし。
右に後輪をそれぞれ配設し、前記前輪の切れ角はハンド
ルによって変更させ、左右の前記後輪の差動は、二組の
無段変速機構それぞれの変速位置を変更させることによ
って行なわせる走行車であって、前記ハンドルの操作に
連動して、前記無段変速機構それぞれの変速位置を変更
可能に構成し、旋回時、前記前輪の切れ角に対応して左
右の前記後輪の回転速度差が調整されるようにし。
前記間層点を解消したものである。
(ホ)作用
以上の構成としたことにより、ハンドル操作を行なうと
、前輪の切れ角が変更されると同時に。
、前輪の切れ角が変更されると同時に。
この前輪の切れ角に対応した左右の後輪の回転速度差が
、二組の無段変速機構それぞれの変速位置が変更される
ことによって得られ、大旋回から小旋回までスムーズに
旋回できる。
、二組の無段変速機構それぞれの変速位置が変更される
ことによって得られ、大旋回から小旋回までスムーズに
旋回できる。
(へ)実施例
以下、この発明の具体的な実施例を図面を参照して説明
する。
する。
走行車は、第1図および第2図に示すように。
ハンドル1.シート(図示省略)、エンジン2および伝
動ケース3等を車台4に装備し、この車台4の前端底部
の孔貫台(図示省略)を、左右の前輪5を支持する車軸
6中央部の軸ピボット6aにピン着し、また、伝動ケー
ス3から左右に突出する後車軸7に後軸8をそれぞれ配
設してなる後輪駆動方式のもので、このうち、ハンドル
1は、ステアリングギヤボックス10.ピットマンアー
ム11゜リレーロッド12.キングピンサポート13.
タイロッド14等からなるアッカーマン原理の舵取り機
構9を経て前輪5に連結されている。
動ケース3等を車台4に装備し、この車台4の前端底部
の孔貫台(図示省略)を、左右の前輪5を支持する車軸
6中央部の軸ピボット6aにピン着し、また、伝動ケー
ス3から左右に突出する後車軸7に後軸8をそれぞれ配
設してなる後輪駆動方式のもので、このうち、ハンドル
1は、ステアリングギヤボックス10.ピットマンアー
ム11゜リレーロッド12.キングピンサポート13.
タイロッド14等からなるアッカーマン原理の舵取り機
構9を経て前輪5に連結されている。
ところで、走行車の旋回構造は、伝動ケース3内の左右
に並設された二組の無段変速機構15それぞれの変速位
置を、ハンドル1の操作によって作動するリンク機構1
6を介して変更可能に構成し。
に並設された二組の無段変速機構15それぞれの変速位
置を、ハンドル1の操作によって作動するリンク機構1
6を介して変更可能に構成し。
この変速された動力で左右の後軸8を駆動するものであ
る。
る。
すなわち、伝動ケース3は、エンジン2と直結。
もしくは、実施例に示すように、ミッションケース17
を介して連結され、後者の場合は、このミッションケー
ス17内の前後進切替機構(図示省略)。
を介して連結され、後者の場合は、このミッションケー
ス17内の前後進切替機構(図示省略)。
高低速切替機端(図示省略)で切替えされた後の動力が
この伝動ケース3内に入力され、この入力軸18のギヤ
19が二組の無段変速機[15それぞれの入力用ギヤ2
0に常時噛合している。
この伝動ケース3内に入力され、この入力軸18のギヤ
19が二組の無段変速機[15それぞれの入力用ギヤ2
0に常時噛合している。
無段変速機1fyIt15は、入力用ギヤ20を固定し
た筒状の入力筒軸21に固定された入力円板22と、入
力筒軸21を回動自在に嵌入支持する出力軸23に連結
される出力円板24とを対向配置させてこれらの外周に
遊星コーン25と呼ばれる傘形の転勤子を遊星接触させ
、さらに、この遊星コーン25の円錐面(外周面)に変
速用リング26を圧接し、この変速用リング26の位置
を円錐面の頂部から裾部にかけて変更することで変速を
得る。差動遊星機構型の無段変速機を用いている。この
際の変速用リング26それぞれの位置変更は、リンク機
構16によって前後移動される左右の変速ロッド27を
前方から伝動ケース3内に前後摺動自在に挿入し、各変
速ロッド27に対応する変速用リング26を固定して行
なうようになっており、また、これによって変速された
動力は出力軸23の後端部に固定したベベルギヤ28を
後車軸7に固定のベベルギヤ29に噛合させて左右の後
輪8に伝達されるようになっている。
た筒状の入力筒軸21に固定された入力円板22と、入
力筒軸21を回動自在に嵌入支持する出力軸23に連結
される出力円板24とを対向配置させてこれらの外周に
遊星コーン25と呼ばれる傘形の転勤子を遊星接触させ
、さらに、この遊星コーン25の円錐面(外周面)に変
速用リング26を圧接し、この変速用リング26の位置
を円錐面の頂部から裾部にかけて変更することで変速を
得る。差動遊星機構型の無段変速機を用いている。この
際の変速用リング26それぞれの位置変更は、リンク機
構16によって前後移動される左右の変速ロッド27を
前方から伝動ケース3内に前後摺動自在に挿入し、各変
速ロッド27に対応する変速用リング26を固定して行
なうようになっており、また、これによって変速された
動力は出力軸23の後端部に固定したベベルギヤ28を
後車軸7に固定のベベルギヤ29に噛合させて左右の後
輪8に伝達されるようになっている。
リンク機構16は、ハンドル1と左右の変速ロッド27
とを連動させるもので、ステアリングギヤボックス10
内から一側方に突出するピットマンアーム11の取付軸
30に中央部が支持される一文字状の変速レバー31の
前端を9回動自在に車台4に支持される回動軸32に遊
嵌させたL字状の遊動レバー33の一端に垂直ロッド3
4で連結し、さらに、遊動レバー33の他端を左変速ロ
ッド27の前端部に軸着する一方、変速レバー31の後
端を、陽動軸32端部に固定の固定レバー35に垂直ロ
ッド36で連結し。
とを連動させるもので、ステアリングギヤボックス10
内から一側方に突出するピットマンアーム11の取付軸
30に中央部が支持される一文字状の変速レバー31の
前端を9回動自在に車台4に支持される回動軸32に遊
嵌させたL字状の遊動レバー33の一端に垂直ロッド3
4で連結し、さらに、遊動レバー33の他端を左変速ロ
ッド27の前端部に軸着する一方、変速レバー31の後
端を、陽動軸32端部に固定の固定レバー35に垂直ロ
ッド36で連結し。
さらに2回動軸32適所に固定した中継レバー37を右
変速ロッド27の前端部に軸着して構成される。
変速ロッド27の前端部に軸着して構成される。
なお、変速レバー31は、走行用兼作業用のものにして
もよいが、第1図および第3図に示すように。
もよいが、第1図および第3図に示すように。
レバー比の異なる作業用変速レバー31aと走行用変速
レバー31bとを取付軸30に遊嵌させ2両側面に係脱
爪を有するクラッチ体38を両変速レバー31a、 3
1b間の取付軸30にスプライン嵌合し、このクラッチ
体38を軸心方向に沿って左方もしくは右方に切替移動
させて9作業用変速レバー31aの係脱爪もしくは走行
用変速レバー31bの係脱爪に択一的に選択係合させる
ようにしたものでもよい。この場合、遊動レバー33お
よび固定レバー35と両変速レバー31a、 31bと
を垂直ロッド34.36で連結させねばならないため、
各垂直ロッド34.36は略Y字状のものとなる。
レバー31bとを取付軸30に遊嵌させ2両側面に係脱
爪を有するクラッチ体38を両変速レバー31a、 3
1b間の取付軸30にスプライン嵌合し、このクラッチ
体38を軸心方向に沿って左方もしくは右方に切替移動
させて9作業用変速レバー31aの係脱爪もしくは走行
用変速レバー31bの係脱爪に択一的に選択係合させる
ようにしたものでもよい。この場合、遊動レバー33お
よび固定レバー35と両変速レバー31a、 31bと
を垂直ロッド34.36で連結させねばならないため、
各垂直ロッド34.36は略Y字状のものとなる。
以上によると9機体後部に各種作業機(図示省略)を取
付けての直進走行作業中、左旋回させたいときは、予め
2作業用変速レバー31a側にクラッチ体38を切替え
、ハンドル1を左に回すと、これに連動して、取付軸3
0を介してピットマンアーム11が前方(イ)方向に回
動し、舵取り機構9によって前@5がキングピン(図示
省略)回りに回動して左向きとなり、同時に、同じく取
付軸30を介して2作業用変速レバー31aが(ロ)方
向に回動し、一方の垂直ロッド34.遊動レバー33を
経て。
付けての直進走行作業中、左旋回させたいときは、予め
2作業用変速レバー31a側にクラッチ体38を切替え
、ハンドル1を左に回すと、これに連動して、取付軸3
0を介してピットマンアーム11が前方(イ)方向に回
動し、舵取り機構9によって前@5がキングピン(図示
省略)回りに回動して左向きとなり、同時に、同じく取
付軸30を介して2作業用変速レバー31aが(ロ)方
向に回動し、一方の垂直ロッド34.遊動レバー33を
経て。
左変速ロッド27を後方(ハ)方向に押し、左変速用リ
ング26を高速(H)側から低速(L)側に位置変更さ
せて変速し、これにより左側の後輪8の回転を直進速度
より下げる一方、他方の垂直ロッド36.固定レバー3
59回動軸32.中継レバー37を経て、右変速ロッド
27を前方(ニ)方向に押し。
ング26を高速(H)側から低速(L)側に位置変更さ
せて変速し、これにより左側の後輪8の回転を直進速度
より下げる一方、他方の垂直ロッド36.固定レバー3
59回動軸32.中継レバー37を経て、右変速ロッド
27を前方(ニ)方向に押し。
右変速用リング26をH側からH側に位置変更させて変
速し、これにより右側の後輪8の回転を直進速度より少
し上げ、結局2機体の左旋回をスムーズにできるのであ
る。そして、大きな旋回から小さな旋回までの旋回程度
は、ハンドル1の回す量に比例して行なわれる。すなわ
ち、ハンドル1の回す量に比例して取付軸30が回転し
、これにより。
速し、これにより右側の後輪8の回転を直進速度より少
し上げ、結局2機体の左旋回をスムーズにできるのであ
る。そして、大きな旋回から小さな旋回までの旋回程度
は、ハンドル1の回す量に比例して行なわれる。すなわ
ち、ハンドル1の回す量に比例して取付軸30が回転し
、これにより。
これと一体回転するピットマンアーム11が(イ)方向
に漸次大きく移動されることになるので、これに伴って
前輪5の切れ角が漸次大きくなるよう変更されると同時
に、同じく取付軸30と一体回転する作業用変速レバー
31aの(ロ)方向の回転量も漸次大きくなるので、左
右の後輪8の回転速度差が前輪5の切れ角に合せた適正
な旋回ができるように調整される。この際9作業時の急
激な小旋回を、前輪5の切れ角以上で行なわせるには、
左右の後輪8の回転速度差がさらに大きくなるように、
予め、設定しておけばよい、これによると。
に漸次大きく移動されることになるので、これに伴って
前輪5の切れ角が漸次大きくなるよう変更されると同時
に、同じく取付軸30と一体回転する作業用変速レバー
31aの(ロ)方向の回転量も漸次大きくなるので、左
右の後輪8の回転速度差が前輪5の切れ角に合せた適正
な旋回ができるように調整される。この際9作業時の急
激な小旋回を、前輪5の切れ角以上で行なわせるには、
左右の後輪8の回転速度差がさらに大きくなるように、
予め、設定しておけばよい、これによると。
急激なブレーキロックでない滑らかな変化であり。
作業性がよくなる上、運転の疲労が少ない利点がある0
以上のことは、右旋回する場合も同様で。
以上のことは、右旋回する場合も同様で。
ただ、ハンドル1を右に回すと、(イ)〜(ニ)の方向
が逆になる。また9作業をしない路上走行時には、急激
な小旋回を行なう必要もないので。
が逆になる。また9作業をしない路上走行時には、急激
な小旋回を行なう必要もないので。
クラッチ体38を走行用変速レバー31b側に切替えた
後、同様手順で旋回できることになる。ただ。
後、同様手順で旋回できることになる。ただ。
この際、走行用変速レバー31bは9作業用変速しA−
318よりレバー比が小さくしているので、左右の後輪
8の回転速度差が前輪5の切れ角より若干大きく旋回す
るようになる。
318よりレバー比が小さくしているので、左右の後輪
8の回転速度差が前輪5の切れ角より若干大きく旋回す
るようになる。
なお2以上は、ハンドル1と左右の変速ロッド27とを
リンク機構16によって連結したものを説明したが、ハ
ンドル1操作によって制御弁(図示省略)を作動させ、
左右の油圧シリンダ(図示省略)を介して対応する左右
の変速ロッド27を作動する。
リンク機構16によって連結したものを説明したが、ハ
ンドル1操作によって制御弁(図示省略)を作動させ、
左右の油圧シリンダ(図示省略)を介して対応する左右
の変速ロッド27を作動する。
いわゆる油圧式を用いて無段変速機構15それぞれの変
速位置を変速可能に構成してもよい。
速位置を変速可能に構成してもよい。
第4図乃至第6図は、従来の右段変速の四輪駆動の走行
車の後輪8の回転速度に対し、前輪5の回転速度をハン
ドル1操作に連動させて可変にし。
車の後輪8の回転速度に対し、前輪5の回転速度をハン
ドル1操作に連動させて可変にし。
旋回をスムーズにする走行車の旋回構造を示し。
この旋回構造は、ミッションケース17と前輪5との間
の前輪5駆動経路中に、−組の差動遊星機構型の無段変
速機構39を組込み、この無段変速機構39の変速用リ
ング40の位置変更をハンドル1操作に連動させて行な
わせるようにしたものである。
の前輪5駆動経路中に、−組の差動遊星機構型の無段変
速機構39を組込み、この無段変速機構39の変速用リ
ング40の位置変更をハンドル1操作に連動させて行な
わせるようにしたものである。
すなわち、ハンドル1操作によって、ピットマンアーム
11の取付軸30の中心口りに前後回動するのカム41
のカム面42に、下端を軸支した変速アーム43の上端
のコロ44を戻しバネ45で弾性接当させ。
11の取付軸30の中心口りに前後回動するのカム41
のカム面42に、下端を軸支した変速アーム43の上端
のコロ44を戻しバネ45で弾性接当させ。
変速アーム43の前後動作によって、変速用ロッド46
、回動レバー47を介して変速用リング40がL位置と
H位置との間で位置変更されるようにしたものである。
、回動レバー47を介して変速用リング40がL位置と
H位置との間で位置変更されるようにしたものである。
この際のカム4工形状は略り字状で、凹側のカム面42
の寸法は、コロ44中心と取付軸30中心との距aX0
を直進時基準に100%として(第4図実、l)直進時
の前輪5の回転速度が後輪8より軌跡増になる分(3%
程度)速くなるように設定し、旋回時には、前1t!!
5の回転速度が後輪8よりさらに軌跡増になる分速くな
るように9例えば。
の寸法は、コロ44中心と取付軸30中心との距aX0
を直進時基準に100%として(第4図実、l)直進時
の前輪5の回転速度が後輪8より軌跡増になる分(3%
程度)速くなるように設定し、旋回時には、前1t!!
5の回転速度が後輪8よりさらに軌跡増になる分速くな
るように9例えば。
左旋回するため、ハンドル1操作によってピットマンア
ーム11を前方に若干回動して大きく旋回する場合(第
4図2点鎖線)、距離X0が100 x (R3+R,
)/(R1+R,)となるようにし、さらに、ピットマ
ンアーム11を前方に回動して小さく旋回する場合(第
4図3点鎖線)、距離x2が100X(R3’ 十R4
’ )/(R1’ + Rz ’ )となるように設計
す一る。以上のことは、右旋回のときも同様である。
ーム11を前方に若干回動して大きく旋回する場合(第
4図2点鎖線)、距離X0が100 x (R3+R,
)/(R1+R,)となるようにし、さらに、ピットマ
ンアーム11を前方に回動して小さく旋回する場合(第
4図3点鎖線)、距離x2が100X(R3’ 十R4
’ )/(R1’ + Rz ’ )となるように設計
す一る。以上のことは、右旋回のときも同様である。
これにより、直進時より前輪5の軌跡がさらに大きくな
る旋回時9前後輪5,8それぞれの回転速度が旋回に対
応した回転速度差となり、従来のように、直進時と同様
に旋回時も前後輪5,8の回転速度差が一定であるため
、前輪5が遅れて滑らかな旋回ができず2前後の駆動の
無理とタイヤの摩耗が大きくなる等といった不具合がこ
とごとく解消され、直進時および旋回時の走行性能が良
好になる。
る旋回時9前後輪5,8それぞれの回転速度が旋回に対
応した回転速度差となり、従来のように、直進時と同様
に旋回時も前後輪5,8の回転速度差が一定であるため
、前輪5が遅れて滑らかな旋回ができず2前後の駆動の
無理とタイヤの摩耗が大きくなる等といった不具合がこ
とごとく解消され、直進時および旋回時の走行性能が良
好になる。
(ト)発明の効果
以上、この発明は、ハンドル1操作を行なうと。
前輪5の切れ角と、二組の無段変速機構15を介して左
右の後輪8の回転速度差とが変更され、しかも、前輪5
の切れ角に対応した左右の後輪8の回転速度差になるの
で9機体を大旋回から小旋回まで伝動系および前後輪5
,8の各タイヤに無理なくスムーズに、しかも、圃場の
土の移動を少なくして行なわせることができる。また、
小旋回時。
右の後輪8の回転速度差とが変更され、しかも、前輪5
の切れ角に対応した左右の後輪8の回転速度差になるの
で9機体を大旋回から小旋回まで伝動系および前後輪5
,8の各タイヤに無理なくスムーズに、しかも、圃場の
土の移動を少なくして行なわせることができる。また、
小旋回時。
従来の傘歯車群からなる差動装置を用いた場合のように
9片側の後輪をブレーキロックしなくてもよいので、伝
動系の負担が少なくなり、伝動系の耐久性の向上が図れ
る他、このブレーキ機構が不用になった分、コンパクト
化が図れる。さらに。
9片側の後輪をブレーキロックしなくてもよいので、伝
動系の負担が少なくなり、伝動系の耐久性の向上が図れ
る他、このブレーキ機構が不用になった分、コンパクト
化が図れる。さらに。
前輪5の切れ角以上に急激な小旋回をしたい場合には、
左右の後輪8の回転速度差を大きくすればできるので、
従来の伝動系のブレーキロックにより行なっていたもの
より、滑らかな変化となり。
左右の後輪8の回転速度差を大きくすればできるので、
従来の伝動系のブレーキロックにより行なっていたもの
より、滑らかな変化となり。
作業性がよく、運転の疲労も少ない。
第1図および第2図はこの発明を実施した走行車の旋回
構造を示す原理説明図、第3図はその要部断面図、第4
図は前輪への伝動経路に無段変速機構を設けた四輪駆動
の走行車の旋回構造を示す原理説明図、第5図および第
6図は旋回時の前後輪それぞれの回転半径を示す概略図
である。 (符 号) 1・・ハンドル 4・・車台 5・・前輪 8・・後輪 15・・無段変速機構 特許出願人 セイレイ工業株式会社 代理人 弁理士 板 野 嘉 男 第5図
構造を示す原理説明図、第3図はその要部断面図、第4
図は前輪への伝動経路に無段変速機構を設けた四輪駆動
の走行車の旋回構造を示す原理説明図、第5図および第
6図は旋回時の前後輪それぞれの回転半径を示す概略図
である。 (符 号) 1・・ハンドル 4・・車台 5・・前輪 8・・後輪 15・・無段変速機構 特許出願人 セイレイ工業株式会社 代理人 弁理士 板 野 嘉 男 第5図
Claims (1)
- 車台(4)の前部に前輪(5)、この後方の左右に後輪
(8)をそれぞれ配設し、前記前輪(5)の切れ角はハ
ンドル(1)によって変更させ、左右の前記後輪(8)
の差動は、二組の無段変速機構(15)それぞれの変速
位置を変更させることによって行なわせる走行車であっ
て、前記ハンドル(1)の操作に連動して、前記無段変
速機構(15)それぞれの変速位置を変更可能に構成し
、旋回時、前記前輪(5)の切れ角に対応して左右の前
記後輪(8)の回転速度差が調整されるようにしたこと
を特徴とする走行車の旋回構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26236287A JPH01103583A (ja) | 1987-10-17 | 1987-10-17 | 走行車の旋回構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26236287A JPH01103583A (ja) | 1987-10-17 | 1987-10-17 | 走行車の旋回構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01103583A true JPH01103583A (ja) | 1989-04-20 |
Family
ID=17374685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26236287A Pending JPH01103583A (ja) | 1987-10-17 | 1987-10-17 | 走行車の旋回構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01103583A (ja) |
-
1987
- 1987-10-17 JP JP26236287A patent/JPH01103583A/ja active Pending
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