JPH01103529A - 温風発生装置 - Google Patents

温風発生装置

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JPH01103529A
JPH01103529A JP25950287A JP25950287A JPH01103529A JP H01103529 A JPH01103529 A JP H01103529A JP 25950287 A JP25950287 A JP 25950287A JP 25950287 A JP25950287 A JP 25950287A JP H01103529 A JPH01103529 A JP H01103529A
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JP
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heat exchanger
air
combustion
blower
passage
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JP25950287A
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Hideo Kawamura
英男 河村
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/22Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant
    • B60H1/2203Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from burners
    • B60H1/2212Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from burners arrangements of burners for heating air
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/22Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant
    • B60H2001/2268Constructional features
    • B60H2001/2287Integration into a vehicle HVAC system or vehicle dashboard

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エンジンを搭載した車両、トレーラ等の車
両、家庭用部屋、事務所、ビニールハウス等の暖房器、
或いは乾燥器、湯沸し器等に適用できる温風を発生させ
る燃焼器、熱交換器等から成る温風発生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、エンジンの吸気通路にバーナ即ち燃焼器及び熱交
換器を設け、エンジン始動直後に燃焼器に点火し、その
熱を利用して熱交換器で空気を暖め、暖まった温風を車
両室内に導入する装置、言い換えれば、内燃機関とは別
に設けた燃焼器によって燃料を燃焼させて発生する熱量
によって室内暖房を行う車両用暖房装置については、一
般に、燃焼器に燃焼用空気を送込むための送風機及び暖
房用空気を室内に循環させるための送風機がそれぞれ独
立した駆動装置を備えて設けられている。
例えば、特開昭61−211118号公報には、車両用
保温庫の燃焼装置が開示されている。該燃焼装置を第6
図を参照して概説する。第6図において、バーナ71と
熱交換器72から成る燃焼装置70が示されている。バ
ーナ71は、供給された燃料を急速に加熱して気化させ
る気化プラグ74と、気化燃料に着火して燃焼させる着
火プラグ75を有する。該バーナ71の燃焼筒76は熱
交換器72内を直線状に貫通するように配置されている
。また、暖房用空気を熱交換器72に送り込む送風機7
7は熱交換器72に対して直角方向に設けられており、
熱交換器72に暖房用空気を導入する入ロア8及び熱交
換器72から暖房用空気を吹き出す出ロア9は、熱交換
器72内を流れる暖房用空気の流れに対して直角に配置
されている。
図中、73は制御装置、80は燃料タンク、81は燃料
供給装置を示す。
また、特開昭61−188216号公報には、車両暖房
用熱交換器が開示されている。該車両暖房用熱交換器を
第7図を参照して概説する。この車両暖房用熱交換器は
、一端が燃焼器85に設置された第1円筒86、該第1
円筒86の外側に位置し、該第1円筒86に折り返しガ
イド93によって接続する内外に熱交換フィン91.9
2を備えた第2円筒87、該第2円筒87の外側に位置
し、空気人口94及び空気出口95を備えた第3円筒8
8から成り、更に折り返しガイド93を備え、その内面
にアルマイト、二酸化モリブデン等から成る耐熱層89
が形成されているものである。
図中、90は空調装置を示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、気化式燃焼器の燃焼室にて気化燃料を燃焼さ
せて燃焼ガスを発生させ、該燃焼ガスを熱交換器にて暖
房用空気と熱交換するタイプの急加熱型暖房器について
、暖房用空気の送風量は相当1の暖房用空気を車室内等
の室内に送り込まなければ、冬季、寒冷地においての暖
房効率の向上にはならない、しかも、暖房器をコンパク
トに構成し、車室等の狭いスペース内に収納すると、全
体の空気通路の経路は直線状に接続することができなく
なり、例えば、大量の空気を流すと、空気抵抗が大きく
なると共に、騒音の発生原因になる。
また、燃焼ガスを燃焼室から燃焼筒を通じて燃焼ガス側
の熱交換部である燃焼管に移動させて燃焼を完結させよ
うとする場合に、燃焼室の中で燃焼用空気と燃料が完全
に混合されずに、該燃料が液体のま一燃焼筒に放出され
ることがあり、この未燃の燃料は熱交換器におけるフィ
ン部に衝突して炭化し、カーボンデポジットとなる現象
が発生する。熱交換器内にカーボンが蓄積されると、熱
交換機能を低下させ好ましくないものとなる。
第6図に示す燃焼装置70については、バーナ71の燃
焼筒76は熱交換器72内を直線状に貫通しているので
、バーナ71の燃焼室の中で空気と燃料が混合しきれず
に、燃料が液体のま一放出されることがあるが、この未
燃の燃料がバーナ71から放出されて炭化し、燃焼する
ことなく燃焼筒76内でカーボンデポジットとなる現象
が発生するという問題を有している。また、送風機77
を熱交換器72に直角に取付けているので、送風IIa
77からの暖房用空気の流れに通気抵抗が発生し、騒音
発生の原因となるという問題を有している。また、第7
図に示す車両暖房用熱交換器についても、上記と同様な
問題点を有している。
この発明の目的は、上記の問題点を解消することであり
、燃料を気化して気化燃料を燃焼させる気化式燃焼器を
設け、急速着火システムと急速気化システムによって速
やかに液体燃料を気化燃料に気化して着火燃焼させ、熱
交換器を暖房用空気がスムースに流れるように構成して
大量の暖房用空気を循環させ、燃焼ガスの燃焼熱から効
率的に且つ迅速に暖房用空気を暖め、排気ガスが混入し
ていない安全性に富んだクリーンな温風を車両、部屋等
の室内に送込む暖房装置に適用して好ましいものであり
、寒冷地、冬季等の温度の低下した時にはとくに好まし
いものであり、また、燃焼室から放出された未燃の燃料
が炭化して燃焼することなく熱交換器の燃焼管内でカー
ボンデポジットになることを防止でき、装置そのものを
高価にするモータを最小限に少なくし、燃焼器への燃焼
用空気を燃焼状態に応じて極めて好ましい状態で送込む
ことができ、暖房装置自体の構造を極めて簡単にコンパ
クト化でき、スペースに制限があるような車両等に適用
して極めて好ましく、しかもコストの面から極めて安価
に構成できる温風発生装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕 この発明は、上記の問題点を解消し、上記の目的を達成
するために、次のように構成されている。
即ち、この発明は、気化式燃焼器の燃焼筒を熱交換器の
燃焼管に取付け、前記熱交換器と前記熱交換器に暖房用
空気を送る遠心送風機とをはゾ直線上に配置したことを
特徴とする温風発生装置に関する。
〔作用〕
この発明による温風発生装置は、上記のように構成され
ており、次のように作用する。即ち、この温風発生装置
は、前記熱交換器と前記熱交換器に暖房用空気を送る遠
心送風機をは一直線上に配置したので、暖房用空気の流
れ抵抗が小さくなり、前記送風ブロワから送り込まれる
温風用空気は前記熱交換器内をは一直線状にスムースに
流れ、大間の温風用空気を循環させることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、この発明による温風発生装置の
一実施例を詳述する。
第1図において、この発明による温風発生装置の一実施
例が符号10によって全体的に示されている。この温風
発生装置10は、気化式の燃焼器2、熱交換器3、送風
ブロワ4、燃焼ブロワ5、モータ1 (第2図参照)等
から成り、しかもこれらの部品が所定の場所に収納され
るように互いに機能的に配置されたコンパクトな構造で
ある。この温風発生装置10は、燃焼器2で発生した燃
焼ガスを熱交換器3において空気と熱交換させて温風を
発生させるものであり、例えば、エンジンを搭載した車
両、トレーラ等の車両、家庭用部屋、事務所、ビニール
ハウス等の室内を暖房する暖房器、衣類、植物、穀類、
食品等を乾燥させる乾燥機、或いは水、液体等を加熱す
る湯沸し器等に適用して極めて好ましいものである。こ
の温風発生装置10では、プロワは熱交換器3と燃焼器
2とに対して別々に設けたものであり、熱交換器3に対
して設けた送風ブロワ4は、遠心送風機等から成り、エ
アクリーナ等を通じて取入れた空気、直接的に外気又は
室内から取入れた空気等を吸込口12から吸込んで熱交
換器3に送込む。また、燃焼ブロワ5は燃焼用空気を燃
焼器2に送込み、燃焼器2で発生した燃焼ガスを下流に
設置した熱交換器3に送込んで温風用空気と熱交換させ
て、暖められた空気は暖房、乾燥等に供するものである
燃焼器2は熱交換器63の長手方向側面に配置され、燃
焼器2の燃焼ガスの送出し通路である燃焼筒7は熱交換
器3には!゛直角取付けられている。熱交換器3と送風
ブロワ4とは送風路15を通じてはソ直線上に配置され
、しかも熱交換器3の下流に位置する送風通路49もあ
る程度の長さに渡ってはソ゛直線上に形成されている。
言い換えれば、熱交換器3の長手方向の延長線上に送風
ブロワ4及び送風通路49が配置され、それによって空
気の流れ抵抗が極めて小さくなるように構成され、従っ
て暖房用空気はスムースに且つ大流量を流すことができ
る。熱交換器3において燃焼ガスと熱交換されて暖めら
れた空気即ち温風は、熱交換器3の他端部の温風送出口
34から暖房するべき車室、部屋等、或いは乾燥室等へ
とスムースに送出される。
この発明による温風発生装置10は、コントローラ50
によって制御されるように構成されている。このコント
ローラ50は、燃焼器2に取付けた気化器25に内蔵さ
れた気化用グロープラグ、気化室18内に設置された点
火用グロープラグ26への電流を制御し、気化器25に
燃料を供給するための燃料ポンプ51の燃料供給量を制
御する。
燃焼器2は、液体燃料を気化器25によって気化させて
気化燃料を生成し、該気化燃料を燃焼させる気化式燃焼
器であり、コントローラ5oによって該燃焼器2に設け
た気化用グロープラグ及び点火用グロープラグ26を温
度制御する。即ち、コントローラ50は、気化用グロー
プラグ及び点火用グロープラグ26に対してバッテリ等
の’8Bから大電流を通電して所定の温度に制御し、そ
の大電流の電気エネルギーを受けて気化器25に内蔵さ
れた気化用グロープラグが液体燃料を急速に気化し、該
気化燃料が大電流の電気エネルギーを受けて赤熱された
点火用グロープラグ26によって急速に着火し燃焼する
ように温度制御する。従って、燃焼器2は、燃料の急速
な気化、着火及び燃焼を達成できる。また、コントロー
ラ5oは、燃焼室17内に設置されたフレームセンサー
54による火炎の検出信号を受けて、燃料ポンプ51、
送風ブロワ4及び燃焼ブロワ5を駆動するモータ1並び
に燃焼器2の気化用グロープラグ及び点火用グロープラ
グ26を制御し、燃焼器2の燃焼状態を確実に且つ安定
させることができる。更に、コントローラ50は、熱交
換器3の下流の送風通路49に設置された温度センサー
53からの暖房用空気の温度信号を受けて、送風通路4
9に設けられた開閉シャッタ47の開閉を開閉シャッタ
制御電磁弁48を通じて制御するように構成されている
。開閉シャッタ47の開閉制御によって、例えば、温風
発生袋WIOの作動開始時には暖房用空気はまだ暖めら
れておらず冷風であるが、このような暖房用空気が冷風
である時には、送風通路49の開閉シャック47を閉鎖
し、車室内等に冷風が吹き込まないように制御すること
ができる。
図中、46は切換スイッチを示す。
次に、第1図及び第2図を参照して、この発明による温
風発生装置10におけるモータ1及び該モータ1に共用
した送風プロワ4及び燃焼ブロワ5について説明する。
モータ1の駆動軸14を延長し、該駆動軸14に温風を
送る送風ブロワ4及び燃焼器2に空気を送る燃焼ブロワ
5を取付ける。
即ち、このモータ1の駆動軸14は、モータ本体の両側
に延長しており、一方の延長部には遠心送風機である送
風ブロワ4が取付けられ、該延長部は送風プロワ4のイ
ンペラ22の回転軸21と一体的に構成されている。モ
ータ1の駆動軸14の他方の延長部は、ターボ送風機で
ある燃焼ブロワ5が取付けられ、駆動軸14の該延長部
は燃焼ブロワ5のインペラ24の回転軸23と一体的に
構成されている。送風ブロワ4の吸込口12は、ケーシ
ング20の中央部に形成され、室内空気或いは外気を送
風プロワ4に吸い込む。また、送風プロワ4の吐出口は
、送風路15を通じてはy直線状に熱交換器3に加圧空
気を送込むように熱交換器3に連通する。このように送
風ブロワ4及び燃焼ブロワ5を同一のモータ1で駆動す
ることによって電力消費を低減させることができ、高価
なモータ1が1つだけであると共にコントローラの制御
も半分になるので、コストの低減効果が大きくなる。即
ち、装置そのものを高価にするモータ1及び制御装置を
最小限に少なくし、温風発生装置自体の構造を極めて簡
単に構成してコンパクト化でき、スペースに制限がある
ような車両等の暖房器に適用して極めて好ましく、しか
もコストの面から極めて安価に構成できる。ところで、
燃焼ブロワ5は、燃焼器2での燃焼による空気の膨張に
打ち勝つだけの送風圧力を生み出す必要があるが、燃焼
器2では燃焼の初期には風量を余り大きくすると、火炎
の吹き消えが起きるため、燃焼器2の点火時、燃焼の初
期には燃焼ブロワ5の風量を少な(し即ち小風量にし、
その後増加するようにモータ1を制御することが好まし
い0図中、59はモータ駆動制御ラインを示す。
この発明による温風発生装置10に適用される燃焼器2
についての一例を第1図を参照して説明する。燃焼器2
は、液体燃料を燃料供給装置によって気化器25に導入
し、該気化器25において液体燃料を気化させて気化燃
料を生成し、該気化燃料をセラミック製の筒体16内で
点火し燃焼させる気化式燃焼器である。筒体16内は、
連通孔付き仕切板19によって気化室18と燃焼室17
とに仕切られている。また、燃焼室17内には気化用グ
ロープラグを内蔵した気化器25の一部が斜めに貫通し
て配置されている。気化器25の気化用グロープラグに
通電するためにその端子32がバッテリに接続されてい
る。また、気化器25への液体燃料の供給は、燃料供給
装置即ち燃料ポンプによって燃料タンクから燃料供給パ
イプ52を通じて行われる。この燃料タンクについては
、温風発生装置10が車両に搭載されて暖房器として適
用される場合には、エンジンの燃料タンクと同一でも良
いし、又は別に設けてエンジンの燃料とは異なった燃料
を使用できる゛ようにも構成できる。気化器25におい
て生成された気化燃料は気化器25の噴出口27から気
化室18に噴出される。更に、気化室18には燃料に着
火するため点火用グロープラグ26が設置されている。
なお、気化用グロープラグ及び点火用グロープラグ26
は、例えば、窒化珪素等のセラミック材料に抵抗線が埋
め込まれたものであり、電気エネルギーによって赤熱さ
れるプラグである。燃焼用空気は、燃焼器2の燃焼用空
気取入パイプ28から取入れられ、次いで外筒30と筒
体16とで形成される環状通路29を通じて筒体16に
多数形成した空気導入孔31から筒体16の燃焼室17
に吹込まれ、更に燃焼用空気の一部は仕切板19に形成
した連通孔を通って気化室18に吹込まれる。気化燃料
と混合して混合気を生成し、僅かに存在する油滴或いは
混合気に点火用グロープラグ26によって点火し、燃焼
室17において混合気を燃焼させる。燃焼室17は筒体
16の出口39を通じて燃焼筒7に連通しており、混合
気は燃焼室17で燃焼すると共に火炎は燃焼筒7へと伸
びて更に完全に燃焼される。また、燃焼器2での燃焼が
盛んになると、気化器25はその外面に形成したフィン
によって気化熱を得るようになるので、気化用グロープ
ラグをオフにしても導入された液体燃料は気化して気化
燃料となる。なお、図中、符号Aは燃焼用空気又は燃焼
ガスの流れ方向を示す。
また、この発明による温風発生装置10に適用される熱
交換器3についての一例を第1図を参照して説明する。
熱交換器3は、全体的に同心円に配置された筒体によっ
て構成され、主として外筒8、外筒8内に配置された熱
交換筒体33及び熱交換筒体33内に挿入配置された燃
焼管6から成る。熱交換器3の外筒8、熱交換筒体33
及び燃焼管6には、燃焼器2の燃焼筒7がは\直角に貫
通し、熱交換器3の燃焼管6に対しては!直角に燃焼器
2の燃焼筒7が連通されている。従って、この取付は構
造によって熱交換器3の燃焼管6と燃焼器2の燃焼筒7
とは、燃焼ガスが通る直角通路40を形成するようにな
る。上記のように、熱交換器3に対して燃焼器2を直角
に配置した場合には、燃焼器2から送出する燃焼ガスは
一種の邪魔板に衝突し気化が促進され、その流れ方向が
変更されることによって渦流ができ、そこで完全に燃焼
し、臭い、カーボン等の発生を防止できる。
燃焼管6の内側には燃焼ガス通路36が形成され、燃焼
管6と熱交換筒体33との間には熱伝達通路37が形成
され、及び熱交換筒体33と外筒8との間には暖房用空
気を温風に熱交換器する熱交換通路3日が形成されてい
る。熱交換筒体33の外面及び内面には、放熱フィン9
及び受熱フィン11が熱交換筒体33に一体的に設けら
れている。
即ち、内側の熱伝達通路37には多数の受熱フィン11
が長手方向に沿って設けられ、また、外側の熱交換通路
38には多数の放熱フィン9が長手方向に沿って設けら
れている。熱交換筒体33には燃焼ガス出口35が設け
られ、該燃焼ガス出口35には燃焼ガス排気パイプが連
結されており、該燃焼ガス排気パイプは熱交換通路38
及び熱交換器3の外筒8を貫通して大気、エンジンの吸
気管等に開放し、それによって排気ガスを大気に放出す
るか、又はこの温風発生袋WlOを車両に適用した場合
には排気ガスをエンジンの吸気系に送込んで更に完全に
燃焼させている。この構造によって、燃焼器2の燃焼筒
7から熱交換器3の燃焼管6に送り込まれた燃焼ガスは
、直角通路40、燃焼ガス通路36を通り、次いでフィ
ン11を配置した熱伝達通路37を通って燃焼ガス出口
35から熱交換器3の外部へ排出される。また、送風ブ
ロワ4から送風路15を通じて熱交換器3の熱交換通路
38に吹き込まれた空気は、フィン9が配置された熱交
換通路3Bを通って燃焼ガスと熱交換されて温風となり
、該温風は温風送出通路34から所定の場所へと送り出
され、暖房、乾燥等に供される。しかも、燃焼ガスの流
れ通路即ち燃焼ガス通路36及び熱伝達通路37と、加
熱されて暖房、乾燥等に供される温風の流れ通路即ち熱
交換通路38とは、完全に遮断され、暖房用空気に燃焼
ガスが混入しないように構成され、安全上極めて好まし
い構造に構成されている。また、熱交換器3の外筒8の
長手方向には、温風送出通路に通じる温風送出口34が
形成されている。なお、図中、符号Bは暖房用空気の流
れ方向を示す。
この発明による′&風発生装WIOは、以上のように構
成されており、次のように作用する。まず、モータ1を
駆動し、モータ1の駆動軸14を通じて送風ブロワ4及
び燃焼ブロワ5を駆動する。モータ1は、例えば、直流
モータで構成してデユーティ制御することが、燃焼器2
の燃焼状態にマツチした制御ができ好ましいものである
。燃料ポンプの駆動によって燃焼器2の気化器25へ液
体燃料を送込み、気化器25に内蔵した気化用グロープ
ラグに通電して液体燃料を気化する。気化器25で気化
した気化燃料は燃焼器2の気化室18に噴出される。ま
た、燃焼ブロワ5から送込まれた燃焼用空気は、送風路
41を通じて燃焼器2の空気取入パイプ28へ吹き込ま
れ、次いで環状通路29を通って筒体16の空気導入孔
31から燃焼室17に導入され、燃焼用空気の一部は仕
切板19の連通孔から気化室18に導入され、そこで気
化燃料と混合されて混合気を生成し、点火用グロープラ
グ26によって着火される。この場合、燃焼ブロワ5か
ら送出される燃焼用空気は、燃焼器2での燃焼による空
気の膨張に打ち勝つ送風圧力を有していることは勿論の
こと、空気の送出しの初期には風量は少なく、その後は
風量が増加するように制御されている。従って、燃焼器
2の混合気への着火が極めてスムースに行われ、次いで
燃焼は盛んになることができる。しかも、燃焼器2で発
生した燃焼ガスは燃焼ブロワ5の機能によって逆流する
ことなく熱交換器3に送込まれ、送風ブロワ4によって
熱交換器3に送込まれた温風用空気と熱交換される。熱
交換された温風は、暖房等を行うべき室内、車室内等に
送込まれる。詳しくは、送風ブロワ4の吸込口12を通
じて取入れられる空気は、例えば、ディーゼルエンジン
又はガソリンエンジンのエアクリーナ、単独のエアクリ
ーナ等を通じて取り入れる空気、或いは直接的に外気又
は車室、部屋等内から取り入れる空気であり、空気取入
ダクトを通じて吸込口12に導入される。燃焼器2によ
って発生した燃焼ガスは筒体16の出口39から燃焼筒
7を通じて熱交換器3の燃焼管6に送込まれる。次いで
、燃焼ガスは、燃焼管6で形成される燃焼ガス通路36
を通って燃焼管6の端部をUターンし、熱交換筒体33
に一体に形成されたフィン11が配置された熱伝達通路
37に送り込まれる。言い換えれば、燃焼ガスは、燃焼
器2の燃焼筒7から熱交換器3に直線状に放出されずに
ぼり直角通路40を経て熱交換器3のフィン11が配置
された熱伝達通路3・7に流出される。このような熱交
換器3への燃焼ガスの吹き込みは、直角通路40を通る
ことになり、ここで燃焼ガス中に含んでいる未燃の燃料
は完全に燃焼することになり、熱交換器3内にカーボン
デポジットとなるようなことがない。燃焼ガスの熱エネ
ルギーは、この熱伝達通路37において吸熱され、伝導
、輻射によって熱交換通路38に熱伝達される。最後に
、燃焼ガスは熱交換筒体33に形成されている燃焼ガス
出口35から熱交換器3外部に排気される。例えば、温
風発生装置10が車両の暖房器に適用される場合には、
排気される排気ガスをエンジンの吸気系に送込んで更に
完全に燃焼することもできる。一方、温風用空気は、送
風ブロワ4の機能によって吸込口12から吸い込まれて
熱交換器3の熱交換通路38に送り込まれ、熱交換通路
38内に多数配置されたフィン9の間を通うて燃焼ガス
との間で熱交換されて暖められ、次いで温風送出通路3
4から所定の暖房すべき室、乾燥室等に送出される。こ
の場合、送風ブロワ4と熱交換器3の熱交換通路38と
は、温風用空気かは一′直線上を流れるように配置され
ているので、温風の通気抵抗が少なく、スムースに大量
の空気を送ることができ、燃焼ガスとの間の熱交換を盛
んにすることができる。
次に、第3図、第4図及び第5図を参照して、この発明
による温風発生装置60の別の実施例を説明する。この
温風発生装置60については、コントローラによって制
御されるものであるが、コントローラに係わるものにつ
いては上記実施例のものと同一であるので、図面上及び
説明を省略する。また、上記実施例の温風発生装置lO
における同一の部品には同一の符号を付し、それらの部
品の説明についても省略する。ところで、一般に、燃焼
器と熱交換器とを有する急加熱型暖房器の送風では、相
当量の暖房用空気を送り込むようにしなければ、寒冷地
、冬季等では暖房状態を向上させることができない、し
かるに、車両等に暖房器を取付ける場合には、狭いスペ
ースとなり、該スペース内に暖房器そのものの全てを収
納すると、通常空気通路の経路をスムースに接続するこ
とができなくなり、そこに大量の空気が流れると、騒音
、高い通気抵抗等の好ましくない現象が発生する。この
温風発生袋Z60は、上記の問題点を解消できるように
構成されたものであり、急加熱型暖房器に適用して極め
て好ましいものである。この温風発生装置60における
熱交換器3は、暖房用空気をスムースに低抵抗に流すこ
とができるように構成されている。まず、熱交換器3に
おける内外面にフィン9.11を一体に形成した熱交換
筒体33の前端部には、燃焼ガスがUターンする燃焼ガ
ス衝突体58が取付けられており、該燃焼ガス衝突体5
8の外面に空気流量を制御するガイドフィン56が設け
られている。このガイドフィン56は、特に第3図又は
第5図に示すように、横方向に形成されている。ガイド
フィン56は、送風ブロワ4からの空気の流れ上、横方
向に形成する方が縦方向に形成するよりも空気の分配を
良好に行うことができる。他方、このように熱交換器3
にガイドフィン56を取付けることによって、熱交換器
3の燃焼管6を通って流れる燃焼ガスが燃焼ガス衝突体
58の内面に衝突し、次いでUターンしてフィン11付
きの熱伝達通路37に送り込まれるが、燃焼ガスが衝突
することによって燃焼ガス衝突体58が最も高温になり
、この高温になる燃焼ガス衝突体58に設けたガイドフ
ィン56に、送風プロワ4からの空気が直接衝突し接触
することによってガイドフィン56及び燃焼ガス衝突体
58が空冷されることになる。それ故に、この部位での
熱交換が盛んに行われ、熱交換効率が極めて良好になる
。更に、熱交換筒体33の後端部の外面には、暖房用空
気を整流し、スムースに流すため整流ガイド55が形成
されている。また、送風ブロワ4から送風路15を通じ
て熱交換器3への空気をスムースに送り込むため、スタ
ビライザー57が送風路15即ち送風ブロワ4のケーシ
ング(即ち、送風ブロワ4のスクロールを形成するケー
シング)に取付けられている。
〔発明の効果〕
この発明による温風発生装置は、上記のように構成され
ており、次のような効果を有する。即ち、この温風発生
装置は、気化式燃焼器の燃焼筒を熱交換器の燃焼管に取
付け、前記熱交換器と前記熱交換器に暖房用空気を送る
遠心送風機をは一直線上に配置したので、暖房用空気の
流れ抵抗が小さくなり、前記送風ブロワから送り込まれ
る温風用空気は前記熱交換器内をは!′直線状にスムー
スに流れ、大流量の温風用空気を循環させると共に、送
風プロワ自体を小型に構成することもできる。
また、前記燃焼器に設けた気化用グロープラグ及び点火
用グロープラグをコントローラによって大電流が通電す
るように温度制御すると、燃料の急速な気化、着火及び
燃焼を達成できる。即ち、急速着火システムと急速気化
システムによって速やかに液体燃料を気化燃料に気化し
て燃焼させ、該燃焼熱から前記熱交換器によって効率的
に且つ迅速に、しかも大量の暖房用空気を生成し、排気
ガスが混入していない安全上極めて好ましいクリーンな
暖房用空気を車両、部屋等の室内に送込む暖房器に適用
して極めて好ましいものであり、1つの前記モータの制
御で、寒冷地、冬季等の温度の低下した条件でも簡単に
且つ極めて迅速に暖房、乾燥等に供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明による温風発生装置の一実施例を示す
断面図、第2図は第1図のモータ、送風ブロワ及び燃焼
プロワめ関係を示す断面図、第3図はこの発明による温
風発生装置の別の実施例を示す断面図、第4図は第3図
の熱交換器の前端部及び送風ブロワの部位を示す断面図
、第5図は第3図の熱交換器の前端部を示す断面図、第
6図は従来の燃焼装置の一例を示す概略図、及び第7図
は従来の車両暖房用熱交換器の一例を示す断面図である
。 1−・・・−モータ、2・・・・・・・燃焼器、3・−
・・熱交換器、4・・・・−・−送風ブロワ、5−・・
−・−燃焼プロワ、6・−・・・・・燃焼管、7−・−
−一−−燃焼筒、9.11・・−−一−−フィン、10
゜60・−一−−−−−温風発生装置、14−・−・−
・−駆動軸、I7・−−燃焼室、I8−・・−・・気化
室、33−・−・・・・熱交換筒体、36・−・・・燃
焼ガス通路、37・・・−・・−熱伝達通路、38−・
−・熱交換通路、40−・・−直角通路、47・−・・
−・開閉シャッタ、49・・・・・・・送風通路、50
・−・−・−・コントローラ、51・−・−・・燃料ポ
ンプ、53−−−−一温度センサー、54・・・・・・
・フレームセンサー、55・−・・・・・整流ガイド、
56−−−−−ガイドフイン、57・・・・・−スタビ
ライザー、58・・・・・・−燃焼ガス衝突体。 特許出願人  いすり自動車株式会社 代理人    弁理士 尾 仲 −宗 第  6  図 第  7  図 手続補正書(自発) 平成元年1月10日 特許庁長官  吉 1)文 毅  殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第259502号 2、発明の名称 温風発生装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京部品用区南大井6丁目22番lO号名 
称  (017)いす−”自動車株式会社代表者 飛 
山 −男 4、代理人     ■116 住 所  東京都荒川区西日暮里5丁目18番11号5
、補正命令の日付(全送日) 自発 6、補正の対象 7、補正の内容 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄 明細書第2頁第9行目の「第6図を」を「第3図を」に
訂正する。 明細書第2頁第9行目の「第6図に」を「第3図に」に
訂正する。 明細S第3頁第6行目の「第7図」を「第4図」に訂正
する。 明細書第4頁第18行目の「第6図」を「第3図」に訂
正する。 明細書第5頁第9行目の「第7図」を「第4図」に訂正
する。 明細書第22頁第5行目より明細書第24頁第17行目
までの「次に、第3図、第4図及び第5図を参照して、
この発明による温風発生装置60の〜(即ち、送風ブロ
ワ4のスクロールを形成するケーシング)に取付けられ
ている。」を削除する。 (2)明細書の図面の簡単な説明の欄 明細書第26頁第6行目より明細書同頁第10行目まで
の「第3図はこの発明による〜前端部を示す断面図、」
を削除する。 明細書第26真第1O行目の「第6図は」を「第3図は
」に訂正する。 明細書第26頁第11行目の「第7図」を「第4図」に
訂正する。 明細書第26頁第16行目より同頁第5行目までのr、
60Jを削除する。 明細書第27頁第3行目より同頁第5行目までの「、5
5・・・−・・・整流ガイド、〜58−−−−一燃焼ガ
ス衝突体」を削除する。 (3)図面 第3図、第4図及び第5図を削除し、第6図及び第7図
を別紙として添付した第3図及び第4図と差し替える。 第  3  図 ′fg4図 9゜ ン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  気化式燃焼器の燃焼筒を熱交換器の燃焼管に取付け、
    前記熱交換器と前記熱交換器に暖房用空気を送り込む遠
    心送風機とをほゞ直線上に配置するように構成したこと
    を特徴とする温風発生装置。
JP25950287A 1987-10-16 1987-10-16 温風発生装置 Pending JPH01103529A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7305939B2 (en) * 2005-04-25 2007-12-11 Grant B. Carlson Addition of flexible fuel engine control system
JP2008006928A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Nippon Plast Co Ltd 吹出しグリル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7305939B2 (en) * 2005-04-25 2007-12-11 Grant B. Carlson Addition of flexible fuel engine control system
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