以下においては、本発明の具体的な実施例について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明を説明するにおいて、関連する公知の構成または機能に関する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にし得ると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。
以下の説明において、「化粧品」とは、ユーザの皮膚に直接または間接的に作用して、皮膚に美容効果を与えたり、皮膚を保護したり、皮膚状態を改善または変化させたり、これらの機能のいずれか1つ以上を有する製品として理解されて、「化粧料」とは、このような化粧品を構成する物質と理解され得る。以下において、「組成比」は、化粧品として提供される各々の化粧料の重量比または体積比と理解され得る。
本実施例の化粧品製造装置10および化粧品製造システム1は、カスタム化粧品を製造し得る。
なお、カスタム化粧品とは、ユーザの皮膚状態または皮膚状態を分析したり診断したりした結果に基づいて化粧品の組成比を決定し、決定された組成比に応じて製造された化粧品と理解され得る。
または、カスタム化粧品は、ユーザの意思または様々な経路を介して収集されたユーザコンテキスト(context)により決定された組成比に応じて製造された化粧品と理解され得る。なお、ユーザコンテキストは、ユーザの生体情報、ユーザ周辺の空間情報、ユーザの予定に関連する既定の時間範囲および既定の空間範囲、ユーザのショッピング履歴、ユーザの購入履歴、ユーザのオンライン活動記録など、ユーザの生活に関連するデータであり、任意の機器または第3者から伝達され得るデータであると理解され得る。
図1は、本発明の一実施例による化粧品製造システム1の構成を示す図である。
図1を参照すると、本発明の一実施例による化粧品製造システム1は、カスタム化粧品を製造するために必要なデータを収集し組成比を決定して化粧品を製造し得るシステムとして、化粧品製造装置10と端末20とオペレーティングサーバー40とを含み得る。本実施例において、化粧品製造システム1は、カスタム化粧品を製造するためのシステムであり、化粧品製造装置10は、カスタム化粧品を製造し得る装置として提供されることを例に挙げて説明する。しかし、本発明の思想はこれに限定されず、既定の1つの組成比を有する化粧品を生産するためにも利用され得る。
化粧品製造システム1を構成する構成要素は、ネットワークを介して連結され相互間でデータを送受信したり、一方から他方にデータを転送したりし得るように設けられ得る。なお、ネットワークは、有線ネットワークまたは無線ネットワークのいずれも含むものであり、データを伝達できるものであれば、その種類に制限されない。
化粧品製造装置10は、化粧品製造に必要な組成比データに基づいて、複数の化粧料を混合して化粧品容器に入れてユーザに提供し得る。ここで、化粧品容器は、後述するポンプ型容器で提供される第1容器とコンパクト型容器で提供される第2容器とを含み得る。
このような第1容器と第2容器とは、化粧料を収容し得る混合容器161と化粧品容器を構成する構成品とのうち少なくとも1つ以上が結合され完成した容器と理解され得る。
例えば、第1容器がポンプ型容器である場合、混合容器161と構成品とのうちの1つである吐出部材162が結合され、第1容器が提供され得る(図6参照)。ただし、本発明の思想は、混合容器161が必ずしも第1容器の一部として提供されることに限定されず、構成品は吐出部材162と結合され得る別途の収容容器(図示せず)を含み、収容容器と吐出部材162とが結合され第1容器が提供されても良い。
また、第2容器がコンパクト型容器である場合、構成品の一部であるベース容器164と含浸部材168とカバー容器166とが結合され第2容器が提供され得る。
すなわち、本実施例において構成品は、第1容器を構成する部品(例えば、混合容器161と吐出部材162とが結合する場合は吐出部材162、別途の収容容器と吐出部材162とが結合した場合は収容容器および吐出部材162)および第2容器を構成する部品(例えば、ベース容器164、含浸部材168、カバー容器166)を含み得る。
また、組成比データは、複数の化粧料の種類とその構成比を含む電子的データとして理解され得る。このような組成比データは、完全に加工されて化粧品製造装置10に提供されても良く、加工のための基礎データ(ユーザコンテキストを含む)が化粧品製造装置10に伝達されることにより、化粧品製造装置10によって生成されても良い。
例えば、組成比データは、ユーザが所有している携帯電話やタブレットPCまたはデスクトップなどの端末20から化粧品製造装置10に提供され得る。この場合、組成比データは、端末20から直接化粧品製造装置10に提供されるか、化粧品製造装置10の運用主体が管理するオペレーティングサーバー40を介して化粧品製造装置10に提供され得る。実施例によって、端末20は、組成比データを生成するための基礎データ、例えば、ユーザの皮膚撮影画像などのデータを提供しても良い。
端末20は、ユーザコンテキストに関する情報の入力を受けることができ、入力された情報は、オペレーティングサーバー40と化粧品製造装置10とのうち少なくとも1つに伝送され得る。
また、端末20は、ユーザの皮膚状態を測定するための測定センサー(図示せず)を含み得る。例えば、測定センサーは、カメラ、水分センサー、油分センサーのうち1つ以上を含み得る。
測定センサーがカメラで設けられる場合、端末20に設けられたカメラを介してユーザの皮膚状態を撮影し、撮影された皮膚画像に基づいてユーザの皮膚状態を判断し得る。
組成比データは、ユーザの皮膚状態を測定し得る端末20の測定センサーから化粧品製造装置10に提供されても良い。
端末20は、測定センサー(例えば、カメラ、水分センサー、油分センサー等)により測定された結果をそのまま化粧品製造装置10に伝送するか、これを分析または診断した皮膚状態データを化粧品製造装置10に伝送しても良い。
本実施例においては、測定センサーが端末20の一構成として設けられることを例に挙げて説明するが、本発明の思想はこれに限定されるものではなく、測定センサーが端末20とは別の機器を介して設けられることを含み得る。
化粧品製造装置10は、端末20から伝達されたデータに基づいて組成比データを決定し得る。実施例によって、端末20は、オペレーティングサーバー40を介して前述の皮膚状態データを化粧品製造装置10に転送しても良い。この場合、オペレーティングサーバー40は、端末20から伝送されたデータに基づいて組成比データを加工して化粧品製造装置10に提供しても良い。
また、化粧品製造装置10は、端末20から伝送されたデータをオペレーティングサーバー40に伝送し、オペレーティングサーバー40により生成された組成比データを受け取って化粧品製造に使用しても良い。
オペレーティングサーバー40は、前述のように組成比データの加工に必要なデータを受信し、組成比データを加工して化粧品製造装置10に提供するか、伝送された組成比データをそのまま化粧品製造装置10に伝送し得る。この際、オペレーティングサーバー40は、端末20から伝送されたデータだけでなく、別途収集したユーザコンテキストに基づいて、各ユーザに合った組成比データを加工することができ、ユーザの要請または化粧品製造装置10の要請に応じて加工された組成比データを化粧品製造装置10に転送しても良い。
本実施例において、化粧品製造装置10は、互いに異なる形状を有する複数の化粧品容器を組み立て得る。
本実施例においては、化粧品製造装置10が2種類の化粧品容器(第1容器と第2容器)を組み立て得ることを例に挙げて説明するが、本発明の思想はこれに限定されるものではなく、公知のすべての化粧品容器を組み立てることを含み得る。
化粧品製造装置10は、ポンプから提供される圧力により化粧料を吐出するポンプ型容器と、化粧料を含浸部材に貯蔵してパフなどの化粧道具を用いて化粧料を提供し得るコンパクト型容器とを提供し得る。以下においては、ポンプ型容器を第1容器、コンパクト型容器を第2容器と言う。
しかし、これは一例に過ぎず、化粧品製造装置10が提供し得る化粧品容器の類型はこれに限定されない。
例えば、化粧品製造装置10は、リップティント、マスカラ等のようなアプリケーター付きのスティック型容器を提供するように構成されても良く、ポンプが形成されていない単純な化粧品容器本体とキャップとからなる化粧品容器を提供し得る。言い換えると、第1容器と第2容器との種類は本発明の思想を制限せず、第1容器と第2容器とはそれぞれ任意の化粧品容器と理解され得る。
以下においては、化粧品製造装置10の細部構成について述べる。
図2は図1における化粧品製造装置10の外観を示す斜視図であり、図3は、図2における化粧品製造装置10の内部構成を示す斜視図であり、図4は、図1における化粧品製造装置の内部を上方から見た上面図(移送手段は図示せず)であり、図5は、図1における化粧品製造装置の本体の一方に配置された化粧料供給部200を示す斜視図であり、図6は、図1における化粧品製造装置の本体の他方に配置された部品供給部160を示す斜視図であり、図7は、図1における化粧品製造装置の一部構成である部品据置ユニット50と吸湿部600を示す斜視図であり、図8は、図1における化粧品製造装置の一部構成である吸湿部を示す斜視図であり、図9は、図1における化粧品製造装置の一部構成である移送手段を示す斜視図であり、図10は、図1における化粧品製造装置の制御部と通信し得る構成を示すブロック図である。
図2~図10を参照すると、化粧品製造装置10は、化粧品製造空間102を提供する本体100と、化粧料が貯蔵されている複数のカートリッジ142を保管する化粧料貯蔵部140と、化粧料を収容して混合させ得る混合容器161および化粧品容器を構成する1つ以上の構成品を提供する部品供給部160と、化粧料貯蔵部140から混合容器161に化粧料を供給する化粧料供給部200と、化粧料供給部200から供給された化粧料を貯蔵している混合容器161に外力を加えて混合容器161内の化粧料を混合する混合部400と、第1容器と第2容器とが組み立てられ得る空間を提供する部品据置ユニット50と、コンパクト型容器の一構成要素として設けられる含浸部材168に化粧料を含浸させる吸湿部600と、化粧料供給部200と部品供給部160と混合部400と吸湿部600と部品据置ユニット50とのいずれか1つから他の1つに、混合容器161および化粧品容器を構成する構成品を移動させ得る移送手段800と、化粧料供給部200と移送手段800と混合部400とのうち少なくとも1つを制御して、化粧品またはカスタム化粧品をユーザに提供し得る制御部900とを含み得る。
ここで、部品据置ユニット50は、第1容器が組み立てられ得る空間を提供する安着部300と、第2容器が組み立てられ得る空間を提供する組立部500とを含み、安着部300と組立部500とはテーブル114上部に配置され得る。
実施例によって、化粧品製造装置10は、前述の構成要素のいずれか1つまたはそれ以上を欠如することもあり、これによって本発明の思想は制限されない。例えば、化粧品製造装置10が第1容器のみを製造する場合、吸湿部600と組立部500の構成要素は省略され得る。
前述のように、化粧品製造装置10は、組成比に応じて化粧料を混合し、混合された化粧料を化粧品容器(例えば、第1容器または第2容器)に入れてユーザに提供する装置として理解され得る。
本実施例において、化粧品製造装置10は、化粧品を販売する小売店や、ユーザが訪問して化粧品を購入し得る任意の形態の売場に設置されることを例に挙げて説明する。しかし、これは一例に過ぎず、本発明の思想はこれに限定されない。例えば、化粧品製造装置10は、大量生産のための化粧品製造工場に設置されるか、化粧品販売が行われる空間ではない別の空間に設置されて化粧品を製造する用途として使用され得る。
本体100は、化粧品製造装置10の外観を形成し、化粧品を製造し得る構成要素(例えば、部品供給部160、化粧料供給部200、移送手段800、部品据置ユニット50、吸湿部600など)が設置され得る化粧品製造空間102を提供し得る。化粧品製造空間102を提供するために、本体100は必要な任意の立体形状を有することができ、本実施例においては全体的に直方体の形状を有することを例に挙げて示している。
化粧品製造空間102には、前述の化粧料貯蔵部140、部品供給部160、化粧料供給部200、部品据置ユニット50(安着部300と混合部400)、組立部500、吸湿部600、移送手段800などの構成要素が配置され、このような構成要素は、化粧品製造空間102の床面を形成するベース110に配置され得る。実施例によって、前記の構成要素が化粧品製造空間102を形成する任意の壁面に設置されても良いことは自明と言える。
また、化粧品製造装置10を上方から見たとき(図4参照)、化粧料供給部200は、左側面と右側面に配置されても良く、部品供給部160は前面左側中央、部品据置ユニット50は前面右側中央、移送手段800は後側中央に配置され得る。また、混合部400は、部品供給部160の後側に配置され得る。本実施例においては、化粧料供給部200が左側と右側と2つ設けられることを例に挙げて説明する。ただし、このような配置と化粧料供給部200の数は例示に過ぎないものであり、それらの配置は、移送手段800が動ける範囲であれば変更可能である。なお、図3を基準に、前面は+y方向、右側は+x方向と理解され得る。
また、部品据置ユニット50はテーブル114の上部に配置され、吸湿部600はテーブル114の下部に配置され得る。
また、部品据置ユニット50は、安着部300と組立部500とを含んで良く、安着部300を基準にテーブル114の一方には組立部500が配置され、他方には吸湿部600の加圧部640が露出され得る(図4基準)。ここで、加圧部640は、テーブル114に形成されたホールを介して露出され、後述する移送手段800が露出された加圧部640を押圧し得る。加圧部640は、第2容器の製造時、含浸部材168に化粧料を含浸する過程で用いられる構成であり、これに関する詳細な説明は後述する。
本体100は、化粧品製造空間102を外部空間から保護するためのハウジング120を含み得る。
具体的に、本体100を構成するハウジング120は、透明窓122が配置される前面ハウジング120aと、前面ハウジング120aと連結部材123により連結される後面ハウジング120bとを含み得る。ここで、連結部材123はヒンジであり得る。ユーザは、前面ハウジング120aの少なくとも一部を上方に持ち上げられるので、化粧品製造装置10の内部構成の整備利便性が向上し得る。
ハウジング120の一部には、外部から化粧品製造空間102で行われる化粧品の製造過程を確認できるように透明窓122が設けられ得る。例えば、ハウジング120の正面中央領域が透明窓122で形成されても良く、これを介して移送手段800の動作および化粧品製造空間102で行われる作業の全体または一部をユーザに公開することができ、化粧品製造装置10により製造されるカスタム化粧品に対するユーザの信頼を高めることができる。
また、ハウジング120の一方には、ユーザインタフェース部130が設けられ得る。ユーザインタフェース部130は、化粧品製造装置10の状態情報やカスタム化粧品の製造過程およびこれに関する情報をユーザに提供することができ、ユーザから既定の情報入力を受けるように設けられ得る。例えば、ユーザインタフェース部130はタッチスクリーンであり、音響入出力のためのマイクおよびスピーカーを含み得る。ハウジング120上でユーザインタフェース部130が設けられる位置は、透明窓122と重ならないように設定され、本実施例においては、本体100の前面左側の領域に設けられることを例に挙げて示している。
ユーザは、ユーザインタフェース部130を介して自分の皮膚状態を分析、診断した結果を確認したり、自分に提供されるカスタム化粧品の組成比データを確認したり、製造するカスタム化粧品の組成比データを調整したり、特定の組成比データを持つ化粧品を選択するなどの操作を行い得る。また、製造されるカスタム化粧品の個人化のために必要な個人情報を入力しても良い。
また、ハウジング120の少なくとも一方には、複数の開閉ドア126が設けられ得る。ユーザは、開閉ドア126を開けてカートリッジ142を交換したり、化粧品製造空間102に配置された構成要素を整備したりし得る。また、化粧品製造空間102となるハウジング120の下方には、各種物品を保管し得る下部台127が設けられ得る。
また、ハウジング120の一方には、必要に応じて開閉可能な部品供給ドア129が設けられ得る。部品供給ドア129は、後述する部品供給部160の前面に設けられ、選択的に開閉可能に設けられ得る。
この際、部品供給ドア129は、弾性復元力を有する回動構造またはスライド構造で設けられ、部品供給部160のトレイ165が本体100の外部に移動する際に押されて開放された後、トレイ165が本体100の内部に移動すると、元の状態に復帰して閉鎖され得る。
また、ユーザまたは別途のロボットは、部品供給ドア129を開放し、第1容器を構成する構成品(例えば、混合容器161と吐出部材162)と、第2容器を構成する構成品(例えば、ベース容器164と含浸部材168とカバー容器166)とを部品供給部160に載置することもできる。また、組み立てが完了した第1容器または第2容器が部品供給部160に置かれると、ユーザは部品供給ドア129を開放して組み立てが完了した完製品を取り出すこともできる。
また、ハウジング120の他方には、必要に応じて開閉可能な吸湿部ドア128が設けられ得る。このような吸湿部ドア128が設けられることにより、後述する吸湿部600の整備利便性を高め得る。
一方、ベース110には、化粧品製造装置10が第2容器を製造するものとして用いられる場合、化粧料の混合後、不要となった混合容器161を回収するための回収部112が設けられ得る。回収部112は、組立部500と隣接して配置され、ベース110に穿孔されたホール状で設けられ、ベース容器164への吐出を終えた混合容器161を、移送手段800が回収部112上で単に落下させることにより回収されるようにし得る。この際、回収部112の下方には、捨てられる混合容器161を集めるための回収ボックス(図示せず)が設けられ得る。
化粧料貯蔵部140は、本体100の一方に配置され、複数のカートリッジ142を備え得る。以下の説明において、本体100の一方は、ベース110に設置された移送手段800を基準とした一方向と理解され、本体100の他方は、前記一方と異なる一方向と理解され得る。本実施例においては、図面を基準に化粧料貯蔵部140が移送手段800の左側と右側にそれぞれ配置されることを例に挙げて示している。
それぞれのカートリッジ142には、化粧品の原料として用いられる化粧料が貯蔵され得る。いずれか1つの化粧料は、複数のカートリッジ142に分けられて提供されても良い。カートリッジ142は、化粧料供給部200に設けられたポンプなどの化粧料供給手段220と連結され、貯蔵されている化粧料が消尽した場合は交換するように設けられ得る。
本実施例において、カートリッジ142は複数設けられ、それぞれのカートリッジ142には、既定の種類の化粧料が貯蔵されることを例に挙げて説明する。複数のカートリッジ142は、ハウジング120を構成する一方の壁面に並んで配置されても良く、カートリッジ142の交換のためにハウジング120の一部は開放可能に形成されても良い。
それぞれのカートリッジ142は、チューブ143を介して化粧料供給手段220と連結され得る。カートリッジ142に貯蔵されている化粧料は、化粧料供給手段220を経て、混合容器移送部250に位置する混合容器161に吐出され得る。
化粧料供給部200は、化粧料貯蔵部140と隣接して配置され得る。具体的に、化粧料供給部200は、化粧料貯蔵部140の上方に配置され得る。なお、上方は、図3を基準に+z方向と理解され得る。
化粧料供給部200は、制御部900によって生成された組成比に応じて、カートリッジ142に貯蔵されている化粧料を混合容器移送部250にある混合容器161に吐出し得る。なお、組成比は既定となってメモリ(図示せず)に保存されていたり、端末20とオペレーティングサーバー40から伝送されたり、伝送されたデータに基づいて制御部900によって演算し得る。
また、化粧料供給部200は、独立した空間で分離されるように、複数設けられ得る。本実施例において、化粧料供給部200は、本体100の左側と右側にそれぞれ1つずつ設けられることを例に挙げて説明する。
それぞれの化粧料供給部200は、化粧料供給部のための動力を提供して、カートリッジ142に貯蔵されている化粧料を移送させる化粧料供給手段220と、化粧料供給手段220から移送される化粧料が吐出される複数の吐出口232と、混合容器161を固定して複数の吐出口232下部で移動可能に提供される混合容器移送部250とを含み得る(図5参照)。
化粧料供給手段220は、既定の速度でカートリッジ142から化粧料を吸入して混合容器161に化粧料を吐出し得る。例えば、化粧料供給手段220は、微少流量調節が可能な蠕動ポンプ(peristaltic pump)を含み得る。
この際、化粧料供給手段220の化粧料吸入および吐出速度は、既定の条件または制御部900の制御によって可変し得る。例えば、制御部900は、混合容器161に注入された化粧料の量に応じて化粧料供給手段220として設けられた蠕動ポンプを制御することにより、供給流量および流速を調節し得る。
化粧料供給手段220は、化粧料供給部支持台235によって支持され、混合容器移送部250は、化粧料供給手段220の下方に設けられ得る。
ここで、化粧料供給部支持台235の一方には、化粧料が吐出される吐出口232が設けられ、吐出口232の下方に混合容器移送部250が移動され混合容器161に化粧料が収容され得る。
化粧料供給手段220と化粧料が吐出される吐出口232との間には、連結流路が設けられ得る。ここで、化粧料供給手段220が蠕動ポンプで設けられる場合、連結流路はチューブ143であり得る。つまり、チューブ143は、化粧料供給手段220を介してカートリッジ142と吐出口232とを連結する手段と理解され得る。
化粧料供給手段220は、それぞれのカートリッジ142に対応する数で設けられ得る、例えば、1つのカートリッジ142に1つの化粧料供給手段220が連結され、それぞれの化粧料供給手段220がカートリッジ142に貯蔵されている化粧料の吐出量を調節し得る。
化粧料供給手段220は、カートリッジ142に貯蔵されている化粧料を混合容器移送部250に安着した混合容器161に吐出し得る。
混合容器移送部250は、混合容器161を挿入するための混合容器用安着溝2547aを含み得る。また、混合容器移送部250は、複数の吐出口232が配置された方向(y軸方向)に往復運動し得る。
混合容器移送部250は、混合容器用安着溝2547aに混合容器161を安着させ、吐出口232の下部を往復運動しながら、複数の吐出口232から吐出される化粧料を混合容器161に収容し得る(図5参照)。ここで、吐出口232は、化粧料供給手段220と同じか、より多い数で設けられ得る。
混合容器移送部250は、それぞれの吐出口232の下部に既定の時間を待機した後、次の吐出口232に移動し得る。混合容器移送部250が既定の時間を待機する間、吐出口232から混合容器161に化粧料が吐出され得る。
具体的に、混合容器移送部250は、混合容器用ガイドレール252に沿って移動される混合容器用移動ブロック254と、混合容器用移動ブロック254の上部に設けられ、混合容器161を固定させ得る混合容器用安着溝2547aと、混合容器用移動ブロック254から延長され、移送手段800により把持され得る混合容器用フックレバー255を含み得る。
また、混合容器移送部250の下部には、吐出口232の配置方向(y方向)に沿って延長されている混合容器用ガイドレール252が設けられ、混合容器用フックレバー255の下部には、混合容器用フックレバー255が引っかかり得る混合容器用ストッパー256が設けられ得る。なお、混合容器用ガイドレール252と混合容器用ストッパー256とは、ベース110に設けられるものと理解され得る。また、混合容器用ストッパー256には、混合容器用フックレバー255が嵌まり得る複数の溝が形成され得る。複数の溝の間隔は化粧料供給手段220の吐出口の間隔に対応する。
本実施例において、混合容器用移動ブロック254の移動は、移送手段800によって行われることを例に挙げて説明する。例えば、移送手段800は、混合容器用移動ブロック254から延長される混合容器用フックレバー255を把持した後、y軸方向に往復運動させ得る。
移送手段800は、混合容器用フックレバー255を把持して混合容器用移動ブロック254の拘束状態を解除して、混合容器用移動ブロック254を移動させた後、他の位置の混合容器用ストッパー256の溝に嵌めることにより、再び混合容器用移動ブロック254を拘束状態にして、化粧料が吐出される間に混合容器161が当該位置を安定して維持できるようし得る。この場合、混合容器用移動ブロック254が混合容器用ストッパー256に固定され、混合容器161にいずれか1つの化粧料が吐出される間、移送手段800は自由に他の作業を行えるので、全体的な製造工程を効率的に構成して製造時間を短縮させ得る。
実施例によっては、混合容器用移動ブロック254の移動および位置維持は別途設けられた駆動装置によって実現され得る。例えば、混合容器用移動ブロック254は、リニアモータガイドに設けられた移動ブロックであって良く、この場合、制御部900は、リニアモータガイドを制御することにより、混合容器用移動ブロック254に安着した混合容器161が定位置にて化粧料供給手段220を介して提供される化粧料を収容するようにし得る。
一方、混合容器用移動ブロック254の内部には、混合容器161の重さ変化を測定し得る重さセンサーがさらに設けられ得る。化粧料供給部200によって混合容器161に化粧料が注入されることによって混合容器161の重さは変化することができ、制御部900は、重さセンサーで測定された結果に基づいて化粧料供給部200による化粧料の供給速度を調節し得る。
部品供給部160は、化粧品製造装置10にて組み立て得る化粧品容器(例えば、第1容器と第2容器)の構成品を供給し得る。
具体的に、部品供給部160は、構成品が載置され得るトレイ165と、第1容器を形成し得る構成品を支持し得る第1容器構成品支持部163と、第2容器を形成し得る構成品を支持し得る第2容器構成品支持部169とを含み得る。
以下においては、混合容器161と化粧品容器を構成する構成品などの部品供給部160によって供給されるものを総称して「部品」と言う。
トレイ165は、ベース110に設けられ、少なくとも一部が本体100の外部に露出するよう移動可能に設けられ得る。例えば、トレイ165は、部品供給ドア129を介して本体100の外側にスライド移動できるように設けられ得る。
この場合、ユーザまたは別途のロボットは、第1容器を形成する構成品と第2容器を構成する構成品とを部品供給部160に容易に載置することができ、組み立てが完了した第1容器と第2容器とを容易に本体100の外部に排出し得る。
第1容器構成品支持部163は、混合容器161を支持し得る混合容器支持部163aと、吐出部材162を支持し得る吐出部材支持部163bとを含み得る。
混合容器支持部163aには、混合容器161が挿入できる溝が設けられ得る。吐出部材支持部163bには、吐出部材162を支持するとともに、ストロー1622が挿入できる溝が設けられ得る。
第2容器構成品支持部169は、ベース容器164を支持し得るベース容器支持部169aと、含浸部材168を支持し得る含浸部材支持部169bと、カバー容器166を支持し得るカバー容器支持部169cとを含み得る。
また、トレイ165の前面には溝167が設けられ、組み立てが完了した第1容器または第2容器は、トレイ165の溝167に載置され得る。
本実施例において、第1容器は、混合容器161と吐出部材162とが組み立てられて形成されるものと理解され得る。
具体的に、吐出部材162は、圧力差を発生させて流体を移送させ得る力を提供するポンピングパーツ1621と、ポンピングパーツ1621に連結され混合容器161の内側に挿入され、混合容器161に貯蔵されている化粧料を吸入し得るストロー1622と、混合容器161の入口部1611を密閉し得るキャップ1623とを含み得る。
混合容器161は、化粧料を貯蔵し得る空間を提供することができ、ストロー1622が挿入できる入口部1611を含み得る。
混合容器161は、第1容器の一部として完成された製品の化粧料を貯蔵する用途としても使用され得る。つまり、混合容器161は、化粧品を混合するために使用された後、そのままカスタム化粧品の一部として使用され得る。
また、第2容器は、ベース容器164と含浸部材168とカバー容器166とが組み立てられて形成されるものと理解され得る。
具体的に、ベース容器164は、化粧料とスポンジからなる含浸部材168を収容し、カバー容器166は、ベース容器164の内部にある含浸部材168を選択的に密閉させ得る。
カバー容器166には、パフなどの化粧道具が予め設けられていて良い。
具体的に、カバー容器166は、ベース容器164に結合されるが、化粧道具を支持して含浸部材168を覆う内側カバーと、化粧道具を覆うことにより容器全体を保護する外側カバーとを含み得る。内側カバーと外側カバーとは、それぞれ回動移動して含浸部材168または化粧道具を遮蔽し得る。
また、化粧品製造空間102には、第1容器と第2容器とが組み立てられ得る部品据置ユニット50が設けられ得る(図7参照)。
具体的に、部品据置ユニット50は、第1容器が組み立てられ得る安着部300と、および第2容器が組み立てられ得る組立部500とを含み得る。部品据置ユニット50は、テーブル114の上部に設けられ、部品据置ユニット50と所定距離で離隔されたテーブル114には、加圧部640が露出され得る溝が設けられ得る。
安着部300は、カスタム化粧品の製造過程において、混合容器161が次の過程に移動する前に、一時的に待機する位置であるか、第1容器の組み立てにおいて混合容器161を支持する用途として使用され得る。本実施例のように移送手段800として2つのロボットアームが使用される場合、安着部300は、2つのロボットアームがすべてアクセス可能な位置に配置されることにより、2つのロボットアームの間で部品を伝達する役割を果たし得る。
具体的に、混合容器161は、縦断面が角のある構造で形成されて良く、安着部300には、混合容器161の形状に対応する形状を有する混合容器安着溝302が設けられ得る。移送手段800は、混合容器安着溝302に混合容器161が正確に嵌められるように、混合容器161の方向を既定の方向に切り替えた後、安着させる過程を行う。これにより混合容器161は常に既定の位置に位置することができ、回転方向の外力に対抗して吐出部材162との結合過程で安定的に姿勢を維持し得る。
組立部500は、化粧品容器を構成する個々の構成品を組み立てることにより、完成した製品として化粧品を製造する位置および空間を提供し得る。本実施例においては、組立部500において第2容器の組み立てが行われることを例に挙げて説明する。すなわち、本実施例において、第1容器の組み立ては安着部300で行われ、第2容器の組み立ては組立部500で行われるが、本発明の思想はこれに限定されない。例えば、第1容器の組み立てと第2容器の組み立てがすべて安着部300で行われても良い。この場合、安着部300は組立部500として理解され得る。また、第1容器の組み立てと第2容器の組み立てがすべて組立部500で行われても良い。それぞれの容器の具体的な組立過程は後述する。
組立部500上において、ベース容器164と、含浸部材168と、カバー容器166との結合(第2容器の組み立て)が行われ得る。具体的に、移送手段800によってベース容器164が組立部500上に位置し、混合容器161に貯蔵されている化粧料がベース容器164に投入された後、含浸部材168がベース容器164に載置された後、吸湿部600で吸湿過程を経た後、カバー容器166が含浸部材168を覆うように、ベース容器164に結合され得る。これに関するより詳細な説明は後述する。
組立部500は、第2容器の組み立て過程において、混合容器161の混合された化粧料を収容し得るように、ベース容器164が安着し得るベース容器安着溝502を含み得る。移送手段800は、部品供給部160のベース容器164を把持してベース容器安着溝502に移動させ得る。混合が完了した混合容器161は、安着部300または混合部400から移送手段800によって移送された後、組立部500上のベース容器164に化粧料を吐出し得る。
具体的に、ベース容器164は、少なくとも一部分が角のある構造または円柱状に形成され、ベース容器安着溝502は、ベース容器164に形成された角構造または円柱形状に対応する形状を有するように設けられ得る。移送手段800は、ベース容器安着溝502にベース容器164が正確に嵌められるように、ベース容器164の方向を既定の方向に切り替えた後、安着させる過程を行う。これにより、ベース容器164は、常に既定の位置に位置することができ、回転方向の外力に対抗してカバー容器166との結合過程で安定的に姿勢を維持し得る。
また、組立部500上に安着され混合された化粧料の収容が完了したベース容器164には、移送手段800によって含浸部材168が収容され得る。含浸部材168の収容が完了したベース容器164は、再び移送手段800によって吸湿部600に移動され吸湿過程を経る。
吸湿部600においては、第2容器に含まれる含浸部材168に化粧料を含浸する過程が行われる。組立部500上で化粧料の収容および含浸部材168の載置が完了したベース容器164は吸湿部600に移動され、吸湿部600に設けられた吸湿道具620によって化粧料が含浸部材168に十分含浸され得る。吸湿道具620は、含浸部材168を既定の圧力で加圧する過程を繰り返し行うことにより、含浸作用が成されるようにし得る。
吸湿部600は、吸湿道具620と、ベース容器移送部650とを含み得る(図8参照)。
吸湿道具620は、ベース容器164に挿入された含浸部材168を加圧して、化粧料を含浸部材168に含浸させ得る構成と理解され得る。
ベース容器移送部650は、組立部500から移動されたベース容器164を安着させた後、吸湿道具620の下部に移動させる構成と理解され得る。ベース容器移送部650に安着したベース容器164の内部には、化粧料と含浸部材168とが収容されている。
吸湿道具620は、テーブル114下部において、高さ方向(z方向)に上昇・下降して、ベース容器移送部650に安着したベース容器164を固定させ得る定位置ホルダー630と、定位置ホルダー630によって固定されたベース容器164の上部にある含浸部材168を加圧し得る加圧部640とを含み得る。ここで、テーブル114には、加圧部640が露出し得るホールが形成されて良く、移送手段800は露出された加圧部640を押圧して含浸部材168を含浸し得る。
また、ベース容器移送部650は、ベース容器164が安着されて移動し得るベース容器用移動ブロック652と、ベース容器用移動ブロック652が移動する経路を提供するベース容器用ガイドレール651と、ベース容器用移動ブロック652を移動させるベース容器用フックレバー653と、ベース容器用フックレバー653を既定の位置に固定し得るベース容器用ストッパー654とを含み得る。ここで、移送手段800は、ベース容器用フックレバー653を把持して、ベース容器164が安着したベース容器用移動ブロック652を加圧部640下段に移動させ得る。
吸湿部600は、組立部500から移送手段800によって提供されるベース容器164を収容し、これを吸湿道具620による吸湿が行われる位置に移動させるためのベース容器移送部650を含み得る。
吸湿部600で吸湿が完了したベース容器164は、移送手段800によって再び組立部500に移送され安着し、移送手段800は、カバー容器166を部品供給部160から取ってきてベース容器164に結合させ得る。ベース容器164とカバー容器166との結合は、フック結合などの機械的な嵌合により行われて良く、そのために移送手段800は、所定の外力をカバー容器166に加え得る。吸湿部600のより詳細な説明は、後述する図15~図18を参照して、さらに詳細に説明する。
混合部400は、化粧料供給部200を介して化粧料の収容が完了した混合容器161に外力を加えて化粧料が混合容器161内でよく混合されるようにする構成要素である。
混合部400は、混合容器161に収容された化粧料を混合し得るよう回転可能に設けられ得る。
本実施例において、混合部400は、混合容器161を高速で公転運動させると同時に、自転運動させることによって化粧料を混合する装置であることを例に挙げて説明する。
具体的に、混合部400は、混合容器161が挿入され回転可能な第1回転部材402と、第1回転部材402を回転させ得る第2回転部材404とを含み得る。ここで、第1回転部材402は、前記第2回転部材404の中心(M)から所定間隔で離隔され得、第1回転部材402は制御部900によって既定の位置に停止し得る。
この場合、移送手段800は、混合容器161を既定の位置にある第1回転部材402に挿入し得るので、移送手段800の制御を容易にし得る。
混合部400は、混合容器161を収容した後、制御部900の制御により既定の時間だけ動作され、混合部400における混合過程が完了すると、移送手段800によって混合容器161は後続工程の位置に移動され得る。
また、移送手段800は、部品供給部160に置かれている化粧料の入っていない混合容器161を把持して化粧料供給部200の混合容器移送部250に移動させ得る。この際、混合容器161を本体100の一方(図4基準左側)に配置された混合容器移送部250に移動させる際には部品供給部160から混合容器移送部250に直接移動させることができ、混合容器161を本体100の他方(図4基準右側)に配置された混合容器移送部250に移動させる際には部品供給部160から安着部300を経て混合容器移送部250に移動させ得る。
また、移送手段800は、混合容器移送部250上で化粧料の収容を終えたか、混合部400で混合過程が行われた後の混合容器161を安着部300に移動させ得る。
また、移送手段800は、安着部300に安着した混合容器161に吐出部材162を結合して第1容器に組み立てるか、または組立部500にベース容器164を安着させ、混合容器161に収容された化粧料をベース容器164に注いだ後、含浸部材168を混合容器161に入れて、吸湿部600により含浸部材168に化粧料を含浸させ、含浸部材168を収容したベース容器164をカバー容器166で覆う過程を経て第2容器を組み立て得る。
また、移送手段800は、組み立てが完了した第1容器または第2容器を部品供給部160の溝167に載置し得る。
また、移送手段800は、部品供給部160のトレイ165を押して、トレイ165の少なくとも一部が本体100の外部に露出されるようにして、組み立てが完了した第1容器または第2容器をユーザに提供し得る。
移送手段800は、部品供給部160に設けられた前記構成品を部品据置ユニット50に移動させ、部品据置ユニット50に移動された前記構成品からポンプ型容器で提供される第1容器に組み立てたり、コンパクト型容器で提供される第2容器に組み立てたりし得る、複数の移送ユニット801、802を含み得る。本実施例において、移送手段800として2つの移送ユニット801、802が設けられることを例に挙げて説明するが、移送ユニットの数は1個以上であれば、その数は限定されるものではない。
具体的に、移送手段800は、互いに独立して移動可能な第1移送ユニット801と第2移送ユニット802とを含み得る。
ポンプ型容器を形成する第1容器の組み立ての際、第1移送ユニット801と第2移送ユニット802のいずれか1つは、吐出部材162のキャップ1623を把持し、他の1つは、前記吐出部材162のストロー1622が部品据置ユニット50にある混合容器161の入口部1611と整列するように、前記ストロー1622と接触した状態で上下移動し得る。
コンパクト型容器を形成する第2容器の組み立ての際、第1移送ユニット801と第2移送ユニット802のいずれか1つは、前記第2容器を構成するベース容器164を部品据置ユニット50に安着させ、他の1つは、混合容器161に収容された化粧料が前記ベース容器164に移動されるよう前記混合容器161をひっくり返し得る。
移送手段800は、前述のベース110上に配置された構成要素の間で部品を移動させ得る。前述のように、本実施例においては、移送手段800としてロボットアームが設けられることを例に挙げて説明する。具体的に、移送手段800は、1つのロボットアームに対応し得る第1移送ユニット801と、もう1つのロボットアームに対応し得る第2移送ユニット802とを含み得る。第1移送ユニット801と第2移送ユニット802とは、それぞれ多関節ロボットアーム810で設けられ、多関節ロボットアーム810が有し得る自由度は、実施例によって異に設けられ得る。本実施例においては、多関節ロボットアーム810として6自由度を有する装置が使用されることを例に挙げて示している。
第1移送ユニット801と第2移送ユニット802とは、1つのロボットアーム制御部820に連結され、ロボットアーム制御部820から延長される形態を有し得る。ロボットアーム制御部820は、制御部900の制御により第1移送ユニット801と第2移送ユニット802とを制御して、既定の機能が行われるようにし得る。
このような多関節ロボットアーム810は、様々な形態の公知の装置が存在するので、本実施例においてその構造および制御に関する具体的な内容は省略する。
一方、第1移送ユニット801には第1グリッパ840が設けられ、第2移送ユニット802には第2グリッパ860が設けられる。第1グリッパ840と第2グリッパ860とはそれぞれ、第1移送ユニット801と第2移送ユニット802とが行うべき機能に適した構造的形態を有し得る。グリッパ840、860に関する具体的な内容は後述する。
前述の説明において移送手段800の機能および動作として説明されたのは、第1移送ユニット801および第2移送ユニット802のいずれか1つ、または両方によって行われ得る。それぞれの機能および動作に用いられる移送ユニットは、構成要素の配置に応じて異に選択され得る。
第1移送ユニット801と第2移送ユニット802とは、化粧料供給部200が配置された位置によって、部品供給部160に提供された混合容器161を化粧料供給部200に移動させるための動作を異にし得る。
具体的に、一方(図4基準左側)に配置された化粧料供給部200から混合容器161に化粧料を収容する場合、第2移送ユニット802は、部品供給部160に配置された混合容器161を把持して、一方に配置された混合容器移送部250に混合容器161を直接移動させ得る。
また、他方(図4基準右側)に配置された化粧料供給部200から混合容器161に化粧料を収容する場合、第2移送ユニット802は、部品供給部160に配置された混合容器161を把持して混合容器161の安着部300に安着させ得る。その後、第1移送ユニット801は、安着部300に安着した混合容器161を把持して他方に配置された混合容器移送部250に混合容器161を移動させ得る。
このように、第1移送ユニット801と第2移送ユニット802とは、化粧品製造空間102の内側において、いずれか一方で行われる作業と、他の一方で行われる作業とを分けて担当し得る。
第1移送ユニット801は、他方に配置された化粧料供給部200、安着部300、組立部500、吸湿部600のいずれか1つから他の1つに部品を移動させるか、第1容器と第2容器(吸湿過程を含む)との組み立てのために必要な動作を行い得る。
具体的に、第1移送ユニット801は、安着部300から他方に配置された混合容器移送部250に混合容器161を移送させたり、他方に配置された化粧料供給部200の下部にて混合容器移送部250を移動させたり、安着部300に安着した混合容器161に吐出部材162を組み立てたり、組立部500に安着したベース容器164に含浸部材168を設けたり、組立部500から吸湿部600にベース容器164を移送させたり、吸湿部600内でベース容器164を既定の順に沿って移動させたり、吸湿部600から吸湿が完了した状態のベース容器164と含浸部材168とを再度組立部500に移送させたり、組立部500に安着したベース容器164にカバー容器166を結合し得る。
そのために、第1グリッパ840は、それぞれの部品を把持して移動させ得る構造を有し得る。また、第1グリッパ840は、吸湿部600上におけるベース容器164の移送のために設けられるベース容器移送部650を動作させ得る構造を含み得る。また、第1グリッパ840は、回動により吐出部材162を安着部300に安着した混合容器161に結合する機能も備え得る。
また、第2移送ユニット802は、部品供給部160、一方に配置された化粧料供給部200、安着部300、混合部400、組立部500のいずれか1つから、他の1つに部品を移動させるか、第1容器と第2容器(吸湿過程を含む)との組み立てのために必要な動作を実行し得る。
具体的に、第2移送ユニット802は、部品供給部160から混合容器161を一方(図4基準左側)に配置された化粧料供給部200に移動させたり、化粧料供給部200の下部にて混合容器移送部250を移動させたり、一方に配置された化粧料供給部200から混合容器161を混合部400に移動させたり、混合部400から安着部300に混合が完了した混合容器161を移動させたり、混合容器161と吐出部材162との組み立てを補助したり、安着部300で組み立てが完了した第1容器または組立部500で組み立てが完了した第2容器を部品供給部160の溝167に移動させたり、吸湿部600における吸湿のための外力を提供する機能などを実行し得る。
そのために、第2グリッパ860は、混合容器161を把持して移動させ得る構造を有し得る。また、第2グリッパ860は、混合容器移送部250に設けられる混合容器用フックレバー255を把持して移動させ得る構造を含み得る。また、第2グリッパ860は、第1移送ユニット801が吐出部材162を混合容器161に結合する際、ストロー1622を整列するための構造を有しても良い。また、第2グリッパ860は、吸湿部600の吸湿道具620を動作させるための構造を有しても良い。
前記のような第1移送ユニット801と第2移送ユニット802とによって行われる動作は、多関節ロボットアーム810の特性を利用することにより実現され、これを制御するための方法は様々と公知されているので、これに関する具体的な説明は省略する。
一方、本実施例においては、移送手段800として多関節ロボットアーム810が設けられることを例に挙げて説明したが、本発明の思想はこれに限定されない。例えば、3軸方向の直線移動が可能な移送装置などが移送手段800として設けられ、これに前述の機能を行うための付加の装置が追加されても良い。
一方、制御部900は、基本的に前述の構成要素を制御し得る。例えば、制御部900は、移送手段800の移動と、化粧料供給部200から吐出される化粧料の量とを制御し得る。また、制御部900は、端末20とオペレーティングサーバー40とのいずれか1つから提供された皮膚測定データから、皮膚状態を分析する皮膚状態分析部910を含み得る。実施例によって、皮膚状態分析部910は、分析された結果を提供されても良いことは、前述の通りである。
そして、制御部900は、皮膚状態分析部910で生成された皮膚状態分析結果に基づいてカスタム化粧品を製造するための化粧料の組成比データを決定する組成比決定部920を含み得る。組成比決定部920は、既定の計算式に皮膚状態分析結果を変数値として代入することによって組成比を決定しても良く、予め設定されている複数の組成比の中から、皮膚状態分析結果に最も近いか、最も適切な組成比を選択して決定しても良い。予め設定されている組成比データは、用いられる化粧料の種類と量およびその投入比を含むものと理解されて良く、ユーザがこれを直感的に理解できるように、それぞれの組成比データに対応する化粧品の色や粘度などの物性データを含み得る。
この際、制御部900は、ユーザインタフェース部130を介して、決定された組成比をユーザに提供することにより、ユーザが組成比データを修正し得る機会を提供する組成比修正部930を含み得る。ユーザは、ユーザインタフェース部130を介して提示された組成比データを確認し、これをそのまま収容するか、または他の組成比データを利用するかを決定し、その修正されたデータを入力し得る。この際、ユーザに提示される組成比データは、比率そのものであっても良く、当該組成比データに基づいて製造された化粧品の色や物性などの属性情報でもあり得る。それに応じて、ユーザが入力する修正されたデータも、化粧品の色や物性などの特性情報であり得る。実施例によって組成比修正部930は、ユーザインタフェース部130ではなく端末20にデータを伝送し、端末20を介して修正されたデータを入力されても良い。
また、制御部900は、ユーザから所望の化粧品の種類を受信する化粧品種類受信部940と、所望の製造モードを受信する製造モード受信部950と、組成比決定部920とを含み得る。本実施例において、化粧品種類受信部940に提供される情報は、製造しようとするカスタム化粧品の種類が第1容器なのか第2容器なのかの余否でもあり、製造モード受信部950に提供される情報が、サンプルを受領するモードなのか完製品を受領するモードなのかの余否でもあり得る。ここで、サンプルは、化粧料の組成比は維持するものの、相対的に少量のみ使用して製造された化粧品であり、完製品は、一販売製品として備えるべき既定の容量がすべて満たされた化粧品のことを意味する。
また、製造モードは、サンプル受領後に完製品を要請するモード、サンプル受領後、再度変更された組成比に応じたサンプルを要請するモード、およびサンプル受領後、廃棄処分を要請するモードなどをさらに含んでも良い。このような製造モードは、サンプル受領後、ユーザに提示され得る。
ユーザは、ユーザインタフェース部130を介して化粧品の種類や製造モードを選択し得る。そのために、ユーザインタフェース部130はユーザに、化粧品の種類および製造モードを選択させるための画面を提示し得る。また、実施例によってユーザは、端末20やオペレーティングサーバー40を介しても、化粧品の種類や製造モードを化粧品製造装置10に提供しても良い。
以下においては、図面を参照して、前記のような構成を有する化粧品製造装置の制御方法を説明する。
図11は、図1における化粧品製造装置の制御方法を示すフローチャートである。
図11を参照すると、化粧品製造装置の制御方法は、制御部900によって組成比を含む製造される化粧品に関するデータを算出する段階(S10)と、制御部900によって化粧料供給部200と移送手段800とを制御して、化粧料貯蔵部140に貯蔵されている化粧料を組成比に応じて混合容器161に吐出させる段階(S20)と、制御部900によって混合部400と移送手段800とを制御して、混合容器161に吐出された化粧料を混合させる段階(S30)と、制御部900によって混合容器161に収容された化粧料がサンプルであると判断されると、混合容器161をユーザに提供し、ユーザから組成比の変更有無の入力を受ける段階(S40)と、制御部900によって前記移送手段800を制御して、混合容器161に収容された化粧料をポンプ型容器で提供される第1容器とコンパクト型容器で提供される第2容器とのうち少なくとも1つに貯蔵してユーザに提供する段階(S50)とを含み得る。
前述のS40は選択的に設けられることができ、S10は後述するS110、S120、S130、S140、S150のうち少なくとも1つを含んで良く、S20は後述するS210、S220のいずれかを含んで良く、S30は後述するS230、S240のうち少なくとも1つを含んで良く、S40は後述するS310、S320、S330、S340、S350、S360、S370、S380、S390、S400、S420、S430のうち少なくとも1つを含んでも良く、S50は、後述するS500、S900段階のうち少なくとも1つを含んで良く、これに対する詳細な説明は後述する。
図12は、図1における化粧品製造装置10の制御方法をより詳細に示すフローチャートである。
図12を参照すると、制御部900は、化粧品種類受信部940を介してユーザから所望の化粧品の種類データを収集し得る(S110)。化粧品の種類データは、前述のように、ユーザインタフェース部130を介して入力されたり、端末20およびオペレーティングサーバー40などを介して提供されたりし得る。
また、制御部900は、製造モード受信部950を介してユーザから製造を求める製品が、サンプルなのか、または完製品なのかに関する製造モードデータを収集し得る(S120)。製造モードデータは、ユーザインタフェース部130を介して入力されるか、端末20またはオペレーティングサーバー40から提供され得る。
そして、制御部900は、皮膚状態分析部910によりユーザの皮膚状態を分析する(S130)。前述のように、皮膚状態分析部910は、すでに分析された結果を端末20とオペレーティングサーバー40とのいずれかから提供されても良い。
制御部900の組成比決定部920は、S130段階により提供される分析結果に基づいて組成比データを決定し、S120段階で収集した製造モードに応じて化粧品として製造される量を決定する(S140)。この段階において、化粧料貯蔵部140に貯蔵されている複数の種類の化粧料の供給量が決定され得る。例えば、ユーザがサンプル製造モードを選択した場合、相対的に少量の化粧品を製造するために必要な化粧料の供給量が決定され得る。また、ユーザが完製品製造モードを選択した場合、相対的に多い量として1つの販売製品として備えるべき設定済みの容量が化粧品の総製造量として設定され、そのためのそれぞれの化粧料の供給量が決定され得る。本実施例において、組成比決定部920は、予め設定されている複数の組成比の中から、皮膚状態分析結果に最も近い結果を組成比データとして決定し得る。
また、S140段階は、ユーザの化粧品購入履歴を考慮して、組成比決定部920によって組成比データが決定されることを含み得る。例えば、ユーザが端末10によって測定された皮膚状態よりも明るい色の化粧品を購入した履歴が多い場合、組成比決定部920は、皮膚状態分析結果に基づいた組成比データよりも明るい色を示すように組成比データを決定し得る。
そして、制御部900の組成比修正部930は、ユーザインタフェース部130などを介して、決定された組成比データ(皮膚状態分析結果に基づいた組成比、化粧品購入履歴を考慮した組成比のうち少なくとも1つ)をユーザに提示している後、ユーザから組成比の修正データを収集し、その結果に基づいて組成比データおよびそれぞれの化粧料の供給量を修正し得る(S150)。
S150段階において、ユーザは、ユーザインタフェース部130または端末20を介して、組成比を変更しないことを選択することもでき、この場合、S140段階で決定された組成比データはそのまま維持され得る。
前述のS110段階~S150段階は、化粧品製造のために必要な情報を収集し、データを生成する段階であって、その順序は変わることもあり、それぞれの段階はさらに細分化した段階に分かれてユーザと相互作用したり、データ処理したりし得るように変形され得る。
化粧品製造のために必要な情報の収集およびデータ加工が完了した後には、物理的な化粧品が製造される段階が行われる。
制御部900は、ロボットアーム制御部820を制御して移送手段800を駆動させ得る。前述のように、移送手段800は、第1移送ユニット801と第2移送ユニット802からなり、後述するそれぞれの段階において、第1移送ユニット801および第2移送ユニット802のいずれか1つまたは両方が移送手段800として化粧品製造過程で利用され得る。
具体的に、制御部900は、移送手段800を制御して混合容器161を化粧料供給部200側に移動させ得る(S210)。
この際、一方(図4基準左側)に配置された化粧料供給部200側に混合容器161が移動されるときには、部品供給部160にある混合容器161が化粧料供給部200に直接移動され、他方(図4基準右側)に配置された化粧料供給部200側に混合容器161が移動されるときには、部品供給部160にある混合容器161は、安着部300に安着した後、化粧料供給部200に移動され得る。
なお、混合容器161が化粧料供給部200側に移動することは、混合容器移送部250の混合容器用安着溝2547aに移動することと理解され得る。
一方、S210段階が2回目から行われる場合、すなわち、サンプル製造モードとして混合容器161がユーザに提供されて再び回収された後で行われる場合には、制御部900は、移送手段800により部品供給部160にある混合容器161を直接化粧料供給部200に移動させるか、部品供給部160にある混合容器161を安着部300に移動させ、安着部300から再び化粧料供給部200に移動させ得る。
このように、S210段階が行われる回次に応じて、具体的に制御される方法が変わるようにし、ユーザにサンプルとして提供された混合容器161を、後続の過程でも利用することにより、不要な工程の無駄および材料の無駄を防げるので製品の生産単価を下げ得る。
その後、制御部900によって化粧料供給部200を制御し、既に決定されている組成比に応じて混合容器161に化粧料を供給する(S220)。制御部900は、既に決定されている組成比データおよび製造量に対応するように、それぞれのカートリッジ142から化粧料供給手段220を介して化粧料が順次吐出するように制御し得る。そのために、制御部900は移送手段800を制御して、混合容器移送部250の混合容器用移動ブロック254を移動および固定させ得る。具体的に、移送手段800は、混合容器用フックレバー255を操作して混合容器用ストッパー256に選択的に拘束させることができ、組成比データに基づいて既定の順番に混合容器用移動ブロック254を移動させながら、混合容器161が化粧料供給手段220から提供される化粧料の供給を受け得るようにし得る。なお、一方に配置された混合容器移送部250の移動は第2移送ユニット802によって行われ、他方に配置された混合容器移送部250の移動は第1移送ユニット801によって行われ得る。
一方、S220段階で制御部900は、供給される化粧料の量に応じて化粧料供給手段220の供給速度を調節し得る。例えば、いずれか1つのカートリッジ142に貯蔵されているいずれかの化粧料を混合容器161に供給する場合、化粧料供給手段220は、当該カートリッジ142から供給されるべき総量(A)に対して既に供給された量(B)の比率(B/A)が既定の範囲よりも低い場合は、相対的に高速で化粧料が供給されるようにし、前記比率が既定の範囲よりも高い場合は、相対的に低速で化粧料が供給されるようにし得る。これにより、微小な制御が不要な初期区間においては高速供給がなされ得るので、全体的な化粧料供給部時間を短縮し得る。なお、既に供給された量(B)を測定する方法としては、制御部900が、化粧料供給手段220が駆動された時間、速度の記録に基づいて供給量を算出する方法が用いられるか、混合容器用移動ブロック254に設けられた重さセンサーから変化する重さデータを受信して算出する方法が用いられ得る。
化粧料供給部200にて化粧料の注入が完了した混合容器161は、移送手段800によって混合部400に移動され得る(S230)。
ここで、一方に配置された化粧料供給部200にて混合容器161に化粧料の注入が完了した場合、混合容器161は、第2移送ユニット802によって化粧料供給部200から直接混合部400に移動され得る。また、他方に配置された化粧料供給部200にて混合容器161に化粧料の注入が完了した場合、混合容器161は、第1移送ユニット801によって安着部300に安着した後、第2移送ユニット802によって安着部300から混合部400に移動され得る。
制御部900は、混合部400を駆動(例えば、回転)して混合容器161に外力を加えることにより、混合容器161に収容された化粧料を混合する(S240)。混合部400は、前述のように、混合容器161を高速で公転させるとともに自転させることができ、これにより発生する渦流によって混合容器161内部の化粧料はよく混合され得る。この際、混合部400が回転を停止した後、混合容器161が挿入される混合部400の第1回転部材402は、制御部900によって同一の位置に停止するように制御され得る。この場合、移送手段800は、混合容器161を既定の位置に停止した第1回転部材402に挿入し得るので、混合容器161を第1回転部材402に挿入するための制御が簡単にできる利点がある。
前述のS210段階~S240段階は、混合容器161に化粧料を供給し、混合容器161に収容された複数の化粧料を混合する段階と理解され得る。
S240段階が完了すると、制御部900は、S120段階で収集された製造モードがサンプル製造モードなのか、または完製品製造モードなのかを判断する(S310)。
もし、サンプル製造モードではなく、完製品製造モードが選択された場合であれば、化粧品種類に応じて化粧品を製造する過程(S500)が行われ得る。S500段階の具体的な内容は後述する。
制御部900は、S500段階によって製造され、部品供給部160の溝167に渡された完成された化粧品容器(第1容器または第2容器)を、移送手段800を制御してユーザに供給し得る(S900)。具体的に、制御部900は、第2移送ユニット802を制御して、完成された化粧品容器(第1容器または第2容器)を部品供給部160の溝167に載置し得る。この際、ユーザは、部品供給ドア129を開けて部品供給部160に置かれた完成済みの化粧品容器を受け取り得る。また、第2移送ユニット802は、部品供給部160のトレイ165を押して、部品供給部160に置かれた完成済みの化粧品容器を本体100の外部に排出し得る。
一方、S310段階の判断結果、サンプル製造モードである場合、制御部900は、混合容器161に入った混合完了の化粧料をサンプルとして使用してみるように、移送手段800により混合部400の混合容器161を部品供給部160の溝167または混合容器支持部163aに移動させ得る(S320)。この際、第2移送ユニット802が移送手段800として使用され得る。実施例によって、制御部900は、移送手段800が混合部400の混合容器161を安着部300に移動させた後、安着部300から部品供給部160に混合容器161を移動させる方法により制御しても良い。
制御部900は、移送手段800を制御して部品供給部160に渡された混合容器161をユーザに供給し得る(S330)。S330段階は、実質的に前述のS900段階と同様に理解され得る。
ユーザは、サンプル製造モードを選択したので、ユーザはサンプルとして提供された混合容器161を受け取ってテスト使用した後、これを再び部品供給部160、具体的には、部品供給部160の溝167または混合容器支持部163aに載置し得る。
この際、トレイ165または溝167または混合容器支持部163aのうち少なくとも1つに重さセンサー等の所定の感知手段が設けられ、ユーザがサンプル化粧品の使用完了後、再び混合容器161を返した否かを感知できるように設けられ得る。または、化粧品製造装置10は、サンプル化粧品を使用完了した後、混合容器161を部品供給部160に返したか否かを、ユーザインタフェース部130を介してユーザから入力されても良い。または、制御部900は、既定の時間が経過した後に部品供給部160が自動的に回収されることを、ユーザインタフェース部130を介してユーザに通知することにより、ユーザが混合容器161を部品供給部160に戻す動作を誘導しても良い。
制御部900は、移送手段800を利用して部品供給部160のトレイ165を再び本体100の内部に移動させることができ、これにより混合容器161を再回収し得る(S340)。
これとともに制御部900は、製造モード受信部950を介して、ユーザから後続製造モードデータおよび必要に応じて組成比修正データを収集し得る(S350)。後続製造モードは、前述のS120段階における製造モードと同様、ユーザインタフェース部130などを介して収集され、完製品製造の要請、組成比修正要請、廃棄要請のいずれか1つであり得る。この際、ユーザが選択した後続製造モードが組成比の修正要請である場合、制御部900は、組成比修正部930により組成比修正データを追加でさらに収集し得る。
S350段階で収集された後続製造モードが、完製品製造要請である場合(S360)、制御部900は、完製品製造に対応するよう化粧品の総製造量データを変更し、製造モードをサンプル製造モードから完製品製造モードに変更し得る(S370)。この際、追加製造する化粧品の製造量データは、完製品に求められる総容量からサンプルとして設けられた容量を除いた容量に設定され得る。実施例によって、制御部900は、サンプルとして設けられた初期重さと回収された重さとの差を勘案して、追加製造する化粧品の製造量を設定しても良い。
そして、制御部900は、前述のS210以降の段階を再び行い得る。これにより、完製品を製造するための追加の化粧料供給部が既定の組成比に応じて行われ、完製品製造モードにデータが変更されているので、S310段階における判断結果に基づいてS500段階以降の過程が行われ得る。
一方、S360段階の判断結果、完製品製造要請ではない場合、制御部900は、ユーザの要請が組成比修正要請であるか否かを判断する(S380)。本フローチャートにおいては、S360段階とS380段階とが順次行われることを例に挙げて図示しているが、実際の制御プログラムにおいてこれは分岐ロジックとして処理されても良い。
S380段階における判断結果、組成比修正要請ではない場合、これは製造されたサンプルの廃棄要請として処理し、制御部900は移送手段800を制御して、部品供給部160から混合された化粧料が貯蔵されている混合容器161を回収部112に移動させ得る(S420)。この際、第2移送ユニット802が移送手段800として使用され得る。
S380段階における判断結果、組成比修正要請がある場合、制御部900は、そのような組成比の修正が可能かどうかを判断する(S390)。ユーザの修正要求は多様に行われ得るので、場合によっては、混合容器161に既に製造された化粧料では修正が不可能な場合があり得る。例えば、特定成分の化粧料が排除されるか、特定化粧料が完製品に含まれるべき量よりも多く投入されている場合には、製造された化粧料が貯蔵されている混合容器161に、追加の化粧料供給部では対応不可能である。この場合、制御部900は、ユーザインタフェース部130を介してユーザに、組成比修正が不可能である旨のメッセージを出力し(S430)、S420段階を行って製造されたサンプルである混合容器161を回収し得る。
一方、S390段階で組成比修正が可能であると判断されれば、制御部900は、修正要請された組成比に応じて新たなサンプルを製造するための組成比データおよび製造量を決定する(S400)。これは実質的にS150段階と同様に行われ得るが、すでに混合容器161に投入されている化粧料の容量を考慮して、それぞれの化粧料の追加投入量が算出され得る。
そして、制御部900は、前述のS210以降の段階を再実行し得る。これにより、他のサンプルを製造するための追加の化粧料供給部が、変更された組成比データおよび製造量に応じて行われ、依然としてサンプル製造モード状態であるので、S310段階における判断結果に基づいてS320段階以降の過程が行われ得る。
実施例によって、サンプルの修正を要請する回数は制限されても良く、制御部900は、S350段階、S370段階の実行前後にユーザインタフェース部130を介して制限される回数を通知するか、それ以上のサンプル修正要請が不可能であることを知らせ得る。
前述のS310段階~S430段階は、ユーザにサンプル化粧品を提供する段階と理解され得る。
前記のような過程により、ユーザは自分が製造しようとする化粧品、または自分の皮膚状態に適したカスタム化粧品のサンプルを受領してテストしてみたり、これを変更して再度テストして見たりすることもでき、直接完製品を製造したり、サンプルテスト後に完製品を製造し得るので、化粧品製造装置10に対する満足度が大幅に向上し得る。
以下においては、図面を参照して、S500段階として行われる化粧品種類(例えば、第1容器なのか第2容器なのか)に応じた製造過程について具体的に説明する。
図13は、図12の化粧品種類に応じた製造段階の具体的な過程を示すフローチャートである。
図13を参照すると、S500段階として、制御部900は移送手段800により、混合部400で混合が完了した混合容器161を部品据置ユニット50(具体的に、安着部300)に移動させ、安着部300に安着した混合容器161は後続工程のために待機され得る(S510)。
S110段階で収集された化粧品の種類が第1容器である場合(S520)、制御部900は移送手段800を制御して、部品供給部160に設けられた吐出部材162を安着部300に安着した混合容器161の上部に移動させ得る(S610)。この過程は、第2移送ユニット802によって行われて良く、第2移送ユニット802は、吐出部材162を既定の位置に移動させた後、吐出部材162を把持し続けた状態を維持し得る。なお、化粧品の種類は、ユーザインタフェース部130または端末20から制御部900に伝送され得る。
その後、制御部900は移送手段800を制御して、安着部300上の混合容器161に吐出部材162を結合させる(S620)。混合容器161と吐出部材162との結合はねじ結合によって行われて良く、混合容器161は安着部300の混合容器安着溝302に固定されているので、移送手段800は混合容器161の上端部に吐出部材162を合わせた後、吐出部材162を回転させることによりネジ結合が行われるようにし得る。
この際、吐出部材162は、ストロー1622とポンピングパーツ1621とキャップ1623とを含み得るが、ストロー1622は、キャップ1623と混合容器161とのねじ結合の前に混合容器161の内部に進入する必要がある。ところで、ストロー1622は軟性材質で形成され、その形状や方向が一定ではないため、結合過程で、ストロー1622が混合容器161の入口にスムーズに進入できるように第1移送ユニット801が支持し得る。具体的には、第2移送ユニット802がキャップ1623を把持し、第1移送ユニット801が安着部300の混合容器161の入口部1611とストロー1622が整列するようストロー1622と接触された状態で上下移動され得る。
混合容器161と吐出部材162との結合が完了されることにより、第1容器が完製品として提供され、制御部900は移送手段800を制御して、安着部300上の組み立て済みの容器を部品供給部160に移動させ得る(S630)。これは、第2移送ユニット802によって行われ得る。このようなS610~S630の過程は、第1容器の組み立て過程と理解され得る。
一方、S520段階で、製造しようとする化粧品の種類が第2容器と判断された場合、制御部900は移送手段800を制御して、部品供給部160にあるベース容器164を組立部500に移動させる(S710)。この過程は、第2移送ユニット802によって行われ得る。
そして、制御部900は移送手段800を制御し、移送手段800は、安着部300から混合容器161を取ってきて、ベース容器164の内部に混合済みの化粧料を入れて排出し得る(S720)。混合容器161からの化粧料排出は、混合容器161を回転させ重力によって化粧料が自然落下する方法を利用することができ、そのために移送手段800は、混合容器161を所定の角度傾ける動作を行い得る。この場合、混合容器161内部の化粧料が完全に排出しきれないことがあり得るが、移送手段800は、慣性によって少しでも多く化粧料が排出されるように、混合容器161を既定の角度で回転させ、一定の時間が経過した後に振る動作をさらに行っても良い。このような過程は、第2移送ユニット802によって行われ得る。例えば、混合容器161は、150度~180度回転することができ、180度回転した場合は混合容器161の入口部1611が底を向く場合と理解され得る。
制御部900は、S720段階を実行した移送手段800をさらに制御して、化粧料の排出が完了した混合容器161を回収部112に移動させて回収し得る。
そして、制御部900は移送手段800を制御して、部品供給部160から含浸部材168を把持して化粧料が収容されているベース容器164に挿入し得る(S730)。この過程は、第2移送ユニット802によって行われ得る。
その後、制御部900は、含浸部材168が収容されているベース容器164を移送手段800により吸湿部600に移動させ得る(S740)。この過程は、第1移送ユニット801によって行われ得る。
吸湿部600においては、ベース容器移送部650によりベース容器164を吸湿道具620に対応する位置に移動させ、吸湿道具620によって吸湿過程が行われ得る(S750)。制御部900は、ベース容器164の移動および吸湿道具620の動作のために移送手段800を制御することができ、具体的に、ベース容器移送部650を動作させてベース容器164を移動させる動作は第1移送ユニット801によって行われ、吸湿道具620により吸湿のための加圧力を提供することは第2移送ユニット802によって行われ得る。つまり、吸湿過程は、第1移送ユニット801と第2移送ユニット802との協業によって行われ得る。ベース容器移送部650の移動構造は、前述の混合容器移送部250と同様に、ガイドレール、移動ブロック、フックレバー、ストッパー、などを含むことができ、実質的に同様に動作し得る。ただし、ベース容器移送部650の移動ブロックは吸湿道具620との連動のための構造をさらに含んでも良い。この過程によって、ベース容器164に収容されていた化粧料は、含浸部材168に十分に含浸され得る。
S750段階における吸湿過程がすべて完了すると、制御部900は移送手段800を制御して、吸湿部600から組立部500にベース容器164を再び移動させ得る(S760)。この過程は、第1移送ユニット801によって行われ得る。
そして、制御部900は移送手段800を制御して、部品供給部160からカバー容器166を取ってきて、組立部500上のベース容器164に結合させ得る(S770)。この過程もまた、第1移送ユニット801によって行われ得る。
ベース容器164とカバー容器166との結合が完了することにより、第2容器が完製品として完成され、制御部900は移送手段800を制御して、組立部500上の組み立て済みの容器を部品供給部160に移動させ得る(S780)。これは第2移送ユニット802によって行われ得る。このようなS710~S780の過程は、第2容器の組み立て過程と理解され得る。
前記のような過程により、化粧品製造装置10および化粧品製造装置10の制御方法は、ポンプ型容器としての第1容器とコンパクト型容器としての第2容器を、ユーザの選択に応じて提供し得る。しかし、本発明の思想はこれに限定されず、実施例によって化粧品製造装置10は、第1容器および第2容器のいずれか1つの化粧品容器のみを提供するものとして実現され、動作されても良い。この場合、前述の説明において、他種の化粧品製造に用いられる構成要素および制御方法は省略されても良い。
一方、図14は、図12および図13をまとめて化粧品種類に応じた化粧品製造装置の制御方法を示すフローチャートである。
図14を参照すると、本発明による化粧品製造装置の制御方法は、制御部900によって、ユーザが選択した化粧品の種類に関するデータを収集または算出する段階と、制御部900によって化粧料供給部200と移送手段800とを制御して、少なくとも1つの化粧料を混合容器161に吐出する段階と、制御部900によって混合部400と移送手段800を制御して混合容器161に収容された化粧料を混合部400で混合させる段階と、制御部900によって移送手段800を制御して、混合された化粧料を収容する混合容器161を移送手段800により部品据置ユニット50に移動させる段階と、ユーザが選択して制御部900に入力された化粧品の種類が第1容器である場合、制御部900は移送手段800を制御して、部品供給部160にある吐出部材162を部品据置ユニット50の上部に移動させ、吐出部材162と混合容器161とを組み立てて第1容器を形成する段階と、制御部900に入力された化粧品の種類が第2容器である場合、制御部900は移送手段800を制御して、部品供給部160にあるベース容器164と含浸部材168とカバー容器166とを部品据置ユニット50に移動させ、これを互いに組み立てて第2容器を形成する段階と、制御部900によって移送手段800を制御して組み立てが完了した第1容器または第2容器を部品供給部160に移動させてユーザに提供する段階とを含み得る。
以下、図7および図8とともに図15~図18をさらに参照して、前述の吸湿部600についてより具体的に説明する。
前記吸湿部600は、化粧料と含浸部材168が収容されたベース容器164を受け取り、含浸部材168に化粧料を含浸させるために設けられ得る。つまり、吸湿部600は、前記組立部500に安着したベース容器164に化粧料が入り、その化粧料の上に含浸部材168が収容された状態で、化粧料が含浸部材168に容易に含浸(吸収)されるように補助し得る。そこで吸湿部600は、吸湿道具620およびベース容器移送部650を含み得る。
吸湿道具620は、含浸部材168を既定の圧力で加圧して化粧料を含浸部材168に含浸させ得る。また、ベース容器移送部650は、吸湿道具620による含浸が行われる位置に化粧料と含浸部材168とが収容されたベース容器164を移動させるために設けられる構成であり得る。
具体的に、図8を参照すると、吸湿道具620は定位置ホルダー630および加圧部640を含んで良く、これにウエイト部660をさらに含み得る。
吸湿道具620は、安着部300と組立部500とが設けられるテーブル114の下部に設けられるもので、定位置ホルダー630は、テーブル114の下部に高さ方向に昇降可能に設けられ得る。なお、定位置ホルダー630は、支持台631、ホルダー部632、ホルダーレバー633、およびガイド部634を含み得る。
支持台631は、ホルダー部632、ホルダーレバー633、およびガイド部634が支持されるか連結され得る。ホルダー部632は、支持台631に設置されて下方に突出され、その下方にベース容器164が安着したベース容器移送部650が位置するとき、ベース容器164が動かないように固定してベース容器164の定位置状態を維持させ得る。
ホルダーレバー633は、支持台631に連結され、一方に突出するように構成されて移送手段800のいずれか1つの移送ユニット(例えば、第1移送ユニット801)が把持した状態で、上下、左右に移動させて支持台631を動かすときに使用され得る。
また、ガイド部634は、テーブル114の下面と吸湿部600の底面との間に位置され、前記支持台631を貫通して高さ方向に延長形成され、支持台631が高さ方向に昇降するように案内し得る。
これにより、支持台631が上昇した状態で、ホルダー部632の直下方にベース容器164が置かれると、移送手段800がホルダーレバー633を持って支持台631を下方に下降させ、ホルダー部632によってベース容器164が動かず固定されて定位置状態を維持することとなる。
一方、ベース容器164が動かず定位置状態に固定されると、前記加圧部640が定位置ホルダー630内で昇降されながら、ベース容器164に入っている含浸部材168を加圧して、ベース容器164に収容された化粧料が含浸部材168に容易に吸収されるようにし得る。具体的に、加圧部640は、加圧シリンダ641、加圧ハンドル642、および加圧スプリング643を含み得る。
図16および図18を参照すると、加圧シリンダ641は、前記ホルダー部632の内部で上下方向に摺動しながら、ホルダー部632によって定位置状態で固定されたベース容器164の内部に入っている含浸部材168を加圧し得る。
加圧ハンドル642は、一部が加圧シリンダ641の中央部を貫通して加圧シリンダ641の内部に挿入され、他の一部は加圧シリンダ641の上部外部に露出され移送手段800によって押されるように突出する。
また、加圧スプリング643は、加圧シリンダ641と加圧ハンドル642との間に弾性をもって設置され、加圧ハンドル642が押されるときその外力を加圧シリンダ641に弾力的に伝達するために設けられ得る。したがって、例えば移送手段800の第2移送ユニット802が加圧さハンドル642を1回以上押すと、加圧シリンダ641が含浸部材168を適切な弾性力で加圧して、含浸部材168が破損しないながらもベース容器164の化粧料が含浸部材168に含浸されるようにし得る。
また、図15および図16を参照すると、前記ウエイト部660は、定位置ホルダー630にいかなる外力も加えられないとき、ベース容器164が定位置ホルダー630の下方に容易に進入するように、定位置ホルダー630が最大限上方に上昇した位置で維持されるようにするために設けられ得る。
定位置ホルダー630は、重量を持つ重量体なので、外力が加わらない状態で重力によって下方に下降していることもあるため、ベース容器164が安着したベース容器移送部650が定位置ホルダー630の下方に進入するためには、定位置ホルダー630を別途上昇させねばならない不便さがある。そこで、ベース容器164が安着したベース容器移送部650の進入の際、定位置ホルダー630と干渉しないように、ウエイト部660を利用して定位置ホルダー630が上昇した状態で維持されるようにし得る。
具体的に、ウエイト部660は、定位置ホルダー630に重力反対方向の力が作用するように、連結ライン661を介して定位置ホルダー630に連結され得る。連結ライン661は通常のワイヤが用いられ、円滑に連結ライン661の方向が転換され移動し得るように、連結ライン661の経路上には1つ以上のプーリーのような滑車機構(図示せず)が使用され得る。
この際、ウエイト部660は、定位置ホルダー630の重さよりも重いように構成され、定位置ホルダー630に外力が加わらないか削除されると、ウエイト部660の重量によって定位置ホルダー630が上昇するようにする。
したがって、ウエイト部660が定位置ホルダー630の支持台631に連結された状態で、定位置ホルダー630はウエイト部660の重量によって自然と上昇している状態が維持され得る。定位置ホルダー630がウエイト部660によって上昇しているため、ベース容器移送部650にベース容器164が搭載された状態でホルダー部632を別途持ち上げなくても、ベース容器164がホルダー部632の下方に位置するように、ベース容器移送部650が容易に進入し得る。
ベース容器164がホルダー部632の下方に位置すると、移送手段800は、ホルダーレバー633を持って下方に押し、ホルダー部632が下方に移動しながらベース容器164を定位置の状態に固定させ得るので、このとき支持台631およびホルダー部632が下方に移動されることによって、ウエイト部660は移送手段800から加わる外力によって上方に上がり得る。
また、含浸部材168の含浸が終了した場合、移送手段800がホルダーレバー633を軽く上に持ち上げると、ウエイト部660の自重によって定位置ホルダー630全体が容易に上昇し得るので、これによって定位置ホルダー630を上昇させるために移送手段800にかける外力を軽減させ得る。
また、前記ベース容器移送部650は、吸湿道具620によって含浸が行われる位置に化粧料と含浸部材168とが収容されたベース容器164を移動させるために設けられ得る。つまり、ベース容器移送部650は、定位置ホルダー630のホルダー部632の下部位置にベース容器164を移動させ得る。ベース容器移送部650は、定位置ホルダー630の下方まで移動可能に設けられ、化粧料と含浸部材168とが収容されたベース容器164が安着し得る。
具体的に、ベース容器移送部650は、ベース容器用ガイドレール651、ベース容器用移動ブロック652、ベース容器用フックレバー653、およびベース容器用ストッパー654を含み得る。
ベース容器用ガイドレール651は、吸湿道具620の外側から吸湿道具620の下方まで延長されるように設けられ得る。ベース容器用移動ブロック652は、ベース容器用ガイドレール651上に設置され、ベース容器用ガイドレール651に沿って移動することができ、上部一方にはベース容器164が安着し得る。
また、ベース容器用フックレバー653は、ベース容器用移動ブロック652を移動させるために設けられるものであり、ベース容器用移動ブロック652の一方から外部に向かって突出形成され得る。これにより移送手段800は、ベース容器用フックレバー653を持ってベース容器用移動ブロック652を所望の方向に移動させ得る。
また、ベース容器用ストッパー654は、ベース容器用ガイドレール651から所定の間隔で離隔され、ベース容器用ガイドレール651に平行してベース容器用ガイドレール651に沿って延長され得る。ベース容器用ストッパー654には、ベース容器用フックレバー653の一方が引っ掛かるように複数のフック掛け溝654aが形成され、このフック掛け溝654aにベース容器用フックレバー653が引っ掛かれば、ベース容器用移動ブロック652の移動が制限され吸湿部600の吸湿過程時にベース容器164が勝手に動くことを防止し得る。
以下、前述の図9とともに図19および図20をさらに参照して、移送手段800についてより具体的に説明する。
図19は、移送手段800のうち第1グリッパ840を示す斜視図であり、図20は、移送手段800のうち第2グリッパ860を示す斜視図である。ここで、図19(a)は、部品を把持しない場合の第1グリッパ840を示す図であり、図19(b)は、部品を把持する場合の第1グリッパ840を示す図である。また、図20(a)は、部品を把持しない場合の第2グリッパ860を示す図であり、図20(b)は、部品を把持する場合の第2グリッパ860を示す図である。
図9と図19および図20を参照すると、移送手段800は、部品を移動させるものであり、容器本体の内部に化粧料が提供されるように、容器本体を支持して移動させ得る。また、化粧料が提供された容器本体と、容器本体を保護する本体蓋とを結合し得る。この際、容器本体は、第1容器の混合容器161および第2容器のベース容器164を含むことを指し、本体蓋は、第1容器の吐出部材162および第2容器のカバー容器166を含むことを指す。
移送手段800は、多関節ロボットアーム810で設けられるものであり、ロボットアーム制御部820から他方(図4および図9基準右側)に延長される第1移送ユニット801と、ロボットアーム制御部820から一方(図4および図9基準左側)に延長される第2移送ユニット802とで設けられ得る。また、第1移送ユニット801には第1グリッパ840が設けられ、第2移送ユニット802は第2グリッパ860が設けられる。この際、第1移送ユニット801と第2移送ユニット802とは、独立して移動可能なものであり、互いに異なる役割を果たし得る。
第1グリッパ840は、部品を選択的に把持するものであり、複数の第1グリップボディ841を含み得る。具体的に、第1グリッパ840は2つの第1グリップボディ841を含み、2つの第1グリップボディ841は、同一形状で設けられ得る。本実施例においては、第1グリッパ840が部品を把持して移動させることを例にして説明する。しかし、本発明の思想はこれに限定されず、第1グリッパ840は、把持する方法以外にも吸入など、様々な形態で部品を支持して移動させ得る。
第1グリップボディ841は、第1結合部842によって第1移送ユニット801に結合され得る。この際、第1グリップボディ841と第1結合部842とは一体型で設けられ、第1結合部842と第1移送ユニット801とは、別の結合手段によって結合され得る。一例として、第1結合部842に複数の貫通ホール(未表記)が形成され、ボルト等の結合手段が第1結合部842の貫通ホールを貫通した後、第1移送ユニット801に結合され得る。しかし、第1結合部842と第1移送ユニット801との結合方法はこれに限定されず、第1結合部842と第1移送ユニット801とは、様々な結合方法により結合され得る。また、第1グリップボディ841と第1結合部842とは、別途の構成で設けられ結合され得る。
2つの第1グリップボディ841は互いに向かい合う形態で備えられ得る。この際、第1グリップボディ841は、ロボットアーム制御部820の動作に応じて間隔が調整され得る。具体的に、部品を把持する前は、図19(a)に示すように、第1グリップボディ841が既定の間隔をもって備えられ、部品を把持するためには、図19(b)に示すように、第1グリップボディ841が互いに当接する形態で備えられ得る。
第1グリップボディ841は、互いに向かい合う面を除く外側が扁平な形状で形成され得る。具体的に、図面を基準に左側に設けられた第1グリップボディ841の一側面が扁平な形状で形成されると、図面基準右側に設けられた第1グリップボディ841の他側面が扁平な形状で形成され得る。また、第1グリップボディ841の一端に第1結合部842が設けられる場合、第1グリップボディ841の他端は扁平な形状で形成され得る。
第1グリップボディ841は、互いに向かい合う面に第1-1把持溝843が形成され得る。具体的に、図面基準左側に設けられた第1グリップボディ841の他側面と、右側に設けられた第1グリップボディ841の一側面が互いに向かい合う形状で設けられる場合、左側に設けられた第1グリップボディ841の他側面右側に設けられた第1グリップボディ841の一側面に第1-1把持溝843が形成され得る。
第1-1把持溝843は、第1グリップボディ841の一方に形成された溝であり、混合容器161に対応する形状で形成され得る。具体的に、第1-1把持溝843は、第1グリップボディ841の外側から中央側に向かうほど、より深く凹んだ溝状で形成され得る。すなわち、第1グリップボディ841の中央側に最も深い溝が形成され得る。
図19(b)に示すように、ロボットアーム制御部820が作動され、第1グリップボディ841の一部が互いに当接するように設けられると、それぞれの第1グリップボディ841に形成された第1-1把持溝843により第1-1把持領域8431が形成され得る。第1-1把持領域8431は、縦断面が角のある構造の混合容器161に対応し得る。すなわち、第1-1把持領域8431に混合容器161が提供される場合、混合容器161の対向する2つの角は、2つの第1グリップボディ841の間に設けられ、混合容器161の残り2つの角は、第1-1把持溝843の最も深く凹んでいる部分に設けられ得る。
第1グリップボディ841の一方には、摩擦パッドである第1パッド844が設けられ得る。第1パッド844は、それぞれの第1グリップボディ841に1つ以上の設けられて良く、好ましくは、第1-1把持溝843の外側に一定の間隔を置いて複数設けられ得る。
第1パッド844は、混合容器161と第1グリップボディ841との間の摩擦を防止するためのものであり、第1-1把持溝843の外側に複数設けられ得る。この際、第1パッド844は、弾性のある素材で設けられ、一例として、第1パッド844はスポンジからなり得る。しかし、第1パッド844の素材はこれに限定されず、摩擦を防止し得る様々な素材で設けられ得る。
第1パッド844は、第1-1把持溝843の外面から突出するように備えられ得る。すなわち、第1パッド844は、第1-1把持領域8431内部に突出した形状で設けられ得る。
第1グリップボディ841の一部が当接するように第1グリップボディ841の位置が調整された後、第1グリッパ840が混合容器161を把持すると、第1パッド844は混合容器161と直接接触され得る。第1-1把持領域8431に第1パッド844が設けられることにより、第1グリップボディ841と混合容器161とが接触して混合容器161が破損する恐れを防止し得る。
第1-1把持溝843の一方には、第1-2把持溝845が形成され得る。具体的に、第1-2把持溝845は第1-1把持溝843の一部に形成される溝であり、1つの第1グリップボディ841にそれぞれ1つずつ形成され得る。第1グリップボディ841の一部が当接するように第1グリップボディ841の位置が調整されると、第1-1把持領域8431の内部には2つの第1-2把持溝845によって第1-2把持領域8451が形成され得る。この際、第1-2把持領域8451は球状レバーの形状に対応され、一例として、混合容器用フックレバー255の形状に対応し得る。
第1グリップボディ841の一方には固定ピン846が設けられ得る。固定ピン846は第2容器の部品を把持するためのものであり、第1グリップボディ841の外側に突出した形状で形成され得る。この際、固定ピン846は、それぞれの第1グリップボディ841の両方に備えられ得る。好ましくは、それぞれの第1グリップボディ841に同一形状の固定ピン846が向かい合う形態で設けられ得る。本実施例においては、第1グリップボディ841の各側面に1つずつの固定ピン846が備えられ、第1グリップボディ841の各下面に1つずつの固定ピン846が備えられることを例にして図示しているが、固定ピン846の位置および数は、これに限定されない。一例として、固定ピン846は、第1グリップボディ841の側面のみに備えられても良く、第1グリップボディ841下面のみに備えられても良い。この際、第1グリップボディ841の上面は、第1結合部842が位置する面のことを意味し、下面は、第1結合部842が位置しない上面の反対面のことを意味し、第1グリップボディ841の側面は、上面および下面を除いた面のことを意味する。
固定ピン846の一側面は、一定の曲率を有する形状で形成され得る。具体的に、向かい合う固定ピン846の一面に一定の曲率を有する形状が形成され得る。
部品を把持するために、第1グリップボディ841の一方が当接するように第1グリップボディ841の位置が調整されると、向かい合う固定ピン846の間には一定の間隔が維持され得る。つまり、それぞれの固定ピン846の間に第3把持領域8461が形成され得る。固定ピン846の一面に一定の曲率を有する形状が形成されることにより、第3把持領域8461もまた一定の曲率を有する形状で設けられ得る。これにより、第3把持領域8461は、円形部品の把持が可能となり得る。
第3把持領域8461は、第2容器の部品に対応する大きさで形成され、具体的に、第3把持領域8461は、ベース容器164、カバー容器166、および含浸部材168に対応する大きさで形成され得る。これにより、第1グリッパ840は、第3把持領域8461によりベース容器164、カバー容器166、および含浸部材168を把持し得る。
第2移送ユニット802には、第2グリッパ860が設けられ得る。第2グリッパ860は、部品を選択的に把持するものであり、複数の第2グリップボディ861を含み得る。具体的に、第2グリッパ860は2つの第2グリップボディ861を含み、2つの第2グリップボディ861は同一形状で設けられ得る。この際、第2グリッパ860は、第1グリッパ840と同様、部品を把持する方法以外にも、さまざまな方法で部品を支持して移動させ得る。
第2グリップボディ861は、第2結合部862により第2移送ユニット802に結合され得る。この際、第2グリップボディ861と第2結合部862とは、一体型で設けられ得る。また、第2移送ユニット802と第2結合部862との結合方法は、第1移送ユニット801と第1結合部842との結合方法と同一であり得るが、本発明の思想はこれらに限定されないので、第2移送ユニット802と第2結合部862との結合方法は、多様に提供され得る。
2つの第2グリップボディ861は、互いに向かい合う形状で備えられ得る。この際、第2グリップボディ861は、ロボットアーム制御部820の動作により間隔が調整され得る。具体的に、部品を把持する前は、図20(a)に示すように、第2グリップボディ861が既定の間隔を置いて備えられ、部品を把持するためには、図20(b)に示すように、第2グリップボディ861が互いに当接する形態で備えられ得る。
2つの第2グリップボディ861は、互いに向かい合う面を除く外側が扁平な形状で形成され得る。具体的に、図面基準左側に設けられた第2グリップボディ861の一側面が扁平な形状で形成されると、図面基準右側に設けられた第2グリップボディ861の他側面が扁平な形状で形成され得る。また、第2グリップボディ861の一端に第2結合部862が設けられる場合、第2グリップボディ861の他端は扁平な形状で形成され得る。
第2グリップボディ861は、互いに向かい合う面に第2-1把持溝863が形成され得る。具体的に、図面基準左側に設けられた第2グリップボディ861の他側面と、右側に設けられた第2グリップボディ861の一側面が互いに向かい合う形状で設けられる場合、左側に設けられた第2グリップボディ861の他側面および右側に設けられた第2グリップボディ861の一側面に第2-1把持溝863が形成され得る。
第2-1把持溝863は、第2グリップボディ861の一方に形成された溝であり、混合容器161に対応する形状で形成され得る。具体的に、第2-1把持溝863は、第1-1把持溝843と同じ大きさおよび形状で設けられ、第2グリップボディ861の外側から中央側に向かうほどさらに深く凹んだ溝状で形成され得る。すなわち、第2グリップボディ861の中央側に最も深い溝が形成され得る。
図20(b)に示すように、ロボットアーム制御部820が作動して、第2グリップボディ861の一部が互いに当接するように設けられる場合、それぞれの第2グリップボディ861に形成された第2-1把持溝863により、第2-1把持領域8631が形成され得る。第2-1把持領域8631は、縦断面が角のある構造の混合容器161に対応し得る。すなわち、第2-1把持領域8631に混合容器161が設けられる場合、混合容器161の対向する2つの角は、2つの第2グリップボディ861の間に設けられ、混合容器161の残り2つの角は、第2-1把持溝863の最も深く凹んだ部分に設けられ得る。第2グリッパ860の第2-1把持領域8631は、第1グリッパ840の第1-1把持領域8431とともに第1把持領域8431、8631に含まれ得る。
第2グリップボディ861の一方には、摩擦パッドである第2パッド864が設けられ得る。第2パッド864は、混合容器161と第2グリップボディ861との間の摩擦を防止するためのものであり、第2-1把持溝863の外側に複数設けられ得る。また、第2パッド864は、第1パッド844と同じ素材で形成され得るが、本発明の思想はこれに限定されない。
第2-1把持溝863の一方には、第2-2把持溝865が形成され得る。具体的に、第2-2把持溝865は、第2-1把持溝863の一部分に形成される溝であり、1つの第2グリップボディ861にそれぞれ1つずつ形成され得る。第2グリップボディ861の一部が当接するように第2グリップボディ861の位置が調整されると、第2-1把持領域8631の内部には、2つの第2-2把持溝865によって第2-2把持領域8651が形成され得る。この際、第2-2把持領域8651は球状レバーの形状に対応し、一例として、混合容器用フックレバー255またはベース容器用フックレバー653の形状に対応し得る。第2グリッパ860の第2-2把持領域8651は、第1グリッパ840の第1-2把持領域8451とともに第2把持領域8451、8651に含まれ得る。
第2グリップボディ861の一方には、第2-3把持溝866が形成され得る。第2-3把持溝866は、半円形状の断面を有するように形成されるものであり、吐出部材162のストロー1622に対応する大きさに形成され得る。具体的に、第2グリップボディ861の一部分が当接するように設けられる場合、2つの第2グリップボディ861にそれぞれ形成された第2-3把持溝866が互いに当接しながら円形状の断面を有し得る。すなわち、第2-3把持溝866により第4把持領域8661が形成され、第4把持領域8661はストロー1622の大きさおよび形状に対応し得る。
第4把持領域8661は、第2-1把持領域8631および第2-2把持領域8651よりも相対的に小さい直径を有するように形成され得る。また、第4把持領域8661は、第2-1把持領域8631および第2-2把持領域8651と重ならない位置に形成され得る。好ましくは、第2-3把持溝866が第2グリップボディ861の上面に隣接する位置に形成され、これにより、第2-3把持溝866は、第2-1把持溝863と第2グリップボディ861との上面の間に位置し得る。すなわち、第4把持領域8661は、第2グリップボディ861の上面に隣接する位置に形成され得る。なお、第2グリップボディ861の上面は、第2結合部862が位置する面のことを指す。
第4把持領域8661は、ストロー1622を把持し得るよう、ストロー1622よりも大きい直径を有するように形成され得る。これにより、第4把持領域8661の内部にストロー1622が配置され得る。また、第4把持領域8661は、混合容器161の入口部1611よりも小さい直径を有するように形成され得る。これにより、第2グリッパ860が混合容器161の上方に設けられる場合、第4把持領域8661が入口部1611の一方に位置し得る。すなわち、第4把持領域8661が入口部1611の一方に位置した後、第2グリッパ860は、入口部1611を介してストロー1622を混合容器161の内側に引き入れ得る。言い換えると、ストロー1622を把持する第4把持領域8661が混合容器161の入口部1611よりも小さいサイズで形成されることにより、ストロー1622が入口部1611から外れることなく入口部1611の内部に備えられ得る。つまり、混合容器161の内部にストロー1622が引き込まれた状態で混合容器161の上方に吐出部材162が正確に位置し得る。
図21は、図1における化粧品製造装置の一部構成である混合容器と吐出部材との結合段階を簡略に示す図である。
図21(a)を参照すると、混合容器161は、部品据置ユニット50に安着し得る。具体的に、混合容器161は、混合部400で混合容器161に収容された複数の化粧料が混合された後、混合部400から部品据置ユニット50に移動され得る。この際、混合部400から部品据置ユニット50への混合容器161の移動は、第2移送ユニット802によって行われ得る。具体的に、混合容器161は、第2グリッパ860の第1-2把持領域8451に把持された状態で部品据置ユニット50に移動され得る。この際、第2グリッパ860によって移動された混合容器161は、部品据置ユニット50の安着部300に安着し得るが、混合容器161が安着する位置は、安着部300に限定されない。
吐出部材162は、第1移送ユニット801によって混合容器161の上方に移動され得る。具体的に、第1移送ユニット801の第1グリッパ840は、部品供給部160に供給された吐出部材162を把持して安着部300に安着した混合容器161の上方に移動させ得る。この際、吐出部材162は、混合容器161の上方に既定の距離を置いて配置され、この位置にて、ストロー1622もまた混合容器161と一定の距離を置いて配置され得る。また、第2移送ユニット802の第2グリッパ860は、混合容器161および吐出部材162と重ならない位置に設けられ得る。
図21(b)を参照すると、ストロー1622の一端部は、第2移送ユニット802によって位置が整列され得る。具体的に、第2移送ユニット802の第2グリッパ860が吐出部材162側に移動され、ストロー1622を定位置にガイドし得る。具体的に、第2グリッパ860の第4把持領域8661の内部にストロー1622を挿入することによりストロー1622を支持して、ストロー1622を定位置にガイドし得る。この際、ストロー1622の定位置は、混合容器161の入口部1611の上方に対応する位置であり得る。
図21(c)を参照すると、第1移送ユニット801によってストロー1622の少なくとも一部が混合容器161の内側に挿入され得る。具体的に、第2グリッパ860によってストロー1622が整列すると、吐出部材162を把持する第1グリッパ840によって吐出部材162が下降し得る。つまり、吐出部材162の移動によってストロー1622が下降しながら、ストロー1622の少なくとも一部が混合容器161の内部に挿入され得る。
図21(d)を参照すると、第2移送ユニット802と第1移送ユニット801とに干渉が生じないように、第2移送ユニット802の位置が移動され得る。具体的に、ストロー1622の一部が混合容器161に挿入されると、ストロー1622の挿入をガイドしていた第2グリッパ860は、ストロー1622のガイドを中止して混合容器161が位置しない一方に移動され得る。つまり、吐出部材162と混合容器161とが結合可能な状態で設けられ得る。
図21(e)を参照すると、第1移送ユニット801によって吐出部材162と混合容器161が結合され得る。具体的に、第1移送ユニット801の第1グリッパ840は、吐出部材162を把持した状態で混合容器161に吐出部材162を結合させ得る。この際、第1グリッパ840の回転により吐出部材162が回転しながら、混合容器161にねじ結合され得る。つまり、混合容器161が吐出部材162によって密閉され得る。
以下においては、化粧品製造段階における第1グリッパ840および第2グリッパ860の使用について具体的に説明する。
まず、移送手段800によって部品供給部160に保管された混合容器161が化粧料供給部200側に移動され、化粧料供給部200で混合容器161に化粧料が貯蔵され得る。
具体的に、本体100の一方(図4基準左側)に配置された化粧料供給部200から混合容器161に化粧料を収容する場合(以下、第1場合と言う)には、第2移送ユニット802は、部品供給部160に供給された混合容器161を把持して、本体100の一方に配置された混合容器移送部250に混合容器161を直接移動させ得る。
その後、移送手段800は、混合容器移送部250の混合容器用フックレバー255を把持して、混合容器161を化粧料供給部200の吐出口232の下部に移動させ得る。これにより、混合容器161に化粧料が貯蔵され得る。この際、本体100の一方に配置された化粧料供給部200から化粧料が供給される第1場合においては、第2移送ユニット802が本体100の一方に配置された混合容器移送部250を作動して混合容器161を移動させ得る。具体的に、第1場合において、第2移送ユニット802の第2グリッパ860が本体100の一方に配置される混合容器移送部250の混合容器用フックレバー255を把持して操作し得る。
他の例として、本体100の他方(図4基準右側)に配置された化粧料供給部200から混合容器161に化粧料を収容する場合(以下、第2場合と言う)には、第2移送ユニット802を部品供給部160に供給された混合容器161を把持して混合容器161を安着部300に安着させ得る。その後、第1移送ユニット801は、安着部300に安着した混合容器161を把持して、本体100の他方に配置された混合容器移送部250に混合容器161を移動させ得る。
前記のような、本体100の他方に配置された化粧料供給部200から化粧料が供給される第2場合においては、第1移送ユニット801が本体100の他方に配置された混合容器移送部250を動作して混合容器161を移動させ得る。
また、第2場合において、第1移送ユニット801の第1グリッパ840が本体100の他方に配置される混合容器移送部250の混合容器用フックレバー255を把持して操作し得る。すなわち、第1移送ユニット801は、本体100の他方に配置される混合容器移送部250の混合容器用フックレバー255を把持して、混合容器161を化粧料供給部200の吐出口232の下部に移動させ得る。これにより、混合容器161に化粧料が貯蔵され得る。
前記のような過程によって、本体100の一方に配置された化粧料供給部200および他方に配置された化粧料供給部200のいずれか一方から化粧料が供給された混合容器161は、移送手段800によって混合部400に移送され得る。
この際、第1場合においては、第1移送ユニット801が混合容器161を化粧料供給部200から混合部400に移送させ得る。
また、第2場合においては、第1移送ユニット801が混合容器161を安着部300に安着させた後、第2移送ユニット802が混合容器161を安着部300から混合部400に移送させ得る。
一方、混合部400によって混合容器161に収容された化粧料の混合が完了した後、第2移送ユニット802によって混合容器161が混合部400から安着部300に移送され得る。
以下においては、混合部400によって化粧料混合が完了した後、第1容器の化粧品を製造する段階と、第2容器の化粧品を製造する段階とを分けて説明する。
化粧品製造装置10が第1容器の化粧品を製造する場合、第1グリッパ840は、第1-1把持領域8431により吐出部材162を把持して、安着部300に安着した混合容器161の上方に位置させ得る。吐出部材162が混合容器161の上方に整列すると、第2グリッパ860は、第4把持領域8661により吐出部材162のストロー1622を把持し得る。この場合、第4把持領域8661は、混合容器161の入口部1611の上方に位置することになり、これにより、ストロー1622が混合容器161の内部にスムーズに進入し得る。すなわち、第2グリッパ860は、第4把持領域8661により入口部1611へのストロー1622の進入をガイドし得る。
ストロー1622が混合容器161の内部に進入した後、第2グリッパ860が吐出部材162から一定間隔をもって離れるように位置調整され、第1グリッパ840は、吐出部材162と混合容器161とを結合させ得る。すなわち、第2グリッパ860は、第1グリッパ840が吐出部材162を混合容器161に結合させる動作が邪魔されない位置に移動され得る。この場合、第1グリッパ840は、第1-1把持領域8431に吐出部材162を把持して回転させ得る。すなわち、第1グリッパ840の回転によって吐出部材162と混合容器161とがネジ結合され得る。これにより、第1容器の化粧品が完成され得る。
吐出部材162と混合容器161とが結合されると、第2グリッパ860は、第2-1把持領域8631により混合容器161を把持して移動させ、混合容器161をトレイ165の溝167に安着させ得る。すなわち、第2グリッパ860は、完成された第1容器の化粧品を溝167に安着させ得る。
その後、第2移送ユニット802は、トレイ165を押して溝167に安着した完成済みの化粧品容器(第1容器)を本体100の外部に排出し得る。
一方、化粧品製造装置10が、第2容器の化粧品を製造する場合、第1グリッパ840は、第3把持領域8461によりベース容器164を把持してベース容器164を組立部500に移動させ得る。
第2グリッパ860は、第2-1把持領域8631によって安着部300に安着した混合容器161を把持して、組立部500に安着したベース容器164の上方に移動させた後、ベース容器164の内部に混合容器161に収容された化粧料を注入して排出させ得る。この際、第2移送ユニット802は、慣性によってより多い化粧料が排出されるように、混合容器161を既定の角度で回転させて、一定時間が経過した後に混合容器161を振る動作を行い得る。
ベース容器164への化粧品排出が完了すると、第1グリッパ840は、第1-1把持領域8431により混合容器161を把持して回収部112に移動させ得る。
第1グリッパ840は、第3把持領域8461によって部品供給部160に供給された含浸部材168を移動させて、ベース容器164に挿入させ得る。また、第1グリッパ840は、含浸部材168が収容されているベース容器164を第3把持領域8461により把持して吸湿部600に移動させ得る。
第1グリッパ840は、第2-1把持領域8631によりベース容器用フックレバー653を操作して、ベース容器164の位置を移動させ得る。また、第2グリッパ860は、第2グリップボディ861の下面により吸湿道具620に加圧力を提供し得る。
吸湿過程が完了すると、第1グリッパ840は第3把持領域8461によりベース容器164を把持して組立部500に移動させ得る。その後、第1グリッパ840は、第3把持領域8461により部品供給部160に供給されたカバー容器166を把持してベース容器164に結合させ得る。これにより、第2容器の化粧品が完成され得る。
ベース容器164およびカバー容器166の結合により第2容器の化粧品製造が完了すると、結合されたベース容器164およびカバー容器166は、第1グリッパ840の第3把持領域8461により把持されて移動され、溝167に安着し得る。すなわち、第1グリッパ840は、完成された第2容器の化粧品を溝167に安着させ得る。
その後、第2移送ユニット802は、トレイ165を押して溝167に安着した完成済みの化粧品容器(第2容器)を本体100の外部に排出し得る。
以下においては、前記で述べたサンプルを提供する制御方法について、より具体的に説明する。
ユーザは、ユーザインタフェース部130または端末20を介してサンプルを要求し得る。具体的に、ユーザは完製品の提供を受ける前にサンプル提供を先に受けることができ、このような要請をユーザインタフェース部130または端末20に入力し得る。
制御部900は、製造モード受信部950でユーザからのサンプル要請を受信すると、皮膚状態分析部910によってサンプルを要求したユーザの皮膚状態を分析し得る。具体的に、皮膚状態分析部910は、端末20から測定されたデータを受信してユーザの皮膚状態を分析し得る。これにより、制御部900は、ユーザのサンプル要請時点の皮膚状態を分析して、サンプルに反映し得る。または、制御部900は、端末20から既測定されたデータを予め受け取った後に皮膚状態分析部910により皮膚状態を分析することができ、その結果をサンプルに反映しても良い。この際、端末20は、カメラ、水分センサー、油分センサー、色差計など公知の皮膚状態測定手段を含み得る。
本実施例においては、後述する組成比(第1組成比、第2組成比、第4組成比)は、化粧品製造装置10の制御部900にて演算されることを例に挙げて説明するが、本発明の思想はこれに限定されず、端末20とオペレーティングサーバー40にて組成比が演算されることを含み得る。
制御部900は、皮膚状態分析部910により分析された結果に基づいて、組成比決定部920にて化粧料組成比を決定し得る。または、制御部900は、既入力のユーザの皮膚状態情報に基づいて化粧料組成比を決定し得る。この際、組成比決定部920で決定した組成比を第1組成比と言える。
具体的に、制御部900には、それぞれの皮膚状態に応じた組成比データが保存され得る。一例として、制御部900は、Aの皮膚状態の場合はa組成比が適用され、Bの皮膚状態の場合はb組成比が適用され、Cの皮膚状態の場合はc組成比が適用され得るという組成比データが保存され得る。この際、皮膚状態分析部910により分析された結果または既入力のユーザ皮膚状態がAの皮膚状態に近い場合、組成比決定部920は、保存されている組成比データによりAの皮膚状態に適したa組成比で決定し、a組成比に見合う化粧料供給部量を決定し得る。つまり、制御部900は、データベースに保存されているa組成比を第1組成比として決定し得る。
制御部900は、オペレーティングサーバー40からユーザの情報を受け取り、ユーザの情報に基づいて、第1組成比を既定のアルゴリズムで補正した第2組成比を算出し得る。この際、制御部900が受け取るユーザの情報は、ユーザの化粧品購入履歴であり得るが、ユーザの情報はこれに限定されない。
具体的に、ユーザが第1組成比を有する化粧品より明るい色を購入した履歴が多いと、ユーザに第1組成比よりも明るい色を示す第2組成比を算出し得る。逆に、ユーザが第1組成比を有する化粧品よりも暗い色を購入した履歴が多いと、ユーザに第1組成比よりも暗い色を示す第2組成比を算出し得る。したがって、組成比決定部920は、サンプルに適用する組成比を第1組成比または第2組成比で決定し得る。組成比決定部920が第2組成比で組成比を決定すると、ユーザの好みが反映されユーザの満足度をより高め得る。
本実施例において、前述の第1組成比および第2組成比の算出過程が、化粧品製造装置10によって行われることを例に挙げて説明するが、本発明の思想はこれに限定されるものではなく、オペレーティングサーバー40によって第1組成比および第2組成比が算出された後、化粧品製造装置10に伝達されるか、端末20またはユーザインタフェース部130に表示することを含み得る。
制御部900は、組成比決定部920で決定された組成比によりそれぞれの化粧料の吐出量を決定し得る。一例として、サンプルが完製品の1/Nだけの量で提供される場合、制御部900は、組成比決定部920で決定された組成比により、それぞれの化粧料の供給量を1/Nだけの量で決定し得る。
制御部900は、ユーザインタフェース部130または端末20に、組成比決定部920で決定された組成比を伝送し、ユーザインタフェース部130または端末20は、伝達された組成比をユーザに示し得る。
ユーザは、ユーザインタフェース部130または端末20を介して案内された第1組成比または第2組成比を修正し得る。一例として、ユーザは案内された第1組成比または第2組成比から水分度をさらに高めたい場合、水分に関する化粧料の比率をさらに高めるように要請し、案内された第1組成比または第2組成比から粘度をさらに高めたい場合は、粘度に関する化粧料の比率をさらに高めるように要請し得る。この場合、ユーザは、ユーザインタフェース部130または端末20に直接修正事項を入力し得る。これにより、制御部900は、ユーザによって第1組成比または第2組成比から修正された第3組成比情報を受け取り、組成比修正部930にて既存の第1組成比または第2組成比のいずれか1つに修正を加えて、第3組成比として組成比情報を変更し得る。このような組成比修正部930による組成比修正過程は省略されても良い。
化粧品製造装置10は、組成比決定部920で決定されるか、組成比修正部930により修正された組成比に基づいてサンプルを製造し得る。具体的に、制御部900が、化粧料供給部200に混合容器161が提供されるように移送手段800を制御し、これにより、混合容器161に組成比決定部920または組成比修正部930で決定された第1組成比、第2組成比、および第3組成比のいずれか1つによる化粧料が提供され得る。
混合容器161に化粧料の供給が完了すると、制御部900は移送手段800を再び制御して、混合容器161を部品供給部160の溝167に提供し得る。つまり、完製品の1/Nだけの化粧料が貯蔵されたサンプルがトレイ165の溝167に安着され、ユーザに提供され得る。
ユーザは、部品供給部160から伝達されたサンプルを直接使用することができ、使用済みのサンプルを再び部品供給部160の溝167または混合容器支持部163aに返し得る。この際、制御部900は、トレイ165または溝167もしくは混合容器支持部163aに備えられたセンサーによりサンプル返しの有無を感知した後、サンプルを回収し得る。または、サンプルをユーザに提供した後、既定の時間の後でトレイ165を制御してサンプルを回収し得る。この場合、制御部900は、ユーザインタフェース部130または端末20を介して、回収される時間をユーザに通知し得る。既定の時間後にトレイ165に使用後のサンプルが提供されていない場合、制御部900は別の通知によりユーザにサンプル回収信号を送信し得る。
ユーザは、サンプルの使用後、ユーザインタフェース部130または端末20を介して追加の要求を入力し得る。この場合、ユーザは複数のモードのうち少なくとも1つを選択し得る。一例として、複数のモードは、完製品要請モード、サンプル修正要請モード、およびサンプルの廃棄要請モードを含み得る。ここで、ユーザが既に受け取ったサンプルを第1サンプルとし、第1サンプルの後でユーザに伝達されるサンプルを第2サンプルとする。
ユーザが、ユーザインタフェース部130または端末20を介して完製品要請モードを入力すると、制御部900は、製造モード受信部950により完製品要請モードを受信し得る。つまり、ユーザが第1サンプルを使用した後、完製品要請モードに入力すると、第1サンプルと同一組成比を有する化粧料が追加で供給されるものと理解され得る。
具体的に、完製品要請モードが受信されると、制御部900は、移送手段800を制御して、回収した第1サンプルの混合容器161を再び化粧料供給部200に移動させ、化粧料供給部200は、混合容器161に化粧料を追加供給し得る。この際、ユーザが第1サンプルをすべて使用し切っていなかった場合、混合容器161上にサンプル用化粧料が既に貯蔵されているままで提供され得る。したがって、制御部900は、完製品の供給量からサンプル製造時に供給した供給量を除いた化粧料が混合容器161に供給されるように調節し得る。一例として、第1サンプル製造の際、混合容器161の1/Nだけ化粧料が貯蔵されている場合、完製品製造の際は混合容器161の(N-1)/Nだけ化粧料が貯蔵され得る。つまり、完製品製造の際、化粧料が混合容器161に貯蔵可能な量を超えることを防止し得る。
または、化粧料供給部200に提供された第1サンプルの重さを測定した後、制御部900が完製品製造時の化粧料供給部量を調節しても良い。この場合、制御部900は、混合容器161をいっぱい満たすよう化粧料を供給して、ユーザに完製品を提供し得る。
ユーザが、ユーザインタフェース部130または端末20を介してサンプル修正要請モードを入力すると、制御部900は、製造モード受信部950を介して、提供された第1サンプルと異なる組成比の第2サンプルを再要請するサンプル修正要請モードを受信し得る。
つまり、ユーザが第1サンプルを使用した後、サンプル修正要請モードを入力すると、第1サンプルと異なる組成比を有する化粧料が製造され、第2サンプルとしてユーザに提供されるものと理解され得る。
この際、第2サンプルは、化粧料が入った第1サンプルに化粧料が追加され製造されるか、または空の混合容器161に化粧料が新たに再供給され製造され得る。本実施例においては、第2サンプルは、空の混合容器161に化粧料が再び供給され製造されることを例に挙げて説明する。
具体的に、ユーザは、ユーザインタフェース部130または端末20を介して組成比修正データを入力し得る。この場合、ユーザインタフェース部130または端末20に、既存の第1サンプルの組成比(第1組成比、第2組成比、第3組成比のいずれか1つの組成比)が表示され、ユーザは、第1サンプル組成比から所望の組成比への修正要請を入力し得る。つまり、ユーザは、第1組成比、第2組成比、第3組成比のいずれか1つの組成比に修正を加えた第4組成比を入力し得る。一例として、第1サンプルよりも粘度の高い第2サンプルを望む場合、ユーザは、ユーザインタフェース部130または端末20を介して粘度を向上させる化粧料の比率を高くするように組成比を修正し得る。
制御部900は、ユーザによって修正された第4組成比を受信し、これによって制御部900は、組成比の修正が可能かどうかを判断し得る。
組成比の修正が可能であると判断すると、制御部900は、組成比修正部930で第4組成比に組成比を修正し得る。組成比修正部930で組成比の修正が完了すると、制御部900は移送手段800を制御して、第1サンプルに使用された混合容器161と異なる別の混合容器161を化粧料供給部200に位置させ得る。この際、第1サンプルに使用された混合容器161を第1混合容器とし、第1サンプルに使用されていない新しい混合容器161を第2混合容器とする。つまり、組成比修正部930で組成比の修正が完了すると、制御部900は移送手段800を制御して、空の混合容器161である第2混合容器を化粧料供給部200に位置させ、第4組成比を有するように空の混合容器161に化粧料を供給し得る。
前述の組成比は、製品データベースに保存され得る。例えば、製品データベースに保存されている組成比は200個~100000個であり、製品データベースに保存されている組成比が選択され、選択された組成比に応じて化粧料が製造され得る。
しかし、本発明の思想はこれに限定されず、制御部900は移送手段800を制御して回収した第1混合容器を化粧料供給部200に位置させても良い。
化粧料供給部200は、混合容器161のうち第2混合容器に制御部900の制御によって第4組成比による供給量で化粧料を供給し得る。
第4組成比による第2サンプルは、移送手段800により再びトレイ165の溝167に伝達され、ユーザに提供され得る。つまり、ユーザに再度提供される第2サンプルは、最初の第1サンプルと異なる化粧料として提供され得る。また、ユーザに再び提供される第2サンプルは、最初の第1サンプルが入った第1混合容器とは異なる第2混合容器に提供されるか、回収後に化粧料が再供給された第1混合容器に提供され得る。
制御部900は、ユーザにより受信した組成比データに基づいて、組成比の修正が不可能であると判断し得る。一例として、ユーザに提供された第1サンプルは粘度が低くなるように特定の化粧料を投入しており、ユーザが修正要請した第2サンプルの組成比は、最初に供給された特定化粧料が排除されるべきである場合、制御部900は、組成比の修正が不可能であると判断し得る。すなわち、第1サンプルと第2サンプルとが同一の混合容器161で提供される場合、既に製造された第1サンプルから特定の化粧料を除去することができないので、制御部900は組成比の修正が不可能であると判断し得る。または、ユーザが修正要請した第4組成比で第2サンプルを製造するためには、混合容器161が収容可能な化粧料の量よりもさらに多い化粧料が供給されるべきことがあり得る。そうすると、制御部900は組成比の修正が不可能であると判断し得る。本実施例において記載した組成比の修正が不可能な場合は一実施例であるのみ、本発明の思想はこれに限定されない。
ユーザが、ユーザインタフェース部130または端末20を介して第1サンプルの廃棄要請モードを入力すると、制御部900は、製造モード受信部950を介して第1サンプル廃棄要請モードを受信し得る。
第1サンプル廃棄要請モードを受信すると、制御部900は移送手段800を制御して回収した第1サンプルを回収部112に回収し得る。
以下においては、図4、図22および図23を参照して、混合部400についてさらに具体的に説明する。
混合部400は、化粧料供給部200により化粧料の供給が完了した混合容器161が伝達され、混合容器161に収容された複数の化粧料を混合させるための構成である。具体的に、混合部400は、混合容器161を公転運動および自転運動させることにより、混合容器161内の化粧料を混合させ得る。この際、混合部400は、部品供給部160の後側に配置され得る。
具体的に、混合部400は、混合ハウジング410と、第1回転部材402と、第2回転部材404と、回転駆動部430とを含み得る。
混合ハウジング410は、混合部400の全体的な形状を形成するものであり、内部に収容空間を有し得る。つまり、混合ハウジング410は、混合容器161内の化粧料混合が行われ得る空間を提供し得る。この際、混合ハウジング410の内部収容空間に、第1回転部材402、第2回転部材404、および回転駆動部430のうち少なくとも1つが収容され得る。本実施例においては、混合ハウジング410に第1回転部材402、第2回転部材404、および回転駆動部430がいずれも収容されることを例として図示しているが、これは本発明の思想を限定するものではない。
第1回転部材402は、混合部400に伝達された混合容器161を自転運動させ得るものであり、混合容器161が挿入され得る混合容器挿入口406を備え得る。この際、第1回転部材402は、混合容器161が挿入された状態で回転し得る。第1回転部材402は、混合容器161が挿入された状態で回転し得るので、混合容器161を回転運動させ得る。
第2回転部材404は、混合部400に伝達された混合容器161を公転運動させ得るものであり、第1回転部材402を回転させ得る。この際、第1回転部材402が第2回転部材404の中心(M)から所定間隔で離隔して配置されるため、第2回転部材404の回転によって第1回転部材402に収容された混合容器161が公転運動し得る。
具体的に、第2回転部材404は、中心(M)を貫通する第2中心軸(X2)を基準に回転され、第2回転部材404の回転によって、混合部400に伝達された混合容器161が公転運動し得る。この際、第2中心軸(X2)は、第2回転部材404の中央に設けられ、中心(M)を貫通して地面と交差する方向をなし得る。具体的に、第2中心軸(X2)は地面と垂直を成し得る。
また、第1回転部材402は、前述のように混合容器挿入口406を備えて混合容器161を収容し得る。また、第1回転部材402の一部は、第2回転部材404の一方に挿入されて配置され得る。この際、第1回転部材402は、第1回転部材402の長さ方向が地面と所定の角度をなすよう、斜めに第2回転部材404に挿入されて固定され得る。なお、第1回転部材402の長さ方向とは、混合容器161が挿入される方向であり得る。
この際、第1回転部材402は、第2回転部材404上に第2中心軸(X2)から円周方向に所定の距離だけ離隔して配置され得る。これにより、第2回転部材404が第2中心軸(X2)を基準に回転されることによって、第1回転部材402に収容された混合容器161が公転運動し得る。
具体的に、第1回転部材402は、第2中心軸(X2)と異なる第1中心軸(X1)を基準に回転し得る。この際、第1中心軸(X1)は、第1回転部材402の中央に第1回転部材402の長さ方向に沿って設けられ得る。この際、第1回転部材402が第2回転部材404上で第2中心軸(X2)から円周方向に所定の距離だけ離隔されて配置されるので、第1中心軸(X1)は第1回転部材402上で第2中心軸(X2)から離隔されて設けられ得る。また、第1回転部材402は、長さ方向が地面と所定の角度をなすように斜めに第2回転部材404に挿入されて配置されるので、第1中心軸(X1)は、第2中心軸(X2)がなす方向と交差する方向に設けられ得る。
一方、混合容器挿入口406は、混合容器161に対応する形状で設けられ得る。具体的に、混合容器161は、縦断面が角のある構造で形成され、混合容器挿入口406は、前述の混合容器161に対応する形状を有し得る。移送手段800によって混合容器161が混合容器挿入口406に挿入される過程で、移送手段800は、混合容器161が混合容器挿入口406に正確に嵌るように、混合容器161の方向を既定の方向に切り替えてから安着させる過程を行い得る。
回転駆動部430は、第1回転部材402と第2回転部材404とのいずれか1つ以上を回転させ得る。例示的に、回転駆動部430はモータであり得る。本実施例においては、第1回転部材402を回転させる第1駆動部432と、第2回転部材404を回転させる第2駆動部434とがそれぞれ別個で設けられることを例として図示しているが、これは本発明の思想を限定するものではない。他の例として、第1回転部材402と第2回転部材404とは、1つの回転駆動部430によって同時に回転されても良い。
一方、制御部900は、混合部400の駆動を制御し得る。
まず、制御部900は、第1回転部材402および第2回転部材404を既定の時間の間同時に回転させ得る。これにより、混合容器挿入口406に挿入された混合容器161が公転運動すると同時に自転運動し得る。この際、第1回転部材402および第2回転部材404を回転させる時間は、化粧料の総量および種類に応じて可変し得る。
第1回転部材402および第2回転部材404の回転が完了した後、制御部900は、混合容器挿入口406が既定の位置に停止するように混合部400を制御し得る。制御部900による回転の後、混合容器挿入口406が既定の位置に位置するように停止されるので、回転による混合過程が完了した後、移送手段800が混合容器挿入口406から混合容器161を引き出す動作が、常に既定の位置で行われ得る。また、混合容器161が引き出された後、移送手段800は、混合過程が行われるべき次の混合容器161を既定の一定位置に挿入し得る。つまり、移送手段800が第1回転部材402に混合容器161を挿入するか、第1回転部材402から混合容器161を引き出す動作が、常に既定の位置で行われ得る。これにより、移送手段800の制御を容易にし得るという利点がある。具体的に、移送手段800が化粧料供給手段220により化粧料が供給された混合容器161を把持して、混合容器挿入口406に挿入させるために、混合容器挿入口406の位置を感知し、感知された混合容器挿入口406の位置に合わせて混合容器161を移動させる制御過程などが省略され得る。
一方、第1回転部材402および第2回転部材404の回転後に混合容器挿入口406が停止する既定の位置とは、安着部300に最も近い位置であり得る。具体的に、混合容器挿入口406が停止する既定の位置は、混合部400の中心(M)から図3を基準にy軸方向に離れて離隔された方向であり得る。これにより、混合部400における混合過程が完了し、移送手段800の多関節ロボットアーム810が混合容器161を後続工程位置である安着部300に移動させるとき、移動距離が短くなるので、多関節ロボットアーム810の駆動半径を減らし得る。したがって、多関節ロボットアーム810の効率的な駆動が可能となり、工程にかかる時間を短縮させ得るという利点がある。
図24は、本発明の他の実施例による化粧品製造装置を示す斜視図であり、図25は、図24における化粧品製造装置の部品供給部を示す斜視図である。
以下においては、本発明の他の実施例による化粧品製造装置10’について、図24および図25を参照して説明する。ただし、図24および図25に図示の化粧品製造装置10’は、図2に図示の化粧品製造装置に比べて、部品供給部160’の位置が変わり、サービング部700がさらに設けられる点に主な相違点があるので、相違点を中心に説明し、同一部分については、図1~図13で説明した実施例の説明と図面符号とを援用する。
本発明の他の実施例による化粧品製造装置10’は、図1~図13で説明した化粧品製造装置と同様、化粧料貯蔵部140’と化粧料供給部200’と安着部300’と混合部400’と組立部500’と吸湿部600’と移送手段800’と制御部とを含み得る。本実施例において安着部300’と混合部400’とサービング部700とは、部品据置ユニットに含まれるものと理解され得る。
本発明の他の実施例による化粧品製造装置10’の細部構成の配置について説明すると、化粧料供給部200’は本体100’の一方に配置され、部品供給部160’は化粧料供給部200’と向かい合うように本体100’の他方に配置され、部品据置ユニット(安着部300’と組立部500’とサービング部700)は化粧料供給部200’と部品供給部160’との間に配置され得る。
部品供給部160’は、混合容器161’と吐出部材162’とベース容器164’とカバー容器166’と含浸部材168’とが配置されるトレイ169’を含み得る。なお、混合容器161’と構成品とが接触する部品供給部160’のトレイ169’は、化粧品製造空間の床面を形成するベース110’と既定の角度で傾くように配置され、既定の角度は30度~80度、好ましくは45度~60度であり得る。
このように、部品供給部160’のトレイ169’が所定の角度を持つように設計されることにより、移送手段800’が部品供給部160’に保管された部品を把持する際、最適化された経路で移動され得る。
また、部品供給部160’の傾斜面は、上端部に行くほど移送手段800’から遠ざかる形状で形成され、部品が安定して傾斜面上に支持されるようにし得る。
それぞれの部品は、ベース110’に平行するか、ベース110’から遠ざかる方向に並んで配置されて良く、このような配列は、実施例によって1つまたはそれ以上設けられ得る。本実施例においては、それぞれの部品がベース110’と平行する1つの列に配置されることを例に挙げて示すが、本発明の思想はこれに限定されない。ここで、第1容器および第2容器の製作にいずれも使用され得る混合容器161’は、移送手段800’に最も近く配置され得る。一例として、混合容器161’は、部品供給部160’の最下段列に設けられ得る。
また、1つの容器を構成する部品は、互いに隣接するように配置され得る。例えば、部品供給部160’の下方から第1容器を構成する混合容器161’と吐出部材162’とが順次配置され、次いで第2容器を構成するベース容器164’と含浸部材168’とカバー容器166’とが順次配置され得る。
また、本実施例の部品据置ユニットは、化粧料が貯蔵されている混合容器161’または構成品が結合され完成した化粧品容器を本体100’の外部に排出し得るサービング部700を含み得る。
この際、サービング部700の前面には、化粧品容器が本体100’の外部に排出され得るドア(図示せず)が設けられ得る。
サービング部700は、化粧料が貯蔵されている混合容器161’を本体100’の外部に排出するか(サンプル排出)、または組立部500’上で部品が結合されて完成した化粧品容器を本体100’の外部に排出してユーザに提供し得る。サービング部700は、部品の移動距離および移動手段800’として設けられるロボットアームの動作距離を最小化し得るように、安着部300’と組立部500’との間に配置され得る。
また、サービング部700の少なくとも一部は、本体100’の内側と外側を往復できるように設けられ得る。具体的に、移送手段800’が完成済みの化粧品容器(第1容器または第2容器)を把持して、サービング部700に安着させると、サービング部700は本体100’の外部に排出されることにより、化粧品容器がユーザに提供され得る。ここで、移送手段800’がサービング部700を押したり引いたりすることができ、実施例によっては、サービング部700を駆動する別途の駆動装置が設けられても良い。
また、前述のように、化粧料供給部200’が本体に一方に配置され、部品供給部160’が本体の他方に配置され、部品据置ユニットが化粧料供給部200’と部品供給部160’との間に配置されることにより、それに応じて移送手段800’の移動経路が異なり得る。なお、移送手段800’の移動は、制御部によって制御されるものと理解され得る。
具体的に、第1移送ユニット801’は、部品供給部160’に提供された混合容器161’を一方(例えば、テーブル114’上に形成された安着部300’)に移動させ、第2移送ユニット802’は、一方(例えば、安着部300’)に移動された混合容器161’を化粧料供給部200’側に移動させ得る。
その後、第2移送ユニット802’は、化粧料供給部200’にある混合容器161’を混合部400’に移動させ得る。その後、混合部400’が回転して混合容器161’に収容された化粧料が混合され、第2移送ユニット802’は、混合部400’にある混合容器161’を安着部300’に移動させ得る。その後、第2移送ユニット802’は、部品供給部160’にある第1容器または第2容器を構成する構成品を取り出してきて、第1移送ユニット801’と第2移送ユニット802’との動作により、第1容器または第2容器が組み立てられ得る。第1容器と第2容器との組み立ては、前述の実施例と同様であるため、これに関する詳細な説明は省略する。
第1容器または第2容器の組み立て後、第1移送ユニット801’または第2移送ユニット802’は、組み立てが完了した第1容器または第2容器をサービング部700に安着させた後、ユーザに提供し得る。
以下は、前述の実施例の記載である。
項目1は、化粧品製造空間102を提供する本体100と、化粧料を収容し得る混合容器161と化粧品容器を構成する構成品とのうち少なくとも1つを提供し得る部品供給部160と、化粧料貯蔵部140に貯蔵されている1つ以上の化粧料を前記混合容器161に吐出し得る化粧料供給部200と、前記部品供給部160に提供された前記混合容器161と化粧品容器を構成する構成品とのうち少なくとも1つを移動させ得る移送手段800と、前記化粧料貯蔵部140に貯蔵されている1つ以上の化粧料が混合され、前記混合容器161と化粧品容器を構成する構成品とのうち少なくとも1つに収容されるように、前記化粧料供給部200と前記移送手段800とのうち少なくとも1つを制御し得る制御部900とを含む化粧品製造装置が提供され得る。
項目2は、前記化粧品製造装置10は、前記混合容器161に収容された化粧料を混合し得るよう回転可能に設けられる混合部400をさらに含む項目1の化粧品製造装置が提供され得る。
項目3は、前記移送手段800は、前記部品供給部160に提供された前記構成品を部品据置ユニット50に移動させ、前記部品据置ユニット50に移動された前記部品からポンプ型容器で提供される第1容器に組み立てるか、コンパクト型容器で提供される第2容器に組み立てられる複数の移送ユニット801、802を含む、項目1および項目2の化粧品製造装置が提供され得る。
項目4は、前記移送手段800は、互いに独立して移動可能な第1移送ユニット801と第2移送ユニット802を含み、ポンプ型容器を形成する第1容器の組み立ての際、第1移送ユニット801と第2移送ユニット802とのいずれか1つは吐出部材162のキャップ1623を把持し、他の1つは前記吐出部材162のストロー1622が部品据置ユニット50にある混合容器161の入口部1611と整列するように、前記ストロー1622と接触した状態で上下移動可能であり、コンパクト型容器を形成する第2容器の組み立ての際、第1移送ユニット801と第2移送ユニット802とのいずれか1つは前記第2容器を構成するベース容器164を部品据置ユニット50に安着させ、他の1つは混合容器161に収容された化粧料が前記ベース容器164に移動されるよう前記混合容器161を傾け得る、項目1~項目3の化粧品製造装置が提供され得る。
項目5は、前記化粧品製造装置は、前記部品供給部160にある混合容器161と、前記構成品が移動され安着し得る部品据置ユニット50をさらに含み、前記部品据置ユニット50は、ポンプ型容器で提供される第1容器が組み立てられ得る空間を提供する安着部300と、コンパクト型容器で提供される第2容器が組み立てられ得る空間を提供する組立部500とを含む、項目1~項目4の化粧品製造装置が提供され得る。
項目6は、前記部品供給部160にある前記構成品は、第1容器の一部として設けられる吐出部材162を含み、前記移送手段800は、前記部品供給部160から空容器で提供される混合容器161が化粧料を収容するように、前記部品供給部160にある前記混合容器161を前記化粧料供給部200に移動させ、混合容器161に収容された化粧料の混合が行われるように、前記化粧料供給部200にある前記混合容器161を混合部400に移動させ、前記混合容器161を第1容器の一部として提供するように、混合部400にある混合容器161を部品据置ユニット50に移動させ、前記部品供給部160にある前記吐出部材162を前記部品据置ユニット50にある前記混合容器161の上部に移動させて、前記吐出部材162と前記混合容器161とを結合させ得る、項目1~項目5の化粧品製造装置が提供され得る。
項目7は、前記部品供給部160にある前記構成品は、第2容器の一部として設けられる含浸部材168と、前記含浸部材168を収容し得るベース容器164と、含浸部材168を覆うカバー容器166とを含み、前記移送手段800は、前記部品供給部160から空容器で提供される混合容器161が化粧料を収容するように、前記部品供給部160にある前記混合容器161を前記化粧料供給部200に移動させ、前記混合容器161に収容された化粧料の混合が行われるように、前記化粧料供給部200にある前記混合容器161を前記混合部400に移動させ、前記部品供給部160にある前記ベース容器164を部品据置ユニット50に移動させ、前記部品据置ユニット50にある前記ベース容器164が化粧料を収容するように、化粧料を貯蔵している前記混合容器161を前記ベース容器164上部で傾け得る、項目1~項目6の化粧品製造装置が提供され得る。
項目8は、前記化粧料供給部200は、カートリッジ142に貯蔵されている化粧料を一定量で吐出し得る化粧料供給手段220と、前記化粧料供給手段220から移送される化粧料が吐出される複数の吐出口232と、複数の前記吐出口232から吐出される化粧料を前記混合容器161内部に収容し得るように前記混合容器161を固定し、前記吐出口232の下部で移動可能な混合容器移送部250とを含む、項目1~項目7の化粧品製造装置が提供され得る。
項目9は、前記混合部400は、前記混合容器161が挿入され、回転可能な第1回転部材402と、前記第1回転部材402を回転させ得る第2回転部材404とを含み、前記第1回転部材402は、前記第2回転部材404の中心(M)から所定間隔で離隔されるように配置された、項目1~項目8の化粧品製造装置が提供され得る。
項目10は、前記制御部900は、前記混合容器161が挿入された前記第1回転部材402が既定の位置に停止できるよう制御し得る、項目1~項目9の化粧品製造装置が提供され得る。
項目11は、前記構成品は、第2容器の一部として提供されるベース容器164と含浸部材168とを含み、前記化粧品製造装置は、前記ベース容器164に収容された化粧料を含浸部材168に含浸させ得る吸湿部600をさらに含む、項目1~項目10の化粧品製造装置が提供され得る。
項目12は、前記移送手段800の一方にはテーブル114が設けられ、前記吸湿部600は前記テーブル114の下部に設けられ、前記混合容器161と前記構成品のうち少なくとも1つが安着し得る部品据置ユニット50は、前記テーブル114の上部に配置される、項目1~項目11の化粧品製造装置が提供され得る。
項目13は、前記部品供給部160は、前記構成品が載置され得るトレイ165と、第1容器の一部として提供される混合容器161と吐出部材162とを支持し得る第1容器構成品支持部163と、第2容器の一部として提供されるベース容器164と含浸部材168とカバー容器166とを支持し得る第2容器構成品支持部169とを含む、項目1~項目12の化粧品製造装置が提供され得る。
項目14は、制御部900によって組成比を含む製造される化粧品に対するデータを算出する段階と、前記制御部900によって化粧料供給部200と移送手段800とを制御して、化粧料貯蔵部140に貯蔵されている化粧料を前記組成比に応じて前記混合容器161に吐出させる段階と、前記制御部900によって混合部400と移送手段800とを制御して、混合容器161に吐出された化粧料を混合させる段階と、前記制御部900によって前記移送手段800を制御して、前記混合容器161に収容された化粧料を、ポンプ型容器で提供される第1容器とコンパクト型容器で提供される第2容器のうち少なくとも1つに貯蔵してユーザに提供する段階とを含む、項目1~項目13の化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目15は、混合容器161に吐出された化粧料を混合させる段階の後に、制御部900によって前記混合容器161に収容された化粧料がサンプルであると判断される場合、前記混合容器161をユーザに提供し、ユーザから組成比の変更有無の入力を受ける段階をさらに含む、項目1~項目14の化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目16は、前記制御部900によって化粧料供給部200と移送手段800とを制御して、化粧料貯蔵部140に貯蔵されている化粧料を前記組成比に応じて前記混合容器161に吐出させる段階(S20)は、制御部900によって前記移送手段800を制御して、部品供給部160にある前記混合容器161を前記化粧料供給部200に移動させる段階(S210)と、制御部900によって前記化粧料供給部200と前記移送手段800とを制御して、前記組成比に応じて前記混合容器161に化粧料を供給する段階(S220)とを含む、項目1~項目15の化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目17は、前記制御部900によって混合部400と移送手段800とを制御して、混合容器161に吐出された化粧料を混合させる段階は、制御部900によって前記移送手段800を制御して、前記化粧料供給部200にある前記混合容器161を混合部400に移動させる段階と、制御部900によって前記混合部400を制御して、前記混合容器161を自転および公転させて前記混合容器161に貯蔵されている化粧料を混合させる段階とを含む、項目1~項目16の化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目18は、前記制御部900によって前記移送手段800を制御して、前記混合容器161に収容された化粧料をポンプ型容器で提供される第1容器とコンパクト型容器で提供される第2容器とのうち少なくとも1つに貯蔵してユーザに提供する段階は、制御部900によって前記移送手段800を制御して混合された化粧料を収容している混合容器161を部品据置ユニット50に移動させる段階と、制御部900に入力された化粧品の種類が前記第1容器である場合、前記制御部900は前記移送手段800を制御して、部品供給部160にある吐出部材162を部品据置ユニット50上部に移動させ、前記吐出部材162と前記混合容器161とを組み立てて第1容器を形成する段階と、制御部900に入力された化粧品の種類が前記第2容器である場合、前記制御部900は前記移送手段800を制御して、部品供給部160にあるベース容器164と含浸部材168とカバー容器166とを部品据置ユニット50移動させ、前記ベース容器164と前記含浸部材168と前記カバー容器166とを組み立てて第2容器を形成する段階と、制御部900によって移送手段800を制御して、組み立てが完了した前記第1容器または前記第2容器を部品供給部160に移動させる段階とを含む、項目1~項目17の化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目19は、ユーザコンテキストに関する情報が入力され、ユーザの皮膚状態を測定し得る端末20と、前記端末20からデータを収集したり、加工したりして、化粧品製造装置10に伝送し得るオペレーティングサーバー40と、前記端末20と前記オペレーティングサーバー40とのうち少なくとも1つから組成比が伝送されるか、前記端末20と前記オペレーティングサーバー40とのうち少なくとも1つから伝送される情報を加工して組成比を算出し、算出された組成比に応じて化粧品を製造し得る、項目1~項目13の化粧品製造装置10を含む化粧品製造システムが提供され得る。
項目20は、含浸部材に化粧料を含浸させる吸湿部を含む化粧品製造装置であって、前記吸湿部は、前記含浸部材が収容されたベース容器を受け取り、移動可能に設けられるベース容器移送部と、前記ベース容器移送部に安着した前記含浸部材を加圧し得る吸湿道具とを含む、化粧品製造装置が提供され得る。
項目21は、前記吸湿道具は、既定の圧力で前記含浸部材を加圧することができ、前記ベース容器移送部は、前記吸湿道具による含浸が行われる位置に前記ベース容器を移動させ得る、項目20の化粧品製造装置が提供され得る。
項目22は、前記吸湿道具は、昇降可能に提供され、前記ベース容器の定位置状態を維持させる定位置ホルダーと、前記定位置ホルダー内で昇降可能に設けられ、前記含浸部材を加圧する加圧部とを含む、項目20および項目21の化粧品製造装置が提供され得る。
項目23は、前記吸湿道具は、前記定位置ホルダーに外力が加わらないとき前記ベース容器が進入されるように、前記定位置ホルダーが上昇した位置で維持されるように設けられるウエイト部をさらに含む、項目20~項目22の化粧品製造装置が提供され得る。
項目24は、前記定位置ホルダーは、支持台と、前記支持台に設置され、下方に前記ベース容器が安着した前記ベース容器移送部が位置するとき、前記ベース容器が動かないように定位置状態を維持させるホルダー部と、前記支持台に連結され、一方に突出して前記支持台を移動させるためのホルダーレバーと、前記支持台を貫通して高さ方向に延び形成され、前記支持台が高さ方向に昇降するように案内するガイド部を含む、項目20~項目23の化粧品製造装置が提供され得る。
項目25は、前記加圧部は、前記ホルダー部の内部で上下方向にスライドし、前記ホルダー部によって定位置状態で固定された前記ベース容器内部の前記含浸部材を加圧する加圧シリンダと、一部が前記加圧シリンダの中央部を貫通して前記加圧シリンダの内部に挿入され、他の一部は前記加圧シリンダの外部に露出され押されるように突出する加圧ハンドルと、前記加圧シリンダおよび前記加圧ハンドルの間に弾性設置され、前記加圧ハンドルが押されるとき、その外力を前記加圧シリンダに伝達する加圧スプリングとを含む、項目20~項目24の化粧品製造装置が提供され得る。
項目27は、前記ウエイト部は、前記定位置ホルダーに重力反対方向の力が作用するように、前記定位置ホルダーに連結ラインを介して連結される、項目20~項目26の化粧品製造装置が提供され得る。
項目28は、前記ウエイト部は、前記定位置ホルダーに外力が除去されると、前記ウエイト部の重さにより前記定位置ホルダーが上昇するように、前記定位置ホルダーの重さよりも重い重量が設けられる、項目20~項目27の化粧品製造装置が提供され得る。
項目29は、前記ベース容器移送部は、前記吸湿道具の外側から前記吸湿道具の下方位置まで延長して設けられるベース容器用ガイドレールと、前記ベース容器用ガイドレール上に設けられ前記ベース容器用ガイドレールに沿って移動され、一方に前記ベース容器が安着するベース容器用移動ブロックと、前記ベース容器用移動ブロックを移動させるために設けられるベース容器用フックレバーと、前記ベース容器用ガイドレールに平行してベース容器用ガイドレールに沿って延長され、前記ベース容器用移動ブロックの移動が制限されるように前記ベース容器用フックレバーの一方が引っ掛かるフック掛け溝が形成されたベース容器用ストッパーを含む、項目20~項目28の化粧品製造装置が提供され得る。
項目30は、吸湿部を用いて含浸部材に化粧料を含浸させる化粧品製造装置の制御方法において、移送手段によって含浸部材が収容されたベース容器をベース容器移送部に安着させる段階と、移送手段によってベース容器移送部に安着したベース容器を吸湿道具下部に移動させる段階と、移送手段によって前記ベース容器移送部に安着した前記ベース容器を前記吸湿道具の定位置ホルダーで固定する段階と、移送手段によって前記ベース容器の内部に収容された前記含浸部材を前記吸湿道具の加圧部により少なくとも一回以上加圧する段階とを含む、化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目31は、前記含浸部材が収容されたベース容器をベース容器移送部に安着させる段階の前に、移送手段によって空の混合容器に化粧料を収容する段階と、移送手段によって化粧料が収容された混合容器から前記ベース容器に前記化粧料を収容させる段階と、移送手段によって化粧料が貯蔵されている前記ベース容器に前記含浸部材を収容する段階とを含む、項目30の化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目32は、移送手段によって前記ベース容器の内部に収容された前記含浸部材を前記吸湿道具の加圧部により少なくとも一回以上加圧する段階の後に、移送手段によって前記化粧料が含浸された含浸部材を収容しているベース容器を組立部に移動させ、前記ベース容器にカバー容器を結合させる段階と、移送手段によって組み立てられた完製品容器を前記組立部からサービング部に移動させる段階とを含む、項目30~項目31の化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目33は、化粧品製造空間を提供する本体と、化粧料を収容し得る混合容器と化粧品容器を構成する構成品とのうち少なくとも1つを提供し得る部品供給部と、少なくとも1つ以上の化粧料を前記混合容器に吐出するために設けられる化粧料供給部と、含浸部材と化粧料とが収容されたベース容器を受け取り、前記化粧料を前記含浸部材に含浸させるために設けられる吸湿部と、前記部品供給部および前記化粧料供給部に移動可能に設けられ、前記混合容器と前記化粧品容器とを構成する構成品のうち少なくとも1つを把持および移動させ得る移送手段と、ユーザインタフェース部または端末から通信を介して、ユーザが希望する互いに異なる種類の化粧品情報の提供を受け、該化粧品情報に対応する化粧品をその場で製造するために、前記化粧料供給部および前記移送手段のうち少なくとも1つを制御する制御部とを含む、化粧品製造装置が提供され得る。
項目34は、制御部によって、ユーザが選択した化粧品の種類に関するデータを算出する段階と、前記制御部によって化粧料供給部と移送手段とを制御して、少なくとも1つの化粧料を混合容器に吐出する段階と、前記制御部によって混合部と移送手段とを制御して、前記混合容器に収容された化粧料を混合させる段階と、前記制御部によって前記移送手段を制御して、混合された化粧料を収容する前記混合容器を部品据置ユニットに移動させる段階と、前記制御部に入力された化粧品の種類が第1容器である場合、前記制御部は前記移送手段を制御して部品供給部にある吐出部材を前記部品据置ユニットの上部に移動させ、前記吐出部材と前記混合容器とを組み立てて第1容器を形成する段階と、前記制御部に入力された化粧品の種類が第2容器である場合、前記制御部は前記移送手段を制御して、部品供給部にあるベース容器と含浸部材とカバー容器とを部品据置ユニットに移動させ、前記ベース容器と前記含浸部材と前記カバー容器とを組み立てて第2容器を形成する段階と、前記制御部によって移送手段を制御して、組み立てが完了した前記第1容器または前記第2容器を部品供給部に移動させてユーザに提供する段階とを含む、化粧品製造方法が提供され得る。
項目35は、化粧料を貯蔵し得る容器本体と、前記容器本体を覆うことができる、本体蓋を支持して移動させ得る移送手段とを含み、前記移送手段は、化粧料を貯蔵し得る前記容器本体を部品据置ユニットに安着させ、前記部品据置ユニットに安着した前記容器本体を前記本体蓋で密閉し得るよう移動可能である、化粧品製造装置が提供され得る。
項目36は、前記移送手段は、ロボットアーム制御部から他方に延長される第1移送ユニットと、前記ロボットアーム制御部から一方に延長される第2移送ユニットとを含み、前記第1移送ユニットおよび前記第2移送ユニットは、互いに異なる役割を行う、項目35の化粧品製造装置が提供され得る。
項目37は、前記第1移送ユニットは第1グリッパを含み、前記第2移送ユニットは第2グリッパを含み、前記第1グリッパおよび前記第2グリッパは、前記部品の一方を選択的に把持する、項目35および項目36の化粧品製造装置が提供され得る。
項目38は、前記第1グリッパおよび前記第2グリッパは、第1容器の容器本体の形状に対応し、前記第1容器の容器本体を選択的に把持する第1把持領域と、前記第1把持領域の内側に形成される第2把持領域を含む、項目35~項目37の化粧品製造装置が提供され得る。
項目39は、前記第1グリッパは、前記第1容器と異なる形状の第2容器の部品を選択的に把持する第3把持領域を含む、項目35~項目38の化粧品製造装置が提供され得る。
項目40は、前記第2グリッパは、前記第1容器の吐出部材のストローをガイドする第4把持領域を含む、項目35~項目39の化粧品製造装置が提供され得る。
項目41は、前記第4把持領域は、前記第1容器の入口部よりも小さい直径を有するように形成され、前記ストローよりも大きい直径を有するように形成され、前記第2グリッパにより前記ストローの位置が整列された後、前記第1グリッパにより前記ストローが前記第1容器の容器本体内部に挿入される、項目35~項目40の化粧品製造装置が提供され得る。
項目42は、前記第1把持領域の一方に摩擦パッドが突出して設けられ、前記摩擦パッドは弾性を持つ素材からなる、項目35~項目41の化粧品製造装置が提供され得る。
項目43は、前記第2把持領域は、球状のレバーを選択的に把持する、項目35~項目42の化粧品製造装置が提供され得る。
項目44は、前記第1移送ユニットおよび前記第2移送ユニットは、多関節ロボットアームからなる、項目35~項目43の化粧品製造装置が提供され得る。
項目45は、部品を選択的に支持して移送させる化粧品製造装置の制御方法において、移送手段が、化粧料が貯蔵されている容器本体を部品据置ユニットに安着させる段階と、前記移送手段が前記容器本体と結合され得る本体蓋を前記部品据置ユニットに移動させる段階と、前記移送手段が、前記部品据置ユニットに安着した前記容器本体と前記本体蓋とを結合させて化粧品を完成させる段階とを含む、化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目46は、前記移送手段は、互いに独立して移動可能な第1移送ユニットと第2移送ユニットとを含み、前記本体蓋はストローが設けられる吐出部材を含み、前記移送手段が、部品据置ユニットに安着した前記容器本体と前記本体蓋とを結合させて化粧品を完成させる段階は、前記第1移送ユニットが前記吐出部材を把持して、前記容器本体の上方に配置させる段階と、前記第2移送ユニットが、前記ストローの一端部を前記容器本体の入口部上方に整列させる段階と、前記第1移送ユニットが前記吐出部材を下降させ、前記ストローの少なくとも一部を前記容器本体の内側に挿入させる段階と、前記第2移送ユニットと前記第1移送ユニットとが互いに干渉しないように前記第2移送ユニットを前記容器本体が位置していない一方に移動させる段階と、前記第1移送ユニットが前記吐出部材を下降させ、前記容器本体を密閉させる段階とを含む、項目45の化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目47は、前記移送手段が、化粧料が貯蔵されている容器本体を部品据置ユニットに安着させる段階の前に、前記移送手段が部品供給部に供給された前記容器本体を化粧料供給部側に移動させ、前記容器本体に化粧料を貯蔵する段階をさらに含む、項目45および項目46の化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目48は、前記移送手段が、前記部品据置ユニットに安着した前記容器本体と前記本体蓋とを結合させて化粧品を完成させる段階の後に、前記移送手段が完成済みの前記化粧品を溝に移動させる段階をさらに含む、項目45~項目47の化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目49は、部品を選択的に支持して移送させる化粧品製造装置の制御方法において、移送手段が、化粧料が貯蔵されている容器本体を部品据置ユニットに安着させる段階と、前記移送手段が、前記容器本体と異なる形状のベース容器を前記部品据置ユニット側に移動させる段階と、前記移送手段が前記容器本体に貯蔵されている前記化粧料を前記ベース容器に排出させる段階と、前記移送手段が、化粧料が貯蔵されている前記ベース容器に含浸部材を収容させる段階と、前記移送手段が、前記含浸部材が収容された前記ベース容器とカバー容器とを結合させる段階とを含む、化粧品製造装置の制御方法が提供され得る。
項目50は、サンプルを提供し得る化粧品製造装置であって、サンプルおよび完製品を移送し得る移送手段と、移送手段を制御し、製造モード受信部を介してサンプル受領モードを受信する制御部とを含み、制御部によって化粧料供給部の化粧料吐出量を制御して、サンプルは完製品と同一の化粧料の組成比で提供されるが、完製品よりも少量で提供される化粧品製造装置である。
項目51は、制御部は、修正組成比データを受信する組成比修正部をさらに含む、項目50の化粧品製造装置である。
項目52は、製造モード受信部は複数のモードを受信し、複数のモードは、既伝達の第1サンプルと同一組成比の完製品を要請する完製品要請モードと、第1サンプルと異なる組成比の第2サンプルを再要請するサンプル修正要請モードと、第1サンプルの廃棄要請モードとを含む、項目50および項目51の化粧品製造装置である。
項目53は、完製品要請モードを受信する場合、制御部は化粧料供給部と移送手段とを制御して、第1サンプルと同一組成比の完製品を提供する、項目50~項目52の化粧品製造装置である。
項目54は、サンプル修正要請モードを受信する場合、制御部は化粧料供給部と移送手段とを制御して、第1サンプルと異なる組成比の第2サンプルを提供する、項目50~項目53の化粧品製造装置である。
項目55は、一方向に移動可能であり、サンプルと完製品とを外部に排出し得る部品供給部を含む、項目50~項目54の化粧品製造装置である。
項目56は、サンプルを提供し得る化粧品製造装置の制御方法において、製造モード受信部によりサンプル受領モードを受信する段階と、組成比決定部で決定された組成比をもって、完製品よりも少量でサンプルを製造する段階と、移送手段によりサンプルを提供する段階とを含む、化粧品製造装置の制御方法である。
項目57は、移送手段によりサンプルを提供する段階は、制御部によって移送手段を制御して、サンプルを部品供給部に安着させる段階と、制御部によって移送手段を制御して、部品供給部を移動させて本体の外部に排出する段階とを含む、項目56の化粧品製造装置の制御方法である。
項目58は、移送手段によりサンプルを提供する段階の後に、製造モード受信部により追加要請を受信する段階と、サンプルのうち既提供の第1サンプルを回収する段階とを含む、項目56および項目57の化粧品製造装置の制御方法である。
項目59は、第1サンプルを回収する段階は、制御部により部品供給部に安着した第1サンプルを感知する段階と、制御部によって移送手段を制御して部品供給部に安着した第1サンプルを回収部に回収する段階とを含む、項目56~項目58の化粧品製造装置の制御方法である。
項目60は、追加要請が完製品受領モードの場合、第1サンプルを回収する段階の後に、回収した第1サンプルに第1サンプルと同一組成比の化粧料を追加して完製品を製造する段階と、移送手段により完製品を提供する段階とを含む、項目56~項目59の化粧品製造装置の制御方法である。
項目61は、追加要請がサンプル修正要請モードの場合、第1サンプルを回収する段階の後に、第1サンプルと異なる組成比データを受信する段階と、組成比データをもって組成比修正部で組成比を変更する段階とを含む、項目56~項目60の化粧品製造装置の制御方法である。
項目62は、組成比データをもって組成比修正部で組成比を変更する段階の後に、変更された組成比の第2サンプルを製造する段階と、移送手段により第2サンプルを提供する段階とを含む、項目56~項目61の化粧品製造装置の制御方法である。
項目63は、変更された組成比の第2サンプルを製造する段階は、回収した第1サンプルに第1サンプルと異なる組成比で化粧料を追加して第2サンプルを製造する、項目56~項目62の化粧品製造装置の制御方法である。
項目64は、組成比データをもって組成比修正部で組成比を変更する段階の後に、変更された組成比の第2サンプルの製造が不可能である場合、第2サンプル製造不可通知を出力する段階と、回収した第1サンプルを廃棄する段階とを含む、項目56~項目63の化粧品製造装置の制御方法である。
項目65は、追加要請が第1サンプル廃棄要請モードの場合、第1サンプルを回収する段階の後に、回収した第1サンプルを廃棄する段階を含む、項目56~項目64の化粧品製造装置の制御方法である。
項目66は、第2中心軸を基準に回転し得る第2回転部材と、第2回転部材の一方に設けられ、混合容器が挿入され得る混合容器挿入口を含む第1回転部材と、第2回転部材が回転した後に停止した状態で、混合容器挿入口が既定の位置に位置するよう第2回転部材の回転を制御する制御部とを含む、化粧品製造装置である。
項目67は、第1回転部材は、第2中心軸とは異なる第1中心軸を中心に回転し得る、項目66の化粧品製造装置である。
項目68は、第1回転部材の回転により混合容器挿入口に挿入された混合容器が自転運動し、第2回転部材の回転により混合容器挿入口に挿入された混合容器が公転運動する、項目66および項目67の化粧品製造装置である。
項目69は、第2中心軸は地面と垂直を成し、第1中心軸は第2中心軸と交差する方向に設けられる、項目66~項目68の化粧品製造装置である。
項目70は、第1回転部材は、第2回転部材上において第2中心軸から円周方向に離隔される、項目66~項目69の化粧品製造装置である。
項目71は、混合容器挿入口は、混合容器に対応する形状で設けられる、項目66~項目70の化粧品製造装置である。
項目72は、混合容器は、縦断面が角のある構造で設けられる、項目66~項目71の化粧品製造装置である。
項目73は、移送手段を介して複数の化粧料が収容された混合容器を受け取り、混合部の混合容器挿入口に挿入させる段階と、第2回転部材を第2中心軸を基準に回転させる段階と、第2回転部材の回転が完了した後、制御部により混合容器挿入口が既定の位置で停止するように制御する段階と、移送手段を介して化粧料混合が完了した混合容器を後続工程の位置に伝達する段階とを含む、化粧品製造装置の制御方法である。
項目74は、制御部により混合容器挿入口が既定の位置で停止するように制御する段階の前に、第1回転部材を第2中心軸とは異なる第1中心軸を基準に回転させる段階をさらに含む、項目73の化粧品製造装置の制御方法である。
項目75は、第2中心軸を基準に第2回転部材を回転させる段階と、第1中心軸を基準に第1回転部材を回転させる段階とは、同時に行わる、項目73~項目74の化粧品製造装置の制御方法である。
項目76は、混合容器を混合容器挿入口に挿入させる段階の前に、移送手段が混合容器の方向を既定の方向に転換する段階をさらに含む、項目73~項目75の化粧品製造装置の制御方法である。
項目77は、混合容器を混合容器挿入口に挿入させる段階の前に、化粧料供給部により空の混合容器に複数の化粧料を収容させる段階と、移送手段により化粧料収容が完了した混合容器を把持する段階と、移送手段が混合容器を混合部伝達する段階とをさらに含む、項目73~項目76の化粧品製造装置の制御方法である。
以上、本発明の実施例による化粧品製造装置、化粧品製造装置の制御方法、および化粧品製造システムを具体的な実施形態として説明したが、これは例示に過ぎないものであり、本発明はこれに限定されるものではなく、本明細書に開示された基礎思想に基づく最も広い範囲を有するものと解釈されるべきである。当業者は、開示された実施形態を組合、置換して摘示されていない実施形態を実施し得るが、これもまた本発明の範囲を逸脱しないものである。さらに、当業者は、本明細書に基づいて開示された実施形態を容易に変更または変形することができ、このような変更または変形も本発明の権利範囲に属することは明らかである。