JP6416054B2 - エンジンの燃料供給方法及びエンジンの燃料供給装置 - Google Patents
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Description
即ち、本発明に係るエンジンの燃料供給方法は、前記の課題を解決する為に、エンジンの燃料供給装置を用いたエンジンの燃料供給方法であって、前記エンジンの燃料供給装置は、液化ガス燃料を貯蔵するための液化ガス燃料タンクと、前記液化ガス燃料タンク内の前記液化ガス燃料から発生する蒸発ガスを貯蔵する蒸発ガス貯蔵部と、前記蒸発ガスを、前記液化ガス燃料タンクから前記蒸発ガス貯蔵部に排出するための蒸発ガス排出路と、前記蒸発ガス排出路を介して前記蒸発ガスを前記蒸発ガス貯蔵部に排出する際に、前記液化ガス燃料タンク内の圧力を調節するための第1圧力制御弁と、前記蒸発ガス貯蔵部に貯蔵されている蒸発ガスを、エンジンに供給するための蒸発ガス供給路と、前記蒸発ガス供給路に設けられ、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力を調節するための第2圧力制御弁とを備え、前記蒸発ガス貯蔵部には、前記液化ガス燃料タンクから排出された前記蒸発ガスを吸着して貯蔵するための吸着剤が設けられており、前記エンジンが停止しており、かつ、前記液化ガス燃料タンクで発生した前記蒸発ガスにより、当該液化ガス燃料タンク内の圧力が一定値以上に高くなった場合、前記第1圧力制御弁を開状態にし、一定量の当該蒸発ガスを前記蒸発ガス貯蔵部に排出させ、前記吸着剤に当該蒸発ガスを吸着させて貯蔵し、前記エンジンが駆動している場合、前記液化ガス燃料タンクから前記液化ガス燃料を前記エンジンに供給すると共に、前記第2圧力制御弁を開状態にし、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力を減圧して、前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスを脱着させ、当該脱着した蒸発ガスを、前記蒸発ガス供給路を介して前記エンジンに供給することを特徴とする。
即ち、本発明によれば、エンジンの停止中に液化ガス燃料タンク内の液化ガス燃料から蒸発ガスが発生しても、当該蒸発ガスを貯蔵する蒸発ガス貯蔵部に吸着剤を設けており、当該吸着剤に蒸発ガスを吸着させて貯蔵するので、当該蒸発ガスの貯蔵量を増加させることができる。その結果、系外への蒸発ガスの放出までの期間を長期化することができ、又は抑制することが可能になる。また、吸着剤を用いることにより蒸発ガス貯蔵部の容量も抑えることができる。さらに、エンジンの駆動中は、吸着剤に吸着している蒸発ガスを脱着させて、燃料の一部としてエンジンに供給するので、当該蒸発ガスを系外に放出させることなく、エンジンの駆動にも利用することができ、効率性に優れている。
<エンジンの燃料供給装置>
本実施の形態1に係るエンジンの燃料供給装置(以下、「燃料供給装置」という。)について、図1を参照しながら以下に説明する。但し、説明に不要な部分は省略し、また説明を容易にする為に拡大又は縮小等して図示した部分がある。
次に、本実施の形態1に係る燃料供給装置1を用いたエンジンの燃料供給方法について説明する。
D900〜1015/D1600=0.2〜9.0…(1)
D890/D1600=0.09〜1.0…(2)
メタノール溶解度(%)=(C−D)/C×100…(3)
<エンジンの燃料供給装置>
本実施の形態2に係るエンジンの燃料供給装置について、図3を参照しながら以下に説明する。尚、前記実施の形態1に係る燃料供給装置1と同様の機能を有する構成要素については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
次に、本実施の形態2に係る燃料供給装置2を用いたエンジンの燃料供給方法について説明する。
<エンジンの燃料供給装置>
本実施の形態3に係るエンジンの燃料供給装置について、図4を参照しながら以下に説明する。尚、前記実施の形態1の燃料供給装置1及び実施の形態2の燃料供給装置2と同様の機能を有する構成要素については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
次に、本実施の形態3に係る燃料供給装置3を用いたエンジンの燃料供給方法について説明する。
本実施の形態1〜3においては、蒸発ガス貯蔵部が1つの場合を例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。液化ガス燃料タンクに貯蔵される液化ガス燃料の量等に応じて、蒸発ガス貯蔵部を複数備えた態様であってもよい。
11 液化ガス燃料タンク
12 蒸発ガス貯蔵部
13 蒸発ガス排出路
14 第1圧力制御弁
15 蒸発ガス供給路
16 第2圧力制御弁
17 液化ガス燃料
18 燃料供給路
19、30 熱交換器
20 圧力調整弁
21 加熱部
22、25、26 開閉弁
23 蓄冷材充填タンク
24 液化ガス燃料供給部
27 蒸発ガス貯蔵部冷却用タンク
28 液化ガス燃料供給路
29 第3圧力制御弁
Claims (9)
- エンジンの燃料供給装置を用いたエンジンの燃料供給方法であって、
前記エンジンの燃料供給装置は、
液化ガス燃料を貯蔵するための液化ガス燃料タンクと、
前記液化ガス燃料タンク内の前記液化ガス燃料から発生する蒸発ガスを貯蔵する蒸発ガス貯蔵部と、
前記蒸発ガスを、前記液化ガス燃料タンクから前記蒸発ガス貯蔵部に排出するための蒸発ガス排出路と、
前記蒸発ガス排出路を介して前記蒸発ガスを前記蒸発ガス貯蔵部に排出する際に、前記液化ガス燃料タンク内の圧力を調節するための第1圧力制御弁と、
前記蒸発ガス貯蔵部に貯蔵されている蒸発ガスを、エンジンに供給するための蒸発ガス供給路と、
前記蒸発ガス供給路に設けられ、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力を調節するための第2圧力制御弁とを備え、
前記蒸発ガス貯蔵部には、前記液化ガス燃料タンクから排出された前記蒸発ガスを吸着して貯蔵するための吸着剤と、前記吸着剤を冷却するための蓄冷材とが設けられ、
前記液化ガス燃料タンクと前記蒸発ガス貯蔵部との間には、前記液化ガス燃料を前記蓄冷材に供給するための液化ガス燃料供給部が設けられており、
前記エンジンが停止しており、かつ、前記液化ガス燃料タンクで発生した前記蒸発ガスにより、当該液化ガス燃料タンク内の圧力が一定値以上に高くなった場合、前記第1圧力制御弁を開状態にし、一定量の当該蒸発ガスを前記蒸発ガス貯蔵部に排出させ、前記吸着剤に当該蒸発ガスを吸着させて貯蔵し、
前記エンジンが駆動しており、かつ、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力が一定値以上の場合、前記液化ガス燃料タンクから前記液化ガス燃料を前記エンジンに供給すると共に、前記第2圧力制御弁を開状態にし、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力を減圧して、前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスを脱着させ、当該脱着した蒸発ガスを、前記蒸発ガス供給路を介して前記エンジンに供給するものであり、
さらに、前記エンジンが駆動している場合に於いて、
前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスが一定量以上、前記エンジンに供給されたときは、前記液化ガス燃料供給部より、当該液化ガス燃料タンク内の前記液化ガス燃料を前記蒸発ガス貯蔵部に於ける前記蓄冷材に供給して、当該蓄冷材を冷却し、
前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスが一定量以上、前記エンジンに供給されていないときは、前記液化ガス燃料供給部より、当該液化ガス燃料タンク内の前記液化ガス燃料を前記蒸発ガス貯蔵部に於ける前記蓄冷材に供給するのを停止するエンジンの燃料供給方法。 - エンジンの燃料供給装置を用いたエンジンの燃料供給方法であって、
前記エンジンの燃料供給装置は、
液化ガス燃料を貯蔵するための液化ガス燃料タンクと、
前記液化ガス燃料タンク内の前記液化ガス燃料から発生する蒸発ガスを、吸着剤を用いた吸着により貯蔵する蒸発ガス貯蔵部と、
前記蒸発ガスを、前記液化ガス燃料タンクから前記蒸発ガス貯蔵部に排出するための蒸発ガス排出路と、
前記蒸発ガス排出路を介して前記蒸発ガスを前記蒸発ガス貯蔵部に排出する際に、前記液化ガス燃料タンク内の圧力を調節するための第1圧力制御弁と、
前記蒸発ガス貯蔵部に貯蔵されている蒸発ガスを、エンジンに供給するための蒸発ガス供給路と、
前記蒸発ガス供給路に設けられ、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力を調節するための第2圧力制御弁と、
前記蒸発ガス貯蔵部を内部に収容し、前記液化ガス燃料タンクから供給された液化ガス燃料中に浸漬させて、前記吸着剤を冷却させるための蒸発ガス貯蔵部冷却用タンクと、
前記液化ガス燃料タンクと前記蒸発ガス貯蔵部冷却用タンクとの間に設けられ、前記液化ガス燃料タンク内の前記液化ガス燃料を前記蒸発ガス貯蔵部冷却用タンクに供給するための液化ガス燃料供給路とを備え、
前記エンジンが停止しており、かつ、前記液化ガス燃料タンクで発生した前記蒸発ガスにより、当該液化ガス燃料タンク内の圧力が一定値以上に高くなった場合、前記第1圧力制御弁を開状態にし、一定量の当該蒸発ガスを前記蒸発ガス貯蔵部に排出させ、前記吸着剤に当該蒸発ガスを吸着させて貯蔵し、
前記エンジンが駆動しており、かつ、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力が一定値以上の場合、前記液化ガス燃料タンクから前記液化ガス燃料を前記エンジンに供給すると共に、前記第2圧力制御弁を開状態にし、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力を減圧して、前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスを脱着させ、当該脱着した蒸発ガスを、前記蒸発ガス供給路を介して前記エンジンに供給するものであり、
さらに、前記エンジンが駆動している場合であって、前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスが一定量以上、前記エンジンに供給されたとき、及び/又は前記エンジンが停止しているときは、
前記液化ガス燃料供給路を介して前記液化ガス燃料タンクから蒸発ガス貯蔵部冷却用タンクに液化ガス燃料を供給することにより、前記蒸発ガス貯蔵部の少なくとも一部を液化ガス燃料中に浸漬させ、これにより、当該蒸発ガス貯蔵部内に設けられている前記吸着剤を冷却し、
前記エンジンが駆動している場合であって、前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスが一定量以上、前記エンジンに供給されていないときは、
前記液化ガス燃料供給路を介して蒸発ガス貯蔵部冷却用タンクから前記液化ガス燃料タンクに液化ガス燃料を供給することにより、当該蒸発ガス貯蔵部冷却用タンク内に貯蔵されている液化ガス燃料の液面を低下させて、前記蒸発ガス貯蔵部の少なくとも一部を液化ガス燃料中に浸漬させないようにし、これにより、当該蒸発ガス貯蔵部内に設けられている前記吸着剤の冷却を停止するエンジンの燃料供給方法。 - 前記エンジンが駆動している場合に、前記吸着剤を加熱する請求項1又は2に記載のエンジンの燃料供給方法。
- 前記吸着剤は、BET法により測定した比表面積が800〜2500m2/gの範囲であり、嵩密度が0.2〜1.2g/cm3の範囲の分子ふるい炭素からなる活性炭であり、
温度25℃、吸着圧力1MPaの条件下でのメタンの平衡吸着量が、当該活性炭の充填体積当たり、30ml/ml以上である請求項1〜3の何れか1項に記載のエンジンの燃料供給方法。 - 液化ガス燃料を貯蔵する液化ガス燃料タンクと、
前記液化ガス燃料タンク内の前記液化ガス燃料から発生する蒸発ガスを貯蔵する蒸発ガス貯蔵部と、
前記蒸発ガスを、前記液化ガス燃料タンクから前記蒸発ガス貯蔵部に排出するための蒸発ガス排出路と、
前記蒸発ガス排出路を介して前記蒸発ガスを前記蒸発ガス貯蔵部に排出する際に、前記液化ガス燃料タンク内の圧力を調節するための第1圧力制御弁と、
前記蒸発ガス貯蔵部に貯蔵されている蒸発ガスを、エンジンに供給するための蒸発ガス供給路とを備えるエンジンの燃料供給装置であって、
前記蒸発ガス貯蔵部には、前記液化ガス燃料タンクから排出された前記蒸発ガスを吸着して貯蔵するための吸着剤と、前記吸着剤を冷却するための蓄冷材とが設けられ、
前記蒸発ガス供給路には、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力を調節するための第2圧力制御弁が設けられ、
前記液化ガス燃料タンクと前記蒸発ガス貯蔵部との間には、前記液化ガス燃料を前記蓄冷材に供給するための液化ガス燃料供給部が設けられており、
前記エンジンが停止しており、かつ、前記液化ガス燃料タンクで発生した前記蒸発ガスにより、当該液化ガス燃料タンク内の圧力が一定値以上に高くなった場合、前記第1圧力制御弁が開状態になることにより、一定量の当該蒸発ガスを前記蒸発ガス貯蔵部に排出させるものであり、
前記エンジンが駆動しており、かつ、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力が一定値以上の場合、前記液化ガス燃料タンクは前記エンジンに液化ガス燃料を供給しており、また、前記第2圧力制御弁は開状態となることにより、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力を減圧し、前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスを脱着させ、当該脱着した蒸発ガスを、前記蒸発ガス供給路を介して前記エンジンに供給させるものであり、
さらに、前記液化ガス燃料供給部は、前記エンジンが駆動している場合に於いて、
前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスが一定量以上、前記エンジンに供給されたときは、前記液化ガス燃料供給部より、当該液化ガス燃料タンク内の前記液化ガス燃料を前記蒸発ガス貯蔵部に於ける前記蓄冷材に供給して、当該蓄冷材を冷却し、
前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスが一定量以上、前記エンジンに供給されていないときは、前記液化ガス燃料供給部より、当該液化ガス燃料タンク内の前記液化ガス燃料を前記蒸発ガス貯蔵部に於ける前記蓄冷材に供給するのを停止するエンジンの燃料供給装置。 - 液化ガス燃料を貯蔵する液化ガス燃料タンクと、
前記液化ガス燃料タンク内の前記液化ガス燃料から発生する蒸発ガスを、吸着剤を用いた吸着により貯蔵する蒸発ガス貯蔵部と、
前記蒸発ガスを、前記液化ガス燃料タンクから前記蒸発ガス貯蔵部に排出するための蒸発ガス排出路と、
前記蒸発ガス排出路を介して前記蒸発ガスを前記蒸発ガス貯蔵部に排出する際に、前記液化ガス燃料タンク内の圧力を調節するための第1圧力制御弁と、
前記蒸発ガス貯蔵部に貯蔵されている蒸発ガスを、エンジンに供給するための蒸発ガス供給路と、
前記蒸発ガス供給路に設けられ、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力を調節するための第2圧力制御弁と、
前記蒸発ガス貯蔵部を内部に収容し、前記液化ガス燃料タンクから供給された液化ガス燃料中に浸漬させて、前記吸着剤を冷却させるための蒸発ガス貯蔵部冷却用タンクと、
前記液化ガス燃料タンクと前記蒸発ガス貯蔵部冷却用タンクとの間に設けられ、前記液化ガス燃料タンク内の前記液化ガス燃料を前記蒸発ガス貯蔵部冷却用タンクに供給するための液化ガス燃料供給路とを備えるエンジンの燃料供給装置であって、
前記エンジンが停止しており、かつ、前記液化ガス燃料タンクで発生した前記蒸発ガスにより、当該液化ガス燃料タンク内の圧力が一定値以上に高くなった場合、前記第1圧力制御弁が開状態になることにより、一定量の当該蒸発ガスを前記蒸発ガス貯蔵部に排出させるものであり、
前記エンジンが駆動しており、かつ、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力が一定値以上の場合、前記液化ガス燃料タンクは前記エンジンに液化ガス燃料を供給しており、また、前記第2圧力制御弁は開状態となることにより、前記蒸発ガス貯蔵部内の圧力を減圧し、前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスを脱着させ、当該脱着した蒸発ガスを、前記蒸発ガス供給路を介して前記エンジンに供給させるものであり、
さらに、前記エンジンが駆動している場合であって、前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスが一定量以上、前記エンジンに供給されたとき、及び/又は前記エンジンが停止しているときは、
前記液化ガス燃料供給路を介して前記液化ガス燃料タンクから蒸発ガス貯蔵部冷却用タンクに液化ガス燃料を供給することにより、前記蒸発ガス貯蔵部の少なくとも一部を液化ガス燃料中に浸漬させ、これにより、当該蒸発ガス貯蔵部内に設けられている前記吸着剤を冷却し、
前記エンジンが駆動している場合であって、前記吸着剤に吸着していた前記蒸発ガスが一定量以上、前記エンジンに供給されていないときは、
前記液化ガス燃料供給路を介して蒸発ガス貯蔵部冷却用タンクから前記液化ガス燃料タンクに液化ガス燃料を供給することにより、当該蒸発ガス貯蔵部冷却用タンク内に貯蔵されている液化ガス燃料の液面を低下させて、前記蒸発ガス貯蔵部の少なくとも一部を液化ガス燃料中に浸漬させないようにし、これにより、当該蒸発ガス貯蔵部内に設けられている前記吸着剤の冷却を停止させるエンジンの燃料供給装置。 - 前記蒸発ガス貯蔵部には、前記エンジンが駆動している場合に、前記吸着剤を加熱するための加熱部が設けられている請求項5又は6に記載のエンジンの燃料供給装置。
- 前記吸着剤は、BET法により測定した比表面積が800〜2500m2/gの範囲であり、嵩密度が0.2〜1.2g/cm3の範囲の分子ふるい炭素からなる活性炭であり、
温度25℃、吸着圧力1MPaの条件下でのメタンの平衡吸着量が、当該活性炭の充填体積当たり、30ml/ml以上である請求項5〜7の何れか1項に記載のエンジンの燃料供給装置。 - 請求項5〜8の何れか1項に記載のエンジンの供給装置を備えた自動車。
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JP2015158648A JP6416054B2 (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | エンジンの燃料供給方法及びエンジンの燃料供給装置 |
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