JP7846935B1 - 基材への付着性が良好な塗料組成物 - Google Patents

基材への付着性が良好な塗料組成物

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Abstract

【課題】基材との付着性、耐水性に優れる塗料組成物を提供する。また、前記塗料組成物を用いて、物品に形成された既存塗膜の損傷箇所を補修する方法を提供する。
【解決手段】水酸基含有成分(a)とイソシアネート含有成分(b)を含むウレタン塗料組成物であって、前記水酸基含有成分(a)が水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)を含み、前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)は、ガラス転移温度が85℃以下であり、かつ、水酸基価(固形分換算)Xが10mgKOH/g以上180mgKOH/g以下であり、数平均分子量Yが2,000以上20,000以下であり、前記Xと前記Yの比率によって表される「X/Y×100」が、0.10以上5.00以下であることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、基材への付着性が良好な塗料組成物に関する。
近年、塗装の態様は多様化し、プラスチック基材への適用に対する要求が増えている。しかしながら、表面自由エネルギーが大きい金属やガラス等の基材に対し、表面自由エネルギーが小さいプラスチック基材に対しては、塗料が付着しにくいことが指摘されている。特に、非特許文献1に示されるFowkesの式の拡張(北崎・畑理論)によって算出される表面自由エネルギーが40mJ/m未満であるポリプロピレン、ポリエチレン等のオレフィン系基材;ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系の基材に対して塗料を付着させるには、一般的に、専用のプライマーを塗装する、または、表面処理を施すことが必要である。
なお、前記非特許文献1では表面張力が示されているが、ここでは数値の大小を比較して議論するために、等価な次元単位として表面自由エネルギーに置き換えている。以下においても同様に、表面自由エネルギーにて議論する。
非特許文献2では、ポリオレフィン系プラスチック素材への塩素含有付着付与剤の付着機構を解明し、その機構を利用して非塩素付着付与剤について検討し、付着性に関する3つの要素が開示されている。すなわち、第1に、付着付与剤はプラスチック素材への浸透と凝集力によって付着力が発現すること、第2に、付着力は最適な浸透溶剤の使用と相溶性を改良する事によって向上すること、第3に、非塩素系付着付与剤として供試したアクリルホモポリマーにおいては、特定の溶解性パラメーターとアクリル側鎖のモル体積の両方の条件を満たす樹脂の浸透性が高くなること、の3点である。
また、非特許文献3では、様々な表面特性を有するプラスチック素材に対する水系塗膜の付着性について検討し、前記塗膜の表面自由エネルギーが前記プラスチック素材の臨界表面張力よりも低い場合に、前記塗膜の付着性が良好であることが開示されている。
これらの非特許文献にて理論的に考察されている要素だけではなく、実際の塗料設計においては、塗膜のプラスチック基材への付着性だけでなく、塗料のポットライフや貯蔵安定性、塗膜の硬度や耐候性といった様々な要素を複合的に考慮する必要がある。
特許文献1では、1コートによってもプラスチック素材への付着性、耐汚染性(耐オレイン酸性及び耐乳酸性)と仕上り性に優れる塗膜を得ることができるプラスチック用塗料組成物が開示されている。前記プラスチック用塗料組成物は、重量平均分子量が3,000~20,000、水酸基価が100~200mgKOH/gの範囲内である水酸基含有アクリル樹脂、ポリイソシアネート化合物、硬化触媒、シリコン系表面調整剤及びアクリル系表面調整剤を必須とする表面調整剤を含有する塗料組成物である。また、硬化塗膜の耐汚染性の観点から、該塗料組成物を乾燥膜厚が30±5μmになるように塗装し80℃20分間焼付けて硬化させたときの硬化塗膜のガラス転移温度が100℃以上、かつ該硬化塗膜の架橋間分子量が900g/mol以下であることを特徴としている。
特許文献2では、密着性、耐薬品性および耐擦傷性に優れる塗膜を得ることができる二液型ポリウレタンコーティング剤が開示されている。前記コーティング剤は、ポリイソシアネート成分およびポリオール成分を含み、前記ポリイソシアネート成分は、脂肪族ポリイソシアネートを含み、前記ポリオール成分は、アクリルポリオールを含み、前記アクリルポリオールの平均水酸基価が、60mgKOH/g以上150mgKOH/g以下であり、前記アクリルポリオールのガラス転移温度が、70℃以上100℃以下であることを特徴とする。
一般に、ポリオール成分の平均水酸基価を低くすると、密着性を向上できるものの、耐薬品性および耐擦傷性が低下する傾向がある。また、ポリオール成分のガラス転移温度を低くすると、密着性および耐擦傷性を向上できるものの、耐薬品性が低下する傾向がある。しかしながら、前記コーティング剤によって得られる塗膜は、密着性、耐薬品性および耐擦傷性のバランスが取れている。この理由について、明細書にて次のように考察されている。
ポリイソシアネート成分とポリオール成分(アクリルポリオール)との反応が進むと、ネットワークが形成されるが、アクリルポリオールのガラス転移温度が高いと、このネットワークが剛直になり、反応後のアクリルポリオールの運動が抑制される。そうすると、アクリルポリオールの反応性が低下し、反応に預からない官能基が増え(すなわち、ネットワークを形成しないアクリルポリオールが増える)、その結果、剛直でありながらも、比較的緩いネットワークが形成される。そのため、剛直さに起因して、耐薬品性および耐擦傷性が向上し、緩いネットワークに起因して、密着性が向上する。
一方、塗装には、塗装時における希釈溶剤の揮散、塗膜の乾燥工程における乾燥炉使用によるエネルギー消費、塗装後の廃液処理といった課題があり、昨今の地球環境問題や作業環境改善の観点から、塗装代替手段として加飾フィルムが着目されている。特に、非特許文献4にて示されるように、TOM(Three dimension Overlay Method)工法と呼ばれる3次元加飾工法は、基材の材質を問わず、3次元大型製品に対応可能である特徴を有するため、自動車の内外装材、家電、電子材料、建材等の幅広い分野に応用されている。
よって、将来的に、加飾フィルムによって加飾層が形成された自動車外装材の補修が求められることが予想される。ただし、加飾技術によって、損傷箇所をスポット的に補修するのは難しく、時間的および経済的観点から、従来の補修用塗料を用いた方法を採用する必要がある。しかしながら、塗膜と比較して、硬度や伸びの点で異なる加飾フィルムに対しては、従来の補修用塗料をそのまま適用できない可能性がある。特に、付着性や仕上がり性の点で懸念がある。
例えば、非特許文献5では、「テクノロイ(登録商標)」シリーズ(住友化学(株)製、アクリルフィルム)について開示されている。同シリーズは、優れたアクリル樹脂の表面硬度を維持したままで、割れやすさ(脆さ)を改良するために、ゴム弾性を有する粒子をアクリル樹脂の海成分に対して島成分となるように分散させた構造となっている。よって、加飾フィルムとして使用されるフィルムの種類によっては、補修用塗料が十分に付着しない可能性がある。
このように、加飾フィルムとして使用されているフィルムの種類まで特定して、最適な補修用塗料を選定することは、塗装者にとって負担が大きい。
特開2014-019714号公報 特開2021-011544号公報
日本接着協会誌,Vol.8,P131-140,1972年,「Fowkes式の拡張と高分子固体の表面張力の評価 塗料の研究,No.143,2005年,「プラスチック素材への付着付与機構に関する研究 DNTコーティング技報,No.10,2010年,「表面特性の異なるプラスチック素材への水系塗料の付着に関する研究」 日本画像学会誌,第48巻,第4号,P277-284,2009年,「3次元表面加飾技術(TOM工法)の開発と展開」 技術誌 住友化学,2006年,「高付加価値アクリルフィルム テクノロイ(登録商標)の開発」
本発明は上記背景を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、基材との付着性および耐水性に優れる塗料組成物を提供することである。また、前記塗料組成物を用いて、物品に形成された既存塗膜の損傷箇所を補修する方法を提供することである。
本発明者らは、前記課題を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、特定の水酸基含有成分(a)とイソシアネート含有成分(b)を含むウレタン塗料組成物が、基材に対する付着性に優れることを見出した。特に、基材に対する付着性は、前記イソシアネート含有成分(b)の組成による寄与と比較して、前記水酸基含有成分(a)による寄与が支配的であることを見出した。
より具体的には、前記水酸基含有成分(a)は、水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)を含み、前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)が次の各条件を全て満たす場合に、基材に対する付着性に有利に作用することを見出した。
第1の条件:ガラス転移温度が85℃以下であること。
第2の条件:水酸基価(固形分換算)Xが10mgKOH/g以上180mgKOH/g以下であること。
第3の条件:数平均分子量Yが2,000以上20,000以下であること。
第4の条件:前記Xと前記Yの比率によって表される「X/Y×100」が、0.10以上5.00以下であること。
本発明によれば、基材に対する付着性が良好な塗料組成物を得ることができる。また、前記塗料組成物は、物品に形成された既存塗膜の損傷箇所の補修に適用することができる。
なお、前記基材には、加飾フィルムによって形成される加飾層も含むものとする。また、前記塗料組成物は、加飾フィルムが貼られた加飾物品(以下、単に「加飾物品」と略記する)の損傷箇所の補修に適用することができる。
本発明の塗料組成物を用いて、基材に直接塗装された場合における、一実施態様を示す塗膜の断面図である。 本発明の塗料組成物を用いて、物品に形成された既存塗膜の浅い傷に対する補修がされた場合における、一実施態様を示す補修塗膜の断面図である。 本発明の塗料組成物を用いて、物品に形成された既存塗膜の深い傷に対する補修がされた場合における、一実施態様を示す補修塗膜の断面図である。 本発明の塗料組成物を用いて、加飾物品の浅い傷に対する補修がされた場合における、一実施態様を示す補修塗膜の断面図である。 本発明の塗料組成物を用いて、加飾物品の深い傷に対する補修がされた場合における、一実施態様を示す補修塗膜の断面図である。
なお、本発明においては、パテで凹凸を埋める必要がないような損傷を「浅い傷」、パテで凹凸を埋める必要があるような損傷を「深い傷」としている。例えば、図3に示すように、物品の基材に達すような損傷はパテで凹凸を埋めることが好ましい。
また、車両補修、特に部分補修においては、補修部位とその周囲の非補修部位との間に色味の差異が生じないように、補修部位をピンポイントで塗装するのではなく、「ぼかし塗装」という手法が用いられる。図2~5における補修塗膜は曲面で示されているが、前記ぼかし塗装が施されたことを表している。
さらに、加飾フィルムは、複数のフィルムが積層されたものであるが、図4および図5では各層の詳細や層構成には触れず、単に「加飾物品」として簡易的に示し、加飾物品の損傷の程度によって場合分けして議論している。
以下、本発明に用いられる各成分について詳細に説明する。なお、以下の説明において例示する原料は、本発明の構成を限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更を加えてもよい。
<水酸基含有成分(a)>
本発明の水酸基含有成分(a)は、少なくとも、水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)を含む。前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)は、ガラス転移温度が85℃以下であり、かつ、水酸基価(固形分換算)Xと数平均分子量Yの比率によって表される「X/Y×100」(以下、「水酸基指数」と定義する)が、0.10以上5.00以下であることを特徴とする。
ここで、前記水酸基指数とは、単位分子量当たりに存在する水酸基の個数を表す指標である。すなわち、前記水酸基指数が低いほど単位分子量あたりの水酸基の個数が少なく、後述するイソシアネート含有成分(b)との反応による架橋が粗になる。一方、前記水酸基指数が高いほど単位分子量あたりの水酸基の個数が多く、後述するイソシアネート含有成分(b)との反応による架橋が密になる。
特許文献1として示した特開2014-019714号公報では、プラスチック素材への付着性、耐汚染性(耐オレイン酸性及び耐乳酸性)と仕上り性に優れる塗膜を得ることができるプラスチック用塗料組成物について、硬化塗膜の架橋間分子量が一定の値以下であることを規定している。このような架橋間分子量は、硬化塗膜を動的粘弾性測定装置によって評価し、理論式を適用して算出される。一方、前記水酸基指数は、塗料組成物の基材への付着性に関する水酸基含有成分による寄与を示した指標であるという点で異なる。本発明によれば、前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)と前記イソシアネート含有成分(b)の反応をさせることなく基材への付着性の予測が可能となるので、反応温度やNCO/OHといった反応条件に影響を受けない。
また、特許文献2として示した特開2021-011544号公報では、アクリルポリオールのガラス転移温度が高く、ポリイソシアネート成分との反応によって形成されるネットワークが剛直になるにもかかわらず、密着性が向上することについて考察している。前記考察では、ネットワークを形成しないアクリルポリオールが増えることで、比較的緩いネットワークが形成されるとしているが、前記水酸基指数の考え方とは異なるものである。
また、前記水酸基含有成分(a)には、前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)とは異なる水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)、(メタ)アクリル成分ではない他の水酸基含有成分(a3)を含んでいても構わないが、これらの水酸基含有成分(a)の総合計固形分100重量部に対して、前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)の固形分が、5重量部以上であることが好ましい。10重量部以上であることがより好ましい。前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)の固形分を含むことにより、基材への付着性を向上させることができるが、5重量部以上であることにより付着性が安定して得やすくなる点で好ましい。
(a1)~(a3)の各成分は、それぞれ単独で用いることもできるが、2種以上を併用することもできる。また、前記水酸基含有成分(a)の形態に特に制限はなく、溶液でもよいし、分散体でもよい。無溶媒の形態として用いることもできる。また、他の水酸基含有成分(a3)等の各水酸基含有成分(a)は、塗膜構成要素でも構わないし、添加剤としてでも構わないし、その配合形態を問うものではない。
<水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)>
本発明における水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)は、既報に従って合成してもよいし、既製品を使用してもよい。既報に従って合成する場合、水酸基を有する(メタ)アクリルモノマーを必須成分とし、カルボキシル基を有する重合性不飽和モノマー、その他の重合性モノマーを併せて用いることができる。
前記水酸基を有する(メタ)アクリルモノマーとしては、特に制限はないが、例えば、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸と多価アルコールとのエステル化物;前記エステル化物にε-カプロラクトンが開環付加したラクトン変性(メタ)アクリレート; N-ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、N-ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド等の含窒素重合性不飽和モノマー;アリルアルコ-ル;ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート等のポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらは単独で用いることもできるが、2種以上を併用することもできる。
前記カルボキシル基を有する重合性不飽和モノマーとしては、特に制限はないが、例えば、メチル(メタ)アクリレート、n-ブチル(メタ)アクリレート、iso-ブチル(メタ)アクリレート、tert-ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、n-オクチル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、tert-ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、アダマンチル(メタ)アクリレート、アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸のアルキルエステルまたはシクロアルキルエステル等;(メタ)アクリル酸、マレイン酸等の酸成分;(メタ)アクリルアミド、N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド、ダイアセトンアクリルアミド等の含窒素重合性不飽和モノマー;グリシジル(メタ)アクリレート、3,4-エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレート、3,4-エポキシシクロヘキシルエチル(メタ)アクリレートのエポキシ基を有する重合性不飽和モノマー;メトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート等のアルコキシポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート等のアルコキシ基を有する重合性不飽和モノマー;ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレート等のポリアルキレングリコールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらは単独で用いることもできるが、2種以上を併用することもできる。
その他の重合性モノマーとしては、特に制限はないが、例えば、スチレン、α-メチルスチレン、ビニルトルエン等のビニル基を有する芳香族重合性モノマー;ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ-(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ-(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリエトキシシラン等のアルコキシシリル基を有する重合性モノマー等が挙げられる。
これらは単独で用いることもできるが、2種以上を併用することもできる。
本発明における水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)のガラス転移温度は、0℃以上85℃以下であることが好ましく、10℃以上70℃以下であることがより好ましい。
ガラス転移温度が0℃未満の場合には、塗膜にタックが生じやすい。
ガラス転移温度が85℃を超える場合には、基材への付着性が不十分となるおそれがある。
なお、共重合体の見掛けのガラス転移温度Tg(絶対温度)は、以下の式(1)(Foxの式)に基づいて算出することができる。
1/Tg=W1/Tg1+W2/Tg2+W3/Tg3+・・・+Wi/Tgi (1)
ここで、添え字の1,2,3,・・・iは構成単量体成分を示し、Wiは構成単量体成分iの重量分率、Tgiは構成単量体成分iのホモポリマーのガラス転移温度(絶対温度)を表す。
本発明における水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)の水酸基価(固形分換算)Xは、10mgKOH/g以上180mgKOH/g以下であることが好ましく、15mgKOH/g以上160mgKOH/g以下であることがより好ましい。15mgKOH/g以上120mgKOH/g以下であることがさらに好ましい。
水酸基価(固形分換算)Xが10mgKOH/g未満の場合には、後述するイソシアネート含有成分(b)との反応によって得られる塗膜について、1分子当たりの架橋点が少なくなるので、耐水性が悪化するおそれがある。
水酸基価(固形分換算)Xが180mgKOH/gを超える場合には、後述するイソシアネート含有成分(b)との反応によって得られる塗膜について、1分子当たりの架橋点が多くなるので、基材への付着性が不十分となるおそれがある。
本発明における水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)の数平均分子量Yは、2,000以上20,000以下であることが好ましく、2,500以上15,000以下であることがより好ましい。
数平均分子量Yが2,000未満の場合には、後述するイソシアネート含有成分(b)との反応によって得られる塗膜について、十分な耐水性が得られないおそれがある。
数平均分子量Yが20,000を超える場合には、後述するイソシアネート含有成分(b)との相溶性が悪化するおそれがある。
なお、本発明における数平均分子量は、GPCによるポリスチレン換算の値である。例えば、実施例における測定条件は、カラム(昭和電工株式会社製 KF-805L×2)の温度を35℃、溶離液としてテトラヒドロフラン(THF)、流速を1.0mL/minとし、検出をRI検出器(示差屈折計)で行い、試料濃度を0.3質量%としたものである。
本発明における水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)の水酸基指数は0.10以上5.00以下であることが好ましく、0.25以上3.50以下であることがより好ましい。
水酸基指数が0.10未満または5.00を超える場合には、基材への付着性が不十分となるおそれがある。
<水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)>
本発明における水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)は、前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)とは異なる成分である。より具体的には、ガラス転移温度が85℃を超える、および/または、水酸基指数が5.00を超える成分である。前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)と同様に、既報に従って合成してもよいし、既製品を使用してもよい。
本発明における水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)の水酸基価(固形分換算)Xは、40mgKOH/g以上180mgKOH/g以下であることが好ましく、60mgKOH/g以上170mgKOH/g以下であることがより好ましい。
水酸基価(固形分換算)Xが40mgKOH/g未満の場合には、後述するイソシアネート含有成分(b)との反応によって得られる塗膜について、1分子当たりの架橋点が少なくなるので、耐水性が悪化するおそれがある。
水酸基価(固形分換算)Xが180mgKOH/gを超える場合には、後述するイソシアネート含有成分(b)との反応によって得られる塗膜について、1分子当たりの架橋点が多くなるので、基材への付着性が不十分となるおそれがある。
本発明における水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)の数平均分子量Yは、2,000以上20,000以下であることが好ましい。
数平均分子量Yが2,000未満の場合には、後述するイソシアネート含有成分(b)との反応によって得られる塗膜について、十分な耐水性が得られないおそれがある。
数平均分子量Yが20,000を超える場合には、後述するイソシアネート含有成分(b)との相溶性が悪化するおそれがある。
<他の水酸基含有成分(a3)>
本発明における他の水酸基含有成分(a3)は、(メタ)アクリル成分以外の水酸基含有成分である。既報に従って合成してもよいし、既製品を使用してもよい。
このような成分としては特に制限はないが、例えば、ポリエステルポリオール;ポリエーテルポリオール;ポリカーボネートポリオール;ポリウレタンポリオール;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール等のポリアルキレングリコール等が挙げられる。また、ポリエステルポリウレタンポリオールのように、これらの組み合わせであってもよい。
<イソシアネート含有成分(b)>
本発明におけるイソシアネート含有成分(b)は、前記水酸基含有成分(a)中の水酸基と反応し得る成分であり、脂肪族イソシアネート、脂環族イソシアネート、芳香族イソシアネートの3種から選ばれる少なくとも1種である。また、塗膜の耐水性の観点から、分子内にイソシアネート基を2つ以上有する化合物であることが好ましい。これらは単独で用いることもできるが、2種以上を併用することもできる。
前記脂肪族イソシアネートとしては、特に制限はないが、例えば、テトラメチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)等が挙げられる。
前記脂環族イソシアネートとしては、例えば、1,3-シクロペンタンジイソシアネート、1,2-シクロヘキサンジイソシアネート、1,4-シクロヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ノルボルナンジイソシアネート等が挙げられる。
前記芳香族イソシアネートとしては、2,4-または2,6-トリレンジイソシアネート(TDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、等が挙げられる。
また、これらのビウレット体、アロファネート体、イソシアヌレート体、ウレトジオン体、アダクト体等の多量体を用いることもできる。さらに、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変性したものを用いることもでき、既報に従って合成してもよいし、既製品を使用してもよい。
ただし、分子量が極端に大きなイソシアネート含有成分(b)を用いると、硬化塗膜における前記イソシアネート含有成分(b)の寄与が大きくなり、前記水酸基含有成分(a)の水酸基指数による基材への付着性の指標がうまく機能しない場合がある。本発明においては、分子量が2,000以下のものが好ましく、1,000以下のものがより好ましい。
本発明においては、前記イソシアネート含有成分(b)は、脂肪族ポリイソシアネートを用いることが好ましい。芳香族ポリイソシアネートを用いることもできるが、塗膜が剛直になりやすく、耐候性が低下する懸念があることから好ましくない。ただし、これらのデメリットが影響しない範囲で用いることを排除するものではない。
前記水酸基含有成分(a)に含まれる水酸基(OH)および前記イソシアネート含有成分(b)に含まれるイソシアネート基(NCO)は、当量比NCO/OHが0.5以上2.0以下の範囲で混合して用いることが好ましい。
当量比NCO/OHが0.5未満の場合、十分な塗膜硬度が得られない可能性がある。
当量比NCO/OHが2.0より大きい場合、塗膜の耐水性が低下するおそれがある。
<その他の成分(c)>
本発明においては、必要に応じて、その他の成分(c)を含むことができる。
例えば、分散剤、粘性調整剤、表面調整剤、消泡剤、紫外線吸収剤、光安定剤、触媒、シランカップリング剤等の一般的な塗料に用いられる添加剤を含むことができる。
また、顔料、着色剤、艶消し剤を含むことができる。さらに、希釈溶媒によって希釈することもできる。
顔料としては、着色顔料、体質顔料を従来公知のものを特に制限なく使用することができる。これらは、目的とする色彩や塗膜性能に応じて、1種または2種以上を併用することもできる。
着色顔料としては、例えば、アンスラキノン系、ジケトピロロピロール系、キナクリドン系、ペリレン系、ジオキサジン系、ベンズイミダゾロン系、イソインドリノン系、イソインドリン系、フタロシアニン系、スレン系などの有機系顔料や、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄、アゾメチン銅錯体、バナジン酸ビスマス、酸化チタン、酸化ケイ素、酸化亜鉛、カーボンブラック等の無機系顔料が挙げられる。また、アルミニウム(蒸着アルミニウムを含む)、亜鉛、ニッケル、銅、銀、およびこれらの合金;酸化アルミニウム、雲母、金属酸化物で表面被覆された雲母等の光輝性顔料を用いることもできる。
体質顔料としては、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、チタン酸バリウム、水酸化カルシウム、亜硫酸カルシウム、硫酸カルシウム、酸化カルシウム、ケイ酸カルシウム、シリカ、ゼオライト、タルク、カオリン、クレー等の無機系顔料が挙げられる。
防錆顔料としては、リン酸亜鉛、リン酸カルシウム、トリポリリン酸アルミニウム等のリン酸塩系;亜リン酸亜鉛、亜リン酸カルシウム、亜リン酸アルミニウム等の亜リン酸塩系;モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウム等のモリブデン酸塩系;メタホウ酸亜鉛、メタホウ酸カルシウム、メタホウ酸バリウム等のメタホウ酸塩系;カルシウムイオン等のカチオンをイオン交換によって結合させたイオン交換シリカ;ケイ酸カルシウム;雲母状酸化鉄(MIO);亜鉛末等が挙げられる。
<塗料組成物>
本発明における塗料組成物は、貯蔵安定性やポットライフを踏まえて、前記水酸基含有成分(a)を含むA液と、少なくとも前記イソシアネート含有成分(b)を含むB液を混合して調製することが好ましい。前記A液および前記B液は、それぞれ公知の方法を用いて混合することによって得ることができる。また、本発明の実施に際しては、前記A液と前記B液とは何れが主剤であっても硬化剤であっても構わないし、他の第3液を付加して多液塗料組成物として実施しても構わない。
<塗装方法>
前記A液および前記B液は、使用前に混合して、通常の塗装方法により塗装することができる。例えば、刷毛、コテ、ヘラ、ローラー、エアスプレー、エアレススプレー、カーテンフローコーター、ロールコーター、ダイコーター等の一般に用いられている塗装方法等を挙げることができる。また、被塗物を塗料に浸漬させて仕上げることもできる。
<基材>
本発明における塗料組成物は、各種基材への付着性が良好であるが、Fowkesの式の拡張(北崎・畑理論)によって算出される表面自由エネルギーが40mJ/m未満であるポリプロピレン、ポリエチレン等のオレフィン系基材;ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系のプラスチック基材に対しては、付着性が不十分となる場合がある。よって、このような基材に対しては、専用のプライマーを塗装する、または、表面処理を施すことが好ましい。
一方、本発明における塗料組成物は、Fowkesの式の拡張(北崎・畑理論)によって算出される表面自由エネルギーが40mJ/m以上であるプラスチック基材に対しては、専用のプライマーを塗装する、または、表面処理を施すことなく良好な付着性を示す。このようなプラスチック基材としては、例えば、ポリスチレン、アクリル、塩化ビニル、ABS、ポリカーボネート、ウレタン、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)を含む)、ポリアミド、ナイロン、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、繊維強化プラスチック等が挙げられる。
本発明における塗料組成物は、前記プラスチック基材以外にも、金属、木材、木質材料、紙、ガラス、繊維製品、コンクリート、窯業系材料等を用いることができる。また、これらの複合材料を用いることもできる。
金属基材としては、例えば、鉄、銅、アルミニウム等を用いることができる。また、これらの金属を含む合金を用いることができる。さらに、メッキが施されたものや表面処理が施されたものも用いることができる。
<塗装の工程>
本発明の1つの実施態様として、ABS樹脂パーツに、本発明の塗料組成物を塗装する場合を例示して説明する。以下の一連の工程によって、塗装物品を得ることができる。
[工程1-1]:基材を準備する工程
[工程1-2]:前記基材に本発明の塗料組成物を塗装して、塗膜を得る工程
[工程1-3]:前記塗膜を乾燥して塗装物品を得る工程
[工程1-1]:基材を準備する工程
まず、被塗物である基材として用いられるABS樹脂パーツを準備する。前記ABS樹脂パーツは、そのまま用いることもできるが、脱脂や洗浄によって表面を清浄な状態にすることが好ましい。また、表面を研磨してから用いてもよい。研磨には、例えば、サンドペーパーを使用した手作業による方法や、ディスクサンダー等の電動工具を使用する方法を採用することができる。また、研磨後は、水洗や脱脂によって塗膜表面を清浄にすることが好ましい。以下、研磨~洗浄の一連工程については同様の方法を採用することができ、単に「研磨・洗浄」と略記する。
[工程1-2]:前記基材に本発明の塗料組成物を塗装して、塗膜を得る工程
次に、前記工程1-1で準備した基材に、エアスプレーガンを用いて、本発明の塗料組成物を乾燥膜厚が10~100μm、好ましくは30~70μmとなるように塗装し、塗膜を形成する。
[工程1-3]:前記塗膜を乾燥して塗装物品を得る工程
次に、前記工程1-2で得られた塗膜を乾燥させる。例えば、10~100℃、好ましくは40~80℃の温度、5~90%、好ましくは10~70%の相対湿度にて、10~180分間、好ましくは20~120分間乾燥させる。
なお、前記工程1-2で形成する塗膜の上に、さらにクリヤー塗膜を形成することもできる。その場合、前記工程1-2で形成する塗膜を流動性がなくなる程度に乾燥させた後に、クリヤー塗装をすることができ、複層塗膜としてまとめて乾燥させることができる。
本発明の別の実施態様として、物品に形成された既存塗膜の補修を例示して説明する。以下の一連の工程によって、補修塗膜を形成することができる。
[工程2-1]:補修対象となる塗装物品を準備し、前処理する工程
[工程2-2]:損傷箇所に本発明の塗料組成物を塗装して、補修塗膜を得る工程
[工程2-3]:前記補修塗膜を乾燥して補修塗装物品を得る工程
[工程2-1]:補修対象となる塗装物品を準備し、前処理する工程
まず、補修対象となる塗装物品を準備する。補修の対象となる損傷箇所には傷や凹みが生じているので、対象箇所およびその周辺を研磨・洗浄する。必要に応じてパテで凹凸を埋め、再度、研磨・洗浄して表面を一様にする。なお、パテを塗装する場合、事前にプライマーを塗装しておくことが好ましい。
次に、プライマーやプライマーサーフェーサーを塗装して、例えば、10℃以上100℃以下で、10分から180分間乾燥させることで下塗り層を形成する。なお、補修塗膜の仕上がり性の観点から、前記下塗り層を研磨・洗浄することが好ましい。研磨・洗浄する場合は、研磨・洗浄後の乾燥膜厚が10~150μmとすることが好ましい。
[工程2-2]:損傷箇所に本発明の塗料組成物を塗装して、補修塗膜を得る工程
次に、前記工程2-1で前処理した損傷箇所に、本発明の塗料組成物を塗装して、補修塗膜を形成する。前記工程1-2と同様の操作とすることができる。
[工程2-3]:前記補修塗膜を乾燥して補修塗装物品を得る工程
次に、前記工程2-2で得られた補修塗膜を乾燥させる。前記工程1-3と同様の操作とすることができる。
本発明のさらに別の実施態様として、加飾物品の補修を例示して説明する。以下の一連の工程によって、補修塗膜を形成することができる。
[工程3-1]:補修対象となる加飾物品を準備し、前処理する工程
[工程3-2]:損傷箇所に本発明の塗料組成物を塗装して、補修塗膜を得る工程
[工程3-3]:前記補修塗膜を乾燥して補修塗装物品を得る工程
[工程3-1]:補修対象となる加飾物品を準備し、前処理する工程
まず、補修対象となる加飾物品を準備する。補修の対象となる損傷箇所には傷や凹みが生じているので、対象箇所およびその周辺を研磨・洗浄し、プライマーを塗布する。
ここで、前記工程2-1とは異なり、研磨に起因する熱や応力によって、加飾フィルムの構成フィルムが伸びやすいので、旧フィルムの端部が際立たないように注意する必要がある。また、プラスチック用プライマーを塗布することが好ましい。
必要に応じてパテで凹凸を埋め、再度研磨・洗浄して表面を一様にする。
次に、プライマーやプライマーサーフェーサーを塗装して、例えば、10℃以上100℃以下で、10分から180分間乾燥させることで下塗り層を形成する。なお、補修塗膜の仕上がり性の観点から、前記下塗り層を研磨・洗浄することが好ましい。研磨・洗浄する場合は、研磨・洗浄後の乾燥膜厚が10~150μmとすることが好ましい。
ここで、旧フィルムの端部のシール性を高めるために、本発明の塗料組成物をクリヤー塗料として塗装する工程を含めてもよい。
[工程3-2]:損傷箇所に本発明の塗料組成物を塗装して、補修塗膜を得る工程
前記前処理を施した損傷箇所に、本発明の塗料組成物を塗装して、補修塗膜を形成する。前記工程1-2と同様の操作とすることができる。
[工程3-3]:前記塗膜を乾燥して補修塗装物品を得る工程
前記工程3-2で得られた塗膜を乾燥させる。補修塗膜を乾燥させる。前記工程1-3と同様の操作とすることができる。
以上のように具体的な実施態様を例示して説明したが、本発明は前記実施態様に限定されるものではない。実施態様に応じて、適宜、変更を加えてもよい。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に制限されるものではない。
以下に示す実施例では、特に説明がない限り、本発明の塗料組成物の製造に以下の原料を用いた。
[水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)]
水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)を合成する場合は、構成するモノマーとして以下の表1に示す原料を用いた。
なお、各モノマーのホモポリマーのガラス転移温度は、「機能性モノマーの選び方・使い方 事例集」(発行者:技術情報協会、発刊日:2017年7月31日)を参照した。記載がないものについては、メーカーのカタログ値を参照した。
[水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)]
水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)を合成する場合は、前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)と同様に、構成モノマーとして表1に示す原料を用いた。
[イソシアネート含有成分(b)]
・b-1:デュラネートE405-70B(旭化成(株)製、HDIのアダクト体)
・b-2:デュラネートTPA-100(旭化成(株)製、HDIのイソシアヌレート体)
・b-3:デュラネート24A-100(旭化成(株)製、HDIのビウレット体)
・b-4:デュラネートD201(旭化成(株)製、HDIの2官能型変性体)
・b-5:タケネートD-140N(三井化学(株)製、IPDIのトリメチロールプロパンアダクト体)
・b-6:デスモジュールZ4470BA(住化コベストロウレタン(株)製、IPDIのイソシアヌレート体)
・b-7:スタビオD-370N(三井化学(株)製、1,5-ペンタメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート体)
なお、デュラネート、タケネート、デスモジュール、スタビオは、いずれも登録商標である。
[基材]
(アクリルフィルム)
・テクノロイS001G(住友化学株式会社製、125μm、以下の表では「アクリル S001G」と略記する)
・アクリプレンHBS010P(三菱ケミカル株式会社製、75μm、以下の表では「アクリル HBS010P」と略記する)
(ウレタンフィルム)
・エスマーURS PX98(日本マタイ株式会社製、50μm、以下の表では「ウレタン PX98」と略記する)
(塩ビフィルム)
・スミライトVSS-6702(住友ベークライト株式会社製、60μm、以下の表では「塩ビ 6702」と略記する)
(ポリカーボネートフィルム)
・パンライトPC1151(帝人化成株式会社製、300μm、以下の表では「ポリカ PC1151」と略記する)
(易接着PETフィルム)
・コスモシャインA4360(東洋紡株式会社製、125μm、以下の表では「PET A4360」と略記する)
なお、テクノロイ、アクリプレン、エスマー、スミライト、パンライト、コスモシャインは、いずれも登録商標である。
<水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)の調製>
(合成例1)
本発明の水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)は、既報に従って合成した。
まず、温度計、撹拌器、還流管、滴下ロート、窒素導入管を備えた反応容器中に、モノマーとして、酢酸ブチル(56.9重量部)を仕込み還流させた。次に、4-HBA(4.9重量部)、MMA(24.6重量部)、i-BMA(23.4重量部)、t-BMA(14.9重量部)、2-EHA(15.6重量部)、CHMA(15.6重量部)、AA(1.0重量部);重合開始剤として、Trigonox(登録商標) BPIC-C75(化薬ヌーリオン(株)製、5.2重量部)を4時間かけて滴下した後、4時間熟成させた。冷却後、酢酸ブチルで固形分を50%に調整して水酸基含有(メタ)アクリル成分a1-1を得た。
(合成例2~13、比較合成例1~3)
表2に示す組成に変更した以外は合成例1と同様に合成し、水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)としてa1-2~a1-13、水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)としてa2-1~a2-3を得た。
また、このようにして得られた水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1,a2)について、固形分、ガラス転移温度(Tg)、水酸基価(固形分換算)X、数平均分子量Y、水酸基指数X/Y×100をそれぞれ算出した結果を表3に示す。
<塗料組成物の調製>
一実施態様として、少なくとも水酸基含有成分(a)を含むA液と、少なくともイソシアネート含有成分(b)を含むB液を混合して調製する方法を示す。
[A液]
水酸基含有成分(a)、必要に応じて、その他の成分(c)を混合し、ディスパーを用いて均一に撹拌した。固形分は30%以上70%以下が好ましい。例えば、固形分50%に設計したものを用いることができる。
[B液]
イソシアネート含有成分(b)、必要に応じて、その他の成分(c)を混合し、ディスパーを用いて均一に撹拌した。固形分は50%以上100%以下が好ましい。例えば、固形分70%に設計したものを用いることができる。
A液およびB液を混合し、前記水酸基含有成分(a)に含まれる水酸基(OH)、前記イソシアネート含有成分(b)に含まれるイソシアネート基(NCO)の当量比:NCO/OHが0.5以上2.0以下の範囲となるように、ディスパーを用いて均一に撹拌し、塗料組成物を得た。
ここでは、一実施態様としてA液とB液の2液塗料組成物としての実施を示したが、本発明の実施に際しては、前記A液と前記B液とは何れが主剤であっても硬化剤であっても構わない。また、他の第3液を付加して多液塗料組成物として実施しても構わない。
<評価方法>
[付着性]
塗料組成物中の添加剤等による付着性への寄与を排除するために、水酸基含有成分(a)およびイソシアネート含有成分(b)のみの混合による試験サンプルにて、基材への付着性を評価した。なお、添加剤の有無による基材への付着性の傾向は同様であった。
前記水酸基含有成分(a)およびイソシアネート含有成分(b)を、当量比:NCO/OHが1.0となるように、ディスパーを用いて均一に撹拌して試験サンプルを得た。
上述の各種基材に対して、アプリケーターを用いて、前記試験サンプルを乾燥膜厚が50μmとなるようにそれぞれ塗布し、60℃にて1日間乾燥させて試験体を作製した。なお、フィルムの厚さが100μmに満たない基材に対しては、補強フィルムとして無延伸ポリプロピレンフィルム(60μm)を接着剤で貼り付けて、試験サンプルの乾燥過程でフィルムの変形が生じないようにした。
JIS K 5600-5-6:1999に準拠して、前記試験体の塗膜表面にカッターナイフで切り込みを入れて、2mm角の碁盤目を100マス設けた。その上に試験用テープを貼り付け、素早く剥がした後のマス目の残存量から、以下に示す基準で評価した。
・合格基準
〇:100/100で付着している。
△:80/100~99/100で付着している。
×:80/100未満である。
[耐水性]
上述の調製方法に従い、塗料組成物を得た。前記水酸基含有成分(a)およびイソシアネート含有成分(b)の当量比:NCO/OHは1.0となるように混合した。
ガラス板に対して、アプリケーターを用いて、乾燥膜厚が50μmとなるようにそれぞれ塗布し、60℃にて1日間乾燥させて試験体を作製した。
JIS K 5600-6-1:2016に準拠して、前記試験体を20℃の水に3日間浸漬し、塗膜表面のフクレの程度を目視で判断し、以下に示す基準で評価した。
・合格基準
〇:フクレなし。
△:わずかにフクレあり。
×:フクレあり。
(実施例1)
水酸基含有成分(a)としてa1-1、イソシアネート含有成分(b)としてb-1を用いて試験サンプルを得て、各種基材に対する付着性について評価した。
(実施例2~13、比較例1~3)
水酸基含有成分(a)として、表4に示す成分に変えた以外は、実施例1と同様に実施した。
ウレタン、塩ビ、ポリカーボネート、易接着PETの各フィルムに対しては、水酸基含有成分(a)のガラス転移温度や水酸基指数によらず、いずれも良好な付着性を示した。
一方、アクリルフィルムに対しては、前記水酸基含有成分(a)のガラス転移温度や水酸基指数によって、付着性に差異が認められた。ここで、アクリルフィルムの種類によって付着性の傾向に差異が認められたが、前記水酸基含有成分(a)のガラス転移温度が85℃以下であり、かつ、水酸基指数が0.10以上5.00以下であるa1の場合には、アクリルフィルムの種類によらず、いずれも良好な付着性を示した。
(実施例14~19)
次に、イソシアネート含有成分(b)の種類を表5に示すように変更した以外は、実施例1と同様に試験サンプルを調製し、「アクリル S001G
フィルムに対する付着性について評価した。
表5に示すように、基材への付着性については、イソシアネート含有成分(b)の組成による寄与と比較して、前記水酸基含有成分(a)による寄与が支配的であると言える。
(実施例20)
次に、水酸基含有成分(a)として、a1-1およびa2-1を混合して使用した以外は、実施例1と同様に実施した。
(実施例21~31)
水酸基含有成分(a)として、水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)と水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)を表6に示す重量比で混合した以外は、実施例1と同様に実施した。
表6に示すように、水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)単独では、アクリルフィルムへの付着性が悪い場合があったが、水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)と前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)を重量比5:95で混合して用いたところ、アクリルフィルムへの付着性が一部改善された。また、重量比10:90で混合して用いたところ、アクリルフィルムへの付着性がさらに改善された。
(実施例32)
次に、水酸基含有成分(a)としてa1-1(49.81重量部)、その他の成分(c)として分散剤DISPERBYK(登録商標)-2000(0.18重量部)、顔料TIPAQUE(登録商標) CR-95(24.91重量部)、酢酸ブチル(25.09重量部)を混合し、ディスパーを用いて均一に撹拌し、固形分50%のA液を得た。
イソシアネート含有成分(b)としてb-1を希釈せずに用いて、固形分70%のB液を得た。
当量比:NCO/OH=1.0となるように、A液およびB液を混合し、ディスパーを用いて均一に撹拌し、塗料組成物を得た。前記塗料組成物を用いて、耐水性を評価したところ、〇評価であった。
(実施例33~47)
水酸基含有成分(a)として、表7に示す成分に変えた以外は、実施例32と同様に実施した。
表7に示すように、本発明の水酸基含有成分(a)を用いた塗料組成物によって形成される塗膜は、いずれも良好な耐水性を示した。
1:基材
2:本発明の塗料組成物によって形成された塗膜
3:クリヤー塗膜
4:既存塗膜
5a:浅い傷
5b:浅い傷(跡)
6:プライマーサーフェーサー塗膜
7a:深い傷
7b:深い傷(跡)
8:パテ
9:加飾物品

Claims (7)

  1. 水酸基含有成分(a)とイソシアネート含有成分(b)を含むウレタン塗料組成物であって、
    前記水酸基含有成分(a)は、水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)および前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)とは異なる水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)を含み、
    前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)は、
    ガラス転移温度が85℃以下であり、
    水酸基価(固形分換算)Xが10mgKOH/g以上180mgKOH/g以下であり、
    数平均分子量Yが2,000以上20,000以下であり、
    水酸基指数が、0.25以上3.50以下であり、
    前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a2)は、
    前記Xが40mgKOH/g以上180mgKOH/g以下であり、
    前記Yが2,000以上20,000以下であり、
    ガラス転移温度が85℃を超える、および/または、水酸基指数が、5.00を超えるものであり、
    前記水酸基含有成分(a)の合計固形分100重量部に対して、前記水酸基含有(メタ)アクリル成分(a1)の固形分が、10重量部以上であり、
    前記水酸基指数は、前記Xと前記Yの比率によって表される「X/Y×100」で求められる指数であることを特徴とする、
    ウレタン塗料組成物。
  2. 前記水酸基含有成分(a)に含まれる水酸基(OH)と前記イソシアネート含有成分(b)に含まれるイソシアネート基(NCO)の当量比:NCO/OHが0.5以上2.0以下であることを特徴とする、
    請求項1記載のウレタン塗料組成物。
  3. 物品に形成された既存塗膜の損傷箇所の補修用塗料として用いられることを特徴とする、
    請求項1記載のウレタン塗料組成物。
  4. 加飾フィルムが貼られた加飾物品の損傷箇所の補修用塗料として用いられることを特徴とする、
    請求項1記載のウレタン塗料組成物。
  5. 少なくとも以下の工程:
    補修対象となる塗装物品を準備し、前処理する工程、
    補修箇所に請求項記載の塗料組成物を塗装して、補修塗膜を得る工程、
    前記補修塗膜を乾燥して補修塗装物品を得る工程、
    を含むことを特徴とする、前記塗装物品の補修塗装方法。
  6. 少なくとも以下の工程:
    補修対象となる前記加飾物品を準備し、前処理する工程、
    補修箇所に請求項記載の塗料組成物を塗装して、補修塗膜を得る工程、
    前記補修塗膜を乾燥して補修塗装物品を得る工程、
    を含むことを特徴とする、前記加飾物品の補修塗装方法。
  7. 補修対象である塗装物品と、
    前記塗装物品の補修箇所に形成された、塗装および乾燥済みの補修塗膜とを備え、
    前記補修塗膜が、請求項または記載のウレタン塗料組成物による塗膜であることを特徴とする、
    補修塗装物品。
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