JP7778490B2 - 油中水型乳化組成物 - Google Patents
油中水型乳化組成物Info
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例えば、特許文献1には、紫外線吸収剤、エステル結合を有する不揮発性極性油分、及び油相増粘剤を含有する油中水型乳化化粧料が、紫外線防御効果が高く、白浮きがなく、汎用性に優れることが記載されている。
また、皮膜形成剤を配合した場合には、塗布後において、皮膚の動きに対する皮膚追従性に課題があった。
(A)炭素数8~28のアルキル基が付加されたシリコーン油、
(B)皮膜形成剤、
(C)25℃で液状のエステル油、
(D)25℃で固体の有機紫外線吸収剤、
(E)親油性非イオン性界面活性剤、
(F)水
を含有する油中水型乳化組成物に関する。
ここで、皮膚追従性とは、表情の変化や日内変動によって顔の皮膚が動いたときに、その動きに合わせて、塗布した組成物が皮膚から剥がれることがないことを示す。また、その結果として、肌に塗布した組成物が、肌理や皺に、塊として溜らないことを示す。
成分(A)のシリコーン油は、アルキル基とシリコーンで構成されるものが好ましい。また、炭素数8~28のアルキル基以外の置換基を有していても良いが、紫外線防御効果、化粧持続効果、動きに対する皮膚追従性、毛穴ぼかし効果を向上させる観点から、乳化性能を有さないのが好ましく、ポリオキシアルキレン基を有さないのがより好ましい。
なかでも、カプリリルメチコン、セチルジメチコン、アルキル(C26-28)ジメチコン、ステアリルジメチコン、ベヘノキシジメチコンから選ばれる少なくとも1種又は2種以上を含むのが好ましく、カプリリルメチコンを少なくとも含むのがより好ましい。
カルボシロキサンデンドリマー構造を側鎖に有するビニル系重合体において、カルボシロキサンデンドリマー構造としては、塗布時に肌上での乳化組成物の上滑り感を低減させ、動きに対する皮膚追従性を向上させる観点から、次式(1)で表される基が好ましい。
X1はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
Xi+1は水素原子、炭素原子数1~10のアルキル基、アリール基及び上記シリルアルキル基からなる群から選択される基である。iは該シリルアルキル基の階層を示している1~10の整数であり、aiは0~3の整数である。
X1はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
で表されるラジカル重合可能な有機基を有するカルボシロキサンデンドリマー 100~0.1質量部とを(共)重合させてなるカルボシロキサンデンドリマー構造を含有するビニル系重合体が好ましい。
このようなラジカル重合可能な有機基を含有するカルボキシデンドリマー(B2)としては、下記平均組成式で示されるカルボシロキサンデンドリマーが例示される。
また、その性状は、25℃で液状、ガム状、ペースト状、固体状などのいずれでも良いが、塗布時に肌上での乳化組成物の上滑り感を低減させ、動きに対する皮膚追従性を向上させる観点から、固体状のものが好ましい。また、塗布時に肌上での乳化組成物の上滑り感を低減させ、動きに対する皮膚追従性を向上させる観点からは、溶剤によって希釈された溶液や分散液であることが好ましい。なかでも、液状油によって希釈された分散液として用いるのが好ましく、シリコーン油、炭化水素油から選ばれる1種又は2種以上を用いるのが好ましく、ジメチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、イソドデカンから選ばれる1種又は2種以上を用いるのがより好ましく、ジメチルポリシロキサン、イソドデカンから選ばれる1種又は2種以上を用いるのがさらに好ましく、ジメチルポリシロキサンがよりさらに好ましい。
で表される分子鎖の型末端にラジカル重合性基を有するジメチルポリシロキサン化合物を含むモノマー(B3)を重合させて得られるアクリル-シリコーン系グラフト共重合体が好ましい。
一般式(3)中、R24で示される、1個又は2個のエーテル結合で遮断されていても良い、炭素数1~10の2価の飽和炭化水素基は、直鎖状又は分岐鎖状のいずれでも良く、炭素数1~7のものが好ましい。具体的には、-CH2-、-(CH2)3-、-(CH2)6-、-(CH2)8-、-(CH2)10-、-CH2-CH(CH3)-CH2-、-CH2CH2OCH2CH2CH2-、-CH2CH2OCH2CH(CH3)CH2-、-CH2CH2OCH2CH2OCH2CH2CH2- などが挙げられる。
また、kは3~300の数であり、塗布時に肌上での乳化組成物の上滑り感を低減させ、動きに対する皮膚追従性を向上させる観点から、5~100が好ましい。
アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーは、ラジカル重合性不飽和結合を分子中に1個有する化合物であり、アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするとは、ラジカル重合性モノマー(B4)において、アクリレート及び/又はメタクリレートの合計量が、ラジカル重合性モノマー全体の50質量%以上を占めることを意味する。
また、アクリレート及び/又はメタクリレート以外のモノマーとしては、スチレン、置換スチレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、ブタジエン、アクリロニトリル、フッ化オレフィン等が挙げられる。
得られるアクリル-シリコーン系グラフト共重合体は、重量平均分子量が、3000~200000であるのが好ましく、5000~100000がより好ましい。
この場合、一般式(3)で表されるジメチルポリシロキサン化合物(B3)と、アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマー(B4)の重合比率(B3)/(B4)は、1/19~2/1であるのが好ましい。
また、塗布時に肌上での乳化組成物の上滑り感を低減させ、動きに対する皮膚追従性を向上させる観点から、溶剤に溶解して使用するのが好ましい。溶剤としては、シリコーン油、炭化水素油が挙げられ、塗布時に肌上での乳化組成物の上滑り感を低減させ、動きに対する皮膚追従性を向上させる観点から、メチルトリメチコン、ジメチルポリシロキサン(2cs)、デカメチルシクロペンタシロキサン、イソドデカンから選ばれる1種又は2種以上が好ましく、メチルトリメチコン、ジメチルポリシロキサン(2cs)、デカメチルシクロペンタシロキサンから選ばれる1種又は2種以上がさらに好ましく、デカメチルシクロペンタシロキサンがよりさらに好ましい。
アルキルシルセスキオキサン樹脂としては、化粧品表示名称「ポリプロピルシルセスキオキサンシクロペンタシロキサン」(INCI名称「POLYPROPYLSILSESQUIOXANECYCLOPENTASILOXANE」が好ましく、市販品としては、ポリプロピルシルセスキオキサンである670FLUID(ダウ・東レ社製)等を用いることができる。
アルキルシルセスキオキサン樹脂とトリメチルシロキシケイ酸の混合物としては、DOWSIL MQ-1640 FLAKE RESIN(37質量%ポリプロピルシルセスキオキサンと63質量%トリメチルシロキシケイ酸の混合物)(ダウ・東レ社製)等の市販品を用いることができる。
かかるエステル油としては、通常の化粧料に用いられるものであれば良く、例えば、パラメトキシケイ皮酸エチルヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル等のモノエステル油;ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、リンゴ酸ジイソステアリル等のジエステル油;トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル等のトリエステル油;テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル等のテトラエステル油などが挙げられる。
これらのうち、紫外線防御効果、化粧持続効果、動きに対する皮膚追従性、毛穴ぼかし効果を向上させる観点から、モノエステル、ジエステルから選ばれる少なくとも1種又は2種以上を含むのが好ましく、パラメトキシケイ皮酸エチルヘキシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコールから選ばれる少なくとも1種又は2種を含むのがより好ましい。
成分(D)の有機紫外線吸収剤としては、通常の化粧料に用いられるものであればいずれでも良く、例えば、4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2-エチルヘキシル、メチレンビズベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、エチルへキシルトリアゾン等が挙げられる。これらのうち、紫外線防御効果、化粧持続効果、動きに対する皮膚追従性、毛穴ぼかし効果を向上させる観点から、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン及びエチルヘキシルトリアゾンから選ばれる少なくとも1種又は2種以上を含むのが好ましい。また、少なくともジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンを組合わせて用いるのが好ましい。
ここで、HLB(親水性-親油性のバランス〈Hydrophilic-Lipophilic Balance〉)は、界面活性剤の全分子量に占める親水基部分の分子量を示すものであり、グリフィン(Griffin)の式により求められるものである。また、2種以上の非イオン性界面活性剤から構成される場合、混合界面活性剤のHLBは、次のようにして求められる。混合界面活性剤のHLBは、各非イオン性界面活性剤のHLB値をその配合比率に基づいて相加算平均したものである。
混合HLB=Σ(HLBx×Wx)/ΣWx
HLBxは、非イオン性界面活性剤XのHLB値を示す。
Wxは、HLBxの値を有する非イオン性界面活性剤Xの質量(g)を示す。
これらのうち、紫外線防御効果、化粧持続効果、動きに対する皮膚追従性、毛穴ぼかし効果を向上させる観点から、ソルビタン脂肪酸エステル、シリコーン系界面活性剤から選ばれる少なくとも1種又は2種以上を含むのが好ましく、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリエーテル変性シリコーンから選ばれる少なくとも1種又は2種以上を含むのがより好ましく、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、ポリエーテル変性シリコーンから選ばれる少なくとも1種又は2種以上を含むのがさらに好ましく、モノイソステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体から選ばれる少なくとも1種又は2種以上を含むのがよりさらに好ましく、少なくとも、ソルビタン脂肪酸エステルを含むのがよりさらに好ましい。
また、ソルビタン脂肪酸エステル及びシリコーン系界面活性剤を組合わせて用いるのが好ましい。
また、成分(E)として、ソルビタン脂肪酸エステルを含有する場合、ソルビタン脂肪酸エステルの含有量は、紫外線防御効果、化粧持続効果、動きに対する皮膚追従性、毛穴ぼかし効果を向上させる観点から、全組成中に0.05~4質量%であるのが好ましく、0.1~2.5質量%がより好ましく、0.6~1.5質量%がさらに好ましい。
炭酸塩としては、2価金属の炭酸塩が好ましく、例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム等が挙げられる。これらのうち、毛穴ぼかし効果を向上させる観点から、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムから選ばれる少なくとも1種又は2種以上を含むのが好ましく、炭酸カルシウムがより好ましい。
炭酸塩の形状は、毛穴ぼかし効果を向上させる観点から、紡錘状、棒状、板状、針状、繊維状、花弁状が好ましく、紡錘状、棒状、板状、針状、繊維状がより好ましく、紡錘状、棒状、板状がさらに好ましい。
さらに、毛穴ぼかし効果を向上させる観点から、炭酸塩の平均厚みに対する長軸の粒子径(アスペクト比)は、1以上であるのが好ましく、1.3以上がより好ましく、1.6以上がさらに好ましく、100以下が好ましく、50以下がより好ましく、30以下がさらに好ましい。また、炭酸塩の平均厚みに対する長軸の粒子径(アスペクト比)は、1~100が好ましく、1.3~50がより好ましく、1.6~30がさらに好ましい。
ここで、体積平均粒子径は、レーザー回折散乱粒度分布測定器(堀場製作所製、LA-920)により測定される。本発明において、体積平均粒子径とは、体積基準の平均粒子径であり、50%メジアン径とする。
また、アスペクト比は、体積平均粒子径と粒子の平均厚さとの比により計算されるものであり、アスペクト比=(体積平均粒子径/平均厚さ)で定義される。
なお、粒子の平均厚さは、走査型電子顕微鏡や透過型電子顕微鏡により観察して測定した10~50個の母粒子の厚さを数平均して求められる。
球状シリカは、毛穴ぼかし効果を向上させる観点から、体積平均粒子径が、1~30μmであるのが好ましく、2~20μmがより好ましく、3~10μmがさらに好ましい。
ここで、体積平均粒子径は、レーザー回折散乱粒度分布測定器(堀場製作所製、LA-920)により測定される。本発明において、体積平均粒子径とは、体積基準の平均粒子径であり、50%メジアン径とする。
比表面積は、毛穴ぼかし効果を向上させる観点から、75~260m2/gが好ましく、100~200m2/gがより好ましい。
ここで、比表面積は、球状シリカを磁性ルツボ(B-2型)に約30mL採取し、150℃の温度で2時間乾燥後、デシケーターに入れて室温まで冷却する。次に、サンプルを1g取り、全自動表面積測定装置(湯浅アイオニクス社製、マルチソーブ12型)を用いて、比表面積(m2/g)をBET法にて測定する。
ここで、吸油量は、球状シリカ1.5gを薬包紙に採取し、ガラス測定板に移す。次に、煮あまに油(JIS K 5101に規定するもの)をビュレットから1回に4、5滴ずつ試料に滴下し、全体をヘラで練り合わせる。この滴下と練り合わせを繰り返し、螺旋形を巻く状態となったときを終点とし、以下の式にて、吸油量を算出する。
吸油量(mL/100g)=(A/W)×100
(Aは煮あまに油の滴下量(mL)、Wは試料の採取量(g)を表す)
ここで、細孔容積は、球状シリカ10gをルツボに取り、105℃の温度で1時間乾燥後、デシケーターに入れて室温まで冷却する。次いで、よく洗浄したセルに1g試料を取り、窒素吸着装置(触媒化成工業社製)を用いて窒素を吸着させ、以下の式から細孔容積を算出する。
細孔容積(mL/g)=(0.001567×(V-Vc)/w)
(Vは圧力735mmHgにおける標準状態の吸着量(mL)、Vcは圧力735mmH
gにおけるセルブランクの容量(mL)、Wは試料の重量(g)を表す。また、窒素ガス
と液体窒素の密度の比を0.001567とする)
シリカチタン複合粉体としては、例えば、アイナフレックス IWS22S13(日本板硝子社製、体積平均粒子径:4μm、複合粉体中のシリカ(体積平均粒子径4μm)78質量%、酸化チタン22質量%)等の市販品を用いることができる。
成分(G)として、炭酸塩及び球状シリカを組合わせて用いる場合、紫外線防御効果、化粧持続効果、動きに対する皮膚追従性、毛穴ぼかし効果を向上させる観点から、炭酸塩及び球状シリカの合計含有量は、全組成中に1~18質量%であるのが好ましく、3~15質量%がより好ましく、5~12質量%がさらに好ましい。
成分(H)としては、通常の化粧料に用いられるもので、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化アルミニウム、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム等の金属酸化物、マンガンバイオレット、チタン酸コバルト等の金属錯体、更にカーボンブラック等の無機顔料;赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色405号、赤色505号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色401号、青色1号、青色404号等の合成有機顔料;β-カロチン、カラメル、パプリカ色素等の天然有機色素等が挙げられ、これらの着色顔料の複合体、これらの着色顔料とパール顔料とを組み合わせた複合顔料などが挙げられる。パール顔料としては、例えば、雲母、金雲母、タルク、シリカ、セリサイト、マイカ、ガラス、カオリン、オキシ塩化ビスマス、酸化セリウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、板状アルミナ粉末等の天然又は合成の無機粉体が挙げられる。複合顔料の具体例としては、酸化チタン被覆雲母、酸化鉄被覆雲母、酸化鉄被覆雲母チタン、酸化鉄被覆合成金雲母、酸化クロム被覆雲母チタン、酸化チタン被覆ガラス末、酸化鉄被覆ガラス末、酸化チタン内包ガラス末、酸化鉄内包ガラス末等が挙げられる。
着色顔料を疎水化処理するには、通常の方法により、行うことができる。
また、本発明の油中水型乳化組成物は、油中水型乳化化粧料とするのが好ましく、例えば、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー;ほお紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、オーバーコート剤、口紅等のメイクアップ化粧料;日やけ止め乳液、日焼け止めクリーム等の紫外線防御化粧料;スキンケア乳液、スキンケアクリーム、BBクリーム、美容液等のスキンケア化粧料などとして適用することができる。なかでも、紫外線防御化粧料やメイクアップ化粧料が好ましい。
表1に示す組成の油中水型乳化化粧料(ファンデーション)を、常法により製造し、SPF値を測定するとともに、化粧持続性、皮膚追従性及び毛穴ぼかし効果を評価した。結果を表1に併せて示す。
(1)SPF値:
PMMA板上に、各化粧料を1.4mg/cm2 になるように1分間均一に塗布し、冷暗所で15分乾燥させた。試料乾燥後、SPFアナライザー(UV2000S、米国Labsphere社製)にて、正方形のPMMA板上の中点、各頂点、各頂点を結んだ辺の中点の計9箇所の吸収スペクトル(波長350nm)の透過率(%)を測定し、9箇所の平均を求めた。その透過率(%)から、SPF値(-)を求めた。
専門パネラー3名により、洗顔、整肌後、全顔に各化粧料0.3gを塗布し、塗布してから6時間後の持続性を、以下の基準で評価した。結果を、パネラー3名の合計点で示した。
5;化粧が明らかに崩れていないと感じる。
4;化粧が崩れていないと感じる。
3;化粧がほぼ崩れていないと感じる。
2;化粧が崩れていると感じる。
1;化粧が明らかに崩れていると感じる。
10cm×5cmのプロテインレザー(イデアテックス ジャパン社製)に、各化粧料0.05gを塗布して15分乾燥させた。次に、短辺の中心が屈曲する15cm×5cmの大きさのプラスチック板に、両面テープを用いて前記プロテインレザーを貼り付け、約1秒間に1回のスピードで10回折り曲げと伸ばす動作を行った。この動作後、専門パネラー1名により、プロテインレザーの折り曲げ線上の各化粧料の塗膜状態を以下の基準で評価した。
5;塗膜がほぼ変化しない(割れていない)。
4;塗膜の一部が筋状になる。
3;塗膜が筋状になる。
2;塗膜の一部が割れている。
1;塗膜が割れている。
専門パネラー3名が、各化粧料0.3gを指に取り、顔に塗布して伸ばした後、毛穴ぼかし効果を以下の基準で評価した。結果を、パネラー3名の合計点で示した。
5;毛穴が明らかに隠れていると感じる。
4;毛穴が隠れていると感じる。
3;毛穴がほぼ隠れていると感じる。
2;毛穴があまり隠れていないと感じる。
1;毛穴が明らかに隠れていないと感じる。
*1:パラメトキシケイ皮酸エチルヘキシル ユビナール MC80(BASF社製)
*2:カプリリルメチコン SILSOFT 034(Momentive社製)
*3:(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー(40質量%ジメチルポリシロキサン溶液) KP-545L(信越化学工業社製)
*4:(アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマー (40質量%ジメチルポリシロキサン溶液) DOWSIL FA 4003 DM Silicone Acrylate(40質量%ジメチルポリシロキサン(2cs)溶液)(ダウ・東レ社製)
*5:ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル ユビナール A Plusl(BASF社製)
*6:ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン TINOSORB S(BASF社製)
*7:エチルヘキシルトリアゾン ユビナール T 150(BASF社製)
*8:ポリエーテル変性シリコーン ABIL EM90(エボニック社製)
*9:モノイソステアリン酸ソルビタン スパン 120-LQ(Croda社製)
*10:炭酸カルシウム 軽微性炭酸カルシウム(近江化学工業製、体積平均粒子径7.5μm、紡錘状、アスペクト比1.9)
*11:球状シリカ サンスフェアNP-100(旭硝子社製、体積平均粒子径10μm)
*12:シリカチタン複合粉体 アイナフレックス IWS22S13(日本板硝子社製)
Claims (5)
- 次の成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)及び(G) :
(A)炭素数8~12のアルキル基が付加されたシリコーン油 1.00~15質量%、
(B)(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー及び(アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマーから選ばれる1種又は2種以上を含む皮膜形成剤、
(C)25℃で液状のエステル油、
(D)25℃で固体の有機紫外線吸収剤、
(E)親油性非イオン性界面活性剤、
(F)水、
(G)2価金属の炭酸塩及び球状シリカから選ばれ1種又は2種以上
を含有する油中水型乳化組成物。 - 成分(E)の親油性非イオン性界面活性剤が、少なくとも、ソルビタン脂肪酸エステルを含む請求項1記載の油中水型乳化組成物。
- 成分(A)の含有量が1.00~10質量%、成分(B)の含有量が0.5~10質量%、成分(C)の含有量が1~20質量%、成分(D)の含有量が0.1~10質量%、成分(E)の含有量が0.5~6質量%である請求項1又は2記載の油中水型乳化組成物。
- 成分(B)に対する成分(A)の質量割合(A)/(B)が、0.1~30である請求項1~3のいずれか1項記載の乳化組成物。
- 成分(E)に対する成分(A)の質量割合(A)/(E)が、0.1~20である請求項1~4のいずれか1項記載の乳化組成物。
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