JP7842429B1 - トレーの供給装置 - Google Patents

トレーの供給装置

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Abstract

【課題】吸着面に凹凸が設けられているトレーや多種、多様なトレーを、次工程に確実に供給することができるトレーの供給装置を提供する。
【解決手段】段積みされた多段のトレー1から最下段のトレー1を分離して下方の搬送部40に移載し、搬送部40に移載されたトレー1を次工程に搬送するトレーの供給装置であって、トレー1を段積みして保持するトレー段積み部10と、トレー段積み部10に保持された多段のトレー1から最下段のトレー1を吸着し、下方の搬送部40に移載するトレー吸着部20を備え、トレー吸着部20は、上下に貫通する複数の吸引孔26を備え、上下に昇降可能な平板状の吸着部材24と、複数の吸引孔26の周囲を囲むようにして吸着部材24の上面に取り付けられた弾性復帰部材27と、弾性復帰部材27を最下段のトレー1の底面または内面に密着させた状態で吸引孔26から弾性復帰部材27で囲まれた内部空間に吸引力を生じさせる吸引管29を備える構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品等の包装に用いられるトレーを次工程に供給する供給装置に関するものである。
従来、食品等の包装に用いるトレーを次工程に供給する装置が知られている。例えば、特許文献1には、複数の食品包装用トレーを樹脂で一体成形したトレーユニットを、吸着移送手段で打ち抜きステーションに送り、打ち抜いた密封トレー食品を吸着取り出し手段によって取り出す装置が提案されている。この装置の吸着移送と吸着取り出しの各手段ではトレーを吸着する吸着パッドがそれぞれ用いられている。
また、特許文献2のトレー自動供給装置は、食品が充填されるトレーをコンベア上に供給するに際し、トレーストッカーに収納されたトレーを吸着パッドで真空吸着し、可動シャフトを下方に回転させて、吸着パッドに加圧空気を供給してトレーを下方のコンベア上に離脱させるもので、トレーの吸着に吸着パッドを用いている。
特開2013-6625号公報 特開平6-9050号公報
しかしながら、トレーの形状・サイズは、包装する食品やモノ(電子部品など)によって多種、多様であり、また、トレーの吸着面(ほとんどが底面か内面である)は平坦面であるとは限らず、吸着面に多数の凹凸(列状または格子状を含む)が一部または全面に設けられているものが少なくなく、このようなトレーに対しては、上記従来の吸着パットではその対応が十分でなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、吸着面に凹凸が設けられているトレーや多種、多様なトレーを、次工程に確実に供給することができるトレーの供給装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るトレーの供給装置は、
段積みされた多段のトレーから最下段のトレーを分離して下方の搬送部に移載し、下方の搬送部に移載されたトレーを次工程に搬送するトレーの供給装置であって、
トレーを段積みして保持するトレー段積み部と、
トレー段積み部に保持された多段のトレーから最下段のトレーを吸着し、下方の搬送部に移載するトレー吸着部を備え、
前記トレー吸着部は、上下に貫通する複数の吸引孔を備え、上下に昇降可能な平板状の吸着部材と、前記複数の吸引孔の周囲を囲むようにして前記吸着部材の上面に取り付けられた弾性復帰部材と、当該弾性復帰部材を最下段のトレーの底面または内面に密着させた状態で前記吸引孔から前記弾性復帰部材で囲まれた内部空間に吸引力を生じさせる吸引力発生部と、前記吸着部材を水平姿勢から傾斜姿勢に切替え可能とする回動部を備える、
ことを第1の特徴とする。
本発明に係るトレーの供給装置は、
前記トレー段積み部に保持された多段のトレーのうち最下段のトレーのみを下方に分離するトレー分離部を備え、
当該トレー分離部は、前記トレー段積み部に保持された多段のトレーのうち、相対する位置から前進して最下段のトレーと下から2段目のトレーの間に進入する一対の爪部材を備えることを第3の特徴とする。
本発明に係るトレーの供給装置は、
前記トレー段積み部が、段積みされた多段のトレーを搬送方向と同じ向きに前後から保持する第1の保持手段と、段積みされた多段のトレーを搬送方向と直交する向きに左右から保持する第2の保持手段を備えており、これら第1の保持手段と第2の保持手段が、段積されたトレーの形状にあわせて、保持間隔を調整可能であることを第4の特徴とする。
本発明に係るトレーの供給装置は、
前記トレー段積み部と前記トレー吸着部を1組として、前記搬送部の搬送方向に沿って複数組が配置されており、
各組のトレー段積み部が、段積みされた多段のトレーを搬送方向と同じ向きに前後から保持する第1の保持手段と、段積みされた多段のトレーを搬送方向と直交する向きに左右から保持する第2の保持手段をそれぞれ備えており、
段積みされたトレーの形状に合わせて、各組のトレー段積み部における前記第1の保持手段が、第1の駆動装置によって、搬送方向に駆動される第1の連結部材を介して、それぞれ搬送方向の保持間隔を一度に調整可能であり、各組のトレー段積み部における前記第2の保持手段が、第2の駆動装置によって、搬送方向と直交する方向に駆動される第2の連結部材を介して、それぞれ搬送方向と直交する方向の保持間隔を一度に調整可能であることを第5の特徴とする。
以上説明したように、本発明によると、吸着面に凹凸が設けられているトレーや、サイズや形状の異なる多種、多様なトレーを、次の工程に確実に供給することができるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態を示すもので、トレーの供給装置の側面図、 同装置の平面図、 同装置の正面図、 同装置の背面図、 (A)段積みされたトレーの側面図、(B)トレーの底面図、 トレー段積み部を示す平面図、 (A)トレー吸着部を示す平面図、(B)トレー吸着部を示す側面図、 トレー段積み部のX方向案内部を示す平面図、 トレー段積み部のY方向案内部を示す平面図、 トレー分離部のY方向案内部を示す平面図、 (A)トレー段積み部に保持された多段のトレーを示す図、(B)最下段のトレーに対しトレー吸着部が上昇する様子を示す図、 (A)最下段のトレーからトレー分離部の爪部が離間する様子を示す図、(B)トレー段積み部に保持されたトレーが一段下降した状態を示す図、 (A)下から2段目のトレーから最下段のトレーを分離する様子を示す図、(B)分離された最下段のトレーが下降する様子を示す図、 最下段のトレーが搬送ベルトに移載された様子を示す図、 (A)は形状の異なるトレーの側面図、(B)は吸着板を傾斜姿勢に切り替える様子を示す図、 (A)は形状の異なるトレーの側面図、(B)は吸着板を傾斜姿勢にしてトレーの底面に吸着させた様子を示す図である。
次に本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1ないし図16は、本発明の一実施形態を示すもので、これらの図において符号Sはトレーの供給装置、符号1はトレーを示している。
最初にトレー1について説明すると、図5(A)は段積み状態のトレー、同図(B)はトレーを矢印Bから見た状態を示している。トレー1は、軽量な樹脂素材からなり、平面視して長方形または正方形の矩形状(図示例は長方形)をしており、内部に食品等を収容する凹形の収容部1aを備えている。トレー1は、四方の側部2と底部3と上面開口部4を有し、上面開口部4の周囲に周縁部5を備えている。また、底部3の外面(吸着面)には、規則的または模様状の凹凸部6(図示例は複数列の凸部)が全体にまたは部分的に設けられている。
供給装置Sは、図1ないし図4に示すように、複数のトレー段積み部10と、複数のトレー吸着部20と、複数のトレー分離部30と、トレー搬送部40と、制御部50を備えている。図示例は、トレー段積み部10、トレー吸着部20およびトレー分離部30が、それぞれ2列5組(計10組),トレー搬送部40が2列配置されている。
トレー段積み部10は、図2および図6に示すように、トレー1を上から多段に段積みしてX方向(搬送方向)およびY方向(搬送方向と直交する方向)から保持するもので、トレー1をX方向から保持する前後2本ずつのガイド支柱11と、トレー1をY方向から保持する左右2本ずつのガイド支柱11を備えている。
前部の2本のガイド支柱11と後部の2本のガイド支柱11は、それぞれ水平支持部材12により支持されており(符号12aは保持板である)、それら水平支持部材12,12は、駆動装置14によってX方向に駆動される連結部材13,13(図8参照)に連結されている。そして、駆動装置14の駆動(拡大・縮小)によって、連結部材13,13を介して前部の2本のガイド支柱11と後部の2本のガイド支柱11のX方向間隔を縮小・拡大できるようになっている。
また、各列に配置された複数(5組)のトレー段積み部10においては、それぞれの水平支持部材12,12が、1つの連結部材13,13に連結されており、駆動装置14の駆動(拡大・縮小)によって、各トレー段積み部10における前部の2本のガイド支柱11と後部の2本のガイド支柱11のX方向間隔を、一度に縮小・拡大できるようになっている。
左右のうち一方の2本のガイド支柱11と他方の2本のガイド支柱11は、それぞれ水平支持部材15,15により支持されており、水平支持部材15,15は、駆動装置17によってY方向に駆動される連結部材16,16(図9参照)に連結されている。そして、駆動装置17の駆動(拡大・縮小)によって、連結部材16,16を介して、これら左右の2本のガイド支柱11と2本のガイド支柱11のY方向間隔を拡大・縮小できるようになっている。
また、各列にそれぞれ配置された複数(5組)のトレー段積み部10においては、それぞれの水平支持部材15,15が、1つの連結部材16,16に連結されており、駆動装置17の駆動(拡大・縮小)によって、各トレー段積み部10における左右の2本のガイド支柱11と2本のガイド支柱11のY方向間隔を、一度に拡大・縮小できるようになっている。
トレー吸着部20は、各トレー段積み部10の直下で、図7(A)に示すように、トレー搬送部40の2つの搬送ベルト41,41の間に配置されている。トレー吸着部20は、図7(A)(B)に示すように、支持板21と、支持板21の上に回動部22を介して片持ち支持された補助支持板23と、補助支持板23の上に固定された吸着板24と、支持板21から上の部材を、搬送ベルト41,41の間で支持するベース板25を備え、このベース板25は、図示しない昇降装置によって搬送ベルト41,41間を上下に昇降可能となっている。
吸着板24は、上面に凸状の吸着部24aを備え、吸着部24aの上面から吸着板24の下面に貫通する多数個(図示例は2列×5個)の吸引孔26が設けられ、吸着部24aの上面にそれら多数個の吸引孔26を囲むようにしてロ字形の弾性復帰部材27が取り付けられている。弾性復帰部材27は所定の高さを有し、吸着部24aの上面よりも自身の上面が一段高くなっている。
弾性復帰部材27は、樹脂製のスポンジ状の弾性部材であり、吸着板24の上昇によりトレー1の底部3の外面に密着して弾性変形し(トレー1の底部3に凹凸部6がある場合は凹凸部6の形状に合わせて弾性変形する)、吸着板24の下降によりトレー1の底部3の外面から離間すると元の形状に復帰する性質を備えている。
支持板21は、回動部22と相対する位置に、傾斜角度調整用の伸縮シリンダ28が取付けられ、伸縮ロッド28aが補助支持板23の一端に連結されている。図示しない電動モータで伸縮ロッド28aを伸長動作すると、図15(B)に示すように、補助支持板23が回動部22の回動軸22a回りに回動して吸着板24を上向きの傾斜姿勢にし、吸着板24の傾斜姿勢から伸縮ロッド28aを縮小動作すると吸着板24を元の水平姿勢に復帰させるようになっている。また、図示しない電動モータで伸縮ロッド28aを縮小動作すると、図16(B)に示すように、補助支持板23が回動部22の回動軸22a回りに回動して吸着板24を下向きの傾斜姿勢にし、吸着板24の傾斜姿勢から伸縮ロッド28aを伸長動作すると吸着板24を元の水平姿勢に復帰させるようになっている。
なお、伸縮シリンダ28の両脇に位置する棒状部材28b(図11(B)参照)は吸着板24を水平姿勢に支持する役目をし、伸縮シリンダ28のシリンダ本体は支持板21をベース板25の上に支持する役目をする。
補助支持板23は、上下面に貫通する貫通孔23aが中央に設けられ、同貫通孔23に可撓性を備えて屈曲可能なホース状の吸引管29の上部が取り付けられている。吸引管29は、ブロアなどの真空吸引装置29A(図1参照)によって管内に負圧が発生し、吸着板24の各吸引孔26から周囲の弾性復帰部材27の内部に負圧による吸引力を発生させ、トレー1の底部3の外面(凹凸部6がある場合は凹凸部6)を吸着部24aの上面に密着させるようになっている。
トレー吸着部20は、各列にそれぞれ配置された複数(5組)のトレー段積み部10ごとに配置されている。各トレー吸着部20は、真空吸引装置29Aによって各吸引管29を通じて吸引力を同時に発生させるようになっている。
トレー分離部30は、トレー段積み部10に保持された多段のトレー1から、最下段のトレー1のみを下方に分離するもので、図6に示すように、Y方向を向く左右の2本のガイド支柱11,11間にそれぞれ位置する左右一対の爪部材31,31を備えている。
爪部材31,31は、それぞれ水平支持部材32,32により支持されており、水平支持部材32,32は、駆動装置34によって左右方向に駆動される連結部材33,33(図10参照)に連結されている。そして、駆動装置34の駆動(拡大・縮小)によって、連結部材33,33を介して、これら左右の一対の爪部材31,31のY方向間隔を拡大・縮小できるようになっている。
また、各列にそれぞれ配置された複数(5組)のトレー段積み部10においては、それぞれの水平支持部材32,32が、1つの連結部材33,33に連結されており、駆動装置34の駆動(拡大・縮小)によって、各トレー段積み部10における左右一対の爪部材31,31のY方向間隔を、一度に拡大・縮小できるようになっている。
一対の爪部材31,31は、接近動作により、トレー段積み部10に保持された多段のトレー1のうち最下段のトレー1と下から2段目のトレー1の隙間に左右からY方向に同時に進入し、下から2段目のトレー1を押し上げ、最下段のトレー1のみを下方に分離するように作用する。
トレー搬送部40は、トレー段積み部10に保持された多段のトレー1のうち、トレー吸着部20およびトレー分離部30によって吸着分離された最下段のトレー1を、次工程に搬送するもので、トレー1を載せる左右一対の搬送ベルト41,41を備えている。搬送ベルト41は図示しない駆動装置によって作動する。
制御部50は、作業者による操作と予め設定された内蔵プログラムにより、トレー段積み部10、トレー吸着部20、トレー分離部30、トレー搬送部40のそれぞれの調整と制御を行えるようなっている。
次に、上記構成のトレーの供給装置Sを用いて、段積みされた多段のトレー1を次工程に供給する手順について説明する。
最初に、次工程に供給するトレー1の形状にあわせて、各トレー段積み部10の、前後左右のガイド支柱11~11によるX方向とY方向の間隔を調整する。調整は制御部50からの制御により、駆動装置14、17を駆動させて、複数組同時に行う。
次に、各トレー段積み部10に、段積みされた多段のトレー1を上方からセットする(図6参照)。各トレー段積み部10にセットされた多段のトレー1は、8本のガイド支柱11によってX方向(前後)およびY方向(左右)から水平方向に保持される。
また、図11(A)に示すように、左右から予め係止位置に前進せしめられた爪部材31,31が、最下段のトレー1の周縁部5(Y方向の周縁部5)に係止し、段積みされた多段のトレー1が上下方向に保持される。
次に、制御部50の操作により、各トレー吸着部20および各トレー分離部30を作動させると、図示しない昇降装置により、図11(B)に示すように、各トレー吸着部20が上昇し、さらに、図12(A)に示すように、弾性復帰部材27が最下段のトレー1の底部3の外面(凹凸部6)に密着し(図では理解しやすいように凹凸部6が描かれている)、同時に吸引管29からの負圧(air)により、吸着板24の吸着部24aが最下段のトレー1の底部(吸着面)3を吸着して停止する。
次いで、図12(A)の矢印に示すように、左右の爪部材31,31が基準位置に後退するとともに、図12(B)に示すように、昇降装置の下降により、吸着された最下段のトレー1を含むトレー1の全体が一段下がって停止する。
この状態で、図13(A)に示すように、左右の爪部材31,31が再び前進して、下から2段目のトレー1の側面を押して持ち上げ(最下段のトレー1と下から2段目のトレー2を剥がし動作する)、これにより最下段のトレー1のみを下方に確実に分離する。
分離された最下段のトレー1は、図13(B)に示すように、吸着板24によって吸着されたまま、図示しない昇降装置により下降し、最後に、図14に示すように、吸着板24が左右の搬送ベルト41,41の間を下方に通過する間に、搬送ベルト41,41の上に受け渡される。
各トレー段積み部10の最下段のトレー1が、それぞれ、搬送ベルト41,41の上に受け渡されたら、搬送ベルト41、41が作動して、搬送ベルト41,41上のトレー1を次工程(図2の2nd参照)に搬送する。
次に、各トレー段積み部10の下から2段目のトレー1が最下段のトレー1になったら、図11から図14に示す手順に従い、各トレー吸着部20と各トレー分離部30を作動させ、次いでトレー搬送部40を作動させ、各トレー段積み部10に段積みされたトレー1を、順次分離して次工程に供給する。
各トレー段積み部10のトレー1が少なくなったら、上方からトレー1を供給し、次工程へのトレー1の供給を継続する。
このようにして、供給装置Sを用いて、多段に段積みされたトレー1について、最下段となったトレー1を吸着および分離して下方のトレー搬送部40に移載し、次工程に確実に供給することができる。
本実施形態の供給装置Sは、1組のトレー段組み部10、トレー吸着部20,トレー分離部30をユニット化し、複数組(図示例は2列5組)を直列に配置しており、一度に複数個(図示例は10個)のトレー1を効率よく次工程に供給することができる。
図15は、他の実施形態、すなわち、図5に示すトレー1とは形状の異なるトレー1’を供給する場合の例を示している。
図15(A)に示すように、トレー1’は、底部3の底面形状に対し、上面の周縁部5のうち前部側が低く後部側が高く位置しており、側面視して、底部3の底面に対し上面の周縁部5が前部から後部に行くに従って上向きに傾斜する形状をしている(傾斜角度α)。このような形状のトレー1’は、後方に配置する食品の見栄えを良くする目的等でなされる。
トレー1’をトレー段積み部10にセットすると(トレー1’の前部側が供給方向になるようにセットする)、図15(B)に示すように、左右の爪部材31,31に係止される各トレー1’は、周縁部5が水平になると、底部3の底面が、前部から後部に向けて下向きに傾斜する。そこで、トレー段積み部10にセットされたトレー1’の底部3の形状にあわせて、伸縮シリンダ28の伸縮ロッド28aを伸長させると、補助板23が回動部22の回動軸22a回りに、図の時計回りに回動し、吸着板24および弾性復帰部材27の上面が、図のように傾斜する(傾斜角度α)。
同傾斜姿勢を保持して、トレー吸着部20を上昇させると、最下段のトレー1’の底部3の外面に、弾性復帰部材27が全面的に密着し、吸着板24が確実に吸着する。トレー1’の底部3の外面に凹凸部がある場合、弾性復帰部材27が凹凸部に密着して内側を封止し、吸引管29からの吸引力により、吸着板24がトレー1’の底部3の外面に吸着される。
よって、トレー段積み部10にセットしたトレー1’の底面が水平面に対し傾斜する形状であっても、図11から図14に示す手順に従い、次工程に確実に供給することができる。
図16は、さらに他の実施形態、すなわち、図5に示すトレー1とは形状の異なるトレー1’で、図15の場合とは、トレー1’の向きを前後反対にして供給する場合の例を示している。
トレー1’をトレー段積み部10にセットすると(トレー1’の後部側が供給方向になるようにセットする)、図16(B)に示すように、左右の爪部材31,31に係止される各トレー1’は、周縁部5が水平となり、底部3の底面が、後部から前部に向けて上向きに傾斜する。そこで、トレー段積み部10にセットされたトレー1’の底部3の形状にあわせて、伸縮シリンダ28の伸縮ロッド28aを縮小させると、補助板23が回動部22の回動軸22a回りに図の反時計回りに回動し、吸着板24および弾性復帰部材27の上面が傾斜する(傾斜角度α)。
同傾斜姿勢を保持して、トレー吸着部20を上昇させると、最下段のトレー1’の底部3の外面に、弾性復帰部材27が全面的に密着し、吸着板24が確実に吸着する。図16(B)のように、トレー1’の底部3の外面の中央に凹凸部6がある場合、弾性復帰部材27が凹凸部6に密着して内側を封止し、吸引管29からの吸引力により、吸着板24がトレー1’の底部3の外面に吸着される。
本実施形態によると、トレー吸着部20は、トレー1の底部3の外面を密着させるが、密着面はトレー1の底部3の外面に限らず、トレー1の内面であってもよい。この場合、トレー1の内面に凹凸部が設けられている場合も多く、本実施形態のトレー吸着部20周囲の弾性復帰部材27が凹凸部を吸収して吸着板24が同内面に確実に吸着する。また、トレー1の底部3の外面が平滑面である場合も吸着板24および弾性復帰部材27が確実に吸着することはもちろんである。
本実施形態の供給装置Sは、1組のトレー段組み部10、トレー吸着部20,トレー分離部30をユニット化し、複数組を直列に配置したが、1組のトレー段組み部10、トレー吸着部20,トレー分離部30、トレー搬送部40,制御部50により、本供給装置を構成できることはもちろんである。
本実施形態のトレー1,1’の用途は、食品に限らない。電子部品、光学部品などの工業部品、医療・歯科分野における物品、家庭用品など、幅広い用途に用いられる。
かくして、本発明のトレーの供給装置によれば、吸着面に凹凸が設けられているトレーや、サイズや形状の異なる多種、多様なトレーを、次の工程に確実に効率的に供給することができる。
本発明は、段積みされたトレーを次工程に供給するトレーの供給装置として利用可能である。
1,1’ トレー
1a 収容部
2 側部
3 底部
4 上面開口部
5 周縁部
6 凹凸部
10 トレー段積み部
11 ガイド支柱
12,15,32 水平支持部材
12a 保持板
13,16,33 連結部材
14,17,34 駆動装置
20 トレー吸着部
21 支持板
22 回動部
22a 回動軸
23 補助支持板
24 吸着板(吸着部材)
24a 吸着部
25 ベース板
26 吸引孔
27 弾性復帰部材
28 伸縮シリンダ
28a 伸縮ロッド
28b 棒状部材
29 吸引管(吸引力発生部)
29A 真空吸引装置
30 トレー分離部
31 爪部材
40 トレー搬送部
41 搬送ベルト
50 制御部

Claims (4)

  1. 段積みされた多段のトレーから最下段のトレーを分離して下方の搬送部に移載し、下方の搬送部に移載されたトレーを次工程に搬送するトレーの供給装置であって、
    トレーを段積みして保持するトレー段積み部と、
    トレー段積み部に保持された多段のトレーから最下段のトレーを吸着し、下方の搬送部に移載するトレー吸着部を備え、
    前記トレー吸着部は、上下に貫通する複数の吸引孔を備え、上下に昇降可能な平板状の吸着部材と、前記複数の吸引孔の周囲を囲むようにして前記吸着部材の上面に取り付けられた弾性復帰部材と、当該弾性復帰部材を最下段のトレーの底面または内面に密着させた状態で前記吸引孔から前記弾性復帰部材で囲まれた内部空間に吸引力を生じさせる吸引力発生部と、前記吸着部材を水平姿勢から傾斜姿勢に切替え可能とする回動部を備えることを特徴とする、トレーの供給装置。
  2. 前記トレー段積み部に保持された多段のトレーのうち最下段のトレーのみを下方に分離するトレー分離部を備え、
    当該トレー分離部は、前記トレー段積み部に保持された多段のトレーのうち、相対する位置から前進して最下段のトレーと下から2段目のトレーの間に進入する一対の爪部材を備えることを特徴とする、請求項1記載のトレーの供給装置。
  3. 前記トレー段積み部が、段積みされた多段のトレーを搬送方向と同じ向きに前後から保持する第1の保持手段と、段積みされた多段のトレーを搬送方向と直交する向きに左右から保持する第2の保持手段を備えており、これら第1の保持手段と第2の保持手段が、段積されたトレーの形状にあわせて、保持間隔を調整可能であることを特徴とする、請求項1記載のトレーの供給装置。
  4. 前記トレー段積み部と前記トレー吸着部を1組として、前記搬送部の搬送方向に沿って複数組が配置されており、
    各組のトレー段積み部が、段積みされた多段のトレーを搬送方向と同じ向きに前後から保持する第1の保持手段と、段積みされた多段のトレーを搬送方向と直交する向きに左右から保持する第2の保持手段をそれぞれ備えており、
    段積みされたトレーの形状に合わせて、各組のトレー段積み部における前記第1の保持手段が、第1の駆動装置によって、搬送方向に駆動される第1の連結部材を介して、それぞれ搬送方向の保持間隔を一度に調整可能であり、各組のトレー段積み部における前記第2の保持手段が、第2の駆動装置によって、搬送方向と直交する方向に駆動される第2の連結部材を介して、それぞれ搬送方向と直交する方向の保持間隔を一度に調整可能であることを特徴とする、請求項1に記載のトレーの供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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