JP7828115B1 - ロック機構付きキャスター装置 - Google Patents

ロック機構付きキャスター装置

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JP7828115B1 JP2025025947A JP2025025947A JP7828115B1 JP 7828115 B1 JP7828115 B1 JP 7828115B1 JP 2025025947 A JP2025025947 A JP 2025025947A JP 2025025947 A JP2025025947 A JP 2025025947A JP 7828115 B1 JP7828115 B1 JP 7828115B1
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Abstract

【課題】 キャスター装置をロックするための機構がシンプルで、耐久性や操作性に優れたロック機構付きキャスター装置を提供する。
【解決手段】 回転可能な第1車輪11と第1ロック部材15とを有する第1キャスター10と、回転可能な第2車輪21と第2ロック部材25とを有する第2キャスター20と、第1ロック部材15と第2ロック部材25とを連動させる連動機構30と、を備え、第1ロック部材15は、操作部16を有し、操作部16の操作により、第1車輪11を回転可能な状態とする非ロック位置と、第1車輪11を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成され、第2ロック部材25は、操作部16の操作により、連動機構30を介して、第2車輪21を回転可能な状態とする非ロック位置と、第2車輪21を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ロック機構付きキャスター装置に関し、例えば、スーツケースや鞄等の被取付物に取り付けられるキャスター装置として、被取付物を路面や床面で移動可能かつ不用意な移動を防止可能としたロック機構付きキャスター装置に関するものである。
一般に、キャスターは、スーツケースや鞄等の底部に取付けられて、路面や床面を移動可能に構成されている。また、このようなキャスターにおいて、キャスターの回転を制動させるブレーキ装置も知られている(特許文献1参照)。
特開2016-64028号公報
上記従来のブレーキ装置は、スーツケースのケース本体に設けられた操作ユニットを手動操作することで、操作ユニットに連結された制動ユニット付きのブレーキワイヤーを軸方向に移動させて制動キャスターを制動させるものである。
しかし、上記従来のブレーキ装置は、ブレーキ操作のための操作ユニットをケース本体に設けるため、構造が複雑化し、また、部品点数も増えることから、耐久性やコスト面で改善の余地があった。
また、操作ユニットは、スーツケースのケース本体に設けられるため、手指により手動操作する場合、スーツケースのサイズや操作ユニットの設置位置によっては、操作のために身体を屈めなければならず、例えば、混雑する電車内で操作ユニットを手動操作することが困難な場合もあり改善の余地があった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであって、キャスター装置のロック機構がシンプルで耐久性に優れ、さらに、操作性にも優れたロック機構付きキャスター装置を提供することを課題とする。
このような課題に鑑みて、本発明の一つは、以下の構成を具備するものである。
回転可能な第1車輪と、前記第1車輪の回転をロックする第1ロック部材とを有する第1キャスターと、回転可能な第2車輪と、前記第2車輪の回転をロックする第2ロック部材とを有する第2キャスターと、前記第1ロック部材と前記第2ロック部材とを連動させる連動機構と、を備えるロック機構付きキャスター装置であって、前記第1ロック部材は、操作部を有し、前記操作部の操作により、前記第1車輪を回転可能な状態とする非ロック位置と、前記第1車輪を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成され、前記第2ロック部材は、前記操作部の操作により、前記連動機構を介して、前記第2車輪を回転可能な状態とする非ロック位置と、前記第2車輪を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成され、前記第1ロック部材は、前記操作部としての操作レバーを有し、前記操作レバーの外側面には、前記第1車輪に設けられた第1係止凹部に挿脱可能に挿入される第1係止突部が形成され、前記第2ロック部材の外側面には、前記第2車輪に設けられた第2係止凹部に挿脱可能に挿入される第2係止突部が形成され、前記連動機構は、本体部と、前記本体部に形成された収容凹部内に摺動可能に収容されるスライダと、前記スライダにそれぞれ接続される第1索体及び第2索体と、を備え、前記第1ロック部材は、前記連動機構の前記第1索体に連結される第1索体連結部を有し、前記第2ロック部材は、前記連動機構の前記第2索体に連結される第2索体連結部を有することを特徴とするロック機構付きキャスター装置。
本発明のロック機構付きキャスター装置は、以上の構成により、キャスター装置のロック機構がシンプルで耐久性に優れ、さらに、操作部を一のキャスターに設けるとともに、この操作部の操作により複数のキャスターを連動させて非ロック状態及びロック状態に切り替えることができるため操作性にも優れている。
本発明に係るロック機構付きキャスター装置を被取付物としてのスーツケースに装着した例を示す概略斜視図である。 同ロック機構付きキャスター装置の基本構造を説明する概略正面図である。 同ロック機構付きキャスター装置の基本構造を説明する概略斜視図である。 同ロック機構付きキャスター装置の連動機構を説明する概略斜視図であり、図4(a)は、同連動機構の本体部とスライダとの配設態様を示す概略斜視図であり、図4(b)は、同連動機構の本体部を示す概略斜視図であり、図4(c)は、同連動機構のスライダを示す概略斜視図である。 同ロック機構付きキャスター装置の操作態様を説明する概略正面図であり、図5(a)は、操作部の非操作状態(非ロック状態)を示し、図5(b)は、操作部の操作状態(ロック状態)を示す。 同ロック機構付きキャスター装置における第1キャスターの他の実施形態2を説明する説明図であり、図6(a)は、操作部の非操作状態(非ロック状態)を示し、図6(b)は、操作部の操作状態(ロック状態)を示す。 同ロック機構付きキャスター装置における第1キャスターの他の実施形態3を説明する説明図であり、図7(a)は、操作部の非操作状態(非ロック状態)を示し、図7(b)は、操作部の操作状態(ロック状態)を示す。 同ロック機構付きキャスター装置の他の実施形態4を説明する説明図である。
(実施形態1)
以下、本発明に係るロック機構(ブレーキ機構)付きキャスター装置Aの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係るロック機構付きキャスター装置を被取付物としてのスーツケースに装着した例を示す概略斜視図である。図2は、同ロック機構付きキャスター装置の基本構造を説明する概略正面図であり、図3は、同ロック機構付きキャスター装置の基本構造を説明する概略斜視図である。
なお、図2及び図3には、左右一対の第1車輪11及び左右一対の第2車輪21について、左右片側の車輪のみを図示している。また、図3には、図2に示す各基台部10A,20Aと各フォーク部10B,20Bを取り除いて図示している。
(全体構成)
本実施形態においては、ロック機構(ブレーキ機構)付きキャスター装置Aを、被取付物としてのスーツケース1に装着した例を説明する。スーツケース1は、例えば、リアシェル2、フロントシェル(不図示)、ハンドル3、及びロック機構付きキャスター装置Aを備えて構成されている。このスーツケース1は、例えば、リアシェル2の一辺部と、フロントシェル(不図示)の一辺部とがヒンジ等の接続具により回動可能に連結された周知構造の開閉式スーツケースとして構成されている。
なお、ロック機構付きキャスター装置Aは、リアシェル2及び/又はフロントシェル(不図示)に装着するように構成することもできる。
また、ロック機構付きキャスター装置Aが装着される被取付物は、スーツケースに限定されない。例えば、鞄、台車、椅子、家具、脚立等の被取付物に装着することができる。
ロック機構付きキャスター装置Aは、図2に示すように、例えば、第1車輪11の回転をロックする第1ロック部材15を有する第1キャスター10と、第2車輪21の回転をロックする第2ロック部材25を有する第2キャスター20と、第1ロック部材15と第2ロック部材25とを連動させる連動機構30と、を備えるものであり、第1キャスター10の第1ロック部材15は、ロック操作するための操作部としても機能するものである。
このロック機構付きキャスター装置Aは、例えば、スーツケース1のリアシェル2の底部に取り付けられて、第1キャスター10と第2キャスター20とを連動させて各車輪11,21を回転不能なロック状態と、回転可能な非ロック状態とに切り替えることで、スーツケース1を路面や床面で移動可能かつ不用意な移動を防止可能に構成したものである。
以下、ロック機構付きキャスター装置Aの具体的な構造の例について説明する。
(第1キャスター)
第1キャスター10は、図1及び図2に示すように、スーツケース1のリアシェル2の底部に固定される第1基台部10Aと、第1基台部10Aの下部に旋回可能に設けられる第1フォーク部10Bと、第1フォーク部10Bに回転可能に設けられる左右一対の第1車輪11と、第1フォーク部10Bに回動(揺動)可能に設けられる第1ロック部材15とを含み構成されている。
<車輪>
左右一対の第1車輪11は、図3に示すように、第1フォーク部10Bに回転可能に設けられる円形の第1ホイール12を有し、当該第1ホイール12のリム外周には、弾性を有する第1タイヤ13が外嵌固定あるいは接着固定されている。
また、左右一対の第1ホイール12は、その内側面に、第1ロック部材15の操作レバー16に設けられた第1係止突部16bと係合(係止)する複数の第1係止凹部14aを有する円形環状の第1被係止部14が設けられている。
第1被係止部14は、中心側へ突出する複数の凸部を周方向に所要の間隔(ピッチ)を置いて形成することにより、これら周方向で隣り合う凸部間に、相対的に凹む複数の第1係止凹部14aを周方向に所要のピッチでそれぞれ形成している。これら第1係止凹部14aは、例えば、車軸側(中心側)に次第に拡開する台形状の凹部に形成されている。左右一対の第1被係止部14は、複数の第1係止凹部14aの位置が左右方向でそれぞれ一致するように設けられている。
なお、本例においては、複数の第1係止凹部14aが形成された円形環状の第1被係止部14を、第1ホイール12の内側面に設けるように構成しているが、複数の第1係止凹部14aを、第1ホイール12の内側面に対して直接形成するように構成してもよい。
<第1ロック部材>
第1ロック部材15は、図3に示すように、操作レバー16と、連動機構30の第1索体w1と連結される第1索体連結部17とを含み構成される。これら操作レバー16と第1索体連結部17は、例えば、合成樹脂材料から一体に成形することができる。
この第1ロック部材15は、操作レバー16を有することで操作部として機能するものであり、操作レバー16の操作により、第1車輪11を回転可能な状態とする非ロック位置と、回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成されている。
具体的には、第1ロック部材15は、第1キャスター10の第1フォーク部10B(図2参照)に、例えば、軸部に摩擦を発生させてその回転を制御するトルクヒンジ(摩擦ヒンジ)16aを介して揺動(回動)可能に支持される。つまり、第1ロック部材15は、操作レバー16の操作により一定のトルク以上の力が掛かったときにその力の方向に揺動(回動)し、無負荷あるいは小さなトルクしかかからない場合には、第1ロック部材15(操作レバー16)の角度位置を保持するように構成されている。つまり、操作レバー16は、非ロック位置(非操作位置)とロック位置(操作位置)の所定の角度位置に保持可能となる。
なお、操作レバー16の角度位置を保持する構成は上記の例に限定されない。例えば、第1ロック部材15側に係合突部又は係合凹部を設けるとともに、第1フォーク部10B側に係合凹部又は係合突部を設け、操作レバー16の非ロック位置(非操作位置)とロック位置(操作位置)において、第1ロック部材15側の係合突部又は係合凹部と、第1フォーク部10B側の係合凹部又は係合突部とを係合させて操作レバー16の角度位置を保持するように構成してもよい。
[操作レバー]
操作レバー16の外側面には、図2及び図3に示すように、外方に突出する左右一対の第1係止突部16bが形成されている。なお、図2及び図3には、左右片側の第1係止突部16bが示されている。
この第1係止突部16bは、操作レバー16の長手方向(図3の左右方向)におけるトルクヒンジ16a寄りの外側面に水平方向に突出するように突設されており、各第1車輪11に設けられた第1係止凹部14aに挿脱可能に挿入される大きさと形状に形成されている。
操作レバー16が非ロック位置(非操作位置)に位置する場合には、操作レバー16に設けられた左右一対の各第1係止突部16bは、それぞれ、左右一対の第1車輪11に設けられた各第1係止凹部14aと非係合状態(非係止状態)であるため、各第1車輪11は回転可能な状態となる。
また、操作レバー16がロック位置(操作位置)に位置する場合には、操作レバー16に設けられた左右一対の各第1係止突部16bは、それぞれ、左右一対の第1車輪11に設けられた各第1係止凹部14aと係合状態(係止状態)となるため、各第1車輪11は回転不能なロック状態(ブレーキ状態)となる。
[第1索体連結部]
第1索体連結部17は、例えば、左右一対の板状の延長部材17aと、左右一対の延長部材17aの一端側(先端部)同士を連結する板状の第1連結体17bから略コ字状に形成されている。
第1索体連結部17の延長部材17aは、操作レバー16のトルクヒンジ16a側の端部に接続されるように設けられており、操作レバー16をトルクヒンジ16aを中心として上方に回動(揺動)させた場合に、下方に回動(揺動)するように構成されている。
つまり、操作レバー16を上方に回動(揺動)させて操作位置(ロック位置)に操作した場合に、第1索体連結部17は下方に回動(揺動)し、第1索体w1を下方に引っ張るように構成されている。
また、第1索体連結部17の第1連結体17bには、図3に示すように、第1索体W1の他端に結合される第1係止球W1dを係止するための第1係止スリット17b1が形成されている。この第1係止スリット17b1は、第1索体W1の断面径よりも大きく、かつ、第1係止球W1dの直径よりも小さな幅に形成されており、第1索体W1の他端を第1連結体17bに接続可能に構成されている。
(第2キャスター)
第2キャスター20は、図1及び図2に示すように、スーツケース1のリアシェル2の底部に固定される第2基台部20Aと、第2基台部20Aの下部に旋回可能に設けられる第2フォーク部20Bと、第2フォーク部20Bに回転可能に設けられる左右一対の第2車輪21と、第2フォーク部20Bに回動(揺動)可能に設けられる第2ロック部材25とを含み構成されている。
<車輪>
左右一対の第2車輪21は、図3に示すように、第2フォーク部20Bに回転可能に設けられる円形の第2ホイール22を有し、当該第2ホイール22のリム外周には、弾性を有する第2タイヤ23が外嵌固定あるいは接着固定されている。
また、左右一対の第2ホイール22は、その内側面に、第2ロック部材25に設けられた第2係止突部26aと係合(係止)する複数の第2係止凹部24aを有する円形環状の第2被係止部24が設けられている。
第2被係止部24は、中心側へ突出する複数の凸部を周方向に所要の間隔(ピッチ)を置いて形成することにより、これら周方向で隣り合う凸部間に、相対的に凹む複数の第2係止凹部24aを周方向に所要のピッチでそれぞれ形成している。これら第2係止凹部24aは、例えば、車軸側(中心側)に向けて次第に拡開する台形状の凹部に形成されている。左右一対の第2被係止部24は、複数の第2係止凹部24aの位置が左右方向でそれぞれ一致するように設けられている。
なお、本例においては、複数の第2係止凹部24aが形成された円形環状の第2被係止部24を、第2ホイール22の内側面に設けるように構成しているが、複数の第2係止凹部24aを、第2ホイール22の内側面に対して直接形成するように構成してもよい。
<第2ロック部材>
第2ロック部材25は、図3に示すように、左右一対の板状の揺動部材26と、左右一対の揺動部材26の一端側同士を連結する板状の第2索体連結部27と、左右一対の揺動部材26の他端側同士を連結する軸状の連結軸28と、を含み構成されている。各揺動部材26と第2索体連結部27は、例えば、合成樹脂材料から一体に成形することができ、また、連結軸28は、合成樹脂材や金属材からなる棒状部材を採用することができる。
この第2ロック部材25は、第1ロック部材15の操作部(操作レバー16)の操作により、連動機構30を介して、第2車輪21を回転可能な状態とする非ロック位置と、第2車輪21を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成されている。
具体的には、第2ロック部材25は、第2キャスター20の第2フォーク部20B(図2参照)に対して、連結軸28を介して揺動(回動)可能に支持される。揺動部材26及び第2索体連結部27は、例えば、作動ばねの一例であるトーションばね29により下方(図中時計回り)に付勢されるように構成されている。このトーションばね29は、第2ロック部材25を下方に付勢することで、揺動部材26に形成された第2係止突部26aを、第2ホイール22に設けられた第2係止凹部24a内から離脱させて、左右一対の第2車輪21を回転可能な非ロック位置に常時付勢する作動ばねとして機能する。
[揺動部材]
左右一対の各揺動部材26の外側面には、それぞれ、図2及び図3に示すように、外方に突出する第2係止突部26aが形成されている。
この第2係止突部26aは、揺動部材26の長手方向(図3の左右方向)における連結軸28寄りの外側面に、水平方向に突出するように突設されており、各第2車輪21に設けられた第2係止凹部24aに挿脱可能に挿入される大きさと形状に形成されている。
第1ロック部材15の操作レバー16が非ロック位置(非操作位置)に位置する場合、第2ロック部材25には、後述する連動機構30による操作力(第2索体w2に対する引っ張り力)が作用しないため、第2ロック部材25は、非ロック位置に位置する。したがって、各揺動部材26に設けられた第2係止突部26aは、それぞれ、左右一対の第2車輪21に設けられた各第2係止凹部24aと非係合状態(非係止状態)であるため、各第2車輪21は回転可能な状態となる。
また、第1ロック部材15の操作レバー16がロック位置(操作位置)に位置する場合、第2ロック部材25には、後述する連動機構30による操作力(第2索体w2に対する引っ張り力)が作用する。
したがって、第2ロック部材25は、トーションばね29の付勢力に抗して、ロック位置に位置することになり、各揺動部材26に設けられた各第2係止突部26aは、それぞれ、左右一対の第2車輪21に設けられた各第2係止凹部24aと係合状態(係止状態)となるため、各第2車輪21は回転不能なロック状態(ブレーキ状態)となる。
[第2索体連結部]
第2索体連結部27は、例えば、左右一対の揺動部材26の一端側同士を連結する板状に形成されている。この第2索体連結部27には、図3に示すように、第2索体W2の他端に結合される第2係止球W2dを係止するための第2係止スリット27aが形成されている。この第2係止スリット27aは、第2索体W2の断面径よりも大きく、かつ、第2係止球W2dの直径よりも小さな幅に形成されており、第2索体W2の他端を第2索体連結部27に接続可能に構成されている。
第1ロック部材15の操作レバー16を非操作位置から操作位置に回動操作すると、第2ロック部材25の第2索体連結部27は、後述する連動機構30の第2索体w2による引っ張り力が作用し、第2ロック部材25は上方へ回動(揺動)することになる。
(連動機構)
次に、連動機構30について説明する。図4は、ロック機構付きキャスター装置Aの連動機構を説明する概略斜視図であり、図4(a)は、同連動機構の本体部とスライダとの配設態様を示す概略斜視図であり、図4(b)は、同連動機構の本体部を示す概略斜視図であり、図4(c)は、同連動機構のスライダを示す概略斜視図である。
連動機構30は、図2~図4に示すように、本体部31と、本体部31に形成された収容凹部32g内に摺動可能に収容されるスライダ35と、スライダ35の長手方向一端及び他端にそれぞれ接続される第1索体w1及び第2索体w2と、を含み構成されている。スライダ35は、例えば、コイルスプリング等からなる弾性部材Sにより、本体部31の長手方向他端側(図2の左右方向左側)に弾性付勢されている。
この連動機構30は、スーツケース1のリアシェル2の下面に設けられた第1キャスター10と第2キャスター20とをロック状態と非ロック状態に連動させるように機能する。
以下、連動機構30の具体的な構成の例について説明する。
<本体部>
本体部31は、図4に示すように、スライダ35をスライド可能に収容保持する筐体部32と、筐体部32の長手方向(図4の左右方向)の一端及び他端から長手方向に延びる索体支持部33,34と、を有する。
[筐体部]
筐体部32は、一方の側面を開口する容器形状に形成されており、例えば、図4(b)に示すように、上下方向に所定間隔離隔して配置されるとともに長手方向(図4の左右方向)に延びる一対の板状の上壁部32a及び下壁部32bと、上壁部32aと下壁部32bの長手方向一端部及び他端部をそれぞれ接続する板状の一端壁部32c及び他端壁部32dと、上・下壁部32a,32bと一端・他端壁部32c,32dの一側縁に接続される板状の側壁部32eと、側壁部32eの内側面に略直角状(直交状)に突出して設けられる突出部32fと、を有する。この筐体部32は、例えば、合成樹脂材により一体的に形成される。
筐体部32の収容凹部32gは、上・下壁部32a,32bと、一端・他端壁部32c,32dと、側壁部32eとにより画成されており、この収容凹部32gにスライダ35が長手方向(図4の左右方向)にスライド可能に収容される。
なお、収容凹部32gの開口は、側壁部32eに対向するように配置される着脱自在な蓋部(不図示)によりカバーすることができる。
また、筐体部32の一端・他端壁部32c,32dは、スライダ35の左右方向の各端部37c,38c(図4(c)参照)と当接してその移動を規制する位置規制部(ストッパ)として機能する。つまり、第1ロック部材15の操作レバー16が非操作位置(非ロック位置)の場合には、スライダ35の他端部38cは、筐体部32の他端壁部32dに当接し、また、操作レバー16が操作位置(ロック位置)の場合には、スライダ35の一端部37cは、筐体部32の一端壁部32cに当接して、その移動が規制される。
また筐体部32の側壁部32eに設けられる突出部32fは、スライダ35を左右方向他端側に押圧する弾性部材S(図2,3参照)の一端を支持する支持部をなす。弾性部材Sは、スライダ35の貫通孔36内に配置された状態で、その一端を突出部32fにより支持されるとともに他端をスライダ35の他端部側に保持されることで、スライダ35を筐体部32の左右方向他端側に弾性付勢する。
[索体支持部]
索体支持部33,34は、筐体部32の各端壁部32bに略直交して長手方向に延びるように接続されており、スライダ35に接続される第1索体w1及び第2索体w2の被覆部w1a,w2aを支持するように機能する。
これら索体支持部33,34は、例えば、上面に長手方向に延びるスリット状の開口33a,34aを有する略円筒状に形成され、例えば、筐体部32と共に合成樹脂材により一体的に形成される。
[スライダ]
スライダ35は、図4(c)に示すように、中央部分に横長に延びる貫通孔36を有する略直方体の矩形枠状に形成されており、例えば、合成樹脂材により一体的に形成される。このスライダ35は、本体部31の収容凹部32gにスライド可能に収容される。
スライダ35の長手方向一端部は、第1索体w1の端部と連結される第1連結部37を構成する。この第1連結部37には、第1索体w1の一端に固着された略円柱状に形成された第1係止柱w1c(図3参照)を着脱自在に挿入して支持する第1支持孔37aと、第1支持孔37aと連通するとともに第1索体w1を挿通するためのスリット37bが形成されている。
また、スライダ35の長手方向他端部は、第2索体w2の端部と連結される第2連結部38を構成する。この第2連結部38は、第2索体w2の一端に固着された略円柱状に形成された第2係止柱w2c(図3参照)を着脱自在に挿入して支持する第2支持孔38aと、第2支持孔38aと連通するとともに第2索体w2を挿通するためのスリット38bが形成されている。
スライダ35は、第1支持孔37a及び第2支持孔38aに、それぞれ、第1索体w1及び第2索体w2の第1・第2係止柱w1c,w2cを挿入することにより、第1索体w1及び第2索体w2と接続される。
また、スライダ35の第2連結部38側には、貫通孔36内に突出する略円筒状の保持部39が形成されている。この保持部39は、コイルスプリング等からなる弾性部材Sの他端部を保持するものであり、例えば、弾性部材Sの他端部と嵌め合わされて保持するように構成されている。
[第1索体、第2索体]
第1索体w1及び第2索体w2は、図3に示すように、例えば、金属製のワイヤー等からなる線状部材からなり、各索体w1,w2は、各索体w1,w2を長さ方向に移動可能に保護する合成樹脂製の各被覆部(アウターチューブ)w1a,w2aによりカバーされている。
また、各索体w1,w2の一端には、例えば、横向き円柱状の係止柱w1c,w2cが一体に結合されるとともに、各索体w1,w2の他端には、例えば、球状の係止球w1d,w2dが一体に結合されている。
第1索体w1及び第2索体w2は、各係止柱w1c,w2cを介して、スライダ35の第1連結部37及び第2連結部38に接続されるとともに、各係止球w1d,w2dを介して、第1ロック部材15の第1索体連結部17及び第2索体連結部27に接続される
(ロック機構付きキャスター装置の作用)
次に、以上のように構成されたロック機構付きキャスター装置Aの作用を説明する。図5は、ロック機構付きキャスター装置Aの操作態様を説明する概略正面図であり、図5(a)は、操作部の非操作状態(非ロック状態)を示し、図5(b)は、操作部の操作状態(ロック状態)を示す。
<非ロック状態>
図5(a)に示すように、スーツケース1を路面や床面で移動可能とした非ロック状態(通常の使用状態)において、第1ロック部材15の操作レバー16は、非操作位置に保持されており、第1キャスター10の第1車輪11と第2キャスター20の第2車輪21は、回転自在な非ロック状態である。
具体的には、操作レバー16が非操作位置に位置する非ロック状態において、操作レバー16に設けられた第1係止突部16bは、第1車輪11に設けられた第1係止凹部14aと非係合状態(非ロック状態)にあり、第1車輪11は自由に回転することができる。
また、第2ロック部材25の揺動部材26は、トーションばね29(図3参照)により下方に付勢された状態を維持しているため、揺動部材26に設けられた第2係止突部26aは、第2車輪21に設けられた第2係止凹部24aと非係合状態(非ロック状態)にあり、第2車輪21も自由に回転することができる。
また、操作レバー16が非操作位置に位置する非ロック状態において、スライダ35と第1ロック部材15との間を接続する第1索体w1には、操作レバー16の操作に伴う引っ張り力は作用していないため、連動機構30のスライダ35は、弾性部材Sの付勢力により第2連結部38の他端面38c(図4(c)参照)が筐体部32の他端壁部32d(図4(b)参照)に当接した状態を維持している。
また、この状態において、スライダ35と第2ロック部材25との間を接続する第2索体w2にも引っ張り力は作用していないため、第2ロック部材25の揺動部材26及び第2索体連結部27は、トーションばね29により下方に付勢された状態を維持している。したがって、揺動部材26に設けられた第2係止突部26aは、第2車輪21に設けられた第2係止凹部24aと非係合状態(非ロック状態)にあり、第2車輪21は自由に回転することができる。
<ロック状態>
図5(b)に示すように、第1キャスター10の操作レバー16を上方へ回動(揺動)操作する。この操作は、例えば、手指で操作レバー16を掴んで上方へ押し上げるように操作したり、あるいは、足先で操作レバー16の先端を押し上げるように操作することができる。
操作レバー16が操作位置に操作されると、操作レバー16に設けられた第1係止突部16bが第1車輪11に設けられた第1係止凹部14aに係合するため、第1キャスター10の第1車輪11は、回転できないロック状態となる。
このロック状態において、操作レバー16は、第1キャスター10の第1フォーク部10Bに、例えば、トルクヒンジ(摩擦ヒンジ)16aの摩擦力により操作位置に保持される。
また、操作レバー16が操作位置に回動操作されると、スライダ35と第1ロック部材15との間を接続する第1索体w1には、操作レバー16の操作に伴う引っ張り力が作用し(つまり、第1索体w1が、第1ロック部材15の第1索体連結部17により引っ張られる)、連動機構30のスライダ35は、弾性部材Sの付勢力に抗してスライド移動し(図中右側に移動する)、第1連結部37の一端面37c(図4(c)参照)が筐体部32の一端壁部32c(図4(b)参照)に当接した状態となる。
また、このスライダ35のスライド移動によって、スライダ35と第2ロック部材25との間を接続する第2索体w2にも引っ張り力が作用する(つまり、第2索体w2が、スライダ35により引っ張られる)ため、第2ロック部材25の揺動部材26及び第2索体連結部27は、トーションばね29(図3参照)による付勢力に抗して、連結軸28を中心に上方に回動(半時計回りに揺動)移動する。したがって、揺動部材26に設けられた第2係止突部26aは、車輪21に設けられた第2係止凹部24aと係合状態となり、第2車輪21は自由な回転が規制されたロック状態となる。
以上のとおり、本発明のロック機構付きキャスター装置Aは、第1キャスター10の第1ロック部材15(操作レバー16)を操作するだけで、第2ロック部材25をも連動させて、第1キャスター10と第2キャスター20の第1・第2車輪11,21の回転を規制したロック状態とすることができるので、ロック機構がシンプルで耐久性が向上する。
また、操作部としての操作レバー16が第1キャスター10に設けられているため、手指のみならず足先でも操作部(操作レバー16)の操作を可能とすることができ、操作性も向上する。
次に、本発明に係るロック機構(ブレーキ機構)付きキャスター装置Aの他の実施形態について説明する。以下に説明する他の実施形態は、図2に示す実施形態1の一部構成を変更したものであるため、主にその変更部分について説明し、同一となる構成には同一の符号を付けて重複する説明を省略する。
(実施形態2)
図6は、ロック機構付きキャスター装置における第1キャスターの他の実施形態2を説明する説明図であり、図6(a)は、操作部の非操作状態(非ロック状態)を示し、図6(b)は、操作部の操作状態(ロック状態)を示す。この実施形態2は、図2に示す実施形態1の第1キャスター10について、第1ロック部材15の一部構成を変更したものである。
<第1キャスター>
図6に示すように、第1キャスター40は、左右一対の第1車輪11と、左右一対の第1車輪11間に配置された第1ロック部材45とを含み構成されている。
なお、図6には、左右一対の第1車輪11について、左右方向一方側の車輪のみを図示している。
この第1ロック部材45は、操作部としての操作レバー46を有し、この操作部(操作レバー46)の操作により、第1車輪11を回転可能な状態とする非ロック位置と、第1車輪11を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成されている。第1ロック部材45のトルクヒンジ16a及び第1係止突部16bの構成は、第1実施形態と同様であるが、この第1ロック部材45は、操作レバー46の先端側(自由端部)に第1索体w1の第1係止球w1dを係止する第1索体連結部47を形成したものである。
この第1索体連結部47は、例えば、操作レバー46の先端側(自由端部)に、第1索体W1の断面径よりも大きく、かつ、第1係止球W1dの直径よりも小さな幅の溝部(切欠き部)を形成することで構成することができる。つまり、溝部(切欠き部)に第1索体W1を挿通させるとともに、第1係止球w1dを操作レバー46の上面で支持するように構成される。
第1索体w1は、第1車輪11の車軸(不図示)の下部をU字状に囲むように案内されて配置され、操作レバー46を図6(b)に示すように上方に回動操作させることで、第1索体W1に引っ張り力(つまり、第1索体w1が、操作レバー46により引っ張られる)が作用するように配置される。
この第1キャスター40においても、非操作位置の操作レバー46(図6(a))を上方へ回動(揺動)操作して操作位置(図6(b))に位置させると、操作レバー46に設けられた第1係止突部16bが第1車輪11に設けられた第1係止凹部14aに係合するため、第1キャスター40の第1車輪11は、回転できないロック状態となる。
(実施形態3)
図7は、ロック機構付きキャスター装置における第1キャスターの他の実施形態3を説明する説明図であり、図7(a)は、操作部の非操作状態(非ロック状態)を示し、図7(b)は、操作部の操作状態(ロック状態)を示す。この実施形態3は、図2に示す実施形態1の第1キャスター10について、第1ロック部材15の一部構成及び車輪11の一部構成を変更したものである。
<第1キャスター>
図7に示すように、第1キャスター50は、左右一対の第1車輪11’と、左右一対の第1車輪11’間に配置された第1ロック部材55とを含み構成されている。
なお、図7には、左右一対の第1車輪11’について、左右方向一方側の車輪のみを図示している。
第1ロック部材55は、操作部としての操作レバー56を有し、この操作部(操作レバー56)の操作により、第1車輪11’を回転可能な状態とする非ロック位置と、第1車輪11’を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成されている。
この第1ロック部材55は、操作部としての操作レバー56と、操作レバー56の回動(揺動)操作に連動して回動(揺動)する第1索体連結部57とを含み構成される。この操作部(操作レバー56)の操作により、第1車輪11’を回転可能な状態とする非ロック位置と、第1車輪11’を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成されている。
この第1ロック部材55は、操作レバー56を下方に回動(揺動)操作することで第1車輪11’をロックするように構成したものである。操作レバー56の所定位置には、第1係止突部(不図示)が形成されており、また、第1車輪11’には、操作レバー56を操作した際、操作レバー56の第1係突部に係合(係止)する複数の第1係止凹部(不図示)が設けられている。
操作レバー56は、第1キャスター50の第1フォーク部(不図示)に、例えば、トルクヒンジ16aを介して揺動(回動)可能に支持されており、操作レバー56を非操作位置(図7(a))と操作位置(図7(b))を保持可能に構成されている。
また、操作レバー56の端部(トルクヒンジ16a側の端部)には、第1索体連結部57側に突出するように第1当接部56aが形成されている。この第1当接部56aは、操作レバー56の非操作状態において、その上面が、第1索体連結部57に設けられた第2当接部57cの下面に当接するように配置されている。操作レバー56を下方に回動操作(操作位置に操作)すると、第1索体連結部57の第2当接部57cは、操作レバー56の第1当接部56aにより押し上げられ、その結果、第1索体連結部57は下方に回動(揺動)することになる。
第1索体連結部57は、左右一対の板状の揺動部材57aと、左右一対の揺動部材57aの一端側同士を連結する帯板状の第1連結体57bと、左右一対の揺動部材57aの他端側同士を連結する軸状の連結軸58と、を含み構成されている。
各揺動部材57aと第1連結体57bは、例えば、合成樹脂材料から一体に成形することができ、また、連結軸58は、合成樹脂材や金属材からなる棒状部材を採用することができる。
この第1索体連結部57は、第1キャスター50の第1フォーク部(不図示)に対して、連結軸58を介して揺動(回動)可能に支持される。
第1連結体57bには、第1索体w1の他端に結合される第1係止球w1dを係止するための係止スリット57b1が形成されている。このスリット57b1は、第1索体w1の断面径よりも大きく、かつ、第1係止球w1dの直径よりも小さな幅に形成されており、第1索体w1の他端を第1連結体57bに接続可能に構成されている。
また、揺動部材57aの端部(連結軸58側の端部)には、操作レバー56側に突出するように第2当接部57cが形成されている。この第2当接部57cは、操作レバー56が下方に回動操作されると第1当接部56aにより押し上げられ、その結果、第1索体連結部57は下方に回動(揺動)することになる。
この第1キャスター50においても、非操作位置の操作レバー56(図7(a))を下方へ回動(揺動)操作して操作位置(図7(b))に位置させると、操作レバー56に設けられた第1係止突部(不図示)が第1車輪11’に設けられた第1係止凹部(不図示)に係合するため、第1キャスター50の第1車輪11’は、回転できないロック状態となる。
(実施形態4)
図8は、ロック機構付きキャスター装置の他の実施形態4を説明する説明図である。この実施形態4は、図2に示す実施形態1について、第1キャスター10及び第2キャスター20に加え、第3キャスター60を付加するとともに連動機構30の一部構成を変更したものである。
この実施形態4においては、例えば、スーツケース1のリアシェル2(図1参照)側に第1キャスター10及び第2キャスター20を設けるとともに、リアシェル2の一辺部と回動可能に連結されたフロントシェル(不図示)側に第3キャスター60を設けるように構成することができる。
この実施形態4の第3キャスター60は、上述した実施形態1の第2キャスター20と同様の構造である。連動機構30’により、第1キャスター10の操作レバー16の操作に連動させ、第2キャスター20と同様に第3キャスター60をもロック状態及び非ロック状態に連動させるように構成したものである。
この連動機構30’は、図4に示す連動機構30と基本構造は同様であるが、第3キャスター60と連動連結する第3索体w3と連結するための構造を一部変更している。
具体的には、連動機構30’のスライダ35’は、スライダ35’の長手方向一端部に第1索体w1の端部と連結される第1連結部37が形成され、また、長手方向他端部に第2索体w2の端部及び第3索体w3の端部と連結される第2連結部38’が形成されている。なお、第2連結部38’における第2索体w2及び第3索体w3との連結構造は、上述した実施形態1と同様である。
また、連動機構30’の本体部31’を構成する筐体部32’は、スライダ35’の第2連結部38’の形状が、第2索体w2の端部と第3索体w3の端部を接続するように変更(拡大)されたことに伴い、当該第2連結部38’を収容できるようにその構成を一部変更している。
また、筐体部32’の長手方向の一端には、第1索体w1の被覆部w1aを支持する索体支持部33が設けられるとともに、長手方向の他端には、第2索体w2と第2索体W3の各被覆部w2a,w3aを支持する上下一対の索体支持部34’が設けられている。
この実施形態4においては、第1キャスター10の操作レバー16の操作によって、第1キャスター10と、第2キャスター20と、第3キャスター60とを連動させて各車輪11,21,61を回転不能なロック状態と、回転可能な非ロック状態とに切り替えることができる。
以上の構成により、他の実施形態においても、キャスター装置のロック機構がシンプルで耐久性に優れ、さらに、操作部を一のキャスターに設けるとともに、この操作部の操作により複数のキャスターを連動させて非ロック状態及びロック状態に切り替えることができるため操作性に優れている。
また、操作部をキャスター側に設けているため、例えば、手指のみならず足先でも操作部の操作を可能とすることで操作性に優れている。
また、本発明は上述した具体的構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、第1ロック部材15,45,55の操作部としての操作レバー16,46,56を、回動(揺動)操作する場合について説明したが、この操作部を、非操作位置(非ロック位置)と操作位置(ロック位置)との間でスライド移動(直線移動)する操作部として構成してもよい。
また、上記実施形態では、第2ロック部材25を、揺動部材26を有するものとして構成し、この揺動部材26を、連動機構30,30’を介して揺動(回動)させることで、第2車輪21を回転可能な非ロック位置と、回転不能なロック位置との間で揺動(回動)移動する場合について説明したが、この第2ロック部材25を、非ロック位置とロック位置との間でスライド移動(直線移動)する移動部材を有するものとして構成してもよい。
また、上記実施形態では、操作部としての操作レバー16,46,56を、手指あるいは足先で手動操作する場合について説明したが、この操作レバーを、例えば、モータが駆動することで回動(揺動)する構成(自動操作)としてもよい。この場合、例えば、操作レバーにタッチセンサーやクリックセンサーを搭載することで、操作レバーのタッチ操作やクリック操作によって操作レバーを回動させるように構成することができる。
<総括>
以上のとおり、上記実施形態では以下の発明を開示している。
(1)
回転可能な第1車輪と、前記第1車輪の回転をロックする第1ロック部材とを有する第1キャスターと、回転可能な第2車輪と、前記第2車輪の回転をロックする第2ロック部材とを有する第2キャスターと、前記第1ロック部材と前記第2ロック部材とを連動させる連動機構と、を備えるロック機構付きキャスター装置であって、前記第1ロック部材は、操作部を有し、前記操作部の操作により、前記第1車輪を回転可能な状態とする非ロック位置と、前記第1車輪を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成され、前記第2ロック部材は、前記操作部の操作により、前記連動機構を介して、前記第2車輪を回転可能な状態とする非ロック位置と、前記第2車輪を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成されていることを特徴とするロック機構付きキャスター装置。
(2)
前記第1ロック部材は、前記操作部としての操作レバーを有し、前記操作レバーの外側面には、前記第1車輪に設けられた第1係止凹部に挿脱可能に挿入される第1係止突部が形成され、前記第2ロック部材の外側面には、前記第2車輪に設けられた第2係止凹部に挿脱可能に挿入される第2係止突部が形成されていることを特徴とする上記(1)記載のロック機構付きキャスター装置。
(3)
前記連動機構は、本体部と、前記本体部に形成された収容凹部内に摺動可能に収容されるスライダと、前記スライダにそれぞれ接続される第1索体及び第2索体と、を備え、前記第1ロック部材は、前記連動機構の前記第1索体に連結される第1索体連結部を有し、前記第2ロック部材は、前記連動機構の前記第2索体に連結される第2索体連結部を有することを特徴とする上記(1)又は(2)記載のロック機構付きキャスター装置。
(4)
前記第1索体連結部は、前記操作レバーに接続される左右一対の延長部材と、前記左右一対の延長部材の先端部同士を連結する第1連結体と、を有することを特徴とする上記(3)記載のロック機構付きキャスター装置。
(5)
前記第1索体連結部は、前記操作レバーの自由端部に形成されていることを特徴とする上記(3)記載のロック機構付きキャスター装置。
1 スーツケース
10 第1キャスター
11,11’ 第1車輪
14 第1被係止部
14a 第1係止凹部
15 第1ロック部材
16 操作レバー
16b 第1係止突部
17 第1索体連結部
17a 延長部材
17b 第1連結体
20 第2キャスター
21 第2車輪
24 第2被係止部
24a 第2係止凹部
25 第2ロック部材
26 揺動部材
26a 第2係止突部
30,30’ 連動機構
31,31’ 本体部
32,32’ 筐体部
32g 収容凹部
35,35’ スライダ
40,50 第1キャスター
45,55 第1ロック部材
46,56 操作レバー
60 第3キャスター
w1 第1索体
w2 第2索体

Claims (3)

  1. 回転可能な第1車輪と、前記第1車輪の回転をロックする第1ロック部材とを有する第1キャスターと、
    回転可能な第2車輪と、前記第2車輪の回転をロックする第2ロック部材とを有する第2キャスターと、
    前記第1ロック部材と前記第2ロック部材とを連動させる連動機構と、
    を備えるロック機構付きキャスター装置であって、
    前記第1ロック部材は、操作部を有し、前記操作部の操作により、前記第1車輪を回転可能な状態とする非ロック位置と、前記第1車輪を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成され、
    前記第2ロック部材は、前記操作部の操作により、前記連動機構を介して、前記第2車輪を回転可能な状態とする非ロック位置と、前記第2車輪を回転不能にロックするロック位置との間で移動可能に構成され
    前記第1ロック部材は、前記操作部としての操作レバーを有し、前記操作レバーの外側面には、前記第1車輪に設けられた第1係止凹部に挿脱可能に挿入される第1係止突部が形成され、
    前記第2ロック部材の外側面には、前記第2車輪に設けられた第2係止凹部に挿脱可能に挿入される第2係止突部が形成され、
    前記連動機構は、本体部と、前記本体部に形成された収容凹部内に摺動可能に収容されるスライダと、前記スライダにそれぞれ接続される第1索体及び第2索体と、を備え、
    前記第1ロック部材は、前記連動機構の前記第1索体に連結される第1索体連結部を有し、
    前記第2ロック部材は、前記連動機構の前記第2索体に連結される第2索体連結部を有する
    ことを特徴とするロック機構付きキャスター装置。
  2. 前記第1索体連結部は、前記操作レバーに接続される左右一対の延長部材と、前記左右一対の延長部材の先端部同士を連結する第1連結体と、を有する
    ことを特徴とする請求項記載のロック機構付きキャスター装置。
  3. 前記第1索体連結部は、前記操作レバーの自由端部に形成されている
    ことを特徴とする請求項記載のロック機構付きキャスター装置。
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