JPH01103242A - ロッカアームシャフト組付装置 - Google Patents

ロッカアームシャフト組付装置

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Publication number
JPH01103242A
JPH01103242A JP25768687A JP25768687A JPH01103242A JP H01103242 A JPH01103242 A JP H01103242A JP 25768687 A JP25768687 A JP 25768687A JP 25768687 A JP25768687 A JP 25768687A JP H01103242 A JPH01103242 A JP H01103242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rocker arm
arm shaft
holder
shaft
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25768687A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yamazaki
誠 山崎
Norio Honda
本田 訓男
Yasuo Yoshida
吉田 靖夫
Masaaki Hirata
平田 正明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP25768687A priority Critical patent/JPH01103242A/ja
Publication of JPH01103242A publication Critical patent/JPH01103242A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は、複数のロッカアームを共通に支承するロッカ
アームシャフトに、各ロッカアーム、複数のカムホルダ
およびロッカアームフトを囲繞して各ロッカアーム間に
介装されるコイルばね等の部品を組付けるためのロッカ
アームシャフト組付装置に関する。
(2)従来の技術 従来、ロッカアームシャフトにロッカアーム、カムホル
ダおよびコイルばね等の部品を組付けるにあたっては、
固定状態にあるロッカアームシャフトに、前記各部品を
1つずつ嵌挿して組付けるようにしており、作業員の手
作業で行なわれている。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかるに上記従来のように各部品を1つずつロッカアー
ムシャフトに嵌挿して組付けるようにしたものでは、組
付作業能率が劣るものであった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものでアリ、ロ
ッカアームシャフトへの各部品のm付を能率的に行ない
得るようにしたロッカアームシャフト組付装置を提供す
ることを目的とする。
B0発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 本発明装置は、ロッカアーム、カムホルダおよびコイル
ばね等の部品を位置決め配置するための位置決め部と、
位置決め部で位置決めされている前記各部品にロッカア
ームシャフトを挿入するための挿入駆動部とから成り、
挿入駆動部は、ロッカアームシャフトの一端を着脱可能
に保持するホルダと、該ホルダの軸方向駆動および軸線
まわりの角変位駆動を可能としてホルダに連結される駆
動手段とを備える。
(2)作用 上記構成によれば、位置決めされている各部品にロッカ
アームシャフトが挿入され、それによりロッカアームシ
ャフトへの各部品の組付けが能率良く行なわれる。しか
もロッカアームシャフトは軸線子わりに角変位しながら
挿入されるので、各部品へのロッカアームシャフトの挿
入が極めて円滑に行なわれる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、このロッカアームシャフト組付
装置は、4気筒エンジンに対応するものであり、位置決
め部Pと、挿入駆動部Iとを備える。
第2図を併せて参照して、位置決め部Pには、前記4気
筒エンジンの各気筒にそれぞれ一対ずつ配設される排気
弁(図示せず)にそれぞれ対応する8個の排気弁用ロッ
カアーム1a〜1h、6個のカムホルダ2a〜2f、5
個のコイルばね3a〜3e、前記各気筒にそれぞれ一対
ずつ配設される吸気弁(図示せず)にそれぞれ対応する
8個の吸気弁用ロッカアーム4a〜4hが位置決め配置
゛される。また吸気弁用ロッカアーム4aには、カムホ
ルダ2a、2b間で該ロッカアーム4aを支承するため
の軸5aが予め挿通され、吸気弁用ロッカアーム4b、
4c;4d、4e;4f、4gには、カムホルダ2b、
2c;2c、2d;2d。
2c間で支承するための軸5b、5c、5dが予めそれ
ぞれ挿通され、吸気弁用ロッカアーム4hにはカムホル
ダ2e、2f間で支承するための軸5eが予め挿通され
る。しかも軸5aにはカムホルダ2aおよび吸気弁用ロ
ッカアーム4a間に介装されるウェーブワッシャ6aが
嵌挿されており、軸5b、5c、5dには、吸気弁用ロ
ッカアーム4b、4c;4d、4e;4f、4g間に介
装されるウェーブワッシャ6b、6c、6dがそれぞれ
嵌挿されており、軸5eには吸気弁用ロッカアーム4h
およびカムホルダ2r間に介装されるウェーブワッシャ
6eが嵌挿されている。
このようにして位置決め部Pで位置決めされている状態
で、ロッカアームシャフト7を挿入駆動部■によって駆
動することにより、該ロッカアームシャフト7が、排気
弁用ロッカアーム1a〜1h1カムホルダ2a〜2fお
よびコイルばね3a〜3eに挿入される。
第3図を併せて参照して、位置決め部Pは、各カムホル
ダ2a〜2【を個別に位置決め載置するとともに相互の
近接、離反可能にして並列配置される台板8a〜8fと
、吸気弁用ロッカアーム48〜4hを位置決め載置する
とともに台板8a〜8fの配列方向と平行な方向への水
平移動および昇降作動を可能にして配置される載置治具
9a〜9eと、排気弁用ロッカアーム1a−1hを位置
決め載置するとともに昇降作動を可能にして配置される
載置治具10a〜10eと、各台板8a〜8fとの間で
カムホルダ2a〜2fをクランプ可能なりランパlla
〜llfと、前記各載置治具9a〜9eとの間で吸気弁
用ロッカアーム4a〜4hをクランプ可能なりランバ1
2a=12eと、前記各載置治具10a〜10eとの間
で排気弁用ロッカアームla〜1hをクランプ可能なり
ランパ13a−13eと、各台板8a〜8fおよびクラ
ンパ11a〜11f、12a 〜12eを相互の間隔が
小さくなるように駆動するための幅寄せ駆動手段14と
を備える。
各台板8a〜8fはその配列方向に直交する鉛直面内で
略し字状にそれぞれ形成されるとともに、基板15の上
方で相互間に間隔をあけてこの順に配列される。しかも
この配列方向に沿う一端の合板8fは固定の基板15上
に固定される。基板15上には、前記各台板8a〜8f
の配列方向に沿って延びるガイド板16が固着されてお
り、このガイド板16の一側面には上下に間隔をあけて
平行に延びる一対のガイドレール17.17が固着され
る。しかも基板15に固定されている台板8fを除(各
台板8a〜8eには、前記各ガイドレール17.17に
摺動可能に嵌合するスライダ18.18がそれぞれ固着
される。したがって各台板8a〜8eは、その配列方向
に沿って移動可能であり、各台板8a〜8fは相互に近
接、離反可能である。
第4図および第5図において、各合板88〜8fの上部
先端には、カムホルダ2a〜2fをそれぞれ個別に位置
決め可能である。すなわち各合板8a〜8fの配列方向
に沿う両端の台板8a、8fにおける先端側上面には、
第4図で示すように、カムホルダ2a、2fをそれぞれ
位置決め載置すべく一対の位置決め穴19.19がそれ
ぞれ穿設されており、それらの位置決め穴19.19に
嵌合する位置決めピン20.20を予め嵌合されている
カムホルダ2a、2fが、台板8a、8fの上面にそれ
ぞれ個別に載置される。また残余の台板8b、8c、8
d、8eにおける先端側上面には、第5図で示すように
、カムホルダ2b、2c。
2d、2eをそれぞれ位置決め載置すべく一対の位置決
め穴21.21がそれぞれ穿設されており、それらの位
置決め穴21.21に嵌合する位置決めピン22.22
を予め嵌合されているカムホルダ2b〜2eが、各台板
8b〜8eの上面にそれぞれ個別に載置される。
合板8a〜8fの基端部上方には、各合板8a〜8fの
配列方向に沿う水平な軸23が配置されており、この軸
23の両端部は、基板15に立設された支柱24.25
の上部で回動自在に支承される。該軸23は、その周方
向複数個所たとえば3個所に突条23aを有して形成さ
れており、軸23との軸方向相対移動が可能であってし
がも軸線まわりの相対回動を阻止される5つのリニアス
ライダ26が軸23にそれぞれ嵌合され、各リニアスラ
イダ26にはクランパlla〜lieがそれぞれ固着さ
れる。しかも各リニアスライダ26は、台板8a〜8e
の基部上面にそれぞれ固着された保持部材27に回動自
在に保持されるものであり、したがって台板8a〜8e
の移動に応じて各クランパlla〜lieも軸23の軸
線方向に沿って移動する。また台板8rに対応する位置
のクランパllfのみは、軸23に固着される。
支柱25から突出した軸23の端部には、リンク28の
一端が固着されており、リンク28の他端は、上下に延
びる軸線を有して基板15に支持される第1回動シリン
ダ29におけるピストンロッド29aの先端に連結され
る。したがって第1回動シリンダ29の伸縮作動に応じ
て軸23が回動し、それに応じて各クランパtla〜l
lfも回動する。
各クランパlla〜llfには、それらを上下に貫通す
る一対の案内筒31がそれぞれ固着されており、これら
の案内筒31にはカムホルダ2a〜2fの上面にそれぞ
れ当接可能な押圧部材32が摺動可能に嵌合され、各案
内筒31の上部に螺着された蓋体33と押圧部材32と
の間にばばね34がそれぞれ縮設される。したがって、
各クランパ1la−11fを台板8a〜8fに近接回動
させたときに、各カムホルダ2a〜2fは台板8a〜8
rと対応する各押圧部材32との間で弾発的にクランプ
されることになる。
第6図において、各台板8a〜8fの軸23に沿う位置
は、それらの間に載置治具9a〜9e。
10a−10eを配置し得る間隔をあけるようにばね力
により保持される。すなわち、台板8a。
8fには、隣接する台板8b、8eに当接可能なロッド
35が各台板8a〜8fの配列方向と同方向に移動可能
に挿通され、各ロッド35の台板8b、8eとは反対側
の一端部には台板8a、8fに係合し得る止め輪36が
それぞれ嵌着される。
また各ロッド35の他端部と台板8a、8fとの間にば
ばね37がそれぞれ縮設されており、各ロッド35はそ
れらの他端部を台板8b、8eに当接する方向に弾発付
勢される。さらに残余の台板8b〜8eにも、前記ロッ
ド35と同様にばね37で付勢されるとともに各台板8
b、8eに係合する止め輪36を有したロッド35が1
あるいは2個ずつ移動可能に挿通されており、これらの
ロッド35およびばね37により台板8b〜8e相互の
間隔が保持される。すなわち台板8a、8b間は台板8
aに挿通さたロッド35が台板8bに当接することによ
り保持され、台板8b、Bc間。
8c、Bd問および8d、8c間は、各台板8b。
8 c ; 8 c 、8 d ; 8 d 、8 e
にそれぞれ挿通されたロッド35,35が同軸に当接す
ることにより保持され、台板8e、Bf間は合板8fに
挿通されたロッド35が台板8eに当接することにより
保持される。
このようにして、ばね37で付勢されたロッド35によ
り各台板8a〜8fの間隔が保持されるが、一端の台板
8aを押圧することにより、各台板8a〜8fは、第6
A図で示すように、各ばね37を収縮させながら相互間
の間隔を近接させるように移動することができる。
第7図を参照して、各台板8a〜8f間には、移動板3
8がそれぞれ配置される。これらの移動板38は、ガイ
ド板16の他側面に対向して配置されており、ガイド板
16の他側面に前記ガイドレール17..17と平行に
して固着されたガイドレール39に、各移動板38に固
着したスライダ40が移動可能にそれぞれ嵌合される。
したがって各移動板38は、台板8a〜8fの配列方向
と平行な方向に移動可能にして台板8a〜81間に配置
されることになる。
各移動板38には、上方に延びる当接板41が固設され
ており、その当接板41に両側からロッド42.42が
弾発的に当接することにより、各移動板38の位置が各
台板8a〜8f間の中央部に保持される。すなわち台板
8a、8fには、台板8b、8eとは反対側の一端に台
板8b、8eに係合し得る止め輪43を嵌着したロッド
42がその他端を当接板41に当接させるべく移動可能
に挿通されており、ロッド42の他端部および台板Et
a、Bf間にばばね44が縮設される。また台板8b〜
8eには、上記ロット42と同様にばね44で付勢され
たロッド42が一対ずつ挿通され、それらのロッド42
が当接板41にそれぞれ弾発的に当接される。
これにより各移動板38が台板8a〜8f間の中央部に
保持されるが、一端の台板8aを押圧することにより、
各台板8a〜8rは、第7A図で示すように、各ばね4
4を収縮させながら相互間の間隔を近接させるように移
動し、したがって各台板8a〜8rおよび各移動板38
も相互に近接する。
各移動板38には、昇降部材45が昇降可能にそれぞれ
支承されており、これらの昇降部材45の上端に載置治
具9a〜9eがそれぞれ固設される。すなわち各移動板
38のガイド板16とは反対側の側面には上下に延びる
昇降ガイドレール46がそれぞれ固着されており、それ
らの昇降ガイドレール46には、各昇降部材45に固着
されたスライダ47がそれぞれ摺動可能に嵌合される。
しかも昇降部材45の下端には昇降ガイドレール46の
下端に当接可能なストッパ48がそれぞれ固着されてお
り、これにより各昇降部材45の上限位置が規定される
第8図、第9図および第10図において、載置治具9a
、9eならびに載置治具9b〜9dは、基本的には同一
の形状を有するものであるが、載置治具9a、9eは吸
気弁用ロッカアーム4a。
4hを個別に位置決め載置するものであるのに対し、残
余の載置治具9b〜9dは、一対ずつの吸気弁用ロッカ
アーム4 b、  4 c ; 4 d、4 e ; 
4f、4gをそれぞれ位置決め載置すべく形成される。
載置治具9a、9eは、吸気弁用ロッカアーム4a、4
hの両側で対向すべく昇降部材45と一体化された一対
の支持板51.51を有し、それらの支持板51.51
の上端には、吸気弁用ロッカアーム4a、4hに挿通さ
れている軸5a、5eを載置すべく略V字状に形成され
た載置溝52がそれぞれ形成される。また載置治具9b
〜9dは、一対の吸気弁用ロッカアーム4b、4cH4
d、4e;4f、4gの両側で対向する一対の支持板5
1.51を有し、各支持板51.51の上端には軸5b
〜5dを載置するための略■字状載置溝52がそれぞれ
形成される。
したがって吸気弁用ロッカアーム4 a ; 4 b 
4c;4d、4e;4f、4g;4hは、それらに挿通
されている軸5a〜5eを載置溝52.52に載置する
ことにより各載置治具9a〜9eに位置決め載置される
ことになる。
ところで、後述するように前記各軸5a〜5eがカムホ
ルダ2a〜2fで支承された状態で、載置治具9a〜9
eは下降するものであり、そのとき各吸気弁用ロッカア
ーム4a〜4hは軸5a〜5eを介してカムホルダ2a
〜2f間に支持されることになる。而して、かかる状態
では、各吸気弁用ロッカアーム4a〜4hは、そのタペ
ットねd53が設けられている側の方が重いので、各軸
5a〜5eのまわりに回動して一定の姿勢が保持されな
くなる。そこで、各移動板3日には、上方に延びる支持
ロッド54がそれぞれ固着され、それらの支持ロッド5
4の上端には、前記タペットねじ53を螺着した部分で
各吸気弁用ロッカアーム4a〜4hに下方から当接する
支持板55がそれぞれ固着される。
各移動板38には昇降部材45を両側から挾むブラケッ
ト56が固着されており、このブラケット56には、上
下に延びる軸線を有する第1昇降シリンダ57がそれぞ
れ固定、支持される。該第1昇降シリンダ57における
ピストンロッド57aの先端すなわち上端には係合部材
58が固着されており、これらの係合部材58は!l!
置装具9a〜9eにそれぞれ係合される。したがって昇
降シリンダ57の伸縮作動に応じて載置治具9a〜9e
が昇降作動する。
再び第1図および第3図を参照して、前記軸23に関し
て各載置治具9a〜9eと反対側には軸23と平行な軸
61が配置されており、この軸61の一端部は、基板1
5に立設された支柱62の上部で回動自在に支承され、
軸61の他端部は前記軸23を支承している支柱25で
回動自在に支承される。この軸61は、前記軸23と同
様にその周方向複数個所たとえば3個所に突条61aを
有して形成されており、軸61との軸方向相対移動が可
能であってしかも軸線まわりの相対回動を阻止される5
つのリニアスライダ63が軸61にそれぞれ嵌合され、
各リニアスライダ63にはクランパ12a〜12aがそ
れぞれ固着される。
支柱62から突出した軸61の端部には、リンク64の
一端が固着されており、リンク64の他端は、上下に延
びる軸線を有して基板15に支持される第2回動シリン
ダ65におけるピストンロッド65aの先端が連結され
る。したがって第2回動シリンダ65の伸縮作動に応じ
て軸61が回動し、それに応じて各クランパ12a〜1
2fも回動する。
各クランパ12a−12fの先端下面には、載置治具9
a〜9eにそれぞれ載置されている吸気弁用ロッカアー
ム4a〜4hの上面に弾発的に当接すべく、弾性材料か
ら成る押圧部材66がそれぞれ固着されている。したが
って各クランパ12a〜12fを載置治具9a〜9r側
に近接回動じたときに、各吸気弁用ロッカアーム4a〜
4hは、i置治具9a〜9fに弾発的に押しつけられて
クランプされることになる。
支柱25には、前記軸61と平行な軸67の一端が固定
されており、この軸67の他端にはストッパ68が固着
される。しかも軸67には前記各リニアスライダ63を
それぞれ回動可能に保持する5つの保持部材69が移動
自在に嵌挿されており、支柱25、各保持部材69およ
びストッパ68間には軸67を囲繞するばね70がそれ
ぞれ縮設される。これらのばね70により各保持部材6
9すなわち各リニアスライダ63相互の間隔が保持され
、クランパ12a〜12eが載置治具9a〜9eに対応
する位置に保持される。しかも各クランパ12a〜12
eは、合板88〜8eの移動時に弾発的に当接している
吸気弁用ロッカアーム48〜4hの移動に応じて移動す
ることが可能である。
第11図を併せて参照して、各i置治具10a〜10e
は昇降部材71の上端にそれぞれ固設されており、各昇
降部材71は、原位置にあるときの各台板8a〜8f間
の中央部に対応する位置で昇降可能に配設される。各昇
降部材71に対応して基板15上には支柱72がそれぞ
れ立設されており、上下に延びて各支柱72に固着され
た昇降ガイドレール73に、各昇降部材71に固着され
たスライダ74が摺動可能に嵌合される。また各支柱7
2には昇降部材71を両側から挟むブラケット75が固
着されており、該ブラケット75には上下に延びる軸線
を有する第2昇降シリンダ76がそれぞれ支持される。
これらの第2昇降シリンダ76におけるピストンロンド
ア6aの先端すなわち上端には保合部材77が固着され
ており、各保合部材77は昇降部材71の上部にそれぞ
れ係合される。しかも昇降部材71の下端には昇降ガイ
ドレール73の下端に当接し得るストッパ78が固着さ
れており、このストッパ78が昇降ガイドレール73の
下端に当接することにより昇降部材71の上限位置が規
定される。
各昇降部材71の上部には、両端を隣接する台板8a〜
8fに当接させる間隔調整ロッド79が、昇降部材71
との間に介装したばね8oにより軸方向一方に付勢され
ながら制限された範囲での軸方向移動を許容されて、そ
れぞれ挿通される。したがって間隔調整ロッド790両
端が台板8a〜8fに当接した状態で、各台板8a〜8
fの位置が定まる。
′  第12図、第13図および第14図において、載
置治具10b−10dは、相互間にコイルばね3b〜3
dを介した一対ずつの排気弁用ロッカアームlb、lc
;ld、le;if、Igをそれぞれ位置決め載置すべ
く形成されており、昇降部材71の上端にそれぞれ固設
される。各載置治具10b−10dは、排気弁用ロッカ
アームib〜1gを両側から挟むとともに上端には略U
字状溝82がそれぞれ設けられる一対の支持板81.8
1を有して箱状に形成された載置部材83.83を、コ
イルばね3b〜3dを載置すべく略U字状に彎曲したば
ね受は面84aを上面に有するばね受は部材84で連結
されて成る。各載置部材83゜83には、排気弁用ロッ
カアーム1b〜1gが載置され、コイルばね3b〜3d
はばね受は面84a上にそれぞれ載置される。
また!3i置治具10a、10eは、単一の前記載置部
材83とばね受は部材84とが連結されて成り、排気弁
用ロッカアームla、lhおよびコイルばね3a、3e
がそれぞれ位置決め載置される。
ところで、ロッカアームシャフト7が各排気弁用ロッカ
アームIaxlhに挿通される過程で載置治具10a−
10eは降下され、その際、排気弁用ロッカアーム1a
−1hはロッカアームシャフト7で支持される。而して
、かかる状態では、タペットねじ85が螺着されている
側の方が重いので、各排気弁用ロッカアーム1aNlh
はロッカアームシャフト7のまわりに回動して一定の姿
勢が維持されなくなる。そこで、クランパllb〜li
eには、排気弁用ロッカアーム1a−1hのタペットね
じ85とは反対側の部分の上面に当接して回動を阻止す
る姿勢保持板86が両側に延びてそれぞれ固着される。
クランパ13ax13eは対応する支柱72の上端に回
動可能に支承されており、各クランパ13a〜13eの
基部には、支柱72の下部にクレビス支持された第3回
動シリンダ87のピストンロッド87aがそれぞれ連結
される。またクランパ13b〜13dの先端には、載置
治具10a〜10eに位置決め載置されている排気弁用
ロッカアームlb、lc;ld、Is;If、Igの上
面に弾発的に当接する弾性材料から成る一対の押圧部材
88.88と、ばね受は面84aとの間にコイルばね3
b〜3dを保持するばね保持部材89とが設けられ、ク
ランパ13a、13eの先端には、載置治具10a、1
0eに位置決め載置されている排気弁用ロッカアームl
a、lhの上面に弾発的に当接する押圧部材88と、ば
ね受は面84aとの間にコイルばね3a、3eを保持す
るばね保持部材89とが設けられる。
第15図において、前記各台板8a〜8fを相互に近接
する方向に駆動するための幅寄せ駆動手段14は、各合
板8a〜8rの配列方向に沿う軸線を有するとともに台
板8aの外面に対向して配置される押圧シリンダ92と
、該押圧シリンダ92におけるピストンロッド92aの
先端に固設される支持筒93と、台板8aの外面に一端
を当接させるべく前記ピストンロッド92aと同一軸線
上を移動可能にして支持筒93に支承される押圧ロッド
94と、該押圧ロッド94の一端および支持筒93間に
縮設されるばね95とを備える。
押圧シリンダ92は、基板15上に支持、固定される。
また支持筒93は、その閉塞端側を合板8a側にしてピ
ストンロッド92aの先端に螺着されるものであり、押
圧ロッド94は、支持筒93の閉塞端に軸方向移動自在
にして挿通される。
しかも支持筒93内に突入した押圧ロッド94の後端に
は、支持筒93の閉塞端に当接可能な止め輪96が嵌着
される。
第16図および第17図を併せて参照して、挿入駆動部
Iは、ロッカアームシャフト7の一端を着脱可能に保持
するホルダ101と、該ホルダ101の軸方向駆動およ
び角変位駆動を、可能としてホルダ101に連結される
駆動手段102とを備える。
駆動手段102は、基板15上に立設された第1案内板
103と、第1案内板103に案内されて走行可能な走
行部材104と、ホルダ101を先端に連結して走行部
材104に回動可能に支承される回動軸105と、先端
にカムフォロアとしてのローラ106を有して回動軸1
05の中間部に固着されるアーム107と、ローラ10
6を転勤可能に嵌合するカム溝108を有して第1案内
板103の上部に固設されるカム板109と、走行部材
104を走行駆動するための駆動モータ110とを備え
る。
第1案内板103は、前記幅寄せ駆動手段14における
押圧シリンダ92の軸線と平行な方向に長くして基板1
5上に固設されており、この第1案内板103の一側面
には、上下一対のガイドレール111.111が押圧シ
リンダ92の軸線と平行にして固着される。また走行部
材104には、前記各ガイドレール111,111に摺
動可能に嵌合するスライダ112,112が固着されて
おり、走行部材104は、ガイドレール111,111
に沿って走行可能である。また両ガイドレール111,
111間で、第1案内板103にはガイドレール111
,111と平行な軸線を有するボールねじ113の両端
部が回転可能に支承されており、このボールねし113
は走行部材104を貫通する。しかも走行部材104に
は、該ボールねじ113に螺合するナツト部材114が
固着されており、ボールねじ113の一端に駆動モータ
110が連結される。したがって駆動モータ110でボ
ールねじ113を回転駆動することにより、走行部材1
04がガイドレール111,111に沿って往復移動す
る。
カム板109は、第1案内板103の長手方向に沿って
長く形成されるものであり、しかも各台板8a〜8fが
原位置にあるときの台板8aに当接するストッパ面11
5をカム板109の一端に形成するようにして第1案内
板103の上部に固設される。このカム板109の前記
ガイドレール111.111が配設されている側の側面
にカム溝10Bが形成されており、このカム溝108は
、ガイドレール111,111の長手方向に沿って上下
に蛇行するように形成される。
第18図および第19図を併せて参照して、走行部材1
04の上部には、前記各ガイドレール111.111と
平行な回動軸105が回動可能に支承される。すなわち
回動軸105は円柱部105aと角柱部105bとが同
軸に連設されて成るものであり、二〇回動輪105にお
ける円柱部105aの両端が、その軸方向の移動を阻止
されなから回動自在にして走行部材104の上部に支承
される。しかも走行部材104の上部において、前記円
柱部105aに対応する部分には、カム板109側に開
口した開口部116が設けられており、円柱部105a
の中間部に基端を固定されたアーム107は該開口部1
16からカム板109側に延設され、このアーム107
の先端に前記カム溝10B内を転動し得るローラ106
が回転自在に支承される。
上記構成により走行部材104がガイドレール111.
111に沿って走行するのに応じて回動軸105がその
軸線まわりに往復回動する。
ホルダ101は、ロッカアームシャフト7の一端を嵌合
可能な横断面円形の嵌合穴117を有して角柱状に形成
されており、回動軸105の走行部材104から突出し
た角柱部105bの先端に制限された範囲での軸方向相
対移動を可能にして嵌合され、ホルダ101および角柱
部105b間には円柱部105aを囲繞するばね121
が縮設される。したがってホルダlotは前方に向けて
付勢されることになる。このホルダ101には、嵌合穴
117の軸線からずれた位置で上下に延びる挿通孔11
Bが穿設されており、ホルダ101の上部には、挿通孔
118に挿通可能な連結ピン119を伸縮駆動し得る連
結用シリンダ120が、前記挿通孔118と同軸にして
固定配置される。
該ホルダ101は、後述のようにロッカアームシャフト
7を支持して前進作動するが、その際のホルダ101の
前進限を規定するために、台板8aにはホルダ101の
前面に当接可能なストッパ122が固着される。
ところで、ホルダ101で一端を着脱可能に保持するロ
ッカアームシャフト7は潤滑油を供給する油路を形成す
べ(円筒状に形成されるものであり、このロッカアーム
シャフト7の側部には、前記油路に通じる半円状の切欠
き7aが、軸方向に間隔をあけて複数個設けられている
。前記連結ピン119は、ロッカアームシャフト7の一
端をホルダ101に嵌合したときに、挿通孔118と、
ロッカアームシャフト7の一端寄りの切欠き7aとに嵌
合して、ホルダ101とロッカアームシャフト7とを連
結する働きをする。
挿入駆動部Iは、前記ホルダ101でロッカアームシャ
フト7を保持する際に、そのホルダlO1の前方にロッ
カアームシャフト7を位置決め保持するとともに、ホル
ダ101の前進時には該ホルダ101の前進動作に支障
を来たさないように作動する保持機構123を備える。
この保持機構123は、前記走行部材104の移動方向
と平行な方向に一体的に移動可能な一対の移動部材12
4.124と、ロッカアームシャフト7を載置可能にし
て前記各移動部材124゜124の上部にそれぞれ回動
可能に支承される載置板125,125と、載置板12
5.125との間でロッカアームシャフトマをクランプ
すべく前記各移動部材124,124の上部にそれぞれ
回動可能に支承されるクランパ126,126とを備え
る。
基板15上には、前記第1案内板103と平行に延びる
第2案内板127が固設されており、この第2案内tt
Ii127の一側面には上下一対のガイドレール128
,128が固着される。また各移動部材124.124
には、前記ガイドレール128.12Bに摺動可能に嵌
合する一対のスライダ129,129がそれぞれ固着さ
れており、しかも再移動部材124.124は一対の連
結ロッド130.130により相互に連結される。した
がって、再移動部材124.124はガイドレール12
8,128に沿って一体的に移動可能である。
各載置板125,125は略「<」字形に形成されてお
り、その中間部が前記ガイドレール128と平行な軸線
まわりに回動可能にして各移動部材124,124の上
部に支承される。これらの載置板125.125の一端
上面には、ロッカアームシャフト7を載置するための略
■字状!!置溝131がそれぞれ設けられる。また載置
板125゜125の他端は、各移動部材124,124
の下部にそれぞれ支持されて上下に延びる第3回動シリ
ンダ132,132におけるピストンロッド132a、
132aの先端すなわち上端にそれぞれ連結される。し
たがって第3回動シリンダ132゜132を伸縮作動せ
しめることにより、各載置板125.125は、それら
の載置溝131上に載るロッカアームシャフト7の軸線
とホルダ101の嵌合穴117とを同一軸線とする上限
位置と、ホルダ101の前進動作を妨げない下限位置と
の間で回動駆動される。
しかもホルダ101に近い方の載置板125における一
端には、載置溝131に載ったロッカアームシャフトフ
の切欠き7aに下方から嵌合する保合ピン133が突設
される。
クランパ126.126は、略T字状に形成されており
、その中間部が前記載置板125,125の回動軸線と
平行な軸線まわりに回動可能にして移動部材124.1
24の上部に支承される。
しかも各クランパ126,126の一端部には、保持部
材134がそれぞれ固設されており、これらの保持部材
134はクランパ126,126が載置板125.12
5に近接回動したときにロッカアームシャフトフの上部
側面に対向する。これらのクランパ126,126の他
端には、移動部材124,124の下部に支持されて上
下に延びる第4回動シリンダ135,135におけるピ
ストンロッド135a、135aの先端すなわち上端が
連結される。したがって第4回動シリンダ135.13
5を伸縮作動せしめることにより、クランパ126,1
26は、載置溝131,131上に載ったロッカアーム
シャフトマの上側面と保持部材134,134との間に
わずかな間隙を生じる下限位置と、ホルダ101の前進
作動を妨げない上限位置との間で回動駆動される。
しかもホルダ101に近い方のクランパ126における
一端部には、載置溝131に載ったロッカアームシャフ
ト7の切欠き7aに上方から嵌合して、前記係合ピン1
33に対向する係合ピンl36が突設される。
第2案内板127において、ホルダ101に近い方の端
部には、ガイドレール128,128と平行な軸線を有
する引寄せ用シリンダ137が支持、固定されており、
この引寄せ用シリンダ137におけるピストンロッド1
37aの先端が移動部材124に連結される。
次にこの実施例の作用について説明すると、組付けにあ
たって位置決め部Pでは、載置治具9a〜9e、loa
〜10eは上限位置にあり、各クランパ1la=11f
、12a 〜12f、13a〜13eは、上方に開放作
動しており、挿入駆動部Iでは、載置板125.125
が上限位置にあるとともにクランパ126,126が上
方に開放作動され、しかもホルダ101も後退限位置に
ある。
かかる状態で、位置決め部Pには、ウェーブワッシャ6
a〜6eを嵌挿した軸部5a〜5eを装着した状態にあ
る吸気弁用ロッカアーム4a〜4hと、カムホルダ2a
〜2fと、排気弁用ロッカアーム1a〜1hと、コイル
ばね3a〜3eとが図示しないチャック搬送装置により
それぞれ搬入され、各クランパ11a 〜11 f、 
 12a 〜12f、13a〜13eを閉じることによ
り、前記各部品が第2図(a)で示すような配置で、位
置決め部Pに位置決めされる。
一方、ロッカアームシャフト7は、挿入駆動部■におけ
る両数置板125,125の載置溝131.131上に
図示しないチャック搬送装置より搬入され、載置溝13
1.131に載せられた後、クランパ126.126を
閉じることにより位置決めされる。
挿入駆動部■の保持機構123へのロッカアームシャフ
ト7の位置決め保持が完了すると、駆動モータ110の
作動が開始され、走行部材104すなわちホルダ101
が前進し、保持機構123で保持されているロッカアー
ムシャフト7の一端がホルダ7の嵌合穴117に嵌合す
る。その後、連結用シリンダ120が伸長作動すること
により連結ピン119が挿通孔11Bおよび切欠き7a
に嵌合し、ロッカアームシャフト7の一端がその回転動
作を阻止するようにしてホルダ7に連結される。
ホルダ101との連結後、ホルダ101の前進動作に応
じてロッカアームシャフト7も前進するが、ロッカアー
ムシャフト7は保持機構123で保持されているもので
あり、保持機構123は、ガイドレール128.128
に沿って移動可能なものである。したがって、保持機構
123は、引寄せ用シリンダ137による引寄せ力に抗
して前進作動する。
上記前進作動によりロッカアームシャフト7の他端すな
わち前端が、カムホルダ2aにわずかに挿入されたとき
に、駆動モータ110の作動および引寄せ用シリンダ1
37の収縮作動が停止する。
このとき、引寄せ用シリンダ137による引っ張り力は
、上述のように駆動モータ110によるホルダ101の
前進力よりも劣るので、引寄せ用シリンダ137におけ
るピストンロッド137aは突出したままである。この
ように駆動モータ11Oおよび引寄せ用シリンダ137
の作動が停止した後、第3および第4回動シリンダ13
2,132.135,135が作動し、各載置板125
゜125が下限位置まで回動するとともに、各クランパ
126.126が上限位置まで回動し、ホルダ101の
前進作動に支障を来たさないようになる。その後、引寄
せ用シリンダ137が収縮作動し、保持機構123は原
位置まで戻る。
保持機構123によるロッカアームシャフト7の保持が
解放された状態で、駆動モータ110が再び作動し、ホ
ルダ101すなわちロッカアームシャフト7がその軸方
向に前進する。この前進時に、ローラ106がカム溝1
08内を転動することにより、回動軸105すなわちホ
ルダ101およびロッカアームシャフト7はその軸線ま
わりに往復回動しながら前進することになる。
上述のようにロッカアームシャフト7は、その軸線まわ
りに回動しながら前進作動し、位置決め部Pで位置決め
されているカムホルダ2a、コイルばね3aおよび排気
弁用ロッカアーム1aへと順次挿入されていき、第2図
(a)の鎖線で示すように、ホルダ101が台板8aに
設けたストッパ122に当接する直前までロッカアーム
シャフト7が回動しながら前進する。この際、ロッカア
ームシャフト7の前端はカムホルダ2dに挿入された状
態にある。
第2図(a)の状態までロッカアームシャフト7が前進
すると、駆動モータ110の作動が停止されるとともに
、載置治具10a〜10cが降下する。
これにより、排気弁用ロッカアーム1aおよびコイルば
ね3aはカムホルダ2a、2b間でロッカアームシャフ
ト7に支承され、排気弁用ロッカアームlb、lcおよ
びコイルばね3bはカムホルダ2b、2c間でロッカア
ームシャフト7に支承され、排気弁用ロッカアームld
、leおよびコイルばね3cはカムホルダ2c、2d間
でロッカアームシャフト7に支承された状態となる。し
かも上述のような載置治具10a〜10cの降下と同時
に、クランパ13a−13cも開放作動する。
次いで、幅寄せ駆動手段14の押圧シリンダ92が伸長
作動し、押圧ロッド94が台板8aを押圧駆動する。こ
れによりカムホルダ2aを載置した合板8aおよびリニ
アスライダ26は、コイルばね3aおよびばね37,4
4を圧縮しながら前進し、それに応じてリニアスライダ
63もばね70を圧縮しながら前進作動する。この際、
載置治具10a−10cの降下に伴って、台板8a〜8
d間にあった間隔調整ロッド79も降下しているので、
台板8a〜8d間の間隔を小さくすることが可能となっ
ている。したがって前記各ばね3a。
37.44.70の増大されたばね力により、合板8b
、8cおよびリニアスライダ26.63が順次移動し、
第2図(b)で示すように、カムホルダ2a〜2d間が
次第に幅寄せされる。
かかる状態では、吸気弁用ロッカアーム4aに挿通され
ている軸5aの両端がカムホルダ2a。
2bに嵌合され、吸気弁用ロッカアーム4b、4Cに挿
通されている軸5bの両端がカムホルダ2b、2cに嵌
合され、吸気弁用ロッカアーム4d。
4eに挿通されている軸5Cがカムホルダ2c。
2dにそれぞれ嵌合され、載置治具9a、9b。
9cがそれぞれカムホルダ2a、2b;2b、2c ;
 2 d 、2 e間にそれぞれ挟み込まれ、その後、
各載置治具9a〜9cが降下する。
この載置治具9a〜9cの降下時に、カムホルダ2a〜
2dと、各吸気弁用ロッカアーム4a〜4eとの間に微
小な間隙が生じるが、その間隙は幅寄せ駆動手段14に
おけるばね95のばね力によって台板8aが移動するこ
とにより解消され、組付は状態とすることができる。
カムホルダ2dまでの幅寄せが完了した時点で、駆動モ
ータ110が再度作動し、ロッカアームシャフト7は回
動しながら前進して、第2図(C)で示すように、その
先端がカムホルダ2eに嵌合するまで移動したときに、
駆動モータ110の作動が停止する。それと同時に、載
置治具10dが降下し、クランパ13fも開放、作動し
、その後、前述と同様にして、カムホルダ2eまでの幅
寄せが行なわれ、載置治具9dが降下する。
その後、駆動モータ110の作動によりホルダlO1は
ロッカアームシャフト7の先端を排気弁用ロッカアーム
1hに挿入するまで前進するが、このとき、ホルダ10
1は台板8aに設けたストッパ122に当接する直前で
停止する。この状態で、連結用シリンダ120が収縮作
動し、連結ピン119が挿通孔118および切欠き7a
から離脱し、ホルダ101へのロッカアームシャフト7
の連結状態が解除される。しかもこの連結解除時に、ロ
ーラ106はカム溝108の直線部に位置しており、ロ
ッカアームシャフト7は、その切欠き7aを各カムホル
ダ2a〜2fに設けられている係止孔138(第5図参
照)に対応させた姿勢、すなわち保持機構123に最初
に載置されたときと同一の姿勢となっている。
ホルダ101へのロッカアームシャフト7の連結状態が
解除されると、駆動モータ110が作動して、第2図(
d)で示すように、ロッカアームシャフト7はその前端
をカムホルダ2fに挿入するまで前進する。このときホ
ルダ101は、台板8aに設けたストッパ122に当接
して前進作動を阻止されるが、走行部材104はばね1
21を圧縮しながら前進し、回動軸105における角柱
部105bの先端によりロッカアームシャフト7が押圧
される。
ロッカアームシャフト7の先端がカムホルダ2「に挿入
されると、載置治具10eが降下するととも−にクラン
パ13eが開放作動し、さらに幅寄せ駆動手段14の押
圧シリンダ92が伸長作動して、カムホルダ2fまでの
幅寄せが行なわれる。
この幅寄せが完了すると、載置治具9eが降下し、ばね
95の付勢力で吸気弁用ロッカアーム4hがカムホルダ
2e、2f間に確固として組付けられる。その後、駆動
モータ110が作動してロッカアームシャフト7は第2
図(e)で示すように最終端まで挿入される。
このようにロッカアームシャフト7が最終端まで挿入さ
れた時点で、クランパ12a−12eが開放作動せしめ
られ、各クランパ12a−12eはばね70のばね力に
より元の位置に戻る。さらにクランパlla〜llfを
開放した後、図示し ・ないチャック搬送装置で搬入さ
れたボルトによりロッカアームシャフト7が各カムホル
ダ2a〜2fに固定され、組付は完了後のロッカアーム
シャフト7等が取出される。その後、駆動モータ110
が前述と逆方向に作動してホルダ101が後退し、原位
置に戻るとともに、押圧シリンダ92が収縮して載置治
具9a〜9eおよびクランパ11a〜lieが元の位置
に復帰する。
以上のような組付過程で、ロッカアームシャフト7は往
復回動じながら挿入されるので、切欠き7aならびに切
欠き7aおよび各排気弁用ロッカアーム1a−1h間に
コイルばね3a〜3eを食い込ませることなく、ロッカ
アームシャフト7の円滑な挿入が可能となるとともに、
各カムカムホルダ2a〜2fおよび各排気弁用ロッカア
ーム1a〜1hの内面に傷が付くことが回避される。ま
た内径がロッカアームシャフト7の外径とほぼ等しい各
コイルばね3a〜3eへの挿入も円滑に行なうことがで
き、各排気弁用ロッカアーム1a〜1hがその軸線を多
少ずらせて配置されていても、ロッカアームシャフト7
の回動に各吸気弁用ロッカアーム1a〜1hがなじんで
、円滑な挿入が可能となる。
C0発明の効果 以上のように本発明装置は、ロッカアーム、カムホルダ
およびコイルばね等の部品を位置決めするための位置決
め部と、位置決め部で位置決めされている前記各部品に
ロッカアームシャフトを挿入するための挿入駆動部とか
ら成り、挿入駆動部は、ロッカアームシャフトの一端を
着脱可能に保持するホルダと、該ホルダの軸方向駆動お
よび軸線まわりの角変位駆動を可能としてホルダに連結
される駆動手段とを備えるので、各部品との引っ掛かり
をなくしてロッカアームシャフトを円滑に挿入すること
が可能となり、ロッカアームシャフトへの各部品の組付
を自動化して組付作業能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は位
置決め部の平面図、第2図は組付は過程を順次示す図、
第3図は第1図のI−[線拡大断面図、第4図および第
5図は合板上のカムホルダをそれぞれ示す断面図、第6
図は第3図のVl−Vl線に沿う断面図、第6A図は幅
寄せ時の第6図に対応した断面図、第7図は第3図の■
−■線に沿う断面図、第7A図は幅寄せ時の第7図に対
応した断面図、第8図は第1図の■−■線に沿う断面図
、第9図は第8図のIX−IX線断面図、第1O図は第
8図および第9図示の載置治具の斜視図、第11図は第
3図のXI−XI線に沿う断面図、第12図は第1図の
xn−xm線に沿う断面図、第13図は第12図のxm
−xm線に沿う断面図、第14図は第12図および第1
3図示のa置治具の斜視図、第15図は挿入駆動部の平
面図、第16図は第15図のXVI−XVI線断面図、
第17図は第15図のX■−X■線断面図、第18図は
第16図のX■−X■線拡大断面図、第19図は第16
図のX[X−XIX線拡大断面図である。 1a−1h・・・ロッカアーム、2a〜2f・・・カム
ホルダ、3a〜3e・・・コイルばね、7・・・ロッカ
アームシャフト、101・・・ホルダ、102・・・駆
動手段、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のロッカアームを共通に支承するロッカアームシャ
    フトに、各ロッカアーム、複数のカムホルダおよびロッ
    カアームシャフトを囲繞して各ロッカアーム間に介装さ
    れるコイルばね等の部品を組付けるためのロッカアーム
    シャフト組付装置において、ロッカアーム、カムホルダ
    およびコイルばね等の部品を位置決め配置するための位
    置決め部と、位置決め部で位置決めされている前記各部
    品にロッカアームシャフトを挿入するための挿入駆動部
    とから成り、挿入駆動部は、ロッカアームシャフトの一
    端を着脱可能に保持するホルダと、該ホルダの軸方向駆
    動および軸線まわりの角変位駆動を可能としてホルダに
    連結される駆動手段とを備えることを特徴とするロッカ
    アームシャフト組付装置。
JP25768687A 1987-10-13 1987-10-13 ロッカアームシャフト組付装置 Pending JPH01103242A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5303467A (en) * 1992-05-21 1994-04-19 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method of asembling rocker arms
JPH06320362A (ja) * 1992-05-21 1994-11-22 Honda Motor Co Ltd ロッカアームの組付方法

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JPH06320362A (ja) * 1992-05-21 1994-11-22 Honda Motor Co Ltd ロッカアームの組付方法

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