JPH0110074Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0110074Y2 JPH0110074Y2 JP3775184U JP3775184U JPH0110074Y2 JP H0110074 Y2 JPH0110074 Y2 JP H0110074Y2 JP 3775184 U JP3775184 U JP 3775184U JP 3775184 U JP3775184 U JP 3775184U JP H0110074 Y2 JPH0110074 Y2 JP H0110074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- speakers
- speaker device
- cabinets
- cabinet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 14
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004807 localization Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 1
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はスピーカ装置の改良に関し、特に少
なくとも１個のスピーカを備えた少なくとも２個
のキヤビネツトを相互に回動自在に連結し、可聴
範囲の拡大を図るとともにスピーカ間の相互干渉
による指向性の劣化を防止したスピーカ装置に関
する。
なくとも１個のスピーカを備えた少なくとも２個
のキヤビネツトを相互に回動自在に連結し、可聴
範囲の拡大を図るとともにスピーカ間の相互干渉
による指向性の劣化を防止したスピーカ装置に関
する。
可聴範囲を拡大する目的で第１図に示すような
スピーカ装置が考えられている。
スピーカ装置が考えられている。
すなわち、第１図において、スピーカ装置１は
相互に回動自在に連結された独立したキヤビネツ
ト１ａ，１ｂのそれぞれにスピーカ２ａ，２ｂが
設けられている。
相互に回動自在に連結された独立したキヤビネツ
ト１ａ，１ｂのそれぞれにスピーカ２ａ，２ｂが
設けられている。
このようなスピーカ装置１はキヤビネツト１
ａ，１ｂを相互に回動してスピーカ２ａ，２ｂの
放射軸を異ならしめることにより、可聴範囲を拡
大せしめることが出来る利点を有する。
ａ，１ｂを相互に回動してスピーカ２ａ，２ｂの
放射軸を異ならしめることにより、可聴範囲を拡
大せしめることが出来る利点を有する。
一方同一周波数帯を再生する複数個のスピーカ
とその放射軸を同一方向に配置したスピーカ装置
においては、単一のスピーカを備えたスピーカ装
置より指向性が狭くなることが知られている。
とその放射軸を同一方向に配置したスピーカ装置
においては、単一のスピーカを備えたスピーカ装
置より指向性が狭くなることが知られている。
これは隣接するスピーカから放射される音波の
相互干渉により発生するものであり、再生周波数
が高くなる程顕著である。
相互干渉により発生するものであり、再生周波数
が高くなる程顕著である。
この構成のスピーカ装置はトーンゾイレ型スピ
ーカ装置として劇場等に使用されている。
ーカ装置として劇場等に使用されている。
しかるに一般家庭で使用するスピーカ装置とし
ては指向性が狭くなることは、可聴範囲を狭くし
音像の定位や、臨場感が劣化し好ましくない結果
を生じる。
ては指向性が狭くなることは、可聴範囲を狭くし
音像の定位や、臨場感が劣化し好ましくない結果
を生じる。
第１図のスピーカ装置においても各スピーカ２
ａ，２ｂの放射軸が同一方向に近づく程前記現象
が顕著となる。
ａ，２ｂの放射軸が同一方向に近づく程前記現象
が顕著となる。
そこで、この考案では、第１図に示すスピーカ
装置において各スピーカ２ａ，２ｂの相対的な放
射軸角度が一定角度以内になる場合、一方のスピ
ーカの入力信号の高域周波数成分を制限すること
により、特に高域再生の指向性の劣化、すなわち
指向性が狭くなること、を抑制したスピーカ装置
であり、以下実施例について説明する。
装置において各スピーカ２ａ，２ｂの相対的な放
射軸角度が一定角度以内になる場合、一方のスピ
ーカの入力信号の高域周波数成分を制限すること
により、特に高域再生の指向性の劣化、すなわち
指向性が狭くなること、を抑制したスピーカ装置
であり、以下実施例について説明する。
第２図以下の図面において１ａ，１ｂはそれぞ
れ回動自在に連結された独立したキヤビネツトで
あり、それぞれのキヤビネツトには第１図と同様
にスピーカ２ａ，２ｂが設けられている。
れ回動自在に連結された独立したキヤビネツトで
あり、それぞれのキヤビネツトには第１図と同様
にスピーカ２ａ，２ｂが設けられている。
キヤビネツト１ａおよび１ｂのそれぞれの対向
面の一方（図ではキヤビネツト１ａ）に貫通孔を
有するシヤフト２１が、他方のキヤビネツト（図
ではキヤビネツト１ｂ）に前記シヤフト２１が挿
通する孔２２がそれぞれ設けられている。
面の一方（図ではキヤビネツト１ａ）に貫通孔を
有するシヤフト２１が、他方のキヤビネツト（図
ではキヤビネツト１ｂ）に前記シヤフト２１が挿
通する孔２２がそれぞれ設けられている。
孔２２を挿通したシヤフト２１はキヤビネツト
１ｂ内においてリングピン２３等の適宜の連結手
段によりキヤビネツト１ａ，１ｂが相互に回動自
在に連結される。
１ｂ内においてリングピン２３等の適宜の連結手
段によりキヤビネツト１ａ，１ｂが相互に回動自
在に連結される。
２４はキヤビネツト内と外気とを遮断するため
のリング状パツキング材である。
のリング状パツキング材である。
一方第３図に示すようにキヤビネツト１ｂ内に
突出したシヤフト部分に導体片２５が、キヤビネ
ツト１ｂ内壁面に前記導体片２５と電気的接触を
達成する一部切欠を有する環状導体２６がそれぞ
れ設けられている。なお、２７は環状導体２６が
形成された基板で具体的には当該基板２７がキヤ
ビネツト１ｂの内壁面にビス２８等で固定されて
いる。
突出したシヤフト部分に導体片２５が、キヤビネ
ツト１ｂ内壁面に前記導体片２５と電気的接触を
達成する一部切欠を有する環状導体２６がそれぞ
れ設けられている。なお、２７は環状導体２６が
形成された基板で具体的には当該基板２７がキヤ
ビネツト１ｂの内壁面にビス２８等で固定されて
いる。
又前記環状導体２６の切欠はスピーカ２ａと２
ｂの相対的な放射軸角度が一定角度、たとえば
30゜以内になつた場合、導体片２５との電気的接
触を断つために設けてある。
ｂの相対的な放射軸角度が一定角度、たとえば
30゜以内になつた場合、導体片２５との電気的接
触を断つために設けてある。
前記導体片２５および環状導体２６にはそれぞ
れリード線２９，３０が接続されており、第４図
に示すようにリード線２９はハイカツトフイルタ
３２の一方端、キヤビネツト１ｂの後面に配設さ
れた１対の入力端子３１ａ，３１ｂの一方３１ａ
およびスピーカ２ｂの一方の入力端にそれぞれ接
続され、リード線３０はハイカツトフイルタ３２
の他方端およびスピーカ２ａの一方の入力端にそ
れぞれ接続されている。
れリード線２９，３０が接続されており、第４図
に示すようにリード線２９はハイカツトフイルタ
３２の一方端、キヤビネツト１ｂの後面に配設さ
れた１対の入力端子３１ａ，３１ｂの一方３１ａ
およびスピーカ２ｂの一方の入力端にそれぞれ接
続され、リード線３０はハイカツトフイルタ３２
の他方端およびスピーカ２ａの一方の入力端にそ
れぞれ接続されている。
又他方の入力端子３１ｂはスピーカ２ａ，２ｂ
のそれぞれの他方の入力端に接続されている。
のそれぞれの他方の入力端に接続されている。
上記構成によれば、スピーカ２ａ，２ｂの相対
的な放射軸角度が30゜以上になるようにキヤビネ
ツト１ａ，１ｂを相互に設定した場合、導体片２
５と環状導体２６とが接触し電気的に接続される
ので、ハイカツトフイルタ３２が短絡状態となつ
てスピーカ２ａおよび２ｂにはそれぞれ同一周波
数帯の信号が印加される。
的な放射軸角度が30゜以上になるようにキヤビネ
ツト１ａ，１ｂを相互に設定した場合、導体片２
５と環状導体２６とが接触し電気的に接続される
ので、ハイカツトフイルタ３２が短絡状態となつ
てスピーカ２ａおよび２ｂにはそれぞれ同一周波
数帯の信号が印加される。
一方スピーカ２ａ，２ｂの相対的な放射軸角度
が30゜以内になるようにキヤビネツト１ａ，１ｂ
を相互に設定した場合、スピーカ２ａはハイカツ
トフイルタ３２を介して前記周波数帯のうち低域
周波数成分のみが印加され、スピーカ２ｂには前
記周波数帯の信号が印加される。
が30゜以内になるようにキヤビネツト１ａ，１ｂ
を相互に設定した場合、スピーカ２ａはハイカツ
トフイルタ３２を介して前記周波数帯のうち低域
周波数成分のみが印加され、スピーカ２ｂには前
記周波数帯の信号が印加される。
その結果高域周波数成分に再生はスピーカ２ｂ
のみによる行なわれるので特に指向性の狭くなり
やすい高域再生時のスピーカ２ａ，２ｂの相互干
渉による更なる指向性の劣化を抑制することがで
きる。
のみによる行なわれるので特に指向性の狭くなり
やすい高域再生時のスピーカ２ａ，２ｂの相互干
渉による更なる指向性の劣化を抑制することがで
きる。
したがつて、この考案のスピーカ装置を使用し
てステレオ再生を行つた場合には音像の定位や、
臨場感の劣化を抑制することができ佳良なる再生
を可能にする効果を有する。
てステレオ再生を行つた場合には音像の定位や、
臨場感の劣化を抑制することができ佳良なる再生
を可能にする効果を有する。
なお、導体片２５と環状導体２６の電気的接続
を断つ角度は使用するスピーカ自体の口径、形
状、キヤビネツトの大きさおよび形状等指向性に
関与する条件を勘案して設定すれば良い。
を断つ角度は使用するスピーカ自体の口径、形
状、キヤビネツトの大きさおよび形状等指向性に
関与する条件を勘案して設定すれば良い。
又導体片２５と環状導体２６よりなるスイツチ
手段は図示した実施例に限定されるものでなく公
知の種々のスイツチが使用でき、低域周波数成分
を通過せしめるためのフイルタはローパスフイル
タであつても同等の効果を得ることができる。
手段は図示した実施例に限定されるものでなく公
知の種々のスイツチが使用でき、低域周波数成分
を通過せしめるためのフイルタはローパスフイル
タであつても同等の効果を得ることができる。
以上に実施例について説明したように、この考
案は相互に回動自在に連結された少なくとも２個
のキヤビネツト１ａ，１ｂと当該各キヤビネツト
のそれぞれに設けた少なくとも１個のスピーカ２
ａ，２ｂを具備するスピーカ装置において、一方
のスピーカに低域周波数成分のみを印加するため
のフイルタ３２と、スピーカ間の相対的な放射軸
角度が一定角度以内になるように設定された場
合、前記一方のスピーカに前記フイルタ３２を介
して信号を入力するためのスイツチ手段２５およ
び２６を具備することを特徴とするスピーカ装置
であつて、複数個のスピーカの相互干渉による指
向性劣化よ抑制し佳良なる再生を可能ならしめる
実用的利点を有するものである。
案は相互に回動自在に連結された少なくとも２個
のキヤビネツト１ａ，１ｂと当該各キヤビネツト
のそれぞれに設けた少なくとも１個のスピーカ２
ａ，２ｂを具備するスピーカ装置において、一方
のスピーカに低域周波数成分のみを印加するため
のフイルタ３２と、スピーカ間の相対的な放射軸
角度が一定角度以内になるように設定された場
合、前記一方のスピーカに前記フイルタ３２を介
して信号を入力するためのスイツチ手段２５およ
び２６を具備することを特徴とするスピーカ装置
であつて、複数個のスピーカの相互干渉による指
向性劣化よ抑制し佳良なる再生を可能ならしめる
実用的利点を有するものである。
第１図は従来例のスピーカ装置の斜視図、第２
図はこの考案のスピーカ装置の連結部分の拡大切
断面図、第３図はこの考案のスピーカ装置の連結
部分の拡大斜視図、第４図はこの考案のスピーカ
装置の配線図である。 １ａ，１ｂはそれぞれキヤビネツト、２ａ，２
ｂはそれぞれスピーカ、３２はフイルタ、２５お
よび２６はスイツチ手段である。
図はこの考案のスピーカ装置の連結部分の拡大切
断面図、第３図はこの考案のスピーカ装置の連結
部分の拡大斜視図、第４図はこの考案のスピーカ
装置の配線図である。 １ａ，１ｂはそれぞれキヤビネツト、２ａ，２
ｂはそれぞれスピーカ、３２はフイルタ、２５お
よび２６はスイツチ手段である。
Claims (1)
- 相互に回動自在に連結された少なくとも２個の
キヤビネツトと当該各キヤビネツトのそれぞれに
設けた少なくとも１個のスピーカを具備するスピ
ーカ装置において、一方のスピーカに低域周波数
成分のみを印加するためのフイルタと、スピーカ
間の相対的な放射軸角度が一定角度以内になるよ
うに設定された場合、前記一方のスピーカに前記
フイルタを介して信号を入力するためのスイツチ
手段を具備することを特徴とするスピーカ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3775184U JPS60150882U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | スピ−カ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3775184U JPS60150882U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | スピ−カ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60150882U JPS60150882U (ja) | 1985-10-07 |
| JPH0110074Y2 true JPH0110074Y2 (ja) | 1989-03-22 |
Family
ID=30544119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3775184U Granted JPS60150882U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | スピ−カ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60150882U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4591145B2 (ja) * | 2004-10-27 | 2010-12-01 | ヤマハ株式会社 | 音響システム |
| JP2008042947A (ja) * | 2007-09-27 | 2008-02-21 | Time Domain:Kk | スピーカシステム |
-
1984
- 1984-03-15 JP JP3775184U patent/JPS60150882U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60150882U (ja) | 1985-10-07 |
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