JP7769604B2 - 潜熱蓄熱材一体型活性炭及びその製造方法 - Google Patents
潜熱蓄熱材一体型活性炭及びその製造方法Info
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Description
質を封入したマイクロカプセルを有する潜熱蓄熱材と、活性炭とを含有する潜熱蓄熱材一体型活性炭であって、
前記潜熱蓄熱材は、前記マイクロカプセルの表面が熱硬化性有機バインダーAを含む有機バインダー含有層で被覆されており、且つ、
前記潜熱蓄熱材の表面が活性炭を含む活性炭含有層で被覆されている、潜熱蓄熱材一体型活性炭。
(1)前記マイクロカプセルと前記熱硬化性有機バインダーAとを混合する工程
(2)工程(1)で得られたマイクロカプセル組成物を前記熱硬化性有機バインダーAで被覆し、熱処理して前記潜熱蓄熱材を得る工程、
(3)工程(2)で得られた潜熱蓄熱材と、前記活性炭を含む組成物とを混合して造粒する工程
を備える、製造方法。
本発明の潜熱蓄熱材一体型活性炭は、温度に応じて潜熱の吸収及び放出を生じる相変化物質を封入したマイクロカプセルを有する潜熱蓄熱材と、活性炭とを含有する潜熱蓄熱材一体型活性炭であって、前記潜熱蓄熱材は、前記マイクロカプセルの表面が熱硬化性有機バインダーAを含む有機バインダー含有層で被覆されており、且つ、前記潜熱蓄熱材の表面が活性炭を含む活性炭含有層で被覆されている。
マイクロカプセルに封入される相変化物質としては、相変化に伴って潜熱の吸収及び放出を生じ得る化合物であれば特に限定はない。相変化としては、例えば、固体-液体間の相変化等を例示することができる。相変化物質が相変化を生じ得る温度(例えば、融点、凝固点等)はキャニスターの用途に応じて適宜選択することができるが、通常0~50℃程度とすることができる。
潜熱蓄熱材は、上記したマイクロカプセルの表面が熱硬化性有機バインダーAを含む有機バインダー含有層で被覆されている。この際、熱硬化性有機バインダーAを含む有機バインダー含有層で被覆されるマイクロカプセルの個数は特に制限はなく、1個でも複数(例えば2~10個等)でもよいが、後述の本発明の製造方法によれば、通常、1個のマイクロカプセルが熱硬化性有機バインダーAを含む有機バインダー含有層で被覆されることが多い。
本発明の潜熱蓄熱材一体型活性炭は、上記したマイクロカプセルの表面に有機バインダー含有層を形成した潜熱蓄熱材の表面が、さらに、活性炭を含む活性炭含有層で被覆されている。この際、活性炭を含む活性炭含有層で被覆される潜熱蓄熱材の個数は特に制限はなく、1個でも複数(例えば2~10個等)でもよいが、後述の本発明の製造方法によれば、通常、1個の潜熱蓄熱材が活性炭を含む活性炭含有層で被覆されることが多い。
本発明の潜熱蓄熱材一体型活性炭の製造方法は、特に制限されないが、例えば、
(1)前記マイクロカプセルと前記熱硬化性有機バインダーAとを混合する工程
(2)工程(1)で得られたマイクロカプセル組成物を前記熱硬化性有機バインダーAで被覆し、熱処理して前記潜熱蓄熱材を得る工程、
(3)工程(2)で得られた潜熱蓄熱材と、前記活性炭を含む組成物とを混合して造粒する工程
を備える方法により製造することができる。
工程(1)では、まず、マイクロカプセルと熱硬化性有機バインダーAとを混合する。具体的には、工程(1)では、マイクロカプセルと熱硬化性有機バインダーAとを混合後に押出造粒し、次いで整粒することが好ましい。この際の熱硬化性有機バインダーAは、マイクロカプセルの表面にコーティングするものではなく、マイクロカプセルと混合するために使用される。
工程(2)は、工程(1)で得られたマイクロカプセル組成物を熱硬化性有機バインダーAで被覆し、熱処理して潜熱蓄熱材を得る工程である。
工程(3)は、工程(2)で得られた潜熱蓄熱材と、活性炭を含む組成物とを混合して造粒する工程である。これにより、工程(2)で得られた潜熱蓄熱材を活性炭含有層で被覆し、本発明の潜熱蓄熱材一体型活性炭を製造することができる。
相転移温度が50~52℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを使用した。
相転移温度が45~47℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを使用した他は実施例1と同様に、潜熱蓄熱材を得た。その後、実施例1と同様にして、実施例2の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
相転移温度が42~45℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素(炭素数22)を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを使用しスクリーンダイスの目開きは0.8mmを用いて細粒化した他は実施例1と同様に、潜熱蓄熱材を得た。その後、活性炭を含む組成物を1924g分が全量使用されるようにコーティング(厚み660μm)に供した(潜熱蓄熱材:活性炭:有機バインダー=250:1742:182(質量比)である)。その後、115℃で3時間以上乾燥させ、成型物の含水率を5質量%未満とし、平均粒子径を2.0~2.4mmに調製した他は実施例1と同様にして、実施例3の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
相転移温度が42~45℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素(炭素数22)を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを使用した他は実施例1と同様に、潜熱蓄熱材を得た。その後、実施例1と同様にして、実施例4の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
相転移温度が42~45℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素(炭素数22)を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを使用しスクリーンダイスの目開きは1.2mmを用いて細粒化した他は実施例1と同様に、潜熱蓄熱材を得た。その後、活性炭を含む組成物を640g分が全量使用されるようにコーティング(厚み535μm)に供した(潜熱蓄熱材:活性炭:有機バインダー=250:579:61(質量比)である)。その後、115℃で3時間以上乾燥させ、成型物の含水率を5質量%未満とし、平均粒子径を2.0~2.4mmに調製した他は実施例1と同様にして、実施例5の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
相転移温度が32~37℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素(炭素数20)を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを使用した他は実施例1と同様に、潜熱蓄熱材を得た。その後、実施例1と同様にして、実施例6の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
相転移温度が18℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素(炭素数16)を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを使用した他は実施例1と同様に、潜熱蓄熱材を得た。その後、実施例1と同様にして、実施例7の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
相転移温度が50~52℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルとして、実施例1で用いたマイクロカプセルを用いて、実施例1と同様にマイクロカプセル組成物を製造し、潜熱蓄熱材とした。つまり、マイクロカプセルの表面に熱硬化性有機バインダーでコーティングしなかった。その後、実施例1と同様にして、比較例1の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
相転移温度が45~47℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを用いて、実施例1と同様にマイクロカプセル組成物を製造し、潜熱蓄熱材とした。つまり、マイクロカプセルの表面に熱硬化性有機バインダーでコーティングしなかった。その後、実施例1と同様にして、比較例2の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
相転移温度が42~45℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素(炭素数22)を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを用いて、実施例1と同様にマイクロカプセル組成物を製造し、潜熱蓄熱材とした。つまり、マイクロカプセルの表面に熱硬化性有機バインダーでコーティングしなかった。その後、実施例1と同様にして、比較例3の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
相転移温度が32~37℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素(炭素数20)を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを用いて、実施例1と同様にマイクロカプセル組成物を製造し、潜熱蓄熱材とした。つまり、マイクロカプセルの表面に熱硬化性有機バインダーでコーティングしなかった。その後、実施例1と同様にして、比較例4の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
相転移温度が18℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素(炭素数16)を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを用いて、実施例1と同様にマイクロカプセル組成物を製造し、潜熱蓄熱材とした。つまり、マイクロカプセルの表面に熱硬化性有機バインダーでコーティングしなかった。その後、実施例1と同様にして、比較例5の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
相転移温度が42~45℃を有する直鎖の脂肪族炭化水素(炭素数22)を内包物とし既存の方法で作製した、メラミン膜で覆ったマイクロカプセルを用いて、スクリーンダイスの目開きは0.7mmを用いて細粒化した他は実施例1と同様に、潜熱蓄熱材を得た。活性炭を含む組成物を4140g分が全量使用されるようにコーティング(厚み800μm)に供した(潜熱蓄熱材:活性炭:有機バインダー=250:3748:392(質量比)である)。その後、115℃で3時間以上乾燥させ、成型物の含水率を5質量%未満とし、平均粒子径を2.0~2.4mmに調製した他は実施例1と同様にして、比較例6の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
ポータブルリアクター耐圧容器(耐圧硝子工業(株)製のTVS-1型)に、実施例1~7及び比較例1~6で得た潜熱蓄熱材一体型活性炭3gを投入し、ガソリンを10mL投入した。その後、70℃で48時間加熱処理した後、該潜熱蓄熱材一体型活性炭をシャーレ上に取り出し、それらを30mLのヘキサン(富士フイルム和光純薬(株)製の試薬特級)で洗い流した後、送風低温乾燥機(ヤマト科学(株)製のDK340S)を用いて40℃で2時間乾燥させた。その後DSC7020(示差走査熱量計、セイコーインスツル(株)製)を用いて熱量を測定した。ガソリン処理後の熱量を未処理時の熱量で割り、熱量残存率を算出した。結果を表1に示す。
あらかじめ、活性炭と有機バインダーと水とを混練し、解砕することで混合物(活性炭を含む組成物)を得た。この際、有機バインダーとしては、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩(日本製紙(株)製のF30MC)、エポクロスWS-700((株)日本触媒製のオキサゾリン基含有水溶性ポリマー)、ADEKAレジン((株)ADEKA製の水性エポキシ樹脂EM-0180)を選定し、固形分率で活性炭100質量部に対してそれぞれ7.2質量部、1.2質量部、2.1質量部の計10.5質量部、水は活性炭100質量部に対して160.5質量部を加えた。
潜熱蓄熱材として実施例4で得られた潜熱蓄熱材を使用し、活性炭混合物(活性炭を含む組成物)を1187g分が全量使用されるようにコーティング(厚み640μm)に供した(潜熱蓄熱材:活性炭:有機バインダー=250:1074:112(質量比)である)他は実施例8と同様に、実施例9の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
潜熱蓄熱材として実施例5で得られた潜熱蓄熱材を使用し、活性炭混合物(活性炭を含む組成物)を620g分が全量使用されるようにコーティング(厚み530μm)に供した(潜熱蓄熱材:活性炭:有機バインダー=250:562:59(質量比)である)他は実施例8と同様に、実施例10の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
燃料蒸散ガス吸着性能を表すブタンアクティビティ(BA):ASTM-D5228に準拠して測定した(以下、BAと略記する)。供する潜熱蓄熱材一体型球状活性炭は平均粒子径が2.36mm以上2.80mm未満となるものに限定した。結果を表2及び3に示す。
潜熱蓄熱材として実施例4で得られた潜熱蓄熱材を核として使用し、活性炭混合物(活性炭を含む組成物)を2854g分が全量使用されるようにコーティング(厚み1000μm)に供した(潜熱蓄熱材:活性炭:有機バインダー=250:2583:270(質量比)である)他は実施例8と同様に、実施例11の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。この際、3.5(目開き5.6mm)~10Mesh(目開き1.7mm)(JIS規格)の篩を用いて篩別し、目標粒度より大きい区分と10Meshよりも細かい区分を除いて任意の潜熱蓄熱材一体型球状活性炭を得た。
潜熱蓄熱材として実施例4で得られた潜熱蓄熱材を核として使用し、活性炭混合物(活性炭を含む組成物)を2000g分が全量使用されるようにコーティング(厚み840μm)に供した(潜熱蓄熱材:活性炭:有機バインダー=250:1811:189(質量比)である)他は実施例11と同様に、実施例12の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
潜熱蓄熱材として実施例4で得られた潜熱蓄熱材を核として使用し、活性炭混合物(活性炭を含む組成物)を1347g分が全量使用されるようにコーティング(厚み680μm)に供した(潜熱蓄熱材:活性炭:有機バインダー=250:1220:127(質量比)である)他は実施例11と同様に、実施例12の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
潜熱蓄熱材として実施例5で得られた潜熱蓄熱材を核として使用し、活性炭混合物(活性炭を含む組成物)を691g分が全量使用されるようにコーティング(厚み560μm)に供した(潜熱蓄熱材:活性炭:有機バインダー=250:625:65(質量比)である)他は実施例11と同様に、実施例12の潜熱蓄熱材一体型活性炭を得た。
潜熱蓄熱材を用いない既存の活性炭(IngevityCorporation製のBAX1100)を使用した。
潜熱蓄熱材を用いない既存の活性炭(IngevityCorporation製のBAX1700)を使用した。
キャニスターケースL/D=3.0を用い、潜熱蓄熱材一体型活性炭又は活性炭を1000mL充填させた。給油条件(EPAで規定されるORVR試験条件)として、タンク内の残存液体ガソリン温度を26.8℃とし、給油ガソリン温度を19.2℃とし、ガソリン停止条件を3000ppm破過とした。潜熱蓄熱材一体型活性炭又は活性炭の前処理としてガソリン燃料を用いて6回吸脱着を繰り返した。L/Dは、活性炭層の中心軸方向の長さL[mm]÷平均直径D[mm]から求めた値である。結果は、参考例1を基準(100)とした相対値として、表3に示す。
ASTM-D5228を参考にしてASTM硬さを測定した。結果を表3に示す。
活性炭としては、JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが4.19である活性炭を使用した。この活性炭と、有機バインダーと水とを混合し、押出し機((株)ダルトン製のディスクペレッターF5型)を用いて孔径2.2mm、厚さ15mmのダイスで成形し、マルメライザー(ダルトン、Q-400T)にて細粒化を行うことで、蓄熱材一体型活性炭の活性炭含有層と同様の材料構成の成型物を得た。得られた成型物のpHは、JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが4.97であった。ここで得られる成型物と硬さと蓄熱材一体型活性炭の硬さには正の相関がある。なお、有機バインダーとしては、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩(日本製紙(株)製のF30MC)、エポクロスWS-700((株)日本触媒製のオキサゾリン基含有水溶性ポリマー)、ADEKAレジン((株)ADEKA製の水性エポキシ樹脂EM-0180)を選定し、固形分率で活性炭100質量部に対してそれぞれ6.8質量部、1.2質量部、1.9質量部の計9.9質量部、水は活性炭100質量部に対して220.0質量部を加えた。
JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが4.50である活性炭を用いる以外は、製造例1と同様の方法で、JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが5.87の成型物を得た。
JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが7.35である活性炭を用いる以外は、製造例1と同様の方法で、JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが6.58の成型物を得た。
JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが9.54である活性炭を用いる以外は、製造例1と同様の方法で、JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが9.13の成型物を得た。
水酸化ナトリウム50gを蒸留水250gに溶かし、活性炭100gを加え、120℃で3時間乾燥させることで、JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが11.27である活性炭を作製した。この活性炭と、有機バインダーと水とを混合し、押出し機((株)ダルトン製のディスクペレッターF5型)を用いて孔径2.2mm、厚さ15のダイスで成形し、マルメライザー(ダルトン、Q-400T)にて細粒化を行うことで、蓄熱材一体型活性炭の活性炭含有層と同様の材料構成の成型物を得た。得られた成型物のpHは、JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが10.43であった。ここで得られる成型物と硬さと蓄熱材一体型活性炭の硬さには正の相関がある。なお、有機バインダーとしては、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩(日本製紙(株)製のF30MC)、エポクロスWS-700((株)日本触媒製のオキサゾリン基含有水溶性ポリマー)、ADEKAレジン((株)ADEKA製の水性エポキシ樹脂EM-0180)を選定し、固形分率で活性炭100質量部に対してそれぞれ6.8質量部、1.2質量部、1.9質量部の計9.9質量部、水は活性炭100質量部に対して215.0質量部を加えた。
JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが2.92である活性炭を用いる以外は、製造例1と同様の方法で、JIS K 1474(2014)に準拠して測定した水懸濁液のpHが2.88の成型物を得た。
ASTM-D5228を参考にしてASTM硬さを測定した。結果を表4に示す。なお、表4には、各成型物のpHが4.5以上である場合をA、4.5未満である場合をBと表記した。
Claims (12)
- 温度に応じて潜熱の吸収及び放出を生じる相変化物質を封入したマイクロカプセルを有する潜熱蓄熱材と、活性炭とを含有する潜熱蓄熱材一体型活性炭であって、
前記潜熱蓄熱材は、前記マイクロカプセルの表面が熱硬化性有機バインダーAを含む有機バインダー含有層で被覆されており、
前記潜熱蓄熱材の表面が活性炭及び有機バインダーBを含む活性炭含有層で被覆されており、且つ、
JIS K 1474(2014)に準拠して測定した、前記活性炭含有層の水懸濁液のpHが4.5以上である、潜熱蓄熱材一体型活性炭。 - 前記マイクロカプセルの平均粒子径が0.1~500μmである、請求項1に記載の潜熱蓄熱材一体型活性炭。
- 前記活性炭の平均粒子径が1μm~10mmである、請求項1又は2に記載の潜熱蓄熱材一体型活性炭。
- 前記潜熱蓄熱材の平均断面直径が0.75~1.80mmである、請求項1~3のいずれか1項に記載の潜熱蓄熱材一体型活性炭。
- 前記潜熱蓄熱材の含有量が、前記潜熱蓄熱材一体型活性炭の総量を100質量%として、7~30質量%である、請求項1~4のいずれか1項に記載の潜熱蓄熱材一体型活性炭。
- 熱量が10~100J/gである、請求項1~5のいずれか1項に記載の潜熱蓄熱材一体型活性炭。
- ASTM硬さが45%以上である、請求項1~6のいずれか1項に記載の潜熱蓄熱材一体型活性炭。
- 請求項1~7のいずれか1項に記載の潜熱蓄熱材一体型活性炭の製造方法であって、
(1)前記マイクロカプセルと前記熱硬化性有機バインダーAとを混合する工程
(2)工程(1)で得られたマイクロカプセル組成物を前記熱硬化性有機バインダーAで被覆し、熱処理して前記潜熱蓄熱材を得る工程、
(3)工程(2)で得られた潜熱蓄熱材と、前記活性炭及び有機バインダーBを含む組成物とを混合して造粒する工程
を備える、製造方法。 - 前記工程(1)が、前記マイクロカプセルと前記熱硬化性有機バインダーAとを混合後に押出造粒し、次いで整粒する工程である、請求項8に記載の製造方法。
- 前記工程(3)において、前記活性炭及び有機バインダーBを含む組成物が、さらに、pH調整剤を含有する、請求項8又は9に記載の製造方法。
- 請求項1~7のいずれか1項に記載の潜熱蓄熱材一体型活性炭を含有する、キャニスター。
- 請求項1~7のいずれか1項に記載の潜熱蓄熱材一体型活性炭を含有する、密閉式ガソリンタンクと連結されている自動車用キャニスター。
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