JPH01103000A - 基板実装機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は基板実装機に関し、特に電子部品を実装して空
になったスティックを該実装機系外に排出する排出機構
に関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種の装置を第２図に示した排出機構の斜視図
に基づいて説明すると、該実装機において電子部品を基
板に実装して空になったスティック（１）は、スティッ
ク（１）下方においてスティック（１）を交叉する方向
に配設されたＬＭガイド（２）を走行するハンド（３）
によって排出されるように構成されている。つまりハン
ド（３）はＬＭガイド（２）　を走行して空のスティッ
ク（１）下方に向って走行し、その下方に位置すると停
止し、次いで、例えばエアシリンダ（図示せず）の付勢
力を得て爪（３ａ）　、　（３ａ）を閉じてスティック
（１）を把持する。引き続きハンド（３）　はＬＭガイ
ド（２）を走行してＬＭガイド（２）に隣接配置された
排出口（４）の位置で停止し爪（３ａ）　、　（３ａ）
を開くと、スティック（，１）は排出口（４）上方に傾
斜させて配置されたレール（５）を介して排出口（４）
　に落とし込まれて排出される。

（発明が解決しようとする問題点〕 ところが上述した従来の排出機構は、空になったスティ
ック（１）を排出するためだけの専用ハンド（３）が必
要とされ、このことは基板実装機を大型化、複雑化して
価格的にも高価なものとなっていた。

本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
基板実装機における排出機構を簡素化することによって
価格の軽減を図ることを目的としている。

（問題点を解決するための手段） 本発明に係る基板実装機は、スティック受けにより空の
スティックをその両端において受け、受けたスティック
の一端を押し部材によりて長手方向に付勢するとともに
、他端をシリンダの付勢力を得たリンク機構によって上
記押し部材の付勢力に抗して押し出し上記スティック受
けに落とし込み排出するようにした排出機構を備えたも
のである。

（作用〕 本発明によれば、シリンダがリンク機構に付勢力を付与
すると、リンク機構はスティックの一端における押し部
材の付勢力に抗してスティック他端を押し出してスティ
ック受けからスティックを逸脱させて落とし込み排出す
る。

（実施例〕 以下第１図に示す一実施例に基づいて従来と同−又は相
当部分には同一符号を付してその説明は省略し、本発明
の特徴を中心に説明する。図において、空になったステ
ィック（１）　はスティック受け（６）においてその両
端が支承されている。スティック受け（６）の−側には
押し部材（７）が配設され、該押し部材（７）はバネ（
７ａ）に弾装された押し棒（７ｂ）を有し、バネ（７ａ
）によってスティック（１）の一端にスティック（１）
　を付勢すべく弾接している。一方、スティック受け（
６）他側には、押し部材（７）と対を成してリンク機構
（８）　が対向して配設されている。リンク機構（８）
　は第１リンク（８ａ）と第２リンク（８ｂ）とがビン
（８Ｃ）によってピン結合され、第２リンク（８ｂ）の
先端はスティック（１）他端に当接している。また第１
リンク（８ａ）の先端上方にはフレーム（９）　に配設
されたシリンダ（１０）が位置し、シリンダロッド（ｌ
ｅａ）によりて適宜第１リンク（８ａ）先端を押下し、
また第１リンク（８ａ）とビン（８ｅ）間に張設された
バネ（８ｆ）によってシリンダロッド（１０ａ）の退勤
とともに第１リンク（８ａ）を復動させ、結果的には矢
示Ａの如く揺動するように構成されている。更に第２リ
ンク（８ｂ）上には鉤状の押圧レバー（１１）がビン（
，１１ａ）を介して回動自在に配設され、その一端を第
１リンク（８ａ）のビン（８ｄ）間に張設されたバネ（
ｌｌｂ）によって第２リンク（８ｂ）をカム（１２）に
押圧するようにしている。従ってシリンダ（１０）が駆
動するとシリンダ口・ラド（１０ａ）が進出して第１リ
ンク（８ａ）を押下し、第１リンク（８ａ）はバネ（８
ｆ）に抗してビン（８ｄ）を中心に反時計方向に回転す
るとともに、第２リンク（８ｂ）はスティック（１）側
に押し出される。このとき押圧レバー（１１）が働いて
第２リンク（８ｂ）をカム（１２）に押し付けて第２リ
ンク（８ｂ）のスティック（１）　に向かう直線運動を
保証することになる。

また本実施例では直線運動（矢示Ｂ）を円滑にするため
に第２リンク（８ｂ）にベアリング（８ｇ）が取付けら
れカム（１２）を転勤するようになされている。

尚、図中（１３）はフレームである。

然してシリンダ（ｌＯ）の駆動によりリンク機構（８）
　が駆動してその第２リンク（８ｂ）の直線運動によっ
てスティック受け（６）上のスティック（１）を押し部
材（７）側に押し出しスティック（１）をスティック受
け（６）から外すと、スティック（１）は自重により落
下し、結果的にはスティック（１）の系外への排出がな
される。

以上本実施例によれば排出機構をシリンダ受け（６）、
押し部材（７）、リンク機構（８）及びシリンダ（１０
）によって構成したことから、従来のハンド、ＬＭガイ
ド等に比較して装置の小型化、簡素化を達成し得、ひい
ては価格の低減を成し得る。

（発明の効果〕 以上本発明によれば、基板実装機に備えたスティックの
排出機構を簡素化して価格の低減化を達成し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る基板実装機の排出機構を示す側面
図、第２図は従来装置の排出機構を示す側面図である。 図において、（１）　はスティック、（６）　はスティ
ック受け、（７）　は押し部材、（８）はリンク機構、
（８ａ）は第１リンク、（８ｂ）は第２リンク、（８ｃ
）はピン、（８ｆ）はバネ、（１０）はシリンダである
。 尚、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電子部品を基板に実装して空になつたスティック
   を排出する排出機構を備えた基板実装機において、上記
   排出機構は、上記スティックをその両端において支承す
   るスティック受けと、該スティック受けの一側において
   該スティックの一端を長手方向に付勢する押し部材と、
   該押し部材と対向して該スティック受けの他側に位置し
   、シリンダの付勢力を得て該スティックの他端を上記押
   し部材の付勢力に抗して押し出し該スティック受けから
   スティックを排出するようにしたリンク機構とを備えた
   ことを特徴とする基板実装機。
2. （２）上記リンク機構は、ピン結合した第１リンクと第
   ２リンクとを備えるとともに、これら第１リンク及び第
   ２リンクは第１リンクの有するバネにより自動復帰し、
   かつ上記リンク機構は第２リンクを押圧する押圧部材を
   備えて該第２リンクの直線運動を確保するようにしたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の基板実装機
   。